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処方箋料の謎


酷暑と謂う言葉は少しオーバーな手紙の書き出し季語かと思っていたら、最近は本当に毎年やってくるようになりましたから参っています。未だ梅雨も済んでないのに連日のこの暑さは地球温暖化を暗示するものでしょう。今日は夕方から久し振りの雨なので熱帯夜から解放されて熟睡できそうです(^^)
海の記念日とか何時からかこんな祝日が出来て久しいのですが、お陰で明日まで3日間3連休となりました。仕事も繁忙期を外れたことだし、ボケ防止の漢字の勉強以外特にすることとてないので畠の手入れや、兼ねてから孫達が楽しみにしていた小さい池作りの穴掘りに取り掛かろうかと思っていましたが余りの暑さにゲンナリし早朝だけの植え替え作業で終え、少し先送りにすることにしました。夢は池にトンボが飛んできて卵を産んでいったり、ミズスマシや蛙が居たりとミニ里山の箱庭を目指していますが、果たして上手く行くことやら、蛙も触(さわ)れない孫達の夢でなく、案外爺ちゃんの夢なのかも知れませんね(^^)

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うちの扶養家族であるコオロギ達の主食はレタスなのですが、最近のレタスは農薬がきつくてコオロギ達が次々と死んでゆくので自衛上自家製のレタスを種から栽培し、毎朝レタスの株から直接葉を千切ってコオロギに与えるようになってからすっかり元気になりました。人間もスーパーのレタスなど平気で食べていますが、コオロギが死ぬ位だから人も10年程寿命を短くしているのかも知れませんよ。無農薬とか減農薬とかのレタスもある時期売っているのですが、夏場は虫が多いせいか販売されません。うちの蒔いた種は何故か丸くなるレタスでなく焼肉用のレタスのようですが、コオロギは美味しく食べてくれて居ます。(^^)孫達も喜んでお相伴していますよ(^^)
最近ジェネリック薬品とか銘打って特許の切れた同品質の薬品を格安で提供する中小メーカーが続出し、これら後発薬品の宣伝がとみに多くなりTVコマーシャルでは高橋英樹あたりまで駆り出されていますから、武田薬品などの大手もジェネリック如きとウカウカできなくなってきました。
私も大手製薬会社の儲けすぎには常々苦々しく思っておりましたから効能が同じなら廉い方が良いに決まっていますし、偶々掛かり付けのI先生の受付にジェネリックご希望の方はお申し出下さいと張り紙がしてあったので、早速先生に申し出たら就寝前に服用する睡眠剤ハルシオンと安定剤デパスにジェネリックが出ていると教えられその場ですぐに処方して頂いたのですが、調剤薬局へ処方箋を持って行ってからが大変で薬局ではあの手この手と“商品を置いてないとか、取り寄せるのに手間が掛かるとか”何とか断ろうとしましたが私がガンとして聞かないので仕方なく最期に言った言葉が“薬を変えても岡本さんの場合10円しか廉くなりませんよ”の捨て台詞には流石の私も頭に来て、薬の価格表を見せろと詰め寄ったら、“見せられない決まりですとか何とか言ってシドロモドロなので客が買う商品の単価を聞いて何処が悪いのか!と一喝すると渋々見せてくれたのでコピーしてくれと言ったら、又一騒ぎあり結局私の処方された薬の他は塗りつぶした新旧価格表を貰いました、デパスは9円がゼネリックの場合6円40銭とそれ程でもありませんでしたがナント!ハルシオンは1粒17円40銭が7円40銭と10円も安く、一度に3週間分貰いますから10円しか廉くならんのは腑に落ちずめげずにしぶとく食い下がると、”岡本さんは2割負担なので…“とか抵抗しましたが数字のことなら商売柄お手のものであり暗算で手早く反論するとやむなくジェネリックは処方料が高くなることを白状しました。調剤薬局も処方箋料が多くなるなら当然ジェネリックを積極的に勧めそうなものですが、それがそうでないのは橋梁談合事件のバックリベート同様大手製薬の薬品は背後に多額なバックマージンが流れていて、大勢(たいせい)がジェネリック潰しに動いていることを予感しました。どの業界も消費者不在の足の引っ張り合いばかりで厭ですね。
今ではリベートは裏の話であって薬価差額は昔と違って表向きは薄口銭であり調剤薬局は処方箋料という美名の許に薬袋へ薬を入れるだけの作業で暴利を貪っていますが、処方箋料がどうして高いのかその理由は、昔、お薬は専門の薬剤師が異なる粉薬をミリグラム単位を度量衡で量って調合し1回毎の分量に指先を器用に使って薬包紙(やくほうし)という薄い紙に包む作業時間から割り出されていましたから、40年くらい前に分包機が発明されるまでは手間暇が掛かって処方箋料もそれなりに値打ちがあったのでしょうが、今や薬はカプセルや錠剤に定型化され薬局のする仕事は、医師の処方箋に書かれた薬と同じ名前のものを薬品棚から探し出して数合わせして袋に入れるだけの仕事になりましたから日本語さえ読めれば薬剤師でなくても誰にでも充分に勤まる仕事になっていますが、料金だけは厚生省との癒着により昔のテクニック代がその儘踏襲されていることが彼等の旨味となっているようです。
よく似た商売に眼鏡屋さんがありますよね、眼鏡の利益率は通常の計算上80%位ありボロもうけの見本のようなものですが、実際にはレンズの球を加工中に割ってしまう確率がとても高く実際の利益率は熟練した職人でも50%がやっとでした。処がこの世界も数十年前に精巧な球摺機が出来たために素人でも球を割ることがなく利益率だけ80%が確保されたために何処も兼業で営んでいた時計屋を廃業し専業眼鏡屋ばかりとなり時計など郊外のホームセンターにでも行かぬと手に入らなくなったことは皆様ご承知の通りです。
然し眼鏡は自由競争ですし、値引き競争となり一時より少しは廉くなりましたが、先週眼鏡の三城の社長が30億円の脱税とか新聞を賑わせていましたからまだまだ美味しい世界なのでしょうね。それに引換え処方箋料は厚生労働省のお決めになることで今だ彼等の手厚い保護の許に置かれていますから庶民は堪りませんよね。
然し今年4月からこれまで病院だけであった診療費の内訳が一般の開業医や調剤薬局にも公表するように改められたために中に記載されてある医学管理料とは何だ!とか薬学管理料は?とか巷では物議を醸していますが、特に調剤薬局の調剤技術料と薬学管理料が一段と目を牽きますね。先週貰った眼科のお薬の内訳を見るとお薬代が230円で処方箋料に該当する調剤技術料と薬剤管理料が1160円でしたから、ナント!代金の83%が調剤薬局の儲けとなっているのでした。エール調剤薬局、巫山戯(ふざけ)るな!
以上のような訳で、皆様の中で定期的にお薬を処方されて居る方は、先生に言って出来るだけ長い期間のお薬を処方して頂くとトクになりますね。3日で治る風邪などはダメですが血圧心臓など生活習慣病の場合現在の法律では3週間4週間分も出して頂けますから調剤薬局の処方箋料がとても助かります。勿論先生ところへは毎週診察に行かれても薬だけは纏めて処方して貰ってくださいね。薬局と違って先生の方は薬を一つ処方するのも10種類処方するのも幾らも変わらないので収入への影響は少ないのですが、調剤薬局からはその都度高い処方料が毟(むし)られますから出来るだけ薬局のドアを開ける回数を減らす努力が必要です。
現在は世論が動いて少し宛改善されているようですが、医者の薬の過剰投与を防ぐために医薬分業となって当初調剤薬局が認可された頃は、私も仕事で某病院の調剤薬局のコスト計算に携わったことがありますが、分業を推進する余りに薬局の利益を厚くし、従業員一人あたり一日8人の患者で充分ペイする過保護な処方箋料に驚いた記憶があります。その分患者の負担が増加したことについて当時の厚生省は何も言わず国民が騙された結果となっております。その一方で院外薬局の発足当時は法整備が未成熟であったため、垂水では駅前のT医院の調剤薬局を奥さん名義で認可され物議を醸しましたが、これでは何のための医薬分業か分からず意味がありませんよね。
以下は読売新聞が調査発表した処方箋料などのカラクリですが、結構面白いですよ。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/nedan/20060616ik12.htm
皆様も結構無駄な支出をされているのではありませんか?
特許切れと謂えば、1953年に公開された映画“ローマの休日”などの複製DVDに対し東京地裁で先週画期的な判決が下されましたよね。薬の特許など一般の時効は精々15年程度ですが、歌曲や映画などは50年もあるためにウカウカと歌の文句などブログに引用すると特許権に引っ掛かって酷い目に遭うことがありますが50年とは又永いですよね。その永い時効をアメリカに怒られて更に70年に伸ばさされたのが04年からでありましたが、小泉さんと同じようにアメリカに弱腰の文化庁は法の施行日を04年1月1日としながらも、1月1日は午前0時0分だから、つまりは03年の12月31日の午後12時だと屁理屈を垂れて53年公開作品は70年時効の対象になると牽強付会(こじつけ)ましたが、東京地裁の高部真基子裁判長は“紛らわしい表現は刑事罰をも伴う著作権法に馴染まない、利用者が理解できる立法にすべきだ”と切って捨てパラマウント社の申し立てを却下しました。法務省が同じ役所同士の文化庁に楯突くなどいい気味ですね、そりゃそうですよね、04年1月以降と法律に書いてあれば誰だって03年はセーフだと思いますよね。文化庁はアメリカの意向を受けて53年作品から70年時効に移すつもりで法律を作ったと抗弁していますが、そもそも特定の作品の著作権料を払うためにアメリカに従うなど文化庁も嘗められたものです。文化庁のお墨付きの許に訴訟に踏み切ったパラマウント社は先ずは即時抗告することになるでしょうが東京高裁も最高裁も東京地裁の高部真基子裁判長を見習って頑張って下さいね。(^^)
アメリカも50年もロイヤリティーを取ってまだ取り足らぬのか!
アメリカの著作権時効は現在95年ですから、日本も“鉄腕アトム”や“となりのトトロ”なんかで取り返してやりましょうか(^^)
今週の女子ゴルフは横峯さくらちゃん全英オープン出場前のトレーニングのために休養し、興がないのでお休みとします。(^^)
土曜日の朝刊には、何時もなら例え成績が悪くても“横峯さくら選手は18位タイでした”とか載る筈が日経も毎日も“さくら”のさの字もでないので、訝(いぶか)しく思ってスポニチを買ってきたら矢張り無視されていましたので順位表を虱潰しに見ていったら名前がなくナント欠場と分かりました!察するにどうやら主催者としては、さくら選手欠場が報道されると観客数もTVの視聴率もガタ落ちとなるため、敢えてメディアに頭を下げて記事を差し止めたものと思われます。さくら選手目当てに東名CCまでわざわざ観戦に出掛けられたファンの方々お気の毒でした。入場料を返せ!

倒産前日に賞与


梅雨が終わったのかどうか、今年は梅雨独特のシトシトと降る女性的な雨が少なく、男性的な豪快な雨ばかりで、その内知らぬ間に梅雨が明けていたと謂うことになるのではないでしょうか。湿度が高くて鬱陶しいのに最近隣の通りで道路の削(はつ)り工事がずっと続き騒音でイライラし憂鬱な1週間でありました。然し世の中厭なことばかりでなく爽やかなこともありましたよ。
昨日の土曜日は早朝から仕事で玉津に出掛けましたが、帰路路線バスに乗ったらナント“お早うございます”とウグイス色の声が掛かり運転席を見ると紛いもなく女性運転手ではありませんか。10トントラックなどで捻り鉢巻きのお姐さんはよく見掛けますが、路線バスでは初めてであり、何時も無愛想でぶっきらぼうで何を言っているのか聞き取りにくい男性運転手の言葉に慣れているためにメチャ驚きでした。この女性運転手さん絶えず乗客に対し信号で止まる注意から降車の客に対して“到着が遅れて申し訳ありません、どうかお気を付けて、行ってらっしゃいませ”等と親身な話し掛けが続き、前方から駆けてくる乗客には前の降車ドアから乗車するように声を掛けてあげたりと臨機応変の対応で、車内はほのぼのした雰囲気に包まれている内に“永いご乗車お疲れ様で御座いました。乗務員は神姫バス西神営業所の水瀬でした…”と終着の明石駅に到着し全員ほんわかムードで“有り難う”などと言って降りて行く方も多くありました。横顔を拝見すると30代半端かと思われる小柄な美形であり、最難関の大型2種免許をクリアし、女性の男性社会進出の目覚ましさを垣間見た思いでありましたが、あの10mを超す巨体を転がすだけでも大変なのにその上乗客への話し掛けや細やかな気配りなど女性ならではであり、我々の若い時分はパワステがなく男でも非力な者にはハンドル捌きが難しかったのですが今や全てパワステ車になりましたから、バス業界もこれからはどんどん女性が進出する職場になることを予感しました。男の運転手は深夜と早朝勤務だけになったりして…(;;)梅雨空の中ではありましたが、ほんに爽やかな一刻でありました(^^)
でもこの小柄な女性の力でタイヤがパンクしたときには予備タイヤを持ち上げられるのかな?とちょっぴり心配でした(;;)
今日お見せする花はご近所で今月初めから咲き始めた“梔子(くちなし)の花”の珍しい八重咲き(普通は一重咲きが多いのです)です。鼻炎が治らず絶えず詰まらせている私の鼻でもこの花の芳香には強烈に反応しますから沈丁花も敵わぬ程です。

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花期が短いのが玉に瑕ですが、葉に艶があり私の好きな花の一つです。♪くちなしの馨りが…♪と30数年前に渡哲也のヒット曲として有名になりましたから名前は誰もご存じですが花までご存じの方は少ないようです。(^^)
北海道夕張市が600億円超の赤字を抱えて赤旗を掲げ財政再建団体に指定のための申請を決めたことは耳新しい話題でありましたが、この夕張市が先月15日に前年を上回る一人平均76万円もの賞与を支給しておいて翌16日破産したとの発表をしたそうですから魂消ました。これはどう考えても詐欺ですよね。市の職員は人口14000人に対し196人と全国平均より100人もメチャ多く、市会議員も数十人いるでしょうから掠め取った賞与の総額は2億円近くに上るでしょう。我々の得意先でも赤字会社は役員賞与は疎か給与すらカットされるのが常でありますが、この夕張市は借金の利息も払えぬのに市長が163万円、助役144万円、市会議員70万円も賞与を取り込んでいたのにはぶっ魂消ました。
市の係員曰く賞与の引き下げについては6月1日までに条例の改正が必要だとか…、赤字団体の賞与支給など法律の問題以前の話ではあり人の倫(みち)の話ではありませんか、盗人猛々しいとはこのことです。急に一日で赤字や借金が降って湧いた訳でもないのに、柔軟性に欠けたこの硬直した姿勢と借金を他人事のように思っている市長以下全員の危機管理のなさにはほとほと愛想が尽きますよね。
市長と謂えば社長も同然です。赤字会社の社長や重役は賞与を取らずとも赤字の責任を株主代表訴訟で訴追され多額の追徴金で家屋敷を失うことになりますが、夕張市の市長や助役や多くの幹部職員が何の罪にも問われないのでは世の中何処か狂っていますよね。巨額赤字の大阪市が磯村前市長の責任追及もできず退職金すら取り返せない実情ですから役人の体質が何処も腐りきっていることが窺えますが、倒産一日前に賞与を盗っていたなんて並みの常識では到底考えられませんから、親方日の丸で借金の600億円はお国が何とかしてくれるやろと甘く考えているのでしょう。総務省も今回ばかりは素知らぬ顔をしてお前等が作った借金やからお前等で返したら?と嘯(うそぶ)いてやったらどうですか(>_<)
これからは自治体が借金をするときは市長を始め助役や局長辺りまで連帯保証人にさせてやればよいのです。きっと何処の自治体も借金をしないで経費節減に励むことになり一石二鳥の効果がでることでしょうね。(^^)
横田めぐみさんの夫とか名乗る数十年ぶりであった母親との対面でもニタニタと笑うばかりで涙一つ見せぬあの胡散臭い胡乱な男は、平壌での記者会見で横田めぐみさんがどうして北朝鮮に来たのか聞いたこともなく話題にもならなかったと語ったそうですが、真実彼が横田めぐみさんの夫なら二人の最大の関心事が拉致であったことは疑う余地がありませんから、彼のこれまでの証言の全てが演技と虚構に包まれたものであることがはっきりと分かりました。
安倍幹事長が総理になったら一番にこの胡乱な男と横田佐紀江さんと対面させて彼の仮面を斌(ひん)向いてやるために最大の努力を尽くして頂きたいと思いますが、先方の役者が上手(うわて)でこのお坊ちゃん総理には荷が重過ぎて無理でしょうね(;;)
先日訪問した明石のお得意先で聞いた話ですが、10年近く子なしだった弟夫婦に三つ子が生まれたとかきっと排卵誘発剤のせいだと思いますが、一度に3人ではおっ魂消ますよね。実家のお母さんからご兄弟の家族まで総動員して育児に励んで居られるそうですが、もう少し経つと戸外に出すことになりますが、自転車も乳母車も三つ子用などありませんから、外出には最低大人二人が介助に必要でありとても大変だと思います。最近は少子化の影響で各自治体からも3人目の子供に対して何かと恩典が与えられることになっていますが、介護保険のように10%負担でヘルパーさんでも派遣してくれると助かりますよね。然し明石市は県内でも貧乏な市で有名ですから大したことは期待できないでしょう。(^^)
先日新聞に載っていましたがダンボール最大手のレンゴーが従業員に対し、この4月から三人目の子供が生まれたら100万円の祝い金を出すことに決め、既に3人が受取りこれからも子作りに励む社員が多くなったそうです。生まれた後は兎も角として、奥さんは毎晩ご機嫌でしょうがご亭主は会社で扱き使われ、帰ればもう一度頑張らねばならぬではとってもお気の毒ですね。
税金屋として気になるのですが、この会社の慶弔規定では1子2万円2子5万円であり、3子目の100万円は一寸高すぎるからと90万円位は税務署が賞与として源泉所得税対象に認定するのではなかろうかと危惧しています。2万円5万円なら次は10万円が妥当な数字ですものね。政府は少子化の心配だけしていても子は増える道理がなく、レンゴーのように会社だって100万円払ってまでも少子化対策に協力しようとしているのですから、積極的に扶養控除を3人目以降現在の38万円を100万円に挙げてやる位のことができないのでしょうか。そうすれば会社に負担を掛けずに少子化に少しは歯止めが掛かるのではないかと思いますが…。
明石大蔵海岸の砂浜陥没事故で関係者は何故か全員無罪の判決を受け当時5歳の美帆ちゃんのお父さんは“海岸へ連れて行った私への有罪判決だ!”と意外な判決への衝撃から悔しさを露わに滲ませました。過去の判例を辿ることしか頭にない石頭の地裁の判事は、“事故が予測されるものでなかった”と決めつけましたが,欠陥工事だからこそ砂が陥没したのではないのですか、海水の浸蝕すら計算に入ってないのでは小学生以下ですよね。百歩譲って刑事責任は問えないとしても幼気な少女の命を奪った人の倫の罪は免れません。判事は被告4人に対し“これから20年間美帆ちゃんの命日には欠かさず佛前にお参りに行くこと!これに反した場合は一回につき100万円の科料に処する“位の判決が出せないものでしょうか?刑事責任を問えなかったことを詫びて判事も一緒にお参りをせよ!
奈良の高校生の事件とは裏腹に豊中で阪大生の強盗に見せ掛けた母親殺害事件はよく似通っていてまるで異質な事件でありました。連日のパチスロ通いで学校にも行かず2年も留年して更に来春の卒業見込みもないのではお母さんが怒るのも尤もです。奈良の少年には1500通も減刑の嘆願書が差し入れられましたが、こちらの方は極刑に処せよ!との嘆願書が殺到するのではないでしょうか。(;;)
人を思い遣ることのない我が身勝手な若者の増加は昨今の風潮ですが、これからの小学生には英語など教えずに佐藤一齋の“言志四録”でも講ずればどうでしょうか。今の若者達は“この世に生を受けて何を為すべきか”について考えたことがないのではないでしょうか。先生や親の方が何も考えてなかったりして…(>_<)
女子プロツアー明治チョコレートは2週連続優勝を狙ったさくらちゃんでありましたが、今ひとつ波に乗り切れず6位タイに終わりました。来週に期待しましょうか(^^)

国税庁は社保庁を併呑せよ!


梅雨明けも当分望めそうもなく、蒸し暑い日が続き雨の日とカンカン照りの日と交互に続くので体調不十分な毎日です。先週は気象情報で降る降ると言われ乍ら少しも降らなかったのですが、昨日今日と久し振りの雨模様のようでいて実は晴れ間の方が多かったりと変な天気でしたが皆様は如何お過ごしでしたか。
愈々我が家の額紫陽花も終わりが近づきました。この花は晩生(おくて)なので普通の紫陽花より花期が遅く6月半端より7月初旬までが最盛期です。
処で皆様は紫陽花の漢字について疑問を持たれたことはありませんか。この言葉は中国から渡来した言葉ですが、当て字にしては相似する箇所がまるでなく、先日新聞の中国古典学者の書かれた“漢字ことば散策”を読んでいてどうやら中国で紫陽花と呼ばれた花と日本のアジサイとは別の花であることが分かりました。
紫陽花を詠った中国の詩人は白居易だそうですが彼の詩(うた)には“色は紫にして気香る”と記されているそうで我々は薫り高い紫陽花にはお目に掛かったことがありませんからきっと別の花でありアジサイに紫陽花を宛てた平安時代の学者源順はきっと香り音痴の蓄膿症だったのでしょう(^^)

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私の一日は5時の起床に始まります。簡素な食事の後メールチェック(迷惑メール50通の削除が大半です)と事務所の掃除などを済ませ6時半から1時間くらい道路に面している庭の手入れや水遣りなどが日課となっていますが、日中と違って朝は道行く人達の流れにリズムがあり、神戸女学院の生徒らしいお嬢さんの6時半通学を皮切りに、7時半コンビニの袋から直接パンをむしゃむしゃ食べながら運動靴で気忙しく通勤される20歳代の職人さんと思える青年まで数十人の方が時計代わりとなります。7時5分になると決まって長渕剛の“とんぼ”(ご存知ない方の方が多いでしょうね)の歌詞ではありませんが、カツカツと早足の高い靴音を響かせて我が家の前の坂を下りて来られる30歳前後のご夫婦が居られます。どうやらうちから徒歩5分の処にお住まいで7時ジャストに家を出られるのかなあと思っています。どちらもTVドラマに出てくる私が嘗て50年前に憧れていた大手商社総合職と謂った雰囲気でとても格好良く、仲が良くてお二人共黒のビジネススーツをピシッと決めて腕を組まれて歩まれる姿は絵になっており微笑ましい光景でしたが、流石に最近は暑くて腕を組まれることが少なくなり、奥様はジーンズ姿に変身されたりしてギャラリーとして些か寂しい思いをして居ます。この時間には小生は大抵玄関先で座り込んで5箱のアクリル水槽のコオロギ飼育箱の掃除と餌換えとレタスの襞(ひだ)に入り込んだコオロギ赤ちゃんの篩い落とし(蝕ると潰れるので…)や水槽の外に逃げ出した奴を金魚掬いの小網に誘導してお家に戻す作業などのため汗だくの奮戦中ですから、“とんぼ”のご夫婦はこのお年寄り一体何をしているのかしら?ときっと不思議に思って居られることでしょう。(^^)
対照的に7時15分になると今度は上下ともベージュ系が好みの慎ましい40代の小母さんがうつむき加減にひっそりと通って行かれます。跫音がしないので見落としてしまいそうですが、悪くない右目が道路側なので毎日しっかりと認識しています。この方は土曜日も日曜日も休むことなく必ず出勤されていますから、平日が休日かと思いましたが私が見ている限り、通られない日がなく、労働基準法なんて大手企業や官庁など上辺(うわべ)だけのものであることがよく分かりました。こんな人って世の中には沢山居られ、日本政府も国民の労働時間週40時間とか白々しく決めて置いて自分達お役人だけがちゃっかりと享受し、余力のある大企業が上手く便乗し、その跳ねっ返りによる不足時間の埋め合わせを日本の裾野を占めるこんな方達がきっと支えて居られるに違いありません。政府は一度でも土日に両親と遊ぶことも出来ぬ子供達のことを考えたことがあるのでしょうか!(>_<)
“月月火水木金金”とは戦時中兵隊さんを唄った国民歌謡ですが、我々自営業者とて例外ではなく、私などこの歳になっても退職金も定年もなしに未だ“月月火水木金金”の現役生活を送っていますが、することとてなく家族からは粗大ゴミ扱いされ、毎日が日曜日のお年寄りを思うと私などずっと仕合わせな部類だと思っています(^^)
そうそう今週は7年前のあの忌まわしい事件について私の“思い”を聞いて頂く御約束でしたね。先々週の20日7年前に山口県光市で起きた残虐極まりない母子惨殺事件で当時18歳だった被告に対し最高裁は当然とは言え無期懲役を宣した二審の判決を破棄し審理を広島高裁に差し戻しました。被告はこいつが死刑にならなかったら死刑になる奴は居ないと思える程極悪非道なワルであり、犯行後も何時ものように友人宅を訪れ何事もなかったようにスナック菓子を食べてTVを見て笑っていたそうですから人間ではありません、鬼畜生でもかくやと思える程であり悪魔のような奴です。
広島高裁は不十分ながら反省の情が芽生えていると判断して被告が当時未成年だった(18歳)と言う理由だけで死刑を回避して無期懲役を言い渡しましたが、反省の情があれば死刑にしないなど高裁判事は何を戯(たわ)けたことを言っているのですか!精神科医でもなく加害者の心の中を覗いた訳でもないのにええ加減な事を言ったらいけません!犯人は誰でも助かり一心から反省の素振りなど平気でしますよね。反省の振りをして死刑が免れるなら死刑は不要です。無期懲役の裁決は1審2審共に夫の本村洋さんが“犯人が死刑にならなかったら私が殺します”と明言したことが判事の心証を悪くし、地裁、高裁双方の判事の鼻にぶら下がったプライドを痛く傷つけたからに相違ありませんが、その点最高裁も同じく自身で死刑判決をする勇気に欠けていて、差し戻しと謂う不十分な裁決であって良い子振ったために本村さんの満足すべき結果ではありませんでした、然し最高裁の上告棄却は10年後に不幸な殺人者を又一人生み出すことに憂慮して時間差での死刑判決同様でなかったかと思われます。差し戻された広島高裁は世論を畏れて前言を翻し厭々ながらも死刑の判決を下すことになるでしょう。無期懲役と死刑の差は文字以上に大きいものであり、無期懲役と言う言葉などは日本語の間違いであり実際には懲役30年です。それが証拠に刑法第12条には次のように記されています。
【懲役】 第12条 《 懲役ハ無期及ヒ有期トシ有期懲役ハ一月以上十五年以下トス》
【仮出獄の要件】 第28条 《 懲役又ハ禁固ニ処セラレタル者改悛ノ状アルトキハ有期刑ニ付テハ其刑期三分ノ一無期刑ニ付テハ十年ヲ経過シタル後行政官庁ノ処分ヲ以テ仮ニ出獄ヲ許スコトヲ得》ナント!有期刑の最高がタッタ15年なのには驚きですが、法務省は無期懲役とか上手いこと言って我々を騙しておきながら、その実、無期懲役は懲役30年であることが私達だけでなく“分数のできない大学生”にも簡単に分かります。以上は私が00年7月29日のWEBにてご紹介したものであり、事件の詳細をお知りになりたい方は上記のWEBをご覧下さい。きっと流石の鬼畜もアッと驚きそうな被告の極悪非道振りに皆様も仰天されることと思います。
旧聞に属しますが国民年金保険料の不正免除や猶予事件が新たに10万件も発覚し、都合20万件に達したと先月各新聞が報じました。これはあくまで身内の内部調査ですから、真黒なのは仕方ないにしても灰色なのは白(正式合法免除)にカウントされているに違いありませんから第三者の外部監査に委ねたら益々不正件数が拡幅して行くものと思われます。
どうしてこんな杜撰なことが申し合わせたように各事務局で頻発するのか不審でなりませんが、本庁の事務局長会議などの席上で誰かから分母を減らす裏技の披露があり殆どの事務局が同調したものと思われます。然しそれが発覚すれば本庁からもお縄付きが出ますからあくまで本庁は聞いていない、知らぬ存ぜぬで押し通すことでしょう。
どうしてこんな不祥事が続発するのか、国民年金推進員の手当が年金免除に対してポイント制の歩合給が支給されていた事実まで明るみに出ましたから不正件数の調査や摘発だけでは対症療法であり、社会保険庁の役人の基本的な意識改革が必要かと思われます。彼等は世間では公僕などと呼ばれていても決して自分達はそんな風に思ってなく天下のエリートだと信じて居り国民年金の掛金者など賤民としか考えていないようです。その上本来年金支給を国庫負担の加算をして自分達が支給してやっていると謂う驕り意識が抜けていませんから、免除すれば国の負担が軽減されるなどと手前勝手な理屈を付けてせっせと免除していたものでしょう。通常なら5年乃至は10年の消滅時効も国民年金に限って2年とされていることからも、役人が国民年金の支給を減らそうとの懸命の努力が窺えますよね。
反面自分達はと謂うと、国民年金より圧倒的に手厚い国庫補助による高額な共済年金を当然のように受給する権利を得ていますから、国民は国民としての権利を平等に享受する憲法の定めから逸脱しており一寸おかしいですね。
自分勝手なお役人に正論を吐いていても埒が開きません。少し荒療治ですが、国民年金加入者の掛金と社保庁お役人の共済年金の掛金を合算して、支給額を比例配分する方法の採用は如何でしょうか。そうすれば国民年金の納付額(率ではなく)が減少すれば自分達の老後の受給年金が減ることになりますから彼等は免除要件を今よりより厳しくし、と言って自分達が集金に回るのは矜持が赦さず、固定給高給取りの外務委託員を大幅に増やして必死に集金に励むことでしょうが、これだけ撒き散らした悪評がおいそれと払拭されるわけもなく、NHK以下の低徴収率に終始するに違いありません。
又この方法を採用すれば劇的な副産物の効果が齎されると思います。それは社保庁に入庁すれば他の省庁より共済年金の受給額が薄くなると分かれば誰も社会保険庁に入らなくなり、この役所は自然消滅しますから、やむを得ず所得税と年金の両方の所管を国税庁が引き受けることになり徴収費用の莫大な軽減が期待出来ますよね、税金の徴収は国税庁のお手のものであり、国民年金は所得税部門で、厚生年金は法人税部門で扱えば現在のコンピュータの容量を少し増やすだけで十分対応できますし、納税者の資産状況も熟知していますから、社会保険庁のように滞納者の内ベンツに乗っている人や大邸宅に住んでいる人達だけ追い掛けても中身は借金地獄やも知れずそんな非能率なことをしているとベンツのヤーさんにどつかれるのが関の山でしょう。(^^)
庁の統合こそ本当の行政改革と言うのですよ。聞いていますか?小泉さんじゃなかった、麻垣康三さん!
先週28日の万能川柳には6句並んで腐りきった社保庁が取り上げられました。 “社保庁は日本全土で代書屋に” “社保庁よ謝罪だけでは済まんでしょ” “分数をこねくり回す保険庁” “定番のわびでは済まぬ保険庁” “保険庁行政書士の仕事する” 仲畑選者もよくよく腹に据え兼ねたものでしょう。(^^)
私も一句 “書士会さん 社保事務局を 訴えろ!”
ベルーナレディースは群馬県で行われ2日目64のコースレコードを出し18位から一挙にトップに躍り出た横峯さくら選手が勢いに乗って最終日も土砂降りの雨の中を67の好スコアで15アンダー2位とぶっちぎりの5打差は見ていて胃が痛くなることもなく快適な昼下がりの一刻(ひととき)でした。(^0^)/
楽しみにしていた8チャンネル5時半からのニュースでは日本も出ないのに他国のサッカーに映像を奪われて、さくらちゃんの勇姿を見ることが出来なかったのが残念でした。ブラジルが勝とうがフランスが勝とうが日本人にはどうでも良いことなのでは…?フジTVさん

李下に冠を正さず


梅雨入り宣言した筈が晴天続きで気象庁の面目丸潰れでありましたが、愈々本格的に梅雨入りしたらしく昨日今朝と雨が続いています。何時も不思議に思うのですが、何処のTVの予報士さんも全員同じことを言って当たらない日まで決まって同じですがこれでは予報士さんの仕事は気象庁のスポークスマンであり免状など不要だと思います。一社くらい早朝空を見てはその日の天気を嗅ぎ当てて来られたその道60年の熟練漁師さんに依頼されたら如何でしょうか。漁師さんが空を見るのは払暁であり聞きに行かれるアナウンサーも大変ですが、漁師さんの勘は経験則に基づいたものであり生活が懸かっているのでまず間違いません。予報士が当たらない原因は気象図の雲の動きを来た方向の儘に進むものと短絡的に考え、教科書で覚えた学問でしかなく、そのときの気温や今後の風向きを予想しない(能力的にできない?)ためですが、自分だけ間違うと具合が悪いのでつい無難な予報でお茶を濁しているのでしょう。航空会社などが気象庁を信頼せず、高い委託料を払って民間気象会社からの情報に頼っているのでもよく分かりますよね。地震予知も出来ない気象庁なんかなくても誰も困らないし、ひょっとして予算ムダ使いの不要官庁ではないでしょうか(;;)
日銀の福井総裁が例の村上世彰に誘われて7年も前に同僚数人と共に1000万円宛村上ファンドに投資していたことが何処かから判明し、政府与党が早く村上問題と訣別しようとしていた矢先ですから野党や証券関係者から強い非難の声が沸き起こりました。当人は我が国金融界のドンとしていち早く地検特捜部の情報を入手したらしく、本年2月慌てて解約申し出でをしていたことが判明しましたが、与謝野経済担当大臣は総裁も困ったことをしてくれたなあと思いながらも身に掛かる火の粉は払わねばならず、投資の時期が日銀総裁就任前(とは謂え1年前まで副総裁であり何れ帰り咲きは予測されていた)であり問題はないと発言していますが、それなら総裁就任時にきっぱりと解約すべきがスジではなかったでしょうか。外資ファンドとて天下の日銀総裁が出資していると聞かされては誰も大船に乗った気で投資家が激増したことでしょうし、広告塔としての彼が齎(もた)らしたプロパガンダは絶大なものだったでしょう。それが証拠に村上ファンドへの投資単位は10億円と大きいのに、福井総裁の僅か千万円の投資を村上ファンドが受け入れたのは謂わば例外であり、ファンドのイメージアップを謀るための見返りであったものと思われます。大手市銀がこっそりと外資ファンドを経由して巨額の資金を村上ファンドに投資していたことは誰も周知の事実ですが、これとて福井総裁の参入を聞かされてのことでしょう。然し彼等市銀達は預金者に雀(蚊か?)の涙程しか利息を払ってなく彼等も疚しくなければ外資に美味しい処をピンハネされずに直接投資した筈ですよね。銀行はバブルを惹き起こした自己責任には頬被りしてそのツケを預金者に廻し、91年から04年の間に家計の利息収入が304兆円(全国4000万世帯として年間ナント!80万円超となります)失われたと発表が嘗てありましたが、本3月決算で各銀行がメチャメチャ利益を計上した裏にはこんな不透明な儲けも入っているようです。
先週15日の参議院予算委員会に参考人招致が行われましたが福井総裁の答弁は陳謝一辺倒で与党政府側の庇護の元にのらりくらりと時間稼ぎに終始し17年度の確定申告に於ける村上ファンド投資収益額については、遂に最期まで明かすことはありませんでしたが、翌16日の参議院金融委員会に引き続いて喚問され、遂に年間運用益が数百万円に達した年があることを白状しました。数百万円と謂うことは最低200万円から最高900万円の間であったことを意味しますが全容は20日までに国会に提出するとか、秘書に聞けば5分で分かることを引き延ばして得になるとは思えませんが、国民誰もが1000万円の定期利息年間僅か2400円に呻吟しているときですからとても言い出し難かったのでしょうね。市場では量的緩和の解除を行い、ゼロ金利を継続しながら一方では“儂は村上さんとこで数十%も儲けました”なんて一寸言えませんよね。然し税務署にも民主党員や共産党贔屓もいることだし到底隠しおおせるものでないと観念し国民のショックを和らげるために、情報を少し宛小出しすることに決めたようです。
然しどんなに小出しをしても正確な運用益が公開され若し500万円もある年があるとなると国民の怒りが爆発して手が付けられなくなり総裁の辞任は必至となりましょう。
野党は道義的責任だと追及する構えですが、総裁の行った行為は純然たるインサイダー取引です。その意味では村上世彰より遙かにタチが悪いと言わねばなりません。日本経済の中枢を担い、明日の金利の決定権を持つ中央銀行の総裁が一投資ファンドのイメージガールならぬイメージ爺さんを務め、おまけに高利の運用益を手に入れてどうしますか!
福井総裁は国会で“運用益は国民の皆様に納得頂ける使い道に振り向けたい”などと白々しいことを言っていますが、これはファンド運用が暴露されたから仕方なく吐いた台詞であり、“語るに落ちる”とはこのことです、疚しくなければ“運用益は老後の家計の足しにします、儂が儲けた金を儂が使って何処が悪いのか!”と言えば済むことではなかったのですか。

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これは日本銀行の社是でありますが、中央銀行に限らず全ての金融マンが遵守すべき事項です。“李下に冠を正さず”(スモモの生っている木の下で帽子を触るとスモモを盗んでいるように思われるから止めておけ)とは有名な中国の諺(ことわざ)ですが、中央銀行の総裁ともあろう人がこの格言も知らないのでしょうか!この社是も読んだことがないのでしょうか!阪神ファンからどつかれない間に即刻日銀を辞職して隠遁生活に入りなさい!
その彼が熱狂的な阪神ファンだそうですから世の中皮肉なものですよね。彼は村上ファンドが阪神タイガースを手に入れたら球団社長に天下る夢でも見てたかも…(^^)
今日は先週漢字検定行きのハプニングについてお伝えする予定でしたね。詰まらない話ですが私にとっては重大な出来事であったので我慢して聞いて遣って下さい。
試験は10時からなので8時40分に事務所を出て、元町駅に着いたのが9時15分歩いても良かったのですが坂道だし体力の消耗を防ぐためタクシーに乗ったのが第一の不覚でありました。山手短大の3号館と運転手に言ったらハイハイと返事良く、寛いで居ると車は急に山手線を右折して行くので“真っ直ぐ行くのと違うか?”と言ったら“三号館は山側からしか入れまへんのや”と県庁の東端を越えて鯉川筋の信号を西に曲がって100m走り“はいここです”よく見ると“此処は県庁と違うんか!”へい県庁の3号館ですわ”途中話しかけても返事もなくおかしいなと思っていたのですがこの運転手耳が遠いのでした。“わしは山短の3号館言うたやろうが!”えっ!えらい済んまへんてっきり県庁やと思いこんでしもて…”と再び先ほど私が示した四宮神社の横を上がって行き“はい着きました”見るとキャンパスにはシャッターが降ろされ、入り口には柵まで引かれていて、入る余地もないしそれに受験生が人っ子一人見えないのがおかしく、”おいおい一寸待って!“とタクシーを引き止めて降りてからよく見ると建物の上部に2号館と大きなサインがあるではありませんか、”ここは3号館と違う!2号館やないか“と言ったら運転手は慌てて”それやったらずっと東ですわ“とバックして東へ行こうとするとその道は一方通行で西に出るしかなく大回りしてやっと受験生がぞろぞろ登ってくる3号館に到着したのが9時35分と僅か200米に20分も要してげんなりし、今日のテストの結果を案じてしまいました。(;;)
会場へ入って受験票を見せて教室を尋ねたら2階ですが20分前まで入れないので地下の食堂で休んでいて下さいと言われて、地下へ降りたのが第二の不覚であり、地下では沢山の受験生が参考書と格闘中であり、見渡した処漢検2級の資格は推薦入学に加点されるとか、大半が来春の大学受験生それも女子学生が多いように感じました。私も運転手との葛藤などイライラを思い出してこれではイカンと精神統一し気を鎮めてから10分前に2階へ上がったのですが、試験教室だらけで自分の番号の教室が皆目分からず、昨秋の明石では一教室しかありませんでしたからその思いこみが齎したミスであり、先に試験教室の場所を確認しておくべきだったと悔やみましたが後の祭り、近くの部屋から出てきた名札を付けた係員らしい女性に受験票を見せて教室を尋ねるとちょっと待って下さいと居なくなり、2分ほどして出てきて南の方の教室ですと言って呉れましたが南へ行っても鍵の掛かった教室ばかりで試験教室らしいものはなく時間は刻々と経って行くし、一室ずつ自分で捜すことにして小さい字で書いてある受験番号を薄い目で探ってやっとこの部屋らしいのを見付けましたが、部屋に入っても広くて自分の席の見当が付かず試験官の試験に対する注意など聞きながら端から受験生不在の机を捜して歩いたら“あった!”三つ目に“岡本良英”と解答用紙の印字が目に飛び込んできてホッとして、崩れるように椅子に座り込んだ途端、試験官の“只今から試験を開始します”の声にどっと汗が噴き出し安堵の一瞬でしたが汗を気にしている間とてなく、早速七つ道具を揃えて問題との格闘が始まりましたが一時はどうなることかと心臓の止まる思いでした。
然しじっくりと問題を読んで見て今年の問題は例年より易しくて何故か案ずるほどでもなく、難関の四字熟語が満点で通過できたことが大きく、誤字訂正も書かれた字に惑わされる(一度迷うと迷路行きとなります)ことなく無事平穏に全てを書き終えましたが、部首の一問で“骨”の一字が引っ掛かり身体の一部やから“にくづき”かなあと書いていたのですが、嘗てこれまでの問題集で骨とにくづきの接点の記憶がまるでなく、悩んだ挙げ句“ええいままよ”と終了時間間際に答えを出題と同じ“骨”に変えたらこれが正解で“バンザーイ”自己採点は完璧な200点(答案用紙と引換に解答が頂けます)でありました。(^^)
帰るとき500人近い受験者(昨秋前回の明石の10倍です)を見渡したら60歳辺りはちらほら見受けましたが70歳らしき方は見付からず或いは私が神戸での最高齢者であったのかも知れません。(^^)
気も早く帰り道ジュンク堂で準一級の参考書を求めましたが、これまで常用漢字に慣れるべく意識的に旧字体の世界から遠ざかって居ましたから、パラパラとめくって見て準一級の難易度の高さに魂消てしまいました。準二級と二級の差を六甲山とすれば二級と準一級の差は槍ヶ岳位あるのでしょうか、遙か山頂が遠く雲に聳えて見えぬ程であり、到底合格する自信などまるでありませんが、合否は別にして古希にして新たな志を抱き、信念を以って命ある限りチャレンジしたいと思っています。
『一燈を提げて闇夜を行く、暗夜を憂うこと勿(なか)れ、只だ一燈を頼め』
幕末の儒学者佐藤一齋著“言志四録”より、西郷南州翁座右の銘であります。
本当に久し振りでニチレイレディース初日自己ベストの65で首位スタートした横峯さくらちゃんは、二日目は我慢のゴルフでイーブンパーと粘り最終日久し振りの優勝を意識しすぎて堅くなって13番のOBで最早これまでかと観念しましたが、17番執念のバーディーで今期4勝目を狙う李知姫を突き放しての9ケ月振りの優勝は見事でした。さくらちゃんお目出度う。さては先週のブログで“さくらちゃんには優勝しかない!”と檄(げき)を飛ばしたのが利いたのかな?

据置保険金の罠


先週はずっと雨続きでしたね。蕾の儘じっと我慢していたうちの牡丹が漸く先週開花しましたがいつもより随分小振りであり、きっと去年花後のお礼肥を遣り忘れたのかも知れません(;;)やっと咲いては見たものの毎日雨ばかりで午後には花びらを閉じたりと可哀想です。
“立てば芍薬座れば牡丹”と謂われるように普通牡丹の花は乱熟しきった女性の見本かのように十二単(ひとえ)で絢爛豪華ですよね。処がこの花は何時までも初々しくて可愛くまるで変種の椿か山茶花のようです。道行く人に”これ牡丹ですか?”などと聞かれる始末です。(;;)だけど葉をご覧になれば紛いもなく牡丹に違いないことをご納得頂けるでしょう(^^)偶には清楚な牡丹も風情があって良いですよね。お礼肥を少なくして来年もこんな牡丹を咲かせたいと思います。

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大阪府も大阪市も三セクやら財団法人を闇雲に作り、役人を天下らせては補助金とかの名目で巨額の血税を支出しておいて一度も監査をしていなかった出鱈目さが暴露され狼狽えています。太田府知事は先週の記者会見でチェック機能が不十分で甘かったと謝罪しましたが、この事件が起こるまで知事さんは飛鳥会の“ア”の字も駐車場のあることも知らなかったに違いありません。
今後府所管の同和関連人権擁護協会など1000近い公益法人を3年内に検査する方針だそうですが、これこそ泥縄と謂うべきであり、何処の課の職員が派遣されるにせよ、府の役人に会計監査や業務監査の能力があるとは到底思えず、出された決算書を電卓で検算して合計金額の合致などを確かめて(それ位しか能がない?)豪華な昼食をご馳走になり、“良くできていました”とご帰還になることでしょう。お役所の監査は変なことがあったら困るために常に極力トラブルがないことを準備して行われ(何のための検査か!)ますから、検査対象箇所まで予め指示して日時を事前に通告した上で行われることになっています。これでは対象とされた部署だけ現金などを他所の部署からその日だけ借りてきて帳尻を合わせておけばよく、謂わば馴れ合いであり、不正が暴露されることなど100%あり得ないのです。府の職員が帰った後で、義憤に燃えた法人職員からの内部告発があってもきっと府の上部で握り潰され明るみに晒されることもないのではないでしょうか(;;)
それどころか天下り役人に内部告発者の摘発調査が命じられたりして…(;;)
人権擁護協会もことの反響に驚き小西容疑者を罷免するなど事件の収拾に大童ですが、これなどトカゲのしっぽ切りで母体の安全を謀っているのがミエミエですよね。
人の噂も75日と謂いますから大阪市も大阪府も人権擁護協会一つ穴の狢ですから、ひたすら身を低くして市民達の忘却の日を待ち、その後は喉元過ぎれば何とかを忘れると謂いますから、何れ又旧態依然の状態に戻ることでしょう。(;;)
いつもその場凌ぎで後は野となれ山となれでは市民は全く遣り切れませんね。
オンブスマンの方々も大変でしょうがこの事件には何時までも関わって対処され追跡し調査結果を毎年公表し市民の記憶から消え失せることがないように配慮をお願いしたいと思います。そうすれば市や府の役人も市民の手前同和などとの癒着の復活を諦めざるを得なくなるのではないでしょうか。
先月日本生命から手紙が来て年金保険金を受け取れと言ってきました。寝耳に水であり、え?おかしいなあ?保険料も払ってないのに…と日生へ電話をしたら、何でも平成8年に満期になった保険金を貰うのを断って(記憶は定かではありませんが恐らく税金が掛かるので何も考えずに先送りしたらしい)据え置いていた(この間無利子)ものが10年目を迎えこれ以上据置けないので今年から15年間年金支払いとなりますと言われてしまいました。
すっかり忘れていたものであり不景気の昨今ですから棚ボタではありましたが(^^)70歳の私がこれから15年も無事息災で生き長らえるとも思えず、一時金で貰えば今なら退職所得と共に1/2課税の恩恵に預かる一時所得にされるため一度に貰えば幾らになるかと日生に問い合わせたら、ナント!一時金なら15年間に貰える筈の保険金が500万円も減額されると言われてビックリ、金利を計算すれば年利5%以上差っ引かれる計算であり幾ら金利が上昇傾向とは謂え、15年間に40%も利息を取る(盗るか!)なんて天下の日本生命も阿漕なことをするものだと腹が立ちましたが、みすみす500万円は馬鹿らしいので渋々15年掛かって貰うことに決めました。(;;)よく聞いて見れば私が死んだ段階で残額が一時払いされるそうであり、そのときは日生の期待する年利5%強がモノを言って私の家族の取り前がガクンと減らされるようなので、認知症になっても85歳迄は死んでやらんぞ!と心に誓いました。(^^)
認知症と謂えば先週M新聞“みんなの広場”への投書で高齢者施設へ入居して居られる80歳認知症のご老人のことが掲載されていましたが、この方人嫌い(私とそっくり)で何時もベッドに寝ていてうつらうつらTVを見る日々を送って居られますが、何でも老人は昔将棋の有段者だったとかを将棋好き高校生のお孫さんが聞いて施設の事務所で将棋盤を借りてお祖父さんに挑戦したそうですが、お祖父さんは将棋盤を見るなり背筋がしゃんと伸び、あっという間に孫の王様を詰めてしまったそうです。(^^)将棋を指している間はお祖父さんが全く別人に見えたそうですから人間なんて不思議なものですね。私も後10年若し痴呆症になって居たらパソコンを立ち上げ囲碁の対局ネットの前に座らせて欲しいと願っています。
碁盤と碁石がないからと何も反応しなかったりして…(;;)
日生の利息と謂えば、確かお得意先のSさんが日生の満期金を銀行よりは有利だからと貰わずに預けて居られ利息目的で運用されていますが、毎年の利息は0.2%以下ですから保険屋さんは死差益だけでなくこんなとこでもがめつく儲けているのですね。金融庁も保険屋のこんなえげつない儲け方に行政指導の一つもできんのか!
“あんた泣いてんのね”あの落下傘ドレスが“売り”で有名になり紅白に連続7回も出場されたお恵ちゃんこと松山恵子さんが永眠されました。69歳だったとか私より一回り以上若いと思っていましたから驚きました。晩年は懐メロTV番組で時々見掛けていましたね。普段は殆どドサ回りをされていたのでしょうが、あの落下傘ドレスはそこいらのステージでは舞台登場も儘ならず身動き一つできなかったでしょうから困られたでしょうね、一体どうされてたのでしょうか。(^^)
舞台の中央でドレスを脱着して、直立不動の儘幕の上げ降ろしがさしたりして…(^^)
話は変わりますがあの落下傘ドレスがお恵ちゃんの健康を害したのではないかと思いますよ、結婚式で小さな落下傘ドレスが衣装直しに使用されることがよくありますが、着用された方に感想を伺うと、あれはごわごわしていて針金だらけでメチャ重たく鎧でも着ている(着たことあるのか?)ようでキャンドルサービスなど大変だそうです。お恵ちゃんのは特大でしたからメチャ重かったでしょう。そう謂えばお恵ちゃんがあのドレスで舞台を歩いたのは見た記憶がありませんね。お腹に鉛を巻き付けているようで立っているのが精一杯だったのでしょう。落下傘ドレスが命を縮めたのでなければ良いのですが…(;;)
昭和の想い出が又一つ消えて行きました。  合掌
ブリジストンレディース最終日我等が横峯さくら選手はキャディーのお父さんが急病でマネージャーが急遽バッグを担ぐことになったせいかスコアを一つ落とし6位タイとイマイチでありました。CMでお金も沢山稼いだことだしせめてキャディーくらいプロを選んだらどうですか?さくらちゃん!

1円の還付金


愈々GWに突入しました。何時もと違って若干円安のため海外旅行が割高となっていますがそんなことは何のその、昨日海外に飛び立った日本人は至上初めて36万人に達したそうであり、貴重なドルの大量消費をすることになり円安に拍車を掛けることになるのでしょうか。幸い好天気に恵まれそうなGWですが皆様のご予定は如何でしょうか。

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この処お得意様借り物の写真ばかりで気が引けていました。今週は久し振りに庭のケマン草をご紹介しましょう。園芸屋さんで花が釣り糸のエビに見える処から俗名鯛釣り草などの名前で売られていますが本当の名前はケマン草と謂います。宿根草で事務所開設時に鉢から露地に下ろしたのがその儘毎年咲いて呉れます。もう一つ白花があったのですが、いつか雑草と一緒に刈られて消滅してしまいました(;;)
今日はお休みだし久し振りに税の申告現場が直面する税金の矛盾について触れてみたいと思います。ややこしい税金に興味のない方は次の章までパスして下さい。
先月初旬に確定申告時の税務署など申告会場での混乱振りをご紹介しましたよね、先週届いた我々の業界紙で紹介がありましたが、全国税労組の機関誌“全国税”4月10日号によれば、確定申告の繁忙期に税務署員の中で過労からの脳梗塞やクモ膜下出血など多数の犠牲者が出たと報じています。
普段は机上での執務が殆どですが、確定申告会場では立ちっ放しの荒業となり、それが連日の激務であり、更に今年は小泉増税のお陰で申告人口が何時もより300万人も多くなりましたから、我々税理士だけでなく税務署員の方々も増税の被害者であったものと思われます。それでも本家である財務省は仕事の楽チンな省内の人員はしっかりと確保しておいて税務署員の数だけを減らそうとしていますからその内百姓一揆ならぬ税務署員一揆が起こるのではないでしょうか。
同じ国家公務員でも暇で困っている処が幾らでもあるのに、既得権だからと人員数の削減を放置して歳入の第一線部隊である税務署員を申告人口の増加に反比例して減らすなんて一体財務省は何を考えているのでしょうか。昔植民地時代に奴隷に一日中扱(こ)き使って飯は半分しか与えなかった荘園の主のようですね。(>_<)
財務省は税務署員の人員を減らすより署の無駄な仕事を減らしてやるように配慮してやれば、随分と事務量だけでなく経費も効率化出来ると思うのですが、財務省は税務署の仕事のことなんかまるで分かってなくて法律だけ作って置いて執行面については素知らぬ顔であり、全ては税務署任せにしていますから実務を指導する国税庁も大変だと思います。
我々税理士が常々ムダの標本ではないかと痛感するのは赤字法人(全法人の40%)が申告に際して還付請求する預金利息の源泉所得税です。昨今ではこの不景気で多額な定期預金を有する赤字会社など殆どなく、普通預金の利率は10万分の1であり、10万円以上ないと1円の利息も付きませんから源泉所得税は7円で初めて1円発生する仕組みです。普通預金が常時100万円あると仮定すれば、半期の利息10円に対する源泉所得税(15%)は1円であり、私が声を大にして言いたいことは、この1円は法人が黒字の場合支払う法人税から控除されますが、赤字であれば請求に応じて還付される仕組みとされていることです。
ところが源泉所得税たった1円の還付であっても、税務署は台帳記入等はせねばならず、納税者?への還付通知書の印刷代や郵送代金に加えて納税者?から指定した銀行への振込手数料まで税務署の負担となりますから一体1円を納税者?に返すのにどれだけ経費が掛かっていることやら計り知りませんが、こんなことは財務省の御役人の全く与り知らぬ処であり、納付すべき法人税は100円未満を切り捨てられる(所得税も同様です)ことになっていますが、還付金についての端数処理の規定がないばかりにこんなにムダな血税の無駄遣いがされています。還付に関わる事務費や諸費用の総額は100円未満の還付金だけでも数億円を遙かに超えていると思われます。
所得税なら医療費控除しても還付金が百円しか期待できないのなら貴重な時間と煩わしい申告手続きなどを勘案して誰も申告に行きませんよね。法人の場合は赤字であっても申告が要件となっているためにこんな問題が起こります。
支払う方が100円未満切り捨てなら、返す方も同じく100円未満切り捨てても何処からも文句は出ないと思うのですが、偉いお役人は円単位であっても万単位であっても事務量や経費のことまで少しも気が回らないのでしょうか、一度エリート役人に税務署の管理部門の煩雑さを経験させたら、この低金利時代に無茶苦茶なムダに気付くと思うのですが、不幸にして財務省のエリート役人は入省6-7年目で“民(たみ)の暮らしを見てこい”と一度税務署勤務をしますが、たった1年間だけであり、それも署長室で判子を付くだけの仕事ですから民(たみ)の暮らしどころか税務署内部のことにも何も気付く道理がないのが実情です。
新米署長のお守り役を仰せつかる総務課長も厭言の一つでも言って署長の気を悪くさせ、自分の出世に影響してはならじ!と絶対に余分なことは口にしませんから、エリート署長は結局何も知ることも得ることなく貴重な1年をムダに過ごして本庁にご帰還されるのでした。(^^)
閑話休題(それはさておき)
愈々来月申告の3月決算で源泉所得税が1円しかない欠損会社が一件私共に登場します。税務署程ではありませんが、我々税理士も還付のための手続きで余分な用紙や印字が必要となりますからお得意先にお願いして還付請求を止めようと考えております。全く1円損する訳でもなく赤字が1円増えることで救済されますから、将来的には1000円の所得が999円(所得は1000円単位です)になって法人税が220円助かることだってそれこそ千に一つの可能性があることなのです。
私のような怠け者の税理士が沢山出てくれば税務署も1円還付をしなくても良くなり、そうなればムダな事務や経費が節約できますから少しでも血税のムダ遣いが抑えられその内塵も積もればで我が国の抱える860兆円の赤字が消える…そんなことはあり得ませんよね(;;)
昨日の万能川柳で”通帳に恥ずかしそうな利子2円“が入選していました(^^)
2円の利息はこの方の預金残高が常時20万円位あることを意味しますから立派なものですよね。私など利息が付いていない通帳があったので窓口で文句を垂れたら、“お客様の預金利息は1円未満なので切り捨てになっております、申し訳御座いません”と慇懃無礼にシラッと言われて通帳を突き返されました。(;;)
警視庁も罪ですね、もっと早くに逮捕していればよかったのに、姉歯さんを今頃逮捕だなんて奥さんは自殺するし自宅は売り払ったし逮捕を待ち焦がれていたでしょうにホテル暮らしで所持金も使い果たし保釈金の捻出にも苦慮するのではないでしょうか。(;;)
木村建設の社長や支店長そしてイーホームズの藤田社長まで同時に逮捕されましたが、それにしても諸悪の根源である総研の内河所長など未だ素知らぬ顔でHP上で営業案内などしておりますからド厚かましいにも程があり、この所長を捕まえる手段がないのでは日本の検察も舐められたものですね。こいつが欠陥ビルの発案者ですから謂わば主犯格ではありませんか、内河を逮捕せぬことには事の真相が明るみに出ずトカゲのしっぽ切りに終わるは必定ですが、世の中はどんなに悪いことをしても法の目を潜れば罰せられぬなど到底赦せることではありませんが、法と謂うものは網の目が大きく直接手を下した者と命じた者位しか罪に問えず、示唆した人間にまで罪が及ばぬ如くであり暴力団がいつもこの手で幹部等首脳部の安泰を謀っていますが真に悪い奴は最初に計画なり案を立てた奴に決まっています。耐震度の少ない欠陥マンションの住民達は法律になど頼らずにこんな時にこそ皆が結束してお金を出し合い、藤田まこと必殺仕事人かゴルゴ13でも是非招聘させて頂きたいですね。世に“お白州で裁てぬ悪を断つ”というではありませんか。
私のGWは仕事と野草ウオッチングに漢字検定の勉強の予定です。漢検の勉強は毎夜就寝前に1時間程度日課としていますが、昨日正解だった問題を今日解いたら×だったりで記憶力の儚さに加齢への嘆きは尽きません。然し漢字を勉強することは小中高と9年間を無為に過ごし、砂上の楼閣である大学受験以外まるで勉強と無縁であった無学な私がこれまで私だけ知らなかった新しい知識を身に付けることができるので斬新でとても楽しいものです。譬えば皆様は“画竜点睛”(がりょうてんせい)という言葉をご存知でしょうね、新聞などでは常用漢字外のため“画竜点晴”と書かれているのでうっかり誤って覚えていましたが、正しくは晴れではなく睛(ひとみ)なのですね。中国の偉い画家がお寺の壁に4頭の竜を描いてその内の2頭に睛(ひとみ)を入れたら本物の竜になって大空高く天に昇っていったと謂う故事ですが、殆どの方が旁(つくり)を正しく書けても偏が日になります。昨日6年生の孫と食事に行ってこの四字熟語を書かせてみたら旁(つくり)は合っていましたが偏は矢張り日偏になっていたので、故事の由来を説明してやり目偏でなければならないことを納得させましたから、もう彼は一生この四字熟語を間違えることはないと思います。そして幾ら忘れっぽい私でも自分のブログに記載しましたから先ず忘れることはないでしょう(^^)
女子プロツアー第7戦カトキチクイーンはさくらちゃんショットパットに苦しみ10位タイと不本意な成績でした。何せラウンド中は大半のギャラリーと多くのメディアのカメラが執拗に付きまとい、トイレに行くにも気を遣うでしょうから、そろそろ疲れが蓄積される頃です。1週位お休みしてリフレッシュの時間が必要ではないでしょうか。と言ってもさくらちゃんで持っているようなツアーですから、お休みとなると来場客やTV観戦者がガタッと減るので中々スポンサーがウンと言わないことでしょう。人気者は辛いですね。(;;)仮病という手がありますよ、さくらちゃん
ディープインパクトが飛びました。第三コーナー手前まで集団後尾に付け、そこから一気に大外を駆け抜けて、あの早かったリンカーンを寄せ付けずに圧勝しました。ディープ自身の記録を塗り替える3分13秒4は正にディープならではでありましたね。いつもの出遅れも出口を塞がれたくない武豊の作戦だったかも知れません。オッズ110円は当然でありましたが限りなく100円に近い110円だったと思います。愚息に10万円購入を頼みましたが、10円では恐いからあかんと断られて買って貰えず1万円儲け損ないました。
因みに私は“馬は単勝”との信念を40年来未だ捨てきれずにいる古い男です。(;;)

英語より日本語を教えろ!


桜も散りあっという間に春が遠くなって行こうとしています。五月の飛び石連休を直ぐそこに控え、と謂っても最近は祝日が多くなって飛び石とは言い難く敷石連休となりましたね、旅行にも行かず近くの野原(遠くなった!)を散策して名もなき雑草を愛でる程度の私には“国民の休日”とか不可解なお休みなどなかった昔の方が休日の価値があり働き甲斐があったように思います。飛び石と謂えば柄にもなく京都の庭園などの散策を思い出しますが、50年も昔に偶々学生本因坊戦近畿地方の決勝に勝ち上がって、決勝戦の会場となった京都左京区の寂光寺(天正6年創建本因坊所縁の寺院)を訪れたとき丁度春の終わりでもあり、苔むす敷石を渡り荘厳な寺院の佇まいに圧倒されたことを思い出しました。あの敷石のことを“甃”と書くことを最近漢字の勉強で覚えました。え?何と読むのかですって?答えは石畳と読みます。うそ?と思う方は一度広辞苑を引かれたらお分かりでしょう。残念ながら私の周囲では愚息を筆頭にこの字が読める者は誰一人居りませんでした。(;;)皆様は読めましたか?
あのときの学生本因坊戦の方は初日京大代表の一人に辛勝し、翌日阪大代表に快勝の筈の碁を最後に引っ繰り返されて敗れ東京行きは叶いませんでしたが、当時は誰も貧しく京都までの電車賃も捻出が大変でしたから東京行きとなれば旅館代は新聞社負担でも汽車賃は自腹でしたから勝っていても行けなかったかも知れません。(;;)囲碁部の予算など雀の涙程であリましたから譬え神戸商大代表とは謂っても個人戦にまで予算は回して貰えず、今は昔のちょっぴり悲しいけど懐かしい思い出でありました。(^^)
今日の写真もいつものお得意先の牡丹を拝借しました。我が家のしょぼくれた牡丹は未だに蕾も付けずにのんびりとしています。(;;)

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文部科学省の阿呆な役人のせいで日本語もロクに読み書きできない小学生に愈々英語が教えられることとなったことは皆様ご承知の通りですが、聞いてみると現在の小学校の教諭は学校の教育課程で英語の授業を受けて居らず、通常の学生と同じく僅かに一年間一般教養科目で最低限度の英語しか習得しておりませんから外資や商社を目指した経済学部の連中や文学部英文学科の連中などとの英語力には大きな落差があり、目的意識がなかったでしょうから先ず英語力は並の高校生か或いはそれに毛の生えた程度でありましょう。これでは一体どんな風に英語を教えるのか見物(みもの)ですね。教育委員会では慌てて文部科学省にお伺いを立てて先生の補習授業などをするか無駄な予算を計上して臨時講師を雇うつもりでしょうが、到底その程度では追い付く道理がなく定年間近い先生など英語のスペリングすら覚束ないと思われますからどうなることでしょうか。私のネット囲碁仲間にメチャ英語の下手な中国人が居てチャットで“I know Inglish a little”などと言ってくる手合いが居り私の英語劣等感を優越感に変えてくれますが、この程度の英語力の先生も少なくないことと想像されます。こんな文部科学省の態度を昔の人は泥縄(泥棒を捕まえてから、縛るための縄を綯(な)う)と謂いましたよね。日本語もできない小学生に英語を押しつけてどうするのか!日本語をしっかり教えなければ子供達は論理的にものが考えられず算数も理科も理解が進みません。後先を少しも考えないアホ役人の一時の思いつきにも困ったもんですね(;;)
それともアルファベット26文字でも暗唱させればそれで良いと考えているのなら笑止千万です。文部科学省は英会話ができる英語をとかほざいていますが、アルファベット26文字だって発音は結構難しく、先生の内エルとアールの発音が正しくできる者が果たして幾人居るのか?一人も居なかったりして…(;;)
将棋の名人戦が話題となっています。日本将棋連盟はお山の大将の集まりで頑なに閉鎖的鎖国状態でありであり一般に門戸を開こうとせずに裾野の開拓努力を怠ったために、囲碁の日本棋院同様財政苦境に陥って居り、それはそれで自業自得でありますが、朝日新聞が卑怯にもそれに乗じ、金の力にものを言わせて日本将棋連盟に働きかけ毎日新聞社が永く守ってきた将棋名人戦を横取りしようと画策しています。
筋書きは朝日が書いたものに違いありませんが、将棋連盟も会長(米長邦雄)副会長(中原誠)と将棋のことしか分からぬ世間知らずばかりですから金のためなら義理人情などクソ食らえと金に釣られたお女郎さんのように契約金に牽かれて何も分からぬ内に朝日の言うが儘に承諾したものでしょうが、世間の常識と謂うものは、先ず将棋連盟がこれまで毎年数千万円のお金を貰って世話になってきた毎日に挨拶に行き、朝日がこんなことを言ってきているがどう思われますかと相談すべきが物事の順序と謂うものではないでしょうか。それを一方的に“来年から名人戦の契約を解消する”の通告では正に信義に悖(もと)る行為と言うべきであり、その非常識な出方には如何に温厚な毎日も怒りますよね。
朝日は現在囲碁の名人戦を主宰しており、王将戦、竜王戦、棋聖戦、王座戦共に他新聞に取られて自らはやむなく朝日オープン戦などでお茶を濁しており、天下の朝日が囲碁将棋共に名人戦を主宰することは長年の宿願であり、ここに来て種々の根回しが効を奏し遂に野望が叶えられようとしていますが、それにしても遣り口がメチャ汚いですね。
朝日が直接毎日に声を掛けたのでは喧嘩を売ることになるは必定であり、将棋のことしか分からぬ井の中の蛙である連盟役員を上手く嵌め込んで自身は黒子(くろご)に徹したものでしょうが、連盟役員の無知が火に油を注ぐ結果となりました。今後どんな風に収束されるのか見当も付きませんが、メディアとて万事金が全てですから、懐具合の心配される毎日が苦境に立たされるのは目に見えています。(;;)第三者の日経あたりは暗に朝日の横車を非難している如くですが、最終決定は棋士総会で決しますから、良識ある棋士の判断が待たれます。然し良識ある棋士とて対局料は多いが良いに決まっていますから、毎日から蒙った永年の義理人情を重んずる棋士は数多くなく公正な総会決議は到底望めず、公平な第三者機関が乗り出しての調停がなされねばなりません。
毎日はここの処ずっと経営不安が囁かれていますが、朝日もそれに便乗して病人の布団を剥ぐような真似はすべきではありません。“良識の朝日”と自ら豪語し、北朝鮮や中国の味方ばかりして自虐趣味の昂じた彼等の正体は”強きを助け弱者をいたぶる朝日“だったのですね。(;;)くたばれ!朝日新聞
中国韓国と日本叩きに喧(かまびす)しい昨今ですが、どうして我が国の政府はこんなに諸外国に軟弱で大人しいのでしょう。何時も言いたい放題言われてはお金を払って“ご免なさい”と謝って居り情けなくて涙が零れます。昔から“内弁慶の外窄(そぼ)り”と言いますが、相手が民主党なら居丈高にがなりたてて吊し上げておいて、中国や韓国となると急に借りてきた猫のように大人しく変身する政府にも困ったものですね。
竹島など大昔から我が国の領土と決まっているものを最近になって韓国が常駐し勝手に地名まで付けてネコババを謀っていますが、保安庁など何の役にも立たないから海上自衛隊一個大隊を投入して韓国警備船を蹴散らせてやればいいのです。どうせならブッシュさんに韓国が五月蝿いからイラク派遣の自衛隊を竹島を護るために帰国させたいと小泉総理に言わせればどうでしょうか。(^^)ブッシュさんも狼狽して急遽アメリカ海軍を竹島に向けて出航させるのではないでしょうか。
中国もいつもの牽強付会で出入国管理法違反の不法就労事件を手助けしていた在日中国領事館の参事官が警視庁に証拠を握られての出頭命令を拒否し、大使館が在日中国人と接触するのは当たり前のことだと嘯いていますが、幾ら外交特権といってもスパイ行為を強要されて国を助けるために首を括った北京の日本領事館の参事を思い出すと人間の品格って何だろうかと考えてしまいますね。これが儒教発祥の国であり孔子孟子達の賢者を生んだ国とは到底思えません。恐らく彼等は自分の意志を持たず(持てず?)に共産国家(貧富の差はアメリカ以上だけど…)の意思の儘に動かされている人形なんでしょう、よく考えてみれば可哀想ですね、少しでも自分の意思が働くと直ちに上から粛正される運命(さだめ)なのでしょう。(;;)
然しよく考えてみれば、原因の多くは遠く第二次世界大戦の戦前戦中時に、支那(この字は現在誰かに遠慮してATOKでも出ませんよ)朝鮮の連中のことをチャンコロ、チョーセンと侮蔑して嘲笑ってきた報いであり、言った方は忘れていても言われた方は60年経過しても決して忘れず反って嘗ての劣等感が憎悪を増幅させているものと思われます。
この儘では8月15日の総理の靖国参拝が案じられますが、どんな結果が待っているでしょうか。総理も意地になっていますから今更“参拝は止めた!”なんて言いだせませんよね。参拝を止めたら最後右翼の過激派が怖くて闇夜を歩けなくなりますから愈々四面楚歌に陥りました。(^^)
結局小泉さんは何だかんだ言っても在任中、国民の期待を大きく裏切ってアメリカ、中国、韓国、北朝鮮に関して何一つ成果らしいものを得られませんでしたが、安倍福田と誰に変わっても同じことだと国民は諦観していることでしょう。(;;)日本の政治家は朝日新聞同様、弱きを挫き強きに阿(おもね)るのに懸命であり国民のことなどどうでも良いのですから本当にダメですね。そのせいか今日の千葉県の衆議院補欠選挙では民主の26歳新人元キャバクラ嬢太田和美候補が僅差ではありますが自公の推す齋藤候補を抑えて初当選し、ホリエモン怪メール事件の屈辱を晴らしました。
黒塗りの高級車で自民党大物が続々と駆けつける中を太田候補は地元スーパーで購入した5800円のチャリンコを漕いで選挙区津々浦々1ケ月間約400キロを走破したことが勝利に繋がりました。政治家を目指す者は、常に庶民の目線で行動すべきをこの選挙が教えてくれました。彼女が元キャバクラ嬢であることを否定しなかったことも選挙民には好印象を与えたのではないでしょうか。世に職業に貴賎なしと謂うではありませんか。力ずくで増税路線を強行しようとしている自民の一人天下にも漸く翳りが見え始めた千葉県衆議院補欠選挙でありました。
今週のフジサンケイレディースは強風と雨の中さくらちゃんはキャディーを務めた美人お姉さんの留衣さんと二人三脚で懸命に頑張りましたが、ショートパットが風で流されたり、ピン傍を狙ったシュットが1m足りずにバンカーで目玉になったりと、勝利の女神にそっぽを向かれて悲しい11位タイに終わりました。(;;)
それにしてもよく見てみたらこの姉妹が瓜二つのそっくりさんなのに驚きました。ちょっと目には似ていることが分かりませんが、さくらちゃんがヤンチャで負けず嫌いの上感情の起伏の激しい性格の持ち主であるに反して、お姉さんはおっとりした大人しく穏やかな湖のような性格なのでしょうか、これまでちっとも気付きませんでしたが、してみるとさくらちゃんもやがて大人になるともっと美人になるのでしょうね。(^0^)/

遺憾と言ってはイカン!


今日は先週登載を予定していながら、うちのブログの不手際から“さくらちゃん”に先鞭を越され1週遅れとなりましたが、何時ものお得意先のNさんから3月27日に送られてきた“八重咲き梅花からまつ草”をお届けしましょう。実はこの花は私の大好きな花の一つであり、7年前のHPでご紹介したことを記憶力の良い方なら覚えていられるでしょうね。あれは確か7月でしたからこの花の命の長いことには驚かされますよね。この花は埼玉県の園芸屋さんへ昨秋注文し両家へ同時に送って頂いて育てていましたが、うちのは花どころか葉っぱも出てこない有様でこの写真を見てショックを受けています。(;;)

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からまつ草は嘗て戦前の日本女性の鑑(かがみ)とされた恰も山本周五郎“日本婦道記”の主人公を思わせる気品ある花であり、その細い茎は手弱女(たおやめ)と見えて実は毅然とした烈女の雰囲気を醸し出しております。
烈女と謂えば、日頃は奥に居て主人を立てて表面に出ることはありませんが、夫に万一のことが起こらば幼い子達を助けて孟母となる凜としたこの花のような女性も最近は少なくなりました。悲しいことですが内助の功という素晴らしい言葉は最早死語となったのでしょうか。男女と謂う位ですから神代の昔から男と女の序列は明確にされていましたが戦後は靴下と何とかは…とか謂われて女性が急速に鎌首を擡(もた)げ男の影が薄くなりました。女性も何も好き好んで男女間の主導権を取っている訳ではないでしょうが、或いは立てるべき男が居なくなったのか、女一人御(ぎょ)せない不甲斐ない世の男共の氾濫が現世の不幸を増幅させたものでしょう。(;;)
然し男女には父性、母性と自ずから予めその役割が定められていますから、男が不甲斐ないからと女が男の主導権を奪えばよいと謂うものではなく、マッチョな男が居なくなった結果、父性を失いつつある男達を見て、女達には女性に課せられた“子供を産んで育てる”と謂う母性本能が忘れられつつあるのではないでしょうか。少子化問題一つをとっても女だけが出産で痛い思いをするのは不公平だとか、折角の会社での昇進のチャンスを出産でフイにしたくないとか、更には男の従属物になりたくないなどと宣って家庭生活を家族のものではなく自分自身のものと考える単細胞な女性が増加してしたことです。これでは内助の功どころではありませんよね。そのとばっちりは当然に男性に及んでおり、結婚したくても相手が見つけられない男が若者から中年までゴマンと出て参りました。一つには世の中が結構すぎて女性が結婚しなくても食うに事欠かぬ世の中となり、30歳になって家にいても世間から後ろ指を指されることもなくなりましたから今後益々このような傾向は顕在化することでしょう。
家を護ると謂うことは頭で考えてできるものではなく男に与えられた本能ですから女性には逆立ちしても出来ることではありません。女は男に遵うことでその本分が尽くされることは、農家の庭先で餌を啄(ついば)んでいる鶏の親子を一度ご覧になれば皆様もきっと納得されることと思います。彼等は何の教育も施されていませんが、雌鳥やヒヨコたちが餌を食べている間雄鳥は、餌を食べないで猫など周囲から襲う外敵を警戒し、少しでも怪しい気配がすると鳴き声を発して雌鳥たちの注意を喚起します。するとヒヨコ達はすぐさま親鳥の羽の中に隠れますから一羽の鶏から8本や10本の足が出ているのは見ていて微笑ましいものですよ。(^^)それだけではなく雄鳥は土を掻いて餌を見つけると自分で食べることなく雌鳥やヒヨコを呼んで食べさせて、自分は家族の食事の後残り物を啄んでいます。此れが家族の長(おさ)たる者の当然為すべきことなのですが人間社会では本能だけで生きている鶏にも劣る男が多くなりましたから情けないですよね。
話は余談になりましたが、世の中男らしい男が居なくなった結果、当然に男の従属物たる女らしい女も居なくなったことで、先日M新聞に連載されることになった『白黒つけます!』第一回である今回の題名は“恋をしなくなったのは男のせいか?女のせいか?”でありましたが、どのようなアンケート結果が出たのか又その原因は何処にあるのか、風邪を癒してボケッとした頭を入れ替え次週までにじっくりと検証してみたいと思っております。
話はころころと変わりますが近年世の中を重宝な言葉が罷り通るようになりました。悪いことをした経営者や、お役人がメディアの前で頭を下げるとき、決まって“遺憾”と謂う言葉を使うようになりましたね。
つい先日3日の衆議院行政改革特別委員会で三井住友銀行が融資先へ金融派生商品の購入を強制し公正取引委員会から排除勧告を受けた事件に関し、新聞では『日本郵政の西川善文社長(前三住頭取)が質問した民社党の近藤洋介議員に対し“私の在任中に起きたことで、深刻に受け止めている。誠に遺憾に存じている”と陳謝した。』と書かれてありましたからメディアは“遺憾”を“陳謝”と同意義に捉えているのでしょう。然し“遺憾”のこの言葉の何処が陳謝しているのでしょうか。 “遺憾に存ずる”とは広辞苑最新第五版によれば“思い通り行かず心残りなこと。残念。気の毒。”と解釈が載せられていますが“申し訳ない”とか“済まなかった”とは何処にも書いてありませんよね。
“陳謝する”とはこれまた広辞苑に寄れば“訳を述べて謝ること”とされていますから、ホンにおかしいですよね。盗人にも3分の理と謂いますから彼等が己が罪を認めたくないのはよく分かりますが一見謝った如くに見せ掛けて実はちっとも謝っていないのは彼等の本音なのでしょう。誰か一人でも “遺憾”の意味を説明して“社長貴方それで謝ったつもりですか?議員達を馬鹿にしているのですか?”とでも言ってやったらどうですか(^^)民主党のアホな連中では到底無理な相談でしょうが、海千山千の西川社長もそれを聞いたらきっと慌てて広辞苑を紐解き冷汗三斗の思いをしたと思いますよ、八つ当たりは三井住友から岩波書店への融資打ち切りを通告させたりして…(;;)
お詫びと謂えば最近では民社の永田議員や前原前代表が浮かびますが、彼等二人に限らず談合事件などで摘発された会社の社長やお役人方のお詫びの際の手の位置が全ておかしいですね。彼等は学生の頃校庭で体操の時間や朝礼で基本的な姿勢について習った筈ですが、つい高い所に立ったので心が驕りそれを忘れてしまったのでしょう。テーブルから立ち上がって左右の人とのタイミングを計って45度頭を下げる際に一度“気を付け”の姿勢を取ることを忘れて頭を下げるためにテーブルの上にあった両手を足に付けずに只だらんと下げているだけのポーズになっています。これではまるで猿です。こんな敬礼の仕方は明らかに相手への礼儀を失したものであり、幾度もしていると報いを受けて腰椎への負担が重くその内間違いなく腰痛となることでしょう。(^^)そうです。人間は前傾姿勢になるときに腰椎に掛かる700kg(700gではありませんよ!)の負荷を両手を両足に密着させることで大部分逃がしているのです。
花屋敷吉川で行われたスタジオアリスレディースで期待された横峯さくら選手は強風と黄砂にスコアを乱され14位タイと無念にも“さくら散る”に終わりました。(;;)今回はお姉さんの横峯留衣プロがキャディーで初登場しましたがお姉さんも中々の美形であり、成績さえ良ければスポンサーの付くルックスと見ました。お姉さんにも是非頑張ってシード選手になって頂きたいですね。
このツアーのスポンサーはスタジオアリスと謂うキッズ向けの写真屋さんですが、モデルの女の子(幼稚園児か?)がめちゃブスなので幾らでも可愛い子が居るのにと何時も驚いています。然しつらつら考えてみるにブスの子でも背景のせいで仕上り写真がそこそこ見られるのでブスの子がモデルであの写真ならうちの子は…と世のバカ親共が殺到することを計算してのモデル起用と見ました。写真を眺めるお母さん役の一言“笑顔がお父さんにそっくりねえ”には笑ってしまいました。お父さん役は仕方なく後ろ姿しか写りませんでしたものね(^^)

スカイマーク球場は真冬だった!


4月と聞けば入学式と“さくら”の開花ですよね、今日はその両方二つについて話して見たいと思います。
入学式と謂えば先週のサンデー毎日で東京大学など有名国立大学の高校別合格者の発表がありました。有名大学入学者の発表は数十年も前からサンデー毎日の専売特許でありましたが個人情報非公開となり個人名までは昔のように出なくなりましたが、この時期唯一同誌の売れ筋記事を止める訳には行かなかったようであり、さすれば各受験校に個別に問い合わせての合格人員の集計となりましょうから非協力的な高校もあることだし、コツコツと手探り同然のその努力には只々頭が下がります。
同誌を読んだのは本当に久し振りでした。孫が来年中学受験となると志望校を選ばねばならず愚娘の参考にでもと思い購入したものですが、読んでいて時代の推移とともに東大合格者数で高校の優劣を競う時代が少し宛去りつつあることを察しました。嘗て30年前は教育大駒場を押さえて東大入学数三桁でトップを誇った灘高校も最近は全国的な下剋上のムードに押されて表面的には凋落の一歩を辿り、今年は全国3位とは言え昨年の101名に対し79名と減少しています。4半世紀トップの座を譲ることのない開成高校ですら昨年は170名でしたから今年の140名は灘より減少人員は増加しております。
然し、どうやらその原因は地方勢の躍進もさることながら、灘や開成など有名進学校の受験生が量より質に転向し、東大、京大だけでなく全般的に国立大学の医学部志向が強くなって、東大、京大の合格者の数に影響が出てきているようです。灘校は東大、京大ともに医学部はトップであり東大では開成を一人抜いて13名が合格(合格総人員90名)し、京大では2位の東大寺の10名に対し25名合格(合格総人員105名)とダントツですから、質的には灘の学力が開成に決して劣っているものでないことが充分に窺えます。
然らば他の兵庫県勢の東大合格者はどうなのかと見てみると、相変わらず白陵、甲陽が23名22名と拮抗し、六甲の8名も健闘しておりますが、淳心の3名は大きく順位を下げ往年の勢いを失っています。公立では姫路西が11名小野が6名と踏ん張っているのに対し長田3名加古川東1名と同じ兵庫方式でありながら明暗を分かっています。人間は環境に流されやすい生き物ですからたった1名でも親和女子や甲南からの合格者は偉いなあと思ったりし乍ら、ふと20数年前愚息や愚娘の大学受験に一喜一憂した頃を思い出しほろ苦い感傷に浸された一刻(とき)でありました。
つい先日変わった記事に出会いました。お店からケーキなどを盗んだ罪で起訴された白髪交じりの男性が、過去3回も窃盗罪で実刑判決を受けており、裁判官の人定尋問にも住所氏名を決して明かすことなく、やむなく姓名の代わりに上野警察署留置番号第7号で通っており“釈放されたら直ぐに万引きをするに違いありません”と答えて裁判官や検察官を困らせて居るそうです。“社会に出ると生活のために食料品を万引きして暮らすしかない、社会に戻ると被害が増えるのでできるだけ長く刑務所に入れた方が良い”などと検察官が言いそうなことを自分が調書に供述していたそうですから、検察官も仕事の遣り甲斐がなく困ったでしょうね。衣食住の約束された刑務所暮らしを希望する怠惰な人間は世の中にはわんさと居ますから不思議でも何でもありませんが、この男の変わっている処は、判事の被告人尋問に対し”働く気持ちは持っているが、そう言ってしまうと社会のせいだとなってしまうから言いたくない“などと我が国の雇用対策に対する根本的な批判とも受け取れる発言をしている処です。
仕事をすることが自らの生き方と乖離でも覚えるのか何だかユニークで変わった囚人ですね。私が考えるにこの人はきっと東大か何処か有名校出身のエリートであり勤務先は一流企業か或いは上級官庁ではなかったでしょうか。何かの拍子にこの世が金と出世のためには何でも来いの汚い生地獄であることを垣間見て、人生に絶望し周囲からは羨望の自分の家庭生活をも見切りをつけ世捨て人になったのではないかと想像しました。
今月末には懲役3年が言い渡されるそうですが、裁判所も検察庁も困ってばかり居ないで顔写真を公開すれば全てが解決するのではありませんか(^^)
ひょっとして地裁から見れば雲の上の最高裁の上司だった方であることが発覚したりして…(;;)
31日の金曜日は楽しみにしていたスカイマークスタジアムでのさくらちゃんの始球式に勇んで行って参りました。すっかり桜も咲いて次の日は4月だと謂うのに、この日に限って寒いの寒くないのって本冬?一番の冷え込みではなかったでしょうか。待ち時間をひたすら冷たい手足をさすり乍ら我慢をし、さくらちゃん登場にシャッターを押し続け始球式の終了と同時に止まらない震えと共に帰宅しました。この間僅か1分と少でしたが待っている間のあまりの寒さが祟ったらしく夜になって高熱を出して寝込んでしまい翌日I先生に診察を受けましたが、これから熱が上がりますよと脅かされて家で横になっていましたが、今日日曜日はそうも行かずこのブログも8度5分の熱を押しての必死の作業ですがどうやら明日からの仕事は無理みたいです。処方して頂いた解熱剤を飲めば少しは楽になるでしょうが、折角私の体力が渾身の力を込めて熱を出し、風邪の菌をやっつけようとしている処へ解熱剤では身体は熱の出し損であり、風邪の菌は何処かへ隠れてしまい直ぐに悪さをしに出てくるに違いありませんから治らぬ風邪を引きずることに成り兼ねず、飲まずに熱でやっつけようと思います。先生の真意は高熱から肺炎にでも…との危惧であったと思いますが、そんなに柔い身体ではなく万一なればなったでそれが我が運命(さだめ)と思うことにしましょうか。それにしても気持ちだけ若くても歳には勝てませんね。(;;)
渋滞に捉まって始球式に間に合わなくては何もならぬからと…と愚娘の老婆心?が徒(あだ)となり4時半に事務所を出て球場とは反対の学園都市まで愚娘に送ってもらい、総合運動公園までは地下鉄で移動と謂う安全コースを選んだ結果、球場到着が早すぎて5時15分でしたが、もうオリックスの選手が練習を開始していました。
流石に清原の人気は凄くあちこちから“清原お帰り!”の声が飛び交いましたが、“ノリお帰り!”とは誰も言いませんでしたからファンは何でもよく知っていますね。(^^)
5時半夕日が西の空に沈むと急速に寒く差が増してきて50年前よく歌っていた♪“I hate see the evening sun go down”♪とセントルイスブルースを思い出す気分であり、滝川高校の吹奏楽や松蔭高校のチアガールなども早く終わることを願って只懸命に手足をさすり寒さと戦って居りました。待望のさくらちゃんがグラウンドに姿を現したのは試合開始直前の6時3分、39番のユニフォーム姿はとても可愛かったですよ。(^^)
大きな野球選手に囲まれては彼女もまるで子供のようであり、いつもの恥ずかしげな仕草は彼女の魅力を掻き立てるものでありました。背番号が39番なのは何故?と思いましたが、ゼッケンが39でありましたからさくら39(咲く)を掛けてのものだったようです。(^^)
今年も早く桜の散らないうちに1勝して欲しいですね。
愚娘から借りたキャノンの望遠を押し続けて僅か1分と少しで彼女の姿はグラウンドから消え去りましたが、彼女の投球がキャッチャーズミットにストライク(ワンバウンドだったけど)が入ったので観客から大拍手でしたよ。イナバウアーの荒川選手も日本ハム戦で始球式を務めましたがボールはバッターの遙か後方へ逸れましたから始球式はさくらちゃんの完勝でした。
カメラは望遠と謂ってもプロのとは違いますから、ピッチャーズマウンドでのさくらちゃんの顔写真は芥子粒のようにしか写らず、敢えてゼッケンのよく見える後ろ姿を採用しました。
沢山写真を載せたいのですがうちのブログは一日に1枚しか写真が載せられないのです、何方もご免なさい。(;;)特に今週お約束していたのに早春の梅花からまつ草を送って頂いた芦屋のNさんご免なさい。

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女は強(したた)か!

やっと春が訪れましたね。と謂っても麗らかな小春日和とは程遠く、小雨混じりにほんに寒い先週でした。
仕事に少しの余裕ができました。気に掛かっていた6月の漢字検定もあと三月足らずとなったので2級合格を目指し、そろそろ書取りなどの勉強に取り掛からねばなりませんが、今回は上の孫が中学への受験勉強でパスするため競う相手がなく独学での挑戦となります。
問題集を紐解いて驚いたことには昨年秋の検定試験の解答すら忘却の彼方へ消え去り2級問題集の半分も出来ぬ有様には只呆れるばかりであり昨日など“鋭気を養う”の“気”を“氣”と書いてしまい、出題者の意図は“鋭”であったのでしょうが、気の字が旧字体になるなんて本当に情けなく、“気”は1年生10級の配当漢字80字の一つでありますから孫の若葉に見られていたら嗤われている処でした。(;;)歳は取れば取る程古(いにしえ)の記憶が甦って強くなり、その分新しい記憶の部屋が狭くなって行くのでしょうね。その内なくなってしまうのでは?と怯えております。(;;)
先日日経の片隅に“75歳の女性が関西大学で博士号”と小さい記事が載っていました。何でも毎週2回東京から通って本来は3年掛かる博士課程を成績優秀のため2年で履修を終えたそうです。博士論文など我々には想像もつかぬことでありますが論文の内容は英単語の意味を中国語で解説した英華辞典の分析であり、19世紀に欧米人が作ったものについて系譜を明らかにしたものだそうです。東京から通って学位を得た熱意には頭が下がると担当教授は洩らしたそうですが、彼より彼女の知識の方があらゆる面で上だったので教授が恐れをなした?のかも知れませんね。
英語と中国語にそこまで堪能ならば恐らく外国暮らしか何か相当な学歴教養の持ち主であったに相違ありませんが何と言っても75歳には頭が下がります。それにしても70歳にして日本語すら儘ならぬ私など汗顔の極みですが、考えてみると75歳まであと5年もありますし、税理士会連合会から高齢者は75歳とお墨付きも頂戴(;;)したことだし、私も一念発起して何かにチャレンジしてみようと思いますが、取り敢えず仕事が最優先しますので、まずは漢字検定2級だけはクリアした上で考えてみたいと思っています。
2級も駄目だったりして…(;;)
先週アメリカの悪口を言ったのを聞かれた訳でもないでしょうが、米国防総省は在日米軍基地再編に伴い沖縄からグアムへ海兵隊を移転するについて75万ドルじゃなかった75億ドル払えと日本政府に言ってきました。嘘か真か総額で100億ドル掛かるから75%を負担せよと謂うメチャ虫の良い話です。彼等には自分達が日本を北からの脅威に対して護ってやっているとの驕りから出た言葉でありましょうが、我が国には立派な自衛隊があり北の攻撃には十分に受けて立つ覚悟がありますが、自分達こそこそ北が怖いから日本に基地を置き自国に被害が及ばない策を採って居るではありませんか。我が国に巨額な負担を強いて自衛隊のイラク派兵をさせながらもアメリカは1円も払わずに勝手なことばかり言ってきますが、誰か“いい加減にさらせ!”とアメリカを怒鳴りつける豪傑は居ないのでしょうか。
75億ドルも払うのであれば国民投票に問うべきであり、政府の閣議決定もなく内密にことを済まされるのでは国民は堪ったものではありません。
余り知られて居ないことですが、日米間の密約で沖縄返還に巨額な資金がアメリカに渡されたことは米公文書に開示されており、外務官僚の証言もあるのに日本政府は未だに密約の存在を認めておりませんが、脱税事件で身を滅ぼした金丸信が防衛庁長官時代に“思い遣り予算”なる変な名目で沖縄駐屯基地に支払われることになった多額のお金も或いは密約に謳われていたのかも知れません。“思い遣り予算”なるものはこれまでにナント!総額5兆円にも上るそうですが、沖縄の婦女子が彼等に悪戯(わるさ)ばかりされながら政府がせっせと米軍にお金を払っているのではまるで合点が行きませんよね。813兆円にもなった日本の借金も役人の無駄遣いばかりかこんな詰まらぬことに使われていたなんて思いたくありませんが現実は斯くの如しであり情けない限りではありませんか。
彼等が日本に居るのは我々日本人のためでなく、海外拠点として安上がりだからであり、それが証拠にアメリカの議会で“何故何時までも日本に居るのか?”との議員の質問への国防省役人は“日本が一番安上がりだからです” と答えたそうです。(;;)“思い遣り予算”の経緯について興味のある方は下記のURLをお訪ね下さい。
【米軍「思いやり予算」/このムダ遣いに徹底したメスを】
名前が良いとトクをする見本のような人事が防衛庁で起こりました。先週のことですが陸海空3自衛隊の指揮や命令系統を一元化する統合運用体制に今月末から移行するに当たって政府は先日の閣議で初代統合幕僚長に先崎一(まっさき はじめ)61歳を充てる人事を了承したそうです。実にいい名前ですね。誰よりも真っ先に覚えられる名前のお陰で出世が早かったのでしょう、60歳定年にも関わらず庁内で生き残れたものと思われます。
万一北との戦争になれば安倍晋三を押し退けて“真っ先”に総理大臣にもなれる身分ですから、そうなればアメリカなど当てにせずに“真っ先”に北をやっつけて頂きたいですね。(^^)
裁判での解決金が何故か当事者間ではなく必ず弁護士経由とされていることからこの和解金などをネコババしては訴えられる弁護士が後を絶ちませんが、今度は勤務先への未払賃金の支払いを求める女性依頼者から10万円の着手金を頂戴しながら事件を放置していて依頼者からの問い合わせに対し、“忙しいのでもう少し待って”とか言えばよいのに、第一回目の期日が決まったとか、判決の日が決まったとかよい加減な一時凌ぎの繰り返しが運の尽きとなり、遂には“勝訴した”とまで言わねばならなくなってしまい、200万円を自腹で払って実在の裁判官名を使って判決文まで偽造していた事実が依頼者の裁判所に直接問い合わせた結果判明し、弁護士会から業務停止2年の懲戒処分を受けたと先日新聞の片隅に載っていました。
この石川勝利と名前だけ良い40歳の弁護士さんはどう思って190万円も損をしてまで偽の判決文を作ったのでしょうか。『提訴したと嘘をついた手前引っ込みが付かなくなった』と、この先生は弁護士会に説明したそうですが、『提訴したと思っていたが間違いだった』とお詫びして10万円返せばそれで済んだことでしょうから何だか怪しいですよね。懲戒の理由は勝訴したと嘘を報告したことではなく実在の判事さんを使った偽の判決文だったと思いますが、何故200万円も払ってまでこんなリスクまで負うことになったのか私流にずっと考えていましたら先週になってやっと次のような答えが得られました。
彼はきっとこの依頼者の女性(若い方だったのでしょう)に恋心を抱くようになり、と言っても内気な彼には胸の内を打ち明けることもできずに悶々と悩んだ挙句が、どうにかして彼女の関心を惹くことで彼女の気持ちが自分の方を向いてくれるのではと淡い期待と共に、事件のことなどを聞きたいとの理由で頻繁に逢う機会を作り、彼女の笑顔を見たかったでしょうからその都度美味しい話をしてしまった結果が、公判の日の決まったことや判決日の話になり、やがては勝訴となり解決金まで支払うことになったものであり200万円は彼の彼女への最大のプレゼントだったのでしょう。(^^)
然し女性と謂う生き物は男と違って本能的に異性の自分を見る目に対する鋭い触覚を有していますから、彼女は初めから彼に油断をせずに距離を置いており、やがて次第に彼の言葉に不信感を覚えるようになってきたのではないでしょうか。でなければ200万円に判決文まで貰って誰が裁判所に聞きに行くでしょうか!女性の鋭い第六感に気付かず芝居を続けた彼が愚かだったのです。
この先生は年齢からして既に既婚者だったと思いますが、そんなに好きになったのなら妻と別れるから結婚して欲しいと彼女にストレートに迫れば良かったのです。断られても弁護士の2年間停止など論外であり、10万円返金すれば済むことだったのです。弁護士さんの本当の気持ちを聞かされては弁護士夫人も悪くありませんから、この女性ひょっとしたら気持ちが変わったかも知れませんよ。(^^)
弁護士資格停止の経緯から、彼の奥さんはこれも女の勘で真実に気付いたに相違ありません、きっと離婚訴訟が起こされるでしょうし、そうなればこれまで築いてきた全てを失うことになりますが、世に恋は盲目と謂いますが不惑にして恋に惑うこの内気な弁護士さんも考えてみれば可哀想でしたね。200万円も結局戻ってこなかったのではないでしょうか(;;)
何時の世も男は純情、女は強(したた)かですね。
女子プロゴルフも2週連続してお休みとなります。今週末さくらちゃんの始球式を楽しみにしましょうか。当日雨で中止だったりして…(;;)
始球式と謂えば昨日はパリーグの開幕日であり、フィギュアスケート金メダルの荒川選手も西武球場で初の始球式登場となりました。札幌ドームでは日本ハムの新庄選手がハーレーダビッドソンに乗ってセンター守備位置入りし、そのパフォーマンスには球場は大歓声に包まれたそうです、但しハーレーはソロでもサイドカーでもなく普通免許で乗れるトライク(三輪車)だったのにはガッカリでしたね。彼にはソロやサイドカーではまるで操縦の自信がなかったのでしょう。大型二輪免許を持ってなかったりして…(;;)
大相撲春場所も終わって見れば際どい乍ら何時もの朝青龍の優勝でしたが、これより三役では魁皇、千代大海、栃東と日本勢が外人相手に勝ち名乗りを挙げ気を吐きましたね。白鵬は優勝するにはあと僅かに器量不足の感がありましたが、朝青龍を超えるのは時間の問題でしょう。
それは兎も角として幕下の沢井豪太郎はどうしたのか!