メタボは病気なの?

時期外れの颱風が来たりして何処彼処と被害甚大だ。此奴は何時も朝鮮半島に向かいながら、直前で直角に右折して我が国に到来するのはきっとあの国から邪悪なものが漂ってくるのを本能で察知して避けているのではなかろうか、颱風は賢い奴だな。

先日の新聞にて人間ドック協会から突如日本人の健康な血圧を129以下から147以下に訂正すると発表された。平成13年当時高血圧症とされる値が最高160以上だったのが何時とはなく150になり140に下げられ現在は130から高血圧とされて居ることは甚だ面妖だが、理由は医者が自分達のために病人を作りたがって居るのだろう、今回一足飛びに147に跳ね上がったのにはビックリして先週内科受診の折、測って貰った私の血圧が何時も通り132だったことから、「先生、もう私は高血圧症ではなくなったんですね」と念を押したら「とんでもない、人間ドック協会の発表は真っ赤なウソです」と言われてしまった、矢張り私は高血圧だそうだ(;;)、多くの患者から質問があったせいだろう急に饒舌になった先生の話では今回の発表は国民が病人ばかりとなって人間ドック協会の受診者が最近随分減ってきて困った挙げ句でっち上げたものであり、高血圧を148にしておくと血圧が147以下の患者は医者に行かなくなり従って人間ドックに受診して貰える回数が増えるだろうとの浅はかな勝手読みだったそうな…。

先日さる本を読んで居たら興味深いことが書いてあった。人間は高齢になると体の何処彼処が不調になるのは加齢によって当然のことだが、医者と製薬会社が結託し加齢による体の不具合をムリに病気に仕立て上げて薬を売ろうとする企みなんだって…(;;)、血圧も体が老化すれば高くなるのは必然だが、医師会と製薬会社に丸抱えされた厚労省は血圧と年齢との段差について全く触れずに129ラインを譲れないらしい、私は降圧剤のプロプレスを処方されて10年以上毎晩飲んでいたが何時しか眩暈(めまい)やら体がクラクラするので先生に訴えてもまるで聞いて貰えず、仕方なく勝手に飲むのを止めたら眩暈などがなくなり、あれから2年経つのに血圧もプロプレスを飲んでいた頃と少しも変わらぬことが分かったから此まで降圧剤を飲んで居たことが何の効果もなく寧ろ躰に負担を与えて居たに違いないことを悟った。ネットを見ても降圧剤は一時的に血圧を下げる効果はあっても、高血圧を癒す薬ではないとはっきり書いてある。近年厚労省が減塩減塩とマスコミの力を借りてまでPRに努めたお陰で、漬物屋さんや味噌メーカーを沢山倒産させはしたが、そのお陰で昔はダントツに多かった脳卒中の人が急激に減少し今やガンが一位となり、二位の座を心臓病が占めることになったが、この二位に進出した心臓病の原因が曲者で、二位に躍進できた手柄は降圧剤が齎(もた)らしたせいらしい(;;)。きっと高血圧の基準値が大幅に引き下げられた結果、病人の定義が広げられて降圧剤を飲まされる患者が増えたからに違いない。そしてその結果心臓病の患者が急増したんだろうね、うちの妻も十三年前と今年になって3回と心臓の手術を受けて居るが、私は妻の心臓病の原因は厚労省の意図的な数値の引き下げにより飲むことを余儀なくされた降圧剤のせいだと信じて居る。厚労省って一杯病気を増やしてまで製薬会社と医師会を助けて居るなんて悪い奴やな(>_<)。
冷静に考えれば分かることだが30歳の若者じゃあるまいし80歳の老爺で130の血圧は決して高血圧ではなく年齢的から見て寧ろ低血圧ではないかと思うが、低血圧は対処法が全くないから医者は低血圧とは絶対に言わないのだろうね^^。何で130が高血圧や!

話変わるが、メタボってよく聞くよね、正しくはメタボリックシンドロームと謂うそうだが、此には科学的根拠が全くなく単にお腹周りが男性で90cm女性で80cm以上をメタボ症候群と呼んで糖尿病なんかになり易いとか謂われているが実際には糖尿病発症患者の55%がメタボ腹でない人が発症して居るのが事実なんだ、此ではメタボでない人のほうが糖尿病になり易いことになるからメタボの基準そのものが怪しいことが分かるが、日本人は誰も生活が豊かになって居るから肥満=栄養の取り過ぎに拠る病気持ちがイメージし易いからだろう、でも本当に病気になれば糖尿病でも肝臓病でも躰が痩せてくるのが当たり前だからメタボで糖尿予備軍との診断は明らかに牽強付会であって、製薬会社が降圧剤や肝脂肪治療薬を売らんかなの邪(よこしま)な姿勢が垣間見えるよな(><)、延いては薬の副作用のせいでならずとも良かった病気になったりしては本当に製薬会社の思う壺だろうね(><)。医者は自分の家族が風邪を引いても薬を飲ませない話は誰もが識って居るが、我々はいざ風邪を引けば勇んで医者の駆け込むから困ったモンだ。美味しいモンを食べて横になってりゃ治るのにね。医者の方もそう言ってしまうのが正解だと分かって居乍ら、自分達の生活が掛かって居るから製薬会社の味方をして病人を増やさねばならぬのが辛い処だよな(>_<)。

大阪高裁にてヘイトスピーチが違法な人種差別だと在特会の幹部達に有罪判決が下されたと先週毎日新聞は報じた。記事の末尾に判決直後に傍聴席の一人の女性が「日本の司法は終わった、恥を知れ」と叫んで退廷したと小さく記されて居た。天晴れ勇気ある大和撫子だね、平成3年10月朝日新聞本社社長室で自決された右翼の旗頭野村秋介さんも泉下で莞爾と笑みを湛えて居られることだろう^^、毎日は偏向報道の朝日と違って志操堅固だからきっと在特会に肩入れして此のハプニングを記事にしたんだろうね、それにしても裁判長が此の女性に法廷侮辱罪を執行しなかったのは、裁判長自身実はこの判決に内心忸怩たる思いがあったんじゃなかったかな?在特会ガンバレ^^

先週の漢字挿入の答え
①悲しみを(表)した ②名作を(著)した ③急に(現)れた

今週の漢字挿入の問題
①心の(イタ)み ②塀の(イタ)み ③彼の死を(イタ)み…

睡眠預金払戻引当金

画像 画像

  
7月にもなると庭の雑草も一段と生長し、虫達も同じく随分大きくなった。昨秋お得意先から頂戴したカマキリの卵は数百匹生まれる筈だったが結局孵らなかった(;;)、処が何処かから風に乗って来たカマキリの赤ちゃんが数匹飛んできて隣家の愚娘宅庭のバジルの葉に棲息している。どうやらバジルの葉を食する虫が餌になるらしく一向に場所替えせず1週間になるのに律儀に棲みついている^^。事務所の庭に連れてきて背の高い草に棲まさないと鳥に食べられると忠告するのだが、愚娘は何故か可愛いカマキリの赤ちゃんの仕草が気に入って居り承知しない、虫が何より大嫌いの愚娘にしては珍しいことだと愕いているが、幼いカマキリの仕草がユーモラスだからだろう。でももう一月もしたら10cmにも成長するからあの獰猛な面構えに愚娘はとても耐えきれないだろうな^^。

明石川で掬ってきた数匹の川エビが繁茂する水草の環境が良かったのかうちの庭のビオトープで異常に蕃殖し、柄杓で一掬いしただけ数ミリサイズのが100匹位入ってくる^^。沢山居たメダカも最近見掛けなくなりエビばかりでひょっとしたらメダカは淘汰されてしまったかも知れない、若し生きて居ても斯くも過密なエビだらけの世界ではメダカも住み難いだろうと思っていたら、先日お得意先のMさんが仕事のことで来られお孫さんが水槽でメダカを飼って居られると聞いたので、エビを差し上げようと申し上げたら大変喜んで柄杓一掬い分持って帰られた^^。何でもメダカはホームセンターで1匹50円位で買われるとか…(;;)。
ホームセンターでメダカとは信じられない、護岸工事がされる20年位前まで私は休日の早朝近くの福田川へバイクで鮒釣りに出掛けて居た、あの頃は釣り餌のうどんに塗(まぶ)す蛹(さなぎ)粉の匂いを嗅ぎつけ長靴の足許にメダカが無数に群れて手掴みできる程だったことを憶えている^^。それがアホな地方自治体と利権に絡む建設省と建設業者の陰謀により、嘗て出たこともない洪水対策だと護岸工事が為されて水流が均一化しワンドがなくなりメダカ達は海に流されて豊かで尊い自然が失われてしまったのだ(>_<)。
Mさんが帰られてからすぐに気付いたのでメダカに食べられぬよう水草などを入れて下さいとメールしておいたのだが、読まれることなく翌朝Mさんからメールがあり、持ち帰ったエビを早速メダカの水槽に入れたらあっという間に全部食べられてしまったそうだ、粉末加工餌ばかり食べて居るメダカにとって生まれて初めて食べる飛び切り美味しいビフテキだったのではないかしら? 未だ幾らでも居るから取りに来て下さいとメールしておいたからその内に来られることだろう。

春に株を少し買って居た三井住友FGから定時株主総会の通知が来た、貸借対照表などが添付されていたので見ると負債の部に「睡眠預金払戻損失引当金」が約150億円計上されて居た。察するに此は10年以上出し入れがなく法律上時効になった預金の払い戻しに対応するものだろうが、大半は高齢者が大切に隠し持っていた定期預金などに違いない。きっと自分の老後の万一に備え、集(たか)ってくる子ども達から見付からぬようこっそりと隠したものだろうが、真実を明かせぬ儘にあの世行きとなって何も知らぬ遺族達により隠された儘通帳が残された衣類等と焼却されたに違いないと思う。銀行は故人の住所氏名を明かしても通帳や証書を持参しない限り時効を楯に絶対に払い戻してくれない、三井住友で此の金額だから郵便局なら一桁違うだろうし全国の金融機関を入れると5000億円を超えるのではなかろうか。元はと謂えば親の信頼を得られなかった子に非があるが、金融期間も阿漕だよな、せめて1000万円以上の金額の預金に付いて公告か通知ができないものか、通知等あれば遺族が気付いたかも知れず捜せば通帳が見付かったのではないか。来春日本郵政の株式が一般公開される予定だがバランスシートの「睡眠預金払戻損失引当金」の金額が一体幾らなのか一度見てみたい、凄いやろな^^。

男が泣くときって感動の極みだとか、肉親との永遠(とわ)の別れで悲しみの余りに我を忘れたときだよね、あの変な県会議員はどうして泣いてたの?あれはまるで見え透いたウソがばれた時の誤魔化し泣きの幼児じゃないか!英メディアに「温泉スキャンダルでフルスロットルの謝罪」とまで書かれ動画リンク付きで報道されたから日本人の恥を満天下に曝したね、彼はもう明るい処を歩けないよね、それでも彼は笑って平気で歩くんだろうな、世の中には情けない男も居るもんだね(;;)。此の野々村議員今回の県議選の得票が11291票もあったそうだが本当に泣きたいのは此の議員に投票した西宮の選挙民ではないだろうか(>_<)。

先週の漢字挿入の答え
①火の熱が(煖)かい ②心が(温)かい ③(暖)かい一日だった

今週の漢字挿入の問題
①悲しみを(アラワ)した ②名作を(アラワ)した ③急に(アラワ)れた

「アグネスラム」の時代


明日で今年も半分が経過することになる、歳を取ると月日の過ぎ去る早さに愕くね。

梅雨も未だ明けないと言うのに灼熱の太陽がやって来た。灼熱の太陽と謂えば先日「アグネスラムの居た時代」と謂う新書を見付けて読んだがとても面白かった^^。50歳以上の男性ならこの名前を憶えて居るだろう^^、仕事には毎日赤ちゃんを連れて行けとムチャクチャ言って、通勤の満員電車でどうしてそんなことができるかと反論した林真理子達と所謂「アグネス論争」を巻き起こしたあのアグネスチャンではないから宜しくね^^。丁度ロッキード事件の嵐の中だったかな、ハワイから遙々渡って来た此の女の子は次の年も来たが今より5度は低かった寒い日本は究極肌に合わずホームシックがきつくて居付かずに帰ってしまったが、金に目が眩まない処が潔かった。その健康的なヌードは10週続けて週刊読売の表紙を飾るなど爆発的な人気だったよね、我が国の巨乳ブームは彼女によって湧き上がったようなものでトップがアグネスラム、2位は由美かほる三四がなくてか…などと謂われていたが当時は巨乳なんて下品な言葉はなく「ボインちゃん」なんて可愛く言って居たから表現もソフトだった。現在とは栄養事情も違ったし、AVもない良き時代であり大きい乳房もロケット型でなく饅頭型で劣情を醸すことのない母親タイプだったが今と違って健康的な若者達はそれで充分満足していた^^。

あの時代は若者向け週刊誌が花盛りで、私が30歳の頃創刊された「平凡パンチ」など100万部を突破する勢いだったが目玉は若い女性、ファッション、車の3本立てでありグラビアは青空の下で若い女性の健康的なヌードのお色気が売り物だったからアグネスなど絶好の材料となり、「ビキニの天使」などと謳われて世の若者達を震撼させて居たのだ。此の雑誌は20年以上続いたがバブルの最中(さなか)に潰れた(;;)。潰れた原因はそれまでワイルドで明るかった若者がバブル崩壊に遭遇して希望を失い失速し、若い女性、ファッション、車が彼等の興味から遠のき警察の介入もあって暴走族も少なくなり、人との関わりを煩わしく思う無気力な若者の世代へと移って行ったためだろう、日本経済の一部を支えて居た彼等若者のエネルギー喪失がバブル後の不景気を助長したんだろうね。恋人を助手席に乗せることを目標に昼夜齷齪(あくせく)と働き「スカG」や「フェアレディーZ」を買おうとして居た若者達が少し宛居なくなり、多くが何故か無気力なプータローになり、明るい屋外型の若者から家に引き籠もって過ごす無気力なニート族に変貌したから生産と消費が逆転して、我が国の経済成長が沈滞化し暗澹とした世界が到来したんだよな。あの頃までは初対面の人と話すとき「貴方は今何に乗って居られますか?」なんて話の切っ掛けだったのを憶えている^^。愛車が「日産チェリー」でも「スターレット」でも結構話が盛り上がったもんだよね^^。今の若者はどんな話を切っ掛けにしてるのか興味深いね?あの当時の若者はお金を貯めることと恋人を持つためにエネルギッシュで誰も未来への希望に満ち溢れて居たからとても良き時代だったと思う^^。

当時は私自身も40歳で充分に若く、休日には大きなバイクで高速道路を翔っていたし、バイクのハンドルに装着した8トラックステレオから流れたヴァン.ヘーレン、ビリー.ジョエルそしてエルトン.ジョンなどが奏でたハードロックがとても懐かしい。現在NHKで放映されて居る中山美穂のドラマ「プラトニック」の主題歌に何故かビリー・ジョエルが使われているのを聴き愕いた、彼は既に過去の人だと思ったが今の若い人には何か共感させるものがあるとすれば嬉しいね。「ストレンジャー」や「オネスティ」なんてとても懐かしい^^。若者達よ、ビリー・ジョエルを聴いて古き良き時代のあの覇気を取り戻せ!

東京都議会を騒がしたヤジの当事者鈴木都議が否定から一転し、発言を認めて塩村議員に謝罪した。憮然とした塩村議員の前で悄然と頭を下げる都議の写真を日経の一面最上段にカラーで掲げられては無様(ぶざま)と言う他ない。男のプライドを持たぬ不甲斐ない議員だね、此の写真は公衆の面前に全裸で立たされるのと変わらぬ位恥ずかしいものだと認識せぬ品性のなさが情けないよね(;;)、「早く結婚しろ、がセクハラとは断じて思わない」と断固突っぱね、それで大義を失えば都議を辞職するのが男の矜持と謂うものだ。

一方ヤジの擁護論も少なくなく経済アナリストの小笠原誠二氏(元大蔵官僚)は「彼女はいろいろ問題の多い女性だから一方的にセクハラと決め付けるべきでなく、彼女をよく知る人なら同感できるヤジではなかったか」と述べて居られ、又先週発売の週刊新潮では昔グラビアアイドルだった彼女が元カレから慰謝料1500万円巻き上げたことなどを明石家さんまのトーク番組「恋のから騒ぎ」で披露したと数々の悪行が暴露されたから、彼女が此まで札付きの悪女であったことを図らずも露呈した。どうやら彼も早く頭を下げ過ぎたようだった(;;)。

「早く結婚しろ」とは一昔前(今でもそうだが…)なら娘の両親や親戚を始め誰もが口にする常套句だったが、誰もが口々に言っていた此の言葉がどうしてセクハラなんだろうね、「早く結婚しなさい」なら良かった訳でもなかろうが…、私は塩村議員を35歳と報道したマスメディアの方がずっとセクハラだと思ったよ、ひょっとして「早く結婚しろ」は25歳なら良くても35歳ではセクハラになるのかな(;;)。未だ充分子どもの産めるトシだよね、私は少子化に逆らうこの言葉がセクハラだとは全く思わないが世の中も随分変わったな、昔は学校の先生が女子生徒を叱るとき「コラ、そこの大根足」なんて平気で言って居たが、今は先生がそんなこと言ったらモロにセクハラだと思われ相当やばいんじゃないのかな?産めよ増やせよが国策だった当時は沢山子どもが産めるのは大きいお尻と太い足が必須条件だったからこの言葉も決してセクハラなんかじゃなかったんだ。何回も言うようだが世の中随分変わったね。その内ビジネスの相手に「美人ですね」なんて言ってもセクハラだと言われるんだろうか?「私はお人形ではありません、仕事を評価して下さい」なんて言われたりして…(;;)。

先週の漢字挿入の答え
①梅雨が(明)けた  ②暫く家を(空)けて居ました  ③この戸を(開)けて下さい 

今週の漢字挿入の問題
①火の熱が(アタタ)かい ②心が(アタタ)かい ③(アタタ)かい一日だった

「はなをかむ」と書ける?

今日は8か月振りの漢字検定だった。神戸市の会場である学園都市は遠いし、試験場が若し外大でなく流通大学だとバス停から徒歩の距離が長くて疲れるので今年は思い切って試験会場を明石市に移した。明康殿は始めて10年前に検定を受けに行った処だが、本業が結婚式場で会場内が暗くて問題が読み辛くそれきり行かなかった。然し最近腰の調子が悪く学園都市の教室では椅子は机と一体化して私の躰の自由にならず腰の位置の融通を考えて敢えて会場を変更したがこっちの方も結構座り難くて困った(;;)、従って当然検定の感触も余り良くなく先ず先ずだったろうか。

漢字検定に因んで今日の話題は不思議な漢字の話だ、先日懲りずに清張さんを読んで居たら、文中「(ハナ)を(カ)む」と書いた個所があった。勿論漢字で書いてあったが普通に考えれば(ハナ)は鼻だし「カム」は何故か書けない字だよね。漢字博士の孫に訊ねても流石に「はな」しか書けなかった(;;)
実は清張さんは「洟を擤む」と書いて居たんだ^^。字面が面白いナと思って辞典で調べたら、「鼻」とは顔の真ん中に聳えて匂いを嗅ぐものであり、其処から流れ出るものは鼻水で鼻でなく洟(ハナ)だったんだ。つまり「洟」は「はなみず」を意味する「ハナ」だ、尚「擤む」は偏も旁(つくり)も分かり易い字だが漢検辞典1級配当漢字6000字以外の字で2万字登載の漢和字典でないと見付からない、此の字の旁(つくり)は旧字体の鼻であり廾(にじゅうあし)の頭が上に出て居ない処に注意してね。語源を察するに昔は紙がとても貴重品だったから使えずに洟は手で擤んでいたんだろう。今でもお百姓さんは野良で片手でピッとやっているよね、その動作をその儘字にしたのが「擤む」なんだ、面白いね^^、鼻は匂いを嗅ぐ躰の一部の名称であって、洟は「はなみず」のことだなんて目からウロコだ^^。折角だからどちらも常用漢字にして小学生に教えたらどうだろうな、「鼻」は小学3年生の配当漢字だから同時に教えたらこの年頃の子ども達は好奇心のかたまりだから三つとも確実に憶えると思うよ。文科省も英語英語と国語教育に怠けていないで少しは賢く頭を使ったらどうなんだろうね!正しい英語を覚えるにはちゃんとした日本語ができなければダメだと言われるモンね。

グラビアアイドル出身で放送作家であるみんなの党の塩村あやか議員(35歳独身)が東京都議会で女性の晩婚化や晩産化について都の福祉行政の遅れを発言したことに対し、自民党議員数名の発した「結婚しろ」「子どもが産めんのか」のヤジをマスメディアが取り上げて問題化し、遂に石破幹事長が先週発言者が陳謝に名乗らなければ声紋鑑定までして犯人を特定すべきだと息巻いた。世論は全員が塩村議員の味方のようだが私は彼女の質問が自分自身のことを言っている訳ではなく正鵠を得たものだと思わない。自民党議員のヤジは至極当然で尤もであり、彼女の言い分を言い換えると謂わば自分の意思で大学に学ぶ努力を怠った者が現行の大学教育の制度にイチャモンを付けているが如きではないか、女性の晩婚化や晩産化への問題点は自がら経験し体験した苦しみから発せられるべき質問であって、安全地帯に居て生活が保証され外野に居る者に発言できる権利はない。何れ野次った議員は出頭すると思うが、国民の前で子ども達の福祉については「自らが結婚と出産を経験してから言って下さい、「又聞き」は語った人の偏見が混じるから都民に語るべき正確な情報とは思えません」と言い返してやったらどうなのかな?

先週の日経夕刊のコラム「こころの玉手箱」は演歌の水前寺清子(68歳)だった、1960年代「365歩のマーチ」や「いっぽんどっこの歌」など一世を風靡し演歌で明け暮れた時代で彼女は日本クラウンの所属だったが、1973年に同社から出たかぐや姫の「神田川」が大ヒットしたことで世間の風潮ががらりと変わり演歌が廃れフォークやニューミュージックが席捲し、レコード会社も軸足をそちらに移したため、彼女は一座を率いて日本中をどさ回りをする運命となり現在も続いて居るそうだ(;;)。その時代をとって代わった「かぐや姫」の南こうせつが矢張り同じ日経夕刊のコラム「こころの玉手箱」に登場されたことを昨年12月ブログ「神田川」でご紹介したのは皮肉な回り合わせだったが、お二方共に現在立派に現役を張って居られることは日経のコラムに登場されることで充分証明されるから偉いね^^。ファン層はまるで違うが芸能人として40年も50年も舞台で歌えるなんてどんな体力の持主なんだろうと呆れてしまう。半年先の公演まで切符が発売されて居るそうだが、風邪なんか引いたらどうするんだろうね、先日切符を完売しながら腸捻転で公演中止離日したポールマッカートニーだったが会場のキャンセル料と入場料の払戻でプロモーターは倒産したのと違うのかな?

先週17日斂葬の儀が行われた桂宮殿下の葬儀費用に政府は2億円を支出した。若い頃桂宮殿下は「皇位継承権のないお前なんか何で税金で食わせてやらんとあかんのか!」と、友人から嘲られたことで己が身分を甚く羞じて深く傷つき皇室を離脱されようとしたが果たせず、又費用の点を考慮して結婚もされなかったとか…(;;)、政府並びに宮内庁はせめて生前殿下を掩った深い心の傷を慮(おもんぱか)って簡易葬で済ませることができなかったものか…、

27年前に従軍慰安婦の存在を認めた河野洋平の談話は韓国のシナリオに基づいたものだったことが暴露された!この軽薄な亡国政治家にはとことん腹が立つ(>_<)、彼は嘗て息子の肝臓を移植されたが、そうまでして生き恥を末代まで晒したいのか!

先週の漢字挿入の答え
①川の流れを(塞)く ②風邪を引いて(咳)く ③二人の仲を(堰)く ④彼との時間に(急)く

今週の漢字挿入の問題
①梅雨が(ア)けた  ②暫く家を(ア)けて居た  ③この戸を(ア)けて下さい

「小学館」は偉かった

未だ6月なのに真夏日が多くなって連日熱中症で運ばれる人が続出して居る。寒いのは保温の手立てもあるが、暑い戸外では上がった熱を下げる手段が余りなく、我々の幼少時と違って冷房が当たり前の時代となって室外機から出るフロンがオゾン層を破壊して居ることが高温の原因であり、食べる物も着る物も石化製品ばかりに囲まれた生活が躰から暑さに対する抵抗力を奪い去って居るのだろう。地球が滅びるのももう遠くないね(;;)。

「幸せにすると言ったのに、幸せになったのは俺の方だ」
此は山口県の小野田市が募集した「女と男の一行詩」の最優秀作品だが、妻の仕合わせを心から嬉しく思う気持ちが滲み出ていい詩だね。とても感激した、日本人らしい謙虚で控え目な表現が良かった^^、妻の愛を全身で受け止めて仕合わせを噛みしめた詩だ、きっと夫婦の会話も少なめでも以心伝心満ち足りた生活を送って居られるのが手に取るように分かるね。本当に仕合わせなのは女性の方かも知れないが、そんなことはとはどっちでも良い位仕合わせな夫婦だ。「僕」ではなく「俺」だった処が夫婦の年輪を感じさせるね。
昔或る哲学者が「男は一人では仕合わせになれない、男は女が仕合わせになって呉れた姿を見て自分の仕合わせを始めて知ることができる」と言った。相手の仕合わせな姿を見て自分の正しいポジションが実感できるなんていいね。でも男の仕合わせって相手任せだとしたら、男の仕合わせは巡り会う女性次第で儚い蜉蝣(かげろう)のようなものだろうか、難しいテーゼだね。「ソクラテスの妻」なんて可成り有名な比喩だ、幸い私など生来浮気性の詰まらぬ男であり乍ら充分すぎる程仕合わせな人生を送れたから50年以上も私を支えてくれた糟糠の妻には心から感謝せねばならないね^^。

福島県内放射線被曝に関し、漫画「美味しんぼ」が先日のNHK「クローズアップ現代」で取り上げられた。漫画が放射線被曝実態の主役を務めることになろうとはよもや思わなかったが、私は漫画「美味しんぼ」の作家がこれまで誰も知って居ながら誰もが言わなかった被曝に付いて元町長の口を借りて国民に真実を告げたことを偉いなと思った。然し3年余りも事実を隠蔽し国民を疑心暗鬼に陥れた一番の犯人は政府や東京電力によって懐柔された科学者だと私は思う。彼等科学者の言い種は「明らかに健康被害が出るとは考え難い」とか「安全と言えるかも知れない」など言葉を濁して逃げ、決して結論を下さないことだった。人間なんてものは必ず言葉の裏を読むものだ、「健康被害が出るとは考え難い」とは逆に言えば「被害が出るかも知れない」と謂うことであり、「安全と言えるかも知れない」は明らかに「安全と言えないかも知れない」を暗示して居る。「勝てるかも知れない」と監督が謂えば選手はきっと「負けるのでないか」と思うのと同じだ。彼等に真の科学者の矜持があれば「私にはコメントできない」とどうしてはっきり言えぬのか!きっと此の科学者達は政府や東京電力から生計(たつき)の糧を得ているから言えないんだと思うが情けないよね、何が科学者や!然し若し反骨の科学者が居て被曝実態について発言したとしてもマスメディアは政府に遠慮して必ず握り潰し活字にしなかったろう、漫画だった処が意表を突いた、小学館の編集長は偉かったね^^。

健康被害と謂えば、先日天皇陛下と美智子妃が足尾銅山田中正造記念館を訪れられ鉱毒汚染による渡良瀬川周辺の農民達の悲劇を明治天皇に知らすべく直訴しようとして阻まれ果たせなかった憂国の士田中正造の直訴状をご覧になったそうだ。思えば直訴から113年を経た。何故か足尾銅山渡良瀬川鉱毒の悲劇について此までどの天皇も目を背け100年余は長すぎた、昭和天皇は戦後全国彼方此方に植樹など行かれたが、一番始め足尾銅山に足を運ぶべきだったのではなかったのか、何を今更…と万感の思いが胸を打つ(;;)。

先週木曜日朝刊の社会面の左右両面に滋賀県高島市と謂う聞いたこともない街の事件が報道された。片や神戸沖埋立処分場で基準値を遙かに超えるダイオキシンを含んだ廃棄物が永年に渉って高島市から運び込まれて居たことが発覚し此が故意であったことを市自身が認めた怪しからん事件で、片や高島市の市立中学で生徒が校舎三階から転落し、原因が苛めによるもので原因を究明中なんだそうだ(;;)。此の市は9年前に高島郡の5町1村が合併してできた市で滋賀県で一番面積の大きな市だそうだが、市の名前を知らない人が多いから同じ日に事件が2件も新聞を飾れば市名のプロパガンダは絶大だったね、だけど知れ渡ったのが此の市の悪名だったのは情けない(;;)、此の二つの事件のせいで此処の住民が他所の地で自己紹介し「あの高島市の方ね」とか謂われのは辛いよね。二つともに何処にでもある事件だが同時に発表されると高島市が如何にも札付きの悪質な街だとの印象を持たれてしまうから市関係者は大変だったろう、観光地などでなくて良かったが風評の消えるまで此処の住民は自分が高島市に住んで居ることを他の人に知られたくないだろうな(;;)。

東京地検特捜の対象にされたスイスのノバルティスファーマって製薬会社は世界でナンバー2の地位にあり乍らメチャ悪い会社やな、似た薬など幾らでもあるから医師会は全国の医師に対して此の会社の発売している薬を処方しないように通達して我が国から追放できないものかな?でも製薬業界では此の会社など氷山の一角なんだろうね(;;)

先週の仮名付けの答え
①入魂 ②入水 ③入牢
①じっこん (親しく付き合う) ②じゅすい(水中に身を投げて死ぬ) ③じゅろう (牢屋に入れられる)

今週の漢字挿入の問題
①川の流れを(セ)く ②風邪を引き(セ)く ③二人の仲を(セ)く ④彼との時間に(セ)く

難読漢字や仮名付けは難しくて不評のため今週から易しい「漢字の挿入」にしました^^。
此の字はそれぞれパソコンで検索できる簡単な字だが、パソコンのエイトクは熟語の構成まで配慮してくれないから、間違った漢字を充ててメールの相手に貴方の教養を疑われることのないようにしてね。

健康保険の割引制度を

画像

  
暑い夏の前哨戦だ。庭に放置の植木鉢から先月半ばよりスクスクと茎が伸びてきて軈てとても可愛い白い花が咲いた。種を蒔いた憶えが全くないから、何時か何処か道端に咲いていた野草を掘ってきて植えたのをすっかり忘れて居たに違いないと思う。水も遣らぬのによくぞ咲いてくれたものだ^^、名前を知りたくて図鑑を調べたがよく分からず、鉢を持参して近くに住む花博士を訪ね「小母ちゃんこの花分かる?」と聞いたら「西洋のこぎり草」だと教えられた。葉っぱが鋸のようだからだそうだ^^。名前さえ分かればネットで検索できるし実際ネットの写真通りの花だった^^。78歳の老爺から小母ちゃんと呼ばれる此の花博士は耳が少しだけ不自由だが94歳で矍鑠(かくしゃく)とされ、私が早朝散歩するときには家の前で花の手入れをされている。私は何時も「小母ちゃん」と呼び掛けて居るが、外見はそこそこ変わらぬ歳格好だし通り掛かった通勤の人が聞いたら可笑しく思うやろね、でもお姉さんとは少し呼び難いんだ、何故なら私が14歳の時花博士はもう30歳やったんやから小母ちゃんでいいよね^^。

新聞に小さく出ていたが、健保組合から1年間保険を使わなかった人に報奨金を支給する案が出ているそうだ^^。頭の硬い厚労省の役人の発想とも思えぬから企業側からのアイデアだろう、とても良い案だと思う、大賛成だ^^。私は常々健康保険も国民健康保険も介護保険も使わない人の料率を下げるなど過剰な使用を控えさせる柔軟な姿勢が役所には欠けているのではないかと思って居る。近くに住む同級生のMチンは若いときから健康で此まで医者に掛かったことがないそうだ。だから後期高齢者保険料の高いことに何時も不平を唱えて居る(;;)。私など沢山の診察券を抱えて日夜医者に薬局通いに忙しいが保険料は彼と変わらぬ額だからとても不公平だし彼が口を尖らすのも尤もだ。うちの職員のTさんも入所10年以上もなるのに保険証を使ったことがないそうだ。車でも無事故車には割引があり最高で半分近く負けて呉れるのにこの種の政府保険には割引が全くないのはどう考えても訝しい、若し一定期間の保険証不使用に対し割引を設ければ健康な人の多くが偶の風邪引きなど医者通いを控え、薬もドラッグストアなど利用すると思うが、一部負担の保険では保険適用が圧倒的におトクだからついつい医者に足が向く。このついついが医師会と医薬品会社の企んだ罠であって彼等をどっぷりと潤し太らせ、我が国の医療保険を大赤字にさせている原因なんだ(;;)、介護保険でも同じことが言える、現在年寄りは挙って介護の等級を上げることに奮励努力し、ケアマネージャーの前では椅子から立てないフリなどして点数稼ぎをしているが、介護点数のない者には少しでも介護保険料の割引を認めれば、家族や本人が一丸となって助け合うから、その結果要介護度ゼロのお年寄りが続出し厚労省の介護保険会計は疑いなく黒字化するだろう。75歳から10%80歳台で20%90歳台で30%割引にでもすれば割引利用者が爆発的に続出し、介護ホームの多くは廃業や人員整理に忙しく、介護保険会計は黒字路線を驀地(まっしぐら)に走ることになりはしないかと思う。ひいては介護保険料率自身が下げられる可能性だって大きい。企業努力と言う言葉があるが年寄りに自助努力をさせるためには政府はその努力に対する見返りを設けるべきが当然だろうね。

先々週の大阪地裁に続き先週福岡地裁でもタクシーの初乗り料金の値下げ申請をした会社が国に運賃変更命令を出さないように求めた仮処分申請が又もや受理された^^。当たり前だのクラッカーだ(一寸古かったね)、国が値下げせよと言うなら話は分からぬでもないが、値上げをせよと迫ってそれでも言うことを聞かないタクシー会社に国が営業停止処分をするなど何処か他所の国みたいだね。国の言い分は同業者間で価格差は好ましくないとの尤もらしい理由だが、共産圏の国ならいざ知らず、自由競争原理の我が国で何を寝惚けたことを言っているのだろうか、明らかなカルテルなのに公正取引委員会は乗りださないのかな?
皆様は既にお分かりと思うが、この営業停止処分の断行は国交省の役人である各地陸運事務所所長の天下り先確保が目的なんだ。日本全国各地には各県に必ずタクシー協会が存在し、タクシー会社の指導とか、乗客の安全などの美辞麗句で実は料金を高止まりさせて会員であるタクシー会社の利益を確保することが究極の目的であり、協会には多くの国交省の役人(陸運事務所の偉い人)が天下って高給を貪っているが高い会費を払うのはタクシー会社だから彼等が求める見返りが料金の値上げであり、値上げに賛同しない非会員達の免許の剥奪なんだ、価格が自由化されてしまうとタクシー協会に会費を払う理由がなくなるし、そうなればお役人は天下れなくなるモンね、マスメディアは中国や韓国の役人の寝穢い汚職を責め立てるがこの陰湿な日本の役人のことも話題にして欲しいね。

政府が「最早デフレではない」などと有名な歴史的な名文句に肖ろうとして世間の失笑を買った、4月以降消費税増税以後の数字を無視して3月までは経済成長だなんて笑わせるぜ、消費税増税で国民の暮らしが困窮し先月生活保護世帯が過去最高になったのに何故だ!

彼女が居ないとどうにもならないから下村文科相が小保方さんのSTAP細胞再現の実験参加を求めた^^、小保方さん聴く耳持たずに小姑のウヨウヨした此の国を離れアメリカに行って柵(しがらみ)のないキャンパスで羽撃(はばた)き彼奴等を見返してやってね。

先週の仮名付けの答え
①芳ばしい ②芳しい
①(こうばしい)② (かぐわしい)(かんばしい) でした、

今週の難読漢字の問題
①入魂 ②入水 ③入牢

なまえの移り変わり

風薫る5月と謂われるがちょっとしか薫らない内に早6月を迎えることとなった(;;)、月日の過ぎ去る早さには目が回りそうだ。昔6月1日は衣替えの日であり修道院では黒衣から紫衣に変わり女学校では白いセーラー服になったが、昨今季節が早くなって5月半ばに衣替えをする学校が多くなった。その内には5月から制服が半袖になるのではなかろうか(;;)

薬の安売りダイコクドラッグで買い物してレジに行ったらあどけないパートの店員さんの胸の名札に「××いちご」と書かれて居た。悪い目を凝らして良く見たが(こ)には濁点がちゃんと付いていた。「いちごって名前なん?」と聞いたら「はい」と笑顔が返ってきた。丁度旬だし名前の通り食べてしまいたい位可愛い女の子だった^^。名は体を表すと謂うが本当だね、平仮名だったのがとっても良かった。「ミルク」なんて名の子も良いなと思うが此だとお祖母さんになってからが困るかもね(;;)
最近では「~子」なんて名は先ずお目に掛かれなくて、当て字読みの難しい名前が跋扈(ばっこ)して居るが、どう読んでも読めないのが結構多い、女子ゴルフの穴井詩なんて「らら」と読ませるがとても正気の沙汰とも思えない。最近多い名前のランキングを見ると女性では読み方は様々だが結菜(46人)、結衣、結愛と5位までに「結」が三つも占めているのは不思議な現象だ、昨今頓に薄くなった親子の繋がりを重視したものだろう。愕いたことに6位に「凜」(27人)7位に「凛」(21人)だ、もとは同じ字だからどちらかに統一すればトップになるから此の名は人気なんだね、「凜(りん)」の字の意味は凜々しいとか身が引き締まる意で「氷に触れたようにぴりっと身が引き締まる感じ」を謂うから、夫への操を守り舌を噛んで自害する山本周五郎著「日本婦道記」主人公の心映えだ^^。「凛冽」などに用いられるから汚れを知らぬ乙女の雰囲気全開だね^^とても良い名前だと思う。でも最近では軟弱な男が増えたからこの種の女性には近寄り難くなったのではないかしら、女性の方も冫(にすい)の意味は氷だから冷たいイメージで常にきりっとしていないと名前負けしそうだからちょっと大変だろうな?因みに「凛」の示は旧字体で「凜」の禾が新しい字体だが意味は同じだ、両方とも人名漢字に登録されているのは旧字体が先祖の名などに肖りたい人を慮ったものだろうね。

先週兵庫県女性の遺族年金不支給取消の訴訟で大阪地裁は社会保険庁の杜撰な対応を咎め、時効となった23年分2200万円全額の支払を国に命ずる劃期的な判決を下した。
彼女は33年前物故した夫の遺族年金を請求に年金手帳を持参して足繁く社保事務所を訪れ、帳簿記入の時代でもありその都度「記録がない」と断られて居たが、5年前同じ社保事務所を訪れたとき対応したのが偶々有能な職員で彼女は目出度く年金受領できることになったが5年時効の壁があるため22年間は支給されないことになったことの訴訟だった。年金記録が「社会保険業務センター」のマイクロフィルムに保存されていることを過去の社保職員が勉強不足で誰も気付かなかったお粗末さが原因だったのだ(;;)。
私が注目したのは此の事件が兵庫県のできごとなのに大阪地裁に提訴されたことだった、思うに神戸地裁に訴えると地元の役人はお互い顔見知りだし近隣の役所である神戸地裁では情に絆(ほだ)されて年金事務所に公正な姿勢で望めないのではないかと弁護士が判断したに違いない。過去の経験だが脱税事件でどうにも私の手に負えなくなったとき納税者が警察とか他の役所の上部に縋るとストップが掛かることがよくあり税理士の面子(めんつ)丸潰れだった(;;)。偉いお役人は赴任してくると先ず最初にすることが近隣官庁への挨拶回りが不文律だったもんね、知り合いになってしまえばそうそう敵にも回せないよね、持ちつ持たれつだったんだね。何処彼処に貸しを作っておくことが事あるときのお役人自らの保身策だったんだろう。

三笠宮殿下のお孫さんが出雲大社の禰宜である千家国麻呂さんと婚約された、神道一筋の家系である千家さんは天照大神の子孫だそうだ^^、三笠宮殿下は昭和天皇の弟だが歴代天皇は可成り妾腹が多いから天照大神のほうが血筋は格上じゃないの?
千家さん40歳にして未婚とはアラフォーの見本のようだが、本人の意思など全く無視され周囲が家格の釣り合い取れた相手を必死で探し回って居たんだろうね^^。当事者の意思なんて全く無視されたと思うからお二人とも結構可哀想だろうね(;;)。

先週の難読漢字の答え
① 飯盒炊爨 (はんごうすいさん) ② 吶喊 (とっかん)

①携帯用の炊飯具を使って食事を作ること、今はキャンプや登山で使用するがもとは軍隊で用いられた。小学校の時魚釣りなど良く河原へ大人の人に連れて行かれ子どもでも知っている言葉だった。炊も爨訓読みは炊(かし)ぐです。爨は「かまど」の意で29画の字です、「かまど」は通常竈を用いますから、滅多の使わない字で書けたら凄いですよ^^。
②大勢が大声で敵陣に突撃すること、「吶」は大声を上げて敵陣に進むこと、「喊」は叫ぶことです。 突貫と書くのは誤りです。

今週の仮名付けの問題
①芳ばしい ②芳しい

スキンシップを忘れるな

画像

  
5月も半ばを過ぎると彼方此方で燕の赤ちゃんの啼き声が聞かれ、親鳥達が子ども達の餌取りに忙しく道行く人達の傍を疾駆して愕かせている^^。うちの庭のキリギリスにも注意させないとあかんなあ。
垂水駅前商店街には減ったとは謂え昔からの名残りで今も幾つか燕の巣があるが、写真は2階が美容サロン1階にブティックなどがあるM&Cと謂うファッションビルの軒先にある巣だ、今年も燕が帰って来て居たが赤ちゃんの声も聞こえないし最近親鳥も見なくなった、どうしたのかな、近隣では餌の昆虫が少ないから卵が生めなかったのかしら?
ファッションビルに燕の巣は全く似合わないし落ちてくる糞などテナントが厭わないのが不思議だが、そこはビル所有者の寛容さだろうね。Mの字の角に作られた巣にガードが設けられているのがお分かりだろうか^^、巣が崩れないように冬の間に補強されたのだと思う。此処まで手を尽くされては綺麗好きのテナントも文句は言えないよな。来年は燕達も来てくれるかな?

先日日経夕刊「明日への話題」にて静岡文化芸術大学の学長が医者の診察について書いて居られたものを読み深く共感した。それは最近の医者がパソコンの方ばかり向いて患者を見ようとしないで話をし、患者の躰に触れることを全くしなくなったと書かれて居た。自身が体調を崩されて病院へ行き自覚症状を訴えたら即検査にまわされて、結果胆嚢にはっきりしない処があると言われ、始めて医者が腹部を触ったら飛び上がるほど痛かったそうだ(;;)。検査の結果が出るまで医者が一度も患者の躰に触ることがなかったのは不思議であり腹部の異常を触診してから検査をすればより緻密な結果が分かった筈ではないかと医者の態度に疑問を呈された。そうだよね、自慢じゃないが医者の診察券が財布の中で一番嵩張って居る私だって内科の医者には肌を触れられた記憶が全くない(;;)、血圧測定だって洋服の上からだ、「手当て」とは治療を探る第一段階の筈だが、今ではそれが「検査」に置き換わったんだね、医は算術と謂われて久しいし保険点数の多寡に医者の関心が走り患者の病の治癒なんか二の次になったのだろうね、「手当て」の省略により医者と患者の信頼関係がすっかり失われて居るように思えてならない、医者のすることは検査と薬の処方箋を患者に調剤薬局へ持参させることになったんや(;;)。有名大学の学長さんでこうだから、私など名もなき衆生は保険の点数としか見て貰えないんだろうね(;;)、そして、此の学長の書かれた最後の一行がズシンと胸に沁みた。
「今の時代は医者だけでなく肉体の接触がセクハラとかでタブー化されていることが問題だ、節度は必要だが、触れることの大切さを忘れてはならない。」そうだよな、幼児の成長過程に一番必要なものは親のスキンシップだもんね、子どもを作るにも第一歩として絶対必要なのが男女のスキンシップだ、さてはスキンシップが厭で結婚したくない若人が増えたのかな?

毎週楽しみにしている宮崎中央新聞を読んでいたら「婚学」の先生の面白い話が出て居た^^。結婚した夫婦がどう歩み寄って暮らして行くかについてお互いが長い間守ってきた生活習慣を容易に変えられるのかと謂うことだった。例えば夫婦お二人が風呂上がりにバスタオルを使って居るのかフェイスタオルなのか、バスタオルだったら毎日洗っているのか翌日も使っているのか、毎日洗う人は何も考えずに下着などと同様に考えるが、毎日洗わない人の考え方は「風呂に入って綺麗な躰になったから水分を取るだけでタオルは全く汚れて居らず「H2O」の単純移動に過ぎないから下着とは全く違う」と謂うものだそうだ。言われてみればそうだよね^^、「毎日洗う派」の人でも一家全員に一日1枚と決めて最後に風呂に入る人はビショ濡れタオルでも平然として居る家族もあり、一人一枚の「タオル派」には信じられないことなんだそうだ。言われてみれば「そうなんや…家族の間接的スキンシップなんや」などと考え込んでしまうが、先生の話では此はどちらが正しいとかではなく文化の問題だとか…、幼児からの生活習慣はなかなか変え難いからこんな些細なことでも離婚に至るケースだってあるだろうね、処で皆様のご家庭は「どちら派」ですか?恥ずかしながら私は此の問題に全く答えられなかった(;;)、何故なら私が使っているのがバスタオルであることは知っているが、妻や愚息が共用して居るかどうかは知らず、毎日洗濯しているかどうかについても今日まで考えたことがなかったのだ(;;)。妻に聞いたら妻は昔銭湯に行くのが習慣だったから日本手拭いの名残で現在もフェイスタオルを使っているそうだ。昔はお風呂屋さんから持ち帰った手拭いをもう一度ギュッと搾って物干し竿に掛けパンパンと叩いていたそうだ。愚息はバスタオル派で私のタオルと2枚妻が毎日洗っているそうだった。何も知らぬ私など亭主失格だな。
習慣と言えば子どもの頃のことだが親戚に葬儀があって呼ばれて行った折、その家の子ども達が卓袱台として使っている机に引き出しがあり、全員食事の後茶碗と箸を洗わずにその儘引き出しにしまって居るのを見て唖然とし、この子達について行けない気がしたことがある。何日に一回洗って居るのか知らないけど此の習慣は終生付き纏うから此処の女の子が結婚したときなど相手と習慣の違いをどう乗り越えたんだろう、お姑さんがちゃんと教えてくれたんだろうか?などと思ったが、生活習慣の修正はお互いが善意であるだけに大変だね。考えさせられる「婚学」の先生の話だった。

先週の仮名付けの答え
①間髪をいれず ② 綺羅星の如く
① かん、はつをいれず ② きら、ほしのごとくと句読点が入ります。続けて読むと誤りです。

①隙間に髪が入らないほど切迫しているさま「間不容髪」の漢文読みです、
②絹の衣装が星のように輝いていること、綺羅星なんて星はありません、
綺は綾織りの絹織物の意で羅は薄織りの絹織物の意です、綺羅で美しい衣服全般を指す。

今週の難読漢字の問題
① 飯盒炊爨 ② 吶喊

「くわうえふ」って何や?

先日漢検から会員通信の新春号が届けられた。そうや、もう一月と四日したら本年第一回目の漢字検定なんや。此の通信には毎回数人1級合格者の手記が掲載されるが、今回は53回チャレンジして17年目で漸く1級に合格された方の手記が載っていた^^。高三と中三の子ども達に追い迫られて父親の矜持から懸命に努力されたそうだが17年間とは凄いね^^。執念だったね^^。羨ましいな(;;)。この方丙午(ひのえうま)だそうだからうちの愚娘と同年齢だ。20代後半からの挑戦だろうが働き盛り仕事の合間を見ての学習は大変だったと思う。挫折しそうなときもあったと思うが17年間挫けずに継続できたのは家族の支えが不可欠だったろうね。又ひたひたと背後に迫ってくる子ども達の跫音も発憤材料になったことだろう。僻んで居る訳ではないが私など家族は何も助けてくれなかったし、その上もう認知症に間近い私には最早叶わぬ夢となったが、それでも夢だけは持ち続けたいと今日も本を読んでは難読漢字に挑んでいる^^。

画像

  
先週の初め雨模様の日に玄関先に少しだけある「ゆきのした」が綻び始めた^^。この花が咲くと直ぐに紫陽花が咲き始めるから梅雨の前触れの花だろう、侘び寂び(わびさび)の好きな日本人向きで風情があって可憐な花だね。思わず目が細まるね。

戦後60年を経て日本語の発音が随分変わったことは常々実感して居たが、先日永井荷風の明治30年代作品「アメリカ物語」を読んでいたら彼の作品に多い文語体でなく口語体の文章だったが「くわうえふ」や「くわふ」こんなルビ付きの熟語に巡り会って愕いた^^。此の熟語はそれぞれ「黄葉」「寡婦」に対するものだった (゚ロ゚)。ラジオが「ラデイオ」だったりしていろんな熟語のルビから明治時代は日本語の発音も今とは随分違い、母音と子音の間に半母音が入った(キャkjaクワkwa)のような拗音が多く用いられて居たことから当時日本は未だ漢字音の影響を強く受けて居たことを知った。ルビから想像するに発音は限りなく「くわうえふ」に近く舌を上顎に付け口を丸めたり尖らしたりした「こうよう」であり現在の日本人には帰国子女でないと最早絶対に発音できない言葉ではなかったかと思う。
でも「紅葉」に対するルビは「こうえふ」だったから当時の日本語は現在の我々には梃子(てこ)に合わぬほど難しかったようだ(;;)。「ちようちよう」が「てふてふ」だったことは誰もが知ることだが、この言葉も舌を上顎に付けた後唇を窄めることを繰り返して「テヨウテヨウ」と言ってたようで今の発音とは大分違ったと思う。英語が小学校から必須になった昨今、日本人の発音が室町時代から明治時代まで外国語ッぽくてずっと発音に多く含まれていた「撥音」や「拗音」が少し宛廃れてきて「直音」になってきたことはとても皮肉だったね。
きっとあの時代は英語に近い語感で日本語が話されて居たことと想像されるから一字で四つの発音を持つ中国人が容易に英語を操ることがよく分かるね。だから日本人も明治時代のように何時までも漢字音を使っていれば英語が容易に流暢に喋れたに相違ないから返すがえすも残念だな(;;)。きっと標準語なるものが正しい日本語だなんて似非教育者が宣い、アイウエオカキクケコと日本人の言葉を直音に変えて行ったに違いない。今でも鄙びた東北の僻村に住む人達の話す言葉は英語の発音にとても近いと思うよ。

小学館発行週刊ビッグコミックスピリッツ」12日号に連載されている「美味しんぼ」が巷の話題になっている。漫画に登場する福島県双葉町の前町長語る鼻血の原因が放射能汚染によるもので、福島県の周辺全域に放射能汚染が行き渡っていることは漫画に書かれなくても万人が承知して居ることだが、臭い物には蓋をしたい狼少年の国は関係機関に圧力を掛けて「第五福竜丸の船員には鼻血が出なかった」とまで言いだして懸命に否定している。でも放射線汚染までは否定しないから何も言わぬ方が良かった。
「人の噂も75日」で放っておけば自然に鎮火するが、政府や福島県がムキになって反論することは逆効果であり、国民に改めて放射能汚染が福島県全体に浸透していることを認識させることになったから政府はアホやった。抗議を受けた小学館は19日発売号でも此の問題に追い打ちを掛けるそうだが、この週刊誌此の騒動で熟年の大人まで買いに行ったから売り切れ状態が続き政府は小学館の商魂に上手く利用されて居る。役者は小学館が二枚も三枚も上手のようだね^^。だけど悪いのは矢張り東京電力や!

女子プロゴルフ保険の窓口レディース決勝は二日目首位発進の十八歳のアマ柏原明日架が先日十五歳の高校生勝みなみに続いて今日優勝を狙ったが惜しくも失速し多くのゴルフファンを悔しがらせた。でもこんなに強いアマが続出すると女子プロも真っ青だね。
それにしてもスポンサーの「保険の窓口」って先日多額脱税で摘発されたが、此までは存在しなかった顧客来店型の保険代理店だ、高が保険の代理店だのにゴルフのスポンサーになりおまけに2億の脱税までするなんてそんなに儲かるの?お店を構えて人を雇ってのことだから我々加入者が如何に無駄なお金を沢山保険会社に払っているか分かるよな、それとも保険会社が競って報奨金を「保険の窓口」に多く払って自社の商品を売らせているのかな、やっぱ、全然損をしてるのは加入者じゃないの?

先週の仮名付けの答え
① 浸みる ② 浸る  ③浸かる 
① しみる ② ひたる ③ つかる でした、常用漢字でも送り仮名ひとつで結構難しいね

今週の難読漢字の問題
①間髪をいれず ② 綺羅星の如く (仮名付けより読み方の問題かな?)

法律は常識から生まれる

長い連休も終わって多くの方が時差惚けの週末を迎えたことだろう。今年の連休は特に長く感じたがそれは政府が何時の間にか5月4日を無意味な休日として建て増しし、6日の火曜日が月曜でもないのに振替休日にされて居たせいだった(;;)、熟々考えるにうちのお得意先にはお正月を除き週一回年52回しか休まないお店が少なくないし、事務所の前は連休の間も早朝から出勤される見慣れた顔振れが結構多く、平等であるべき国民に勤労の格差を付け政府は弱者を甚振(いたぶ)って居るようでまるで奴隷社会だ、一流企業社員や公務員のことしか念頭になく、地道に社会の底辺を培っている零細企業に勤務する人達を顧みることをしようとしない政府の遣り口は日本経済をダメにすると思う。
何が週40時間勤務や!何が年次有給休暇20日や!金のない者は何をしたらええんや!

画像

  
花達は「連休です」なんて少しも言わないで律儀にちゃんと咲いてくれる^^。今年も「梅花からまつ」が小さな花弁をそっと開き微笑みかけてくれた。キンポウゲ科の花ってどうしてどの花もこんなに可愛いんだろう^^。

3年前に起きた例の馬券30億(実際は1億4千万円)脱税告発事件の二審判決が先週金曜日大阪高裁であり、裁判長は大方の予想通り一審同様国税局の課税処分を取り消した^^。此の事件は一人の会社員が毎週末行われる中央競馬のほぼ全レースを対象に一日数千万円単位の馬券を3年間JRA(日本中央競馬会)のネット上で購入して居たため損益の数字が発覚したものだ、国税局は愚かにも60年以上も前に作られた法律をもとに、外れ馬券を全て無視し勝ち馬券のみが課税所得だと主張し「一時所得」として課税したものだが、法律は役人によって作られるものだから時代の推移により変更されねばならぬものなのに時代が大きく変貌しても変えられずに取り残されて居たものが所謂「一時所得」であり、時代錯誤にも世間の空気が読めずにその忘れられた法律を利用して税金を毟り取ろうとした国税局は愚かだっだ(;;)、此の所得は名前の通り宝籤の当選などある日突然の幸運に対して課税できるように作られたもので、他には生命保険の満期益金や拾得物の時効取得などがあるが、宝籤がテラ銭(50%超)の関係で法律上非課税とされた今日、低金利のせいで生保の満期は赤字が決まりだし殆ど死に体となった法律条文だったんだ。
私が国税局より腹立たしく思ったのは、3年間で10億円以上のテラ銭((30億円+28億円)×25%)を払ってくれた此の会社員に対し、この2年の間JRAが何の救いの手も差し伸べず拱手傍観していたことだった(><)。JRAは紛いもなく日本政府が全額出資した公益法人だが、此の法人は旧農林省の管轄下を発端に運営されており勝ち馬券の配当には25%ものテラ銭が徴されることは誰もが識っている。そしてテラ銭が農水省の豊かな財源として一部が国庫に入り大部分は農水省出身の天下り族がその生き血を啜っていることも…(;;)。
今回の裁判が起こる以前も起こった後もJRAは自らが書き下ろして300万人ものファンに利用させているネット投票が所得税法に抵触するかについてノーコメントを貫いているが、馬券年間売上高2兆4千億円の53%も占める宝の山であるネットファン達をどうして見捨てようとしているのか無関心なのか不思議でならず私なりにいろいろ考えて見た。
その答えの一つは役所の縦割りが原因で農水省と、国税局を管轄する財務省を管掌する省庁が存在せず誰も法の解釈や法改正に協力しないことだろう。そして更にもう一つ悪いことにはJRAの役員達は全て農水省上がりの高級官僚であって、売上向上やファンへのサービスなどJRAの企業としての職務に対する使命感が全くなく、運転手付き黒塗りの車と桁外れな高給と5年後の高額な退職金だけが目的で仕事など何もすることがなく秘書が持ってきた書類に盲判を押すことだけが日課で当たり券外れ券の裁判など他人事だと思って居るのだろうと思う(>
<)。
JRAのホームページには昔も今も他人事のように『勝馬投票券の払戻金は税法上、課税対象となるケースがあり、確定申告を要する場合があります。詳しくはお近くの税務署にお問い合わせください。』と突っぱねてあり全く変更されて居ない、人をバカにした話だよね、ファンをこうまで突き放したものも珍しい。書くにしても『配当金から頂戴した25%は税金のようなものですが確定申告しても還付されませんからご注意下さい』とでも書けば、少しは嗤えるブラックジョークになったかもね?
俗に「山より大きい猪はでない」と謂うが、1億4千万円しか得て居ない者に28億円儲けているから税金を払えと言う役人の感覚が異常だね、おかしいよね、法律なんてものは常識の延長でできたものではなかったの?
告発されたのは利益の多いこの方一人だったが、日本中では既に益金の出た多くの競馬ファンがJRAのネット資料から税務署に呼び出され多額の追徴金を搾り取られている(;;)。でもご安心下さい、もう少ししたら上告断念か上告しても最高裁の上告棄却で国税局の負けが確定するからこの方達にも払った追徴金に年4.3%の高い還付加算金が付いて還ってきますよ^^。銀行の大口定期の金利は現在年0.025%だから税務署からの利率は凄いよ^^。170倍だよ^^。待てば海路の日和ありだね^^。

小保方さんの事件が彼女の悲痛な弁明も聴かれることなく何故か幕が引かれようとしているが調査委員会の連中は火の手が自らの方に及んで来たためだろうな(><)、科学者って陰湿だね、卑怯だね、明るくないね。人を蹴落として自分だけ助かろうとする亡者だね、龍之介の「蜘蛛の糸」だ(><)。

先週の難読漢字の答え
① 白地 ②白湯 
①  あからさま(露骨に…) ② さゆ

今週の仮名付けの問題
① 浸みる ② 浸る  ③浸かる