高校野球が始まり桜花爛漫の春がやってきた^^。何時もなら5月に咲くカラス豌豆がもう庭で咲き零れている。可愛い花なんだが此奴が咲くとアブラムシがウジャウジャ無数に湧いて茎や花の蜜を吸うので見るだけでいじましく肌が粟立つが、未だ肌寒くて天道虫も余り見掛けず天敵が居ないのでは土には良くないがオルトランなどを撒いてアブラムシをやっつけている。此奴は宿根草ではなくタネからしか発芽しないはずで毎年花が咲き終わった頃に引き抜いているから翌年は生えぬはずなんだが性懲りもなく出て来るから始末が悪い。近くの土手から風に吹かれて着地しているようだ。傍には10年前に植えた二輪草が今年も咲き始めた^^、とても清楚で可愛い花だ、株も増えて今年は7つも咲いている^^。
囲碁では我が国の井山名人を抜いて世界一強いと謂われた韓国の李セドル九段がコンピュータのグーグルアルファ碁(A1)に互先(ハンディキャップなし)で1勝4敗と惨敗を喫した(;;)。此れまで盤上の変化がチェスより圧倒的に膨大であることがコンピュータに囲碁が負けない理由とされていたが、本当は直感部分である左脳の働きがコンピュータにはできなかったからだ、処が今度のコンピュータは先端技術である深層学習(ディープランイング)を活用して「直感」部分を鍛え上げて対局から学習すると謂う恐るべきプログラムだった。相手の着手から学んで強くなる奴になんて敵わないよな(;;)。
写真の着手五線の黒●に△印は強い棋士なら陣地の損が酷くて絶対に打たない手だが、アルファ碁が打ってこの碁を勝ったから一度に囲碁の価値観と世界観が変わってしまった。そしてプロなら誰も打たない此の37手目(●に△印)が勝利を確信した決め手であったことが終局後の検討で判明した、アルファ碁は中盤までゆったりと打ち、そんなことで勝てるのか?と思って居ても終盤の寄せになればお手のものの計算の世界だから絶対に間違えず一気に相手を抜き去り勝つから恐ろしい。
つい昨年までコンピュータは人間と置き石3目の差があると信じられて居たから世界中が仰天した。最近の若者は棋士ではなくコンピュータと対局して強くなるからこのままでは囲碁のプロ棋士が失業するか囲碁ルールの紹介業になるのは時間の問題だろう(;;)。
深層学習が進化すると囲碁だけでなく医学の分野で驚異的な発展が見られるそうだ。A1に膨大なレントゲン写真を見せると瞬時に病名や原因を診断できるそうだからA1の命ずる儘にその患部に精通した専門医を配して手術や治療に専念できる。医者には得意不得意の分野がありセカンドオピニオンなど常態化しているが、A1に病名を特定して貰うことのメリットは計り知れぬほど大きい。その内人間達はコンピュータに支配される存在になるのだろうか?
「保育園落ちた、日本死ね」文脈のない文章だが最近ネット上を駆け巡り、遂には国会討論にまで登場することになったが、今年の流行語だろう^^。昔はお祖父ちゃんお祖母ちゃんが孫の面倒を見ていたものが、今の嫁は功利的で将来爺婆の面倒を見るのが嫌さに彼等との同居を拒否した結果であり、共働き妻の言葉だが、言葉に教養の欠片も感じられないのが当世流なんだろう。きっと保育所で幼児の面倒を見て貰うことを国民の権利だと思って居るんだろうが、子どもを自分で育てられないから保育園で見て貰おうとするのは虫が良すぎて身勝手すぎると我々戦中派は思う。その上お金さえ払えば無許可の私設保育所は幾つらでもあるが公立の方が経済的な負担が少ないからそちらを狙い、目出度く落ちた結果「保育園落ちた、日本死ね」となる。子どもの保育料に金を出し惜しむ位なら初めから子を産まなければ良い。164日間投獄されその後厚労省次官になったあの村木厚子さんは30数年前木っ端役人の頃、子どもの無認可保育園への送迎に自分の年収相当額年間300万円タクシー代を費やしたと自著「あきらめない」に書かれたが生活費は旦那の給与で賄ったそうだ。望んで子ども産む以上それくらいの覚悟を持つべきが当たり前であり此の小母さんのネット発言は暴論で手前勝手だ。日本の若い人達がこんなジコチューばかりになってしまったのかとても悲しいよね。
この言葉をきっかけに保育園問題が国会にまで取り上げられたが誰もがよそよそしくて触れたがらないのは保育園と幼稚園が実は彼等の縦割り行政の生け贄だからだろう、皆様ご存じのように保育所と幼稚園は似て非なるものであり、文科省と厚労省の予算分捕りの生け贄で縄張り争いなんだ。合体できないのは己が縄張りに固執する文科省と厚労省をうまく捌けない政府の優柔不断に起因する。つまり幼稚園を管轄する文科省と保育所の其れである厚労省が自分の握って利権を手放すまいとするばかりに0歳から5歳までの僅か5年間に何故か省を隔てた大きな関門を設けて居るからだ。
「チーチーパッパ」と保母さんと同じ仕事をしていても幼稚園の先生には大学教育学部での単位取得が必要なのも文科省の執念が垣間見えるが、保育園児がその儘小学校に入学だってできるから午後2時までと厳しい時間制限に拘る幼稚園が少し宛人気を落として行くのは時代の趨勢であり当然の帰結だろう、幼稚園と保育園の垣根を取っ払おうとする勇気ある政治家は出ないのが情けないよね(>_<)。ネット小母さんの呟くべきは「保育園落ちた、日本死ね」ではなく「保育園落ちた、文科省厚労省どっちも死ね」だった。
処で幼稚園の先生は2時からはどうしているの?幼稚園にはテストの答案採点なんて未だ無いよね(;;)、6時8時まで働く保母さんとの落差はどうなんだ!
三省堂国語辞典の「はいはい」
「はい」を重ねた言葉、なげやりに言う、ふたつ返事に言う、はいはい電話変わりました、
新解さんの「はいはい」
気持ちよく承諾する気持ちを表す、不満な気持ちで返事するときにも用いられる「はいはいどけてどけて」、馬を歩かせるとき「はいはいどうどう」
馬まで登場させては新解さんの勝ちだ^^。
先週の読みたくても読めない字
ときは運(めぐ)り春が来る
今週の読みたくても読めない字
此れは「歴」とした証拠だ