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建て増しの旅客船

消費税増税のおかげで巷には不景気の嵐が吹き荒れて居る。昨日コープに買い物に行ったら何時もならごった返す土曜の午前中なのにレジは閑古鳥だった:-(、8%になって3週間にもなったから買い溜め品も殆ど切れた頃だしこの有様は少し異常だな、巷に不景気の暗雲が少し宛浸透して来たように思えてならない:-(。

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うちの一筋東の角に瀟洒なハイツがありハイツの東側が潤沢な庭になって居て沢山の樹木が植わって居り、四季それぞれの花が通る人達の目を楽しませている^^。先日の朝散歩をして居たら品の良い老夫婦が雑草など庭の手入れをされて居た。深紅の花が咲き誇っているので花の名を問うたら「木瓜(ぼけ)」だと教えられた。どうして「ぼけ」なんて変な名前なのか帰ってからネットで調べてみたら此の果実が瓜に似ており、木に生る瓜だから「木瓜」と呼ばれ昔は音読みで「ぼっくわ」と謂っていたのが訛って「ボケ」に転じたそうだ。手前に写っている牡丹の大きな蕾の開花が間近いね、うちの牡丹は未だ小さい花芽なのに…:-(。

多くの高校生や荷物を積載した済州島行き韓国旅客船沈没による300名もの死者行方不明者の発生は余りにも悲惨だった:-(。悲しみを心に秘めて表に現わさない日本人とは対照的に身体中で捩(よじ)って泣き叫ぶ彼等をTV画面で見るのはとても辛い。捜索は難航して居り、原因は未だ不明だが海上のことでもあり事件の真相が判明するには時間が掛かると思うが、怪しからんのは乗客全員に「船内に待機せよ」と放送した儘、脱出した船長以下乗員関係者だった:-(。日本では絶対に考えられないことであり、将に人道上のモラルが問われるが、ま、品性劣悪な朝鮮人だからさもあらんだろうね。一昨年もイタリアの観光船が座礁した折も船長が真っ先に逃げて重罪に処せられたが、どうして他所の国は斯くも道義心とか責任感がないのか不思議でならない:-(どんな教育をして居るんだろう、教育以前の話だと思うよ、我が国では船長と謂う者は船と運命を共にすることが当たり前の常識であり、全員が助かっても船長は船を我が子と思い共に沈んでいった。今回のように真っ先に逃げることなんて到底考えもつかないから道徳的に劣悪な人種って世界には沢山居るんだね。日露戦争の旅順陥落時に魚雷を受けて沈み行く船窓に入って部下を捜し、見付からない儘ロシア軍の兇弾に倒れた広瀬武夫中佐はその後軍神と崇(あが)められ、文部省唱歌、題名「広瀬中佐」を国民学校4年生のときよく歌ったものだ。
♬轟く砲音(つつおと)、飛来る弾丸(だんがん)、荒波洗ふデッキの上に、闇を貫く中佐の叫び、「杉野は何処(いずこ)、杉野は居ずや」♪ 私と一緒に歌える方居られますか?
韓国は日本からのODAを奇貨として造船のノウハウを盗み出して今や安売りの造船王国となって居り、船舶の品質は極上でも価格の高い三菱重工業や川重の造船部門を閉鎖直前の窮地にまで追いやっているが、せこいことに今回の旅客船は我が国が18年間もフェリーとして就航させて居たものを廃船直前に購入し客室を増やすため三階部分を建て増し(違法建築だ)して運転を続け2年目になるものらしいが、彼等の牽強付会は何時もの段で「船が日本製の欠陥品だったのが事故の原因だ」と宣う面の皮の厚さには唯々呆れるよね:-(。2階建の船を3階建にするなんて無茶苦茶でないの?家だってそんなことをすれば台風で危ないのに遙かに不安定な船舶の建て増しなんて無謀を通り越しているよね、事故は起こるべくして起こったものだろう:-(、日本のせいだなんて彼等らはアホだ:-(。

沖縄で中学校の教科書が揉めている。政府が進めているのはできるだけ戦前の大日本帝国憲法を美化した公民教科書を使用し現憲法の改定に子どもたちを誘導しようとする危険な内容なんだ、憲法改正には論議があると思うが極端な右翼主義に子ども達を誘導することは決して好ましくないと思う。それに、どんな教科書であってモトは文科省が認めた教科書なのに地域によって同じものに偏らせる文科省の遣り方は良くない。今回は中学公民の教科書をその地域の教科書と異なったものを使っているから決まったものに変えろと言われたのに沖縄の竹富町が断ったことで文科省の役人が怒ったものだが、よもや学校から断られるなんて彼等は考えもしなかったろうな:-)、竹富町は2年も前からこの教科書を使っているから何を今更?って感じだよね、沖縄には国の施策に対して永年に渉る深い蟠りと怨念があるから竹富町が知らぬ顔の半兵衛さんを決め込んだのはその報復手段だろう、文科大臣は怒って17日教育長に呼び出しを掛けたが、翌日何も新聞報道がされなかったから恐らく竹富町は文科省の出頭命令をも無視したのかも知れないね、そうだったら愉快だね^^、面子を潰されて憤った彼等はどうするのかな?真逆地方交付税の中止なんて文科省の権限ではできないし、振り上げた拳の落とし場所がなくて困って居る文科省を見るのも面白いね^^。米軍基地の問題もあるし安倍さんも頭が痛いな:-)。

理化学研究所の笹井副センター長が半月振りに姿を表し頭を下げた:-)。今になって「知らない」と逃げたのは学者としてのモラルが問われるね。共著者として名を連ねながらぬけぬけと論文の中身は知らなかったなんて恥ずかしくないのか!それでは盗作でないの?先ずまともな学者と言えないよな?往生際が悪いね、なんでこんなつまらぬ奴が高坂正堯以来の36歳で京大の教授になったの?京大開闢以来の天才と謂われてたのに情けないね:-(、何時の間にかノーベル賞の山中さんに地位を逆転されたからきっと焦ったんだろうな、お陰で道化役にされた小保方さんがとてもかわいそー:-(。

仮名付けの答え
① 労しい  ② 労う  ③ 労る
いたわしい  いとう  いたわる でした

今週の難読漢字の問題
① 直向き ② 直蒔く ③ 直衣

公務員試験の予備校

1年で一番寒い時季となったが皆様風邪対策は大丈夫ですか、外出帰宅時の手洗いと嗽(うがい)は絶対に欠かさないようにしましょう、それから外出から帰宅時に玄関を入る前着ている衣服の上下ををパンパンと手で払うことで戸外にて付着したウイルス菌が家に進入することが妨げられるため、風邪に罹らない効果が大きいそうだから是非実行して下さいね。

先日の姫野カオルコさん直木賞受賞会見場でのジャージ姿について、うちのブログで少し触れさせて頂いたが、世間でも相当な反響を呼んだらしく先日の毎日新聞夕刊で本人の弁明が大きく5段抜きで掲載された^^。会見場へジャージ姿での登場について彼女の言い訳は直木賞の発表を待つ際は何時も多くの編集者に囲まれて皆でお酒を飲む習慣があり、毎回落選のショックからヘベレケになって翌朝地獄の二日酔いを味わっていたため、今回はそれを避けてスポーツジムでストレッチをして居たとのことであった。当人の本心は分からず此の言葉を信ずるほかないが、私は落選を重ねた経験からの苦肉の策であり、一種の験(げん)担ぎの類いもあったのではなかったかと思って居る。それにしても直木賞の会見場は天下の帝国ホテルであり、リューと着こなした編集者達に二重に囲まれての入館でなければきっとジャージ着用を咎められてガードマン達に摘み出されて居たのではなかろうか:-)。
彼女のジャージ姿は受賞作「昭和の犬」の新聞広告にもデカデカと載せられ全国版になったから、ジャージをフォーマルな服装として前例を作ってしまった帝国ホテルは今後ジャージ姿の若者の来場を拒否できなくなったのではないのかな、現在帝国ホテルはホテルランキングがフォレストイン昭和館に続いて二位だが、常連である外国人VIPの顰蹙を買ってホテルを変えられては最早5位くらいに転落する他ないかもね^^。

大卒の就職戦線も愈々終盤を迎えて居る。昔我々の若い頃は公務員になりたい人はとても少なく、その理由は給与が廉いことにあった。終戦後のことだが闇米を買えなくて餓死した判事さんが居た位だ。街に出たが失職し、生まれ故郷に帰って役場勤めなどよくあるパターンだったのだ。処がバブルが弾けた20年位前から景気後退のせいで民間の雇傭が不安定になり、会社の業績次第で僻地へ単身赴任ささせられたり、40歳で退職勧奨されたりで、定年60歳まで勤めるなど夢の又夢だし、一流企業にも肩書きだけ課長にして残業手当も出さずに過労死させるブラック企業が続出している:-)。それやこれやで近年は終身雇用が決まりで、リストラも肩叩きもなく給与が高い公務員の希望者が激増しているのは当然だろう。何せお役人は企業と違って正面からこっちを向いて睨んでいる人も居ないし、お金儲けはしなくて良いし、サボっていても目立たなければ誰から叱られることもなく安心だよね。痴漢しても飲酒運転がばれても給与減額10分の1一月限りでは痴漢も飲酒運転も減らないよね。民間企業ならこんな事件を起こすと企業イメージを損なうからクビになるか、運が良くても僻地の子会社に飛ばされるから役人はいいよな^^。だから当然に公務員試験の就活戦線は最難関となり、有名省庁に入るとなると100倍を超す競争率だそうだ。そのため最近では公務員試験向けの予備校があって有名大学の3回生4回生が懸命に通っているそうだが予備校では30科目にも上る学科試験は勿論面接や小論文対策まで教えてくれるが、予備校の必殺のウリは60分間1600字の論文試験に合格するための次なる5つの鉄則にあると何かの本に書いてあるのを読んで愕いた。
論文に合格するための五つの鉄則
① 国に対する批判はしない ②公務員に対する尊敬の念を表現する ③マスコミ風の文章は止める ④自分の考えは入れない ⑤国を立てる、
うーん唸るよね、1番3番5番はまあ我慢できるとしても2番はしらじらしくてまるで戦争中の軍部礼賛愛国行進曲だね:-)、それにしても4番には魂消るな(゚ロ゚)、自分の考えで論文を書かなくて何を書くのだろうか?こんなことでは我が国の進路を正しい方向に舵取りしようと青雲の志を抱いている若者は先ず此の論文試験で蹴落とされるシナリオだろうな:-)。どこの役所へ行っても個性のない金太郎飴のような連中ばかり居るのは此の論文試験が原因だろうな。予備校の模範答案を自分の考えと差し替えて生きて行ける人間なんて世の中には居るんだね、器用だな、私には想像を絶するものがあるが、こんなカメレオンのような受験生とこんな詰まらぬ試験だからストーカーに相手の住所を教えたり、人工授精の子どもの出生届けを受理しないようなバカな役人がボコボコできたんだろうね:-)。

先週のかな付けの答え
① 愛い ② 愛しむ ③ 愛でる
うい    おしむ    めでる でした、

今週の難読漢字の問題
① 許多 ②許嫁

東京高等学校


新年明けましてお目出度う御座います。好天に恵まれ素晴らしい元日でしたね(^^)、皆様は良いお正月をされましたか、本年も拙き本ブログをどうぞ宜敷お支え下さいm(_ _)m。
小生今年で数えて80歳を迎え万感胸を打ち感無量の思いで居ます。貧乏人の癖に幼少より何故か蒲柳の質であり、30歳まで生きられたらいいかな…なんて漠然と考えていたからとても愕いて居ます。家族に迷惑に掛からぬうちに早く泉下で待つ父母の許に行きたいと願って居ますが此ばかりは神の思し召しに従うほかなさそうですね。

昨年末26日安倍総理の靖国参拝は天晴れだったネ^^。彼は一国の長(おさ)として当然為すべきことをしたまでで、苦い顔をしたアメリカから「失望した」など言われる筋合いは全くない:-)。
すべては第二次世界大戦そのものが性悪を根源として持つアメリカによって計画的に企てられたもので、彼等は我が国の石油輸入を裏から手を廻して故意にストップさせて、無理矢理戦いを挑発した張本人ではなかったのかな:-)。
A級戦犯達のとった行動はアメリカに誘導されたもので、意地悪猫にトコトン追い詰められ已むなく噛みついた窮鼠であり、彼等によって巧妙に仕組まれた罠に日本が陥れられたものであることは世界中の識見者達誰もが認めている事実だ。「失望した」だなんて笑わせるぜ!
でも安倍総理いつの間にか坊っちゃん顔から逞しい顔付きになったね、タッパがあるから余計に格好良くなったね ^^。

話は変わるが、中国や韓国から我が国が輸入している農薬汚染度の高い食品よりもアメリカから輸入を余儀なくされている小麦、大豆、米などの方が長期の海路輸送に耐えるため、我々が子供時代シラミ取りに耐えてきたDDTがたっぷりと振り掛けられており、我々の日常食であるラーメンやパンは全て此等の酷い奴を喰わされていることを皆分かって居るのかな。日本人が少子化になり、子供を作らなくなった原因には大きくアメリカの農薬の影響によるものだ。我が国政府は少子化の原因が若者の結婚観の変化と結婚しても子供を作りたがらないせいだと決めつけているが、人工授精をしてまで子供を授かりたいと願う夫婦はゴマンとあり毎年100人以上人工授精によって生まれているから政府の言いぐさは詭弁だ。少子化の本当の理由は受胎に必要な精子が少なくなる元兇であるタップリ農薬のかかった小麦や大豆にあったんや!政府もそれを国民にひた隠しているんや、だから日本政府はアメリカに感謝されて当然だが、それが何故「失望した」などと言われなければアカンのか!

第93回全国高校ラグビーフットボール大会にて東京代表の東京高校が初戦を突破したとの報道を見て驚いた。え?なんでこんな立派な名前なん?とネットを調べたら上野塾という名前の学校が昭和29年に名を改め東京高校になったとある。
旧制の東京高等学校が新制に移行する際東大の教養学部となって格上げされたのが昭和24年だったから5年間もの長い間此の名の学校がなかったことになり、灯台下暗しで誰もこの素晴らしい名前に気付かなかったのだ!上野塾が東京高等学校に改名したことによって他の学校は地団駄踏んで悔しがったことだろうな。そんな訳ないが一瞬東京大学の付属高校のように錯覚するね^^。此の学校の中身はどこにでもある早稲田、慶応等には届かない普通の学校のようだが、名前負けせずラグビー東京代表の底力は立派だった^^。此で東京高校は全国区の学校になったね。
然し大阪高校や名古屋高校なんてあるのかな。うちの近くにも兵庫高校なんてのがあるけどこの草深い田舎では東京高校にまるで位負けしてダメだよな(;;)。

これも昨年末の記事だ。読売新聞の渡辺恒三会長が月刊誌「サイゾー」を相手取り名誉毀損5000万円の賠償を求める裁判を起こしたが東京地裁は26日サイゾーに30万円の支払いを命ずる判決を下した。問題になった記事は24年5月に「渡辺会長の購入した億ションの資金原資が、国税当局の調査対象とされた」なる根も葉もない記事だったので地裁から悪戯と咎められ僅か30万円のお灸となったものだが、皮肉なことにこの記事に触発されたのだろうが読売新聞東京本社は13年3月期までの東京国税局法人税調査が行われ6900万円の申告漏れと3000万円の追徴税額を課せられたと「サイゾー」事件の上段にその記事が載せられて居た。毎日新聞もなかなかやるね。
税務調査の順番でもないのに此の記事のお陰で調査対象にされての3000万円はナベツネさんもサイゾーが憎かったろうな^^。故のない記事に翻弄され30万円ポッチでは弁護士費用にも満たず、国税局疑惑まで受けての追徴金には血圧が跳ね上がったろうね。出る杭は打たれるというもんね。ま、ナベツネさん有名税と諦めて下さい。

今週の問題
易しいかな付け問題
①過ぎる  ②過ち ③過る

本年からかな付け問題と難読漢字を交互に出題しますのでお楽しみ下さい。今日の問題を侮るとしくじりますよ^^。

百貨店の食堂に思う

昨日は勤労感謝の日(新嘗祭)で祝日だった、昔のことだがこの日ゴルフ場では何処も使用クラブを7本に制限されて居たが最高14本が7本では勤労になるのかな?余り関係ないようにも思えるね、ゴルフを止めて50年にもなるが今はどうなんだろう。或いは当時キャディーがバッグを担いでいたから彼女達への労りだったのかな?
今回の祝日は生憎土曜日だったので連休だ、殆どの公務員やサラリーマンは休日だから振替休日がないのが不満だろうね、その内きっと土曜休日も振替休日の対象にされることだろうが、そんなに休んでいて日本経済は世界に遅れを取らないのかな?中国や韓国はどうしてるの?

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先週何処からかヤマト便で大きいダンボール箱が送られてきた。送り主を見ると「県立西脇工業高校後援会」とある、中を開けると礼状と決算報告と一緒に甲子園出場を祝って作られた17頁もあるアルバムが5冊とスポーツタオルが10本に西脇工業の野球帽まで入って居た^^。すっかり忘れて居たが公立高校の甲子園出場を祝ってお盆前に寄附をさせて頂いたお礼だったんだ。私は公立高校が出場する度に甲子園行き応援団のバス代の補助になればと幾許かの寄附をさせて頂いて居るが、前回の加古川北はタオルが一本(その前の社高校はアルバム1冊と寄附金決算報告だった)送られてきただけだったから違いすぎる豪華なお返しに愕いた。決算報告によると収入7300万円に対し支出が記念品関係670万円を含んで6300万円であり1000万円の余剰金が生じ後援会の会計に繰り込まれて居たから先ずは目出度し目出度しだったな^^。寄附は同じ金額だったのに加古川北高校と記念品がこうまで違う落差は何だろうと考えた。住んでいる人達の郷土を愛する心の違いかも知れないね。加古川は「隣家に住む人の名も知らぬ街」で西脇は「人情豊かな故里」なのかな?

大手百貨店レストランでの食品偽造事件発覚は止まるところを知らぬげに蔓延し、何れもが食材や産地表示の意識的な捏造が発覚している。偽造や捏造をして居なければ一流レストランの仲間入りができないかのように我も我もと名乗りを上げているから可笑しいね^^、私は幼い頃偶に連れて行って貰った元町にある大丸の最上階の食堂で食券を買って貰い六甲山の緑を眺め乍らオムライスを食べることとその後屋上での遊戯施設がとても楽しみだった^^。陳列には玉子丼、ライスカレーなど子どもでもよく分かるサンプル見本があり字が読めなくても母にそれを指差せば良かった^^、新聞に出ているようなごてごてした難しい料理名のものなど全くなかった。あの当時のデパートのターゲットは子どもを介しての親であり子どもが食堂行きをせがんで親達を慫慂し、衣服家具などの販売を目的にしたのがデパートの商法であり、食堂のオムライスは謂わば鯛を釣るエビだったのだが、時代も変わって食堂がレストランと名前を変えて「鯛」になって居たんだ:-)。「鯛」になったのが間違いだった、エビはあくまで百貨店の客寄せ手段に徹するべきだったな。エビが鯛になるためムリに怪しい食材名を付けて身を滅ぼしたんだろうね:-)。芝エビと名付けられたエビが実はエビだったんだね^^。判じ物だな:-)。
マスメディアは「食材改ざん」などとデカデカと書きたてるが、此では意味が分からない方が多いと思う、「改竄」が正しく、「竄」は「かくれる」の意で此の漢字は「鼠が穴に隠れて居る」姿だから容易に理解できると思う、常用漢字以外は原則として使用しないのがマスメディアの約束ごとだが、振り仮名さえ振れば凌げる話だからどうして正しい字を書いて漢字に対する興味を国民に啓蒙しないのか訝しいね。此のブログを読まれた方は今日から「改竄」がすらすら書けますよね。え?「鼠」が書けないって…、そうか、今は常用漢字で「鼠」は「鼡」にされて居るんだよな(;;)。白川静先生が「常用漢字が漢字を駄目にした」と述懐されたのが分かるよね。

今度ユネスコの無形文化遺産に我が国の一汁三菜料理が登録されるそうだ^^、素朴でいいね^^、聞けば昨年韓国が候補として出品した王族が召し上がる豪華絢爛の宮中料理が一般的でないと落選したので急遽懐石料理から庶民的なものに変更したのが上手く行ったとか…^^、世界には食に飢えた人達が数億人も居るから一汁一菜でも充分良かったんではないの、此は「クローズアップ現代」の特集だったが議題が和食とあってコメンテーター外国育ちの国谷裕子さんが珍しく和服に正座で登場されたが、リハーサルを含めての1時間は大変だったと思う、足痺れ防止のパッドをお尻に入れて居られるのが座った姿勢から微かに垣間見えた、幼い頃から外国育ちの女性には短時間でも正座は先ずムリなんだろうな^^。足痺れ防止パッドも長時間は効果なく収録終了後国谷さんはスタッフの誰かに縋ってヨタヨタと立たれたことだろうね^^。NHKも惨いことするなあ:-)。

先週横須賀の海岸で末端価格48億円ものコカインを拾って警察に届けた人が居た。落とした悪い奴等は絶対に名乗り出ないと思うが遺失物法では3月後のネットでの公告で反応がなければ拾った人は全部貰えるのではなかったの?国のものになったとしても2割もダメなの?

先週の誤字訂正の答え
…彼は寛爾として笑った。(莞爾)でした、

今週の誤字訂正の問題
米文化を紹介する啓盲書が氾濫した(此も先月漢検の出題です)

御教訓カレンダー 
「扶養家族」→「不要家族」 独りぽっちが良い

私の青空(マイブルーヘブン)


今日は文化の日だが我々が子どもの頃「明治節」と言って明治天皇の誕生日であり生誕を祝って学校の校庭で明治節の歌を唱って居た。祝日は旗日と言って門柱に何処の家も斑の旗棒に括り付けた日の丸の旗を掲げて居たが、明治大正生まれの年寄りが居なくなっては何処の家庭も日の丸に関心を失ったようで、今ではオリンピックなどの競技でしかお目に掛かれなくなった:-)。国旗のある家も随分減ったね、又この頃の子どもは日の丸弁当(おかずは梅干し一つ)なんて知らないだろう:-)。何故か老人の回想は段々悲しい方に移って行くのが嫌だね。

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久し振りにEさんからご夫妻能登一周ツアーの便りと沢山の写真を頂戴したのでその中から「白米(しらよね)の千枚田」をご紹介しましょう。
この無数の小さい棚田は石川県輪島市にあり数が多いので千枚田と呼ばれるが、本当は「狭い田」だからだそうだ^^。最も小さい田の面積は僅かに0.2㎡とか…(゚ロ゚)ティッシュの箱二つ分だから稲が一束しか植えられんと思うがきっと水路の方が広くて畦道は10倍もあるんだろうな^^。毎年2万円払って会員になればマイ田圃ができてその田圃に名札が立ち、コシヒカリを送って貰えるそうですよ、夢があっていいな^^、皆様もどうですか。

「私の青空(マイブルーヘブン)」はエノケンさんが唱って居り私の幼い頃良く聞いた懐かしい曲だ。1927年(昭和2年)にレコードが発売されると忽ちベストセラーになり、その後グレン・ミラー楽団、フランク・シナトラなどが演奏したり、歌ったりしてスタンダードナンバーとしての地位を確立し我が国に上陸したのでご年配の方はご存じの方も多いと思う。
先日「BSニッポンこころの歌」(毎週月曜日夜9時から)で著名な合唱グループ「フォレスタ」が此の曲を唱って居るのを懐かしく聞いたが、歌詞の「灯影(ほかげ)」を「ひかげ」と唱って居り愕いた。「ひかげ」だったら「日影」だよね、武蔵野音楽大学大学院出の穎才達がどうして日本語の熟語を正しく読めないのか呆れたな:-)。他に伊東ゆかりもこの歌を唱っており矢張り「ひかげ」と唱って居るが、ま、この辺の国語力では仕方ないとしても「フォレスタ」の間違いには唖然とするな…、「青空」だからって日影になったのかなあ、音楽大学は大学院になっても国語は教えないのかな?振り仮名が振ってないからって、此の熟語の読みって高校レベルの話でないの?
「二木紘三のうた物語」にある「私の青空」の書き込みに「フォレスタ」のことをぼやいたら、早速反応があり、「ひかげ」と唱っているのは二村定一、天野喜久代、松島詩子、高田渡、石川さゆりであり、「ほかげ」と唱っているのはエノケンと藤山一郎だとコメントが入って居た:-)、そうか正しく唱う方が小数派だったんだ(;;)、「灯」の訓読みは「ひ」だと学校で習うが「灯影」の熟語読みに限って「ほかげ」だ、此の熟語は本来なら「火影(ほかげ)」なのだがこの歌の訳者堀内敬三が原曲の「a little white light」のフレーズを叙情的に「灯影」と意識的に造語されたのだと思った。幼い頃座敷での団欒時に点いていた5燭(しょく)の裸電球を彷彿したよ、あれは仄かな灯だったから「灯影」だよね、歌う者は誰も訳者や作詞家の心の裡をしっかりと酌み取って歌わなきゃだめだね…:-)。
『堀内敬三が「ほかげ」に「火」ではなく「灯」の字を当てたのは、あくまでも推測だがもう当時「電気、電灯」の普及が進んでいたことも多分あったからでは…、我が家の「あかり」という意味では、「灯」のほうが相応しいような気がする。作詞家吉川静夫は「灯影(ほかげ)もさみし 蛍光灯の…」(落ち葉しぐれ)、「暗い暗い暗い灯影(ほかげ)の…」(女のためいき)と作詞している。」堀内敬三は「ほかげ」と唄って欲しかったんじゃないかなぁ…』なんてコメントがその後Kさんから「二木紘三のうた物語」に入れられてましたよ^^。
http://duarbo.air-nifty.com/songs/2008/06/post_9f18.html

レストランなどを星の数で評価する「ミシュランガイド」の旅館として3年連続で掲載された「奈良万葉若草の宿三笠」が阪神阪急ホテル食品偽装のとばっちりを受けて他の多くのホテル同様に糾弾されている。原価キロ8200円の和牛をケチって3200円の豪州成形肉だったとか…ケチり方が凄まじいな:-)、ま、食品偽装など何処もして居ることで少しも愕かないが、此の「三笠」が此まで数多くの中学生修学旅行生を受け入れていることには愕いた。此って観光旅行じゃないの?積立をする親も大変だな。何が修学や!私が中学生の修学旅行は琴平の金比羅さんで行きは船内泊と二日目は襖をぶち抜いた大部屋に歩くスペースのない雑魚寝であり食事など普段食べて居るものと変わらぬ粗末なもので苦行以外何の記憶も残って居ない:-)。何しろ夜に中突堤を出発し朝4時半に船室から叩き起こされて社会勉強だと仄暗い小豆島の港を歩かされたもんな:-)。世の中変わったな!

先週の誤字訂正の答え
僻遠の湯治場に暫く到留することとなった。(逗留)でした

今週の誤字訂正の問題
百姓達が鋤鍬をとって代官達に鋒起した、

御教訓カレンダー 
「父の敵」  「父の肩叩き」 偶には親孝行を…

放送大学が日本一

本来今日は敬老の日だが2003年から振替休日制度のため明日となる。昨年は17日だったが、たった一日二日のために祝って貰えず死んで行くお年寄りが全国100人では利かぬだろう可哀想だな、15日は何の理由もなく付けられた記念日だから1週間繰り上げられぬものか?政府は第三月曜日を敬老の日に替えるについて高齢者団体から反発が相次いだため、已むなく老人福祉法を改正して9月15日を「老人の日」とした、誰も知らぬが15日のカレンダーには小っちゃく「老人の日」と書かれて居るのに気付かれただろうか:-)、敬老の日は若者が泊まりがけで遊びに行きお年寄りが寂しく留守番させられる日ではないのかな、それにしても先週来猛暑の蒸し返しには参ったな:-)、颱風の到来も暑さが凌げるなら歓迎だ。

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今年も玄関先に彼岸花の芽が出てきた。猛暑やら旱魃や豪雨など素知らぬ顔で毎年この時期になると此奴は律儀に発芽し、お彼岸にはしっかり開花するが、どんな体内時計を持っているのか不思議だな?蕾を愚妻に見せて名前を問うたら「つくつくぼうし」と宣った^^。きっと「土筆(つくし)の坊や」と言うつもりだったのではないかな?

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先々週「週刊囲碁」に掲載されて居た。本年度の女子学生本因坊戦で昨年度の優勝者であり一芸主義での推薦入学があるため全国制覇を続ける立命館大学の囲碁部の主将を斃し優勝したのは放送大学の木本有香選手だった^^。放送大学とは聞き慣れぬ学校名であり、ネットで調べたらキャンパスを持たない通信教育専門の大学で全国に57拠点もある大きな学校だ、大学院まであり4半世紀も前に創られている。仕事も持った人でも夜のケーブルTVや衛星放送で受講できるから、有職者でも学位が取れ国立でもあるから此から少し宛脚光を浴びるのではないだろうか。
そしてタイミング良く先々週日経夕刊のコラム「人間発見」に放送大学の高橋和夫教授が登場された。此の先生は大阪外大でペルシャ語を専攻され、民間の奨学金制度を利用してコロンビア大学に留学し中東の国際政治を学ばれた異色の徒であり、我が国では中東研究の第一人者として日本人で唯一イラク大統領サダム フセインに面会された方だ。先週などシリア問題で「クローズアップ現代」にまで出演され国谷裕子さんと対談されたから此の先生も一流人の仲間入りだろう^^。どうやら放送大学は閉鎖的な国内の学閥から門戸を閉ざされアウトローとなった有能な穎才が隠れ住んで居るのだろうか^^。通信教育など一般的に全日制の大学から見下されているから、此処の学生が女子学生囲碁日本一になったのはえらいな、一見ハーフとも思える美貌は芸能界でも通用しそうだ^^、放送大学は学校を日本一に高めた木本さんを是非表彰すべきだろうな。

大阪国税局管内で脱税事件の調査途中に税務署の極秘資料が脱税事件の被告の手許に流出していることが判明して先月地検特捜部が動き出し脱税だけでなくヤミ金融など数々の容疑が浮上しているが、此の被告は元々神戸税務署の調査官であったが98年不祥事により懲戒免職処分されてその後は税理士として活動していたと書かれて居た。税務署を懲戒免職されても3年すれば税理士にはなれるそうだが、そもそも税理士会が合格率3%の一般試験合格者に税理士資格が付与する審査は厳正を極めて容易に入会を認めず、過去にニセ税理士行為の有無について職歴のなかった期間など特に厳しく幾度も呼び出しては重箱の隅まで穿り経歴をチェックされ登録に到るエネルギーは半端ではないが、税務署員は20年ほど勤めたら試験もなく研修のみで税理士になれることにされ、その入会についても簡易な書類審査のみで終わるため、一般試験組に比し圧倒的に容易だ。然し税務署を懲戒免職された税務署員が何時の間にか入会を許される現在の仕組みは不条理だが税理士会は国税局の監督下にあることを利用したお役所の横車だろう:-)。一般試験合格者は合格後も2年間の実務経験を必要とされるから勤務していた会計事務所を懲戒解雇されていたら、登録に要件される勤務先だった税理士の印鑑証明書が貰えず税理士会は永久に入会させないからとても怪訝しいと思う。此のタチの悪い元署員に税理士資格を与えなければ今回の事件は起こらなかったろうし国税局も身内にばかり有利な裁量を見直して我々税理士全体の品位を損ねることにならぬよう資格付与や登録審査方法の大きな落差を是非見直して欲しいものだ:-)。

先週の誤字訂正の答え
巨漢と互格に渡り合う、(互角)でした

今週の誤字訂正の問題
空に飛んでいるのが魄で躰に留まって居るのが魂つまり肉体だ、

ご教訓カレンダー
「幸福」→「口福」 食べることだけが楽しみな奴

通称馬小屋教室

長かった雨のせいで、週末風が涼しくなったように感じたが、先月が暑すぎたせいだね。今月に入って雨ばかりの異常気象にはうんざりしたが、週末漸く一日だけお日様にお目に掛かれてヤレヤレだった、でも今週はずっと曇天のようだから憂鬱だな:-)。

庭に出ると近年雀の姿が極端に少なくなって居るのに気付く、昔は親子6匹位仲良く飛んできてピーチクと庭で寛いでいたが最近では親子3匹連れも結構珍しく、殆どが1匹宛飛んできて、それも仲悪くチチチと苛立って喧嘩ばかりしている:-)。まるで人間社会のようだな、雀が少子化の世界になったのは何故だろう?住居になる森も減って居るし、民家の屋根に耐震構造のスレート葺き屋根が増えて雀が好んで巣に利用して居た前面に丸い空間のある本瓦屋根の家が減ったことも由来するのかな。可愛げのない鵯(ひよどり)や烏と違って雀は唱歌や童話によく登場し、幼児達の友として古来人間と生活を共にしてきたから少し宛我々の前から姿を消すのはとても寂しい。餌場が減ったことも原因だろう、昨日も6時前濃い夕暮れ時庭のフェンスに1匹止まって居たから食事が済んで居なかったんだろう。昔は心優しいお爺さんお婆さん達が庭にご飯や麩(ふすま)を撒いてくれたし、何処も鶏を飼って居り始終雀がお相伴できて居たが、卵も栄養価は兎も角スーパーで買った方がずっと廉くなって誰も鶏を飼わなくなり、優しいお年寄りも居なくなって雀もお相伴に与る処を失ったせいかも知れぬ。雀にも世知辛い世相になったようだな:-)。

今回も灰谷健次郎先生に纏わる話だ。先生が中学校で私の先輩であったことは作品の中で知ったが、灰谷健次郎著「わたしの出会った子どもたち」の巻末に先生が生まれてから平成10年に亡くなられるまでの「年譜」が30頁に亘って詳細に掲げられて居た。処が「年譜」の中で先生が昭和22年神戸市立垂水中学校に入学されたとあった、然し此の名の中学校は当時なく正しくは霞ヶ丘中学校(2年後歌敷山中学に校名変更)だ、我々の卒業後昭和26年歌敷山中学から分れて垂水中学校が創設されたことを知って居る私は愕き、早速此の当時の生き字引である同級生のM君の力を借り歌敷山中学校50年史を貸して頂き彼の抜群の記憶力の助けもあって年譜の誤りが確認されたので角川文庫に50年史抜粋のコピーと共に手紙を送り後日何時か改訂版が出る際には訂正して頂きたい旨を申し添えた。
然し、改訂版が出たとしてもそのときには私の余命が追つかず先ずこの世ではお目に掛かれないと思うので、あの世でゆっくりと読ませて頂こうと思って居る^^。

中学時代は旧制から新制への学区制変更などもあって入学した学舎が四中(兵庫県立第四中学校)だった学舎から2年生の秋に県商(兵庫県立神戸商業学校)へ間借り移転し、更に3年生から新設された歌敷山中学へと移されて慌ただしく、幸か不幸か一度も上級生と顔を合わせたことがない、だから1年先輩の灰谷先生とは全く面識がなかったのだ:-)。1年先輩達は一体から何処の学舎で学ばれて居たんだろうか、不思議だ?

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「歌敷山中学校50年史」には我々が入学した霞ヶ丘中学校のことを「通称馬小屋教室」と書かれて居る。何故馬小屋なのか写真をご覧下さい、屋根の庇が深くてそのため庇の要所が支え棒で支えられている。庇が深いのは雨が教室に入らないためであり、雨が入るのは窓が板戸で開閉し硝子がないものだったからだ。昔は農耕用の馬や牛もこんなとこに棲まわされ、藁を敷いた床に鶏なんかと一緒に居たんだ。馬小屋校舎は吹き晒しで硝子がない処を揶揄されたに違いない。此の庇のお陰で雨は余程の横降りでない限り防げたが、冬の寒風には殆ど効果がない、板戸を閉めれば暗くて教科書が読めなくなるから吹き晒しの教室は今の子供達には先ず想像もできないと思う。電気もなくまるで旧石器時代の竪穴式住居だったな:-)。よくぞ五月蠅いPTAが黙って居たもんだと考えたがPTAだって誰も食べることに忙しく彼等の居住空間も馬小屋と似たような生活を送って居たのだ(;;)。

カネボウの白斑事件の被害者が11000人を超え、100万個以上の商品が店頭から回収されたそうだ。原価は乳液より容器の方が遙かに高いのではないかと思われるが、今更使い回しもできないよな:-)。カネボウは粉飾決算がばれて一度潰れた会社だが、化粧品部門だけ花王に買収され生き残ったが此処に来て花王の足を引っ張ることになり資生堂を大喜びさせて居るが、カネボウの全商品中白斑被害の元兇とされる「ロドデノール」を使用した化粧品は10品目もあり売上金額は全販売化粧品の4分の1にも上るが化粧品だって薬のようなものだし基本的に躰の細胞に関わるものだから充分な治験を行なわず販売したのが悪かった(;;)。女性の美白信仰は我々男には分からぬが高い金を払って細胞からメラニン色素を取り除いた挙げ句が「白なまず」では遣り切れないよな:-)。メラニン色素だって立派な細胞の一部じゃないか、此奴はブスでもしっかり躰を護ってくれて居ることを忘れて居たカネボウと客の双方が愚かだった、きっと他の化粧品会社の商品からも白斑の被害者が出ると思うよ、黄色人種が白人になれる訳がないもんね。此の病気に掛かると恢復は容易ではないと思う、私が瘭疽(ひょうそ)に罹った折何時も治して頂いた外科のS先生が「白なまず」になって居られたが何十年間ついぞ治らぬ儘に亡くなられたぞ:-)。

先週の誤字訂正の答え
人生の愛歓を描写する小説 (哀感)でした

今週の誤字訂正の問題
巨漢と互格に渡り合う

ご教訓カレンダー
「郊外一戸建て」→「郊外一戸だけ」 他は山

谷崎潤一郎と新村出

暑い夏が到来してウンザリしている処へ選挙カーがソッコーで暑さを運んでくるから堪らない、週休二日制なんだから選挙運動も土日はお休みにして欲しいね。選挙なども寒いときに済ませて欲しいね。
先週木曜日早朝待ちに待ったキリギリスの第一声が叢から聞こえた^^。赤ちゃんのキリギリスをご紹介してから2か月余り漸く成人?したらしい、そっと跫音を忍ばせ鳴き声の30cm近くまで近づいたが声はすれど姿は見えず、凛々しい鳴き声が向こうへ廻ればこっち、こっちに居れば向こうから聞こえてくる。悪い目を凝らして気付かせないように懸命に叢を探ると居た居た^^、二ヶ月前の赤ちゃんが見違えるような美丈夫になっている。普通彼等は叢の上に乗って鳴くものだが此奴は用心深い性格らしく露草の中段に居て鳴いている。此では天敵の燕も容易に手が出せまいぞ^^。今日も暑いけど窓を開けてキリギリスの鳴き声を聴きながら涼を取ろう^^。

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先週の夜、寝所で本を読んでいたら何かを売りに来たらしいマイクの声が近づいてくる、今頃灯油でもあるまいしと聞き耳を立てると、どうやら♫わらび餅♪などと言っている。わらび餅はスーパーなど廉価で販売しているから軽トラの「わらび餅」など誰が買うのかなと思い、ふと昔昭和20年代中高生時代を思いだした。あの頃農家のお爺さんが毎朝天秤棒の前後に撓(たわ)んだ荷を担いで「麦茶にハッタイ粉、柏餅」と近くを行商されていた記憶が甦った^^。紛いもなく西神戸の言葉だった、当時は神戸の言葉も須磨から向こうと此方と少し違って居たのだ。車なんかない時代だし垂水の北方今の第二神明道路の向こうに農村があり、うちの辺りまで距離にして3キロ以上あっただろうか、あのお爺さん撓んだ天秤棒の撓(しな)りから荷の重さは5貫以上(20kg位)と察せられ、凄い膂力だなと当時感心した。家中して早朝暗いうちから作られたんだろうな、昔は皆貧しかったからよく働いたんだ。軽トラの「わらび餅」が私を60年前に戻してくれた^^。大麦を挽いて作られたハッタイ粉はチベットでは主食だが、今の子供達はまるで知らんだろな、大人もかな?
最近はフトしたことで少年時代の想い出が走馬燈のように浮かんでくるが、愈々冥府からのお迎えが近づいたんだろうね^^。

先週高峰秀子について触れさせて頂いたが、もう一言付け加えさせて欲しい。大宅壮一が高峰秀子を「25%女で25%が男、残りはミネラルウオーターだ」と評したが蓋し名言だったと思う^^、彼女は女性でなく中性だったんだ、彼女と接した人達はだれも彼女から色気や媚びを感じたことがないと書かれて居る。そんな彼女だが、我が国きっての言語学者であり京都大学教授と言うより広辞苑の編者で著名な「新村出(にいむらいずる)」が彼女の超大ファンであったことは余り知られて居ない。京都在住で83歳の氏が年一回帝国学士院会に出席するため上京した折、さる編集者に教えられて高峰秀子の自宅を前触れなく訪れたが偶々高峰夫妻は不在で帰宅後置かれて居た名刺を見て松山善三が恐懼したが、高峰秀子は「それって誰?」だったそうだ^^。その後夫妻で谷崎潤一郎に連れられて京都の自宅を訪問された折、あの大谷崎が5尺に足らぬ「新村出」の前では借りてきた猫のようになり「ハイさようで御座います」などと身じろぎもしないので高峰秀子は漸く目の前のこびとが余程の大物なんだと悟ったそうだが、「新村出」の家中には玄関から書斎まで所狭しと無数の高峰秀子のポスター(あらゆるナショナル製品のコマーシャル)で埋められていた^^。そしてそれ以来年数回彼から彼女を讃えた短歌を綴ったファンレターが届いたとか…^^謹厳実直で有名な広辞苑の「新村出」ならではの頬笑ましいエピソードだね。

「高峰のアメリカだより夕刊に出でし回りに赤き線引く」 新村出全集第15巻より

先週スペースが足りなくて書けなかった、6月末漢字検定の会場である神戸外大には前回の検定が流通大学で行われたため1年振りだったが、此までの学校らしい穢いトイレからホテルのように綺麗なトイレに変わって居て酷く愕いた(゚ロ゚)。手洗所まで自動だった。トイレの品格は学校の品格だ(東大のトイレは見たことないけど…)。
学園都市の学生を対象にワンルームマンションを経営されているお得意先のMさんが仰って居られたが、今の神戸外大は学生が遠くから集まってくるので利用率が一番高いそうだ、私の母校である神戸商大(現兵庫県立大学)や他の大学は地元の生徒が多くなったとか…:-)、私の頃は半数以上が下宿していたし神戸外大などローカルな学校だと見下げていたからショックだ。偏差値を調べたら神戸外大が62で県立大学は59だったから余計に落ち込んだ:-)。
今では姫工大や看護大学と一緒で名前まで変わってしまったが、40年前商大が神戸大学の商学部になることが99.9%決まりだったとき国会議員から横槍が入って強引に篠山農大(現農学部)と摺り変わったことが不幸の始まりだったんだ(;;)。

先週の誤字訂正の答え
経済復興の機動力として働く、(起動力)でした。

今週の誤字訂正の問題
聴衆の熱気は最高調に達する

今週のご教訓カレンダー
「事実上倒産」 「事実上父さん」 母さんが捨てたけど…

子供叱るな、来た道だ


庭は全て初夏の佇まいカタバミの天下だ、夏を待っていた何種類ものカタバミが笑い合っている^^、種が弾けてポンと跳んで行く処は雑草の生命力が溢れ出ているよ^^、雑草だけど結構可愛いよ。

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玄関前では桃色月見草が咲き始めた。この花とても綺麗だが、アカバナ科であるが故に甲虫類の大好物であり、軈ては葉も花もボロボロに食い尽くされてしまう。そんなこんなで昨年は殆ど咲かなかったが、その間も地中では懸命に体力作りに励んで居たに違いなく雌伏1年今年は4月後半から樹勢が強くなりこんなに繁ってきた^^。何れ葉が網の目のようにされるのは悲しいが、甲虫類は強くて市販の噴霧薬位ではどうにもならない(;;)、虫だって生きる権利があるのだろうが花の持主にとっては遣り切れないよな:-)。
もう一枚の写真は上の花とは違ってこぼれ種が飛んできてひっそり咲いているが、此もアカバナ科の仲間でで「夕化粧」と謂う。今は気づかれていないが間もなく甲虫に気付かれてボロボロにされから痛ましい:-)。

先日みやざき中央新聞を読んで居てとても良い話にお目に掛かった。母一人子一人で育てられた学生がある会社を受験した処、社長面接まで行き「君は母一人子一人で育てられたんだな、今までにお母さんの身体のどこかを洗ってあげたことがあるか」と言われて首を横に振ると「お母さんの身体を洗ってからもう一度出直して来い」と言われた。彼はしぶしぶ帰宅し理由を言ってお母さんの足を仕方なく洗うことにした。ところがか弱い女性の足だと思ったら、お母さんの足はごつごつと石のように頑丈だった。彼はお母さんの足を触って居て涙が止まらなくなったそうだ。次の面接のとき何か言われる前に彼は社長に言った。「社長有難うございました、もしこの会社に入れなくても、教えて頂いた親孝行をこれから必ずして行きます」彼が母の足を見て始めて知った「母の苦労」だったのだ。一人で息子を育て上げた母とどう生きていくべきかを彼に教えた社長は偉かったな。社長の言いたかったことは「親を敬わないで、親の苦労が分からないで、人間が一人前になれるのか」だったのだろう。
私は50年位前子供ができた頃「子供叱るな、来た道だ。年寄りいびるな、行く道だ」先輩から此んな言葉を教わって心打たれた、幾ら自分が一人前になったと思っても上と下の世代に対する思い遣りがしっかりと持てない内は半人前なんだなと考え込んだことをふと思いだした。

昨年12月初旬のブログ「長男の嫁なんよ」で紹介した「カツチ」さん(行き付けのクリニックの看護婦さん)から連休明けの点滴作業時に、彼女が長男の嫁になる運命的な出会いについて少しだけ教えて貰った。とても頬笑ましかったのでご紹介しよう^^。
男と女の出会いなんて人さまざまだと思う、何が切っ掛けだったかは聞き洩らしたが彼女曰く、その運命的な出会いは小学校6年生から18年振りに突然やって来たそうだ、18年間もの長い年月の経過は彼の顔を見ても声を聞いても何も感じなかったそうだけど彼の姓が「カツチ」だと言うのだけ聞いて、その聞き慣れない珍しい名前に頭の何処かが微妙に反応して遙か昔の淡い記憶が忽然と甦り、18年前小学校の同級生にそんな姓の同級生が居たことを思いだしたそうだ…^^、「ひょっとして〇〇小学校に居たん?」「うん」「えっ!私も居たんよ」…赤い糸の結びつきだ!かっこ良すぎー^^かっこ良すぎー^^、18年後の巡り逢いが変わった苗字のせいだったなんて凄いな^^、赤い糸は苗字に結ばれていたんだ。彼の名が田中や鈴木ならきっと出会いなど何もなくその儘終わって居ただろうとは彼女の述懐だ。消防士だった彼と看護師の彼女の運命的な出会いが救急病棟だったかどうか聞けなかったが、彼女はお酒がメチャ強いそうだから或いは合コン終わっての飲み会だったのかも…^^、発音し難い舌を噛みそうな珍しい苗字が彼女の記憶を甦らせて二人の出会いを創造し軈て愛を育んで結婚への誘い水になったんだとしたら、消防士の彼は素敵な女性のハートを掴むことができたことを「カツチ」の姓を与えてくれた両親に感謝すべきだろうな。彼女は自分が「カツチ」の姓になったことを誇らしく思って居るには充分すぎる理由があったんだ。「長男の嫁」だけでなく「カツチ」の苗字にも深い感慨が籠められて居たんだ^^。メチャかっこ良すぎーっ^^。

先日日経夕刊で掲載された頭の体操です。気分転換にどうですか、
覆面算です、平仮名を0~9の数字に換えて下さい、同じ文字には同じ数字が入り、文字が変われば数字も変わります。持ち時間は2分もあれば充分でしょうね^^。
答は来週です。
  ついた
 +かつた
=たいかい

先週の誤字訂正の答え
此の作品は彼の快心の作だ、(会心)でした

今週の誤字訂正の問題
気まじめで根性のある兄貴

今週のご教訓カレンダー
「アマリリス」 「アマリ リス」 ペットショップで売れ残ったリス

私の海で泳ぐな!

久し振りの雨が降って庭の雑草も元気を取り返した^^。夜の気温が低く寒いから風邪を引かないように気をつけよう。今週が終わると愈々ゴールデンウイークとなる、中三日の平日を休むと10連休になるので職員達から年休を消化させるようにヤイノヤイノとせっつかれている、でも10日も続けて休まれると出勤後仕事のリズムが容易に恢復しないのでどうしたものかと今思案中だ。

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いろんな学校と合併して学校名まで変わり偏差値も随分下がってアホ学校に成り果てた私の母校だが、その母体であり戦前から名を馳せた神戸商大の淡水会から毎年4月に1回だけ発行される同窓会誌2013年版「淡水」が先週送られてきた。その中には昨秋「私の今昔百字便り」に求められて投稿した私の拙文が載せられた^^。文末の写真は昭和29年3月神戸商大を受験した際の星陵高校当時写した受験票用だ。縮小したため読めないが実物には神戸商大学生課の割印がくっきりと写っている、あれからもう60年も経たから誰も此の写真が私などと想像も付かぬだろうな:-)。私の通った神戸商大は今和食の「さと」などになって居る(;;)隣の星陵高校はその儘今もあるから同じ県立でも不公平だな:-)。JR垂水駅前の国道2号線には未だ「商大筋」の道路標識があるが、10年もしたら誰もが何のことか?と訝るのではあるまいか:-)。

北極の海氷面積が今年は1509万平方kmで過去30年の平均面積に比べると日本列島のほぼ1個分に相当する37万平方kmも小さくなったとNASAが発表した。冬の海氷面積の縮小傾向は2004年以降次第に加速しているという(;;)、此の儘だと解けた海の水が増えて日本の海岸も少し宛浸蝕されるのではないかと恐ろしい、うちは海抜2m位しかないから後幾年したら水没するのだろう。自分の家が海になるなんて津波よりもっと恐ろしいよな:-)。

海と言えば昔舞子の漁師だったお得意先のKさんもMさんも所有地の現況が「海成」と書かれて固定資産税の掛からない土地を沢山持って居られる(;;)、昔は浜辺にあって漁具を入れた漁師小屋の敷地だったそうだが何時しか浸蝕されて今は満潮時海の中だから市役所は税金を免除してくれている。ポーアイや関空の埋め立てのせいでこの辺りの水嵩が増えて海岸が浸食されたように思うのは素人考えだろうが自然破壊に対する神の怒りかも知れん、KさんもMさん共に平成になってから相続が発生したが、税務署は評価額がゼロのため相続税の評価額を固定資産税評価額に一定倍数を乗じて算出する市街化調整区域と見なして相続税を無税にして呉れた、でも法務省は海の中であってもゼロの評価証明書を認めず近隣地の土地の評価額を比準して容赦なく相続登記時の登録免許税を徴して居るのだ。登記をせずに放置して置けばそれまでだが、何時か埋め立てされる可能性もあるかも知れず、そうすれば3代も経れば相続人の印鑑証明書も手に入らなくなる可能性だって高く、仕方なく誰も0.4%(昔は0.6%)の登録免許税を払って相続登記される。法務省も偉い役人が瑣末なことに無関心で税額の免除や軽減に踏み切ろうとしないのだろう。KさんもMさんも言いたいだろうな。「其処はわしの海や、人間も魚も泳ぐな!」:-)。

驚くべきことに「聖徳太子は実在したのか」斯くなる聖徳太子架空説が検定に合格し、来年の高校生教科書に登場すると先日の毎日新聞コラムが報じた。聖徳太子が架空の人物だとの説は14年前に歴史学者大川誠一の「聖徳太子の誕生」の出版によるものだそうだが、彼の説では我々が信じて居る17条憲法や冠位12階の制定など、太子の実績とは全く断定できないそうだ:-)。1万円札の肖像が福沢諭吉に変わったのも或いは、此の学説が影響したのかも知れないな。それならあの品の良い太子の像は誰が創作したものだろうか?飛鳥時代のことでもあり神話の世界だから定かなことは分からないが、少なくともあの立派な17条憲法が何処の誰が作ったか分からぬなどふざけた話だ。聖徳太子のお母さんである推古天皇も偽物だと謂うことになるのか!聖徳太子が居なければ蘇我馬子も居なかった筈だし、中大江王子であった天智天皇の存在すら否定されることになるから日本書記の記述自体が怪しくなるから聖徳太子架空説が教科書に載せられるなど論外だと思う:-)。
学者は誰も自分を標榜するため、色んな説を唱えて目立とうとするが、昔のことなど誰にも分かりはしないからその儘そっとしてやれないのか、17条憲法が誰によって作ったものでもそれが後世の人達の模範となる立派なものであったのだからそれで良く、聖徳太子作でよいのではないのかな、教科書が巷に出てから考古学者によって飛鳥古墳で聖徳太子の名が書かれた石版が発掘されたりして…^^。

東大のGPS将棋に一流プロ将棋棋士達が敗れ去った。相手は680台のオフコンを駆使したとは謂え負けは負けだ、将棋は囲碁と同じく感性に支配される世界だと思い計算だけで勝負が左右されるものでないと信じて居たから囲碁ファンの私にもショックは大きい。さすれば残る囲碁と将棋の差は盤面の枡目(囲碁は361路で将棋は81路)の差ではないかと考えられるから680台のオフコンを3000台に増やされたら軈て囲碁も敵わないのではないかと思ってしまう。質より量と謂う言葉があるが、何だか味気ないよな:-)。
GPS将棋は、東大の研究者ら有志が開発したソフトで、昨年の世界コンピュータ将棋選手権で優勝した。中盤終盤での強さに加え、今回は東大駒場キャンパスの約680台のパソコンと接続し、1秒間に約2億7000万局面を読むことができる性能を持つことで、苦手とされる序盤から終盤まで隙がなくなり、通算3勝1敗1持将棋と圧勝だったのだ(;;)。
日本将棋連盟は果たしてGPS将棋の相手に羽生王座を出すだろうか、然し彼は連盟の最後の牙城となるから反骨精神の塊であった亡き米長会長ならいざ知らず、新会長谷川浩司9段では到底決断できまいな:-)。

先週の誤字訂正の答え
今日はとても縁喜が良い、(縁起)でした。

今週の誤字訂正の問題
怪しい魅力を持つ女性

今週のご教訓カレンダー
「♬オーソレミオ」→「オーソラミヨ」 東京スカイツリー