何故か今年は寒さが酷くて各地で雪害など近年余り聞かなかった事件が多くなりましたが、此れも地球温暖化の裏返しでしょうか。激寒のせいか毎年1月に芽吹く白梅が先週漸く花を付けました^^。盆栽鉢から露地に下ろして10数年が経ちますが、律儀に毎年花を付けてくれます。よく考えてみると毎年此の時季に同じことを紹介して居るように思いますがお許しくださいね(;;)。
92歳で胆嚢癌と腰椎の圧迫骨折の手術を経て奇跡的に生還された瀬戸内寂聴さんが95歳にして執筆された「いのち」を先週読みました。90代にもなると医者から癌の宣言を受けたら殆どの方が手術しない方を選ばれるそうですが彼女は「切って下さい」とキッパリ言って医者を驚かせました(@@)。「いのち」のきっかけは今年元日の夜数えで99歳になられた寂聴さんがNHK「飛ぶ教室」番組にて司会の高橋源一郎さんと対談されましたがそのお声が少女のものと思われる位に若々しく高くて到底年齢を感じさせないのにとても驚いたからでした(@@)。どう考えても老婆の声ではなく、男心を擽る成熟した女性のそれだったのです^^。そしてそのときに熱く語って居られた「いのち」を読もうと思いました。「いのち」は92歳の手術の折、去来した此れまで因縁の生じた男達のことや何れも病没されましたが長く親友でありライバルであり芥川賞選考委員を長く務められた女流作家の大御所河野恵子さんと大庭みな子さんの秘密について語られ、男女のアブノーマルな「性」について深く考えさせられるものでもありました。男は到底女の性(さが)には敵いませんね。寂聴さんは昨年末に専用の原稿用紙を1万枚注文されたと高橋さんに告げて彼を甚(いた)く驚かせました。彼女は大正生まですから原稿は当然にパソコンやワープロではなく、昔風の400字手書きのものを自分用に特注されています (@@)。高橋源一郎さんがそんなに沢山原稿用紙を書けるのですか?と言うと、「余ったら葬儀にやって来る文学小母さん達が喜んで持って帰るわよ^^」と笑って居られました^^。あの高橋源一郎をタジタジさせるのは彼女くらいではないでしょうか。此れから多忙な申告時期を迎えますが夜は河野恵子に大庭みな子を繙こうかと考えていますがアブノーマルな世界は私には苦手でもあり目下思案中です(;;)。
前回と違って今回の緊急事態宣言は何時もの総理の不手際で国民に緊張感を齎すことができずに宣言の前より人出が多かったりして一向に患者数が減らず医療崩壊が目前に迫っております。何事も「喉元すぎれば」とか言いますが、4月にできたことが何故今回守られないのかその原因は、GOTOイートGOTOトラベルを巡って総理のコロコロ変わった朝令暮改に起因することは間違いありません。宣言解除や新たな宣言など総理の言葉はもう誰も信じなくなってしまいました。彼はとっくに国民の信を失ったのです(;;)。効果未知数のワクチンも何時順番が回ってくるか来るか分からないし、雇用問題は放置されているし総理が変わらなければ最早民意を取り戻せず、医療崩壊を起こしてコロナ蔓延の無政府状態が到来するのではないでしょうか。
緊急事態宣言下、自民党松本議員深夜銀座クラブ行きの問題の答えは、クラブの午後7時までの酒類提供と8時閉業の決まりについてまるで触れて居ないがどうして?メチャおかしいね。彼らには高級クラブと居酒屋は別業種の感覚なんやろね(;;)。自民党は離党だけで綻びを隠そうとしています。同罪の公明党遠山議員は潔く辞職したけど、公明党の支持母体である創価学会の「婦人部」の怒りも大きく影響したからです。自民党は森喜朗元総理を初め女性蔑視の傾向が強いが時代錯誤と言わねばならないね。此のアホな元総理のおかげで日本は当分世界から侮蔑の礫を受けると思うが、彼は無学で天照大御神が女性であったことを知らぬのではあるまいか?
「軽すぎる神輿は右往左往する」本日掲載万柳の秀句です。神輿って総理のことですよね^^。担いでいる人達の責任ではないと言っています。
先週の読めそうで読めない字 雪洞(ぼんぼり)が灯っている
今週の読めそうで読めない字 (蚕豆)は空を向いて(生る)