連日猛暑の毎日が続きます。先月20日にはモスクワで38.2度を観測したとか…(◎.◎)
私は7月でもあちらでは小雪が降ったり、道行く人は外套でも着ていられるとばかり思っていましたから仰天しました(;;)。
お盆も間近に迫り高速道路も愈々書き入れ時に向かって居ます。未だ高速道路の無料化、有料化の将来が判然としませんが高速道路の通行権は謂わば特急券ですから購入は乗客の自由であり天下り役人の温床とならぬ程度の有料化が望ましいのではないでしょうか。
先日の新聞でアメリカ運輸省が急加速を訴えた23台のトヨタ車について調査を実施し運転記録から全事例でブレーキが踏まれていないことが判明しアクセル急加速の原因がトヨタ車に因るものでなく、“運転ミスが原因だと見られる”そうです。此は運輸省の高速道路交通安全局でトヨタ車の調査に当たった元幹部(先月退職)の談話として実名で伝えられましたが、米当局の対応に批判が強まる可能性が強くなって参りました。同元幹部はトヨタ車の調査が終わったにも拘わらず運輸長官側の意向で公表を避けているとして居ます(;;)
公表を避けた理由については此が明白なジャパンバッシングであるにも拘わらず、『当局がトヨタと緊密過ぎるとの批判を避けるため』だそうです。上手いこと言って逃げるものですね、アメ車の味方をして年中トヨタのアラを探し回っているアメリカ運輸省の何処がトヨタに緊密や!詭弁と言うのを通り越して、盗人猛々しいとはこの言葉でしょう、牽強付会ではアメリカも決して中国に負けていませんね。中国には餃子事件で犯人扱いされて今もお詫びの一つも聞かれず、アメリカには阻害され続けながら“緊密過ぎる”とは“そりゃ聞こえませぬ伝兵衛さん”(壽曽我対面、近頃河原の達引)ではありませんか。アメリカ運輸省の元高官が辞めた理由は定かでありませんが、辞めてなければ、全ては未だ霧の中でありトヨタは欠陥車と言われて莫大なリコール費用を負担させられる羽目に陥ったところでしたね(;;)。
一昨日の原爆記念式典オバマ大統領の指示で米駐米大使が出席するに際し、アメリカ人の多くは批判的であって、原爆投下は戦争を終わらせるための正当な行為だったと譲りませんが、アメリカと中国とどっちが狡いんかなあ…(;;)どっちも似たり寄ったりやなあ…(;;)
先月大阪西区で幼児二人が母親に放置されて餓死する痛ましい事件がありましたね。自らのお腹を傷めて産んだ子供達を見捨てた母親も母親ですが,近所の方から再三通報を受けながら連絡票を玄関に差し込んだだけで退散した児童相談所の失態は何時も乍ら月給泥棒である彼等の役人根性の発露でありました。5月18日など“子供の泣く声が今もする”との通報でありながら10時間以上此を放置していましたから,そのときはもう泣く力もなく、直ぐに駆け付けていたら恐らく幼児二人は救出されて居たでしょうから、児童相談所の職員は川で溺れている幼児達を見て手を貸さずに溺死の手助けをしたようなものです。法律的には罪に問えないだけに人の倫に悖(もと)るこの行為は大いに責められるべきだと思います。プライバシーとかを通り越した事件ですから早速この職員の実名を発表した上で環境局のゴミ収集車要員にでも異動させてやったらどうですか。
一体から“結果的に救えなかったことを真摯に反省したい”と他人事のように陳謝した大阪市のこども青年局の局長さんって普段何の仕事をしているの?ハンコだけ付いていないで偶には自分で現場に出かけたらどうや!
一方通報した側にも氏名住所を名乗らなかったことについて重大な責任がなかったでしょうか。悪巫山戯や悪戯が跡を絶たないこの末世ですから通報された自相側に“或いは?”の思いが過ったことは疑う余地がなく、通報者の氏名などが確認されて居れば恐らく自相側はこの通報者と接触していたに相違ありませんから二人の幼児の尊い命は救われたことでしょう。駅の構内や電車の車内などで若者の暴行を目撃しても誰一人止めに入らず無関心を装う昨今ですが、他人の不幸より自らに降りかかる煩わしさを避けて見て見ぬ振りをする人達が多く、今回の事件も現代社会の群像を象徴して居ましたね。
片や年金不正受給事件で推定死亡者である100歳以上のお年寄りが焦点となって調査が続けられて居ますが、私は80歳代90歳代の人達にも死亡者が居て多くの不正受給者が蔓延っていると思いますから此から調べれば調べるほど事件は富士山の裾野のように広がって行くのではないでしょうか。この際年金の振り込み制度をも抜本的に見直す機会かも知れませんね。
“秋深き隣は何をする人ぞ”この句は松尾芭蕉が死を数日後に控えての名句ですが、『秋深まるこの夜はなんと、寂しく儚いことか。….隣人は何をしているのだろう』昔の人達にとって隣人は家族のような存在であったのでしょう。人々が隣人に無関心になったのは日本が高度成長期に突入してからだと謂われますが、生活が楽になって他人への思い遣りを失い、少し宛心が寂しくなり軈ては周囲が見えなくなったことが今回の事件の遠因を模(かたど)っているように思われます。戦時中は食べるものは何もなかったけど向う三軒両隣が助け合って生きていた時代が懐かしいですね。
日本人一人が死亡し多数の負傷者を輩出した世界で一番遅いと言われるスイスの“氷河特急”に対しスイス運輸当局はスピード違反で脱線したとの結論が出したようです(;;)
目的地への到着時間が最終目的のそこらの電車と違ってゆっくりと走ることで乗客に周囲の景観を楽しんで貰う筈の列車が、スピードを出し過ぎてカーブが曲がれなかったなど到底考えられず運転手が他のことに気を取られて詰まらぬ考えごとでもしていたに相違ありません。
この事件から連想するのは定められた時刻に尼崎に到着しないと厳しい懲罰が待っているため必要に迫られて40kmオーバーで魔のカーブに突入し曲がりきれずに多くの死者を出し、自らも命を失ったJR西日本の高見運転手ですが、今回と此の事件では全く環境が異なって居り、JR西日本の厳しすぎた日勤教育に比し、スイスの運輸当局の運転士達に対する日勤教育が微温湯的であって余りにも杜撰であったことが窺えます。“過ぎたるは及ばざるが如し”とは先人の格言ですが、物事の中庸を守ることの難しさを教えられた事件でありました(;;)。
女子プロゴルフ今週は夏休みで、お休みさせて頂きます。
先週の問題の解答
“膚が泡立つ思い”は“膚が粟立つ思い”でした。
誤字訂正今週の問題
“新商品の開発の社命を受け担当者は油汗を流して苦悶している”