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年賀状に思う

元日以来寒い毎日が続いています。コロナ禍で外出も儘ならず不自由を強いられ、少し宛迫って来る確定申告期の繁忙を迎え憂鬱に包まれたこの頃です(;;)。今は無事に申告事務が完了できるよう神の御加護を祈るばかりです。

 

裏庭の一隅には小さい樹木?が可愛い実を幾つか付けて居ます。此れは「ヤブコウジ」と言いますが、一般的には「十両」と呼ばれることが多く真っ赤な実が上に咲くベゴニアの花と美しさを競い合って居ます^^。実の華やかさと裏腹に明るい太陽の下が苦手で目立たない薄暗いところを好む内気な花です^^。

お正月恒例の箱根駅伝は全く下馬評にも上がらなかった創価大学が往路優勝したのでメディアも視聴者もアッと驚きました。全ては往路の青山学院の不振に起因しますが、どのチームも練習不足や故障者の影響が大きく毎年輩出する区間新も全く出ずに低調な記録の駅伝に終始しました。往路優勝の創価大も昨年9位だった往路タイムを超えられませんでしたから他の学校がもっと酷かったことがよく分かります。優勝した駒大のタイムは前の年のタイムなら7位に過ぎません、各チーム全ては新型コロナ蔓延による練習不足の影響が甚大だったのでしょう。

往路優勝の創価大学の記録は兎も角優勝は優勝ですから目出度く、創立50年文字通り創価学会が設立し、当初は学会員の子弟ばかりでしたが、現在偏差値は45程度に上昇し、B級中位の大学にまで昇ってきましたが今では少し宛偏差値を上げて一般の子弟も入学するようになり、そこそこの大学になったのは偉いと思いましたよ。

コロナ禍の中を毎年のように多くの年賀状が往還して居ますが、私はお正月明けに届けられた賀状返礼の葉書を読みアッと胸を詰まされました。それは50位年前私の事務所で働いて居たNさんと言う女性に出した賀状に対する返書の葉書だったのです。毎年律儀に賀状を頂戴して居りましたが今年は来ないので丈夫でない彼女の健康のことなど気に懸けていた矢先の葉書でありました。私は瞬時にこの葉書に書かれた文面からコロナ禍で次々に人々が倒れ、医療崩壊を目前にして誰もが慄いているときに心無い無神経な賀状に対する一人の女性の必死の抗議だと確信しました。現在我々の置かれた生存への厳しい状況を良く良く鑑みれば「お目出度う」なんて無神経丸出しではありませんか!我々は現在そんなことを書いている環境には全くありません。それなのに「毎年も送っているから…」と多くの日本人が賀状を発送する無神経と傲慢さと愚かさを私はNさんから無言で教えられ酷く反省させられ落ち込んだのでした。

我が身可愛さに一都三県にだけ緊急事態再宣言を出し、兵庫大阪京都の要請を無視した総理は何れ無能呼ばわりされるに違いありません💢、7日の緊急事態宣言時に役人の書いた原稿を辿々しく棒読みする総理と、原稿など見もせずに記者団に思いの丈を語ったコロナ対策分科会尾美会長の熱弁には二人の器の格差について思い知らされましたね(;;)。こんな総理で誰も満足しているの?本当に良いの?

先週の読めそうで読めない字     糸を績ぐ(つむぐ)

今週の読めそうで読めない字      宝石が(晶らか)に輝く

 

 

ノーマンズランド

明けまして御目出度う御座いますm(_ _)m。今年も辛い躰を労りながらもう少し仕事を頑張ろうと思って居ります、ブログも宜敷お付き合い下さいね。

 

 

年末に仕事場の机を片付けていたら引き出しの奥から思いがけないものが出てきました。それは40年前に愛乗したバイクの写真とメーカーであるスズキからのお手紙でした。大切に仕舞い過ぎて無くなったと諦めていたものです。40歳位の頃渋滞には関わりなく走れるため通勤も使ったりツーリングに行ったり川釣りに出掛けたり、と三年位愛用したスズキのオートバイが懐かしく思えて確か10年近く前だったと思うのですが、写真はありませんか?とスズキにお便りしたら大昔のことなのに親切に手間暇掛けて探して頂き送って頂いたものでした。このタイプはアメリカンタイプ(所謂ロードスポーツ「ヨーロピアンタイプのオートバイ」と「オフロードタイプ」とは一線を画し独特の外観や特徴を持ち起伏が少ない道路をゆったりとクルージングする車体特性やエンジン特性を持ったバイク)と呼ばれ、スピードを競うバイクではなくゆっくりと走るドライブ型のバイクです。速度重視ではないため前輪ブレーキがダブルディスクではないのに気付かれたでしょう。だからヘルメットもフルフェースでなくジェット型が似合いましたよ。このバイクを経て予て20歳代から念願のハーレーを手にしたのでした^^。20歳位から私には当時誰もが願っていた「何時かはクラウン」でなく「何時かはハーレー」だったのです^^。学卒後ことあればと本山の試験場で重たい重たいメグロの350CCを駆けて自動二輪免許を取っていたことが幸いしました^^。

 

年末から正月にかけて小説家誉田哲也のハードカバー「ノーマンズランド」400頁を一気に読み終えました。刑事菊川玲子シリーズ9作目として待ち望む根強い固定ファンを持ったシリーズ物ですが「ノーマンズランド」には北朝鮮の拉致事件が登場します。恐らく誉田哲也の揺るがぬ信念を吐露したものと思われ、「40年も50年も此の問題を放ったらかしてきたのは我が国の政府だ。そんな政治家を選び続けてきたのは我々国民だ、夢物語の平和憲法を有難がり北朝鮮の拉致も見ぬ振りをして惰眠を貪ってきたのは我々だ」とガンテツこと勝俣警部補に語らせたのは安倍政権初め此れまで歴代の総理に対する庶民の怒りであり、誉田哲也は我々怒れる庶民の代弁者でしたね。題名「ノーマンズランド」が尖閣諸島や竹島を指しており、憲法第9条があるばかりに他国の領海侵犯に対し手も足も出せない現状について刑事ドラマを介して憂国の念を彼が吐露されたものであることを私は知らされました。そうですよね、憲法9条を変えなければ我が国は周辺諸国から蹂躙されてもやられっぱなしで指を銜えて泣き寝入りだなんて悔しいよな。皆さんももっと安倍政権を揺さぶって憲法改正にご協力下さい。今では韓国にまで嘗められていることを皆様よくご存知ですよね。横田めぐみさんや有本圭子さんのお母さん達にも是非読んで頂きたい作品だと思いましたよ。

 

年賀状

 

今年も沢山の年賀状を頂戴しました。有難うございましたm(_ _)m。昨秋来た喪中葉書の一枚に「拾月に義父が逝くなったので賀状はお届けできませんが、皆様からの年賀状は楽しみにして居りますのでお送り頂けたら幸いです」と書いてありました。義理だと年賀状貰っても良いんだね^^。珍しく微笑ましい喪中だったから無論賀状は出しましたよ^^。昔お得意先の会社から妻の母(恐らく社長の)が亡くなった、と喪中葉書が届いたことがあり、会社に奥さんが居るわけないが…と奇異な感に打たれたことも併せ思い出しました(;;)。

 

先週の読めそうで読めない字 思えばいと疾(と)し此の年月

今週の読めそうで読めない字 (細々)した話