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「ブギウギ」の時代考証

10月も半端を過ぎて気温も安定し、庭の様子もめっきり秋らしく落ち着いて参りました。昨日少し降りましたが今年の秋は何時もより雨が少ないのが気に掛かります。もう颱風は来ないのかしら?

先週、近所の金木犀が一斉に開花しました。その香りは風に乗り、辺り一帯を満たし、我々の五感を刺激します。花が咲くことで夏から続いたジメジメした空気や分厚い雲が遠のき、一気に季節の移り変わりを感じることができました。

 

450名の従業員を抱えた大阪市西区立売堀の螺子(ねじ)専門商社「サンコーインダストリー」には93歳の女性総務課員が在職すると毎日新聞に報じられました^^。90歳の折「世界最高齢の総務部員」としてギネス認定を受けられたとか…(゜o゜;❣
高等小学校卒業後保険会社勤務を経て25歳で此の会社に入り67年余り総務部員として働かれ、5つ玉の算盤から四つ玉算盤になり更に電卓の登場から60歳を過ぎてからの通信教育で表計算ソフト「エクセル」まで使い熟すと謂う努力家であって多彩な就業環境を経ての現在ですが全員が退勤する5時半から各共用部分や会議室の掃除が日課だとか…^^。
「仕事は脇役、然し任された仕事については主役」毎朝目覚めて30分ヨガをし、バスと電車を乗り継いで片道1時間かけての通勤の電車内ではあえて爪先立ちをして下半身の筋力を鍛えることを怠らず (゜o゜;、「今日頑張れたら明日も頑張れる」と、彼女は100歳まで現役で働く自分の姿を思い描いて居られるそうですが私は此の女性が働いて居られることなんかより『毎朝30分ヨガをして…』の箇所に強く心打たれました。仕事などされることより毎朝目覚めてから会社へ来られるまでの一連のルーティーンが物凄くてせいぜい50歳代の方ができる極限のトレーニングではないかと私は目を疑ったものでした。
此の女性は此の歳まで伴侶に恵まれることなく寂しい人生を只管(ひたすら)仕事に打ち込まれたのは不幸にして適齢期が必要とされた伴侶より、その日の食べ物であった戦後の混乱期であり、皆様には想像もできないと思いますが、男女の色恋より飢えを凌ぐことが最優先された悲しい時代であったため、結婚については相談できる親もなければ気付いたときには適齢期を逸し伴侶に巡り合うチャンスに恵まれなかったのではないかと思いました。そして彼女は悲しくても会社で仕事をされている間を自らの一番幸せな時間とすることに決断されたのではなかったでしょうか?
思うに彼女は乙女時代である少女期を太平洋戦争の戦火に奪われ、青春期である筈の戦後は異常なるインフレに朝鮮事変と険しい混乱期を迎えられ「愛」や「恋」とは無縁の儘過ごされた不幸な世代であり、ある意味で戦争犠牲者であったと思います。 僕等も可哀想世代やけど此の女性はもっと可哀想やなあ(゜o゜;/。




先週木曜日のNHK人気の朝ドラ「ブギウギ」を見ていたら、稽古場のシーンで部屋の正面に掛けられた額に「強く、逞しく、泥臭く、艶やかに」と書いてありました。「臭」という字には額が掛けられた当時は昭和8年と私が生まれる2年も前で支那事変勃発の直前であって常用漢字が制定されて居ない旧字体であることを表す文字が使われて居り、字の旁(つくり)の下半分が「大」ではなく「犬」にされて居るのを発見しました^^。半年くらい前のブログで「臭」に触れたことがあったように思いますが、流石は天下のNHKや!芸が細かい!と感服したものです^^。

 

先週19日俳優の財津一郎さんが14日に慢性心不全で亡くなっていたことを週刊女性PRIMEが報じました。財津さんは「ピアノ売ってチョーダイ!」で知られる中古ピアノの買い取りを行う『タケモトピアノ』のテレビCMに20年以上にわたって出演して居られたから皆様もよくご存知だと思います。此のフレーズについてはバラエティー番組『探偵ナイトスクープ』(ABCテレビ)で赤ちゃんが泣き止むCMとして検証され、実際に100人近い赤ちゃんが泣き止む結果となったそうです^0^/。そこで赤ちゃんグッズとして売り出す計画が持ち上がりましたが、頭の硬い上層部からのOKが出ず不発に終わったそうです(;;)。アホな上層部やな🤬。

 

万博会場費がインフレで増加したために国の負担を増やせと大阪府が言っているのは、日本国民全体の同意が得られないから止めて下さい🤬。せめて近畿各県に負担させて…m(_ _)m。

 

先週の読めそうで読めない字      神を礼(うやま)う

今週の読めそうで読めない字    母を(右ける)

増税メガネ

10月も半端になって気温も安定し、庭の草木もめっきりと秋らしくなりましたが、何時もより雨が少ないのが気になります。もう颱風は来ないのかしら?

庭では色んな植物が秋の到来を待って世代交代し、様変りしようとしていますが、先週水曜日の早朝東の庭の雑草の中に白い綺麗な花が一輪咲いているのに気付きました^^。此れ迄見たことのないような清楚な花であり(或いは忘れていたのかも…)、早速垣根の隙間からスマホを入れて「花ノート」を翳した処「ゼフィランサス」と解答してくれるではありませんか?有りふれた花以外はトンチンカンな答えしかしてくれないスマホの意外な答えに半信半疑の私は念のためネットで検索するとスマホの眼力は正しかったのでした^0^/。

 

国民が付けたニックネーム「増税メガネ」が定着したことで総理はしかめ面(ずら)をし、酷くおカンムリだそうですが、まあ聞く耳を持って居ただけマシだと言わねばなりません^0^/。10月からスタートするインボイス制度が増税に繋がる場合もあることや、最近ではマイナンバーカードの不手際などから総理の人気もガタ落ち、53%の国民が「総理を支持しない」と意見が大幅に傾いています(;;)。ネット上でも岸田首相を揶揄(やゆ)する言葉として「増税クソメガネ」がバズり、トレンドワード入りするなどして来ました。先週やっと議長辞職を申し出た細田衆議院議長の旧統一協会との蜜月状態を隠蔽し続けた総理の罪も決して浅いものではなく、遂に岸田内閣の年内解散もチラホラと見えてきた如くです(;;)。

 

公園のトイレまで改修される時代なのに JR四国管内では63駅で汲み取り式のボットン便所が残されて居るそうです(゜o゜;/。JR四国はトイレも新設すれば数百万から数千万円の費用がかかるため、トイレ付き列車を走らせて駅トイレの代替として改修を先送りしているからですが都心部と違って数少ない列車本数では駅のトイレが絶対に必要だと思います(;;)。トイレ自体を撤去した駅も35駅に上るのは儲からないJR四国にとってトイレの維持管理費が大変なのでしょうが高徳線の勝瑞駅ではトイレ内が「外から丸見え」だとして批判を浴びているそうですが(;;)、66年前の昭和32年に改築された駅舎の汲み取り式トイレは男女兼用であり、和式便器と男性用小便器が3台ずつあって目隠しは暖簾(のれん)だけ…(;;)と今どき信じ難く、未だに昭和初期を引き摺っている様(さま)は唯々驚愕するばかりです(゜o゜;)/
藍住町政策推進室は「JR四国から相談がないから町が主体となって民間企業の施設を改修できない」と言っていますが、トイレは人間の尊厳に関わる重大問題ですから他人事(ひとごと)ではありません。藍染町は公費で駅トイレを建設してJR四国から賃料を貰うように交渉して下さい!でないと住民達に他所へ逃げられても知りませんよ🤬。

 

厚労省国立社会保障人口問題研究所の「人口統計資料集」によると、最新の「50歳時未婚率」は男性が28.25%、女性が17.81%(2020年全国平均)と、この30年間で男性は約5倍、女性は約4倍になっており、50歳まで一度も結婚したことがない人の割合が男女共に急激に増加していることが分かります(゜o゜;。未婚率は女性の方が多いと思ったらナント!男性なんや(゜o゜;/。

原因は女が強くなった訳ではなく、男に頼り甲斐がなくなったせいではないかと私は結論致しました(゜o゜;。嫁を貰うのは男の甲斐性、嫁に行くのは25歳(数え年で)までと謂われて誰もが従っていたのは、朝鮮戦争のあった私が中学生の頃までの我々庶民の決まりごとでしたが、それも忘れられて、25歳以上の未婚女性が「行かず後家」と近所から後ろ指を差されるのが嫌で泣く泣く嫁に行った古い慣習もいつとはなく消え、彼女たちが肩身の狭い思いをしなくなったのが、あの樺美智子さんが亡くなった昭和30年代半ばに勃発し、日本人が古い因習から解き放たれて新しい社会へと船出した日米安保闘争の頃ではなかったでしょうか?昔の習慣や風習って百年以上も掛って、我々の先祖が創ってきたものであって決して蔑(ないがし)ろにすべきではありません🤬、結果として日本人が何れ近い将来滅び行く運命だと私は思ったのです🤬/。

 

女の子に連れられて横断歩道を渡っていた犬が91歳の老人の運転する車が刎ねられ死亡しました(;;)。老人曰く、「車はトヨタの最新車で自動ブレーキが付いて居るんです。結局ワンちゃん(の背)が低いから、(車が)止まらなかったのだと思います」だって…🤬。犬だから人身事故ではなく物損事故ですが自動ブレーキ云々は余計だと思います…🤬。ご老人よ、ブレーキは何のためにあるのですか!自動ブレーキに頼って車に乗る位なら速やかに免許証を返納しなさい!!🤬。

 

 

先週の読めそうで読めない字   荒(すさ)んだ生活

 

今週の読めそうで読めない字   神を(礼う)

苛めと先生

 

夏が9月をまるごと取り込んで秋の到来が一月遅れ10月にずれ込み、その10月もあと1週間で去って行こうとしています。11-12と秋が続いて冬の到来はお正月以降になりますが3月はどう考えても春ですから冬の期間が必然的に1月と2月だけになり、何れ冬がなくなって夏が4月(つき)以上を占めることになる時代が予兆されます、この異常気象は巨大颱風の到来数の増加を伴いますから刻々と迫りくる人口減少と併せ、我が国の未来が案じられますね。
先週南の庭と東の庭同時に見知らぬ白い花が咲きました。スマホの「花ノート」で調べると「ゼフィランサス」だそうです(^^)。何処から跳んできたのかまるで分かりませんが鳥か蜂が種を運んできたものだろうと思いました。同じ日に花が咲いたのは種の運び主が同じだったからでしょうが、日当たりが違うので土の環境が同じだったとしてもとても不思議に感じたものです。

 

我々戦前戦中派には甚だ理解が難しいのですが、最近紙面を賑合わすものに小中学校での苛め問題が多くなりました。力の強い子供から体の小さい子や体力の劣る子供を標的にするいわゆる弱い者苛めが主力ですが、父兄から通報を受けた学校の対応にとても違和感を覚えます。父兄から訴えを受けた先生方は必ず事件をいじめと捉えずに単なる生徒間のトラブルとして扱う不文律が出来上がっており、文科省の方針に基づき毎月行われる筈の「いじめ不登校対策委員会」に於いても何が討議されたのか校長が出席していても議事録すら残されて居らず、教育委員会は故意に意識されて蚊帳の外が常態のようです(::)。そして自殺などあってはならないことが起こっても調査の結果、何時も学校側が故意に事件を隠し隠蔽に余念がなかったことが暴露して一見落着となりますが、
教育評論家の尾木直樹さんは「国は苛められっ子がどう感じているかを重視しているが、現場では問題を大きくしたくないという考え方が残っている」と指摘されています。尾木さんの考えは誤っていると思います。教育現場は事件よりも己の保身が第一順位であって、校長や教頭と謂う自らの地位に恋々とする余りに、子供たちが苛められている事件を故意に隠蔽して口を閉じ、苛めを更に大きくし遂には生徒の自殺という悲しいシナリオが用意されます。事件は毎日沢山起こっていることであり隠蔽されては堪りません。実は教育委員会の存在が先生の口にチャックをしているのです。つまり事件が起こった学校には教育委員会からの報告で後日市や県から懲罰人事が下されることが彼等の口を封じているに違いありません。苛めや暴力行為は昔から何処の学校でも日常起こっています。だから事件を報告したことで懲罰人事が行われていることが事件の本質であろうと思います。子供のイジメなんて未来永劫になくなりません。それを上に報告して自分の覚えが悪くなる今の規則が間違っています。報告はどんどん挙げさせて処理し、決して報告した校長や教諭を咎めないことです。又咎めるべきは生徒に手を上げた教諭であるのにこっちもしっかり隠蔽していますから完全な閉鎖社会やね。

 

先日の新聞学芸欄にて日本棋院の仲邑菫棋士と日本将棋連盟の里見香菜女流名人が偶然同面にて登載されました。左は仲邑菫棋士(13歳)が最年少三段昇段という嬉しい記事に対し、右は「出雲の稲妻」と謳われた里見香菜女流五冠(30歳)の悲願である女性第一号の棋士入段が潰えた悲しいニュースであって左右明暗を分かちました(::)。里見女流名人は女性として抜群の棋力で男子プロに劣らぬ棋力の持ち主でしたが、夏場不運にも体調不良の折、棋士挑戦に指定された最強の若手4段三人に連敗を喫し、棋士となれる条件である「5戦3勝」が叶わず涙を呑みました(::)。将棋連盟は何も最強の若手プロと対局させなくてもいいじゃないか!8段9段に年寄り棋士が無数に居るから彼等と対局させれば彼女は楽に3勝でき日本将棋連盟も花のある棋士登場に将棋界を大きく盛り上げるチャンスでしたが、大局から将棋界の未来を考えようとしない男尊女卑でケツの穴の小さい将棋連盟の連中や!「私自身本当に今回が最初で最後の挑戦といったところでしたので、多分今後考えることはないのかなと思います」と里見さんのコメントがありましたが彼女の心底から恨み節の一言でした。将棋界隆盛への絶好のチャンスを逸するなんて日本将棋連盟はアホや!戦いの場さえ与えれば彼女は立派に戦い、ひいては悲願である女性将棋ファンを量産し、将棋界の発展に大いに寄与するだろうに…、小姑丸出しの将棋連盟は10歳の中村菫ちゃんを特例措置で入段させた日本棋院との器の違いを露呈したね(::)。菫ちゃんは機会を与えられて羽撃き大きく成長し今や女性棋士三羽烏の一翼を担うばかりになりましたが全ては彼女に戦う場を提供した日本棋院の度量でした。次の挑戦について里見香菜は「私自身最後の挑戦だと思っているので、今後考えることはありません」と冷酷な将棋連盟の仕打ちにキッパリと引導を渡しました(;;)。日本将棋連盟はアホや!

 

スピードスケート36歳小平奈穂選手が引退試合であの高木選手を破って優勝!偉いなあ^^、長くスポンサーを務めて頂いた相沢病院の院長さんも偉かったね。彼女は此れからも相澤病院で働かれますが、生涯相澤院長を人生の恩師とされることでしょうね。

 

先週の読めそうで読めない字       忍辱(にんにく)とは辱めを耐えること

今週の読めそうで読めない字        (病葉)