空梅雨かと思って穀物の生育が危ぶまれていた処へ週末に降った豪快な雨はまさに旱天の慈雨だった^^。そのせいで今日も湿度の高い不快な毎日が続くが来週30日は愈々漢検のテスト日だ^^、6月10月と年2回の受験でもう17回目になるから初回準二級のテストから起算して9年目に入った計算になる、年月の経つ早さには愕くばかりだなあ、今月に入って慌てて前回の問題集を捲って書き取りの練習などして居るが、前回テストから8ケ月間のブランクと加齢により記憶力の衰退にはアレアレ?と戸惑うばかりに書けなくなった字が少なくなく「魑魅魍魎」や「罵詈讒謗」など目を瞑っていても書けるのに簡単な常用漢字の縦棒が突き抜けているか止まっているか忘れて書けなくなって居るから歳は取りたくないなとつくづく思った、最近では前回より高い点数など全く望めず合格するかどうかと謂う低次元の世界となって居るが、不合格になっても懲りずに挑戦しようと思って居る。当日雨にならないようにお祈りをしよう。

先日の日経夕刊の記事だったが、航空機ではなくて船のパイロットと呼ばれる水先人をご存じだろうか、タンカーなどの大型船が港に入出港する際同乗して双眼鏡で周囲に目を光らせ小さい漁船などを見落とさないように船長に周囲の状況を伝えるのが主たる仕事だ、最大56万トンのタンカーから見れば19トンの漁船など人間が見下ろしたアリンコより小さいからそれは気を使うそうだ。
水先人は私が知る限りでは長く航海された大型船の船長さんに与えられる資格で、定年後の勤めでありある意味天下り的なものだったが、5年前から規則改正で誰もが試験に合格すれば資格を得られることになり、現在大阪地区100人のパイロットのうち女性が一人居るそうだ^^。此の女性はどうしてもパイロットになりたくて神戸商船大学に入学し、難しい試験を幾つもクリアして水先人の資格を取得され現在大阪湾100人の水先人の紅一点として活躍されて居るがこの仕事は24時間勤務の激務だし、船は男の世界だから大変だと思う、男には船の周囲が水洗便所に使えるトイレなんかも女性にはムリみたいだし、乗務する船舶への乗船離船は陸からではなく当然陸地から遠い淡路島の沖合となり往路も帰路も随走する小型ボートからの移動となるが大型船の乾舷(喫水線から甲板まで)は10mもあるから波による大型船の揺れは半端じゃないし、颱風だからといって乗らぬ訳には行かぬだろうし、パイロットラダー(船舶用の縄梯子)に躰を委ねての猿(ましら)の如き小型ボートへの移動はサーカス擬きであり、可成りの難易度の運動神経が必要だろう。きっと資格テスト中何回も梯子から落ちて小型ボートから投げられる浮き輪にしがみつくまでたっぷりと海水を呑んだ苦い経験をされたと思うが、双眼鏡でアリンコを見付けるよりこっちの方がメチャ大変であり、余程船が好きでないと乗離船が恐くて到底務まらんのではないか。処で女性水先人の第1号は2年前横浜で26歳の女性が合格し現在横浜港で勤務しているそうだ。十人十色と謂うが、世の中には物好きな女性も居るもんだな^^。
話変わるが、小型漁船清徳丸を引っかけて乗組員を殺した海上自衛隊の護衛船「あたご」は先日何故か二審でも無罪になったが、入出港時だったら水先人がちゃんと見付けて待避出来たに相違ないから公海上であったことが不幸だったな:-)。
「雀の子そこのけそこのけお馬が通る」小林一茶の名句だが、雀でも「のきなさい」と言って貰えるのに、清徳丸の乗務員は引っ掛けられ殺され、文句を言ったら「規則を違えて対向車線にはみ出したんと違うのか」同様に強弁されては無念だったろう:-)。対向車線云々は同型船同士の話であって道路に飛び出した幼児を轢き殺した大型ダンプには適用できるとは思わないがなあ:-)。

先週火曜日高校時代の同級生が思いも掛けず60年振りに訪ねて来て呉れた^^。名は栗原君と言って温和しく目の細い長身白皙の好男子で、高三の時好きな女の子にラブレターなど届ける役目を仰せつかってくれる気の良い奴だった^^(ラブレターは突っ返されたけど…)、長く台湾との交易で彼方の在住などが長く、子供に仕事をバトンタッチして最近漸く此方に落ち着かれたそうだ。此まで数回電話をして呉れたようだが名前だけでは事務所で迷惑電話と思われ上手く繋がらなかったみたいだっだ。一言「同級生の栗原」と言ってくれたらよかったのに…、逢って見て相貌は年輪を重ねまるで当時と違っているようだったがよくよく眺めると昔の面影がそこはかと残って居り、当時の含み声など全く変わって居なかった^^、二人して懐かしい友の昔話など1時間ほど少年時代の回想に浸ったが、運転手を務めた娘婿に急かされ残り少ない後ろ髪を引かれるように帰って行った。又の来訪を約束したが、この歳になると「明日は我が身」であり、何時どちらがどうなるか分からない、お互い葬式に呼ぶほどの付き合いではないから何れどちらかが誰かから相手の訃報を聞かされ瞑目することになるのだろうな:-)。マジで友達付き合いの悪い私だが、再び「朋あり遠方より来たる」だった^^。
先々週は中学からの旧友「サンちゃん」がわざわざ訪ねてくれたことをブログの最後に書いて置きながら発信時にウッカリと飛ばしてしまった(;;)、そのため表題の「朋あり遠方より来たる」が無意味なものになって居た、謹んでお詫びします。サンちゃん又来てね、

先週の誤字訂正の答え
早合点で失敗して苦渋を嘗める、(苦汁)でした

今週の誤字訂正の問題
土壇場へ来て万事窮す

今週のご教訓カレンダー
「父帰る」菊地寛→「乳帰る」 
最近の美容整形ではお腹の脂肪を取ってペチャパイに移す一石二鳥の方法があるそうだが脂肪には帰巣本能があって軈てはお腹に帰ってしまうとか…(;;)