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亀田も悪いがメディアも悪い!


吐く息が白くなる朝夕の冷え込みが中秋の到来を思わせますが昼間は未だ結構暑く、うちは東南向きなので午前中は日が当る事務所の玄関先の縁台に3匹のキリギリスを日向ぼっこさせています。きっと太陽の恵みが温かくて嬉しいのでしょう、掠れた声になりましたがギースチョンと啼いています。因みに午後は蛍光灯スタンドの直下で暖を取り、夜は電気行火(あんか)の上で虫籠の上から毛布を被ってお休みします。キリギリス達が縁あってうちの厚生部のハケンとなってから18日の木曜日で丸100日が経過し、3ケ月の契約を更新致しましたが、何とか今月一杯生かせてやりたいと願って居ります。金魚屋さんで聞いたら2月まで生かした方が居られたとか… {%uttori%}
{%cd%} 女性歌手が20数年前歌ってヒットした曲を選んでリバイバルで唄った徳永英明のアルバムがヒットしているとの噂を聞いてネットで買い求めました。3部作で売上100万枚突破とか… {%cracker_a%} 病でも患っていたのか彼のことは永く聞きませんでしたが、あの透明な高音は独特で多くのファンがカムバックを待っていたものでしょう。彼の歌声が巷を流れていたのは20年も前でしたから随分と遅いカムバックでした。
“時代、恋人よ、秋桜”などフォーク調の想い出深い歌が鏤(ちりば)められたアルバムは、若き日?の私自身を甦らせ聴いていて懐かしく心和む一刻(ひととき)でありました {%ureshii%}
男性の歌う女性の曲は随分と違った雰囲気であり、彼も20年前の高音は流石に無理なようでしたが、充分に年輪を感じさせる渋い声に変貌し一味違った徳永英明に出会えた感じでした。特に “恋人よ”などは出色のでき映えであり、五輪真弓と聞き合わせて見て同じ歌でありながら男性の愛は与えるもの、女性の愛は与えられるもの、と男女の感性の違いを存分に思い知らされたのでした。然し同時に感じたことは五輪真弓が歌っていた頃は完全に女性の歌でありましたが、四半世紀の年月が経過した今となっては男の歌かと思えましたから不思議ですね。たった25年の歳月で女性の膂力が急速に増幅し、男が軟弱化して女性の従属物となり果てたものでありましょうか。{%naku_a%}
このアルバムには何故か恋人よ(五輪真弓)、時代(中島みゆき)、あなた(小坂明子)など歌った本人が作詞作曲した曲が多いのが特徴でしたが、何れも過去の人が多く、今の若い方なら知らぬ人も居ると思われますが、このアルバムのヒットのお陰で彼女達も懐が随分潤ったことでしょう。 {%uttori%} 作詞作曲の著作権料が50年間も貰えるそうですから有難いですね。作者の死後も貰えますから国税庁は著作権に対し相続税を取ることにしています。生前3年間の平均収入に一定割合を乗じた額が相続財産として課税されることになっていますから随分ちゃっかりした話ですね。でも日本人は飽きっぽい人種ですから尾崎豊などは希有な例で相続税だけガッポリ取られて死後作品が全然売れなかったりして… {%komaru%}
上司の係長の暴言で傷ついて自殺した35歳製薬会社の営業マンの妻が基準監督署に労災認定を求めた判決で東京地裁はパワーハラスメントによる鬱病だと認定し労災保険不支給とした静岡労働基準監督署の処分を取り消しました。パワハラ自殺に労災認定は我が国では初めてだそうです。死屍に鞭打つつもりは毛頭ありませんが、上司の暴言で傷ついて自殺だなんて最近の男の子(おのこ)共は軟弱になりましたね。暴言と一口で言っても軽いものから、人間の尊厳を犯す酷いものまで数多(あまた)あろうかと思いますが、この方の場合係長が、彼には何を言っても決して反撃されないと謂う安心感から言葉が段々とエスカレートしたものと思われました。『存在が目障りだ、皆が迷惑している、消えてくれ!』、『お前は会社を食い物にしている月給泥棒だ!』『何処へ飛ばされても仕事をしない奴だと言いふらしてやる!』などなど満座で言いたい放題言われて抗辯できなかった悔しさが鬱状態を招き自らを死に追い込んだものでしょう。この方は恐らく幼年時代から虐められやすいタイプであったのでしょうが、それまで周囲の環境が良過ぎて苛めの洗礼を受けない儘に大人になったのが仇となり苛めに対する免疫力がなかったのが不幸の始まりだったようです。分別のある中年になってからの麻疹(はしか)は怖いですよね。言っている本人は半ば冗談でからかっていたのが聞かされた当人の衝撃の大きさを見て徐々に快感が芽生えたに相違ありません。ま、係長も其の昔上司から同じようなことを言われていた腹癒せだったかも知れませんが、並みの人間なら俺があれだけ傷ついたんやから部下には決して言うまいと思うところを係長の育ちが下賤だったのか親の教育が悪かったのかこんな結果を招いてしまいました。 {%gakkari%}
遺族にたったの1000万円の労災保険金で、加害者に何のお咎めもないと謂うことは解せませんよね。私が若し当事者だったらどうしたろうかと考えました。私は小さい頃からずっと両親に“お前には人との協調性がないから月給取りは3日と続かんやろ”と言われ続けて大きくなりましたから、直ぐに上司か同僚と喧嘩(弱い癖に子供の頃から喧嘩は大好きでした。実績2勝8敗くらい… {%gakkari%} )をして辞めていたと思います。病気と言われればそれまでですが、自殺するくらいに思い詰めたのならどうしてその前に係長をどつき回して蹴り倒して顔に唾でも吐きかけてから死ななかったのでしょうか。此の儘ではこの方何時まで経っても成仏できずに現世とあの世の硲(はざま)を彷徨(さまよ)うことになり兼ねませんが、因果応報と係長の夢枕に毎夜出て飛び起こさせ、仕舞いに鬱病にさせてやったら成仏できるのではありませんか。 {%akkanbe%} それとも地裁は係長の非を全面的に認めたことだし、奥さんが一念発起し、会社と係長を民事告訴(刑事はムリみたい)して遺族への慰謝料を5000万円くらい毟り取って遣ったらご主人も少しは成仏できると思いますよ。 {%shiranai%}
懲りないと云うか頭がおかしいのか植草一秀元大学教授の再三に亘る痴漢行為に対して遂に16日東京地裁で懲役4年の実刑判決が下され、彼ほどの高学歴な知識人であり著名人をもってしても裁判官の判断を誤らせることはできませんでした。
斯うした性癖は学歴とか教養を超脱したものであり、そうした人の深層心理は誰にも読み取れるものではありませんが、女性の感は特に鋭いですから永年閨を共にされた奥様なら或いは元教授の表の顔と裏の顔の区別に気付かれていたのではと思いますが、本来なら離婚訴訟でも起こす筈の奥様が今も植草元教授の弁明を全く疑わずに信頼し、共に冤罪と闘って行くと述べて居られることと、植草被告自身も過去の事件共々全く覚えがなく無罪ですと断言されていることと思い合わせると、私はひょっとして植草さんが犯行についての記憶を持ち合わさず真実を述べていられるのではないかと疑いを抱きました。二重人格者で昔映画にあった“ジキル氏とハイド”状態であって少女が標的として身近に現れたとき俄にハイドに化身し犯行が発覚した時点でその記憶の全てを忘却の彼方へ追い遣ってしまってジキル氏に戻っているとしか思えません。冤罪を勝ち取るには渡米でもして専門の病院で脳の病理検査をし、二重人格者のお墨付きを貰えば良いと思いますが、そうすると今度は精神異常者の仲間入りとなりますから植草さんも四面楚歌となりましたね。 {%tohoho_a%}
これまで余り知られなかったボクシングのフライ級内藤大助選手は、あの憎々しい暴力団亀田組親子のTV会見を見て『もう怒りはない』笑顔で『次は”お疲れ“と声を掛けて話をしたい』との談話は罪を憎んでその人を憎まずの心境であり爽やかでしたね。之が本当のスポーツマンと謂うのでしょう。夫婦してパートで月額12万円の稼ぎで生活していたとか… {%gakkari%} 今度の賞金1000万円も大半が借金の返済で消えてしまうと思いますが、漸く有名人の仲間入りができました。 {%applause_a%} 彼は3年間の赤字を控除できる青色申告をしていたのでしょうか。税金を生業(なりわい)とする者としては気に掛かるところです。今回は亀田親子に全面的な非のある事件でありましたがその背景にはメディアの煽動と画策があったことを忘れてはなりません。ランキング14位がタイトル戦に出ること自体本来なら常識では考えられませんから、視聴率のみを重視して亀田親子を主役と仕立て結果的に神聖なるアスリートの世界を冒涜したメディアも大いに非難さるべきだと考えます。
{%golf%} 県下三木市(と謂っても殆ど三田市)のマスターズゴルフ倶楽部で行われたマスターズレディースゴルフは、横峯選手には一昨年予選落ちをしたゲンの悪いゴルフ場でありましたが、しぶとく3アンダー4位に留まり最終日スコアを落とした上田桃子との賞金女王争いが益々熾烈となって参りました。さくらちゃん後5試合を結果を気にせず身体に気をつけて頑張って下さい!

氏名は“00”です


10月だと云うのに斜向かいのMさん宅は百日紅(さるすべり)が満開です。9月中頃から咲き始めましたから例年より1ケ月以上遅く異常であり、石蒜の開花の遅れ処ではありません。百日紅は木槿(むくげ)と並んで代表的な夏の花ですから、早く咲くなら兎も角開花がこんなに遅れたのはどうしたことでしょうか。異常気象は他にも我々が気付かぬいろんなものにまで影響を及ぼしているでしょうから少々気味が悪いですね。若しかしたら農家の稲穂が何処も空っぽだったりして…{%saiaku%}
賤しくも大臣たる者少しは品格がなければなりませんが最近の大臣の軽いのには驚きますね。安倍政権の伊吹文部大臣(現在自民党幹事長)などは少しは骨のある大臣であり、教育基本法などで力を発揮され矢張り事務所費問題などで物議を醸しましたが農水大臣などと違って力で踏ん張りきりましたが、如何に2世議員とは謂え今度の渡海文部相の頼りない上に幇間さながらの態度には同じ兵庫県人として恥ずかしさを憶えました。日本相撲協会の北の湖理事長を時津風部屋問題の事情聴取で召喚しながら、お世辞笑いを浮かべてまるで揉み手をせんばかり幾度も深々と礼をしては腰を屈めて応接に誘(いざな)う態度は見ていて恥ずかしく、知らぬ人が見たら北の湖が大臣かと思ったことでしょう。北の湖は何時もの仏頂面の上に頭もろくに下げず、どっちが主役やら分からず情けなくて涙が出ました。渡海さん後で北の湖からサインを貰ったのと違うか?
大臣になったからと鳩山邦夫のように威張り返って“死刑には大臣の署名など不要にせよ!”などとの放言もどうかと思いますが、人それぞれ器というものがありますから例え当選回数6回とは謂え所詮お父さんの地盤があったせいであり回数と親の七光りだけで大臣の椅子を与えるのはどうかと思います。椅子が重くて自殺までした人だって居ましたよね。{%gakkari%}
大臣と言えばこの人桝添要一厚生労働大臣は目立ちたがり屋の見本のようで一寸気になります。社会保険庁の本家の親分であるために身内を庇い罪を分散して世間の注意を逸らすためか“小人閑居して不善を為す”などと学をひけらかし地方自治体の年金処理の杜撰さをボロカスに言って不正職員の刑事告発を要求し、自治体の長(おさ)から顰蹙(ひんしゅく)を買っています。金額の多寡の問題ではなく偽の口座を作って年金を入金させるなど社会保険庁の職員の遣り口の方が余っ程巧妙で狡猾ですから他人を責める前に身内から厳重に処罰するのが順序と謂うものだし、そんなことよりも事件の根幹を抉(えぐ)り出すのが先決ではありませんか。今更罪人を作って見てどうしますか、“木を見て森を見ず”の格言にあるように舛添厚労相は頭と尻尾と見間違えています。大体から国民年金の徴収業務を市町村に委託したのは社保庁であり、監督責任は一体からどうなっていたのですか。舛添要一は自らの襟を正し今回捏造が発覚した年金データのソフト問題に全力を挙げて解明して頂きたいと思います。
年金データのソフト問題と云うのは総務省の年金記録問題検証委員会の調査の結果社保庁の主張していた真っ赤な嘘が暴かれ、社保庁がNTTデータに膨大なお金を払って依頼した年金データのソフトの組み方の問題です。私のようなコンピュータ門外漢でも加入者の名無しのデ-タが入力できるソフトなど想像も付きませんが、非がどちらかにあるかは火を見るより明らかであり、社保庁が確信犯であることは彼等自身“プログラムが加工されていたものであることは知らなかった”との説明により明白になりました。NTTデータに限らずソフトと謂うものは、順に従って入力を完了させないとそのデータが入力終了できない性質を持っていますから、住所氏名生年月日等に付いて不明があればどう入力すればよいかNTTデータは社保庁に問い合わせたに相違ありませんからその段階で社保庁は氏名の不明は“00”の入力で処理できるように依頼したに違いありません。同時に住所や生年月日の不明についても入力パスは赦されませんから如何様なソフトの改変がなされていたものかこれ又社保庁がNTTデータに命じて別の手直しが加えられたものに違いありませんが、現在の処不明であり、分かったことは社保庁が預かった年金は自分達が貰ったお金だとの予断によりデータ処理の杜撰なソフトをNTTに依頼したものだと再確認するに至りました。
それにして“00”にされてしまった524万件もの名無しの権兵衛さんの本名をどうして捜すことができるのでしょうか。我々国民は社保庁の庁ぐるみの隠蔽工作を絶対に阻止せねばなりませんが、コンピュータ音痴の福田康夫や舛添要一では先ずムリでしょうね。{%tohoho_a%}
ご当地滝川高校の陰湿な苛めによる飛降自殺事件の真相が少し宛明るみに出て参りました。事件は学校側の懸命な隠蔽工作にも拘わらず、真相解明まで今暫し時間を要するものと思われますが、当初滝川高校の名を出していた神戸新聞が事件の核心に近づくにつれて学校名を出さなくなり、遂には滝川高校実名が出された週刊新潮誌の広告すら拒絶しましたから何とも不思議なことでありました。嘗て毎日新聞を誹謗した週刊新潮誌の広告を毎日新聞が登載したことで“みんなの広場”に流石新聞社は懐(ふところ)が深いと謂う投書が掲載されたことがありましたが、私は新聞社と謂う処は広告部が編集部の上座に位置しているものだと信じていましたから、編集部が広告部に屈さねばならなかった無念さをどう晴らしたろうかと思ったものでありました。{%akkanbe%}
従って今回神戸新聞の広告拒否は別に理由があり、苦しい経営の中を大切な大口得意を断ってまでとは利害を離れたよくよくのことですから、それは兵庫県下の滝川人脈と神戸新聞社の株主等上部に関わりありと見ました。ひょっとして滝川は神戸新聞社の大株主か或いは滝川グループが神戸新聞の経営に参画しているのではないでしょうか。新潮社の広告代相当額が滝川から神戸新聞に寄付されたりして…。 {%akkanbe%} 神戸の財界に君臨する兵庫トヨタの社長さんは歴代滝川姓ですが、滝川高校と無関係でしょうかねえ?
先月末に母方の叔父が92才で亡くなったと聞き、姫路まで告別式に列席しましたが、柩の中の叔父さんの身体を覆った2m近くある阪神タイガースの大きなペナントがアンデス音楽に良く出てくるポンチョのように見え仰天しました。聞けば叔父さんは熱狂的な阪神ファンだったそうで病院でも欠かさず試合中継をTVで見ていたそうです。阪神が1位だった頃は元気だったのに負けだしてから急に元気がなくなり病状まで悪化して優勝が消えて亡くなられたとか…{%gakkari%}
阪神も勝ち負けが病状を左右するほどこんなに熱狂的なファンまで居ると云うのに正念場である終盤での不甲斐なさは無様を通り越していますが一体どうしたことでしょうか。この叔父さんだけでなく関西には球場に行かない多くの隠れファンが居ますから、タイガースもファンのことを考えて来年はもう少し本気で試合をして頂きたいですね。{%ikari%}
戦時中姫路の山奥に疎開していたとき以来見ることのなかった“くつわ虫”に何の縁(えにし)か65年振りに遭遇することとなり、爾来90日間キリギリス達と啼き交わして仲良く過ごしてきましたが昨日夕刻永眠致しました。一昨日は庭で捉まえた小さい三角バッタを私に抱かれながら食べたのが最後で、夜に一度“ジー”と啼きましたが最後のお別れの言葉だったのでしょう。庭の片隅インコのQちゃんの傍にお墓を作ってやりました。合掌
群馬県の赤城で行われたSANKYOレディースは横峯さくら選手初日パットが乱調で77と乱れ2年ぶりに予選落ちかとハラハラしましたが45位タイですれすれ予選通過は一昨年11月からの予選通過記録を伸ばしましたが最終日はがたがた崩れ、トップテンフィニッシュの記録が連続8回で終わったのは残念でした。{%orz_a%}
優勝は初優勝の韓国人であり主催者SANKYOはパチンコ大手韓国系企業ですから、何時もなら主催者が渋い顔をする韓国人の優勝も大喜びであったでしょう。{%applause_a%}

鏡里の怨念か


愈々明日から10月となりますが流石に昨日今日と雨模様でもあり気温も少しは下がった様子で湿度は高いものの取り敢えず猛暑から抜け出せてホットしております。現金なもので気温が下がったせいか“石蒜”が姿を現しました。花が咲くにはもう少し掛かると思いますが地温が一定温度以上だと球根が目覚めぬ仕組みになっているのでしょう。今年は何となくセプテンバーソングも聴く気になれぬ暑い9月でした。 {%gessori_a%}
7月初旬から事務所の厚生部の嘱託となったキリギリスは3匹全員至って元気ですが、一緒に貰われてきたくつわ虫は秋風の到来と共に急激に老いが目立つようになり、目が不自由になったらしく足も取れて前足3本だけ達磨さんのようで歩行困難となり直ぐ仰向けに倒れては中々起き上がれぬ状態となりました {%gakkari%} 。元気なときは食事を貰えるためすっかりと私に懐(なつ)き虫籠を開けると寄ってくるまでになっていましたが、最近では大好物の三角バッタが段々居なくなってきたため、毎日朝夕少しの玉葱やレタスの茎を私の手から食べて余り動かずにじっと過ごしております。それでも夕方私が庭の水撒きをすると庭木に当たる水の音から仲間の声を連想するのでしょうか、決まってジージーと力を振り絞って哭くのを聴くのは籠の鳥ならぬ籠の虫とされた己が運命を嘆いているように思われ物悲しく哀れで私の方が哭きたくなります。80日間も虫籠に閉じこめて伴侶も連れて来ずにゴメンネ、くつわ虫君 {%gomenne%}
自民党の新しい総裁がデキレースで誕生し、福田康夫が総理大臣に就任しましたが、認証式のとき目が宙を踊っていましたからこの人表面は冷静を装っていても実は小心翼々が本性かもしれません。お下がり内閣とか謂われる所以は総理自身が主義主張を持たずに前例を蹈襲することしかできず、従って北朝鮮やアメリカに媚びを売る娼婦の如き八方美人では日本の将来が憂いられてなりません。誰が総理になっても我々の生活が良くなるとは到底思えませんが、自分達だけが良ければよい町村派とかなんとか派など現在の派閥制度は、明らかに他党に向けねばならぬ党のエネルギーを内部でムダに燃焼させているが如くであり、自民党と云う派閥が一致結束できないのでは自民党が内部瓦解したも同然でありますから、政治家が派閥優先、官僚が省益優先では国民など蚊帳の外であり、金持ち優遇税制、低額所得者苛めの増税など国民不在の政治がこれからも延々と続くことでありましょう。 {%tohoho_a%} 安倍さんの方が未だマシだったのかなあ… {%naku_a%}
電車内で悪ふざけをした高校生を平手打ちで殴った神奈川県警の巡査長が、県警監察官室から“赦されるものでない”と処分されるそうです。 {%gakkari%}
公共施設内や電車の中で周囲の者に頓着せず尻座してものを食べたり化粧したりと傍若無人に振る舞う最近の若者を見ていると、この巡査長の取った行動は我々にも充分共感できるものであり、若者達への一般論として誰もが常々苦々しく思っていた処にこの事件のように電車内で拳銃擬きのライターなど発火されては、誰だってこの高校生を平手打ちしたくなりますよね。良くやってくれた勇気ある行動だと全国から神奈川県警に電話やメールがナント!4000件とか、学校でも体罰禁止で子供達が増長して先生が“叩きたかったら叩いて見ろ、お前はクビやぞ!”と生徒達に脅されているのが現状だそうですから、3日に1回は先生にど突かれては投げ飛ばされていた我々の学生時代とは主客転倒の有様は一体から何がどう変ったのでしょうか。巡査長も高校生がライターとは謂え職務上命の次に大切な拳銃を弄ぶような行動を見て頭に来たに違いありません。お酒が入っていた上に自分は警官だとの自負心が3発の平手打ちとなって出たものでしょうが、平手打ちがなければ電車内のライター発火遊びはその後も続いたかも知れませんからこの警官の採った行動は未成年者の喫煙阻止をも含めて正しかったと思われますが、愛の鞭でも暴力と解される昨今であり本当に変な世の中になりましたね。この警官があの雷鳥の不甲斐ない乗客達の中に乗り合わせていたらあんな不幸な事件はきっと起こらなかったでしょうし、世の中儘ならぬものですよね。又この人が警官ではなくお酒の入ってない只の正義感の強いマッチョな男性ならどんな結果になっていたでしょうか。スパルタ教育の中で少年期を過ごした戦前派の一人としていろいろと考えさせられる事件でありました。
同じ暴力でも大相撲の時津風部屋でビール瓶で額をかち割った後“可愛がってやれ!”と親方率先しての新弟子への私刑(リンチ)による殺人はヤクザの世界を彷彿(ほうふつ)させる凄惨極まるものでした。時津風部屋と謂えば彼の双葉山が居た部屋で嘗ては名門であり一時は相撲界を席捲していましたが栄枯盛衰世の倣いとは謂え双葉山亡き後、出羽一門、二所一門にその座を譲り現在では亜流に甘んじておりますが、この事件で時津風部屋は恐らく解体され消滅することでありましょう。歴史を振り返れば事件は起こるべくして起こったものであり、今は去る40年前双葉山亡き後順当に時津風部屋を継ぐべくであった大横綱鏡里を双葉山の奥さんの横車で強引に幕内優勝回数なし大関までしか成れなかった豊山に時津風の名跡を継がせたことにあります。腕っ節が全ての相撲界では横綱大関の序列に学歴は無用であり、鏡里は青森の小学校を出ただけで部屋に入りましたからズーズー弁であり字も満足に書けず、大学出の豊山とは教養も何もかも違う処を双葉山親方の未亡人に疎まれ、双葉山の遺言だとか言われて詰め腹を切らされたものですが、彼は何も語らず自ら立田川部屋を創設して後進の指導に当たり定年まで務めて故郷に帰り04年角界2位の長命80才の高齢での逝去でありましたが、当然に得られる筈だった時津風の名跡への執念は物凄かったでありましょうから図体がでかいばかりで小結しか成れなかった“双津竜”如きに更に名跡を移された憤りは“世が世ならば”と耐えられなかったのではないかと思われます。それ故今回の事件はひょっとして元横綱鏡里立田川親方の怨念のなせる業ではなかったかと私は考えました。
弟子を甘やかす親方(何処の誰のことかお分かりでしょうね)、片や弟子を殺す親方と北の湖理事長の周辺も何やら騒がしくなって参りました。これだけあちこちから足を引っ張られては相談相手とてなく怖い顔をするだけで才覚のない理事長さんも文部科学省の大臣達にまで叱責されては四面楚歌となったことでしょう。 {%gakkari%} 言論統制事件でメディアの人気も最悪とあってはそろそろ引き際と考えた方が良いのではないでしょうか。国技(何処の?)だからと入場料や放映料収入に対する法人税を特例で無税にして貰って、モンゴル人にしこたまお金を持って帰られては敵いませんよね。日本相撲協会はODAか!
今年5月大阪で起こったステーキ店での女性客拉致暴行事件で大阪地裁杉田宗久裁判長は主犯の店長に対し『前代未聞の極悪非道な所業であり求刑は軽きに過ぎる!』と検察側求刑の懲役10年に対しナント!懲役12年の判決を下しました。この硬骨裁判官は量刑に社会情勢を反映させることが多かったそうで、これまでも求刑を上回る判決が多く出されたそうです。常識的には何処の裁判所も判決は求刑の7掛け乃至8掛けと相場が決まっており、求刑を超えられては検察官の立場がなく、この判事さんの事件に限って担当検事も目一杯の求刑をしたものと思われますが、それでも2割増しでは検事さんもショックでしょうね。 {%tohoho_a%} この硬骨判事さんもっと早く高裁判事に出世していて光市の強盗強姦殺人犯の元少年を裁いて頂きたかったと思います。判決が“市中引き回しの上火炙り獄門”だったりして… {%komaru%}
{%golf%} 愈々日本女子オープンが今週北海道苫小牧で行われましたが我等がさくら選手今週はボギーが多くてスコアが伸びず優勝すれば賞金1億円を超えットップの予定でしたが無念にも6位タイと沈みました。先週18番衆人の目前でのザックリの後遺症が癒えなかったものでしょうか、パーオン率ダントツトップでありながら現在の地位は如何にパターが下手かを象徴しています。パット is マネーと言いますよね。 {%shiranai%}

常用漢字の表外読み


今年はとうとう庭に恒例の彼岸花も咲かぬ異常気象のお彼岸を迎えることとなりました。毎年見慣れているものが咲かないと何か忘れ物をしたようで落ち着きません。 {%shiranai%}
先週の或る夜漢字検定の勉強をしていたら“石蒜”と言う言葉の仮名付けが問われ、“石の蒜(にんにく)って何やろ?”考えても分からないので辞典を引くと“ひがんばな”の漢名だそうです。 {%shiranai%} 蒲公英(たんぽぽ)や向日葵(ひまわり)は読めても“石蒜”には遭遇したこともなく己の無学を悟り恥じ入る次第でありました。 {%gakkari%}
然し、漢字検定のもっと厭らしい問題は“石蒜”など難しい漢字ではなくて常用漢字の表外読みと謂う厄介なものであり、漢字自体は中学校3年生までに教わるものであっても、その読みについては代表的なものしか教わらず、その教わらなかった読みを所謂“表外読み”と謂っていますが、高校生以降教えられるものと自ら憶えないとならないものがあり後者が難物であって、問題を見て頭が真っ白になる代物です。
例として挙げると“煙る”や“温い”や“甘い”などどうですか。何れも明治時代の文豪が当て字に用いたものが、戦後サバイバルしたものと思えますが、漢字の意味からはまず読み取り難いもので“読み”を丸暗記するしかありません。“読めるけど書けない”と仰る皆様はこの三つが読めますか?全部読めた方の国語力は高校の国語教師以上でしょうね。読めない方は文末の答えをどうぞ。 {%ureshii%}
先週午後税理士会の支部研修に出掛けようとして時間がなかったので数時間のことだと勝手な理窟を付けて駅前に自転車を放置して新長田まで行って4時間後に帰ってきたら見事にその辺の放置自転車と共に全て撤去され市の回収車に持ち去られて居ました。 {%gessori_a%}
昨年亡くなった父の唯一の形見分けでもあり残念でありましたが古くて結構錆びていたし悪いのは自分と諦め、新しい自転車を買い求めました。今度は新車でもあり盗難も怖いので神妙に駅前レバンテの自転車置き場を利用することにしたのですが、行ってみてアッと仰天、自転車やバイク置き場は2階にあり自転車やバイクの通路は階段の両側にそれぞれ上り降りの通路が作ってあって上りは便宜を考えて電動のベルトコンベアであり、帰りは只の坂でありましたが、自転車やバイクに乗る者は誰も右利きと考えて設計されて居り、小生は生まれつき食事とペン以外は完全ギッチョで自転車も左足で跨ぐためチェーン側に身体がないと自転車もバイクも押せないので、後輪のスタンドも立てるだけで生まれてからこの方スタンドのロックのバネすら蹴ることがありません。 {%saiaku%} 従って上りは壁のアスベストらしきものをズボンやシャツに擦り付け乍ら車輪を辛うじてコンベアに載せて上がるのに一苦労も二苦労もし、帰りも同様坂道を壁に身体を摺りながらよたよたと降りる始末でした。二度目は知恵を出して降りる側の坂から押して上がったら上からバイクの小母さんが降りてきたので、女性に優しい私は已むなく譲る羽目となり {%komaru%} コンベアへの進路変更も途中ではできないために階段を一段一段押して上がるのは無性にミジメでした。自転車通路の壁側にもう20cm余白があれば、右利きも左利きも自在に乗降できるのに、真ん中の階段は3人が手を繋いでもお釣りが来る位の広さですから階段の幅を40cm位減らしても何の不自由もなく設計者の思いこみで左利きの乗降を考えなかったことは或る意味身障者への対応に似たものかと思われました。私も若いときに練習して居れば右から乗れたのでしょうが、この歳になってこんな思いをするなんて考えもしませんでしたからギッチョが損なのはゴルフと稲刈りだけでないことを思い知らされました。 {%naku_a%}
山口県光市で99年起こったあの忌まわしい殺人事件で死刑反対論者の弁護士達に対し全国から4000件以上もの弁護人懲戒申し立てが広島高裁に届きました。この問題を取り上げた大阪の若手タレント弁護士橋下徹氏がTVでこれら弁護士達の懲戒申し立てを庶民に呼び掛け、そんな制度を知らずにいた人達が義憤に耐えかねて申し立てを行ったものですが、私も申立書の書式が手に入れば是非申し立てをしたいと思った位です。大体此の元少年は死刑どころか世が世ならば火炙(あぶ)り獄門にしても厭きたらぬ悪い奴なのに弁護士共はやれ“蝶々結びをしようとした”だの”人恋しさへの母体回帰“などと聞いた犯人の方が驚く程の詭弁に終始し、無期懲役を勝ち盗ろうとしていますが弁護人本来の職務は被告人の罪を軽くすることであってもそのためにでっち上げや作り事は赦されるものではありません。売名が目的である彼等死刑廃止論者の弁護士達は、妻の弥生さんが絞殺後乱暴されたことについて”復活の儀式だった“は開いた口が塞がりません。夫の洋さんが”聞くに堪えない暴言だ!”と憤りを露わにされたのは当然であり、彼等がそこまで死刑廃止に拘るならばこんな極悪非道な少年の事件に関わって居ないで死刑廃止の必要性を説いた書物でも著したらどうですか。特定の事件に自分達の考えを押しつけるのはこれぞ牽強附会と謂うものです。
弁護士達に劣らず被告の元少年も不貞不貞しい上に往生際が悪く、一度拘置所で夫の洋さんと話したいなどと戯けたことを言ったかと思うと、一転して検察陣に対し“俺を嘗めんで欲しい”とは暴言も甚だしくし検察側はこの開き直りに対この元少年に“無礼なことを言うな!”と退場を命ずる位のことはできなかったのでしょうか。
人の本性は“悪”(人間自身が生き延びようとする本能自体が悪だと考えます)でありそのためには絶対に死刑は廃止すべきではないのです。それが証拠に先日何処かの少年殺人事件で首謀者の一人が“死刑になりたくなかった”と自首して出たではありませんか。死刑は実行の有無の拘らずその刑が存在することに意義があることが分かります。死刑制度がなければ自首しなかったでしょうから先日の事件も迷宮入りしたやも知れず、死刑制度はどんなことがあっても死守すべきです。第一そんな悪い奴らに我々の血税で一生喰わせてやることすら腹立たしいと思われませんか?
愈々高校横綱11タイトルを引っ提げてあの沢井豪太郎(豪榮道)21才が今場所から幕内入りし、その場所に横綱大関関脇と顔を合わられ何れも敗れはしましたが、堂々の11勝4敗で来場所は幕内上位に上がって参ります。幕下時代上位で足踏みして同期の影山(栃皇山)に先を越されましたが此で彼を追い抜きこれからが力の出し処です。2場所後には朝青龍と顔を合わす位置まで上れるや知れず、そのときは今よりもっと強くなって正攻法の四つ相撲で彼をやっつけることを期待して止みません。
朝青龍が引退して居なくなったりしていて…
それにしても北の湖相撲協会も遣り口が汚いですね。幕尻で優勝した琴錦や貴闘力の場合大関にも合わせることがなかったのに豪榮道に限って関脇大関横綱と当てるのは弱いものいびりではありませんか、前頭筆頭、小結、関脇と下位から合わせてゆくのが順序の筈ですがそのルールを犯しての禁じ手の登場は新入幕に優勝でもされたら協会の沽券に拘わると形(なり)振り構わぬ作戦と見ました。それとも琴錦や貴闘力の場合はどちらも全盛時は関脇まで上った力士で高齢で下り坂でもあり、最後の花道で優勝させたかったからでしょうか?
それにしても14日目横綱白鵬と結びの取組をした翌日の今日千秋楽は中入り後最初の取組であり豪榮道も戸惑ったことでしょう。協会はそれで数合わせをしたつもりか!
取組の組み合せを番付を読み込んだコンピュータに委ね、当日同時発表すればこんな不条理は起こらないし、八百長事件だって防げるのではないでしょうか。困る力士達が一杯出てきたりして… {%tohoho_a%}
先週出題の諺格言の答です。
『(後生)願いの六性悪』
来世での安楽を願いながら、現世では悪いことばかりする連中が多いことを謂う
六性とは喜、怒、哀、楽、愛、悪、の六つの情のことであり、愛とはお互いが慈しみ合う心、人間や生物への思い遣りの心、であり悪いこととは思えませんが、愛欲が十二因縁で第八支に位置づけられて迷いの根源として否定的に見られること(今昔物語)で悪の仲間入りをしているようです。
現世の我々には理解し難いことですが、昔の衆生(しゅじょう)の願いは欣求浄土が何よりでありましたから、人間の本能である六性もこのような厳しい戒律で縛られ疚(やま)しいことにされていたものでしょう。若しも六性を否定する生活があるとすれば念仏三昧の小乗仏教の世界でしょうから、親鸞の唱える悉皆成仏は夢の又夢となりましょうか。
女子プロゴルフ宮城TV杯は我等がさくら選手初日2位タイと堂々の出だしでしたが今日20試合振りに72イーブンとアンダーパーを逃し3位と散りました。 {%naku_a%}
アンダーパーの連続は惜しくも19試合が途切れましたが日本記録には違いなく当分は誰にも破れないものと思います。それにしても最終18番のパー5殆ど2オンしながらトップタイとなるイーグル狙いのチップショットが気が逸ってざっくりやってしまい悪夢の一瞬となりました。気落ちしてパットも寄らずイーグル変じてボギーでしたから本人も日本記録更新が悔しかったでしょうね。 {%naku_a%}
ま、賞金も8000万円台に乗ったことだし、気を取り直して来週から出直しましょうか。
常用漢字の表外読みの答え“
“けぶる” “ぬるい” “うまい”でした。貴方は幾つ正解されましたか?

婦徳と婦道


そろそろお彼岸の入りとなり、アキアカネが乱舞する小さい秋(毎年小さくなっている!)がやって来ました。毎年花を付ける彼岸花が今年に限って芽も出ずに居ます。此の儘では今年はパスされそうですが此も異常気象の影響かも知れません。{%saiaku%}
朝夕少しは過ごしよくなりましたが昼間の暑さは8月と変わらず、皆様も夏の疲れが出てきた頃ではありませんか。小生もこの半月体調悪く鼻水と嚔に悩まされ来月28日に控えた漢字検定の勉強も捗りません。体調の良し悪しには前兆があり、鼻水が出るに至らなくても毎夜1局だけ打つネット碁の勝率が悪くなることで体調の劣化に気付きますから、脳味噌って賢いですね。(当たり前じゃ!)
よくもまあこれだけ次々と出鱈目の政治資金報告書が出揃いましたね。正しく書いているのは共産党位ではないでしょうか。政治や選挙には疚しいお金が付きものですが、誰もがこのお金の処理に困って出金と入金とを故意に間違えたり、領収書を5重にコピーしたりと隠蔽に懸命ですがプロが見れば一目瞭然であり、大企業のように連結決算にすれば組織の全貌が把握できますが、それでは議員さん全く窮地に陥りますから、電子申告の時代に何時まで経っても家計簿風の単式簿記で誤魔化そうと頑張っております。安倍総理もこの1年間これらの多くの事件で身内から足を引っ張られ続けでとうとう嫌気が差したのでしょうか、臨時国会所信表明演説で“職を賭す”と発言した二日後の衆議院本会議の当日になって突如辞任表明ですから誰もが驚きましたね。辞める時期は参議院選挙敗北の直後しかなく、今になって唐突に辞められては、我が国のトップ外交の威信低下もよいとこであり、関係諸外国も呆れていることでしょう。
死屍に鞭打つつもりはありませんが、この人経済界で言えば社長に事(つか)える秘書の器であり、決して社長の器ではなかったようです。長(おさ)たる者はカリスマ性とワンマン性を併せ持ち自論は翻さない信念の持ち主でなければなりません。実現はしませんでしたが再び小泉復活を願う連中が居たのが何よりの証拠でしょう。次の総理は福田康夫で決まりと思いますが、この人サラリーマン上がりだけあって身の処し方は絶妙ですね。昨秋は勝ち目がないのを悟って“もうトシだから…”と出馬を見送り乍ら、今度は相手が弱いと見ると“トシだから…”なんて言ったことは忘れて“緊急事態だ!”などとヌケヌケと出てきましたからド狸ですね。おまけにこの人には消費税の値上げには関心が高くても国民全員の願いである横田めぐみさん奪回には昔から冷淡で先ずムリな話であり、メグミさんの帰還は夢の又夢、泡沫(うたかた)の幻(まぼろし)と化しました。めぐみさんご両親のお気持ちを思うと私の胸も張り裂けんばかりです。
最近は年金の話題が矢鱈と多くなりました。年金分割と謂えば本年4月に発足した悪法でありますが、何でも厚生労働省の発表では本年4月5月と我が国の離婚件数が前年比6.1%4.5%とそれぞれ増加したそうです。離婚した年代までは発表されて居ませんが、離婚後に夫の厚生年金が妻と分けられる“年金分割制度”と無関係とは思えず、昭和22年生れ団塊の世代1年生の定年が今年であったことと思い合わせると感慨深いものがあります。男が不甲斐ないせいもあるでしょうが、夫に愛情が持てずに奥さんらしいことは何もしないで勝手に友達(男かも知れぬ)と旅行三昧、亭主は放ったらかして浪費に明け暮れた悪妻ほど“年金分割制度”の利用者が多いのではないかと推察しますが この制度の適用該当者には子供を儲けたことのない者や再婚者を外すべきではないでしょうか。
先週の御約束でもあり、最近の女性の力強さと男性の不甲斐なさと家庭での統率力の欠落など男女間の力関係の逆転現象について何故こんな風になってしまったのか暑さ凌ぎの暑気払いを兼ねて江戸時代後期の名著である言志四録を紐解いて皆様と共に考えてみたいと思いました。男性諸兄は余計暑くなるかも知れませんがご免なさい。{%gomenne%}
幕末の儒学者佐藤一齋著 言志晩録141条
 “婦徳と婦道”婦徳は一箇の貞字、婦道は一箇の順字。
婦人の守るべき徳は、操が正しいことを意味する“貞”の一字にあり、婦人の守るべき道はやさしく付き従うと謂う意味での“順”の一字にあると謂われます。“忠臣は二君に事(つか)えず、貞女は二夫に見(まみ)えず”とは史記に記されて有名な故事です。バツイチが勲章の時代に何を言うとるか?と笑われそうですが、男女にはそれぞれの役割があり、それらを充分に自覚して世に貢献する気持ちが大切であると佐藤一齋師は説いて居られます。
“婦徳と婦道”懐かしい言葉です。山本周五郎著“日本婦道記”など想い出しますね。昔は婦人倶楽部などの雑誌もあり、婦人は主婦などよりも自立した立派な女性の代名詞としての言葉として君臨していましたが、何時からか婦人の“婦”は帚(ほうき)も持つ女の意であり差別語ではないかと謂う女性に阿(おもね)ったドアホな学者が出てきて、婦人を用いることが憚られるようになって最近に至っていますが、単細胞な学者もいたもので、白川静先生の“字統”によれば、説文十二下にて『婦は服なり、女の帚を持つに従う。灑掃(さいそう)するなり』とする。然し箒は灑掃の具としての只の帚ではなく箒に鬯酒(ちょうしゅ)を注いで宗廟の中を清めるための“玉ははき”であると書かれているところから、嘗て婦人は宮中の人であり、従ってその地位は女性の中でも大変に高かったのではないかと考えられますから、婦人は差別語どころか宮中の女性への敬語であろうかと思いました。差別などせずにこれからも大いに使って行きたい良い言葉だと思います。婦人はナヨナヨして男に縋る女と謂うより、夫には三歩下がって歩む謙虚な気持ちを持つ反面、毅然とした態度で子と対峙する母と謂うイメージが強く“妙齢の婦人”とは言っても“不倫の婦人”とはまず言いませんよね。 {%akkanbe%} 兎も角この言葉が使われなくなってから、何時とはなく婦人らしい女性が消え失せ子の言うが儘になって子育てを放任する母親が多くなりやがてはダメ息子ダメ娘達が量産されるようになり、女性が婦人と言う言葉を忘れると同時に女の矜恃すらも忘れ去ったものと思われます。
女性が主役を務める家庭が多い昨今に何を古臭いことを言うとるのか!と再びお叱りを受けそうですが、数十年前まで当たり前であった上記の珠玉の言葉“婦徳と婦道”が今や時代の趨勢に押し流されて時代遅れの言葉と化しましたが、佐藤一齋師の説いた言葉は誤りだったのか、それとも時代の進化と共に風化してしまったのでしょうか。いいえ、かの安岡正篤が師と仰ぐ儒学者佐藤一齋が100年と少しの先見を持たなかったなど考えられないことであり、浅学非才の小生が熟(つらつら)考えるに婦人の守るべき徳にせよ道にせよ、正しい真理であったものが、対象とされる男性自身が婦人でなくなった母親の過保護のせいで所謂マッチョと謂われた本来の男性としての魂や志を失い、女性が身心を捧げるに値しない男に変貌したものと考えました。そしてやがては女性も男性の軟弱化に伴い男性を敬慕すべき存在として崇める傾向が失われて行き、更には佐藤一齋師も想像もできなかった最近の経済環境の変貌により産業界に労働力として女性をも求められたことが大きな要因となり、男性が不甲斐ないばかりに女性自身が新たな労働力として産業界の需要に応える境遇へと追いやられて行ったと見るべきかも知れませんが、此は表面的な現象であり、大本の原因は本来男女共に自分の位置する集団(家庭や企業或いは学校)の存在を優先して行動せねばならぬを逆に個人に重きを置く自己中心の生活環境を優先した結果排他的となり、自己の自由を疎外する身近な存在として家族までも疎ましくなったのではないかと思われます。要するに家庭内で夫婦や親子がお互いを助け合い赦し合うことを忘れ自分本位で我儘になったと謂うことでしょうか。現在の多くの夫婦のようにお互いがお互いを裁いていては上手く行く道理がなく離婚が続出するのも当然でしょう。相手を裁く前にまず己はどうかを先に考えそれを糾すが先決と考えます。夫婦がお互い己の至らなさに気付けば相手を赦すことに気付く筈ですが、相手の欠点ばかりを論(あげつら)えば相手を傷つけ結果的に自らをも傷つけることになりましょう。昨今定年退職を控えた団塊の世代の人達も老後を労り合って共通の趣味で過ごしたいと考えて居られる方は果たして幾人居られるでしょうか。悲しいことですが老齢年金を等分して離婚したいと願う主婦の数は願望だけに留めて居る方を含めれば50%を優に超えるのではないでしょうか。それでは子育てなど苦楽を共にしてきたそれまでの数拾年間は一体何だったのでしょうね。只忍従に明け暮れた数十年だった訳はなく薔薇色に煌(きら)めいたときだってあった筈ですが、昨今の生活環境の劣化が全ての過去を忘却の彼方へと追い遣り、やがては塗り潰してしまったものでしょう。毎日新聞の“イエスかノー”欄で一度定年後の夫婦に生活への満足度をアンケートして頂きたいですね。女性全員が“ノー”だったりして… {%komaru%}
此の世は何時とはなくお金や物が生活の中心になり、我々が一番大切にしなければならぬ “仁”(慈しみや思い遣りの心)が失われた時代となったことは佐藤一斎師も誤算であり、泉下でとても悲しんで居られるのではないでしょうか。 {%naku_a%}
私の言いたかったことはどんなに男が軟弱であっても女性は男を立てるのが真の婦人と謂うものではなかろうかと謂うことです。それができなかったばかりに嬶天下を見て育った子等が夫婦とはそんなものかと思い込んで同じ道を辿った結果何処も彼処もどっちが主(あるじ)か分からない家庭だらけになって夫婦が啀(いが)み合ってはお互い傷ついているのでしょう。男なんてものは単純なものですから床の間に奉って“ハイハイ”と言っておけば浮気もせずに一生懸命働いて女性は左団扇で暮らせるものを…。
先日NHKで面白い川柳が入選していましたよ。 {%ureshii%}
“夫婦(めおと)岩 大きい方が 妻なのね” まるで蟷螂(かまきり)じゃないですか。 {%gessori_a%}
今週の女子プロゴルフはさくら選手気管支炎で欠場とか… {%orz_a%} 宮里選手やさくらちゃんの超大物クラスになると欠場は視聴率やギャラリー数に影響するため主催者が五月蝿く、お疲れ休みも取れず偽りの診断書が必要とはさくらちゃんも辛いですね。 {%tohoho_a%}
ゴルフがお休みなので故事格言コーナーです。
『(ごしょう)願いの六性悪』
( )内に漢字を入れて、その意味を答えて下さい。

居なくなった糟糠の妻


先週も暑い{%summer%}1週間でしたね。然し夜に雨が降ったりして朝晩の気温が下がり確実に秋の訪れが実感できます。昨日は久し振りで星陵高校同期の同窓会の集いが垂水駅前レバンテホールであり、丁度2年前に税金の話をした処、意外に好評で年明けに第二弾をと頼まれ乍ら忙しいからとかその儘延ばし延ばしにしていたのですが何時までも断れず、惚けない内に偶には人前で話位しておかないと結婚式でスピーチなど頼まれて狼狽えるのは嫌で、丁度閑な時期でもあるし引き受けたものでしたが、高額所得者優遇税制の矛盾について話してきました。税金の話は聴かれる方にとってきっと最も聴きたくない話の一つかと思いますが、矢張り知っておかれた方が良いでしょう。質疑も活発に出ましたが医療費と医療保険の関係について我々プロが考えもしない発想をお持ちの方も居られるので成る程そんな考え方もあるのかと驚かされました。誰でも思いこみと謂うものは恐ろしいもので、そう謂えば特定口座の分離課税だからと申告しないで損をした方が世の中一杯居られましたものね(今年からは定率減税廃止のため申告しても恩恵はなし {%gessori_a%} )。
自宅の裏を流れている溝は地下水で年中18度と快適ですがその水を引き込んだ自宅庭の池(蛙の居る事務所のビオトープとは一棟違い)には水槽で飼いきれなくなった金魚{%goldfish%}などが1尺位にもなって群泳していますが、何故か小さい金魚やメダカを入れると直ぐに居なくなるので不思議に思って注意して見ているとザリガニが数匹棲み着いていてこいつ等が悪さをして居るらしく、罠を仕掛けて此まで数匹捉まえましたが、一昨日ジャンボザリガニ1匹が捕まったので早速孫に見せてやりました。

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不器用な孫はこのあとこのザリガニに指を挟まれて傷がつき半泣きでした。 {%naku_a%}
先日遠藤農水相が無念やるかたなき思いで辞任しました。どうしてこう農水省ばかり辞任問題が連続するのか不思議に思ってよくよく考えてみたら3年前米国産牛肉事件発端にいろんな事件が勃発しましたよね。そのとき事件を裁いたのが時の農水相武部勤であり、輸入源を辿りもしないで申請だけで多額な買上補助金の椀飯振舞(パソコンエイトクは大盤振舞としか変換しませんがこれは当て字であり間違いです。ジャストシステム聞いているか!)でハンナンの浅田などの懐を潤わせたことを皆様よくご記憶ですよね。彼は大口だったから捕まっただけで他に便乗して税金泥棒した連中は数知れませんが、全ては武部勤の杜撰極まりない判断によるものであり、彼だって自腹を切るのなら少しは考えたでしょうが、自分の腹の痛まない国民の税金ですから何も考えずにできたものでしょう。そしてあれだけ世間を騒がせておき乍ら総理の寵愛が深かったばかりにクビになる処か幹事長にまで栄転しましたから誰もがアッと驚きましたよね。きっとそのことに対し神様がお怒りになられての祟りが今回農水省の前代未聞の自殺や辞任劇が惹き起こされたものでしょう。武部勤があの事件の責任をとって潔く辞任していれば今回の事件は起こらなかったのではないでしょうか。松岡さんの奥さん赤城遠藤両元大臣の皆さん怨むなら小泉さんと武部勤を怨んで下さいね。 {%akkanbe%}
此処近年の離婚ブームは日常茶飯事となり我々昔人間ももう慣れっこで驚かなくなりました。一昔前は離婚した女性は“出戻り”などと陰で指さされ外出すら思うに任せなかったものです。最近ではTVなどが姦しく囃(はや)すタレント達の放埒な生活の影響もあると思いますが、芸能人を真似て離婚は勲章とばかりに“バツイチ”や“バツ二”の女性が恥ずべき事実を隠そうともせずに巷間を跋扈(ばっこ)し、合コンとかに参加しても伴侶を見付けられない気弱な世の独身男性を萎縮させたり羨望させたりしておりますが、時代の移り変わりとは恐ろしいもので女性の強さと謂うか不貞不貞(ふてぶて)しさには魂消てしまいます。戦前の女性は自己の意思は無いも同然であり、あっても胸に隠して出さず親が命ずる儘に見合いをさせられ恥ずかしさに畳の毳(けば)など毟っていて相手の顔も分からぬ儘に結婚し、それでも何となく子が生まれお互い寄り添って上手く行っていたのですが、それを思うと案外昔の夫婦には何時までもお互いの間に横たわって絶対にそれ以上近づけない僅かな距離があってそれが良い意味で秘密の恥じらいの部分となっていたことが夫婦和合の秘訣だったのではないかと思いました。
俗に割れ鍋に綴じ蓋と謂いますが、現代の若い女性は自分のことは棚に上げこんな俗諺は見向きもせずにイケメンでお金のある次男坊などを理想の相手として捜そうとしますから、自己中で欲が深く動機が不純であり自分に釣り合った相手では全く不満足なのでは先ず良い相手に巡り会う道理がありませんよね。 {%akkanbe%}
私は理想の伴侶と謂うものは捜して見付かるものでなく、それと意図せずに合縁奇縁で偶然に知り合ったもの同士が躊躇(ためらい)を重ねながら近づきあった結果がやがては自然体で萌える焔となって得られるものだと思っていました。“バツイチ”や“バツ二”の女性達は女性上位の社会環境の申し子であるとでも勘違いしたものでしょうか、それとも単に親の躾が悪かったのか己の欲が深かったのか辛抱が足りなかった単細胞の欠陥女性であったことを暴露しただけのことでありましょう。きっと内心ではバツイチを後悔しているに違いありませんが、人生は薔薇色など己が弛まぬ努力で勝ち得るものであって、決して亭主を変えて得られるものではありません。TVのメロドラマのように白馬の騎士が何処かから現れるなどと思ったら大間違いです。 {%akkanbe%}{%akkanbe%}
聖書に曰く“置かれた場所で咲きなさい”は考えさせられる良い言葉ですね。
先日作家の何方かが日経のコラムに書いておられましたが、夫婦というものは付き合っているときは最高の伴侶であると思っていても、結婚した途端に軋轢(あつれき)が生じ、価値観の違いから金銭感覚に、起床時間まで異なり、更には服の脱ぎ振りからトイレの使い方や食事の作法まで異なるとあっては戸惑うこと夥(おびただ)しく、夫婦別れをする人達が多いが、よくよく考えてみれば20数年間お互い異なった生活習慣で育ってきたことを思えば当然なことであり、それをお互い堪え忍び譲り合い、“子は鎹(かすがい)”と謂うように子供の誕生と謂う新しい存在がお互いの協力関係を密にしますから子供達を媒介として二人が結婚前に暮らしていた期間と漸く同期間を経過した頃になって漸く生活が馴染み苦楽を分かち合った充実した日々が到来するものだと記して居られたことでした。私も同感でありホンにその通りだと思いましたよ。それにしても婚前に付き合っていた薔薇色の日々があったばかりに結婚生活が色褪せたものになりお互いが幻滅して別れて行くなんて悲しいことですよね。
夫婦と謂うものは子供達が巣立って行って初めて本当の夫婦に成れるのかも知れません。“糟糠の妻は堂より下さず”とは後漢書にあるように、古い言葉ではありますが“愛染かつら”ではありませんが“♪花も嵐も踏み越えて♪”夫婦がお互い真に分かり合えるにはそれなりの年輪が必要なのでしょう。昔の女性が生活して行く上で忍従に耐えねばならなかったのは経済的な問題が大きく、反ってそれが年の経過と共に結果オーライを招いた意味があるのですが、最近はそれもある程度解消されて自立できる女性が増えたことも“バツイチ”“バツ二”が増産されている原因でしょうか。最近の男女は簡単に結婚し簡単に離婚するのはお互いが堪(こら)え性のなさに由来し、子育ての苦労を覚悟し、終の栖(すみか)まで考えて結婚する夫婦などなくなったためでしょう。
又最近では悲しいことに年金の夫婦分割など戯(たわ)けた法律までできて、離婚熱が熟年層にまで拍車を掛けていますが、愚かにも“糟糠の妻は堂より下ろさず”(注1)どころでなく堂から逃げてゆく糟糠の妻が多くなりましたから、それまで老後二人の生活を思って懸命に働いてきた男達の無念は如何ばかりでありましょうか。“人”の字は夫婦が心身共に支え合って生きて行くためにあるものだと考えていましたが、本当は一人でポツネンと立っている寂しい姿なのでしょうか。 {%gakkari%}
(注1)後漢の光武帝が姉の湖陽幸主と家臣の宋弘を結婚させようとした際に宋弘に対し “諺に、高い位についたら友人を変え、裕福になったら妻を変えるとあるがどう思うか”と宋弘に問うた処、彼は“臣聞く、貧賤の知は忘れるべからず、糟糠の妻は堂より下さず(私に聞く処では身分が低く貧しかった時代の友人は忘れてはならない、と同時に苦楽を共にしてきた妻は離婚してはならないとあります)と光武帝の申し出を断った故事による。(後漢書)
以上私なりに現代の女性の生き様について考えてみました。
今のこの時代多くの女性が男性に劣らず学を修め乍ら、盲目的に且つ献身的に男に事(つか)えてきた戦前の無学な女性に悖(もと)る愚かさはどうしたことでしょうか。
次回は幕末の儒学者佐藤一齋師の“言志晩録”を紐解いて、あるべき女性について考えて見たいと思います。
広島で行われたメジャー第一戦コニカミノルタ杯は4日間トーナメントであり、我等がさくら選手は先週の敗北を糧として踏ん張りましたが、暑さに負けたのかポーカーフェースの飯島選手に敢えなく返り討ちに遭い優勝には届かず2位は無念でした。 {%orz_a%}
さくら選手この1ケ月4週続けて優勝争いの渦中にありましたから心身共に疲れが出てきたものと思います。さくらちゃん1週休んで休養したらどうですか?

国保料は上限を上げよ!


明日は9月になると謂う8月最後31日の夜信じられないほど過ごしよく季節にはカレンダーが読めるんだ!と感心してしまいました。お陰でセプテンバーソング {%diacritic_a%} を聴く気になり1年振りにCD {%cd%} を捜す始末です。 {%warai_a%} カレンダーがなくても虫にも季節が分かるらしく、鉦叩きが鳴き始め毎日早朝に捕まえては玉葱のサラダと共にキリギリスやくつわ虫の蛋白源となっている畑の三角バッタも負(おんぶ)バッタとなり後継者を残そうと努力していますから確実に秋は来ているのでしょう。一度に2匹捉まるので楽チンですが、この儘9月も猛暑が続くそうですから名前だけが秋でも中身が夏では困ったものです。 {%gakkari%}
昨日の土曜日早朝今年も懲りずに明石税務署の前の休耕田にエンマ蟋蟀を捉まえに行きました。約30分苦労して20匹程捉まえましたが、心なし毎年数が減っているように感じましたが自然の宝物が減るなんて考えたくありませんから、捉まえる小生の身体能力の低下のせいにしておきましょうか。 {%gomenne%}
先月20日にアクリル水槽に二星蟋蟀の二世が大量に誕生し {%applause_a%} 、それはそれで目出度いのですが1学期には蟋蟀の餌と毎日孫のお弁当のお惣菜だった畑のレタスがこの時季端境(はざかい)期でどれも薹立ちして堅くて小さい葉っぱしかありません。蟋蟀出産の予感にお盆前慌ててレタスの種を蒔きましたが、泥縄も良い処であり未だ本葉2枚程度ですから成長には今月一杯掛かりそうです。それまで蟋蟀の餌は薹立ちした不味いレタスとペレットになりますが、それでも市販のレタスを食べて毒殺されるよりマシですから蟋蟀さん達我慢してね!
今年も大好きな小さい空色の昔朝顔を樽プランターで咲かせました。 {%warai_a%} 一方昨年クリスマスの頃にお歳暮で頂いたポインセチアがHB101(土の栄養剤)のお陰で今も元気(赤い葉だけ弱って…)なので夏越しできたものと思いお彼岸頃には新しい土で植え替えようと思っています。並んで撮したので見て遣って下さい。

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防衛庁は08年度の予算概算要求を4兆8000億円と報告し了承されました。CO2を吐き出すばかりで国民生活に何の活力も齎すことのない防衛予算に消費税歳入額の40%(5%の4割)相当額も費やすなど正気の沙汰とは思えません。他国の海上探査機を見ても見ない振りをし、密入国漁船一隻すら撃破もできないでF15戦闘機の改修費用が聴いて呆れます。これだけ多額な費用を掛けながら憲法9条と謂う錦の御旗(戦力封じ)に身を封じられて防衛庁は手枷足枷で何もできないのですから、遊んでいるならとイラク行きなどアメリカの手先に使われるばかりであり、沿岸警備には海上保安庁もあることだし即刻防衛庁を解体して陸上保安庁に改名して我が国の地震や大災害などに備えさせるべきです。此の儘では防衛庁はアメリカ軍の日本支店としてうまい汁を吸われるだけがオチではないでしょうか。 {%saiaku%}
28日厚生労働大臣が交代する空白を狙って厚労省は政府管掌保険の国庫負担分を削り、その額を民間の組合健保や共済事業から捲き上げる構想を明らかにしました。
政府管掌の医療給付費は年間ナント!6兆7千億円にも達しその内8400億円を国費で補助しているそうですが、その内3千億円を組合健保や共済から拠出させることになるとか…。 {%komaru%} 政管保険は医療費の削減もロクにできないで医者を太らせ経費は無駄遣いし、政管保険で健康診断を頼んだら半年も待たされた挙げ句が病院の都合で日が変えられたりと杜撰窮まるものであり、健康食品を無償で送ってくれたり、便の検査まで郵送で受け付けてくれて大腸癌などの予防に努めるなど組合員に対する医療費削減に企業努力を尽くし、赤字の時は事業主から特別賦課金まで徴収し、細々と運営している組合健保から厚労省から金を毟ろうとするなど言語道断です。厚労省の為すべきことは社会保険料や厚生年金、共済年金の料率に税方式を採用し、給与の額に応じて応分に負担させるべきではないでしょうか。厚生年金保険料が月額報酬60万円を上限とされており、給与が幾ら高くても年金支給額には上限が定められて居りますから或る程度は納得ですが、厚生年金を税金と考えれば(社保庁の連中は考えている)上限をなくして給与の額に応じて7.5%(今月から上がった!)徴収すべきではないかと考えます。同様に健康保険料も今年から上限が100万円から120万円にまで引き上げられましたが、何故20万円上げられたか理由の根拠に乏しく上限を撤廃すれば3000億円位あっという間に増収となりますから、逆に全体の料率を下げることすら可能ではないでしょうか。この辺にも金持ち優遇政策が見え隠れしていますが、日産のゴーンさんから給与(給与年額10億円位と仮定して)に応じて健康保険料と厚生年金を徴収すれば事業主負担を併せ2億4千万円近くも徴収できますから、現在天引きされている額が100倍にも増加できる計算となります。国民保険料も同様であり、56万円の上限をなくして所得割の料率を段階税率にすれば低所得者は保険料が下がり高額所得者は上がることになります。何時区役所へ行っても国保の滞納者が番号札を引いて大勢並んで居られるのを見ると涙が出ますが、住民税に番号札がないことは住民税は払えても国保料が捻出できぬ弱者が如何に多いかを物語っています。今年の計算では家族3人で課税所得240万円(家族所得合算)で国保上限の56万円に到達してしまいますが、月20万円の世帯から5万円近い支出は大変であり、課税所得500万円の所帯も1000万円の所帯も同じ56万円である処に問題点が隠されていることは皆様もお分かりですね。国保料の高い原因は神戸市の場合住民税に約2倍の所得割が課せられる処にあります。所得割の料率を住民税の50%から300%位の段階税率として上限を廃止すれば弱者は救われるし、お金持ちも相応の負担となるのですが上限を抱えた健康保険や共済年金との絡みがあるので今のような不公平な料率が大手を振って罷り通っているのです。税金から保険まで何処も不公平だらけで弱者ばかりが虐げられ、糖尿病で働けなくなっても行政から”働いたら?“と生活保護を打ち切られて孤独死せねばならぬような國に一体誰がしたのか!
セルシオにキャデラックなど高級車3台に自宅の新築祝い数百万円 {%money%} と我々庶民の常識をかけ離れた多額な金品を奥さんの従兄妹の旦那とか謂う(従兄妹はとっくに死んでいるから今は他人?)社会福祉法人会長より受け取りながら、何の便宜も図ってないと居直る元厚生局長さん厚生労働省の訊問に何処まで頑張り通せるやら、貰ったなら贈与税の領収書位見せないと国税庁も黙っていませんよ。運の悪いことには新大臣があの舛添さんですから、今こそ初手柄を!と意気込んでいるでしょうし元厚生局長さん退職金は諦めて頂いて、貰ったお金や車代は借金してでも支払わないと世論が黙って居ずこの儘では安倍内閣の大きな汚点になり兼ねませんよね。 {%shiranai%}
又又共済金の不正受給とか遠藤武彦農林水産大臣の不祥事です。然も3年前に公正取引委員会から返金勧告を受けながら放置していたものですから悪質であり自民党の所謂”身体検査“とは何ぞやと言いたくなりますが、所詮政治家は叩けば埃(ほこり)処か魑魅魍魎が幾らでも出てくる仕掛なのでしょう。然し4人連続して不祥事とは尋常ではありません。遠藤農水相は恐らく詰め腹となるでしょうが、お祓いでもして頂かないと後任者は誰も嫌がってなり手がないかも知れませんね。公明党当たりなら無難でしょうがお得意のセクハラ問題なんか出てきたりして… {%saiaku%}
{%golf%} ゴルフ5レディースは北海道の美唄で行われ、横峯さくら選手は初日トップに立ちましたが、最終日は無念にも飯島選手とのプレーオフに敗れ本年3勝目は次週にお預けとなり私にはフラストレーションの堪る1日となりました。チクショー! {%orz_a%}
全英オープンでの予選落ちが良い勉強になったのでしょうか、帰国後のゴルフには粘りが出てきましたね。今週三日間ノーボギーはプロになって初めてでありノーボギーで優勝できなかったのもプロ史上初めてではないでしょうか。然し昨日今日のゲームを観て確実に彼女の技術と精神力が進歩 {%arrowup_a%} していることが窺えました。 {%ureshii%}
さくらちゃん後2勝と賞金女王目指して頑張れ!

証明弱者とは何だ!


8月も愈々終りが近づきましたが暑さだけは少しも変わらず、雨の少ないせいもあり庭の水遣りが欠かせず水道代の負担が気に掛かるこの頃です。池の蛙は全部で4匹居ますが未だ一向に卵を産んでくれる気配がなく約束した孫にオタマジャクシを見せてやれず残念でなりません。カップルかと思ったらそうではないらしく失望しています。 {%gakkari%}
先日のお盆直ぐ近くに住んでいるM君からの誘いがあったのを気紛れにも思いだし、自慢の家庭菜園を見せて頂きました。彼は中学生からの同窓生で私のように同窓会などまるで不案内な男と対照的な奴であり、中学高校と同窓会の幹事などまめまめしく世話役を務めて呉れており、出席もしないのに懲りずに毎月月例会などの案内メールを頂戴しますが、人との協調性に乏しく世の中を斜(はす)に見ながら生きている小生などには到底できぬことであり、生まれ変わってきても先ずムリだなと思っています。 {%gomenne%}
畑の方も彼の性格通りまめまめしく手入れが行き届いて、40年前私が家庭菜園に凝っていた頃を思いだしました。幾つもの作物の中に懐かしいオクラの花を見付けたので写真を送って欲しいとお願いしていて約束通り送って頂いたので皆様にご披露しましょう。これがオクラの花と気付く方は経験者か農家の方でないと居られないと思います。まるで竹久夢二の少女繪の世界を見る思いですね。 {%kirakira1_a%}

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暑いときなど体力回復にもってこいの野菜ですが、精力剤だけあって終わった後の土がボロボロで土を全部入れ替えないと雑草すら生えない土壌になるのでオクラを植える方はご注意下さい。
『証明弱者』最近こんな言葉が夙に有名になっています。つまり本人かどうか正式な代理人であるかどうかを第三者であるお役所や金融機関が認めないケースが続出し已むなくできた言葉だそうです。昔は本人確認が何処ともにルーズで金融機関にも無記名預金が存在したり、300万円の定額貯金(当時は限度額が300万円でした)を100枚も持っているお得意先が居たりとメチャ杜撰でありましたが、脱税の温床になったり預金の払い戻し被害などが続出したために急遽講じられた処置ではありました。それが最近は何処とも頓に小難しいことが言われだし、先日など何時も顔見知りである近所のT郵便局へ愚息の簡保入院保険を貰いに行ったら本人に来て頂かないと手続きができませんと宣うではありませんか。5年前に同じようなケースがありましたが、そのときは本人が自筆できる状態になく私が事情を説明し代筆して一件落着し愚息の口座に目出度く雀の涙程の保険金が振り込まれたのに、現金でよこせと言っている訳でもないのに今回は頑迷に本人の出頭に固執されました。郵政省の時より公社になった方が規則が緩められると思ったら何故か逆に厳しくなったようです。 {%komaru%} どうしても来れなかったらどうすればよいかと詰問すると“弁護士に代理人になって貰って下さい”との切り口上であり、多寡が数万円の医療保険金を貰うためにどれだけ弁護士さんに謝礼が居ることやら…これも保険金不払理由の一種かと思いましたが、仕方なく愚娘に頼んで身体の不自由な愚息を車に乗せて連れて行ったらナント!郵便局の駐車場は郵便局より坂道で100mも離れており {%gessori_a%} 、退院直後の愚息にはかなり過酷な目に遭わせたことを申し訳なく思っていますが、全ては郵政公社の職員の融通の利かない頭に由来し、まるで一面識もない人間に対する本人確認を長年顔見知りの顧客にも無神経に押しつける態度には閉口しました。
この郵便局では一昨年にも孫を被保険者として養老保険などに加入した際、契約者は私であり本人確認は私の免許証で足りたのですが、何故か孫を連れてこいと言われました。孫は未だ小学生であり未成年者ですから親権者で良いのではないかと頑張ったのですが“規則です、お顔だけ拝見させて下さい”と頑張られ、孫は時折お年玉など預けに母親に連れられて郵便局に来て居て顔見知りでありながらことが起こるとこうですから鶏冠(とさか)に来ましたがよい歳をして詰まらぬことで争うのも大人気なく已むなく学校帰りに愚娘同道で郵便局に行かせましたが、名前の確認すらされなかったそうですから一体何のための顔見世興行だったのでしょうか。恐らく保険の申込書の隅にでも被保険者何某何月何日何時何分確認とでもメモを入れるだけの規則ではないかと思慮致しました。万一被保険者が病気で来れないのに保険加入して後日保険事故が発生したなどに対する防禦策かと考えましたが簡保は原則として加入後2年内の疾病や死亡に対して給付しない約束となっておりますから変ですよね。規則は規則でも本人確認に幅のあるものにしておけば詰まらぬ悶着が防げて見知らぬ人が現金引き出しに来たときと何時も出入りしている人とでは対応が多少柔軟性があって当然ではないでしょうか。特にこの郵便局は客の少ないことではかなり有名であり、入口を開けて客が居ないので書類を出そうとしたら“番号札を引いて下さい”と言われ待ち人0人表示の札を引かされる糞真面目さには呆れて涙が零れそうでした。 {%naku_a%} 先日など午後4時なのに引かされた番号は10番でしたのでこの郵便局きっと民営化で間引かれる運命にあるのではないかと思っています。 {%shiranai%}
閑話休題(それはさておき)、金融機関でも各銀行によって本人確認が一定せず、遺産相続でご両親の預貯金や有価証券の残高証明書の申請や財産分割などを申請された方なら、殆どの金融機関で添付書類や除籍謄本の取り扱いが異なるので大いに戸惑われたことと思いますが、野村証券ならこれで良かったと言ってみても、三井住友には慇懃無礼に私共には私共の遣り方が御座いまして…など鼻の先であしらわれるのがオチです。金融庁にはその辺を全金融機関に対し同一様式で統一するように命令して頂きたいと思いますが、彼等は金融機関の損益には敏感でも末梢の事務手続きなど全く関知してくれませんから何百年経っても、その銀行はその銀行の遣り方に固執し、合併された銀行だけ合併先銀行の遣り方を押しつけられているようです。又窓口の係員も係員で子供の預金の満期預け替えを頼んだら未成年者の委任状を要求されたりと不勉強が目立ちます。せめて窓口は民法債権と謂わぬまでも民法総則程度の常識は持って頂きたいと思います。住基カードでも断られたケースまであるそうですから政府も嘗められたものですよね。
昨年お得意先身内の方が土地を売られた際、私が買主の指定する司法書士事務所へ本人である土地の譲渡人同道で参ったのですが、権利書をなくされ(戦前のもので戦災で焼失)ていた処から本人確認が大変であり、譲渡人は私よりお年を召した女性であり自動車免許証は疎かパスポートさえ持たれていないために、司法書士曰く“今年の4月から法務局が身分確認に五月蝿くて敵いません、”と顔写真が無い人は2つ以上身分確認できるものをと求められ、印鑑証明書と実印で充分だと思ったのですが、お上には逆らえず老人保険証やら健康保険証(家族欄に本人記載)更には介護保険証などをコピーして渡して漸く登記ができる始末でした。この方など老齢とは謂え、歩けるし名前も書けるので司法書士事務所に出向き、サインが必要な登記書類もクリアできましたが、これからは益々高齢者社会となるために本人確認処かサインのできぬ高齢者が多くなって来ると思います。金融機関始め公的機関では名前も書けない老人にどう対処すれば良いのか、認知症への警戒もあるし代理人を信用できないことだって起こり得ますし、現に老人ホームなどでヘルパーが起こす金銭トラブルが新聞を賑わせて居ますから、政府も積極的に“証明弱者”の救済や保護に乗りだすべきですが、私は成年後見人の制度(昔で謂う禁治産者)の利用をお奨めしたいと思います。腹黒い従兄弟や再従兄弟(はとこ)より法律でガードされた後見人の方が安全なのではないでしょうか。家庭裁判所での事件となりますが、弁護士に頼まなくても司法書士で十分対応できますからそれ程多額な費用は掛かりません。認知症になりそうな予感がされる方でも健常者である間から信頼のできる長男などを成年後見人にされておくとまさかの時に預金が下ろせなくて狼狽えないで済むのではないでしょうか。他人事ではなく小生自身次回の22年運転免許証更新はしない予定ですので又一人日本に証明弱者が誕生しそうです。 {%gomenne%}
特待生議論が沸騰する中を皮肉にも名もなき雑兵とも謂うべき公立の星県立佐賀北高校が、野球特待生で固められた優勝候補帝京など私学を次々と撃破し、遂には必勝を期した広陵高校まで倒して優勝旗を手に入れましたから “がばいばあちゃん”ばかりか我々一般庶民も挙って快哉を叫びました。グラウンドはラグビー部と共用、ナイター設備や屋内練習場もなし、勿論専用バスもなく極くありふれた公立高校で、毎年10%以上が国公立へ進む進学校ですからどちらか謂えば文武両道の“文”の学校が全国から金に飽かして集めた高校を次々と倒しての優勝ですから将に事実は小説より奇なりでありました。大会まで本塁打とは無縁の副島三塁手が3本のホームランを打ち、最後のホームランが逆転満塁弾とあってはまるで神懸かりのスポコンドラマを見ているようでありましたが、広陵の投手も優勝を意識し過ぎて無意識に腕が縮んだものでしょう。美空ひばりの“♪勝つと思うな、思えば負ける♪”で実践したものでありました。それにしてもネット裏から外野席まで球場5万人の観客の90%以上が判官贔屓であったことも健全な大和魂が垣間見られて爽やかな一刻でした。
然し試合終了後広陵中井監督の洩らした一言“押し出しに採られたボールはストライクだった!”は決して言ってはならない言葉であり、もうこの監督は甲子園で勝つことはできなくなりましたね。思いは自由ですが、万一判官贔屓90%の中に審判まで入っていたとしても、その言葉は口に封をして墓場まで持って行くべきだと思いました。 {%shiranai%}
女子プロゴルフヨネックスレディースは横峯さくら選手初日の出遅れが祟って2週連続優勝ならず4位とは無念でした。 {%orz_a%}

驕る官僚を切って捨てた刺客


特別に暑いお盆でした。14日朝愚娘や孫達とお墓参りに出掛けましたが、私一人帽子を忘れていたため髪の毛が殆どないせいもあって暑いの暑くないのって熱中症になりそうでした。 {%gessori_a%} それやこれやで長かったお盆休みも漸く終わり愈々今週から秋の到来を目指して残暑と闘うこととなりましたが、一昔前ならお盆が済んだら秋風が戦(そよ)ぎ寒蝉(つくつくぼうし)が啼きだしたものですが、地球温暖化でそれも夢となりました。 {%orz_a%}
昨夏孫達と神出に行って採取してきた蝦(えび)がとうとう居なくなったので、補充のために釣り餌屋さんでチヌ釣りの餌として売られている一合350円の養殖シラサエビを買い求めました。餌屋の小母さんが釣り竿も持たずに手ぶらの私を見て何やら怪しみ、何分で帰宅できるのかと訊ねるので自転車で5分位と答えると、氷を沢山入れてくれて“暑かったら直ぐ死ぬから早よ帰りや”お店のシラサエビがスーパーの鮮魚売り場のように幾らか冷房してあったことも気になったのですが、昔から真夏でもその辺の野池で鮒釣りしていて餌のうどんの蛹粉にシラサエビが食いついてきたこともあったし多寡を括っていたのですが翌朝見に行ったらものの見事に全部死んでしまっており蛙達だけが満足そうな顔付きでした。 {%naku_a%} お陰で死んだシラサの回収やら池の水の入れ替えやらで大変であり、どうやらシラサエビも野池でモンドリ(魚などが入ったら出られなくなる魚取の容器)で獲る時代は過ぎ去り人工飼育に変化したようで一定温度で管理がされているため30数度では到底生活環境が違い過ぎるのでしょう。お陰で安物買いの銭失いとなりましたが齡(よわい)71歳にして又一つ無知を曝しました。 {%gakkari%}
“防衛省の乱”と名付けられたそうですが、巫山戯(ふざけ)た事務次官も居たものですね。武士は引き際と謂いますが、防衛庁じゃなかった防衛省の守屋武昌事務次官が“小池がなんぼのもんじゃ!”と大臣からの辞任要求に対し前例のない反対をして次官の椅子を降ろされまいとしがみつき小池氏と仲の悪い塩崎官房長官に泣きを入れ更には安倍総理に直訴までして懸命に頑張りましたが、女性とは謂え何れは総理をも狙う小池氏には所詮は勝てず、悪足掻きで男を下げて結局辞めることにはなりましたが、退任を言い渡された次官が大臣に楯突くなど前例がなく後味の悪い結果となりました。後任者の人選を巡って又々一騒動が有り、挙げ句が例によって歯切れの悪い優柔不断の安倍総理のお陰で喧嘩両成敗となり、小池氏の推す警察庁出身の西川官房長の次官昇進が認められず、一方では守屋と仲の悪い防衛省の増田人事教育局長が4段飛びで棚ぼたの次官就任の波乱で終結しました。この結果西川氏の事務次官就任は泡沫の夢と消え去り結局西川氏は守屋氏とは人品骨格の違いでしょうか名誉を重んじて潔く職を辞しましたから天晴れ武士(もののふ)と謂うべきでしょうが、世の中もっと気の毒な人が居たもので62才の守屋次官の後任増田新次官はまだ56才であるために、増田氏の先輩に当たる多くの局長達が“後輩には事(つか)えぬ“キャリア官僚独特の不文律によって全員退職を余儀なくされることでありました。 {%tohoho_a%} 急なことでもあり天下りのルートさえ決まらず2年間居所もないのでは彼等こそ西川官房長の次官就任が不調に終わることを期待しながら今になって後悔していることでしょう。辞めたくもない局長さん達怨嗟なら小池防衛相でなく守屋前次官を怨んで下さい。そしてその腹癒せに先回りして守屋前次官の天下りの路線を局長の意地で通行止めしましょうね。省内の天下り担当課はどっちに付いたらよいか右顧左眄でウロウロしたりして… {%gomenne%}
然しあの賢い小池百合子にしては警察庁上がりを防衛省のトップに据えようとしたことには大いにムリがありましたね。彼女は彼等官僚が国益より何より省益を優先させることを第一義にしていることをつい忘れていたのではなかったでしょうか。{%shiranai%}
以前小泉時代に田中真紀子外相が就任時に野上事務次官等の更迭問題でいざこざがあり、あれは彼女の個人的な感情的によるものが原因でありましたが、小池防衛相の言っていることは “次官を4年以上も務めて62才にもなって何故辞めないの?” と至極ご尤もでありましたが、守屋氏は普天間基地の移設問題で活躍して小泉元総理からも一目置かれ周囲から“天皇”と呼ばれる程の実力者になっていたためにきっと慢心して天狗になっていたのでしょう。小池防衛相も総理や官房長官等を相手に一歩も引かずによくぞ頑張りましたね。天皇とまで称されたはみ出し官僚をスパッと切って捨てた処は他の閣僚にはできぬ荒技であり、流石元刺客でありました。 {%tyoki%} 然し次官とは謂え一役人が大臣の命ずる人事に反逆すればどんな目に遭わされるかの見せしめに、彼の退職後の一挙一動に目を配り天下り先をストップさせて彼を日干しにさせることで官僚の反逆を是非前例化させないようにしたいですね。官僚は何時も政治家を馬鹿にしているからこんなことが起こるのであって、政治家も金集めだけでなくしっかりと勉強して官僚に議会での演説原稿など書かさずに自らの力で書き、逆に官僚には都合の良い原稿に対して自論を曲げずに彼等に論争を挑む位の気概と実力を持って頂きたいと思います。総理からして総理就任時の所信表明演説を自ら筆を取った者が戦後石橋湛山翁を除いて誰一人居なかったことも恥ずるべきことであり、全て官僚の原稿を読まされてのものであり、その時点で総理は既に官僚に借りを作り以後思うが儘にあやつり人形にされていることに気付かないのでしょうか。{%ikari%}
“防衛省の乱”は派閥抗争もあって根が深くエロ拓こと前副総裁山崎拓辺りも彼女に言い寄って振られでもしたのか口々に小池批判をしていますから、主義主張のない総理の帰国後内閣改造がどうなることかまるで見逃せません。万一小池百合子を閣僚から外すようなら安倍内閣の命運も尽きたと言うべきでしょうね。
相も変わらず飽きもせずに漢字の勉強をしていると先学の偉かったことに良く気付かされます。先日もTVで何処かお役所の墨痕鮮やかな金看板が撮されていましたが、庁が“廳”と旧字体で書かれていましたよ。常用漢字では先ず気が付きませんが、成る程この字は同じく旧字体の聽(常用漢字の聴)を屋根で掩ったものであり、役所が庶民の訴えを聴く場所であったことが容易に理解できます。字体が常用漢字に変わったばかりにお役所が庶民の声に耳を貸さなくなったなんて皮肉なものですね。常用漢字は文部省の陰謀だったりして… {%akkanbe%}
できの悪い子程可愛いと昔から謂いますが、大阪市が天下り役人の受け入れ先として設け何故か現在再建中三セクのビル会社二社に支払った家賃が住民の訴えに対し10年間で相場の倍近く60億円も高かったと地裁が鑑定結果を公表しました。毎年6億円も沢山家賃を得ながら赤字で倒産寸前とは如何に天下り役人が冗費に身を窶(やつ)していたか親方日の丸を絵で描いたようでお里が知れますが、例え地裁で勝訴しても再建中とあってはないものは取れません。それより大阪市より天下り三セクの役人に就任しメクラ判をつく仕事の代償に多額の報酬と退職金を盗って行った連中を洗い出して全額返還請求を求めた方が手っ取り早いと思います。彼等が手に入れたものは報酬と退職金以外に黒塗り公用車と運転手そして秘書の給与を併せるとそれだけで年間2000万円近くに達するでしょうから、4年任期として一人2億円位返還させれば60億円は捻出できそうです。勿論協力しない元役員には住所氏名過去の年収や退職金などを公表するぞと通告してやれば彼等は夜道が歩けなくなりますから仕方なく支払うのではないでしょうか。
故事格言の答え
『夕焼けに(鎌)を研げ』
夕焼けは殆どの場合翌朝の晴れを意味しますから、早朝の畑仕事に備えて夕の内に翌朝畑行きの準備をせよと言うことです。昔の早朝は今の6時や7時でなく払暁と謂って4時前ですから、今の若い方なら寝入り端か。未だ夜遊びの続きかも知れませんね。 {%akkanbe%}
女子プロゴルフツアー新キャタビラ三菱レディースはお待たせ横峯さくら選手国内ツアー1ケ月振りの出場であり初日から首位を明け渡さず最終日の今日は安全策に徹し13アンダーは久し振りの快勝でありました。 {%cracker_a%}
久方振りさくらちゃん優勝のTV観戦を何より楽しみにしていましたが生憎6チャンネルとあって高校野球優先でゴルフ番組中止はショックであり無念でした。 {%orz_a%} 高校野球はNHKで放映しているからABCもさくらちゃんの方が視聴率をずっと高く取れたのと違うか!

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久し振りにお盆に菊水山からの払暁を撮られたお馴染みEさんの力作をご覧に入れましょう。写真も素晴らしいのですが、それより66才にして真夏の早朝山上までの難行を讃えたいですね。 {%applause_a%} 新格言 “夕焼けに登山靴を研げ”

“父未定の子”とは?


囂(かまびす)しいとはこんなことを謂うのでしょう。雨が降らずに早朝から熊蝉が家の周囲の灌木に群がっての合唱にはウンザリの毎日です。私が幼い頃熊蝉はホンゼミと呼ばれ少なくて容易に捕獲できない子供にとっては宝物のような蝉でありましたが、その頃我が世の春?を謳歌し昼下がりの暑さを増幅させていた鳴(あぶら)蝉が最近は少なくなり、少しは午睡も取れるようになりましたが蝉の世界の生態系にも異変が起こっているようであり、昔は深山幽谷とまで行かなくても街中では聞けなかったミンミン蝉が都心に上陸?し、真昼にハーバーランドやJR明石駅前でミーンミンの蝉時雨には魂消ています。何時もこの時期蝉の声で想い出すのは昭和20年の終戦直前姫路の山奥に疎開していた或る夜、すぐ傍にあった東洋紡績姫路工場がB29の大群に襲われ瓦礫と化するを避難した近くの山中より垣間見ましたが天を衝く業火は此の世の終わりを告げるが如くであり”僕の命も啼く蝉より短くて終わるのか“と幼な心に考えたことでした。
例年の如く今年もお盆の帰省ラッシュとは無縁(帰る処も、又帰ってくる者もなし)の日常生活に明け暮れ、お盆休みは丁度親父の初盆なのでラッシュアワーに捉まらぬようにと今朝お墓の打ち水と草毟りに舞子墓園に行って参りましたが、早朝でもありお盆なのにお参りの方々より飼い犬のウンチ目的の散歩の方の方が多いのに驚きました。参道入口にはお墓参りの方以外立入禁止の大きな看板が立っているのですが愛犬の飼い主は勝手瞽(めくら)なのでしょうか。自分達のお墓は別の場所なのかも知れませんがそれにしても日本人の公徳心の無さにはほとほと呆れ果てます。 {%saiaku%}
お盆と謂えば先日のM新聞“みんなの広場”に義父母が他界した後も盆暮れには押し寄せてくる小姑としたい放題の甥や姪達を迎えて長男の嫁(66才匿名)としての悲哀が綴られて居り、他人事とは謂え実感を以て読ませて頂きました。長男の嫁にとっては義父母亡き後夫の弟妹は謂わば他人同様であり冠婚葬祭のお付き合いだけの間柄の筈が昔変わらぬ里帰りのお接待は経済的にも精神的にも負担が大きく、我が国の良き風習も父母の亡き後は一考の余地があるのではないかと思いました。遺産相続の結果にもよりますが現在の法律では長男だからと財産が多く貰えるものでもなく、佛事やお墓の守りなど長男夫婦の負担は少なくありません。きっとこのお家ではご長男の人柄が弟妹に慕われているのだと思いますが、弟妹と仲の良いご主人を持ったお嫁さんも大勢の小姑に囲まれて“義姉さん義姉さん”と煽てられ扱(こ)き使われては堪ったものではありませんね。然し女性上位の昨今新聞への投書程度で不満を解消されているこのお嫁さん流石戦前生まれの忍従の人だと感服致しました。戦後生まれだととてもこの程度では治まらず皆がUターンされた後年金分割の離婚話にまで行き着くのではないでしょうか。 {%shiranai%}
ブルドックソース買収策が7日最高裁で否決されて目出度く?負けた禿鷹スティールはまんまと新株引受権21億円余をブルドックソースから捲き上げることに成功しました。“♪勝って嬉しい花一匁♪”ではなくて“♪負けて嬉しい花一匁♪”でしたよね。 {%tohoho_a%} 買い占めた株も400円くらいで売れる筈ですから相当な額が懐に入るでしょう。一方ブルドックの方はコンサル料や訴訟費用など7億円を要し28億円もの特別損失を計上する羽目となり、当初の黒字予想が暗転し10億円の欠損予想となりましたが、全てはこの会社が企業買収に対し無防備であったためであり、お茶汲みから叩き上げの池田社長には少々荷の重い案件でした。そろそろ後継者選びの時季が到来したのかも知れませんね。今思えば会社側は企業経営の意思もノーハウも持たないで高値売抜けだけが目的のスティールのえぐい遣り口に対し“うちの会社は狼の前の哀れな子羊です。スティールはまるで”花一匁“の女衒です”と世論に訴え続けていれば、臨時総会など開いて新株予約権の割り当てなど決議しなくても誰も義憤に駆られてTOBに応ずる株主など幾らも居ず、困ったスティールは会社に頭を下げて買い占めた10%強の株を引き取って貰うしかなく彼等は大損し日本からの撤退を決意することになったのではないでしょうか。
職業柄税理士として気になるのですがブルドックがスティールに支払う21億円は新株引受権の代償であり税法上所謂“みなす配当”とされて損金にならず法人税が課税されると考えます。払ったお金が経費にならないのでは会社にとってダブルパンチで大きなダメージですね。
先日の新聞記事ですが、英国在住の日本女性が再婚相手の英国人との間に生まれた子供を出生証明書に記載された父親の子供として届出の手続きをし、英国では当然に英国人男性が父親と認められ登録できましたが、将来帰日したことも考え日本国籍も取れるようにとロンドンの日本領事館に出向いた処、領事館では離婚してから250日しか経過していないから日本人である前夫の子として届けるように言われ、已むなく法務省に相談したら父親の推定について2国間の法律が異なる場合は“父未定の子”として取り扱うと言われ事実戸籍謄本にはそのように書かれたそうです。未定の子とは不思議な表現ですが20年ほど前にも同様な事件があったらしく法務省がその際の取扱通達に従ったもののようです。前夫の子は困りますが未定の子ではもっと困るので通達は法律ではないし裁判を起こせば再婚相手がアジヤ人でなかったのがもっけの幸いで此の女性の希望が簡単に叶えられると思います。何故って判事さんの目が如何に節穴でも目は青いし頭の毛はブロンドの赤ちゃんを見れば”この子は前夫のとの子や!“とは口が裂けても言えませんよね。それでも裁判官も意地があるでしょうから再婚するまでの間に他の英国人との子かも知れぬから”未定の子”は取り消せぬと頑張られるかも知れません。 {%komaru%} ド偏屈な日本の裁判官のしそうなことではありますよね。{%ikari%}
これも又先日の新聞記事ですが、急からしい人もいたもので4年連れ添った妻と子供があり乍ら、別居して他の女性と同棲し、6年5ケ月後に肺ガンで死亡した男性の遺族年金の帰属を回(めぐ)って地裁の判決を高裁が覆した事件が東京で起こったと報じられました。本妻を年金受給者とした社会保険庁の決定の取消を求めて内妻が社保庁を相手取って不支給処分の取り消しの提訴に対し地裁は男性との同居期間が本妻との期間より5割以上も永く、男性も本妻との離婚を望んでいたからと本妻に支給されていた遺族年金を内妻に支給するよう命ずる判決が出されていましたが、高裁は男性が別居後も本妻を税務上配偶者控除の対象としていたなどと地裁の判決に対して逆転判決を申し渡したのですが、私は何故かどちらの判決にも納得行かぬ思いが抜けず法に欠陥がありはしないかと考えるに至りました。法律の原則で行けば受給者は当然本妻ですが、長期に亘って婚姻関係が実態を失っている場合は内妻に受給権があるとした法にも欠陥があり、長期とは何年を言うのか本妻との同居期間と内妻との同居期間の長短をどう判断したら良いのか全てが法律上曖昧模糊として居ます。私は本妻か内妻か二者択一制に問題があると思ったのです。本妻が条件有利なのは当然ですが、本妻10年内妻15年なら本妻で内妻20年なら内妻になるなど中身にもよるでしょうが判事さんの個人的見解でまちまちな判断が下されるのではおかしいですよね。配偶者控除などは税法上の制度であり100年連れ添っても内妻は配偶者控除の対象とは成り得ないため已むなく男性は本妻を控除対象配偶者としていただけであって配偶者控除の真意は税金の軽減目的に尽きたと思います。その辺をも充分に分かっていて本妻に軍配をあげる材料に使った判事さんもどうかと思われますよね。私見としては年金の受給権を男性と生計を共にした本妻内妻両者に認めて同居期間などを分子として受給額の骨格を定め、後は男性への介護の貢献度や子供の数や位牌の処置などを勘案して受給割合を決定すれば良いのではないかと思いました。この裁判のケースでは分母を10.5とし分子を本妻が4内妻が6.5として計算し本妻に子供の養育費を、内妻に闘病中の介護に対する慰謝料を加算すればお互い納得できたのではないでしょうか。法律なんてものは役人が机上で作るため血も涙もありません。(;;)三方一両損とか粋な大岡裁きなど昔はありましたよね。現代の裁判官には六法全書には詳しい反面も世情への人情味や思い遣りがまるで感じられません。例のお騒がせ元公安庁長官にしても光市の妻子凌辱殺害事件にしても本村さんの心を踏み躙ってまで犯人の元少年を無期懲役に仕立てて虚名を上げようと懸命な30名の愚昧な弁護士達を見るに付けても、強姦の冤罪の償いを訴える男性に対し当時の警察官の証人喚問にも同意しようともせず“無罪にして貰って何処が悪い”と嘯く検事や判事などなど、一番大切に護られなければならぬ人権を無視しようとする我が国の法曹界は一体どうなってしまったのでしょう。難しい司法試験を受かったからってそんなに威張るなよ!そう言えば司法試験には“倫理”がなかったよなあ。 {%gakkari%}
昔著名な会計学の権威であった青木倫太郎先生が名前に拘(こだわ)った訳ではないでしょうが“会計学は倫理だ!”と謂う持論を持って居られましたが、凡そ会計とは畑違いと思えるこの言葉も“数字は誤魔化せるから会計を預かる者は如何なる圧力にも屈さない倫理観と誠実さを持たねばならぬ”と言われれば成る程と納得できますね。聞いているのか!庶民への労(いたわ)りと思い遣りを持たぬ判事検事それに売名弁護士共!
今週の女子プロゴルフ全英帰りのさくらちゃんは疲れが取れずお休みとなりましたのでゴルフコラムはお休みとして故事格言コーナーにしましょう。
“夕焼けに(かま)を研げ”
( )に漢字を入れてその意味を答えて下さい。