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女は強(したた)か!

やっと春が訪れましたね。と謂っても麗らかな小春日和とは程遠く、小雨混じりにほんに寒い先週でした。
仕事に少しの余裕ができました。気に掛かっていた6月の漢字検定もあと三月足らずとなったので2級合格を目指し、そろそろ書取りなどの勉強に取り掛からねばなりませんが、今回は上の孫が中学への受験勉強でパスするため競う相手がなく独学での挑戦となります。
問題集を紐解いて驚いたことには昨年秋の検定試験の解答すら忘却の彼方へ消え去り2級問題集の半分も出来ぬ有様には只呆れるばかりであり昨日など“鋭気を養う”の“気”を“氣”と書いてしまい、出題者の意図は“鋭”であったのでしょうが、気の字が旧字体になるなんて本当に情けなく、“気”は1年生10級の配当漢字80字の一つでありますから孫の若葉に見られていたら嗤われている処でした。(;;)歳は取れば取る程古(いにしえ)の記憶が甦って強くなり、その分新しい記憶の部屋が狭くなって行くのでしょうね。その内なくなってしまうのでは?と怯えております。(;;)
先日日経の片隅に“75歳の女性が関西大学で博士号”と小さい記事が載っていました。何でも毎週2回東京から通って本来は3年掛かる博士課程を成績優秀のため2年で履修を終えたそうです。博士論文など我々には想像もつかぬことでありますが論文の内容は英単語の意味を中国語で解説した英華辞典の分析であり、19世紀に欧米人が作ったものについて系譜を明らかにしたものだそうです。東京から通って学位を得た熱意には頭が下がると担当教授は洩らしたそうですが、彼より彼女の知識の方があらゆる面で上だったので教授が恐れをなした?のかも知れませんね。
英語と中国語にそこまで堪能ならば恐らく外国暮らしか何か相当な学歴教養の持ち主であったに相違ありませんが何と言っても75歳には頭が下がります。それにしても70歳にして日本語すら儘ならぬ私など汗顔の極みですが、考えてみると75歳まであと5年もありますし、税理士会連合会から高齢者は75歳とお墨付きも頂戴(;;)したことだし、私も一念発起して何かにチャレンジしてみようと思いますが、取り敢えず仕事が最優先しますので、まずは漢字検定2級だけはクリアした上で考えてみたいと思っています。
2級も駄目だったりして…(;;)
先週アメリカの悪口を言ったのを聞かれた訳でもないでしょうが、米国防総省は在日米軍基地再編に伴い沖縄からグアムへ海兵隊を移転するについて75万ドルじゃなかった75億ドル払えと日本政府に言ってきました。嘘か真か総額で100億ドル掛かるから75%を負担せよと謂うメチャ虫の良い話です。彼等には自分達が日本を北からの脅威に対して護ってやっているとの驕りから出た言葉でありましょうが、我が国には立派な自衛隊があり北の攻撃には十分に受けて立つ覚悟がありますが、自分達こそこそ北が怖いから日本に基地を置き自国に被害が及ばない策を採って居るではありませんか。我が国に巨額な負担を強いて自衛隊のイラク派兵をさせながらもアメリカは1円も払わずに勝手なことばかり言ってきますが、誰か“いい加減にさらせ!”とアメリカを怒鳴りつける豪傑は居ないのでしょうか。
75億ドルも払うのであれば国民投票に問うべきであり、政府の閣議決定もなく内密にことを済まされるのでは国民は堪ったものではありません。
余り知られて居ないことですが、日米間の密約で沖縄返還に巨額な資金がアメリカに渡されたことは米公文書に開示されており、外務官僚の証言もあるのに日本政府は未だに密約の存在を認めておりませんが、脱税事件で身を滅ぼした金丸信が防衛庁長官時代に“思い遣り予算”なる変な名目で沖縄駐屯基地に支払われることになった多額のお金も或いは密約に謳われていたのかも知れません。“思い遣り予算”なるものはこれまでにナント!総額5兆円にも上るそうですが、沖縄の婦女子が彼等に悪戯(わるさ)ばかりされながら政府がせっせと米軍にお金を払っているのではまるで合点が行きませんよね。813兆円にもなった日本の借金も役人の無駄遣いばかりかこんな詰まらぬことに使われていたなんて思いたくありませんが現実は斯くの如しであり情けない限りではありませんか。
彼等が日本に居るのは我々日本人のためでなく、海外拠点として安上がりだからであり、それが証拠にアメリカの議会で“何故何時までも日本に居るのか?”との議員の質問への国防省役人は“日本が一番安上がりだからです” と答えたそうです。(;;)“思い遣り予算”の経緯について興味のある方は下記のURLをお訪ね下さい。
【米軍「思いやり予算」/このムダ遣いに徹底したメスを】
名前が良いとトクをする見本のような人事が防衛庁で起こりました。先週のことですが陸海空3自衛隊の指揮や命令系統を一元化する統合運用体制に今月末から移行するに当たって政府は先日の閣議で初代統合幕僚長に先崎一(まっさき はじめ)61歳を充てる人事を了承したそうです。実にいい名前ですね。誰よりも真っ先に覚えられる名前のお陰で出世が早かったのでしょう、60歳定年にも関わらず庁内で生き残れたものと思われます。
万一北との戦争になれば安倍晋三を押し退けて“真っ先”に総理大臣にもなれる身分ですから、そうなればアメリカなど当てにせずに“真っ先”に北をやっつけて頂きたいですね。(^^)
裁判での解決金が何故か当事者間ではなく必ず弁護士経由とされていることからこの和解金などをネコババしては訴えられる弁護士が後を絶ちませんが、今度は勤務先への未払賃金の支払いを求める女性依頼者から10万円の着手金を頂戴しながら事件を放置していて依頼者からの問い合わせに対し、“忙しいのでもう少し待って”とか言えばよいのに、第一回目の期日が決まったとか、判決の日が決まったとかよい加減な一時凌ぎの繰り返しが運の尽きとなり、遂には“勝訴した”とまで言わねばならなくなってしまい、200万円を自腹で払って実在の裁判官名を使って判決文まで偽造していた事実が依頼者の裁判所に直接問い合わせた結果判明し、弁護士会から業務停止2年の懲戒処分を受けたと先日新聞の片隅に載っていました。
この石川勝利と名前だけ良い40歳の弁護士さんはどう思って190万円も損をしてまで偽の判決文を作ったのでしょうか。『提訴したと嘘をついた手前引っ込みが付かなくなった』と、この先生は弁護士会に説明したそうですが、『提訴したと思っていたが間違いだった』とお詫びして10万円返せばそれで済んだことでしょうから何だか怪しいですよね。懲戒の理由は勝訴したと嘘を報告したことではなく実在の判事さんを使った偽の判決文だったと思いますが、何故200万円も払ってまでこんなリスクまで負うことになったのか私流にずっと考えていましたら先週になってやっと次のような答えが得られました。
彼はきっとこの依頼者の女性(若い方だったのでしょう)に恋心を抱くようになり、と言っても内気な彼には胸の内を打ち明けることもできずに悶々と悩んだ挙句が、どうにかして彼女の関心を惹くことで彼女の気持ちが自分の方を向いてくれるのではと淡い期待と共に、事件のことなどを聞きたいとの理由で頻繁に逢う機会を作り、彼女の笑顔を見たかったでしょうからその都度美味しい話をしてしまった結果が、公判の日の決まったことや判決日の話になり、やがては勝訴となり解決金まで支払うことになったものであり200万円は彼の彼女への最大のプレゼントだったのでしょう。(^^)
然し女性と謂う生き物は男と違って本能的に異性の自分を見る目に対する鋭い触覚を有していますから、彼女は初めから彼に油断をせずに距離を置いており、やがて次第に彼の言葉に不信感を覚えるようになってきたのではないでしょうか。でなければ200万円に判決文まで貰って誰が裁判所に聞きに行くでしょうか!女性の鋭い第六感に気付かず芝居を続けた彼が愚かだったのです。
この先生は年齢からして既に既婚者だったと思いますが、そんなに好きになったのなら妻と別れるから結婚して欲しいと彼女にストレートに迫れば良かったのです。断られても弁護士の2年間停止など論外であり、10万円返金すれば済むことだったのです。弁護士さんの本当の気持ちを聞かされては弁護士夫人も悪くありませんから、この女性ひょっとしたら気持ちが変わったかも知れませんよ。(^^)
弁護士資格停止の経緯から、彼の奥さんはこれも女の勘で真実に気付いたに相違ありません、きっと離婚訴訟が起こされるでしょうし、そうなればこれまで築いてきた全てを失うことになりますが、世に恋は盲目と謂いますが不惑にして恋に惑うこの内気な弁護士さんも考えてみれば可哀想でしたね。200万円も結局戻ってこなかったのではないでしょうか(;;)
何時の世も男は純情、女は強(したた)かですね。
女子プロゴルフも2週連続してお休みとなります。今週末さくらちゃんの始球式を楽しみにしましょうか。当日雨で中止だったりして…(;;)
始球式と謂えば昨日はパリーグの開幕日であり、フィギュアスケート金メダルの荒川選手も西武球場で初の始球式登場となりました。札幌ドームでは日本ハムの新庄選手がハーレーダビッドソンに乗ってセンター守備位置入りし、そのパフォーマンスには球場は大歓声に包まれたそうです、但しハーレーはソロでもサイドカーでもなく普通免許で乗れるトライク(三輪車)だったのにはガッカリでしたね。彼にはソロやサイドカーではまるで操縦の自信がなかったのでしょう。大型二輪免許を持ってなかったりして…(;;)
大相撲春場所も終わって見れば際どい乍ら何時もの朝青龍の優勝でしたが、これより三役では魁皇、千代大海、栃東と日本勢が外人相手に勝ち名乗りを挙げ気を吐きましたね。白鵬は優勝するにはあと僅かに器量不足の感がありましたが、朝青龍を超えるのは時間の問題でしょう。
それは兎も角として幕下の沢井豪太郎はどうしたのか!

銀行は泥棒か!


永かった確定申告も漸く終局を迎えようとしております。税務署提出は殆ど終わりましたが、後は残った書類の整理と納税者にお渡しする申告書の控えと事務所保存の控えの分別や返却書類の整理などに尚数日を要します。一昔前なら決算書の写しで通っていたものが、バブルこの方金融機関が税務署印のある申告書でないと融資に応じてくれないし、一度借りると完済まで毎年提出を求められますが、その儘返して貰えなかったり(返したと言い張られます(;;))お得意先が紛失されたりするために予備として事務所でも1部控えを保管し万一に備える習慣が続いています。(;;)
今日は再び芦屋のお得意先から送られてきた沈丁花とヒヤシンスをお届けしましょう。(^^)
ヒヤシンスと謂うと硝子のコップ咲きしか思い出せませんが露地で咲く花も風情があって可愛いですね。沈丁花の馨りが春を実感させていることでしょう。反面数少ない冬の花としての役割を終えようとしている山茶花の残り花が寂しげですね。(;;)

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とうとう日銀の福井総裁は政府の反対を押し切って遂に量的緩和の解除に踏み切りました。総裁もこれまで自信がないため景気は回復基調の踊り場にあるなどと回りくどいことばかり言い続けてきた手前そろそろ解除せねば格好が付かなくなったものでしょうが、それにしても“量的緩和の解除”などと変に難しい言葉を使うから一般庶民は“一体何が解除や、何かが緩やかになってわし等が潤うことでもあるんやろか”と思いますよね。量的緩和の解除などとはマイナスのマイナスをオブラートで包んだまやかし表現であり、分かりやすく言えば“日銀は30兆円余も銀行に無利子で貸していたお金を少し宛引き上げ元の6兆円にまで出し渋りますよ、銀行への貸出金利も取り敢えずはゼロでもそのうち段々上げますよ”と謂うことですから、一般庶民にとって預金金利を上げるのは銀行の裁量であって、全く関係がなく少しも嬉しくありません。それどころか昨年秋より早くも住宅ローンの金利値上げが続いておりマンション業者の宣伝にまで利用されようとしています。(;;)
そもそも量的緩和は前任者のアホな速水優総裁が2000年8月に政府の反対を押し切ってゼロ金利を採用したお陰でその後景気は逆効果に暗転して失速し、深刻なデフレスパイラルが訪れたことに狼狽した日銀が導入したのが量的緩和でありましたが、それにも関わらず更なるデフレの進行に自らの犯した罪の深さに日銀が日夜慄(おのの)いていたことは誰もが知る事実です。経済が複雑化した昨今、田沼元禄時代じゃあるまいし、お金の量を増やしたからデフレが治まるほど経済界が単純なものであれば誰も苦労はありません。日銀が他の省庁に倍する高給を貪るだけが仕事となり日銀たる役目を果たさなくなって早や5年半、最近では公定歩合とか公開市場操作(open Market operation)の言葉を聴かなくなって久しく、最早死語になった如くでありますから、福井総裁も給与泥棒のような日銀の姿から中央銀行たる存在感を取り戻すことに必死の思いであったことでありましょう。
政府にしても取り敢えず反対しておけば量的緩和の解除が誰もが恐れるデフレに逆行したとき、“それ見ろ、わし等はまだ早いと言うたやんか!”と大衆の共感が得られますからその辺を読み込んでの反対でしょうから悪賢いですよね。そんなことより、これまで日銀の施策により庶民の蒙った被害は17年間に300兆円に上るそうですが、日銀は中央銀行としての使命により本来日本企業の健全な成長を図るべく企業と銀行と間に立ちはだかり公開市場操作(金利政策)により資金の需給を掌(つかさど)る役割を果たすべきが、量的緩和の実施により、自らの役割を放棄した結果無尽蔵に使えるお金で銀行は自らが創作したバブルの不良債権を償却し尽し、公的資金なる政府の税金投入を殆ど返済した上、更に2兆9千億円もの巨額な利益を17年振りに更新しようとしていますから、今回の解除で貸出金利が約1%上昇されるものと思われ彼等の営業利益は4兆9千億円(23%増)に膨らみ、みずほ銀行前三頭取の推定退職金50億円など芥子(けし)粒の如くであり、誰の脳裏からも忘れ去られることでしょう。(;;)
日銀の今回の量的緩和の解除について政府は一般国民の預金金利のアップを条件に承認すべきであったのです。解除してもここ当分はゼロ金利を維持すると日銀が言っていますが、出すお金は引き締められますからこれまで無尽蔵に使えていたお金が遣えなくなった銀行は必ず貸出金利を上げてくるのに相違ありません。現在国民の有する預金残高は1400兆円と謂われていますから0.1%アップなら1.4兆円に過ぎません彼らが今後手にするであろう4兆9千億円に対し僅か30%弱に過ぎないではありませんか。本当なら0.3%位アップして頂きたいですよね。
然し今回の量的緩和の解除については我々神戸近辺の住民にとっては、景気など回復するどころか中小零細企業は相変わらず急な坂道を転がり落ちるが如くの不景気に悩まされ前年対比の売上高がプラスになるところは半数に遠く及びませんから到底承服できるものではありません。日銀の福井さんは全国ペースでのマクロな数字しか頭に入らず、新潟地震や大雪災害地方の人々や未だ阪神淡路大震災の後遺症に悩まされている神戸港の事業者がどんなに苦しんでいるのか、神戸港の不振のせいで港で支えられている神戸の街が如何に沈滞化しているなんてことをちっともご存じないのでしょうね。いや!知っていても知らぬ振りしているのか!
姉歯さんも例の事件ですっかり名前が有名になりました。この辺では殆ど聞かぬ姓ですが、同姓の方はさぞかし肩身の狭い思いをされていることでしょう。何故彼だけが?と不審に思っていましたが矢張り姉歯事件は氷山の一角であり、福岡に熊本に飛び火し更には札幌まで偽装が疑われるマンションが続出しています。
姉歯物件の一つである東京都のグランドステージ住吉から已む無く転居され今回偽装が疑われ2級建築士がマンションの構造計算書を作成していたとされている札幌市内のエナコート大通22に住まれた男性など“どうしてオレはこうも運が悪いんや”と嘆いていられますがその内第二第三の運の悪い方々が続出するのではないでしょうか。今となっては帰らぬ繰言でありますが、阪神淡路大震災で全壊したマンションにも実は耐震度50%以下なんてのがわんさとあったことでしょう。(;;)
それにしても木造家屋しか建築できない2級建築士(一般的に大工さんとか呼んでいますよね)が設計したマンションの構造計算書がフリーパスだなんて役所は何も見ずに判子だけ突いているのでしょう。欠陥マンションの建替費用は建築業者だけでなく当然に役所も負担すべきです。何故ならメクラ判を突いた役所は完全な共犯者だと考えます。
だって借金の保証人の判子を突いておいて、後であれは知らなかったでは世の中が通らないことを誰もが知っていることですよね。
耐震度については現行の建築基準法が地域の特殊性を全く考慮しない画一的なものであり、それはそれで法の性格上已むを得ぬものと考えますが、行政サイドで個別に建設地域の特殊性を考慮して耐震度を調査し許可不許可を決めるべきものですが、そんな肌理(きめ)の細かいことは全く配慮されておらず、それどころか何も調べず見ずにメクラ判では申請料の詐取ではありませんか。
うちのお得意先であり灘の岩屋に本社ビルを構えて居られるゼネコン下請けのT社長の内輪話ですが、阪神淡路大震災の直前にすぐ傍で大手ゼネコンの分譲マンションが新築されましたが、何故か新築後幾らも経たないのに大震災で全壊したことについて“この辺の土地は六甲山から海に向かって傾斜しているから建物を建てるときは押し水に注意して南側のコンクリートや鉄筋を規定より20%位増やしておかんと危ないんや、あのマンションは法的には違法やないけど法律通りにしか建てなかったことが潰れた原因やった。うちのビルは”見てくれ“は悪いけど南側には鉄筋が必要以上にしっかり入っておるから大丈夫やった。”分譲マンションは謂わば建売住宅ですから利益幅が優先され法律にない補強などされる訳がないですよね。T社長も自社ビルだからしっかりと建てられたものであり、下請け仕事なら元請に言われた仕事しかしなかったことでしょう。
自分の身は自分で守るのは当然ですが、何も分からぬ素人では建築ばかりはプロに頼らねば成らずそのプロが利益しか考えないのでは誰を信用したらよいのでしょうか。(;;)
今回の事件を振り返ってT社長の言葉は大変に重い言葉であったと私は受け止めました。
睡眠預金なんてのがあるそうですね。初めて聞く言葉ですが最近但馬信用金庫に税務調査が入り最近の3年間に時効(最終取引より10年)になった2億3千万円余の預金を利益にしていなかったと指摘され課税処分されたそうです。
県下でも後ろから数えて何番目かの小さな信金が3年間にこの金額ですから、みずほ銀行や三井住友など大手なら睡眠預金はどれ位になることでしょうね、恐らく預金量に比例するでしょうから1年に500億円は軽く超えていることでしょう。銀行では10年を超えていても通帳を持参すればお返ししますと言っていますが、通帳がないから10年も放置されているのでしょうから今更出てくる道理がありません。通帳が見つからなくても大金なら覚えていますから手続きさえすれば救済されますが、恐ろしいのは持ち主が高齢者で家庭ごみに混じって捨てたり盗難や子供から無心されるのを恐れて通帳を隠したりしてその儘記憶の外になり、思い出されなくてはお仕舞いですよね。睡眠預金の大半は認知症のお年寄りによるものではないかと考えます。そもそもその原因が今の世の中親が子供達を信用できない関係に仕立て上げられたことによるとしたら皮肉な話ですよね。
金融機関も預金の動きが止まったら3年とか5年とか一定の時期に預金者に葉書で注意を促す位のサービスができないものでしょうか。そうすれば実家を訪れてきた子供たちの目に触れて預金通帳の存在が明るみに出ることでしょうが、銀行は2兆9千億円も儲けていながらそんなこともしないのではまるで泥棒ではありませんか!
女子プロゴルフ第2戦アコーディアレディースでは期待された横峯さくらは最終日も調子が出ず75と崩れ通算6オーバー32位タイは不本意であったでしょう。雨の日曜日でくさくさしていた私を余計憂鬱にさせてくれました。(;;)
更に腹立たしかったのはTV放映の冒頭“横峯さくら選手のラウンドの模様はこの後お知らせします”と言って気を持たせ今か今かと待っていたら、実際に放映されたのは放送終了直前優勝者への表彰が終った後の1分間だけでありました。
不動裕里の優勝シーンなど見たくもなかったのに…(;;)4チャンネルもええ加減にさらせ!

親の背を見て子は育つ


確定申告も後半戦を迎えて愈々勝負処を迎えていますが、先々週と同じように先週も寒い日と暖かい日が断続し体調の維持に四苦八苦でありました。申告の方は漸く峠を越えた如くであり、件数では約80%は仕上がり既に一部が提出済みとなりましたが、残る20%は難解な特定譲渡の損益通算や医者(12月分の診療報酬が2月末でないと判明しないのでそれまで待機となります)の高額申告が残りましたから件数では残り20%でも量的には30%位になるものと思われ、これからの10日間は息が抜けぬ正念場となりそうです。
芦屋のお得意先から陣中見舞に見事な梅の写真が届けられました。是非皆様にもお相伴して頂きたいと思います。梅の薫りが聴こえるようですね。(^^)

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防衛施設庁の建設土木工事を巡る官製談合事件も漸くその終焉を迎えようとしていますが、最近の2年間だけで施設庁が天下り役人の就職先の確保のために費やした不正支出金額は166億円にも達し、これまで過去30年間に亘って悪しき慣習が踏襲されていたことが確認されましたから総額でゼネコン共の不当利得の総額はナント!数千億円に達するとか…。
談合配分額が天下りOBの年収80倍に連動固定利率になっていることは先々週お知らせしましたがその計算によると過去2年間での落札総額は900億円でありましたから、談合で得た収入は落札額の18%にも上がり、通常の工事利益が22%ありますから総額で40%も儲けていたことが分かります。そして天下り役員の得た報酬は10億円を超えることも小学生低学年の簡単な割り算で算出できます。仮に天下り役人を20名とすると一人当たり報酬額が年に2500万円超となりますから凄いですよね。捕まった審議官達は先輩たちの申し送りに従って悪に手を染めざるを得なかったのでしょうが、将来それが我が懐を潤すものとなると本職(本来の仕事は一体何をしているのやら!)そっちのけで力が入ったものでしょう。
ところが事件発覚で自分達の将来の夢は泡沫(うたかた)の如く消え失せ、懲戒免職の上監獄暮らしとなったのでは“何でわしらだけが!”と栄華の暮らしをした先輩達を恨み我が身の不運を嘆きますよね。全ては天下りの風習が齎した弊害ですから、政府は2年を5年に延長しようとしている再就職を全面禁止せねばなりません。禁止となれば審議官も余得がなくなるため談合などの考慮の余地がなくなり公正な入札が出来る道理ですが、それでは儲けが減って困るのがゼネコンであり政治献金を増やしてまで別ルートを探ることになりますから、鼬(いたち)ごっこは永遠に続くものと思われます。
防衛施設庁は取り敢えず世間の目を一時的に誤魔化すため本年一杯天下りの在籍する企業178社(こんなにあったのか!)を入札停止にすると発表しましたが、これを裏返せば“来年からは入札をどうぞ”と言うことではありませんか。どうせなら“天下りを馘にすれば何時でも入札資格が得られますよ”と言えないのでしょうか。天下り元役人は馘になってもノーパンシャブシャブや銀座のタダ酒が飲めなくなっただけで高額な共済年金があるので生活の心配は全くなく、かえって健康的な生活が過せて長生きできると思うのですが、改革改革と声高に謳いながら天下り一つ廃止できない小泉さんもお零れを頂戴してきた口でしょうから已むを得ぬとは謂え不甲斐ないですね。(;;)
最近の報道の中でこの頃は耐震偽装、偽証罪、虚偽記載から偽装メールまでお出ましであり”偽“の字ばかりが溢れていると書かれていましたがホンにその通りであり、“人が為す”ことが偽だなんて人間の悪の本性を言い表しているようで厭な字ですね。決して信じたくありませんが、人間性善説なんてのは嘘だったのかも知れません。(;;)
昨年を象徴する言葉は“愛”だと発表されましたが、これはあくまで建前でありダントツトップに選ばれたのは“偽”ではなかったかと思いますが“偽”では余りにもイメージが悪いので急遽“愛”に変更されたのではないかと思っています。(;;)
最近ベネッセ教育開発センターが東京都の公立中学生数千人を対象に実施した国語のテストで1学年前に覚えた漢字を対象に出題した処、2年生で覚える“弔う”と漸くの“漸”に推薦の“薦”の字が誰にも書けず正答率がゼロだったそうです。推薦の“薦”は少し難しい字ですが後の二つは小学生でも書ける易しい字の筈であり到底信じられません。ゼロには魂消ましたがもっと魂消たのは全体の正答率がわずか27%であったことと、”国語がとても得意だ“と答えた生徒でも正答率は50%に満たなかったことです。殆どのテストが60点を最低合格ラインとしていますから、これでは全員が不合格ではありませんか。どうしてこんな風に子供達の学力が低下したのか考えてみると、最近の子供たちにはゆとり教育のせいばかりではなく、促成栽培目的の塾通いやゲームやTVに忙しくて読書の風習が廃れたことが大きな要因だと考えます。回答者を成績順に三層に分けて意識調査をしたら“親から本を読むように勧められている”と答えた生徒が上位層に多く、“親が家でよく本を読んでいる”との回答も上位層から多く出たそうであり、教育環境に恵まれているのは明らかに親が読書の模範となっている家庭であることが窺えます。そうそう私が言いたかったことは、中学生の彼らに“偽計罪”や”耐震偽装“などの“偽”の字を書かせたらかなりの正答率が得られたのではなかろうかと言うことでありましたが、考えてみれば読書もせぬ中学生が新聞を読む筈もありませんから、“偽”とどんなに大きな字で新聞の表紙を飾ろうと見ないものは所詮無理だったでしょうね。(;;)
親の背を見て子は育つと昔から謂いますが、最近の親達は自分のことは棚に上げて子供に勉強せよと叱りながら自分達はTVのバカ番組などを観て“ガハハハ…”と笑いながらスナック菓子など食べている光景しか我々には想像できませんから子の模範となれる道理がありません。酷い母親など“勉強をしないとお父ちゃんのようになるよ”など、天に唾するようなことしか言えないのではお父ちゃんの子供でもある子が読書しようとする気になどなれぬことは自明でありましょう。
今の子供達の親達は団塊の世代の次の新世代となりますが、団塊の親達は企業戦士として子供たちの教育にまで手が廻らず、放任された挙句がこのような愚かな親達を作り上げ更には読書もせぬ子供たちが横行するようになったのではないでしょうか。
国語が如何に大切であるかについては藤原正彦氏(お茶の水大学教授で世界的な数学者)は学問の原点は数学だと仰らずに国語だと言って居られます。数学を解くにも理科を解くにも先ず国語の力が必要だと力説されています。そして国語の力を付けるには一にも二にも読書だと断言して居られるのです。読書からは答えを求めるのではなくて、読解力が高められ考える力が養われます。今の子供達は答えのみを求めてその過程を放棄していますから食事で謂えば噛めば噛むほど味の出る一番美味しいところを捨てて軟らかくなったところだけを食べている如くではないでしょうか。自分で考えることもせずに四段活用すら覚えられずして何が英文法ですか、英語を理解するためにも絶対に必要なものが日本語の読解力であることを知って下さい。
最近ある機会に灘中学の国語の04年度入試問題に遭遇しました。大正の中期に生まれ高等小学校を卒業後、当時としては考えも付かぬことであったでしょうが今の日本興業銀行に定年まで勤め女傑であった詩人”石垣りん“の詩集よりの出題でありましたが、内容は昭和初期の下町家族の生活が題材とされた”詩“であり母親に体(からだ)付きが似てきたことを夕まずめ己の影で知り、アルマイトの容器を持って豆腐を買いに行っていた亡き母親に妹と共に思いを馳せる幻想的な”詩”はその時代背景と共に、現代の子供達にはとても難解であり優れた読解力と豊かな感性の持ち主でなければ到底解答できないと思われるものでありましたが、5択やマークシートなど採点方法の容易な試験が罷り通る昨今解答者の読解力や感性を探るためにこのような問題に手間隙(ひま)掛ける学校があることをとても嬉しく思いました。流石は天下の灘中ですね。(^^)
私など幼い頃から芥川龍之介の”蜜柑“を読んでは奉公に出される少女がトンネルを出た列車の窓から田圃で待ち受ける弟達に蜜柑を投げるシーンに至る経緯が未だに不可解で60年間模索しつつ答えを得るに至っていませんが、大切なことは答えではなく考えることでしょうから私は答えが得られなくても良いと思っています。然し彼女はどうしてあの蜜柑を手にすることが出来たのでしょうか、ご存知の方は是非教えてください。数年前龍之介研究会にメールで質問しましたが、答えは返ってきませんでした。(;;)ひょっとしたら車中の傍観者であった筆者の龍之介には蜜柑の入手先などどうでも良いことだったのかも知れませんね。(^^)
またまた巨額脱税事件が発覚しましたね。相続財産82億円の内50億円をスイスの銀行に隠していたとか、斜陽産業の最たるタクシー会社大阪のトモエタクシーの創業者西井理一の財産だそうですから驚きますよね。事件は2002年に創業者が死亡する直前に相続税に配慮して長男良夫が財産隠しを謀ったものですが、元々国内にあったものは何処へ移そうと日本の国税局は金融資産に対しては世界一優秀な情報源(日本の銀行は財務省命令で国税局の奴隷です)を有していますから到底逃げることは出来ません。況して預金をスイスに移したのが相続の直前ですからバレない方が不思議ですよね。
おまけに日本の税務署では大口資産家については資産税所得税共に特別調査部門を設けて、長期に亘って一般の納税者とは別個に監理していますから、資金が移動すれば直ちに金融機関より税務署に通知が行くようになっています。そして過年度所得の脱税などが発覚して時効所得など出ることがあっても税務署では“何れ相続税で払って貰えるからいいんじゃないの?”などと笑っています。昔お得意先だった資産家のFさんは生前幾度も受けた税務調査から”わしの財産がどんだけあるかはわしより税務署の方がよう知っとるわい“とよく言っていられたことが印象深く心に残っております。そんな大口資産家の海外送金を税務署が見逃す訳もなくこの長男も世間知らずのアホボン(と謂っても61歳)でしたね。
ちゃんと申告すれば受けられた配偶者控除50%なども不正所得では受けられず、重加算税と延滞税に相続税法違反の裁判所の罰金をトータルすると40億円を超すと思われますから、このアホボン悪知恵を働かした結果が正しく申告していれば控除が受けられた配偶者控除20億円を加えて60億円ほど余分にお国に奉公したことになります因果応報と云った処でしょうか。皆様も金融資産の脱税は我が国では絶対に報われないものであることを知ってください。それが嫌なら全財産を持ってタックスヘイブンのケイマン諸島にでも移住されたら如何ですか。法人税や所得税は無税でも相続税だけ日本の2倍取られたりして…(;;)
日大苫小牧の暴力事件隠し得(どく)で返さずに済んだ夏の優勝旗には甲子園にまで行きながら試合の直前に無情にも四国に追い帰された明徳義塾の怨念が籠っていましたよね。今回の日大苫小牧高校卒業式終了後の二次会の居酒屋で3年生の野球部員達が繰り広げた飲酒喫煙騒ぎの発覚は騒ぎを見兼ねた来客の通報だと謂うことですが、私には昨年の事件に負い目を感じていた心ある人々が彼等の掌を反したような様変わりへの義憤から起こされた行動であったと考えています。高野連も昨年夏の結論には賛否両論であったでしょうし、世論も大きく揺れましたから、高野連も名誉挽回で今度こそ全会一致で同校に引導が渡されたものと思います。学校も高野連に変に楯突くと夏の大会まで出場停止の藪蛇となりますから、ここは大人しく高野連の言い成りに辞退届の提出となったものでしょう。全ては昨夏の事件が惹き起こしたものでありました。明徳義塾も怨念が僅かでも晴れたでしょうが、本当は自校が選ばれて決勝戦で日苫を遣っ付けたかったでしょうね。
少し早目でしたが卒業式が終わったら3年生でなくなるのでは?と不思議に思いましたがどうなんでしょうね。私達の時代では卒業式は3月25日頃で卒業証書を貰って学校とさようならしていたと思いましたが、今は“蛍の光”や“仰げば尊し”を歌ってもまだ次の日も学校へ行っているのでしょうか、それとも今では12月の早くから推薦の大学受験などあるし、ゆとり教育の影響で3月は勉強はお休みで先生は3年間に1回の安息月なのでしょうね。(^^)
日本女子プロ開幕戦ダイキンオーキッドは若手プロの台頭に発奮したプロ12年目34歳のベテラン西塚選手が初優勝し、さくらちゃんは無念にも1打及ばず2位タイに終わりましたが、ハワイから帰国して風邪を引いた中をキャディーのお父さんと喧嘩をしながらも7アンダーは見事なスコアで立派でしたね。(^^)

東洋の美が分からぬか!


2月の末と言ったら1年中で一番寒い時期の筈ですが、昨日の小春日和、今日の暖かい春雨とはどうしたことでしょうか。まだ木瓜(ぼけ)の花が蕾なのに庭の金魚草は春が来たと勘違いして可愛く咲き始めました。(^^)
久し振りにそして思いも懸けぬ荒川選手の劇的な逆転勝利での“君が代”は心地良かったですね、ジーンと胸に込み上げてくるものがありました。アメリカと常勝ロシアを倒しての勝利ですから日本人誰もが快哉を叫んだことでしょう。
柔道のときなど聞き飽きるほどだった”君が代“もトリノでは格別でしたね。日教組の荒武者共も今回ばかりは”君が代“を見直したでしょう。(^^)
体形的に少なくないハンディキャップを背負った日本人がメダルを望むのが難しいフィギュアスケートで初の金メダルを獲得できたことは正直言って幸運だったと言うべきでしょう。
ショートプログラムで荒川選手が3位と好位置に付けたことがフリースケートで無心に滑ることができましたが、逆にその分SP1位2位のコーエンとスルツカヤにはそれが負担となり、無意識の内に演技が守りに入り硬くなったことが致命的なミスを招く結果となりました。“勝つと思うな思えば負ける”は蓋し名言でありましたね。
それに引き換え村主選手は安定した演技でミスもなくメダルに届いたかと思いましたが2度も転んだコーエンにフリースケート3点差も許してしまったのはどうしてでしょうか。1度転んだスルツカヤにも1点以上置いて行かれましたからこれではどうしたってメダルに届きませんよね。
私は彼女の幼な顔と控えめな衣裳が“竹久夢二”の世界である日本独特の儚げな日本女性の美しさであることに外国のがさつな審査員共が少しも気付かずに、ただ単に自分達の好みである男を魅了するフェロモンが足りなかったことを減点対象にしたもの考えました。審査員の半数は男性でありましょうから、コーエンとスルツカヤが発するあの妖しいフェロモンと性的魅力に誘惑され目尻を下げて無意識に加点したものに相違ありません。審査員が日本人だったら…ととても彼女が可哀想でした。
村主選手自身が試合後に語った言葉“大きなミスが出ないのに点数が出ない結果を受け止めるのには大変なところがありました。”は、東洋の“美”が夕べにひっそり咲く月見草などを愛でる心であるに対し欧米人の“美”が大輪の薔薇の艶(あで)やかさに惹かれるものであり基本的な考え方で大きく異なっていたことをまざまざと見せ付けられた思いです。正に墨画と水彩画の違いと言ったら良いでしょうか。その点母親手作りのキンキラキンの衣裳の荒川選手は上背もありコーエンとスルツカヤの華やかな衣装に少しも負けることのないものでありましたから優勝できたのかも知れませんね。いやいや、衣装だけでなく演技もとても立派でありミスもなく優勝は平常心が齎した当然の結果であったのでしょう。(^^)
安藤選手は年末のアジア選手権に続いてトリノでも又もや見事な大股開きの転倒を見せて呉れました。彼女の転倒は他の選手のとは異なり豪快そのものであり、流石は4回転ジャンプへの挑戦であることが窺えましたが転倒もここまで来ると芸術品ですね。転倒によるマイナス2点はプラス2点の誤りではなかったですか。是非コーエン、スルツカヤ選手にも4回転挑戦して頂いて大股開きを披露して頂きたいと期待してしまいますよね。(^^)
フェロモンと謂えば話は変わりますが先日の新聞に載っていた記事で、資生堂の男性整髪料を付けた男性が資生堂に“蝶々が飛んできて困る”と訴え、調べてみると頭の周囲に飛んでくる蝶々は全部オスであり整髪剤にはメスの蝶々が持っているフェロモンと同種のものが使われていたことが原因だと分かったそうです。(^^)人間にも異性を魅惑するフェロモンを含んだ香料が発明されたら爆発的に売れることでしょうが人の嗅覚は鈍いのでスズメバチなんかに襲われたりして…(;;)
ついこの間まで国際決済銀行たるに自己資本比率8%がどうとか大騒ぎして公的資金導入の美名の下に税金を掻っ攫って体裁の整えた大手銀行6グループが本年3月期の純利益が前期比3.8倍の2兆9千億円とか、“ええ加減にさらせ!”と言いたいですね。昨日銀行の普通預金通帳を見たら利息が6円ゴミのように付いていました。始めはシミかと思ったほどであり、前回の8月はと見てみると10円でした。預金残高を概算目で追うと最近半年間が約150万円昨年のそれが250万円位でしたから、割合的には間違っていないようですが、一体利率は幾らなのか呆れてしまいました。余りに腹が立ったので小切手を預けに行ったついでに銀行の窓口で利息の計算を1桁間違っていないのかと文句を垂れたら間違っているのは私の方であり現在普通預金の利息は0.001%ですと開き直られてしまいました。%など付いているので桁数を錯覚しますが小数点で謂えば10万分の1ということになります。つまり10万円に対し年1円の利息ということになり更に源泉所得税などを20%差引かれ年2回利息の付け込みとなりますから常時20万円以上の残高がないと円未満切捨てでゼロ金利となりますが、20万円の残高に対し半年1円の利息は腹立たしく馬鹿馬鹿しい(利息を計算したり通帳付け込みの費用のほうが高くつく?)限りですが、よく考えてみると全国数千万人のサラリーマン家庭の預金残高などは何時もかつかつで、平残高20万円には及ばず計算上の利息が1円未満となり銀行に取り込まれた利息は膨大な額に上ると思いますが、銀行が纏めて計算してアフリカ難民に寄付したなんて聞いたことありませんからきっと彼等がネコババしているに違いありません。
一度皆様もご自宅の通帳をご覧になったら如何ですか?“え?付いて居たら腹が立つけど利息がついてないからせいせいするですって?”(^^)
若し預金残高を遣いすぎてカードローンの赤残高20万円と仮定すれば年に2.8万円も利息を取られることになり、通帳の赤残高が更に増やされて利息が利息を呼ぶ地獄となりますから彼等の差益は何千(万)倍になることでしょうか。ATMで僅かなお金を振り込んでは525円などと法外な手数料も原価は数円でしょうから、武田薬品も顔負けの荒稼ぎ振りです。
カードローンは特別としても通常企業への貸出金利すら2-3%(無担保7%)程度であり、大口定期(1000万円)の利率でも税込0.03%の年3千円ですから、この間の利鞘は70倍乃至100倍にもなりますが、こんなに儲けても預金者の預金利率を上げようと絶対に言わない処は流石なものですね。財務省も利上げの話を持ち出せば忽ち国債の利息(現在は殆ど変動利率です)に影響すると謂う因果応報に伝家の宝刀を振るうこともできず、自分達の無駄遣いを棚に上げて庶民の懐を甚(いた)振っている様は“お上(かみ)さえ良ければ何時でもどうぞ”と銀行に嘯(うそぶ)かれて手も足も出ないのでは何のための監督官庁やら…(;;)。
かくして銀行は全て我々庶民の預金を元手にして阿漕にも2兆9千億円を稼ぎ出し、バブルの張本人がそのツケを10万分の1の超低金利で庶民に肩代わりさせトカゲの尻尾(胴体か!)を再生させた如くでありますから、誰もが声を大にして怒らねばなりませんが日本人は諦めが早いのか無欲なのか何とも不甲斐ないですね。誰か怒る奴は居ないのか!
凍結された退職金を今年やっと貰えることになった一勧杉田力之以下富士、興銀の前頭取もきっと特別顧問室で揃ってほくそ笑んでいることでしょう。彼等が一所懸命作ったバブルのツケを我々庶民のゼロ金利で消し、しかも尚もそこから退職金まで差し上げることになりましたからほんに腹立たしいですね。銀行は絶対に公表しませんが私は3人の退職金のトータルは50億円を絶対に下らない額だと思っております。
金融庁も庶民達の怨嗟の叫びである懸かる事態を深く受け止めて、今後銀行には役員報酬の開示などを義務付けねばならぬと考えますが、銀行も利益が出るようになってから役人に対しても態度がでかくなってきましたから、今はそれ処ではなく今度は役人の方が揉み手をして天下りのお願いなどすることになったのでしょうか。(;;)
最近後進国へのODA(無償資金協力)の予算配分を巡って各省が醜い争いを繰り返していますが、外務省など今年も全予算の40%700億円も捥ぎ取りました。外務省は名前とは大違いで外地のことを何も分からずに人任せのために業者との癒着振りが問題になっています。何でも嘗て業者の入れ知恵で後進国にお金を渡したら役人達が取り込んでしまうからと農業を助ける名目でカンボニアに農薬を送ったら、これが調査不足も甚だしくてカンボニアでは田圃の米だけでなく田圃に棲む田螺(たにし)や蛙も主食として食べていたのでこれらの生物が死に絶えてしまい賠償請求までされるとか、農薬業者はぼろ儲けでも国は賠償金では何のためのODAでしょうね。社会福祉協議会に務めていた知人がこぼしていましたが、赤十字募金でもお金は一体何処へ行ったのか分からぬ仕組みになっているそうです。
ユニセフなんかも本物のユニセフ(国際連合児童基金)とは無関係なのに支店のような顔をした日本ユニセフと名乗って募金を集めてその25%を経費名目で取り込んで品川に25億円ものビルをおっ建て、天下り役員が経費をメチャ遣い放題などまだ可愛らしい方らしいですよ。
(^_-)
【日本ユニセフ協会の謎】
まったく腹立たしい限りですね。まさか皆様もユニセフのカードなどを買わされていないでしょうね。
ジャーン!
アメリカ女子ゴルフ開幕第2戦ハワイ.オアフ島のフィールズオープンで今年から米ツアー公式参戦の宮里、諸見里両選手をメディアが追う中を招待選手の横峯さくら選手が8アンダー11位に食い込み日本選手中最高成績で日本選手の意地を見せてくれました。(^0^)/
久し振りに見る彼女の華麗なオーバースイングは懐かしく、寂しげな面差しから時折見せる笑顔が私を和(なご)ませてくれ連日の確定申告の疲労を和(やわ)らげてくれるのでありました。
もう来週はダイキンオーキッド国内ツアーの開幕です。さくらちゃんファンの一人としてハワイでの疲れを忘れて優勝を目指して頑張って欲しいと願っています。
ゲームはアメリカのツアーなのにミーナ.リー選手とソン.ファー.リー選手と韓国同士のプレーオフとなりましたが、6打差を追いついたミーナ.リーが勢いに乗ってプレーオフ3ホール目でバーディーを奪い優勝しました。私が思うには“李”の姓は韓国人がラ行の発音できないために国内では“イー”と呼んでいますが、アメリカではLeeと正しく(?)呼ばれていますから不思議ですよね。英語を話せるようになると必要に応じてラ行が発音できるようになるのでしょうか。今ではきっと多くの韓国人が濁音だって話せることでしょう。(^^)

踏み倒しておいて訴える悪い奴

2月も中旬となり本来なら空っ風が吹き荒び厳寒の筈が温かい日と寒い日が交互にやってきて雨の日なのに暖かかったりと妙な1週間であり体調維持にすっかり気を遣って、いっそ寒い日ばかりだと良いのにと贅沢なことを考えたりしていました。孫達も漸く風邪が良くなったらしく私もホッとしていますが、今度は両親に飛び火したらしく愚娘もマスク姿でゴホンゴホンですから次は我が運命(さだめ)かと覚悟を決めています。(;;)
先週1週間はいろんな事件が飛び交って世間を席捲しましたね。
その一は防衛施設庁談合事件の終焉であり、談合配分額が天下りOBの年収80倍に連動固定利率とは酷い話であり、未開国さながらではありませんか。沢山の天下りを迎えて彼等に沢山の報酬を払えば払うほど多額の仕事が受注できるなんて受ける側も金のためなら肥溜めにも顔を漬けられる習性となったものでしょうが、浅ましいというか双方の公徳心の欠如には呆れるばかりです。
二番目は不採算を知りながら、地元土木業者との永年の癒着が断ち切れずに3千億円を注ぎこんで完成した神戸空港が16日オープンしたことでしょうか。公共事業というものは困窮地域を救うためか、新たな需要を開拓するために行われるものですが、関空、伊丹空港、JRの3者が凌ぎを削って疲弊している中へ割り込んでそれぞれの顧客を掠め取ろうとするものに過ぎませんから利するものは何一つなく、3000億円の債務だけが残された形となりました。我々庶民には神戸空港の副産物として地元で獲れる魚介類の数がガタ減りとなり、このシーズンお年寄りの方は今年も高値となった“いかなご”をぼやきながら煮る羽目となっていられます。(;;)
神戸の住民にとって唯一プラスになったことは新神戸停車の“のぞみ”1日90本と増えたためにこれまで新大阪まで行かないと9時に東京へ着けなかったのが、新神戸からでも可能になったことと、神戸空港でも東京まで9時以内に到着できること位でしょうか。
“狭い日本を、そんなに急いで何処へ行く”と笑われそうですね(^^)
全国小売酒販組合中央会の事務局長が144億円の年金資金を理事会にも諮らずにカナダの投資会社に注ぎ込み焦げ付いて仲介したコンサル会社社長共に警視庁に摘発された事件がありましたね。随分以前のことですが、この事件には後日談があり先週の新聞にこんなことが書かれていました。
カナダの投資会社は1回だけ10億円の利息を送ってきたそうですが、その利息の内7億円を米国の鉱山会社に融資したら暫くしてその鉱山会社も倒産して7億円もパーとなったものですが、その鉱山会社が今度は中央会を相手取って損害賠償を求める訴訟を起こして来たのです。その訴訟の理由は“中央会から追加融資が受けられなかったから倒産したからその損害を賠償せよ!”ですって(^^)笑ってしまいますよね。盗人猛々しいと言うか、屁理屈もここまでになると本当らしく聞こえるから不思議です。7億円も返さないで損害賠償請求とはアメリカと謂う国は本当に恐ろしい国ですね。これまで東芝やブリジストンなど多くの日本企業が無実の罪で訴えられては、その訴訟金額の桁外れの大きさに恐れをなして多額の和解金を払って“こと”を済ませてきたことが彼等に足元を見られる結果となったものですが、日本人もアメリカに媚びるだけが能ではありません。嘗て黒船に乗船して訪米した日本代表の木村摂津守は短躯5尺(150cm)でありながら相手の威嚇的な要求に対し毅然として一歩も譲らず四書五経論語の素読より学んだ語力は常に相手を圧倒し、6尺(180cm)のアメリカ人を畏怖させたことは誰もが知る史実です。我々日本人も彼に見習って毅然とした態度を崩さずに堂々と彼等に手向かうべきですが、戦後この方日本人は国語を勉強しなくなって久しく、アメリカ側の詭弁に対し反論したくても、ボキャブラリーが貧弱で何時も“黒い烏は白い鷺”と言わされて来ました。日本人が英語英語と浮かされて肝心の日本語を忘れたことが、こうまで日本を追い詰めているなんて皆様もご存じなかったことでしょう。(;;)
今回の米国牛肉輸入事件にしても、若し立場が逆で日本が加害者なら、日本政府は彼等に
どんな目に遭わされていたか考えただけでもぞっとしますよね。(;;)
自民党の武部幹事長の次男がホリエモンから3000万円を貰った貰っていないと国会で混迷化していますが、族議員の見本である武部幹事長も手元の原稿を読んで次男の預金口座を調べたが入金の事実は確認できなかったなどと力なく語る様はどう見ても嘘っぽく、真実貰っていなければ彼のことですから“天地神明に懸けて貰ってなど居ない”と顔を真っ赤にして記者団を怒鳴りつけた筈ではありませんか。然し万が一つ貰っていないとなるとリークした永田議員個人だけでなく民主党自身も窮地に追い込まれることになりますから、今後どんな風に事件は展開して行くことか興味津々ですね。
北海道の北見で起こった事件だそうですが、第三セクター“ふるさと銀河線”でワンマン電車を運転中の運転手が1キロほど走って何気なく車外の風景を眺めていたら、バックミラーに必死に列車にしがみついている高校生らしい女性を発見してビックリ仰天、非常ブレーキで停車し無事ドアを開けて女性を車内に入れて何事もなかったそうですが、ワンマンカーはバスだけだと思っていたら電車にもあったことを始めて知りました。(^^)
ドア外側の取っ手があったのが幸いしたもので旧式な汽車タイプの電車だったのでしょう。この運転手は駅ホームに女性が居たことを覚えており、乗客が降りた後も列車後部のドア付近に居たため乗らないと判断して見切り発車をしたものらしく、恐らくこの女性は友人でも待っていて来ないので動き出した電車に飛び乗ろうとしたらドアが閉まってしまったものであり、飛び乗ったもののドアが閉まったので飛び降りる決心を固めたでしょうが、咄嗟に無様に転けたら痛いし格好悪いなど一瞬迷ったことが電車のスピードが増し飛び降りる機会を失って後悔の念に苛まれながら振り落とされないことを神に念じていたものと思われます。運転手が規則違反の脇見をしてくれたことと、1キロの間に電信柱など障害物がなかったことが何より幸運だったですね。
車掌の役までさせられる三セクの運転手さんも大変ですが、会社ではきつく絞られて反省日記など書かされたのではないでしょうか。勿論高校生らしい女性には会社から丁重なお見舞品が届けられたことでしょう。(^^)
車掌と謂えば私が良く利用する昼下がりの山陽電車(殆ど乗客がなく居ても1車両1人か2人)の西舞子駅で上り電車が到着するとドアを開けておいてから電車を降りて脱兎の如く駆け出し5m程離れた地下からプラットフォームへの階段を覗きに行く若い車掌さんを偶に見掛けます。初めは何をしているのだろうか?と不思議に思って居りましたが、やがて頭の回転の鈍い私にもその訳が解けました。彼は地下から狭くて急な階段を上ってくるお年寄りの乗客の有無を確かめに地下を覗いていたのです。勿論乗客が上ってきていればドアを開けて乗客の到着を待つつもりであったでしょうが、私の見ている限りでは不幸にして未だその努力が報われたことなく何時も駆けて戻ってはピーと笛を吹いてドアが閉じられますが、彼はその度に私の心に涼風を運んで呉れて私を清清しい思いに駆り立ててくれたのです。
山陽電車の各駅停車は1時間に僅か4本の回数ですから1電車乗り過ごせば15分待たねばなりませんから、若い車掌さんは自らの判断で覗きに行っているものと思われそれが証拠に年配のベテラン車掌は電車から一歩も出ようとせず後ろも振り返らずにピーとドアが閉じられます。(;;)
この若い車掌さん何れ30年位したら山陽電車の社長になるのではないでしょうか。(^^)
先週の極めつけの事件は週末滋賀県長浜で起こった余りにも痛ましい幼気(いたいけ)な園児2名殺傷事件でした。似た事件が数年前東京で起こりましたが今度の事件は少し内容が異なり殺人を犯した園児の母親が中国人であり、30歳近くしての来日であり、わずか数年では充分な日本語が操れたとは到底思えず、本国の風習とまるで異なる環境に晒されての友達の園児やその父兄から疎外感と劣等感から惹き起こされた犯行と考えました。我々の時代はハーフなどと気の聞いた言葉などなく“あいのこ”などと差別語が当たり前でありましたが、今でもそれに近い表現があるでしょうし、言われた当人より我が子を分身と信じている母親にとっては耐えられない侮蔑であったでしょうが、反論したくても自身日本語の会話が充分でなくてはもどかしい思いばかりが残り、他の園児の母親の微笑みも彼女には侮蔑の冷笑と受け取ってしまったものでしょう。生まれ育った世界の異なる国際結婚の悲しい終焉でありましたが、彼女をそこまで追い詰めた原因が園児の母親達に全くなかったとは言えません。幼稚園で何時も主役を演じている美貌の母親が無意識の勝者となって敗者から復讐を受けることになったことはこの前東京の事件で立証済みです、新聞各紙は様々な意見を記載していますが、今回の事件も結果的には他の園児の母親達が無意識に持つた優越感が引き金となって惹き起こされた事件ではなかったかと考えます。
嫌な事件ばかり先週はロクな1週間ではありませんでしたが、唯一心を癒されたのは一昨日にお得意先から送られてきたお庭の白梅紅梅の写真であり、見れば見るほど汚れた心が洗われる思いが致しました。皆様も験(げん)治しに是非日本庭園の白梅紅梅をご覧になって下さい。

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昨日夕食時にメダルとまるで縁がないトリノ五輪実況を見ていたら、カーリングとか謂うゲームを優勝候補の筆頭カナダと日本の女子選手達が戦っていました。初めはルールがイマイチ呑み込めなかったのですが、どうやらビリヤードのポケットゲーム氷上版のようなものらしく40m先のゾーンに入った相手のストーンをゾーン外に押し出すことでゾーン内に生き残り得点を奪うゲームであることが漸く理解できました。ビリヤードは環境の変化がありませんから純粋に技術力の優った方が有利ですが、カーリングはボーリングのレーンコンディションのように刻々と変化する氷の状態を先読みする必要があり、単に技術力だけでなくメンタルなスポーツでありました。10ゲーム2時間を超す長丁場であり20kgもあるストーン(40万円以上もするとか!)を4人で1ゲーム80回も投げそれもハンドルを操作してフックやスライスと微妙に変化させねばなりませんから見ている方も結構神経の疲れるゲームでした。20分ほど見ていて事務所の仕事に戻りましたが今朝の新聞を見て日本が勝っているではありませんか!アッと驚くタメゴローでありました。カナダは美形揃いでしたが、我が日本は容姿ルックス共にイマイチであり人気の出ない原因の一つであったかも知れません。(;;)
【れっつカーリング】

国民保険料の恐怖

暖かかったお正月でしたが2月に入って急に寒くなったり雪が降ったりと天候不順が続いていますが、気候が急変すると体調を崩す方が多くてインフルエンザが蔓延し、小学校も学級閉鎖の処が多いそうです。小生も愈々確定申告の真っ只中に突入し、沢山の書類に埋もれて日夜踠(もが)いて居り、何時もの風邪引きから疲労が蓄積していますが、風邪だけは酷くならないようにと心に念じております。どんなに寒くても1輪車に縄跳びと戸外が大好きな1年生の孫がダウンし先週初めからインフルエンザに罹って高熱を出していましたが、感染するとかでお見舞いにも行ってやれず不憫でしたが週末漸く良くなったと思ったら今度は5年生の孫が調子悪く医者通いとなって、確定申告の戦力である愚娘も仕事どころではなく右往左往していますから事務所も弱り目に祟り目です。(;;)
今年から年金控除や老年者控除の廃止減額などによりお年寄りの税金が大幅にアップすることは先々週お知らせしましたが、この増税には意外な副産物が二つも隠されていることにお気付きでしょうか。
それは収入が昨年と変わらなくても控除額が大きく減ったことにより課税所得(税金の対象とされる所得で、総所得金額から所得控除を引いた金額)だけが増加することになりましたから、厚生労働省の定める窓口負担金免除の所得限度額(課税所得145万円)がクリアできなくなり10%の自己負担であった人が今年4月から20%(10月から30%)と3倍に跳ね上がる人が一挙に80万人も出てくることが分かったそうです(とっくに計算済みだったのか!)。これには厚生労働省も国税庁様々であり棚からボタ餅でしょうね。
尤も課税所得145万円といっても我々事業者なら食べて行けるには心許ない金額ですが、年金に換算すれば独身で350万円程度の金額となりますから、厚生年金と年金基金の両方貰っているようなリッチな人でないとまず対象となりません。従って一般の年金生活者はひとまず安心ですが、課税所得145万円が1000円でも跳ね上ると医療費負担がいっぺんに2倍や3倍になるなんて法律というものは不条理なものですね。せめて3%か5%刻みにでも段階的に上げればよいものを、お役人のすることは自分達の利害に関係ないことに限って細かい配慮や情けが全くありませんね。医療費の一人当たりの10%負担額が年5万円と仮定して試算すれば30%で800億円の増収となりますが、こんな年寄り苛めをする位なら年収1000万円を超える人達の自己負担額を僅か5%でも上げれば800億円をはるかに超える数字が得られると思いますが、そうすればお役人達が退職後自分達の懐に影響するので素知らぬ顔をしていることでしょう。
副産物のもうひとつは課税所得が増加したことにより年金受給者の住民税が自動的にアップすることによる国民保険料の負担増です。国民保険料は市町村によって異なっていますが、我が神戸市では下記のように定められています。
神戸市国民健康保険のご案内
住民税は家計を脅かすと言ってもそれ程でもありませんが、国民保険料が住民税の5倍以上であり且均等割や平等割と名付けた不平等なものまで付いています。(;;)更に介護保険もおまけとして付いてきますから、住民税を5万円(課税所得にして50万円)払っている方で年に30万円を超える負担を強いられて更に病気での自己負担30%ですから毎月の生活費は一体幾ら遣えることでしょうか?30%負担を含めて月額8万円がやっとでは霞(かすみ)でも食って行かねばならず仙人にでもならないことにはどうにも堪りませんよね。
神戸市はまだましな方であり、明石市や三木市のように固定資産割まで取る市町村や、国保の赤字が49億円もあるからと冗費節減もしないで料率を住民税の8倍も取るような福岡市など神戸市よりもっと高い市町村が少なくありません。
福岡市保険年金課|国民健康保険制度-保険料について
市町村は“国保の収支は赤字や”と宣(のたま)っていますが、判子を付くだけで高給を貪っているお役人達をリストラするか環境局へ配転してごみ収集させるかしてムダな経費を節減し、片や医者や調剤薬局の儲け過ぎに対し無関心で居ないで、全国市町村長会で製薬会社や医師会と厚生省の癒着を暴き、薬価や薬剤費の値下げを慫慂(しょうよう)して国保料を下げる努力を尽くして頂きたいと思います。
お正月4日のM新聞の一面トップ5段抜き記事は“国保30万世帯が無保険”と衝撃的なものでありその数は4年で3倍にも増加したものであり、如何に国保料が高いかを物語っているものでありました。国保は国民年金と違って生活に必要なものであり、30万世帯は保険を不必要としている人達ではなく資格証明書なるものの交付を受けている国保料の長期滞納者の数なのです。この証明書があっても30%ではなく100%の診療費や薬剤費を取られますが、証明書がなければ保険に適用される1点10円でなく、自費診療となり昔の交通事故のように1点30円とか50円の世界に入りますから、医者通いは蟻地獄と化します。
皆様は武田薬品が1兆円を超える売上に対し40%もの経常利益を上げていることをご存知でしょうか。薬九層倍と謂いますが、ただで作ったものを売っても人件費や広告宣伝費に多額な費用を要しますから40%の経常利益は只者ではありません。我々庶民は原価が殆んどゼロに近いものに多額なお金を払って居ることになります。不景気な昨今雨後の筍のように一等地に出現するお店は調剤薬局かドコモが定番となりました。それ程彼等は美味しい商売をしている訳ですが、その利益が我々庶民の国保料に負っていることを気付かねばなりません。又、昨秋発表された “開業医の黒字228万円”3段抜きの大きな見出しを見てびっくり、私はこの記事を読んで228万円が年額でなく月額であることを知り更に驚きました。恥ずかしながら年額と早合点していたのでした(;;)何でも厚生労働省が2年に1度実施しているアンケートでの集計結果だそうですが、高額所得の医者は回答を保留したしたでしょうから、回答した底辺の医者だけで年間収入2700万円にも達することになります。医大への投下資本が幾ら高く付くとは言え、どう考えても年収入はこの金額の半分以下が妥当なとこではないでしょうか。
書いていると段々腹が立ってきますよね。我が国の現在の実情は女衒に娘を売らねば餓死を待たねばならなかった江戸時代悪家老悪代官の百姓泣かせと少しも変らんではありませんか!
大地震を待ち焦がれる耐震偽装のヒューザーといい、庶民の利息をネコババして7兆円も利益を出す銀行や政府、自浄努力も尽くさないで保険の赤字を保険料の値上げで補う福岡市等々数えてみれば弱者が虐げられるばかりとなったこの世の中随分と歪んで参りましたが、飼い馴らされた猫みたいに大人しくどうして誰も文句も言わないのでしょうか。これから益々国民の貧富の差が大きくなって行くように思えてならないのですが…。平成の西郷南洲翁は最早現れないのか!
紀子さま久し振り(12年?)の“おめでた”は本当にお目出度いですね(^^)心からお祝いを申し上げたいと思います。小泉首相も意気込んでいた皇室典範改正案も紀子さまの“おめでた”で急遽見送りとなりました。皇室内のアンチ雅子派の密命を秘かに受けて紀子さまも“私は皇太后になるぞ!”と意気込んで40歳を間近に控えながら秋篠宮さま共々奮励努力を重ねられた結果でありましょうが、私は残念ながら今の皇太子や秋篠宮がお生まれになったこと自身突然変異であり、天皇家は女腹(おんなばら)の家系だと考えていますから今度のお子さんも間違いなく女の子だと思っています。
4月にはエコーで分かるそうですが、紀子さまも落胆されてどんな顔をされることでしょう。
顔と謂えば紀子さまはTV画面で見る限りでは何時も目を細めて微笑みを絶やさぬ観音菩薩のようなお顔をされていますが、あれはきっと営業上のお顔なのでしょうね。でも人間と謂う者はそうそう外面(そとずら)ばかりではストレスが溜まって生きて行けませんから、きっと紀子さまもお家ではいつも…(;;)
ホリエモン事件が一服したら今度は九州の福岡や熊本で耐震偽装事件が再発しています。耐震偽装は何れ全国的な展開となり日本中のビルの半分以上が耐震基準を充たしていないことが判明すると思いますが、これらは全てお役所の審査能力の不足(欠如か!)を業者に読まれてのものでありお役人がメクラ判を押した結果なのです。鉄筋のミリ数なら兎も角構造計算書で16戸になっているマンションの部屋が21戸もあったなど素人が見ても明らかですからお役所があきメクラで何も見ていないことが良く分かりますね。耐震偽装は起こるべくして起こった事件でありました。自社ビル120戸の半数以上について身障者用の客室や駐車場を他目的に流用するなどセコイことをしていたビジネスホテル東横インも耐震偽装事件のお陰で随分と世間の風当たりが弱くなっていますが、こんなセコイことをする会社ですから耐震基準も再調査した方がよいのではないでしょうか。一般的に欠陥ホテルやビルのオーナーは被害者であり悲劇の人とされて巷の同情を買っていますが、東横インに限ってホテル建設に総研やヒューザーなどが関与していたらどんなにか世間が喜ぶことでしょうにね(^^)
富山県の若夫婦に20枚来た年賀状のうち1等が2枚も当たっていたと新聞が報道していました。1等の当選確率は50万分の1だそうですから、M銀行垂水支店の3億円や2億円の宝籤など傍へも寄れませんね。(^^)私なんか毎年200枚近く賀状を頂戴しますが毎回切手シートが数枚当たるのみでしたが、よく考えてみたら何時しか私は3等4等の番号しか調べていませんでしたからひょっとして1等が当たっていたのかも知れませんね(^^)。宝籤と同じで当たっていても気付かずに取りに来ない人の方が多いのではないでしょうか。郵政公社でも過去の当選者からデータをとればきっと1等を取りに来た人は圧倒的に年賀状の受領枚数20枚以下の方になると思いますよ(^^)
久し振りの日朝間協議に際して北朝鮮の次官らしい柄(がら)の悪い男が拉致について記者団の質問に対して“拉致問題については我々にも言いたいことがある”などと思わせ振りな言葉を吐いたので何を言い出すかと思ったら“横田めぐみさんの遺骨を返せ”ですって、取り返せば遺骨のDNA云々は証拠がなくなると浅墓に考えてことでしょうが、弱腰で軟弱な日本代表も“めぐみさん本人さえ連れてくれば今すぐにも何処の馬の骨とも分からぬ遺骨は返してやる”位のことが言い返せなかったのでしょうか。こんな盗人猛々しい人の倫を知らぬ連中には面と向かって“めぐみさんを連れてこないとすぐさま経済制裁に踏み切るぞ!”と喚いてやれば良いのです。そんなことすら出来ないでいて、昨日武部幹事長が富山県での講演で息子ホリエモンの弁解の後で拉致問題が長引けば経済制裁も視野に入ってくるなどとほざいていましたが、こう謂うのを“痩せ犬の遠吠え”と謂うのでしょう。日本政府は彼等の報復など怖がって居ないで即刻北朝鮮に経済制裁を通告すべきです。報復が怖くて何時も彼等の言いなりになって来ましたが、それが彼等の思う壺であり計算済の処ですから、この際意表をついて”男は度胸“で臨むべきです。そのために“思い遣り予算”とか訳の分からぬ莫大なお金を払って沖縄で婦女に悪さをするだけしかの能のない用心棒兼居候(米軍海兵隊)を養っているのではないのですか。
トリノ五輪が開幕しましたが、体形の悪い日本人には不利な種目が多く、私は唯一自転車の女王スピードスケート500m大菅小百合選手に金メダルを期待しておりますがどうなることでしょうか。

米人はBSEに罹らないのか!


先週1週間は全く楽しい話題に乏しい暗い週でしたね。仕事の方は年末調整関係の税務署などへの提出書類の追い込みでてんやわんやでしたが漸く一段落しましたが、週末から愈々確定申告書が税務署から届くようになり、お得意先からの電話が絶え間なく忙(せわ)しなくなって参りました。
先週の話題の一番は何をおいてもライブドアの粉飾決算事件であり、二番目にヒューザー小嶋社長の国会喚問31回証言拒否事件、三四が無くて五に米国産牛肉再度禁輸事件だったですね。輸入管理官が重箱の隅でも穿(ほじく)って探し出したのかと思っていたら、箱を開けたら堂々と背骨(脊髄入り)付きの肉が入っていたとか、米出国時に作業員も検査官も国内ではOKの背骨付きの肉が日本向けにダメとは知らなかったと謂うお粗末さ、ブッシュさんのお国柄らしいですね。それにしても米人なら食べてもよくて日本人なら危険だなんておかしいとは思われませんか。日本人は元々草食民族(猪などは食べていた)ですから牛肉に対し特別アレルギーがあるのでしょうか。アメリカ人がBSE覚悟で食べているとは思えませんから不思議ですよね。何処かが間違っているように思えるのですが…
見るからに悪人面したあの小嶋社長前回国会での参考人質疑のときは到底堅気の人間とは思えぬ程酷い暴言を吐き散らして辺りの顰蹙(ひんしゅく)を買っていましたが、今度は偽証罪が懸かる証人喚問とあって一転して借りてきた猫のように大人しく一々後ろの保佐人とかの弁護士とひそひそ相談しては“刑事訴追云々…”で頭をぺこぺこ下げて何も喋らず時間稼ぎしてお仕舞いは大変見苦しいものでありました。偽証罪か何とか法違反かは分かりませんが、何れにせよ刑事罪は逃れぬところでありますから、せめて国民が注目しているTVカメラの前だけでも堂々と胸を張って“私の不徳に致す所存であります”とはっきりと答えてくれたら沢山の社員や家族の手前少しは面子(めんつ)が立ったのではないかと思います。検事の取調べではTVカメラはありませんから土下座しようと泣いて縋ろうと自由であったでしょうに、きっと自宅で見ている家族から“うちのお父ちゃんはあかんたれやなあ、見損なっていた!”と前回との豹変振りに呆れて見捨てられ(この小嶋社長愛人宅から会社や国会に通っているそうで、家族からはとっくに見捨てられているそうな…)(;;)社員からも愛想を尽かされたことでしょう。(;;)
小嶋社長翌日出社したら会社に誰も居なかったりして…(^^)
極め付きの大事件であるライブドアの錬金術が愈々暴かれようとしています。どうせ馘首にした幹部からの内部告発によるものでしょうが、M&Aの真相を知る重要な側近が自殺するなど事件は混迷化しています。時価総額1兆円などと謂っても、所詮昔からの企業のように土地建物工場などの不動産を持っている訳でなく、ライブドア自身を初め買収した関係会社株式の東証の価格の総額ですから、もう4日で既に50%以上減少しています。今度の事件でこれらが上場廃止となると時価総額は間違いなくゼロとなり借金だけが残ることになるでしょうから、紙切れだけの見せ掛けの財産は恐ろしいですよね。事件後自社株続落に対しライブドアの幹部達が自分に持っている株を手放したそうですが、本来なら借金をしてまで買い支えて自社を守らねばならぬのを売り逃げとはどう言うことですか?愛社精神など微塵も見られませんがこれも社長の器量の至らぬ処でありましょうか。最早ライブドアは自らの内側から崩壊の兆しが現れましたね。ライブドアの手法はこれまで株式を何倍にも分割して巨利を得てきたソフトバンクや楽天などIT企業が駆使してきたことを台本として真似たに過ぎず、“赤信号皆で渡れば…”であったでしょうし、ライブドアだけが罪を被るのは片手落ちであり少し酷かも知れませんが、ホリエモンの持てる人材が他社より質的に劣っていたことが脇のガードを甘くし今回の事件の発端となったものでしょう。
先週のニューヨークタイムスはいみじくも今回の事件について評論し“生意気な成り上がり者への懲らしめだ”と喝破しています。ホリエモンさんもフジTV事件など少し遣り過ぎましたが、同じ罪に問われるなら他に同類が幾人も居ますから、恐らく株式市場に横行する不透明な“灰色手法”に警鐘を乱打すべく人身御供として名誉ある悪役に彼が選ばれたものでしょう。(;;)
それにしても財務担当の宮内取締役(この人恥ずかしながら私と同業の税理士です)がマネーライフ社を買収する役割を担ったライブドアの関連会社ライブドアマーケティングの社長に送った“投資事業組合を噛ませるから不正がばれる危険性は99%ない”とのメールが捜査当局に発覚するところとなりましたから、合法違法ぎりぎりの綱渡りなのにライブドア側に致命的な油断がありましたね。メールは通常消してもプロバイダー側に残りますがライブドア自身がプロバイダーではありませんか。“紺屋の白袴”とはよく言った言葉ですが、消さなかったこのメールから犯意が明確となりました。最早不正とは思わなかったと言い逃れの出来ぬ展開となりホリエモンさん四面楚歌に陥りましたが、果たして月末に向かってどのように事件は進展してゆくのでしょうか大変興味深いですね。
この事件のプロローグは16日午後6時半六本木ヒルズ38階のライブドア本社の扉が開かれて数十名の捜査官が踏み込み『東京地検です。これから強制調査を始めます。社員の方は指示があるまで机から動かないで下さい。パソコン、電話にも一切触れないように…』…社内に硬直した静かな激震が走った瞬間でした。恐らく全員が一瞬悪い夢でも見たか或いはTVドラマ劇中の一員となった錯覚を覚え頬を抓ったことでありましょう。6時半と謂う時間は普通の会社なら殆どの者が退社している時間ですが、その時間に殆どの者が在社していることを探知しての捜索開始であり、ライブドアの商売上営業妨害にならない配慮とメディアへの情報到着の遅延が目的であった異例のものでありましたね。捜索は延々と翌日早朝まで続きましたから捜査官も社員の方々も大変だったことでしょう。深夜残業割増賃金は出たのか!
この降って湧いた事件のお陰でホリエモンを衆議院選挙の公認にしたいと持ちかけた自民党の武部幹事長も何だか居心地が悪くなってきました。あの時ホリエモンさんがライブドアの社長を辞め公認を受けて若し当選していたら今回の地検特捜部の強制捜査は果たして行われたでしょうか。今となってあのときの公認辞退に臍(ほぞ)を噛んでいるのがホリエモン自身であり、胸を撫で下ろしているのが族議員のお手本であり食肉で巨額の税金を無駄遣いした当時の農林水産大臣武部現幹事長でありました。この人、食肉事件の後左遷されることと国民誰もが思っていましたが、小泉首相に泣きついてお目こぼしを受け、それ処か小泉首相の弱みでも掴んだのか幹事長ポストまで手に入れましたからメチャ悪運の強い男ですね。きっとこれからも長生きして更に悪名を高めることでしょう。(^^)
株式市場も現在は昔と違って様変わりし、99年商法が改正されて1株の金額がなくなりましたから、(昔は1株券金50円也などと書いてありましたが、現在では株数だけしか書いてありません、1株が幾らかは取引所が立会で決めます)1株50万円の相場の株式が10株に分割されたら、1株は5万円の筈です。それが売買単位の少額化で扱いやすくなって、瞬時にして10万円20万円と値上がりし、更に10分割しても1株が数万円ですから、株券を印刷するだけで巨億の金が転がり込んでくるなんてどう考えても可笑しいですよね。
10年位前お得意先の女性社長Yさんがヤフーの株を2株300万円で買ったら証券会社からそんな株は怖いから早く売れとヤイノヤイノとせっつかれ不本意ながら500万円で売却したらその後数回に亘って株式分割が行われ“今持って居たら億単位になっていたのに…”(;;)と株屋さんを酷く恨んで居られ、その以前にワラント債で数千万円の損をされていたこともあり、お会いする度に幾度も愚痴られたことをよく覚えて居りますが、売却を承知されたのは当の本人ですから何処へも文句を言っても行けず、結局その無念遣る方なき思いがストレスとなったものかその後病に冒され1昨年亡くなられました。(;;)この方ヤフーの株など触っていられなかったらきっと今も健在ではなかったかと思います。合掌
昨年12月に信州岡谷で5年生の男の子が母親に叱られて居なくなった事件がありましたが先週1ケ月振りで居なくなった近くの水辺で水死体となって見付かったと岡谷の知人からメールがありました。事故現場は到底転げて落ちるような場所ではなく、警察は事故死として処理したそうですが、どう考えても母親の叱責が原因の自殺としか考えられず、連日湖畔には花束が絶えることなく、5年生の子供を持つ私の知人も花束を供えお祈りに行かれたそうです。最近の子供達には精神的な粘りがなく、命の尊さなど校長先生の朝礼の訓話に出る位であり空々しく誰も信じていませんから、ちょっとしたことが悲劇のプロローグとなります。近所の人は誰もが何もかも良く知っていますからこの子の無念さに心を馳せ、悲しむ母親に同情する人など一人も居ないそうです。(;;)
昨日社会保険庁から国民年金の源泉徴収票が届きました。例の葉書がくっつけてある奴で所定の場所からピリピリ捲るとナント!肝心の年金の数字が手前の紙に引っ付いて剥がれてしまい、剥がれた後には数字も何も消えてしまい青くなりましたが、今朝の新聞を見てビックリ、兵庫県で129万人の内78万人への源泉徴収票が圧縮加工のミスで見開き部分が剥がれぬことが分かり私もその一人だったことが分かり漸くホッとしました。(^^)
外注先の民間業者11社中1社のミスだそうですが、一度くらい試し剥がしをしていたら容易に判明したでしょうに、きっと社会保険庁の天下り役人が居るずぼらな会社だったのでしょう。個人情報の五月蝿い昨今ですが、それにしても貼り付ける前は往復はがきのようなものであり、データの元はCD1枚だったでしょうから守秘義務のない民間業者はデータをコピーして年金の多い人は通販業者に、少ない人は消費者金融に横流しすれば社会保険庁の下請け代より儲かる筈ですから怖いですよね。一体から社会保険庁は個人情報の守秘義務をどう考えているのか!
Wカップの藍ちゃんさくらちゃん最下位スタートでイマイチぱっとせず昨年に続いての連覇は絶望的となりました。余りに情けない1週間でしたので最後にせめて個人的に嬉しいお知らせでもお伝えしたいと思います。
1年生の孫の若葉がお正月の書初め展で入選し、今日“そごう”で展示されたものです。

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“わしも鼻が高いわい”と喜ぶ“爺バカ”を嗤ってやって下さい。これが本当の“じいちゃんの独り言”でした。(^^)

口利きが本職か!


寒波が去り天候は良くありませんが暖かい週末でしたね。雨も何時もなら鬱陶しいものですが、永らく振らずに久しぶりの雨でしたから慈雨と言えるかも知れません。
先週水曜日に仕事で芦屋税務署に行きました。何時もはめだかや田もろこ等が泳いでいる微笑ましい風景が見られるので、税務署の横にある芦屋川の水辺のワンドを見乍ら土の歩道を歩くのを楽しみにしていましたが、ナント!川には上流の何所かで堰き止められた如くに阪神電車から2号線まで水が一滴もなく泥すら見つけられずまるで乾いた砂漠のようでした。恐らく永く雨に恵まれなかったせいでありましょうが、一体あの小魚達はどうしてしまったのでしょうか。(;;)芦屋市も6m道路など区画整理に身を窶(やつ)すばかりでなく河川の生き物のことも少しは真面目に考えて頂きたいですね。魚は税金を払はないからと無関心に放置された結果でしょうが、奥池の水を少し放流すれば自然が甦りトンボのヤゴや小魚達も死なずに済んだでしょうに…(;;)
若し芦屋市に文句を言いに行ったらきっとその文句は県に言ってくれと言われるでしょうね。(;;)県に文句を言ったらきっとうちの物やけど管理は市に任せているから市に言えと逃げられることでしょう。
数年前明石の朝霧海岸で女の子が砂穴に落ちて死亡したとき、国土省と明石市が醜い責任の擦り合いをしたことが思い出されました。誰のものかとか管理がどうとか言う前に省と市の双方が口を揃えて“それは私共の責任です申し訳ありません”と進んで陳謝すべきがスジと謂うものではなかったでしょうか。人の命を奪っておいて“うちは知らん”はないでしょう。役人と謂う奴は先ず保身が優先しますからダメですね。
小魚なら日干しになってもええのか!

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垂水のみずほ銀行場外の売り場にて498回年末ジャンボ宝くじで前後賞併せ3億円が出たそうです。(^^)
大きな張り紙がしてあり、道行く人が今度買おうかなどと言って通り過ぎて行きましたが、確率論からして1度3億円が出た売り場からはもう100年は出ないとしたものですから、こんな張り紙してみずほ銀行もアホですね。書くなら“これまで一度も出ていないからそろそろ出る頃ですヨ”の方が効果が遥かに高いと思いますが、庶民はもっとアホですからこれまで一度も出ていない売り場では買う気がしないのは人情でしょうね。矢張り“3億円が出た!”が正解でしょうか?
大阪市の大平元助役が10日記者会見して重い口を開き、大阪市の一部市議を名指ししての改革への抵抗勢力に対する実態描写は圧巻でしたね。今後どんな風に事件が展開して行くのでしょうか。大平助役(当事)が吏員達の厚遇問題を黙認した上で、片や高額な政務調査費を取りながら情報公開もしない市議が改革の邪魔をしていることを知りこれではいけないと彼等と対決したら、市議達が“わしらは口利きと謂う看板を上げて議員やっとるのが何が悪いか!今度は自分が市長になるつもりやろ!”と開き直って大平当事助役を恫喝したことを暴露してのものでした。太平さんも多寡が市議風情がそこまで言うか!と憤ったことでしょうが、彼女も元極道なら市会議員が背広を着ているだけで極道と何も変わないのを知らなかったのはほんに迂闊でしたね。然し今回の発言で議員と名付けられた人達が村議から国会議員まで悉く口利きと謂う看板を掲げて商売をやってることが鮮明になりました。口利きと謂っても道路が凹んでいるとか街灯が消えている類のことは市の窓口へ電話程度で済むことですから、彼らの謂う口利きとはきっと業者から多額の礼金を目的とした公共事業に関わる特命契約の強要か入札なら応札単価の聞き出しのこと位幾ら鈍い我々でも分かります。それが証拠に彼等は昨秋公表されたマニュフェスト『市は団体、市民、議員からの要請要望など全ての案件を記録にする』に徹底抗戦してこれを潰してしまいました。彼らの市への要請要望が公正なものなら何も反対するものではなく、きっとどの要請要望も疚しいものばかりで、それを記録されては敵わぬものであり、後日自らの手が後ろに回る代物であるからに相違ありません。我々には垂涎の的である程の高額な議員歳費も彼等には煙草銭程度であり、本当の稼業は市民の血税である公共の予算を掠め取る女衒紛いのものであることが判明しました。市議達と吏員達とは予算配分の口利きの代わりに職員の厚遇問題には一切口を噤んで貰うと謂うお互い暗黙の了解の下に粛々と全てのことが市民不在で行われて居たものでありましょう。一番舐められていたのは市民ですが、神武の昔から行われていた癒着でもあり誰もが諦め顔ですが、誰か大平さんを助けて市庁に巣食う魑魅魍魎をやっつけようとする武士(さむらい)は出ないのか!
外食大手すかいらーくは創業者の一人である02年まで会長であった横川竟氏68歳が3月の総会でCEOに復活する人事が固まりました。横川氏は2年間でM&Aによって赤字路線を回復させて後進に道を譲りたいと語っていますから不退転の覚悟で望まれたものと察しました。同氏は4人兄弟の次男で長男亮氏71歳が38年間社長を務めた後02年兄弟4人全員が揃って取締役を退いていましたから4年振りの復権は同族グループ経営に大きな波紋を投げかけています。恐らく創業家には今になっても経営不振を脱せず赤字による2期連続無配の財務諸表から現体制への不満が爆発してのものだったでしょうか、一周りも若い伊東康孝社長56歳を引き摺り下ろしてのカムバックには外食産業全般の低迷もあって今一つ業績が伸びぬことに痺れを切らしたものでしょうが、なにを今更との思いが拭えません。68歳のCEOは経営の若返りを目指す昨今のあり方を覆すものであり、嘗って外車販売のヤナセ創業者の梁瀬次郎氏が80歳近くして社長に復帰して世間をあっと謂わせたことがありましたが、上場企業とは謂え同族会社が身内以外の社長を育てることの難しさを垣間見た思いです。この記事を読んで私が奇異に感じたことは横川竟CEOの学歴が新制中学卒業(長野県諏訪中学校)であることでした。私より2歳年下である彼の卒業した昭和28年当時は未だ卒業生の25%程度が進学せずに就職していましたが、彼もその一人であり或いは家業である食堂の丁稚となり両親兄弟を助けて今日のすかいらーくの基礎を築くに至ったのではなかろうかと推測しました。現在の経営者の社会では生き残って行く必要上株式の公開やM&Aなどの難解な法律知識が要求され、米国CPAやMBAなど学歴と資格が大手を振って歩く時代となっています。その中を中卒の身であり乍ら3800億円の売上と6500人の雇用を維持し且つFCを含め3200もの店舗を管理監督する傍ら、更に今後2年内に在職中の得意技であったM&Aを展開すると激白する横川氏ですが、彼は果たして何処でこれらの多彩な知識を得てこられたのか不思議でなりません。彼の経営学が数十年間の外食産業での社会勉強で得られたものであるなら、我々が高校大学と7年間通ったのは一体何だったのかと振り返ると、何のことはない只無為に毎日を過ごし貴重な青春時代を無駄に浪費していたに過ぎないことに思い至りました。(;;)
本から学ぶことと自らの体験で学ぶことを比較すれば明らかに後者が勝るものであることは自明でありますが、本を読むことも怠り無気力な月給泥棒を生み出すだけの現在の学校教育にも問題があるのかも知れませんね。横川氏の今後の活躍に大いに期待し、是非学歴社会に一石を投じ大きな波紋を起こして頂きたいと願って止みません。
中卒の横川氏に引き替え故斎藤英四郎元経団連会長の長男で最高学府を出て新日鉄の常務まで務めたエリートである筈の齋藤英樹が会長の相続財産を誤魔化して申告せずに10億円も脱税した罪で東京地裁は11日齋藤英樹被告に対し懲役1年8ケ月の実刑と罰金1億6000万円を言い渡しました。
細田啓介裁判長は”脱税額が巨額であり、ちゃんと納税している人達を馬鹿にした行為だ!”と被告をあからさまに非難しましたが、彼が通常は付く筈の執行猶予が付かぬ実刑に処せられた理由は彼が立派な教育を受けた上に1流社会の人物にまでなって他の者の模範たるべきを怠っての非倫理的な行為に裁判長が憤慨してのものであったでしょう。
ものの喩えにしても誰かに叱られそうですが、若しこの被告が中卒であったなら裁判長は果たして実刑まで申し渡したでしょうか?
いろいろと考えさせられる二つの事件でありました。
先週行数の都合で書けませんでしたが、お正月の5日偶然にも同じ日に資本金1000億円東証1部上場三菱マテリアルの元専務と元取締役が病いで亡くなったとの訃報が7日各新聞朝刊に掲載されていました。読んでみるとどちらも告別式は9日であり、式場は目黒と板橋で時間は10時と11時の1時間違いですから会社関係者は両方に出席はまず不可能であり、恐らくお通夜と告別式に分けて行かれたものと思いますが格下の元取締役の方はお通夜が混雑して告別式が閑古鳥で、元専務はお通夜がガラガラだったのではないでしょうか。案外どちらも外(はず)れで現役ではなくOBだったから二人とも会社からの弔電だけだったりして…(;;)
お葬式は現役役員の場合より、近親者の葬儀が弔問客もお香典もずっと多いそうですから、弔問も香典も出世絡み、商売絡みなのでしょう。私も廃業された元お得意先のお葬式に幾度か呼ばれて参りましたが、盛業中は沢山の方が社長社長と揉み手で近寄って居たものが廃業後いざ亡くなると葬儀場では親族以外の一般席は椅子だけが寂しく置いてあり本当に悲しいものでありました。私だって実のところ相続税申告の依頼を期待しての出席だったかも知れず、世の中ってほんに打算と計算だけに思え世知辛いもので厭ですね。(;;)

何が”宮本むなし“だ!

昨日今日と超寒波の到来で寒いの冷たいのなんのってこんな寒さは果たして何年振りでしょうか。今朝も朝6時過ぎに事務所に来てガスストーブを付けたらパソコンサーバーの熱で自宅より3度は高い筈なのにナント摂氏4度でした。(;;)それでも蟋蟀は行火(あんか)と掛布団のお陰で上機嫌で囀っていましたから愈々交尾期に入ったようです。この寒い時期に又500匹も生まれたらどうしよう…
今年は天気も崩れずまずまずのお正月でしたね。皆様は如何お過ごしでしたか。小生は年末調整の整理と1月10日納付源泉税の納付書作りそして11月決算で三ケ日が暮れ、外出したのは三日とも昼食を買いにコンビニやコープに行っただけでお宮参りもせず不信心の極みでありましたが、正月だけのお宮参りでは神様が泣こうと謂うもので、70歳にして急に悟った訳でもありませんが、この歳になると明日のことを思い煩う欲がなくなり、在るが儘に身を任せて朝な夕なに己が神仏に生かされていることへの感謝の念を持つことだけが肝要であろうかと殊勝にも考えるようになりました。(^^)
明日は成人の日で休日とか!ウソーと言いたくなります。本来の成人の日は15日でしたから16日を振替休日にすれば済むことなのに、出し遅れの年賀状が未だ届いていますから年賀郵便の抽選にはちょっと早すぎませんか。それにしても源泉所得税納付前のこの忙しい年初に明日が休日だなどと誰が考えたのか!同じ3連休なら正月ボケの直後より14-16日が良いのに決まっているではないか!
愈々今日から大相撲初場所の開幕です。昨秋の九州場所は地元人気力士魁皇が高齢から横綱どころか大関の地位も危ないとあって異常な不入りでしたが魁皇だけでなく日本人相撲取りの不甲斐なさが為せる所以でしょうか。本年は果たしてどうなることか、朝青龍や琴欧州をぶん投げる日本人が出るでしょうか。日本の国技である日本相撲協会の命運はその一点に懸っていると思います。
皆様は埼玉栄高校出身の沢井豪太郎を覚えていられますか?
04年年末に行われた全日本相撲選手権に於いて高校生で唯独り勝ち残り、優勝した日本通運栂井(とがのい)選手を土俵際まで追い詰めながら捨て身の小手投げに敗れ、惜しくも高校生としての優勝を逸し、史上4人目の全国で3位に入ったことは04年12月にWEBでお知らせしましたからご記憶の方も居られることでしょう。
腰を落としてさっと前に出る正攻法の本格派スピード相撲で相撲界10年に一人の逸材であると見ました。あのとき早くプロになって朝青龍をやっつけて欲しいとWEBに書きましたが、彼は昨年の初場所前に境川部屋に入門し、遂に昨年6場所中序の口三段目の優勝に続いて、九州場所で幕下全勝優勝し愈々幕下2枚目まで駆け上がって来ました。成績如何では愈々あと二場所乃至は遅くとも三場所で幕内入りできる位置であり、そうなると琴欧州の持つ入幕11場所を更新し一挙に一桁台での幕内入りとなりますから凄いですよね。(^^)
大学横綱の資格で幕下15枚目に付け出された近大の吐合選手は未だ名も聞きませんから、遂に前相撲から這い上がってきた沢井豪太郎に追い抜かれたものと思われます。
彼は大学横綱でありながら全日本では予選本戦と2度沢井豪太郎に力負けして破れていますから、タイトルだけで幕下付け出しを決める相撲協会の決まりはおかしいと思いますが、沢井選手にとってはこの1年間の下積生活で得たものは大きく、きっと夏場所までには花を咲かして呉れるものと期待しています。
そうそう外人ばかりに威張られて堪るか!沢井豪太郎頑張れ!
とは言ったものの“鳴り物入りで角界入りして横綱になった者は居ない”のジンクスがあるそうな?
新春早々東証で今度は日興シティーグループ証券の社員が自身の購入である株式の単位を間違えて2株とすべきを2000株注文する事件が起こりてんやわんやとなっています。ことの起こりは01年に日本製紙と大昭和製紙が合併してできた持株会社“日本製紙グループ本社”の株式購入に関わる事件でありましたが、あろうことか株屋の社員が上場株の取引単位を誤るなど“紺屋(こうや)の白袴”と謂われてもやむを得ぬ情けない話であり信用失墜も良いとこです。注文されたこの会社は新設会社ですから当然に5万円株であり時価が10倍程するので2000株なら10億円にもなり、みずほ証券の事件と比べて桁も金額も比較にならぬ程少ないものですが、今度は一社員の取引であり10日までにこれだけのお金の耳を揃えねばなりません。本人は50円株と信じ込んでおり、注文を端末に入力時のアラーム表示に対して不審を抱いた同証券株式売買担当者から注文した社員への株数の問い合わせ(金額まで問い合わせてなかった!)に対しても応諾しており、この2000株を注文した社員はきっと合併前の日本製紙1株50円と勘違いしていたものでしょう。本人の預金残高は140万円だったそうですから2株購入がやっとであり、一体どう収拾されるのでしょうか。
昔は5万円株などNTTかJR位しかなく、500円株だけ注意していれば良かったのですが、今や持株会社やIT関連新設法人の続出で5万円株が東証1部だけでも100以上ゴロゴロしていますし、始末の悪いことにどの新聞も単位を省略していますから、一般の方には大変見難いものでトヨタの6000円と日本製紙の5000円の単位を判別するには、日経の場合僅かに欄外に虫眼鏡でやっと見える字で100円単位表示銘柄が記されてあり、5000を50万円と読み替える仕組みですから素人さんには全く分かり難いですよね。又、毎日新聞は銘柄の頭にAと書いてあって欄外にAは売買単位1株と記載されている処から、5万円銘柄であることを推理することになって居り新聞によってまちまちです、もともと50円株を対象に枠組みされていたものを今の時代になってもサボって枠組みを変えずに昔の儘使用しているところから齎されたケアレスミスだと思います。
プロが間違う位ですから実際にはこんなことはしょっちゅう日常茶飯事に起こっていることでしょう。全て顧客が売り建てさせられて誤購入を帳消しにし、買代金の未払違約金まで取られて勘違い損の処理をさせられていても、世間には一切公表されないだけなのでしょうね。
持ち株会社になって会社名が変わっても新聞も株屋さんのモニターも表現は昔から今も会社名を漢字3行乃至4行の行数に圧縮されて居ますから、未だに昔通りの“日本紙(がみ)”(50年以上前から株屋さんは紙屋さんの省略名を場立ちが間違わぬように製紙と呼ばずに“本州紙(がみ)王子紙(がみ)などと呼ぶのが慣わしでした)では合併前と同じであり昔売買したことのある人ならうっかりしますよね。銘柄名を正しく日本製紙グループ本社とかせめて日本紙Gとでも書かれていれば何処かでチェックが掛かっていたでしょうに変わらぬ会社名であったことが不幸の始まりであり、大昭和日本とか新しい名前にしなかった日本製紙にも責任の一端があります。今度の事件は起こるべくして起こった事件であったでしょう。これの事件を契機として証券取引所の端末は売買株数入力と同時に金額が表示されるようにソフトを変更すべきであり、同時に新聞各社も50円株と5万円株の表現方法を猿にでも分かるように明瞭化するように再考されたいと願っているのは私一人ではないと思います。
正月恒例の箱根駅伝TV中継は見られましたか。女子に比べて男子は人気イマイチですがこの箱根駅伝だけは特別ですね。無印の亜細亜大学が逆転初優勝を飾り、涙の監督胴上げとなりました。馬なら万馬券になったでしょう、創部30年知名度の少ない大学ですが、他校が卑怯にも形(なり)振り構わずケニアの選手などを使って優勝を狙う中を純潔主義に徹し大和魂を籠めて得たこの駅伝の優勝効果は各メディア数段抜き掲載のプロパガンダを伴って大きく、少子化に伴う生徒確保に悩む大学にとって抜群の効果を齎しますから、知名度がグンと上がり亜細亜大学の今春入学者はきっと倍増することでしょう。(^^)日本大学までがケニア選手を起用していましたが大学の名が泣きますよ。日本国際大学などと校名変更して頂きたいですね。
優勝候補の筆頭だった東海大学は超高校級と謂われた佐久長聖の佐藤悠基が8人抜きを演じましたが他の選手達が振るわず6位と沈みました。然しこの佐藤選手21.5kmを1時間2分12秒で駆け抜けましたから、フルマラソンに換算すると1時間58分と2時間を切り、正に驚異的なスピードです。勿論フルマラソンと単純に比較はできませんが彼は未だ1年生、近い将来男子にも女子のQちゃんに負けないスターが生まれるかも知れませんね。(^^)
垂水の駅前に年末新しい食堂ができたとか愚娘からの注進があり4日の水曜日愚娘と孫達と四人お昼を食べに出掛けました。どうやら個人経営でなくさぬきうどんの幟(のぼり)がはためいた大手のチェーン店の和風ファミレスであり、熱いお茶を啜りながらメニューを眺める楽しみも奪われて、自動券売機に慌しくお金を入れて小さいメニューボタンを押す味気ないお店でありました。店の名前が何故か“宮本むなし”だったので皆でない知恵を絞って考え“さぬき”やから“さ”を抜いたんやろか、それなら“宮本むし”になるしなあ、と分からぬ儘に店員に訳を聞いたらナント!店員は言い慣れているらしく得意げにその店の社長の子供がく宮本武蔵が言えず(舌足らずか!)宮本むなしと話すところからそれが店の名前になったと宣いました。いやはやその社長の親馬鹿振りには呆れて開いた口が塞がらぬとはこのことであり、客の興を惹いてのことではあったでしょうが、冥府の宮本武蔵もさぞ虚しい思いで嘆かれたことでしょう。(;;)うどんが100円からと客寄せの目玉で他の物は決して安くない値段でしたし味もイマイチで早晩店仕舞いするのではないでしょうか。食堂は店名などより“味”で勝負せんかい!
05年フィギュアースケート世界選手権で浅田真央に敗れて銀メダリストに終わった五輪優勝候補のサーシャ・コーエン(米国)は競技人生のピークは選手によって異なるから五輪が15歳の年齢制限を設けていることに疑問を投げ掛け、『私たちは楽になったがピークの浅田選手には辛いことだ』と心情を吐露しました。真の強者の居ない大会を勝っても実感が湧かぬかの発言でしたが、言葉の陰には浅田選手欠場に対する安堵の思いが滲んでいたと感じたのは私一人だったでしょうか。口惜しいなあ!  
折角大阪市の顧問弁護士を承諾した前助役大平光代氏が予想されたことでしたがたった3日で辞退しましたね。その表向きの理由は市長に迷惑を掛けたくないからと謂うものでしたが、その実自民公明市議団から彼女の市政復帰に強い反発があったものであり、彼等には彼女が辞めるときに市長に選挙には市議達の支援だけは受けないように…と言い残して辞めて行ったことへの深い怨念がさせたものであったでしょう。究極彼女に去られたのは彼女の忠告を守らなかった市長の不徳の致す処であり自業自得でありました。(;;)

ど根性大根を見習え

明けましてお目出度う御座います。

新年よりついにブログにて更新する事に致しました。拙(つたな)いコラムでお耳(目?)汚しとなりましょうが本年も宜しくお願い致します。今朝元旦の朝は恰も今年を象徴するような薄雲で始まりましたが少しずつ晴れて参りました。本年が我々国民の切望する無事平穏な年であることを祈願したいと思いますが、愚かな政府によって打ち出された増税路線によって貧しい人達のみが虐げられることになり、我が国もこれから少しずつ貧富の差が顕著になると思われ、その点だけ諸外国並みになったことは皮肉と謂うべきでしょうか。(;;)詰まらぬ処だけ真似をするな!



昨年一年はJR西日本の脱線事故に始まりJR東日本の同様の事故で総括された年でありました。その間、良いニュースと謂えば紀宮様のご婚儀くらいのもので、数多い少女の痛ましい殺人事件など子供を持つ世の親達を震撼させる事件ばかりであり、中でも"恥の文化だ!"と諸国から嗤われた耐震強度不足のマンションやホテルの続出には同じ日本人として金儲けにはそこまでせねばならぬかと憤りを抑えることができません。金儲けはある意味で駆け引きですから得をする代わりに損をすることもありますが、これはあくまでプロ同士のことであり、プロがアマを騙すことは断じて赦すことができるものではありません。東京都稲城市にあるグランドステージ稲城にて数千万円のローンを組んで朝な夕な富士山を眺め至福の生活を送られていた人達には悪夢の11月17日であり、役所が無情にも元旦を以って使用禁止命令を出したため、泣く泣く(泣くに泣けぬ!)ローン返済を抱えた儘、今の半分の面積しかない賃貸マンションに年の瀬本年2度目の引越しとなり、稲城市からはうちには責任がないから建替費用の負担はしないと引導を渡された多くの住民は"この世には神も仏も居ないのか!"と嘆いて居られます。

"早く強震が来て壊れたら耐震偽装が暴露せぬ"と宣(のたまわ)ったヒューザーの小嶋社長や鉄筋量を減らして偽装構造指南をした総研内河健所長などは大地震の到来を心待ちする悪魔のような奴等であり鬼畜にも等しく、神を恐れぬ人の倫(みち)に悖(もと)る行為は厳しく罰せられねばなりませんが、建築基準法違反罰金50万円では、裁判官はマンション住民が怖くて夜道を歩けぬこととなるでしょう。

昨年歳末にヒューザーの小嶋社長が検事総長宛"イーホームズは悪い奴やから早く捕まえてくれ"と上申書を提出したそうですからこの社長錯乱したのではないでしょうか。上申書に書くとしたら"総研の内河所長は悪い奴やから…"ではなかったでしょうか。イーホームズは検査が杜撰で出鱈目であり書類にめくら判を押しただけであり、積極的な犯意は認められませんから、自らの罪を何処かへ転嫁しようとする小嶋社長の形(なり)振り構わぬ卑劣な行為には憤りを禁じ得ません。こいつら神をも恐れぬ連中を懲役にするにも国費が勿体ないからアフガンへ連れて行って地雷探しでもさせろ!



昨年末のコラムで我々庶民が年に1%10年間で147兆円も銀行に誤魔化されているのは金融庁が企んだことで金融機関の護送船団方式だと書きましたよね。どうしてそこまで金融庁が銀行に肩入れするのか不思議に思っていましたが、年末にある経済評論家のオピニオンを読んでその中より国と銀行の悪巧みに気付きました。

現在我が国が700兆円もの長期債務を抱えていることは誰もが知るところですが、若し銀行が預金利息を1%値上げすると、銀行は国の長期債務の金利を1%上げないと逆鞘になり損をすることになり、必然的に銀行は国に毎年7兆円上乗せした利息の支払いを請求することになりますよね、それが厭で銀行の利上げを求めないことが分かったのでした。

つまり我々国民の1400兆円の預貯金が無利子同然なのは、国と金融機関が一つ穴の狢(むじな)の共犯者であり、我々が受け取るべき1%の利息は、何のことはない銀行が7兆円、国が7兆円我々国民から搾取していたのでした。(;;)

おまけに国の思惑には利率を上げると勤勉な日本人は貯蓄に精を出して消費が落ち込むだろうから、消費税の税収など国の経済効果に影響が及ぶことにまで配慮したものでありましょう。実(げ)に恐ろしき陰謀でありますが、能天気な国民には誰一人として気付く者が居ないとはいと悲しく情けないことですね。



"世に盗人(ぬすびと)のたねは尽きまじ"とは石川五右衛門の辞世の句だったでしょうか。総研の内河所長とはワルの中身が違いますが、大阪市の老舗の染色業者飯田繊工も内河所長顔負けのワルであり7年間に水道代を8億円も誤魔化していたことが暮れの26日に発覚しました。

使用した水の1/3だけ正規の計量メーターを通し2/3の水はメーターを迂回する下水管を設置してのものでしたから狡猾ですよね。これだけ誤魔化しても分割納付でことが済むそうですから世の中どこか狂っています。江戸時代は10両盗んで首が飛びましたが、平成の世は "誠に申し訳ない当局の指摘を真摯に受け止め指導の下に分納していきたい"( 飯田繊工の談話)で済むそうですから呆れてものが言えません。

謂ってみればこの事件は公金拐帯同然であり、過剰人員やヤミ年金支給などによる赤字で2兆7千億円も借金を抱える瀕死の大阪市は断固このワルを刑事告発して社長や現場担当者を塀の向こう側へ送り、片や民事では社長個人財産まで差し押さえてキセル乗車並みに3倍まで徴収できないものでしょうか。

然しよく考えてみればこの事件には共犯者が居た筈であり、それは迂回する下水管を設置した水道業者です。今となっては刑事告発は時効でしょうが、民事なら間に合いそうですからこの業者からも応分の罰金を負担させるべきです。何故ならこの業者もプロなら自分の行った行為の善悪は充分に承知しているでしょうし、受け取った工事代金も口止め料を入れてまず通常の5倍は堅かったでしょう。それではワルは飯田繊工と水道業者だけでしょうか?もう一人間抜けが居たことがこんなに大きな事件にしてしまったのですが、それは大阪市の水道局の主計だったのです。水の使用量は単位が大きすぎて不正を見つけることは無理でしょうが、毎月1000万円以上も水道料を払っていた会社があるときから休業もしないのに突然300万円に減少したことに役人が疑問を抱かなかったことでした。

市の吏員の仕事は半分遊びであって心が籠らず、考えていることは休日の過ごし方と自らの退職金とヤミ年金のことばかりでは真剣な仕事が勤まる訳がありません。その辺を飯田繊工や水道工事業者に先読みされての詐欺事件だったと思いました。

何所か箍(たが)が外れたような事件で血税を毟り取られた大阪市の市民はさぞ悔しいでしょうね。



誤魔化しとか共犯者とかお正月早々厭な話ばかりになりましたが、最後に明るいニュースをお届けしましょう。大根と謂う野菜はその色白の姿とは裏腹に巷では"大根足"とか"大根役者"と謂われイマイチ善玉になれませんが、昨年8月にアスファルトの歩道を突き破って出てきた相生市の"ど根性大根"がメディアに紹介され知名度は忽ちにして全国区となり大根のイメージを変えるまでになりましたが、この大根はその後心無い人に折られてしまい、相生市では折られた上部の数センチ部分を皿に載せて水耕栽培に努め養生したところ無事生き返り今では新しい葉が6cmにも成長してきたそうです。

ど根性大根観察記録「大ちゃんのここだけのはなし」

お正月にはこの大根の晴れ姿が元日と二日午前11時から午後2時まで市役所の玄関ロビーに飾られ先着200名にど根性大根をデザインしたお煎餅が贈られるそうですよ。同じ披露するなら朝から晩まで見せればよいものを昼間の3時間だけとは如何にもお役所らしいですね。(^^)

歩道のアスファルトの厚みが幾らか薄かったのでしょうが、それにしても竹の子顔負けのもの凄い力ですね。写真では一人前の大根の太さでしたから結局蟻の一穴から10センチにもアスファルトを押し広げたことになります。恐らく念願の地上に葉っぱを覗かせるまで畑の大根の10倍以上の月日とエネルギーを費やしたものでしょうが、葉っぱを覗かせてからのアスファルトを押し広げることも並大抵ではなかったと思います。是非とも何事にも飽きっぽくてチャレンジしてもすぐに挫折してしまう現代の若者達に爪の垢ならぬ大根の鬚(ひげ)を煎じて呑ませてやりたいですね。(^^)

相生市の谷口市長はこの"ど根性大根"を町の財源として利用すべく思案中であり、この大根の経済効果を3億5千万円と踏んでいますが果たして思い通り行くことでしょうか。とらぬ狸の皮算用にならぬよう祈って居ります。

この大根もやがて春には花が咲き種を付けることになると思いますが、市長さんは受験祈願の煎餅を売るだけでなく、そのど根性大根の種をオークションで販売するつもりではないでしょうか。きっと沢山買い手が現れると思いますよ。

上手く行けば日本国中あちこちで歩道にちっちゃい穴を開けて大根の種を蒔く市町村が出てきたりして…(^^)

『大根の 白さ目に染む 寒さかな』 年頭にあたっての愚作でした。



山形県の羽越本線特急脱線転覆事故で行方が分からないとされた母子が29日秋田の交番に名乗りを上げ目撃者の証言と合致したため、捜索関係者もほっとして急遽車両切断作業が始まることとなりました。この母子は羽後本荘駅で下車して居ましたが、乗車中女の子が歌を歌っているのを大勢が聞いて記憶しており、事故後もその印象が乗客の脳裏を離れなかったものと思われます。このお母さんは若し自分達でなかったら…と名乗りを上げるのに勇気が要ったと思いますが、決め手は乗客の証言が"30歳くらいの女性と女児を見た"と云う言葉であったでしょう。このお母さん実は41歳だったそうですから気を良くしての名乗りであり、若しお母さんの年齢が30歳で乗客の証言が"40歳くらいのお母さん"であったなら先ず名乗りは上げられず、1両目の車両の除去には尚数日を要したのではないでしょうか。女性と年齢の関係は複雑ですね、がさつな私のような無神経な者には凡そ理解できないことでありましたが、ひょっとして目撃者はその辺の事情を充分に配慮して10歳ほど逆サバを読んだものでしょうか。(^^)

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目出度くお正月を迎えた三角バッタをご覧ください。沢山生まれ過ぎて秋に庭に放した蟋蟀に毎朝レタスを与えていましたが、何故か何処かから三角バッタが現れて何時もお相伴していました。蟋蟀が死に絶えてもバッタだけ毎朝来ているので可哀相に思い、家に入れてアクリル水槽の蟋蟀の仲間入りをさせたら元気に生きています。まだ食欲旺盛ですから後一月位は元気な姿が見られるかも知れませんね。(^^)