梅雨とは名ばかりで空梅雨だと言っていたら、先々週から北九州に山口県と豪雨による崖崩れなどで痛ましい多くの犠牲者が出ています。こんなに大きな災害が起きながら自民党政府は林防災相を災害現地に派遣して“ハイお仕舞い…”とはハテ?解せぬ話です。災害を利用するのは正攻法ではありませんが、事故直後自民党幹部達が挙って被害者の収容されている体育館などに作業服姿で駆け付け、お年寄りを励まし元気付けている処をメディアを通じて報道させ明日は我が身と案じて居る国民にアピールする知恵位浮かばなかったとは読みが浅いですね。麻生総理など福岡県は地元ではありませんか!解散で窮地に追い込まれている自民党にすれば此の災害を奇貨として来月末選挙の人気回復に資する千載一遇のチャンスだったでしょうに…アホやなあ(;;)
それにしても九州自動車道では道路公団の災害予知による道路封鎖の業務連絡が実行されるまでに1時間以上も掛かりその間に車が土砂崩れに遭って二人の尊い犠牲者が出て居ます。内一人は熱気球の日本チャンピオンだとか…時間当たり雨量や連続雨量が道路封鎖の条件になるそうですが、その一定雨量になるまで豪雨の中を漫然と手を拱(こまぬ)いていて、条件が満足したからと、やおら“どっこいしょ”と高速警備隊に連絡するなど人の命を何と思っているのでしょうか!全く以てお役所仕事にも困ったものです(;;)が、遺族の補償は全額国がしてくれるからとこんな弛(たる)みきった仕事をされては国民が堪りません。犠牲者の補償は道路公団の関係者全員が自腹を切れ!
蝉の声がすれば夏本番と謂われますが、将に夏本番が到来しました。最近ぐっと数が少なくなりましたが寒蝉(つくつくぼうし)の声が早く聞かれるのが待ち遠しいですね(^^)然し、秋が来たなら来たで、此の分では今年も悪い年であり、又大きい颱風が来て我等日本列島に甚大な被害を齎しそうな不吉な予感がしますがハテ?どうなることやら…(;;)
福知山線脱線事故から早いもので4年が経過致しました。JR側は29名の減俸などで事件の決着を付けようとして居ますが、遺族側は在宅起訴されたのが当時の社長山崎正夫だけであり、JR西日本最高責任者である井手正敬達3名が何の罪に問われないことを憤り検察審査会に異議を申し立てることになりましたが、事故当時相談役として此の会社を君臨して居た井手正敬は元社長で会長の南谷昌二郎(現在相談役)後任社長垣内剛(現在顧問)と親分子分の関係にあり一つ穴の狢である旧国鉄時代からのキャリア組であって、此まで数十年間大きな部屋に大きな椅子に踏ん反り返り、会議で居眠りすることと判子を付く位で篦棒な高給を貪ってきた悪い奴等です。電車の仕組みなど何一つ知らぬ文官ですからATS(自動列車停止装置)なるものも見たこともなく、口から出る言葉は経費を節減してJR東海やJR東日本に追いつけ追い越せであり、そのためには競合する阪急に負けるな!の掛け声であったことが4年前の大惨事の原因でありました。山崎社長は社長など名前だけであって何の権限もなく会長を通じて相談役の言うが儘であって、“黒い烏は白い鷺”と言わされて罪だけ押し付けられたのでは堪りませんが、組織と謂うものは誰かが犠牲にならぬと治まらぬものであり、相談役が院政を引いていた本当に悪い奴であることは誰もが知りながら検察も検察審査会も法律の限界でどうにもならないのはもどかしいでしょうね。法を破りながら何故か法に触れないこんな悪い奴等にはこんな時にこそ必殺仕事人なんてのが居れば遺族達も恨みが晴らせると思うのですが…(;;)
最近は我々が学生時代教えられもしなければ、考えもしなかった英語の発音について世間が喧(かまびす)しくなって参りました。先々月に利府高校のゼッケンのローマ字“RIFU”が発音上おかしいとお伝えした処ですが、今回日経新聞のコラムで国際海洋裁判所の判事柳井俊二さんが“ビオフェルミンで英語の発音が治る”と面白いことを書いて居られました。日本人はRの発音が苦手で外人が聞くとRight(右)もLight(光)もどちらも“Light”に聞こえるそうです。発音のポイントはRが舌を丸めて浮かせて口を尖らせて発音するとでき、Lは舌を上顎に付けて発音すれば良いそうですから、日本人ならLは自然体で話せますが、Rは口で言うほど中々上手くできず、つい舌が上顎にくっ付きます。そこでこの判事さんはRight(右)と言うときは舌の上にビオフェルミンを乗せて発音すると舌が上顎につき難くなるため外人にRだと分かって貰えると書いて居られました。まさか外人と喋るときに慌ててビオフェルミンを舌に乗せたりする訳にも行きませんから普段から舌にビオフェルミンを乗せて舌が上顎に付かぬようにRの発音練習をされたら如何でしょうか。我々のような高齢者には最早どうにもなりませんが、小学生や幼稚園児など用語の発音が辿々しい内に英語の熟語などではなくアルファベットの正しい発音方法として口の開き方や舌の使い方をしっかり教え込んだら容易にアルファベットの発音が咀嚼できるようになり、英語を履修した成人の暁には立派に英会話に資するものと思いますが如何でしょうか。何故ビオフェルミンなのか良く分かりませんが、私が毎日服用している数ある錠剤の中でビオフェルミンが一番大きく(直径約1cm)且つ溶けるのに時間が結構掛かるせいではないかと思って居ます(^^)。
今月初旬の毎日新聞にて現在私立保育園で8年間の豊かな実務経験を有する全盲女性が国家資格の保育士(最近では保母さんを斯う呼ぶようになりました)の資格があるにも関わらず大阪市の保育士の受験を断られ、更に市長宛の嘆願書(平松市長にまで届いて居ないのでは?)も叶わず、大阪市は今後も保育士採用試験での点字受験の採用は全く考えていないとつれない回答を受けたとの記事を読みましたが、全盲者は鍼灸施術でもして居れば…と言わぬばかりの大阪市の態度は明らかに障害者を侮蔑し差別したものであって私は憤激の言葉がありません。保育士は国家試験による資格であり、資格そのものには点字による受験を認めていながら受け皿の地方自治体がこのように立て掛けた梯子を登らせて於いて外すような対応では何のための国家資格かと訝しく思います。8年間も民間の保育所で充分な経験を積んで居るのであれば面接試験だけで充分ではありませんか!全盲の保育士の幼児指導に問題があるなら文科省は国家資格に点字試験を採用しなかったに違いありませんから点字試験の採用=自治体の採用受験資格と考えて当然であり、それを行政が否定するのは全く以て憲法違反でありましょう。行政は幼児に事故でもあれば自らに責任転嫁されることを懼れて障碍者の採用に腰が引けてのものに違いありませんが、此こそ事勿れ主義の役人根性の見本と謂うべきであり、障碍を有する者に育てられた園児達が将来障碍者に対してどれ程まで偏見を持たない立派な人間に成長して行くであろうことを予知しないのは愚かと云う他なく、幼児教育の根幹を忘れたものと言わねばなりません。大阪市の保育士採用試験担当者は筆記試験などの規則に拘ることなく、この全盲保育士がどのように保育所の幼児達と接して居られるか現在勤務中の民間保育所で実地検分されとくと観察されれば、此の女性が他の保育士の何倍も努力して幼児達を識別して懸命に努力され、どの保育士より幼児達に慕われていることに気付かれることでしょう。願わくば平松市長の英断にて此の女性のみでなく障碍のある保育士を積極的に採用され保育児童の潜在意識に障碍者に対する親しみと労りの心を植え付けて頂くことを祈って已みません。
この保母さんの事件は先々週のブログに搭載予定でありましたが、緊急のニュースが幾つも発生したためボツになっていました。処が先週木曜日の朝刊にて此の新聞の報道を見た全国61団体が所属する障碍者団体『DPI障害者インターナショナル日本会議』などが障碍者の権利と雇用についての見解を問う質問書を大阪市に提出し、市が再検討の結果今秋の採用試験で此の女性の受験を認める方針を固めたそうです(^^)。
然し天下の大阪市も障害者一個人の慟哭の叫びや、我々痩せ犬の遠吠えには一切聞く耳を持たず嘆願書すら握り潰して置いて、少し権威のある団体の抗議には簡単に迎合して尻尾を振るとはハテ解せぬ話です。ひょっとしたら“同和紛いの五月蝿い団体やから試験だけ受けされ後で落とせばええんと違うか?”と役所内で密謀が凝らして居るのではないでしょうか(;;)
お前ら赦せんぞ!
今週も女子プロゴルフは夏休みです。その代わり男子ゴルフではやってくれましたね。17歳石川遼選手が豪州のBジョーンズを18番のバーディーで突き放して本年度2勝目は立派でした(^0^)/
何時も何時も外人にばかり負けて居られるか!