令和元年も愈々後3日となりましたね、うちの事務所も一昨日金曜日で御用納めを迎ましたが、一年の経過の早さには唯々驚くばかり、振り返れば今年はビデオを早送りしている感触で十年前が今ではつい最近のことのように思えます。年末最後を飾るのはうちの土手で寒いのに何故か咲いている赤と白のコスモスです。変わった奴で春に咲いたのに適期である秋に咲かず年末に咲いた気紛れ者です。変わったところは飼い主?の私に似たんだと思って居ます。でも年末に咲くのは寒いやろなあ(;;)。お正月まで咲いていたらもう一度紹介しましょうね^^。
我が国では裁判員裁判が始まって10年が経過しましたが、裁判官の過剰な特権意識のせいで最近では裁判員を辞退する方が多く、何れ希望者がなくなると思われます。此れこそ裁判官達の思う壺であり、彼等はド素人の裁判員が世間受けする大岡裁きを連発することに我慢がならないのでしょう。それは裁判官の判例倣いとプライドによる偏見です。判決というものが法律に定められていない細目は積み上げられた過去の判例に基づいて決められるのは大陸法(フランス、ドイツ)ではなく、英米法の体系ですが、人情を優先する裁判員制度に対して、高裁判事の心には司法試験も受からん素人如きに…💢との思いが根強くあると思われます。
然し4年前埼玉県熊谷閑静な住宅街を震撼させた6人殺しの犯人に対し裁判員裁判で死刑が言い渡されたことは当然であって、火炙りなどもっと酷い刑があればそっちを選択したい位です。だけど弁護側の控訴の対し高裁はナント!無期懲役を言い渡しました。何で!と被害者遺族の怒りは凄まじいものでしたが此れって明らかに一審の裁判員裁判を無視しようとする高裁判事の傲慢な態度の現れであり、過去6件裁判員裁判で死刑になった犯人を高裁は全て無期懲役に減刑しましたから明らかに裁判員裁判に対する憎悪であり反抗であり蔑視なのでしょう。でも裁判員に対する裁判官の差別意識は此れからも永久になくならないと私は思います。司法試験合格と謂う鼻にぶら下げたプライドのせいで、庶民を思いやる裁判官って誰も居ないんやろね?
明後日大晦日は恒例の紅白歌合戦が始まりますね。50年位前10年近く紅白歌合戦で白組の司会を勤めて居られた山川静夫さん(当時NHKアナ)85歳が最近の紅白について次のように話されて居ました。「私達年寄りはもう紅白離れをして久しい。歌手も見てもカタカナや横文字だらけあの早口には付いて行けません。審査員もその年話題になった有名人ばかりで歌の批評ができる方とはまるで思えない。大晦日の9時にはもう寝ています。」と辛口のコメントでした。私も全く同感です(例外なく毎夜7時に蒲団に入り読書に勤しむ毎日です)。家族全員炬燵を囲んで紅白を楽しんだ団欒も今では殆ど失われたみたいで、紅白を観ているのは一部の者だけとなり、孫たちはゲームやSNSに忙しく、年寄りには居場所がなく寝るしか無いようです。家族の団欒って良い言葉だったけど今では「死語」になったのかなあ(;;)。最近の子供は個室に籠もって鍵掛けているとか聞きましたが、「サザエさん」とか向田邦子さんのドラマに出てくる微笑ましい家族の情景も絶えたのかなあ(;;)
長期政権の弊害を見事に暴露し犠牲者まで出した安倍総理は、「桜を見る会」で民意を損ねることとなりました。誰も口にして言わないけど、総理の「桜を見る会」の招待者名簿はサーバーに保管してあると国民の殆どが信じています。総理はパソコンの仕組みを何も分かってないアナログ人間でしょうね。名簿をシュレッダーに掛けたからもう無くなっただなんて総理の無知がメチャ恥ずかしいよね^^。シュレッダー作業は障害者の職員に依るものだと態々付け加えたのは障害者雇用を強調したと誤解したけれど、実は視覚障害者だから廃棄文書の中身を認識していなかったと言いたかったのでしよう。先日二人の生存が17年前に判明していたことが今頃明らかになりましたが、来年は何時も口先ばかりの北の拉致問題を解決させて汚名挽回を図ってくださいね。国民は誰も期待して居ないけど…(;;)。
御用納めである27日金曜日の朝ピンポンに出ると中学生二人から草毟りのボランティアをさせて欲しいと言われ、今月は臨時事件の出来で多忙を極め草毟りなどする余裕がなかったので渡りに舟と快諾しお陰で私は快適な庭でお正月を迎えることができることとなりました^^。処が昨日の午後此の中学生を連れた母親二人が来られて事件は私の思いもよらぬ事態に展開して行きましたが、紙面の都合で詳細は新春号にてm(_ _)m。
先週の読めそうで読めない字 途次(とおりすがり)に彼の家に立ち寄った
今週の読めそうで読めない字 臨時事件の(出来)
世相の愚痴ばかり零しながら今年も無事生き延びることができました。これも皆様のお陰です、有難う御座居ましたm(_ _)m。それでは皆様どうぞ良いお正月を…^^。