愈々新緑の季節に花を添えるゴールデンウイークが終わり、民族大移動も終焉を迎えようとして居ます。野には色とりどりの花が咲き乱れ一年間で一番良い季節に迎えた10連休、民族大移動である恒例のお祭りですが、何処にも行きたくない私は唯々雑草が生い茂った庭を眺め、産卵が近いメダカ達と語り合い乍ら、去っていく春を慈しみました^^。

 

 

「止まってくださ~い」、最終日プレー中に観客に対して響いた声の主は天本ハルカの母・結子さんでした。
それは先週女子プロゴルフの国内ツアー・パナソニックオープンレディース最終日が28日、千葉県の浜野GCで行われ、首位から出た25歳プロ3年目の天本ハルカ選手が通算19アンダーでツアー初優勝を飾りました^0^/。7バーディー、1ボギーの66で回り、1998年度生まれの「黄金世代」では15人目となる初優勝で、5度目のプロテスト受験で合格した苦労人が5連続バーディーを決めるなど大混戦を制しました^0^/。
彼女は幼少から母子家庭で育ってきましたが、目の前で最高の母親孝行を果たして見せた果報者だったのです^^。笑顔でフラッシュを浴び続け、緊張した面持ちの彼女は優勝スピーチで少し声を上ずらせ「今季一つ目の目標だった初優勝を挙げることができて本当に嬉しいです。いつもサポートしてくれる母とチーム、そしてスポンサーと応援してくださる皆様に感謝の気持ちで一杯です」米ツアー6勝で日米11勝の畑岡奈紗、国内10勝の小祝さくら、同8勝の勝みなみ、日米7勝の渋野日向子、国内5勝の原英莉花等錚々たる連中が同期であり、天本は3月のアクサレディス宮崎を制した臼井麗香に続く15人目のツアー優勝者であり同期の優勝15人は国内ツアー最多となります^^。此の世代はその毛並みの良さから黄金世代と呼ばれ今季、小祝(1勝)を含め3勝もして居ます^^。
家族である母の結子さんは「ずっとこの瞬間を2人で夢見てきましたが、意外にドキドキしないですね」と一人娘のスピーチに目を細めました。「うちは母一人子一人なので、ずっと二人三脚でした。お母さんは娘の幼少期から日曜も働いて居り、彼女は祖父の自宅で過ごし、週末の午後はゴルフ中継を見るのが習慣でした。宮里藍に憧れ、8歳から握ったクラブでした。試合に出るようになると、用具代プレー代に加え、遠征費が必要なのでお金の工面が大変だったようです。お母さんは言います。「それは私が働いて出しました。本人は遊ぶこともせず、ゴルフ一筋でやっていたので、『将来、返してくれれば」の思いでやっていました。プロテストに4度失敗、私はめげそうでした🤬/」と正直に振り返ります。本人は諦めないで、「これが最後」との約束で挑戦した2021年11月、5度目のプロテストで合格し母子で抱き合って喜んだそうです^^。
お母さんは「この喜びを味合うためこの三年間やって来た感じです。今季はオフに『今年は複数回優勝する』と誓い合いました。だから初優勝は通過点だと思っています」と言います。現在も働くお母さんには、試合に同行できない週もありますが、今週末は必死でやりくりして会場に駆けつけることができました^^。
天本にとって初の最終日最終組は尾関彩美悠、佐久間朱莉と最強者とのペアリング、下には3連勝を狙う竹田麗央全員プロテスト一位で一発合格のエリートばかりです。多くのギャラリーが2人に注目して居ました。2人のプレーが終わると、大勢が歩き出すことの繰り返しとなりますが、その中でお母さんは右手を挙げて言っていた。「プレーに入りま~す。止まってくださ~い」此れはボランティアスタッフの役回りですが、結子さんは愛娘のために率先して声を出したのでした^^。優勝が決まった後、スコア提出を終えた娘を見つけて言った。「良かった。良かった。本当に良かった」そして涙を見せず二人で明るく笑い合った。そうです、これはゴールではありません。全てを分かり合う母子のサクセスストーリーのスタートでした。日曜日午後の一刻(ひととき)浜野GCを吹き抜けた爽やかで温かい光景でもありました^^。

 

一時、1ドル=160円を突破するほどの超円安が加速し、政府と日銀は先月29日の外為市場にて5兆円もの円買い、ドル売りの為替介入に踏み切りましたが、此のような由々しき事態を招いたA級戦犯である黒田東彦前日銀総裁に対し、何てことか!勲章が授与されました🤬!。政府は先月29日付で春の叙勲を発表し4108人が受賞し、「公務等に長年にわたり従事し、成績を挙げた人」が対象となる瑞宝大綬章の1人が黒田前日銀総裁でした🤬。彼って「公務等に長年にわたり従事し、我が国のために何もしないで法外な俸給や退職金を貪り莫大な損害を与えた人」即ち「国賊」ではなかったの?!🤬。

 

自民党は安倍派の十億を超える巨額なパーティー券問題が国民の怒りを買って先月30日行なわれた三都県の衆議院補欠選挙全てに惨敗しましたが、岸田総理は解散について「真摯に重く受け止める」と何時もの常套句を述べた上で解散については「全く考えていない」と開き直りました。「盗人太々(ふてぶて)しい」とは此のことか!全国民よ、挙って怒ろうぞ!」🤬。

 

先週の読めそうで読めない字    夢か現(うつつ)か幻か

今週の読めそうで読めない字  宵の明星を(夕星)と言う