投稿者「tigerace」のアーカイブ

tigerace について

税理士

♪はいそれまでヨ♪


木蓮が終わったと思ったら、長く花を誇っていた雪柳も青葉が目立つようになり、あちこちの土手で花ニラが白花や薄紫の花を付け始めました。蔓桔梗も顔を覗かせ鳴子百合まで咲き初めましたから愈々神戸にも春がやって参りました。無責任な小泉内閣による増税路線の影響か神戸の景気が回復しないのがイマイチ気掛かりですが…(;;)
うちのからまつ草の生育は相変わらずはかばかしくなく、今週も無念にもお得意先のからまつ草が主役を務めることになりました。緑花なんて珍しいですね。(^^)

画像

先週の宿題となっていた『白黒つけます!』は “現代の若者が恋をしなくなったのは男のせい?女のせい?”でありましたね。大変重い問題でありましたが、M新聞のこの問いに対する各地からの回答は10代から70代まで2500名近くの男女から寄せられたそうですがその結果は圧倒的に“男のせいだ!”というものであり、男の頼りなさを露(あら)わにしたものでありました。その中では”真剣に恋をするに値する男が減った“とか”女は進歩しているが男は進歩していない“と辛辣極まりない酷いものまであり、私自身男の一人として、女一人では子も生めない癖して女にそこまで言われるか!と憤りを覚える反面、”自分は彼女が居ない歴27年なので多分男のせいです“など不甲斐ない男性の回答には正直がっくり致しました。
昔から男はアクティブ女はパッシブと決められていた不文律が明らかに逆転したようであり、男の言葉を待っていたら何時になるやら分からず身体だけ迫られたり、仕方なく女の方から求婚を迫ったら携帯の番号を変えて逃げられたりと、確かに男らしくない卑怯で優柔不断どうにも大和男児と言えない奴等が増えたのは事実でしょう。
然しおかしいですね、何時の間にそんな風に世の中変わったのでしょうか。昔から恋は盲目と言って、男女共に好きになったら命懸け、痘痕(あばた)も靨(えくぼ)であり、相手の家族や収入などまるで念頭になくこの世で夫婦(めおと)になれないならせめてあの世で…と山本周五郎の “松風の門”ではありませんが“夫婦(めおと)は二世と謂う、来世は夫婦(めおと)で仕合わせになろうぞ” 池藤八郎兵衛の言葉が聞こえてきそうではありませんか。一昨年10月のWEBにてご紹介させて頂きましたからご記憶の方もあろうかと思いますが、昔の男女は私も含めて誰もこんな風だったのです。
“来世は夫婦(めおと)で仕合わせになろうぞ”とても素晴らしい言葉ですね。私も一生に一度は言ってみたいセリフでありましたが、昔から恋にもメチャ不器用な男であり好きな女(ひと)には振られてばかりであり不幸にして今日までその機会に恵まれませんでした、然し未だ決して諦めた訳ではありません(笑うな!)
含蓄あるこの言葉は四国宇和島藩伊達宗利の家臣である池藤八郎兵衛が領内で勃発した百姓一揆を煽動する首謀の浪人達を討ち取り、農民達の怨嗟の眼を主君に向けさせないために自らは切腹する覚悟で出陣前に許婚(いいなずけ)“うめ”を招いて彼女の手を取り、理由(わけ)を説いて聞かせハラリと流した涙とともに洩らした一言(ひとこと)です。“初めて触れる我が未来の良人の手に“うめ”はこの瞬間を少しでも延ばすことが可能なら自分の七生を賭しても悔いはない、心の中でそう絶叫しながら突き上げてくる嗚咽を懸命に抑え続けていた…。周五郎の憎らしい程上手い筆遣いですが果たして今の若者に理解できるでしょうか。
こんな風にも大きな男女の格差を堅く信じきって生きてきた私でしたが、それらが私の儚く淡い感傷に過ぎず、戦後の男女同権とかで三食昼寝付き徐々に体力を付けてきた女性が男に追い付き遂に男が追い抜かれたことを知ったのは忘れもせぬ今から43年前、紆余曲折の末丁度妻と結婚した年のことであったのです(遅かったか!)(;;)
話は大昔に暗転します、多く鬼籍に入られましたがハナ肇とクレージーキャッツと謂えば覚えていられる方もおありでしょう。その一員トロンボーンの谷啓などは釣りバカ日誌などで今も活躍中ですが、そのクレージーキャッツの一人植木等の“スーダラ節”などが一世を風靡しましたよね。衝撃的だったのは何と言っても1962年に発売された“はいそれまでヨ”であり“無責任一代男”のB面スタートながら瞬く間に日本中を席捲しそれまでの男尊女卑の世界を180度引っ繰り返してくれました。
♪貴方だけが生き甲斐なのよ♪と男を持ち上げてその気にさせて、一緒になったら♪炊事洗濯まるで駄目、食べることだけ三人前、♪一言文句を言ったなら、プイと出たきりはいそれまでヨ♪巫山戯(ふざけ)やがって、巫山戯やがって、此(こん)畜生!♪無責任男が実は数段も無責任な女にしてやられるホンにふざけた歌でありましたが、可弱き筈である女性の本性をいみじくも暴き、世の強そうで実は可弱き男の子(おのこ)共の共感を呼び大ヒットに繋がりましたが、オペラ歌手の平山美智子から本格的なクラシックの発声レッスンを受けていた植木等の歌唱力はギタリストであり乍ら流石に抜群でしたね。無責任男から無責任呼ばわりされるのですから、それまで猫を被っていた世の女性にとっても仮面を剥ぎ取る絶好のチャンスであり堪(こた)えられない“はいそれまでヨ”でありました。(^^)
その後世の男の子(おのこ)共も漸くことの事態の深刻さに気付き、何時とはなく打算が感情に優先するようになって女だけでなく男までも我々昔人間の純情可憐さを忘れ去り、恥ずかしげもなく食い逃げや乗り逃げなどが当たり前の時代となりましたから世も末であり情けない限りです。然し全ての原因は女性に帰するものであり男より女の罪が大きいのです。周到にも女性は恋をするにも調査期間を置いて身上調査などを充分にした上で男の収入の多寡から、年寄りとの同居はお断りなどを満たすことを条件として、恋をすべきかの選択決断を実行する時代となりましたから世の中随分変わりましたね。
然しよくよく考えてみると実は今の男女が恋をしなくなったのは男の進歩が止まった訳でも女が進化した訳でもなく団塊の世代以降誤った戦後教育により男女の本分を忘れた父母の日頃の生活を子供達が横目で見て、女の恐ろしさと男の愚かさを知ってしまったことが真の原因ではなかろうかと考えました。親の背を見て子は育つと世に謂いますが正にその通りであり、両親(ふたおや)の日常の言動が自分達の将来像への絶望を育(はぐく)んだ結果、人間の本能である恋への熱情を冷ませていったものに違いありません。
然し打算から腰が引けて恋ができない男女なんてとても悲しいことですよね。その上昨今の世の中男なのか女なのか、外見ばかりか中身も分からない連中が多くなりました。全ては女は男に遵い、男は命を懸けて妻子を護ると謂うお互いが思い遣り労(いたわ)り合う男女の本分である儒教の教えを忘れた戦後の誤った教育が齊らしたものであったでしょう。
“来世も夫婦(めおと)で仕合わせになろうぞ”
どんな不遇な環境になろうとも夢を抱いた男女がこの言葉を幾歳になっても生涯忘れないことが大切であり、そのためには人生には打算や計算を超えた、愛の…恋の…と謂う節目の苦しい道程が不可欠であることを肝に銘ずるべきではないかと考えました。
恋をしなくなったのは男のせい?女のせい?重い質問ではありましたが皆様はどう思われましたか?
今日の夕刻時ピンポンに出てみたら若いカップルが天理教会の紹介に来られました。私は特定の宗教を信じている訳ではありませんが、どの宗教でも馬鹿にせず良いところを採って自分の肥やしにしています。今日は久し振りに“お筆先”の中山みき親神様のお話などが聞けて楽しい一刻(ひととき)が過ごせました。物やお金が全ての今の世であり乍ら、若い人達の中にもこんなに純粋に一つの教えに縋って生きて居られる方々の存在を知ってとても嬉しく思い、日本の未来に払暁が到来したことを予感しました。(^0^)/
横田めぐみさんの夫が韓国人だったとか、現在軟禁中とか拉致事件に関わらぬよう背を向けていた韓国も日本と北の中挾みでの他人事ではなくなり来週には横田さんご夫妻が韓国を訪問されめぐみさんの夫の母親達と逢われることになったとか、事態が新たな局面を迎えようとしています。メディアは改めてめぐみさんのお嬢さんとされるキム.ヘギョンさんの嘗ての会見シーンなどを放映していますが、このお嬢さん誰かにそっくりだなあと考えてみると、話し方表情や笑い方などお祖母さんの佐紀江さんとそっくりではありませんか、傍で暮らしていて似てきた訳でもありませんからめぐみさんの子供であることがはっきりと分かります。横田めぐみさんは写真しか見ていませんから動作は知りませんが、世に隔世遺伝と謂いますから本当だったですね。一日も早く佐紀江さんとお孫さんが逢える日が近いことを祈りたいと思います。韓国政府もオタオタしないで拉致問題に対決せよ!
熊本県で行われたライフカードレディースは昨年さくら選手が初優勝した験(げん)の良いツアーでありましたが、地元不動選手が完勝して40勝目を勝ち取り、我等がさくらちゃんは4位まで追い上げ優勝を来週のサンケイレディースにと期待を繋げました。(^^)

遺憾と言ってはイカン!


今日は先週登載を予定していながら、うちのブログの不手際から“さくらちゃん”に先鞭を越され1週遅れとなりましたが、何時ものお得意先のNさんから3月27日に送られてきた“八重咲き梅花からまつ草”をお届けしましょう。実はこの花は私の大好きな花の一つであり、7年前のHPでご紹介したことを記憶力の良い方なら覚えていられるでしょうね。あれは確か7月でしたからこの花の命の長いことには驚かされますよね。この花は埼玉県の園芸屋さんへ昨秋注文し両家へ同時に送って頂いて育てていましたが、うちのは花どころか葉っぱも出てこない有様でこの写真を見てショックを受けています。(;;)

画像

からまつ草は嘗て戦前の日本女性の鑑(かがみ)とされた恰も山本周五郎“日本婦道記”の主人公を思わせる気品ある花であり、その細い茎は手弱女(たおやめ)と見えて実は毅然とした烈女の雰囲気を醸し出しております。
烈女と謂えば、日頃は奥に居て主人を立てて表面に出ることはありませんが、夫に万一のことが起こらば幼い子達を助けて孟母となる凜としたこの花のような女性も最近は少なくなりました。悲しいことですが内助の功という素晴らしい言葉は最早死語となったのでしょうか。男女と謂う位ですから神代の昔から男と女の序列は明確にされていましたが戦後は靴下と何とかは…とか謂われて女性が急速に鎌首を擡(もた)げ男の影が薄くなりました。女性も何も好き好んで男女間の主導権を取っている訳ではないでしょうが、或いは立てるべき男が居なくなったのか、女一人御(ぎょ)せない不甲斐ない世の男共の氾濫が現世の不幸を増幅させたものでしょう。(;;)
然し男女には父性、母性と自ずから予めその役割が定められていますから、男が不甲斐ないからと女が男の主導権を奪えばよいと謂うものではなく、マッチョな男が居なくなった結果、父性を失いつつある男達を見て、女達には女性に課せられた“子供を産んで育てる”と謂う母性本能が忘れられつつあるのではないでしょうか。少子化問題一つをとっても女だけが出産で痛い思いをするのは不公平だとか、折角の会社での昇進のチャンスを出産でフイにしたくないとか、更には男の従属物になりたくないなどと宣って家庭生活を家族のものではなく自分自身のものと考える単細胞な女性が増加してしたことです。これでは内助の功どころではありませんよね。そのとばっちりは当然に男性に及んでおり、結婚したくても相手が見つけられない男が若者から中年までゴマンと出て参りました。一つには世の中が結構すぎて女性が結婚しなくても食うに事欠かぬ世の中となり、30歳になって家にいても世間から後ろ指を指されることもなくなりましたから今後益々このような傾向は顕在化することでしょう。
家を護ると謂うことは頭で考えてできるものではなく男に与えられた本能ですから女性には逆立ちしても出来ることではありません。女は男に遵うことでその本分が尽くされることは、農家の庭先で餌を啄(ついば)んでいる鶏の親子を一度ご覧になれば皆様もきっと納得されることと思います。彼等は何の教育も施されていませんが、雌鳥やヒヨコたちが餌を食べている間雄鳥は、餌を食べないで猫など周囲から襲う外敵を警戒し、少しでも怪しい気配がすると鳴き声を発して雌鳥たちの注意を喚起します。するとヒヨコ達はすぐさま親鳥の羽の中に隠れますから一羽の鶏から8本や10本の足が出ているのは見ていて微笑ましいものですよ。(^^)それだけではなく雄鳥は土を掻いて餌を見つけると自分で食べることなく雌鳥やヒヨコを呼んで食べさせて、自分は家族の食事の後残り物を啄んでいます。此れが家族の長(おさ)たる者の当然為すべきことなのですが人間社会では本能だけで生きている鶏にも劣る男が多くなりましたから情けないですよね。
話は余談になりましたが、世の中男らしい男が居なくなった結果、当然に男の従属物たる女らしい女も居なくなったことで、先日M新聞に連載されることになった『白黒つけます!』第一回である今回の題名は“恋をしなくなったのは男のせいか?女のせいか?”でありましたが、どのようなアンケート結果が出たのか又その原因は何処にあるのか、風邪を癒してボケッとした頭を入れ替え次週までにじっくりと検証してみたいと思っております。
話はころころと変わりますが近年世の中を重宝な言葉が罷り通るようになりました。悪いことをした経営者や、お役人がメディアの前で頭を下げるとき、決まって“遺憾”と謂う言葉を使うようになりましたね。
つい先日3日の衆議院行政改革特別委員会で三井住友銀行が融資先へ金融派生商品の購入を強制し公正取引委員会から排除勧告を受けた事件に関し、新聞では『日本郵政の西川善文社長(前三住頭取)が質問した民社党の近藤洋介議員に対し“私の在任中に起きたことで、深刻に受け止めている。誠に遺憾に存じている”と陳謝した。』と書かれてありましたからメディアは“遺憾”を“陳謝”と同意義に捉えているのでしょう。然し“遺憾”のこの言葉の何処が陳謝しているのでしょうか。 “遺憾に存ずる”とは広辞苑最新第五版によれば“思い通り行かず心残りなこと。残念。気の毒。”と解釈が載せられていますが“申し訳ない”とか“済まなかった”とは何処にも書いてありませんよね。
“陳謝する”とはこれまた広辞苑に寄れば“訳を述べて謝ること”とされていますから、ホンにおかしいですよね。盗人にも3分の理と謂いますから彼等が己が罪を認めたくないのはよく分かりますが一見謝った如くに見せ掛けて実はちっとも謝っていないのは彼等の本音なのでしょう。誰か一人でも “遺憾”の意味を説明して“社長貴方それで謝ったつもりですか?議員達を馬鹿にしているのですか?”とでも言ってやったらどうですか(^^)民主党のアホな連中では到底無理な相談でしょうが、海千山千の西川社長もそれを聞いたらきっと慌てて広辞苑を紐解き冷汗三斗の思いをしたと思いますよ、八つ当たりは三井住友から岩波書店への融資打ち切りを通告させたりして…(;;)
お詫びと謂えば最近では民社の永田議員や前原前代表が浮かびますが、彼等二人に限らず談合事件などで摘発された会社の社長やお役人方のお詫びの際の手の位置が全ておかしいですね。彼等は学生の頃校庭で体操の時間や朝礼で基本的な姿勢について習った筈ですが、つい高い所に立ったので心が驕りそれを忘れてしまったのでしょう。テーブルから立ち上がって左右の人とのタイミングを計って45度頭を下げる際に一度“気を付け”の姿勢を取ることを忘れて頭を下げるためにテーブルの上にあった両手を足に付けずに只だらんと下げているだけのポーズになっています。これではまるで猿です。こんな敬礼の仕方は明らかに相手への礼儀を失したものであり、幾度もしていると報いを受けて腰椎への負担が重くその内間違いなく腰痛となることでしょう。(^^)そうです。人間は前傾姿勢になるときに腰椎に掛かる700kg(700gではありませんよ!)の負荷を両手を両足に密着させることで大部分逃がしているのです。
花屋敷吉川で行われたスタジオアリスレディースで期待された横峯さくら選手は強風と黄砂にスコアを乱され14位タイと無念にも“さくら散る”に終わりました。(;;)今回はお姉さんの横峯留衣プロがキャディーで初登場しましたがお姉さんも中々の美形であり、成績さえ良ければスポンサーの付くルックスと見ました。お姉さんにも是非頑張ってシード選手になって頂きたいですね。
このツアーのスポンサーはスタジオアリスと謂うキッズ向けの写真屋さんですが、モデルの女の子(幼稚園児か?)がめちゃブスなので幾らでも可愛い子が居るのにと何時も驚いています。然しつらつら考えてみるにブスの子でも背景のせいで仕上り写真がそこそこ見られるのでブスの子がモデルであの写真ならうちの子は…と世のバカ親共が殺到することを計算してのモデル起用と見ました。写真を眺めるお母さん役の一言“笑顔がお父さんにそっくりねえ”には笑ってしまいました。お父さん役は仕方なく後ろ姿しか写りませんでしたものね(^^)

スカイマーク球場は真冬だった!


4月と聞けば入学式と“さくら”の開花ですよね、今日はその両方二つについて話して見たいと思います。
入学式と謂えば先週のサンデー毎日で東京大学など有名国立大学の高校別合格者の発表がありました。有名大学入学者の発表は数十年も前からサンデー毎日の専売特許でありましたが個人情報非公開となり個人名までは昔のように出なくなりましたが、この時期唯一同誌の売れ筋記事を止める訳には行かなかったようであり、さすれば各受験校に個別に問い合わせての合格人員の集計となりましょうから非協力的な高校もあることだし、コツコツと手探り同然のその努力には只々頭が下がります。
同誌を読んだのは本当に久し振りでした。孫が来年中学受験となると志望校を選ばねばならず愚娘の参考にでもと思い購入したものですが、読んでいて時代の推移とともに東大合格者数で高校の優劣を競う時代が少し宛去りつつあることを察しました。嘗て30年前は教育大駒場を押さえて東大入学数三桁でトップを誇った灘高校も最近は全国的な下剋上のムードに押されて表面的には凋落の一歩を辿り、今年は全国3位とは言え昨年の101名に対し79名と減少しています。4半世紀トップの座を譲ることのない開成高校ですら昨年は170名でしたから今年の140名は灘より減少人員は増加しております。
然し、どうやらその原因は地方勢の躍進もさることながら、灘や開成など有名進学校の受験生が量より質に転向し、東大、京大だけでなく全般的に国立大学の医学部志向が強くなって、東大、京大の合格者の数に影響が出てきているようです。灘校は東大、京大ともに医学部はトップであり東大では開成を一人抜いて13名が合格(合格総人員90名)し、京大では2位の東大寺の10名に対し25名合格(合格総人員105名)とダントツですから、質的には灘の学力が開成に決して劣っているものでないことが充分に窺えます。
然らば他の兵庫県勢の東大合格者はどうなのかと見てみると、相変わらず白陵、甲陽が23名22名と拮抗し、六甲の8名も健闘しておりますが、淳心の3名は大きく順位を下げ往年の勢いを失っています。公立では姫路西が11名小野が6名と踏ん張っているのに対し長田3名加古川東1名と同じ兵庫方式でありながら明暗を分かっています。人間は環境に流されやすい生き物ですからたった1名でも親和女子や甲南からの合格者は偉いなあと思ったりし乍ら、ふと20数年前愚息や愚娘の大学受験に一喜一憂した頃を思い出しほろ苦い感傷に浸された一刻(とき)でありました。
つい先日変わった記事に出会いました。お店からケーキなどを盗んだ罪で起訴された白髪交じりの男性が、過去3回も窃盗罪で実刑判決を受けており、裁判官の人定尋問にも住所氏名を決して明かすことなく、やむなく姓名の代わりに上野警察署留置番号第7号で通っており“釈放されたら直ぐに万引きをするに違いありません”と答えて裁判官や検察官を困らせて居るそうです。“社会に出ると生活のために食料品を万引きして暮らすしかない、社会に戻ると被害が増えるのでできるだけ長く刑務所に入れた方が良い”などと検察官が言いそうなことを自分が調書に供述していたそうですから、検察官も仕事の遣り甲斐がなく困ったでしょうね。衣食住の約束された刑務所暮らしを希望する怠惰な人間は世の中にはわんさと居ますから不思議でも何でもありませんが、この男の変わっている処は、判事の被告人尋問に対し”働く気持ちは持っているが、そう言ってしまうと社会のせいだとなってしまうから言いたくない“などと我が国の雇用対策に対する根本的な批判とも受け取れる発言をしている処です。
仕事をすることが自らの生き方と乖離でも覚えるのか何だかユニークで変わった囚人ですね。私が考えるにこの人はきっと東大か何処か有名校出身のエリートであり勤務先は一流企業か或いは上級官庁ではなかったでしょうか。何かの拍子にこの世が金と出世のためには何でも来いの汚い生地獄であることを垣間見て、人生に絶望し周囲からは羨望の自分の家庭生活をも見切りをつけ世捨て人になったのではないかと想像しました。
今月末には懲役3年が言い渡されるそうですが、裁判所も検察庁も困ってばかり居ないで顔写真を公開すれば全てが解決するのではありませんか(^^)
ひょっとして地裁から見れば雲の上の最高裁の上司だった方であることが発覚したりして…(;;)
31日の金曜日は楽しみにしていたスカイマークスタジアムでのさくらちゃんの始球式に勇んで行って参りました。すっかり桜も咲いて次の日は4月だと謂うのに、この日に限って寒いの寒くないのって本冬?一番の冷え込みではなかったでしょうか。待ち時間をひたすら冷たい手足をさすり乍ら我慢をし、さくらちゃん登場にシャッターを押し続け始球式の終了と同時に止まらない震えと共に帰宅しました。この間僅か1分と少でしたが待っている間のあまりの寒さが祟ったらしく夜になって高熱を出して寝込んでしまい翌日I先生に診察を受けましたが、これから熱が上がりますよと脅かされて家で横になっていましたが、今日日曜日はそうも行かずこのブログも8度5分の熱を押しての必死の作業ですがどうやら明日からの仕事は無理みたいです。処方して頂いた解熱剤を飲めば少しは楽になるでしょうが、折角私の体力が渾身の力を込めて熱を出し、風邪の菌をやっつけようとしている処へ解熱剤では身体は熱の出し損であり、風邪の菌は何処かへ隠れてしまい直ぐに悪さをしに出てくるに違いありませんから治らぬ風邪を引きずることに成り兼ねず、飲まずに熱でやっつけようと思います。先生の真意は高熱から肺炎にでも…との危惧であったと思いますが、そんなに柔い身体ではなく万一なればなったでそれが我が運命(さだめ)と思うことにしましょうか。それにしても気持ちだけ若くても歳には勝てませんね。(;;)
渋滞に捉まって始球式に間に合わなくては何もならぬからと…と愚娘の老婆心?が徒(あだ)となり4時半に事務所を出て球場とは反対の学園都市まで愚娘に送ってもらい、総合運動公園までは地下鉄で移動と謂う安全コースを選んだ結果、球場到着が早すぎて5時15分でしたが、もうオリックスの選手が練習を開始していました。
流石に清原の人気は凄くあちこちから“清原お帰り!”の声が飛び交いましたが、“ノリお帰り!”とは誰も言いませんでしたからファンは何でもよく知っていますね。(^^)
5時半夕日が西の空に沈むと急速に寒く差が増してきて50年前よく歌っていた♪“I hate see the evening sun go down”♪とセントルイスブルースを思い出す気分であり、滝川高校の吹奏楽や松蔭高校のチアガールなども早く終わることを願って只懸命に手足をさすり寒さと戦って居りました。待望のさくらちゃんがグラウンドに姿を現したのは試合開始直前の6時3分、39番のユニフォーム姿はとても可愛かったですよ。(^^)
大きな野球選手に囲まれては彼女もまるで子供のようであり、いつもの恥ずかしげな仕草は彼女の魅力を掻き立てるものでありました。背番号が39番なのは何故?と思いましたが、ゼッケンが39でありましたからさくら39(咲く)を掛けてのものだったようです。(^^)
今年も早く桜の散らないうちに1勝して欲しいですね。
愚娘から借りたキャノンの望遠を押し続けて僅か1分と少しで彼女の姿はグラウンドから消え去りましたが、彼女の投球がキャッチャーズミットにストライク(ワンバウンドだったけど)が入ったので観客から大拍手でしたよ。イナバウアーの荒川選手も日本ハム戦で始球式を務めましたがボールはバッターの遙か後方へ逸れましたから始球式はさくらちゃんの完勝でした。
カメラは望遠と謂ってもプロのとは違いますから、ピッチャーズマウンドでのさくらちゃんの顔写真は芥子粒のようにしか写らず、敢えてゼッケンのよく見える後ろ姿を採用しました。
沢山写真を載せたいのですがうちのブログは一日に1枚しか写真が載せられないのです、何方もご免なさい。(;;)特に今週お約束していたのに早春の梅花からまつ草を送って頂いた芦屋のNさんご免なさい。

画像

女は強(したた)か!

やっと春が訪れましたね。と謂っても麗らかな小春日和とは程遠く、小雨混じりにほんに寒い先週でした。
仕事に少しの余裕ができました。気に掛かっていた6月の漢字検定もあと三月足らずとなったので2級合格を目指し、そろそろ書取りなどの勉強に取り掛からねばなりませんが、今回は上の孫が中学への受験勉強でパスするため競う相手がなく独学での挑戦となります。
問題集を紐解いて驚いたことには昨年秋の検定試験の解答すら忘却の彼方へ消え去り2級問題集の半分も出来ぬ有様には只呆れるばかりであり昨日など“鋭気を養う”の“気”を“氣”と書いてしまい、出題者の意図は“鋭”であったのでしょうが、気の字が旧字体になるなんて本当に情けなく、“気”は1年生10級の配当漢字80字の一つでありますから孫の若葉に見られていたら嗤われている処でした。(;;)歳は取れば取る程古(いにしえ)の記憶が甦って強くなり、その分新しい記憶の部屋が狭くなって行くのでしょうね。その内なくなってしまうのでは?と怯えております。(;;)
先日日経の片隅に“75歳の女性が関西大学で博士号”と小さい記事が載っていました。何でも毎週2回東京から通って本来は3年掛かる博士課程を成績優秀のため2年で履修を終えたそうです。博士論文など我々には想像もつかぬことでありますが論文の内容は英単語の意味を中国語で解説した英華辞典の分析であり、19世紀に欧米人が作ったものについて系譜を明らかにしたものだそうです。東京から通って学位を得た熱意には頭が下がると担当教授は洩らしたそうですが、彼より彼女の知識の方があらゆる面で上だったので教授が恐れをなした?のかも知れませんね。
英語と中国語にそこまで堪能ならば恐らく外国暮らしか何か相当な学歴教養の持ち主であったに相違ありませんが何と言っても75歳には頭が下がります。それにしても70歳にして日本語すら儘ならぬ私など汗顔の極みですが、考えてみると75歳まであと5年もありますし、税理士会連合会から高齢者は75歳とお墨付きも頂戴(;;)したことだし、私も一念発起して何かにチャレンジしてみようと思いますが、取り敢えず仕事が最優先しますので、まずは漢字検定2級だけはクリアした上で考えてみたいと思っています。
2級も駄目だったりして…(;;)
先週アメリカの悪口を言ったのを聞かれた訳でもないでしょうが、米国防総省は在日米軍基地再編に伴い沖縄からグアムへ海兵隊を移転するについて75万ドルじゃなかった75億ドル払えと日本政府に言ってきました。嘘か真か総額で100億ドル掛かるから75%を負担せよと謂うメチャ虫の良い話です。彼等には自分達が日本を北からの脅威に対して護ってやっているとの驕りから出た言葉でありましょうが、我が国には立派な自衛隊があり北の攻撃には十分に受けて立つ覚悟がありますが、自分達こそこそ北が怖いから日本に基地を置き自国に被害が及ばない策を採って居るではありませんか。我が国に巨額な負担を強いて自衛隊のイラク派兵をさせながらもアメリカは1円も払わずに勝手なことばかり言ってきますが、誰か“いい加減にさらせ!”とアメリカを怒鳴りつける豪傑は居ないのでしょうか。
75億ドルも払うのであれば国民投票に問うべきであり、政府の閣議決定もなく内密にことを済まされるのでは国民は堪ったものではありません。
余り知られて居ないことですが、日米間の密約で沖縄返還に巨額な資金がアメリカに渡されたことは米公文書に開示されており、外務官僚の証言もあるのに日本政府は未だに密約の存在を認めておりませんが、脱税事件で身を滅ぼした金丸信が防衛庁長官時代に“思い遣り予算”なる変な名目で沖縄駐屯基地に支払われることになった多額のお金も或いは密約に謳われていたのかも知れません。“思い遣り予算”なるものはこれまでにナント!総額5兆円にも上るそうですが、沖縄の婦女子が彼等に悪戯(わるさ)ばかりされながら政府がせっせと米軍にお金を払っているのではまるで合点が行きませんよね。813兆円にもなった日本の借金も役人の無駄遣いばかりかこんな詰まらぬことに使われていたなんて思いたくありませんが現実は斯くの如しであり情けない限りではありませんか。
彼等が日本に居るのは我々日本人のためでなく、海外拠点として安上がりだからであり、それが証拠にアメリカの議会で“何故何時までも日本に居るのか?”との議員の質問への国防省役人は“日本が一番安上がりだからです” と答えたそうです。(;;)“思い遣り予算”の経緯について興味のある方は下記のURLをお訪ね下さい。
【米軍「思いやり予算」/このムダ遣いに徹底したメスを】
名前が良いとトクをする見本のような人事が防衛庁で起こりました。先週のことですが陸海空3自衛隊の指揮や命令系統を一元化する統合運用体制に今月末から移行するに当たって政府は先日の閣議で初代統合幕僚長に先崎一(まっさき はじめ)61歳を充てる人事を了承したそうです。実にいい名前ですね。誰よりも真っ先に覚えられる名前のお陰で出世が早かったのでしょう、60歳定年にも関わらず庁内で生き残れたものと思われます。
万一北との戦争になれば安倍晋三を押し退けて“真っ先”に総理大臣にもなれる身分ですから、そうなればアメリカなど当てにせずに“真っ先”に北をやっつけて頂きたいですね。(^^)
裁判での解決金が何故か当事者間ではなく必ず弁護士経由とされていることからこの和解金などをネコババしては訴えられる弁護士が後を絶ちませんが、今度は勤務先への未払賃金の支払いを求める女性依頼者から10万円の着手金を頂戴しながら事件を放置していて依頼者からの問い合わせに対し、“忙しいのでもう少し待って”とか言えばよいのに、第一回目の期日が決まったとか、判決の日が決まったとかよい加減な一時凌ぎの繰り返しが運の尽きとなり、遂には“勝訴した”とまで言わねばならなくなってしまい、200万円を自腹で払って実在の裁判官名を使って判決文まで偽造していた事実が依頼者の裁判所に直接問い合わせた結果判明し、弁護士会から業務停止2年の懲戒処分を受けたと先日新聞の片隅に載っていました。
この石川勝利と名前だけ良い40歳の弁護士さんはどう思って190万円も損をしてまで偽の判決文を作ったのでしょうか。『提訴したと嘘をついた手前引っ込みが付かなくなった』と、この先生は弁護士会に説明したそうですが、『提訴したと思っていたが間違いだった』とお詫びして10万円返せばそれで済んだことでしょうから何だか怪しいですよね。懲戒の理由は勝訴したと嘘を報告したことではなく実在の判事さんを使った偽の判決文だったと思いますが、何故200万円も払ってまでこんなリスクまで負うことになったのか私流にずっと考えていましたら先週になってやっと次のような答えが得られました。
彼はきっとこの依頼者の女性(若い方だったのでしょう)に恋心を抱くようになり、と言っても内気な彼には胸の内を打ち明けることもできずに悶々と悩んだ挙句が、どうにかして彼女の関心を惹くことで彼女の気持ちが自分の方を向いてくれるのではと淡い期待と共に、事件のことなどを聞きたいとの理由で頻繁に逢う機会を作り、彼女の笑顔を見たかったでしょうからその都度美味しい話をしてしまった結果が、公判の日の決まったことや判決日の話になり、やがては勝訴となり解決金まで支払うことになったものであり200万円は彼の彼女への最大のプレゼントだったのでしょう。(^^)
然し女性と謂う生き物は男と違って本能的に異性の自分を見る目に対する鋭い触覚を有していますから、彼女は初めから彼に油断をせずに距離を置いており、やがて次第に彼の言葉に不信感を覚えるようになってきたのではないでしょうか。でなければ200万円に判決文まで貰って誰が裁判所に聞きに行くでしょうか!女性の鋭い第六感に気付かず芝居を続けた彼が愚かだったのです。
この先生は年齢からして既に既婚者だったと思いますが、そんなに好きになったのなら妻と別れるから結婚して欲しいと彼女にストレートに迫れば良かったのです。断られても弁護士の2年間停止など論外であり、10万円返金すれば済むことだったのです。弁護士さんの本当の気持ちを聞かされては弁護士夫人も悪くありませんから、この女性ひょっとしたら気持ちが変わったかも知れませんよ。(^^)
弁護士資格停止の経緯から、彼の奥さんはこれも女の勘で真実に気付いたに相違ありません、きっと離婚訴訟が起こされるでしょうし、そうなればこれまで築いてきた全てを失うことになりますが、世に恋は盲目と謂いますが不惑にして恋に惑うこの内気な弁護士さんも考えてみれば可哀想でしたね。200万円も結局戻ってこなかったのではないでしょうか(;;)
何時の世も男は純情、女は強(したた)かですね。
女子プロゴルフも2週連続してお休みとなります。今週末さくらちゃんの始球式を楽しみにしましょうか。当日雨で中止だったりして…(;;)
始球式と謂えば昨日はパリーグの開幕日であり、フィギュアスケート金メダルの荒川選手も西武球場で初の始球式登場となりました。札幌ドームでは日本ハムの新庄選手がハーレーダビッドソンに乗ってセンター守備位置入りし、そのパフォーマンスには球場は大歓声に包まれたそうです、但しハーレーはソロでもサイドカーでもなく普通免許で乗れるトライク(三輪車)だったのにはガッカリでしたね。彼にはソロやサイドカーではまるで操縦の自信がなかったのでしょう。大型二輪免許を持ってなかったりして…(;;)
大相撲春場所も終わって見れば際どい乍ら何時もの朝青龍の優勝でしたが、これより三役では魁皇、千代大海、栃東と日本勢が外人相手に勝ち名乗りを挙げ気を吐きましたね。白鵬は優勝するにはあと僅かに器量不足の感がありましたが、朝青龍を超えるのは時間の問題でしょう。
それは兎も角として幕下の沢井豪太郎はどうしたのか!

韓国に負けて堪るか!

玄関先の綻びかけているあけぼの風露草と木瓜の花をご覧下さい。雨続きで春になったら晴れた日に咲こうと待っているようです。

画像

確定申告も漸く終わり、遂に待っていた春がそこまでやって参りました。“春一番”なんて歌がありましたよね。
♪もうすぐ春ですねえ♪ちょっと気取って見ませんか♪
今から30年も前にヒットしたキャンディースの如何にも春らしい明るい歌でしたね。男子と違ってそれまで女子は決まってソロボーカルだったのが、この頃からデユエットやトリオが流行し、ピンクレディーなど凄い人気だったのを想い出しました。
お彼岸の入りで庭の草木も生き生きと躍動してきました。確定申告も済んだことだし気分転換に旅行にでも行きたい処ですが、因果な商売で生憎放ったらかしの仕事が山積して居り、お彼岸の休日も終日仕事となりそうです。(::)
日米関係についてアメリカの日本蔑視の姿勢は戦後60年にして未だ変わらず、それ処か益々酷くなっているようです。ジャップ叩きがついに野球にまで類が及ぶこととなりました。事件はワールドベースボールで米国に日本が犠飛で勝越点を得ながらタッチアップが早いとの相手チームの抗議に2塁塁審セーフのジャッジにも関わらず主審が判定を覆しアウトにしたものです。
これではまるで盗塁した選手に対し塁審セーフのコールに相手方の抗議で主審がアウトを宣言したに等しく、判定場所に一番近い審判の裁定が最終判断になると謂う原則が覆されました。2塁の塁審は走者に対して側面からタッチアップが正確に目測できますが、主審の位置からでは縦イチですから走者のベースタッチが充分確認できません。それを主審が覆した背景には審判団がマイナーリーグであり主審が大リーグの大監督の抗議に対し全く腰が引けていたことと、後一つは何が何でもアメリカが勝たねばならぬアメリカが主役の大会であったことと、更には根強いジャパンパッシングを主審と監督の両者が共有していたことでありましょう。アウトの判定にあの温厚な王監督も怒って抗議しましたが、不十分な英語では主審のペラペラペラに対し2塁塁審を指して“he is near”位しか言えなかったでしょうから、悔しかったでしょうね。主審と米監督は正に確信犯でしたから王さんもこんなときは “勝つためには手段を選ばぬこんなえぐいことをして監督も監督なら主審も主審や!お前らはそれでお天道様に恥ずかしくないのか!天罰が当たるぞ!”と日本語で言い放って全員を引き上げ放棄試合にしてやれば良かったのです。WBCなど所詮松井選手も参加せぬ多寡がお祭りではないですか!日本人の悪いところは語彙が乏しいばかりに何でもかんでも言い負けして外人に屈するところです。日本男児なら無茶を言って誑(たぶら)かそうとするアメリカ人に喧嘩位できないと舐められますよね。でも王さんは日本男児でないからダメか!(;;)
しかし天は我を見捨て給わず覿面の天罰が下り、メキシコのホ-ムランを2塁打と言った例のクソ審判ボブデビッドソンの援軍も敵わず、アメリカはまさかのメキシコに敗れ、決勝戦に残れませんでした。人間悪いことはできないものです。“天網恢々疎にして洩らさず”とはこのことでありました。(^^)
更に今日は日本軍が国を挙げて応援する韓国を打ち負かしこれまでの鬱憤を晴らしました。日本を見返す絶好のチャンスと身構えた韓国の人達はさぞ悔しかったことでしょう。悔し涙を流す女性も沢山いましたね。王監督も韓国を2回喜ばしておいて最後にどんでん返しですから千両役者でしたよね。(^^)
王さんアメリカと韓国をやっつければキューバなんかには勝っても負けてもどっちでもいいんですよ。
アメリカ人も終戦後虫けらのように思っていた日本人が段々力を付けてきた挙句、あらゆる分野で精度の高い日本製品が溢れ、あの巨大なGMまでトヨタやホンダに駆逐されて倒産寸前となり大型リストラに始まり退職年金のカットや医療保険の減額等瀕死の状態である上、BSE事件でも他国より過酷な条件を譲らぬ日本に対し憤懣やるかたなしと日本を逆恨みしていますが、元はといえば彼等の作った製品がええ加減で均一性に乏しく、しょっちゅう故障する欠陥車などが多かったせいで、アメリカ人全員それが当たり前と思い込んで居り、それまでは昭和20年代ボブホープの喜劇“姫君と海賊”で海賊と戦っていたボブホープがフェンシングの折れたのを見て“oh made in japan!”などと両手を広げて首を竦め日本製の粗悪さをギャグにし嗤っていましたが、何時とはなく少しも故障しない日本車が上陸して驚いたアメリカ人が、口こみでファンを増やして行ったものですが、四半世紀前までにアメ車(イタ車などは現在も…(;;))やハーレーに乗られた方なら私の言っていることに思い当たる方がきっと多いと思います。
“金曜日と月曜日に作られたハーレーに当らぬことを祈れ”とは昔からよく謂われている有名な伝説であり、休日前と休日後は遊びへの期待と遊び疲れで仕事に身が入らず欠陥車が多いと謂うことでしたよね。(^^)
先日の名古屋国際マラソンで数え歳39歳(満37歳6ケ月)の弘山晴美選手が、誰もが優勝すると信じて疑わなかった三井住友海上渋井陽子を残り1キロで逆転し、1991年国士舘大学卒業以来15年目にしてマラソン初優勝を制し、適切な表現ではありませんが所謂“死に花”を咲かせました。マラソン10回目だそうですから矢張りマラソン2位の経験しかないご主人であるコーチの勉さん共々さぞかし嬉しかったことでしょう。
01年の大阪国際を制した10歳も若い渋井陽子の敗因は肩に重く圧(の)し掛かった優勝期待への重圧に耐え切れずにスタート直後から独走したことにあります。後半のスタミナ切れを恐れるより1分も離せば年齢差の大きい相手のオーバーペースが期待できるし、充分逃げ切れるとの判断であったものでしょうが、弘山晴美選手の執念は31キロ過ぎの上りで漸く渋井選手の姿が見えるとサングラスを投げ捨ててライバルを見据え、6年前シドニー5輪代表の座が懸った大阪国際で最後の水を取り損ねた結果が2秒差でルーマニアのシモンに敗れた屈辱を忘れずに40キロ過ぎの給水を無事終えると一気に勝負に出て余力を失った渋井選手を残る1キロで逆転しての会心の優勝でありました。
私が思うに、ひょっとして弘山晴美選手の勝因は31キロでサングラスを投げ捨てたことであり、渋井選手が残り1キロ弘山選手に抜かれるまでサングラスを外さなかったことではなかったでしょうか。どんな軽い眼鏡でも20g(私の眼鏡を計ったら50gでした)はあるでしょうから10キロの間20gのハンディキャップは少なくないと思いましたが私の思い過ごしでしょうか?(^^)
女子プロゴルフ第三戦は鹿児島で行われましたが、TV放映もなく(;;)さくら選手は7位タイと沈み残念至極でありました。優勝した飯島茜選手は22歳プロ入り2年目での初優勝でありましたが、少女アニメ主人公のようなほんわか美人ですから、これから女子プロゴルフも益々人気が出ることでしょう。
それにしても楽しみにしていた5時半からの8チャンネルのスポーツニュースで女子プロゴルフでは優勝した飯島選手も画面に写されることなく、さくらちゃんのシーンばかりでしたからてっきりさくらちゃんが優勝したものと錯覚し7位と聞いて落胆しました。飯島選手自身もお父さんお母さん達ご家族も期待してニュースを見ていられたと思いますが顔写真も写らないのでは悲しかったでしょうね。
今月31日はスカイマークスタジアムにてプロ野球オリックスの開幕戦ですが、ナント!さくらちゃんが始球式をすることに決定したそうです。(^0^)/
車で10分ですし、何が何でもカメラに望遠レンズ持参で観戦に出掛けます。勿論清原選手などは見ないで直ぐに帰ります。
上手く写っていたらブログを飾ることになるでしょうから皆様もご期待下さい。
さくらちゃんも慣れぬことだし、始球式で右腕の腱でも痛めないかと気掛かりですね。
ピッチャーズマウンドからサンドウエッジでストライクなんて始球式も悪くありませんよ。
(^^)

銀行は泥棒か!


永かった確定申告も漸く終局を迎えようとしております。税務署提出は殆ど終わりましたが、後は残った書類の整理と納税者にお渡しする申告書の控えと事務所保存の控えの分別や返却書類の整理などに尚数日を要します。一昔前なら決算書の写しで通っていたものが、バブルこの方金融機関が税務署印のある申告書でないと融資に応じてくれないし、一度借りると完済まで毎年提出を求められますが、その儘返して貰えなかったり(返したと言い張られます(;;))お得意先が紛失されたりするために予備として事務所でも1部控えを保管し万一に備える習慣が続いています。(;;)
今日は再び芦屋のお得意先から送られてきた沈丁花とヒヤシンスをお届けしましょう。(^^)
ヒヤシンスと謂うと硝子のコップ咲きしか思い出せませんが露地で咲く花も風情があって可愛いですね。沈丁花の馨りが春を実感させていることでしょう。反面数少ない冬の花としての役割を終えようとしている山茶花の残り花が寂しげですね。(;;)

画像

とうとう日銀の福井総裁は政府の反対を押し切って遂に量的緩和の解除に踏み切りました。総裁もこれまで自信がないため景気は回復基調の踊り場にあるなどと回りくどいことばかり言い続けてきた手前そろそろ解除せねば格好が付かなくなったものでしょうが、それにしても“量的緩和の解除”などと変に難しい言葉を使うから一般庶民は“一体何が解除や、何かが緩やかになってわし等が潤うことでもあるんやろか”と思いますよね。量的緩和の解除などとはマイナスのマイナスをオブラートで包んだまやかし表現であり、分かりやすく言えば“日銀は30兆円余も銀行に無利子で貸していたお金を少し宛引き上げ元の6兆円にまで出し渋りますよ、銀行への貸出金利も取り敢えずはゼロでもそのうち段々上げますよ”と謂うことですから、一般庶民にとって預金金利を上げるのは銀行の裁量であって、全く関係がなく少しも嬉しくありません。それどころか昨年秋より早くも住宅ローンの金利値上げが続いておりマンション業者の宣伝にまで利用されようとしています。(;;)
そもそも量的緩和は前任者のアホな速水優総裁が2000年8月に政府の反対を押し切ってゼロ金利を採用したお陰でその後景気は逆効果に暗転して失速し、深刻なデフレスパイラルが訪れたことに狼狽した日銀が導入したのが量的緩和でありましたが、それにも関わらず更なるデフレの進行に自らの犯した罪の深さに日銀が日夜慄(おのの)いていたことは誰もが知る事実です。経済が複雑化した昨今、田沼元禄時代じゃあるまいし、お金の量を増やしたからデフレが治まるほど経済界が単純なものであれば誰も苦労はありません。日銀が他の省庁に倍する高給を貪るだけが仕事となり日銀たる役目を果たさなくなって早や5年半、最近では公定歩合とか公開市場操作(open Market operation)の言葉を聴かなくなって久しく、最早死語になった如くでありますから、福井総裁も給与泥棒のような日銀の姿から中央銀行たる存在感を取り戻すことに必死の思いであったことでありましょう。
政府にしても取り敢えず反対しておけば量的緩和の解除が誰もが恐れるデフレに逆行したとき、“それ見ろ、わし等はまだ早いと言うたやんか!”と大衆の共感が得られますからその辺を読み込んでの反対でしょうから悪賢いですよね。そんなことより、これまで日銀の施策により庶民の蒙った被害は17年間に300兆円に上るそうですが、日銀は中央銀行としての使命により本来日本企業の健全な成長を図るべく企業と銀行と間に立ちはだかり公開市場操作(金利政策)により資金の需給を掌(つかさど)る役割を果たすべきが、量的緩和の実施により、自らの役割を放棄した結果無尽蔵に使えるお金で銀行は自らが創作したバブルの不良債権を償却し尽し、公的資金なる政府の税金投入を殆ど返済した上、更に2兆9千億円もの巨額な利益を17年振りに更新しようとしていますから、今回の解除で貸出金利が約1%上昇されるものと思われ彼等の営業利益は4兆9千億円(23%増)に膨らみ、みずほ銀行前三頭取の推定退職金50億円など芥子(けし)粒の如くであり、誰の脳裏からも忘れ去られることでしょう。(;;)
日銀の今回の量的緩和の解除について政府は一般国民の預金金利のアップを条件に承認すべきであったのです。解除してもここ当分はゼロ金利を維持すると日銀が言っていますが、出すお金は引き締められますからこれまで無尽蔵に使えていたお金が遣えなくなった銀行は必ず貸出金利を上げてくるのに相違ありません。現在国民の有する預金残高は1400兆円と謂われていますから0.1%アップなら1.4兆円に過ぎません彼らが今後手にするであろう4兆9千億円に対し僅か30%弱に過ぎないではありませんか。本当なら0.3%位アップして頂きたいですよね。
然し今回の量的緩和の解除については我々神戸近辺の住民にとっては、景気など回復するどころか中小零細企業は相変わらず急な坂道を転がり落ちるが如くの不景気に悩まされ前年対比の売上高がプラスになるところは半数に遠く及びませんから到底承服できるものではありません。日銀の福井さんは全国ペースでのマクロな数字しか頭に入らず、新潟地震や大雪災害地方の人々や未だ阪神淡路大震災の後遺症に悩まされている神戸港の事業者がどんなに苦しんでいるのか、神戸港の不振のせいで港で支えられている神戸の街が如何に沈滞化しているなんてことをちっともご存じないのでしょうね。いや!知っていても知らぬ振りしているのか!
姉歯さんも例の事件ですっかり名前が有名になりました。この辺では殆ど聞かぬ姓ですが、同姓の方はさぞかし肩身の狭い思いをされていることでしょう。何故彼だけが?と不審に思っていましたが矢張り姉歯事件は氷山の一角であり、福岡に熊本に飛び火し更には札幌まで偽装が疑われるマンションが続出しています。
姉歯物件の一つである東京都のグランドステージ住吉から已む無く転居され今回偽装が疑われ2級建築士がマンションの構造計算書を作成していたとされている札幌市内のエナコート大通22に住まれた男性など“どうしてオレはこうも運が悪いんや”と嘆いていられますがその内第二第三の運の悪い方々が続出するのではないでしょうか。今となっては帰らぬ繰言でありますが、阪神淡路大震災で全壊したマンションにも実は耐震度50%以下なんてのがわんさとあったことでしょう。(;;)
それにしても木造家屋しか建築できない2級建築士(一般的に大工さんとか呼んでいますよね)が設計したマンションの構造計算書がフリーパスだなんて役所は何も見ずに判子だけ突いているのでしょう。欠陥マンションの建替費用は建築業者だけでなく当然に役所も負担すべきです。何故ならメクラ判を突いた役所は完全な共犯者だと考えます。
だって借金の保証人の判子を突いておいて、後であれは知らなかったでは世の中が通らないことを誰もが知っていることですよね。
耐震度については現行の建築基準法が地域の特殊性を全く考慮しない画一的なものであり、それはそれで法の性格上已むを得ぬものと考えますが、行政サイドで個別に建設地域の特殊性を考慮して耐震度を調査し許可不許可を決めるべきものですが、そんな肌理(きめ)の細かいことは全く配慮されておらず、それどころか何も調べず見ずにメクラ判では申請料の詐取ではありませんか。
うちのお得意先であり灘の岩屋に本社ビルを構えて居られるゼネコン下請けのT社長の内輪話ですが、阪神淡路大震災の直前にすぐ傍で大手ゼネコンの分譲マンションが新築されましたが、何故か新築後幾らも経たないのに大震災で全壊したことについて“この辺の土地は六甲山から海に向かって傾斜しているから建物を建てるときは押し水に注意して南側のコンクリートや鉄筋を規定より20%位増やしておかんと危ないんや、あのマンションは法的には違法やないけど法律通りにしか建てなかったことが潰れた原因やった。うちのビルは”見てくれ“は悪いけど南側には鉄筋が必要以上にしっかり入っておるから大丈夫やった。”分譲マンションは謂わば建売住宅ですから利益幅が優先され法律にない補強などされる訳がないですよね。T社長も自社ビルだからしっかりと建てられたものであり、下請け仕事なら元請に言われた仕事しかしなかったことでしょう。
自分の身は自分で守るのは当然ですが、何も分からぬ素人では建築ばかりはプロに頼らねば成らずそのプロが利益しか考えないのでは誰を信用したらよいのでしょうか。(;;)
今回の事件を振り返ってT社長の言葉は大変に重い言葉であったと私は受け止めました。
睡眠預金なんてのがあるそうですね。初めて聞く言葉ですが最近但馬信用金庫に税務調査が入り最近の3年間に時効(最終取引より10年)になった2億3千万円余の預金を利益にしていなかったと指摘され課税処分されたそうです。
県下でも後ろから数えて何番目かの小さな信金が3年間にこの金額ですから、みずほ銀行や三井住友など大手なら睡眠預金はどれ位になることでしょうね、恐らく預金量に比例するでしょうから1年に500億円は軽く超えていることでしょう。銀行では10年を超えていても通帳を持参すればお返ししますと言っていますが、通帳がないから10年も放置されているのでしょうから今更出てくる道理がありません。通帳が見つからなくても大金なら覚えていますから手続きさえすれば救済されますが、恐ろしいのは持ち主が高齢者で家庭ごみに混じって捨てたり盗難や子供から無心されるのを恐れて通帳を隠したりしてその儘記憶の外になり、思い出されなくてはお仕舞いですよね。睡眠預金の大半は認知症のお年寄りによるものではないかと考えます。そもそもその原因が今の世の中親が子供達を信用できない関係に仕立て上げられたことによるとしたら皮肉な話ですよね。
金融機関も預金の動きが止まったら3年とか5年とか一定の時期に預金者に葉書で注意を促す位のサービスができないものでしょうか。そうすれば実家を訪れてきた子供たちの目に触れて預金通帳の存在が明るみに出ることでしょうが、銀行は2兆9千億円も儲けていながらそんなこともしないのではまるで泥棒ではありませんか!
女子プロゴルフ第2戦アコーディアレディースでは期待された横峯さくらは最終日も調子が出ず75と崩れ通算6オーバー32位タイは不本意であったでしょう。雨の日曜日でくさくさしていた私を余計憂鬱にさせてくれました。(;;)
更に腹立たしかったのはTV放映の冒頭“横峯さくら選手のラウンドの模様はこの後お知らせします”と言って気を持たせ今か今かと待っていたら、実際に放映されたのは放送終了直前優勝者への表彰が終った後の1分間だけでありました。
不動裕里の優勝シーンなど見たくもなかったのに…(;;)4チャンネルもええ加減にさらせ!

親の背を見て子は育つ


確定申告も後半戦を迎えて愈々勝負処を迎えていますが、先々週と同じように先週も寒い日と暖かい日が断続し体調の維持に四苦八苦でありました。申告の方は漸く峠を越えた如くであり、件数では約80%は仕上がり既に一部が提出済みとなりましたが、残る20%は難解な特定譲渡の損益通算や医者(12月分の診療報酬が2月末でないと判明しないのでそれまで待機となります)の高額申告が残りましたから件数では残り20%でも量的には30%位になるものと思われ、これからの10日間は息が抜けぬ正念場となりそうです。
芦屋のお得意先から陣中見舞に見事な梅の写真が届けられました。是非皆様にもお相伴して頂きたいと思います。梅の薫りが聴こえるようですね。(^^)

画像

防衛施設庁の建設土木工事を巡る官製談合事件も漸くその終焉を迎えようとしていますが、最近の2年間だけで施設庁が天下り役人の就職先の確保のために費やした不正支出金額は166億円にも達し、これまで過去30年間に亘って悪しき慣習が踏襲されていたことが確認されましたから総額でゼネコン共の不当利得の総額はナント!数千億円に達するとか…。
談合配分額が天下りOBの年収80倍に連動固定利率になっていることは先々週お知らせしましたがその計算によると過去2年間での落札総額は900億円でありましたから、談合で得た収入は落札額の18%にも上がり、通常の工事利益が22%ありますから総額で40%も儲けていたことが分かります。そして天下り役員の得た報酬は10億円を超えることも小学生低学年の簡単な割り算で算出できます。仮に天下り役人を20名とすると一人当たり報酬額が年に2500万円超となりますから凄いですよね。捕まった審議官達は先輩たちの申し送りに従って悪に手を染めざるを得なかったのでしょうが、将来それが我が懐を潤すものとなると本職(本来の仕事は一体何をしているのやら!)そっちのけで力が入ったものでしょう。
ところが事件発覚で自分達の将来の夢は泡沫(うたかた)の如く消え失せ、懲戒免職の上監獄暮らしとなったのでは“何でわしらだけが!”と栄華の暮らしをした先輩達を恨み我が身の不運を嘆きますよね。全ては天下りの風習が齎した弊害ですから、政府は2年を5年に延長しようとしている再就職を全面禁止せねばなりません。禁止となれば審議官も余得がなくなるため談合などの考慮の余地がなくなり公正な入札が出来る道理ですが、それでは儲けが減って困るのがゼネコンであり政治献金を増やしてまで別ルートを探ることになりますから、鼬(いたち)ごっこは永遠に続くものと思われます。
防衛施設庁は取り敢えず世間の目を一時的に誤魔化すため本年一杯天下りの在籍する企業178社(こんなにあったのか!)を入札停止にすると発表しましたが、これを裏返せば“来年からは入札をどうぞ”と言うことではありませんか。どうせなら“天下りを馘にすれば何時でも入札資格が得られますよ”と言えないのでしょうか。天下り元役人は馘になってもノーパンシャブシャブや銀座のタダ酒が飲めなくなっただけで高額な共済年金があるので生活の心配は全くなく、かえって健康的な生活が過せて長生きできると思うのですが、改革改革と声高に謳いながら天下り一つ廃止できない小泉さんもお零れを頂戴してきた口でしょうから已むを得ぬとは謂え不甲斐ないですね。(;;)
最近の報道の中でこの頃は耐震偽装、偽証罪、虚偽記載から偽装メールまでお出ましであり”偽“の字ばかりが溢れていると書かれていましたがホンにその通りであり、“人が為す”ことが偽だなんて人間の悪の本性を言い表しているようで厭な字ですね。決して信じたくありませんが、人間性善説なんてのは嘘だったのかも知れません。(;;)
昨年を象徴する言葉は“愛”だと発表されましたが、これはあくまで建前でありダントツトップに選ばれたのは“偽”ではなかったかと思いますが“偽”では余りにもイメージが悪いので急遽“愛”に変更されたのではないかと思っています。(;;)
最近ベネッセ教育開発センターが東京都の公立中学生数千人を対象に実施した国語のテストで1学年前に覚えた漢字を対象に出題した処、2年生で覚える“弔う”と漸くの“漸”に推薦の“薦”の字が誰にも書けず正答率がゼロだったそうです。推薦の“薦”は少し難しい字ですが後の二つは小学生でも書ける易しい字の筈であり到底信じられません。ゼロには魂消ましたがもっと魂消たのは全体の正答率がわずか27%であったことと、”国語がとても得意だ“と答えた生徒でも正答率は50%に満たなかったことです。殆どのテストが60点を最低合格ラインとしていますから、これでは全員が不合格ではありませんか。どうしてこんな風に子供達の学力が低下したのか考えてみると、最近の子供たちにはゆとり教育のせいばかりではなく、促成栽培目的の塾通いやゲームやTVに忙しくて読書の風習が廃れたことが大きな要因だと考えます。回答者を成績順に三層に分けて意識調査をしたら“親から本を読むように勧められている”と答えた生徒が上位層に多く、“親が家でよく本を読んでいる”との回答も上位層から多く出たそうであり、教育環境に恵まれているのは明らかに親が読書の模範となっている家庭であることが窺えます。そうそう私が言いたかったことは、中学生の彼らに“偽計罪”や”耐震偽装“などの“偽”の字を書かせたらかなりの正答率が得られたのではなかろうかと言うことでありましたが、考えてみれば読書もせぬ中学生が新聞を読む筈もありませんから、“偽”とどんなに大きな字で新聞の表紙を飾ろうと見ないものは所詮無理だったでしょうね。(;;)
親の背を見て子は育つと昔から謂いますが、最近の親達は自分のことは棚に上げて子供に勉強せよと叱りながら自分達はTVのバカ番組などを観て“ガハハハ…”と笑いながらスナック菓子など食べている光景しか我々には想像できませんから子の模範となれる道理がありません。酷い母親など“勉強をしないとお父ちゃんのようになるよ”など、天に唾するようなことしか言えないのではお父ちゃんの子供でもある子が読書しようとする気になどなれぬことは自明でありましょう。
今の子供達の親達は団塊の世代の次の新世代となりますが、団塊の親達は企業戦士として子供たちの教育にまで手が廻らず、放任された挙句がこのような愚かな親達を作り上げ更には読書もせぬ子供たちが横行するようになったのではないでしょうか。
国語が如何に大切であるかについては藤原正彦氏(お茶の水大学教授で世界的な数学者)は学問の原点は数学だと仰らずに国語だと言って居られます。数学を解くにも理科を解くにも先ず国語の力が必要だと力説されています。そして国語の力を付けるには一にも二にも読書だと断言して居られるのです。読書からは答えを求めるのではなくて、読解力が高められ考える力が養われます。今の子供達は答えのみを求めてその過程を放棄していますから食事で謂えば噛めば噛むほど味の出る一番美味しいところを捨てて軟らかくなったところだけを食べている如くではないでしょうか。自分で考えることもせずに四段活用すら覚えられずして何が英文法ですか、英語を理解するためにも絶対に必要なものが日本語の読解力であることを知って下さい。
最近ある機会に灘中学の国語の04年度入試問題に遭遇しました。大正の中期に生まれ高等小学校を卒業後、当時としては考えも付かぬことであったでしょうが今の日本興業銀行に定年まで勤め女傑であった詩人”石垣りん“の詩集よりの出題でありましたが、内容は昭和初期の下町家族の生活が題材とされた”詩“であり母親に体(からだ)付きが似てきたことを夕まずめ己の影で知り、アルマイトの容器を持って豆腐を買いに行っていた亡き母親に妹と共に思いを馳せる幻想的な”詩”はその時代背景と共に、現代の子供達にはとても難解であり優れた読解力と豊かな感性の持ち主でなければ到底解答できないと思われるものでありましたが、5択やマークシートなど採点方法の容易な試験が罷り通る昨今解答者の読解力や感性を探るためにこのような問題に手間隙(ひま)掛ける学校があることをとても嬉しく思いました。流石は天下の灘中ですね。(^^)
私など幼い頃から芥川龍之介の”蜜柑“を読んでは奉公に出される少女がトンネルを出た列車の窓から田圃で待ち受ける弟達に蜜柑を投げるシーンに至る経緯が未だに不可解で60年間模索しつつ答えを得るに至っていませんが、大切なことは答えではなく考えることでしょうから私は答えが得られなくても良いと思っています。然し彼女はどうしてあの蜜柑を手にすることが出来たのでしょうか、ご存知の方は是非教えてください。数年前龍之介研究会にメールで質問しましたが、答えは返ってきませんでした。(;;)ひょっとしたら車中の傍観者であった筆者の龍之介には蜜柑の入手先などどうでも良いことだったのかも知れませんね。(^^)
またまた巨額脱税事件が発覚しましたね。相続財産82億円の内50億円をスイスの銀行に隠していたとか、斜陽産業の最たるタクシー会社大阪のトモエタクシーの創業者西井理一の財産だそうですから驚きますよね。事件は2002年に創業者が死亡する直前に相続税に配慮して長男良夫が財産隠しを謀ったものですが、元々国内にあったものは何処へ移そうと日本の国税局は金融資産に対しては世界一優秀な情報源(日本の銀行は財務省命令で国税局の奴隷です)を有していますから到底逃げることは出来ません。況して預金をスイスに移したのが相続の直前ですからバレない方が不思議ですよね。
おまけに日本の税務署では大口資産家については資産税所得税共に特別調査部門を設けて、長期に亘って一般の納税者とは別個に監理していますから、資金が移動すれば直ちに金融機関より税務署に通知が行くようになっています。そして過年度所得の脱税などが発覚して時効所得など出ることがあっても税務署では“何れ相続税で払って貰えるからいいんじゃないの?”などと笑っています。昔お得意先だった資産家のFさんは生前幾度も受けた税務調査から”わしの財産がどんだけあるかはわしより税務署の方がよう知っとるわい“とよく言っていられたことが印象深く心に残っております。そんな大口資産家の海外送金を税務署が見逃す訳もなくこの長男も世間知らずのアホボン(と謂っても61歳)でしたね。
ちゃんと申告すれば受けられた配偶者控除50%なども不正所得では受けられず、重加算税と延滞税に相続税法違反の裁判所の罰金をトータルすると40億円を超すと思われますから、このアホボン悪知恵を働かした結果が正しく申告していれば控除が受けられた配偶者控除20億円を加えて60億円ほど余分にお国に奉公したことになります因果応報と云った処でしょうか。皆様も金融資産の脱税は我が国では絶対に報われないものであることを知ってください。それが嫌なら全財産を持ってタックスヘイブンのケイマン諸島にでも移住されたら如何ですか。法人税や所得税は無税でも相続税だけ日本の2倍取られたりして…(;;)
日大苫小牧の暴力事件隠し得(どく)で返さずに済んだ夏の優勝旗には甲子園にまで行きながら試合の直前に無情にも四国に追い帰された明徳義塾の怨念が籠っていましたよね。今回の日大苫小牧高校卒業式終了後の二次会の居酒屋で3年生の野球部員達が繰り広げた飲酒喫煙騒ぎの発覚は騒ぎを見兼ねた来客の通報だと謂うことですが、私には昨年の事件に負い目を感じていた心ある人々が彼等の掌を反したような様変わりへの義憤から起こされた行動であったと考えています。高野連も昨年夏の結論には賛否両論であったでしょうし、世論も大きく揺れましたから、高野連も名誉挽回で今度こそ全会一致で同校に引導が渡されたものと思います。学校も高野連に変に楯突くと夏の大会まで出場停止の藪蛇となりますから、ここは大人しく高野連の言い成りに辞退届の提出となったものでしょう。全ては昨夏の事件が惹き起こしたものでありました。明徳義塾も怨念が僅かでも晴れたでしょうが、本当は自校が選ばれて決勝戦で日苫を遣っ付けたかったでしょうね。
少し早目でしたが卒業式が終わったら3年生でなくなるのでは?と不思議に思いましたがどうなんでしょうね。私達の時代では卒業式は3月25日頃で卒業証書を貰って学校とさようならしていたと思いましたが、今は“蛍の光”や“仰げば尊し”を歌ってもまだ次の日も学校へ行っているのでしょうか、それとも今では12月の早くから推薦の大学受験などあるし、ゆとり教育の影響で3月は勉強はお休みで先生は3年間に1回の安息月なのでしょうね。(^^)
日本女子プロ開幕戦ダイキンオーキッドは若手プロの台頭に発奮したプロ12年目34歳のベテラン西塚選手が初優勝し、さくらちゃんは無念にも1打及ばず2位タイに終わりましたが、ハワイから帰国して風邪を引いた中をキャディーのお父さんと喧嘩をしながらも7アンダーは見事なスコアで立派でしたね。(^^)

東洋の美が分からぬか!


2月の末と言ったら1年中で一番寒い時期の筈ですが、昨日の小春日和、今日の暖かい春雨とはどうしたことでしょうか。まだ木瓜(ぼけ)の花が蕾なのに庭の金魚草は春が来たと勘違いして可愛く咲き始めました。(^^)
久し振りにそして思いも懸けぬ荒川選手の劇的な逆転勝利での“君が代”は心地良かったですね、ジーンと胸に込み上げてくるものがありました。アメリカと常勝ロシアを倒しての勝利ですから日本人誰もが快哉を叫んだことでしょう。
柔道のときなど聞き飽きるほどだった”君が代“もトリノでは格別でしたね。日教組の荒武者共も今回ばかりは”君が代“を見直したでしょう。(^^)
体形的に少なくないハンディキャップを背負った日本人がメダルを望むのが難しいフィギュアスケートで初の金メダルを獲得できたことは正直言って幸運だったと言うべきでしょう。
ショートプログラムで荒川選手が3位と好位置に付けたことがフリースケートで無心に滑ることができましたが、逆にその分SP1位2位のコーエンとスルツカヤにはそれが負担となり、無意識の内に演技が守りに入り硬くなったことが致命的なミスを招く結果となりました。“勝つと思うな思えば負ける”は蓋し名言でありましたね。
それに引き換え村主選手は安定した演技でミスもなくメダルに届いたかと思いましたが2度も転んだコーエンにフリースケート3点差も許してしまったのはどうしてでしょうか。1度転んだスルツカヤにも1点以上置いて行かれましたからこれではどうしたってメダルに届きませんよね。
私は彼女の幼な顔と控えめな衣裳が“竹久夢二”の世界である日本独特の儚げな日本女性の美しさであることに外国のがさつな審査員共が少しも気付かずに、ただ単に自分達の好みである男を魅了するフェロモンが足りなかったことを減点対象にしたもの考えました。審査員の半数は男性でありましょうから、コーエンとスルツカヤが発するあの妖しいフェロモンと性的魅力に誘惑され目尻を下げて無意識に加点したものに相違ありません。審査員が日本人だったら…ととても彼女が可哀想でした。
村主選手自身が試合後に語った言葉“大きなミスが出ないのに点数が出ない結果を受け止めるのには大変なところがありました。”は、東洋の“美”が夕べにひっそり咲く月見草などを愛でる心であるに対し欧米人の“美”が大輪の薔薇の艶(あで)やかさに惹かれるものであり基本的な考え方で大きく異なっていたことをまざまざと見せ付けられた思いです。正に墨画と水彩画の違いと言ったら良いでしょうか。その点母親手作りのキンキラキンの衣裳の荒川選手は上背もありコーエンとスルツカヤの華やかな衣装に少しも負けることのないものでありましたから優勝できたのかも知れませんね。いやいや、衣装だけでなく演技もとても立派でありミスもなく優勝は平常心が齎した当然の結果であったのでしょう。(^^)
安藤選手は年末のアジア選手権に続いてトリノでも又もや見事な大股開きの転倒を見せて呉れました。彼女の転倒は他の選手のとは異なり豪快そのものであり、流石は4回転ジャンプへの挑戦であることが窺えましたが転倒もここまで来ると芸術品ですね。転倒によるマイナス2点はプラス2点の誤りではなかったですか。是非コーエン、スルツカヤ選手にも4回転挑戦して頂いて大股開きを披露して頂きたいと期待してしまいますよね。(^^)
フェロモンと謂えば話は変わりますが先日の新聞に載っていた記事で、資生堂の男性整髪料を付けた男性が資生堂に“蝶々が飛んできて困る”と訴え、調べてみると頭の周囲に飛んでくる蝶々は全部オスであり整髪剤にはメスの蝶々が持っているフェロモンと同種のものが使われていたことが原因だと分かったそうです。(^^)人間にも異性を魅惑するフェロモンを含んだ香料が発明されたら爆発的に売れることでしょうが人の嗅覚は鈍いのでスズメバチなんかに襲われたりして…(;;)
ついこの間まで国際決済銀行たるに自己資本比率8%がどうとか大騒ぎして公的資金導入の美名の下に税金を掻っ攫って体裁の整えた大手銀行6グループが本年3月期の純利益が前期比3.8倍の2兆9千億円とか、“ええ加減にさらせ!”と言いたいですね。昨日銀行の普通預金通帳を見たら利息が6円ゴミのように付いていました。始めはシミかと思ったほどであり、前回の8月はと見てみると10円でした。預金残高を概算目で追うと最近半年間が約150万円昨年のそれが250万円位でしたから、割合的には間違っていないようですが、一体利率は幾らなのか呆れてしまいました。余りに腹が立ったので小切手を預けに行ったついでに銀行の窓口で利息の計算を1桁間違っていないのかと文句を垂れたら間違っているのは私の方であり現在普通預金の利息は0.001%ですと開き直られてしまいました。%など付いているので桁数を錯覚しますが小数点で謂えば10万分の1ということになります。つまり10万円に対し年1円の利息ということになり更に源泉所得税などを20%差引かれ年2回利息の付け込みとなりますから常時20万円以上の残高がないと円未満切捨てでゼロ金利となりますが、20万円の残高に対し半年1円の利息は腹立たしく馬鹿馬鹿しい(利息を計算したり通帳付け込みの費用のほうが高くつく?)限りですが、よく考えてみると全国数千万人のサラリーマン家庭の預金残高などは何時もかつかつで、平残高20万円には及ばず計算上の利息が1円未満となり銀行に取り込まれた利息は膨大な額に上ると思いますが、銀行が纏めて計算してアフリカ難民に寄付したなんて聞いたことありませんからきっと彼等がネコババしているに違いありません。
一度皆様もご自宅の通帳をご覧になったら如何ですか?“え?付いて居たら腹が立つけど利息がついてないからせいせいするですって?”(^^)
若し預金残高を遣いすぎてカードローンの赤残高20万円と仮定すれば年に2.8万円も利息を取られることになり、通帳の赤残高が更に増やされて利息が利息を呼ぶ地獄となりますから彼等の差益は何千(万)倍になることでしょうか。ATMで僅かなお金を振り込んでは525円などと法外な手数料も原価は数円でしょうから、武田薬品も顔負けの荒稼ぎ振りです。
カードローンは特別としても通常企業への貸出金利すら2-3%(無担保7%)程度であり、大口定期(1000万円)の利率でも税込0.03%の年3千円ですから、この間の利鞘は70倍乃至100倍にもなりますが、こんなに儲けても預金者の預金利率を上げようと絶対に言わない処は流石なものですね。財務省も利上げの話を持ち出せば忽ち国債の利息(現在は殆ど変動利率です)に影響すると謂う因果応報に伝家の宝刀を振るうこともできず、自分達の無駄遣いを棚に上げて庶民の懐を甚(いた)振っている様は“お上(かみ)さえ良ければ何時でもどうぞ”と銀行に嘯(うそぶ)かれて手も足も出ないのでは何のための監督官庁やら…(;;)。
かくして銀行は全て我々庶民の預金を元手にして阿漕にも2兆9千億円を稼ぎ出し、バブルの張本人がそのツケを10万分の1の超低金利で庶民に肩代わりさせトカゲの尻尾(胴体か!)を再生させた如くでありますから、誰もが声を大にして怒らねばなりませんが日本人は諦めが早いのか無欲なのか何とも不甲斐ないですね。誰か怒る奴は居ないのか!
凍結された退職金を今年やっと貰えることになった一勧杉田力之以下富士、興銀の前頭取もきっと特別顧問室で揃ってほくそ笑んでいることでしょう。彼等が一所懸命作ったバブルのツケを我々庶民のゼロ金利で消し、しかも尚もそこから退職金まで差し上げることになりましたからほんに腹立たしいですね。銀行は絶対に公表しませんが私は3人の退職金のトータルは50億円を絶対に下らない額だと思っております。
金融庁も庶民達の怨嗟の叫びである懸かる事態を深く受け止めて、今後銀行には役員報酬の開示などを義務付けねばならぬと考えますが、銀行も利益が出るようになってから役人に対しても態度がでかくなってきましたから、今はそれ処ではなく今度は役人の方が揉み手をして天下りのお願いなどすることになったのでしょうか。(;;)
最近後進国へのODA(無償資金協力)の予算配分を巡って各省が醜い争いを繰り返していますが、外務省など今年も全予算の40%700億円も捥ぎ取りました。外務省は名前とは大違いで外地のことを何も分からずに人任せのために業者との癒着振りが問題になっています。何でも嘗て業者の入れ知恵で後進国にお金を渡したら役人達が取り込んでしまうからと農業を助ける名目でカンボニアに農薬を送ったら、これが調査不足も甚だしくてカンボニアでは田圃の米だけでなく田圃に棲む田螺(たにし)や蛙も主食として食べていたのでこれらの生物が死に絶えてしまい賠償請求までされるとか、農薬業者はぼろ儲けでも国は賠償金では何のためのODAでしょうね。社会福祉協議会に務めていた知人がこぼしていましたが、赤十字募金でもお金は一体何処へ行ったのか分からぬ仕組みになっているそうです。
ユニセフなんかも本物のユニセフ(国際連合児童基金)とは無関係なのに支店のような顔をした日本ユニセフと名乗って募金を集めてその25%を経費名目で取り込んで品川に25億円ものビルをおっ建て、天下り役員が経費をメチャ遣い放題などまだ可愛らしい方らしいですよ。
(^_-)
【日本ユニセフ協会の謎】
まったく腹立たしい限りですね。まさか皆様もユニセフのカードなどを買わされていないでしょうね。
ジャーン!
アメリカ女子ゴルフ開幕第2戦ハワイ.オアフ島のフィールズオープンで今年から米ツアー公式参戦の宮里、諸見里両選手をメディアが追う中を招待選手の横峯さくら選手が8アンダー11位に食い込み日本選手中最高成績で日本選手の意地を見せてくれました。(^0^)/
久し振りに見る彼女の華麗なオーバースイングは懐かしく、寂しげな面差しから時折見せる笑顔が私を和(なご)ませてくれ連日の確定申告の疲労を和(やわ)らげてくれるのでありました。
もう来週はダイキンオーキッド国内ツアーの開幕です。さくらちゃんファンの一人としてハワイでの疲れを忘れて優勝を目指して頑張って欲しいと願っています。
ゲームはアメリカのツアーなのにミーナ.リー選手とソン.ファー.リー選手と韓国同士のプレーオフとなりましたが、6打差を追いついたミーナ.リーが勢いに乗ってプレーオフ3ホール目でバーディーを奪い優勝しました。私が思うには“李”の姓は韓国人がラ行の発音できないために国内では“イー”と呼んでいますが、アメリカではLeeと正しく(?)呼ばれていますから不思議ですよね。英語を話せるようになると必要に応じてラ行が発音できるようになるのでしょうか。今ではきっと多くの韓国人が濁音だって話せることでしょう。(^^)

踏み倒しておいて訴える悪い奴

2月も中旬となり本来なら空っ風が吹き荒び厳寒の筈が温かい日と寒い日が交互にやってきて雨の日なのに暖かかったりと妙な1週間であり体調維持にすっかり気を遣って、いっそ寒い日ばかりだと良いのにと贅沢なことを考えたりしていました。孫達も漸く風邪が良くなったらしく私もホッとしていますが、今度は両親に飛び火したらしく愚娘もマスク姿でゴホンゴホンですから次は我が運命(さだめ)かと覚悟を決めています。(;;)
先週1週間はいろんな事件が飛び交って世間を席捲しましたね。
その一は防衛施設庁談合事件の終焉であり、談合配分額が天下りOBの年収80倍に連動固定利率とは酷い話であり、未開国さながらではありませんか。沢山の天下りを迎えて彼等に沢山の報酬を払えば払うほど多額の仕事が受注できるなんて受ける側も金のためなら肥溜めにも顔を漬けられる習性となったものでしょうが、浅ましいというか双方の公徳心の欠如には呆れるばかりです。
二番目は不採算を知りながら、地元土木業者との永年の癒着が断ち切れずに3千億円を注ぎこんで完成した神戸空港が16日オープンしたことでしょうか。公共事業というものは困窮地域を救うためか、新たな需要を開拓するために行われるものですが、関空、伊丹空港、JRの3者が凌ぎを削って疲弊している中へ割り込んでそれぞれの顧客を掠め取ろうとするものに過ぎませんから利するものは何一つなく、3000億円の債務だけが残された形となりました。我々庶民には神戸空港の副産物として地元で獲れる魚介類の数がガタ減りとなり、このシーズンお年寄りの方は今年も高値となった“いかなご”をぼやきながら煮る羽目となっていられます。(;;)
神戸の住民にとって唯一プラスになったことは新神戸停車の“のぞみ”1日90本と増えたためにこれまで新大阪まで行かないと9時に東京へ着けなかったのが、新神戸からでも可能になったことと、神戸空港でも東京まで9時以内に到着できること位でしょうか。
“狭い日本を、そんなに急いで何処へ行く”と笑われそうですね(^^)
全国小売酒販組合中央会の事務局長が144億円の年金資金を理事会にも諮らずにカナダの投資会社に注ぎ込み焦げ付いて仲介したコンサル会社社長共に警視庁に摘発された事件がありましたね。随分以前のことですが、この事件には後日談があり先週の新聞にこんなことが書かれていました。
カナダの投資会社は1回だけ10億円の利息を送ってきたそうですが、その利息の内7億円を米国の鉱山会社に融資したら暫くしてその鉱山会社も倒産して7億円もパーとなったものですが、その鉱山会社が今度は中央会を相手取って損害賠償を求める訴訟を起こして来たのです。その訴訟の理由は“中央会から追加融資が受けられなかったから倒産したからその損害を賠償せよ!”ですって(^^)笑ってしまいますよね。盗人猛々しいと言うか、屁理屈もここまでになると本当らしく聞こえるから不思議です。7億円も返さないで損害賠償請求とはアメリカと謂う国は本当に恐ろしい国ですね。これまで東芝やブリジストンなど多くの日本企業が無実の罪で訴えられては、その訴訟金額の桁外れの大きさに恐れをなして多額の和解金を払って“こと”を済ませてきたことが彼等に足元を見られる結果となったものですが、日本人もアメリカに媚びるだけが能ではありません。嘗て黒船に乗船して訪米した日本代表の木村摂津守は短躯5尺(150cm)でありながら相手の威嚇的な要求に対し毅然として一歩も譲らず四書五経論語の素読より学んだ語力は常に相手を圧倒し、6尺(180cm)のアメリカ人を畏怖させたことは誰もが知る史実です。我々日本人も彼に見習って毅然とした態度を崩さずに堂々と彼等に手向かうべきですが、戦後この方日本人は国語を勉強しなくなって久しく、アメリカ側の詭弁に対し反論したくても、ボキャブラリーが貧弱で何時も“黒い烏は白い鷺”と言わされて来ました。日本人が英語英語と浮かされて肝心の日本語を忘れたことが、こうまで日本を追い詰めているなんて皆様もご存じなかったことでしょう。(;;)
今回の米国牛肉輸入事件にしても、若し立場が逆で日本が加害者なら、日本政府は彼等に
どんな目に遭わされていたか考えただけでもぞっとしますよね。(;;)
自民党の武部幹事長の次男がホリエモンから3000万円を貰った貰っていないと国会で混迷化していますが、族議員の見本である武部幹事長も手元の原稿を読んで次男の預金口座を調べたが入金の事実は確認できなかったなどと力なく語る様はどう見ても嘘っぽく、真実貰っていなければ彼のことですから“天地神明に懸けて貰ってなど居ない”と顔を真っ赤にして記者団を怒鳴りつけた筈ではありませんか。然し万が一つ貰っていないとなるとリークした永田議員個人だけでなく民主党自身も窮地に追い込まれることになりますから、今後どんな風に事件は展開して行くことか興味津々ですね。
北海道の北見で起こった事件だそうですが、第三セクター“ふるさと銀河線”でワンマン電車を運転中の運転手が1キロほど走って何気なく車外の風景を眺めていたら、バックミラーに必死に列車にしがみついている高校生らしい女性を発見してビックリ仰天、非常ブレーキで停車し無事ドアを開けて女性を車内に入れて何事もなかったそうですが、ワンマンカーはバスだけだと思っていたら電車にもあったことを始めて知りました。(^^)
ドア外側の取っ手があったのが幸いしたもので旧式な汽車タイプの電車だったのでしょう。この運転手は駅ホームに女性が居たことを覚えており、乗客が降りた後も列車後部のドア付近に居たため乗らないと判断して見切り発車をしたものらしく、恐らくこの女性は友人でも待っていて来ないので動き出した電車に飛び乗ろうとしたらドアが閉まってしまったものであり、飛び乗ったもののドアが閉まったので飛び降りる決心を固めたでしょうが、咄嗟に無様に転けたら痛いし格好悪いなど一瞬迷ったことが電車のスピードが増し飛び降りる機会を失って後悔の念に苛まれながら振り落とされないことを神に念じていたものと思われます。運転手が規則違反の脇見をしてくれたことと、1キロの間に電信柱など障害物がなかったことが何より幸運だったですね。
車掌の役までさせられる三セクの運転手さんも大変ですが、会社ではきつく絞られて反省日記など書かされたのではないでしょうか。勿論高校生らしい女性には会社から丁重なお見舞品が届けられたことでしょう。(^^)
車掌と謂えば私が良く利用する昼下がりの山陽電車(殆ど乗客がなく居ても1車両1人か2人)の西舞子駅で上り電車が到着するとドアを開けておいてから電車を降りて脱兎の如く駆け出し5m程離れた地下からプラットフォームへの階段を覗きに行く若い車掌さんを偶に見掛けます。初めは何をしているのだろうか?と不思議に思って居りましたが、やがて頭の回転の鈍い私にもその訳が解けました。彼は地下から狭くて急な階段を上ってくるお年寄りの乗客の有無を確かめに地下を覗いていたのです。勿論乗客が上ってきていればドアを開けて乗客の到着を待つつもりであったでしょうが、私の見ている限りでは不幸にして未だその努力が報われたことなく何時も駆けて戻ってはピーと笛を吹いてドアが閉じられますが、彼はその度に私の心に涼風を運んで呉れて私を清清しい思いに駆り立ててくれたのです。
山陽電車の各駅停車は1時間に僅か4本の回数ですから1電車乗り過ごせば15分待たねばなりませんから、若い車掌さんは自らの判断で覗きに行っているものと思われそれが証拠に年配のベテラン車掌は電車から一歩も出ようとせず後ろも振り返らずにピーとドアが閉じられます。(;;)
この若い車掌さん何れ30年位したら山陽電車の社長になるのではないでしょうか。(^^)
先週の極めつけの事件は週末滋賀県長浜で起こった余りにも痛ましい幼気(いたいけ)な園児2名殺傷事件でした。似た事件が数年前東京で起こりましたが今度の事件は少し内容が異なり殺人を犯した園児の母親が中国人であり、30歳近くしての来日であり、わずか数年では充分な日本語が操れたとは到底思えず、本国の風習とまるで異なる環境に晒されての友達の園児やその父兄から疎外感と劣等感から惹き起こされた犯行と考えました。我々の時代はハーフなどと気の聞いた言葉などなく“あいのこ”などと差別語が当たり前でありましたが、今でもそれに近い表現があるでしょうし、言われた当人より我が子を分身と信じている母親にとっては耐えられない侮蔑であったでしょうが、反論したくても自身日本語の会話が充分でなくてはもどかしい思いばかりが残り、他の園児の母親の微笑みも彼女には侮蔑の冷笑と受け取ってしまったものでしょう。生まれ育った世界の異なる国際結婚の悲しい終焉でありましたが、彼女をそこまで追い詰めた原因が園児の母親達に全くなかったとは言えません。幼稚園で何時も主役を演じている美貌の母親が無意識の勝者となって敗者から復讐を受けることになったことはこの前東京の事件で立証済みです、新聞各紙は様々な意見を記載していますが、今回の事件も結果的には他の園児の母親達が無意識に持つた優越感が引き金となって惹き起こされた事件ではなかったかと考えます。
嫌な事件ばかり先週はロクな1週間ではありませんでしたが、唯一心を癒されたのは一昨日にお得意先から送られてきたお庭の白梅紅梅の写真であり、見れば見るほど汚れた心が洗われる思いが致しました。皆様も験(げん)治しに是非日本庭園の白梅紅梅をご覧になって下さい。

画像

昨日夕食時にメダルとまるで縁がないトリノ五輪実況を見ていたら、カーリングとか謂うゲームを優勝候補の筆頭カナダと日本の女子選手達が戦っていました。初めはルールがイマイチ呑み込めなかったのですが、どうやらビリヤードのポケットゲーム氷上版のようなものらしく40m先のゾーンに入った相手のストーンをゾーン外に押し出すことでゾーン内に生き残り得点を奪うゲームであることが漸く理解できました。ビリヤードは環境の変化がありませんから純粋に技術力の優った方が有利ですが、カーリングはボーリングのレーンコンディションのように刻々と変化する氷の状態を先読みする必要があり、単に技術力だけでなくメンタルなスポーツでありました。10ゲーム2時間を超す長丁場であり20kgもあるストーン(40万円以上もするとか!)を4人で1ゲーム80回も投げそれもハンドルを操作してフックやスライスと微妙に変化させねばなりませんから見ている方も結構神経の疲れるゲームでした。20分ほど見ていて事務所の仕事に戻りましたが今朝の新聞を見て日本が勝っているではありませんか!アッと驚くタメゴローでありました。カナダは美形揃いでしたが、我が日本は容姿ルックス共にイマイチであり人気の出ない原因の一つであったかも知れません。(;;)
【れっつカーリング】

国民保険料の恐怖

暖かかったお正月でしたが2月に入って急に寒くなったり雪が降ったりと天候不順が続いていますが、気候が急変すると体調を崩す方が多くてインフルエンザが蔓延し、小学校も学級閉鎖の処が多いそうです。小生も愈々確定申告の真っ只中に突入し、沢山の書類に埋もれて日夜踠(もが)いて居り、何時もの風邪引きから疲労が蓄積していますが、風邪だけは酷くならないようにと心に念じております。どんなに寒くても1輪車に縄跳びと戸外が大好きな1年生の孫がダウンし先週初めからインフルエンザに罹って高熱を出していましたが、感染するとかでお見舞いにも行ってやれず不憫でしたが週末漸く良くなったと思ったら今度は5年生の孫が調子悪く医者通いとなって、確定申告の戦力である愚娘も仕事どころではなく右往左往していますから事務所も弱り目に祟り目です。(;;)
今年から年金控除や老年者控除の廃止減額などによりお年寄りの税金が大幅にアップすることは先々週お知らせしましたが、この増税には意外な副産物が二つも隠されていることにお気付きでしょうか。
それは収入が昨年と変わらなくても控除額が大きく減ったことにより課税所得(税金の対象とされる所得で、総所得金額から所得控除を引いた金額)だけが増加することになりましたから、厚生労働省の定める窓口負担金免除の所得限度額(課税所得145万円)がクリアできなくなり10%の自己負担であった人が今年4月から20%(10月から30%)と3倍に跳ね上がる人が一挙に80万人も出てくることが分かったそうです(とっくに計算済みだったのか!)。これには厚生労働省も国税庁様々であり棚からボタ餅でしょうね。
尤も課税所得145万円といっても我々事業者なら食べて行けるには心許ない金額ですが、年金に換算すれば独身で350万円程度の金額となりますから、厚生年金と年金基金の両方貰っているようなリッチな人でないとまず対象となりません。従って一般の年金生活者はひとまず安心ですが、課税所得145万円が1000円でも跳ね上ると医療費負担がいっぺんに2倍や3倍になるなんて法律というものは不条理なものですね。せめて3%か5%刻みにでも段階的に上げればよいものを、お役人のすることは自分達の利害に関係ないことに限って細かい配慮や情けが全くありませんね。医療費の一人当たりの10%負担額が年5万円と仮定して試算すれば30%で800億円の増収となりますが、こんな年寄り苛めをする位なら年収1000万円を超える人達の自己負担額を僅か5%でも上げれば800億円をはるかに超える数字が得られると思いますが、そうすればお役人達が退職後自分達の懐に影響するので素知らぬ顔をしていることでしょう。
副産物のもうひとつは課税所得が増加したことにより年金受給者の住民税が自動的にアップすることによる国民保険料の負担増です。国民保険料は市町村によって異なっていますが、我が神戸市では下記のように定められています。
神戸市国民健康保険のご案内
住民税は家計を脅かすと言ってもそれ程でもありませんが、国民保険料が住民税の5倍以上であり且均等割や平等割と名付けた不平等なものまで付いています。(;;)更に介護保険もおまけとして付いてきますから、住民税を5万円(課税所得にして50万円)払っている方で年に30万円を超える負担を強いられて更に病気での自己負担30%ですから毎月の生活費は一体幾ら遣えることでしょうか?30%負担を含めて月額8万円がやっとでは霞(かすみ)でも食って行かねばならず仙人にでもならないことにはどうにも堪りませんよね。
神戸市はまだましな方であり、明石市や三木市のように固定資産割まで取る市町村や、国保の赤字が49億円もあるからと冗費節減もしないで料率を住民税の8倍も取るような福岡市など神戸市よりもっと高い市町村が少なくありません。
福岡市保険年金課|国民健康保険制度-保険料について
市町村は“国保の収支は赤字や”と宣(のたま)っていますが、判子を付くだけで高給を貪っているお役人達をリストラするか環境局へ配転してごみ収集させるかしてムダな経費を節減し、片や医者や調剤薬局の儲け過ぎに対し無関心で居ないで、全国市町村長会で製薬会社や医師会と厚生省の癒着を暴き、薬価や薬剤費の値下げを慫慂(しょうよう)して国保料を下げる努力を尽くして頂きたいと思います。
お正月4日のM新聞の一面トップ5段抜き記事は“国保30万世帯が無保険”と衝撃的なものでありその数は4年で3倍にも増加したものであり、如何に国保料が高いかを物語っているものでありました。国保は国民年金と違って生活に必要なものであり、30万世帯は保険を不必要としている人達ではなく資格証明書なるものの交付を受けている国保料の長期滞納者の数なのです。この証明書があっても30%ではなく100%の診療費や薬剤費を取られますが、証明書がなければ保険に適用される1点10円でなく、自費診療となり昔の交通事故のように1点30円とか50円の世界に入りますから、医者通いは蟻地獄と化します。
皆様は武田薬品が1兆円を超える売上に対し40%もの経常利益を上げていることをご存知でしょうか。薬九層倍と謂いますが、ただで作ったものを売っても人件費や広告宣伝費に多額な費用を要しますから40%の経常利益は只者ではありません。我々庶民は原価が殆んどゼロに近いものに多額なお金を払って居ることになります。不景気な昨今雨後の筍のように一等地に出現するお店は調剤薬局かドコモが定番となりました。それ程彼等は美味しい商売をしている訳ですが、その利益が我々庶民の国保料に負っていることを気付かねばなりません。又、昨秋発表された “開業医の黒字228万円”3段抜きの大きな見出しを見てびっくり、私はこの記事を読んで228万円が年額でなく月額であることを知り更に驚きました。恥ずかしながら年額と早合点していたのでした(;;)何でも厚生労働省が2年に1度実施しているアンケートでの集計結果だそうですが、高額所得の医者は回答を保留したしたでしょうから、回答した底辺の医者だけで年間収入2700万円にも達することになります。医大への投下資本が幾ら高く付くとは言え、どう考えても年収入はこの金額の半分以下が妥当なとこではないでしょうか。
書いていると段々腹が立ってきますよね。我が国の現在の実情は女衒に娘を売らねば餓死を待たねばならなかった江戸時代悪家老悪代官の百姓泣かせと少しも変らんではありませんか!
大地震を待ち焦がれる耐震偽装のヒューザーといい、庶民の利息をネコババして7兆円も利益を出す銀行や政府、自浄努力も尽くさないで保険の赤字を保険料の値上げで補う福岡市等々数えてみれば弱者が虐げられるばかりとなったこの世の中随分と歪んで参りましたが、飼い馴らされた猫みたいに大人しくどうして誰も文句も言わないのでしょうか。これから益々国民の貧富の差が大きくなって行くように思えてならないのですが…。平成の西郷南洲翁は最早現れないのか!
紀子さま久し振り(12年?)の“おめでた”は本当にお目出度いですね(^^)心からお祝いを申し上げたいと思います。小泉首相も意気込んでいた皇室典範改正案も紀子さまの“おめでた”で急遽見送りとなりました。皇室内のアンチ雅子派の密命を秘かに受けて紀子さまも“私は皇太后になるぞ!”と意気込んで40歳を間近に控えながら秋篠宮さま共々奮励努力を重ねられた結果でありましょうが、私は残念ながら今の皇太子や秋篠宮がお生まれになったこと自身突然変異であり、天皇家は女腹(おんなばら)の家系だと考えていますから今度のお子さんも間違いなく女の子だと思っています。
4月にはエコーで分かるそうですが、紀子さまも落胆されてどんな顔をされることでしょう。
顔と謂えば紀子さまはTV画面で見る限りでは何時も目を細めて微笑みを絶やさぬ観音菩薩のようなお顔をされていますが、あれはきっと営業上のお顔なのでしょうね。でも人間と謂う者はそうそう外面(そとずら)ばかりではストレスが溜まって生きて行けませんから、きっと紀子さまもお家ではいつも…(;;)
ホリエモン事件が一服したら今度は九州の福岡や熊本で耐震偽装事件が再発しています。耐震偽装は何れ全国的な展開となり日本中のビルの半分以上が耐震基準を充たしていないことが判明すると思いますが、これらは全てお役所の審査能力の不足(欠如か!)を業者に読まれてのものでありお役人がメクラ判を押した結果なのです。鉄筋のミリ数なら兎も角構造計算書で16戸になっているマンションの部屋が21戸もあったなど素人が見ても明らかですからお役所があきメクラで何も見ていないことが良く分かりますね。耐震偽装は起こるべくして起こった事件でありました。自社ビル120戸の半数以上について身障者用の客室や駐車場を他目的に流用するなどセコイことをしていたビジネスホテル東横インも耐震偽装事件のお陰で随分と世間の風当たりが弱くなっていますが、こんなセコイことをする会社ですから耐震基準も再調査した方がよいのではないでしょうか。一般的に欠陥ホテルやビルのオーナーは被害者であり悲劇の人とされて巷の同情を買っていますが、東横インに限ってホテル建設に総研やヒューザーなどが関与していたらどんなにか世間が喜ぶことでしょうにね(^^)
富山県の若夫婦に20枚来た年賀状のうち1等が2枚も当たっていたと新聞が報道していました。1等の当選確率は50万分の1だそうですから、M銀行垂水支店の3億円や2億円の宝籤など傍へも寄れませんね。(^^)私なんか毎年200枚近く賀状を頂戴しますが毎回切手シートが数枚当たるのみでしたが、よく考えてみたら何時しか私は3等4等の番号しか調べていませんでしたからひょっとして1等が当たっていたのかも知れませんね(^^)。宝籤と同じで当たっていても気付かずに取りに来ない人の方が多いのではないでしょうか。郵政公社でも過去の当選者からデータをとればきっと1等を取りに来た人は圧倒的に年賀状の受領枚数20枚以下の方になると思いますよ(^^)
久し振りの日朝間協議に際して北朝鮮の次官らしい柄(がら)の悪い男が拉致について記者団の質問に対して“拉致問題については我々にも言いたいことがある”などと思わせ振りな言葉を吐いたので何を言い出すかと思ったら“横田めぐみさんの遺骨を返せ”ですって、取り返せば遺骨のDNA云々は証拠がなくなると浅墓に考えてことでしょうが、弱腰で軟弱な日本代表も“めぐみさん本人さえ連れてくれば今すぐにも何処の馬の骨とも分からぬ遺骨は返してやる”位のことが言い返せなかったのでしょうか。こんな盗人猛々しい人の倫を知らぬ連中には面と向かって“めぐみさんを連れてこないとすぐさま経済制裁に踏み切るぞ!”と喚いてやれば良いのです。そんなことすら出来ないでいて、昨日武部幹事長が富山県での講演で息子ホリエモンの弁解の後で拉致問題が長引けば経済制裁も視野に入ってくるなどとほざいていましたが、こう謂うのを“痩せ犬の遠吠え”と謂うのでしょう。日本政府は彼等の報復など怖がって居ないで即刻北朝鮮に経済制裁を通告すべきです。報復が怖くて何時も彼等の言いなりになって来ましたが、それが彼等の思う壺であり計算済の処ですから、この際意表をついて”男は度胸“で臨むべきです。そのために“思い遣り予算”とか訳の分からぬ莫大なお金を払って沖縄で婦女に悪さをするだけしかの能のない用心棒兼居候(米軍海兵隊)を養っているのではないのですか。
トリノ五輪が開幕しましたが、体形の悪い日本人には不利な種目が多く、私は唯一自転車の女王スピードスケート500m大菅小百合選手に金メダルを期待しておりますがどうなることでしょうか。