キリギリス3 とかげ

お盆が近付いて雨も降らず今年の暑さもピークに達している。でも庭のキリギリスは雨が降らないためご機嫌で朝から晩までギーッチョと鳴いているが今年は鳥の襲撃から彼等を護るために草原が繁茂させたので鳴き声だけで姿は全く見えない、ご馳走の三角バッタはウジャウジャ居るしきっと桃源郷だろう^^。先週ひょっこりと飼い主へのご機嫌伺いに庭の塀に現れた^^。お尻の部分に立派な大きさの産卵管が付いているから雌だ。もうこんなに大きくなったんだ^^。雌だから雄より随分大きい、トカゲも出てきて池の傍のブロックで寛いでいる^^。

愈々夏の甲子園夢の祭典もたけなわだ^^。最近は個人情報の開示など伏せられる時代を受けて事件の犯人にでもならない限り個人名の発表など難しいが、高校野球に限って新聞では49チーム全選手882名の氏名、身長、体重など発表されるから何か珍しいものを見たような新鮮な感触だ^^。名を見ると今風の「颯」や「翔」や「大」などが犇(ひし)めいていて我々世代に圧倒的に多かった一郎とか和雄さんなんて名が完全に追放されていたが、目を凝らして調べてみたら、居た居た^^、ひとりだけ佐久長聖の投手が「玲雄」だった。読み方は(れお)だろうけど。目に付く名の末尾は「「斗」だ、チラ見で32名も居たぞ。割合3.6%は多いね。「雄斗」海斗」「健斗」「北斗」などが多かったが「萌斗」など男の子だしどう読むのかな? 変わった処では「虎之介」「虎太郎」「虎二郎」も居た^^。明らかに昭和をイメージする名だ、お祖父さんの命名だろう。懐かしいな^^、流石に昔は多かった「太郎兵衛」「四郎五郎」など4字の名は見付からなかったね。

太郎

先週行われた囲碁の甲子園小学校全国大会は東京日本棋院で各都道府県から136名が参加して行われ、東京荒川区瑞光小学校6年生三浦太郎君が見事優勝した。「太郎」って昔は「花子」と共に子どもの本に出てくる子どもの代名詞だったよね、我々昭和人間には郷愁に駆られて懐かしいなあ^^。弟が居て次郎かな?なんて想像したら自然に微笑んでしまうね^^。
下にある方の写真は面白いな^^。6年生同士の決勝戦で多少遠近法もあるけれども、手前に座る対戦相手の女の子がやたらと大きい、親子の対局?と思ってしまう、この年齢くらいまでは女の成長が早いと言われるが少し珍しいね、秋に成長する「負んぶバッタ」(現在キリギリスの食糧として庭に住む三角バッタ)を思わず想像してしまった(^^)。現在は雌雄の大きさは1.5cmくらいで同じだが9月になると雌が4cm位に成長して1.5cmの雄を背中に乗せて交尾し、その後どちらかが死ぬまでっと雄を背負って行動を共にするんだ。亭主はラクチンだから典型的な内助の功だ。
準優勝のお嬢さん、詰まらぬことを書いてごめんねm(_ _)m。
http://www.uta-net.com/movie/13856/
太郎と言えば60年前鈴木美重子が歌って一世を風靡した歌謡曲「愛ちゃんは太郎の嫁になる」を思い出す。あの頃の若者は誰も純情だったね。卓球の愛ちゃんの個人戦メダル残念だったなあ(涙)

リオデジャネイロ・オリンピックも酣(たけなわ)だ、今度は名前でなく姓の方だが、水泳の200m平泳ぎで金藤選手が27歳と高齢に関わらず2分20秒で優勝した。あの可愛い岩崎恭子さんが14歳で優勝してから24年振りの快挙なんだ^^。
金藤選手の姓は(かねとう)と読むらしい、日本人の姓は読み方が難しいね。囲碁仲間で私の知っている大阪府立大学主将の金藤さんは(こんどう)と言って居たし、(かねふじ)さんが一般的だろう。
(かねとう)は湯桶読みになるから読みづらい、彼女も此の金メダルで晴れて此れから誰からも正しい姓を読んで貰えることになってよかったね(^^)。

リネール

それに引き替え柔道100キロ超級決勝でフランスのリネールは審判を味方に付けたのか勝利を得た。原沢は徹頭徹尾逃げ腰の相手に指導で敗れる羽目になり、金メダルを奪われる結果となったが、指導で敗れるべきは誰が見てもリネールだった、此れからは一本勝ち以外は審判を味方にしないと勝てないんだね。試合後の握手時にリネールが伏し目になって原沢に「済まん」と言って居るように見えたよ。

三省堂国語辞典の最後の言葉
わ行ではありません、「ん」行になります。
「んーん」 意味 酷く言葉に詰まったとき、感心したときなどの声、女児が2番目の言葉を上げるか下げるかして打ち消しの気持ちを表す。関西では2番目の「ん」を上げ、3番目の「ん」を下げますね。

新解さんも「ん」行ですが「んーん」はなく最後の言葉は「んぼ」です。
そのような状態にある人であることを表す。用例 甘えんぼ 赤んぼ けちんぼ
辞書の最後の言葉が「ん」で終わるなんて誰も知らないよね^^。

先週の読みたくても読めない字
雲の随(まにま)に月が洩れいづる
注)常用漢字ですが読めない人が多いと思います。「まにま」とは「成り行きに任せて」の意味です。

今週の読みたくても読めない字
自分の考えを(演)べる。