梅雨も終わらぬ内に7月が到来し、熊蝉や油蝉の喧しい毎日ですが、近年昔幼い頃、深い森の奥でしか聞けなかったミンミンゼミが何故か近くで聞けるようになりました^^。そして素手で捕獲できるほど沢山居た「チーチー」と鳴く「ニイニイゼミ」が何時とはなく居なくなっています(;;)。
戦時中、姫路の北東にある白国に疎開していた終戦を挟んだ4年生10歳の折、毎日放課後になると名刹瑞巌寺のある増位山の山中に入って風呂沸かしと食事造りの燃料として枯れ枝拾いが毎日私に課せられました。すぐに燃える枯れ枝を探すことはとても大変で早く歸らないと道に迷うし、猪は出るし、難行苦行でありました。顔を合わせたことがありませんが、狐も沢山居て昼間はウサギ同様絶対に姿は見せませんが「コンコン」なんて鳴かず夜中に「ギャー」と鳴いてました(;;)。
思えば私は父母姉弟5人家族の生活を守るために勉強をする時間もなく懸命に働いて居ました。勉強の方はしたくても、教科書も書く紙も何もない戦争の終焉期でしたから教室では先生が戦争への呪いと紙がないボヤキに終始する悲しい授業でありました(;;)。
戦争が終わって秋になったら、或日突然男女共学が実施されて何処に居たのか見知らぬ女生徒がやってきて隣の席にシラッと坐って狼狽える男子達を横目で睨んで居たことは以前触れましたよね(;;)。軍事政権のもとでは小学校入学以来女生徒との会話は厳禁されていたので女性との交流が全くなかったのでした(;;)。
あれからもう80年近くが経過しましたが、私が昨日のことのように鮮明に憶えているのは見知らぬ女生徒が隣の席に坐って居た衝撃の大きさであって、決して皆様にはお分かり頂けないと思います。
話は本論である人口減少の問題に戻りましょう。大都市を中心に出生率が低くほかの地域からの人口流入に依存している25の自治体を政府は「ブラックホール型自治体」と呼んで、こうした地域では出生率の向上に向けた対策が特に必要だとされて居ますが、具体的な方策などを模索している様子が何処にも見当たらず、お役所は?マークの儘、単に手を拱いて居るだけで何も行動を起こそうとして居ないのでは?と強い疑惑に駆られます🤬。
2023年の日本人の出生は5、8%減、出生率は1.20前後に低下し、前年に比べて4万人以上少ない72.6万人となる見通しであり、減少率のマイナス5.8%は2016年以降減少が加速した中でも19年と並ぶ最大の減少となりそうです🤬。
合計特殊出生率「出生力、つまり人口に対して生まれた子供の数を表す指標は、その年次の15歳から49歳までの女子の年齢別出生率を合計したもので、1人の女子が仮にその年次の年齢別出生率で一生の間に子供を生むとしたときの子供の数に相当し、人口動態の出生の傾向をみるときの主要な指標となっています」は過去最低であった22年の1.26を下回ることが確実であって1~9月の人口動態統計概数から試算した23年の合計特殊出生率はナント!1.20未満に下がる見通しです🤬。
国立社会保障・人口問題研究所から23年4月に公表された将来人口推計の出生数との比較では、23年の実績が推計値を1万2千人下回ることになり、社人研の将来人口推計では24~30年は出生数が横這いで推移し、74万人以上を維持するとしており、合計特殊出生率も2030年に向けて徐々に回復し、その後長期にわたり1.30以上を維持すると謂う極めて非現実的な見通しが発表されて居ますがそんな税金無駄遣いの標本のような国立社会保障・人口問題研究所など潰れてしまえ!🤬
先週3日最高裁にて違憲の判決が出され旧優生保護法による多くの遺族たちが涙に暮れましたが、この悪法がなければ、合計特殊出生率など気に掛けることもなく長期に1.5を楽々維持できたのではないでしょうか?🤬。然し現実にはアホな政府役人達の独断でこの悪法が実行されたせいで皮肉にも日本民族が滅亡の危機に晒されることになったのです🤬。この悪法は1950年から70年代のことであり提訴まで20年以上経過していることを理由に除斥期間を適用されるべきだと盗人猛々しく主張した国でありましたが、明晰な最高裁大法廷は此れに対し国が除斥期間の過ぎたと主張することは信義則に反し被害者の賠償責任権は消滅して居ないと結論付け人間の尊厳を護って頂いたのでありました^^。最高裁判事って頭カチカチ高裁上がりの判事でなく教養との良識ある民間人が多く択ばれているからだと思います^0^/。然し一方で足許23年の実績値は中位推計を下回り、先行きも中位推計から大きく下振れして推移する展開が予想され私の孫二人が棲む東京都のそれは昨年度ナント!0.99なんだそうですから私は思わず涙が零れましたよ🤬。
先週の読めそうで読めない字 与えられた仕事(熟す(こなす)
今週の読めそうで読めない字 (私か)に彼に逢った
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