特別に暑いお盆でした。14日朝愚娘や孫達とお墓参りに出掛けましたが、私一人帽子を忘れていたため髪の毛が殆どないせいもあって暑いの暑くないのって熱中症になりそうでした。 {%gessori_a%} それやこれやで長かったお盆休みも漸く終わり愈々今週から秋の到来を目指して残暑と闘うこととなりましたが、一昔前ならお盆が済んだら秋風が戦(そよ)ぎ寒蝉(つくつくぼうし)が啼きだしたものですが、地球温暖化でそれも夢となりました。 {%orz_a%}
昨夏孫達と神出に行って採取してきた蝦(えび)がとうとう居なくなったので、補充のために釣り餌屋さんでチヌ釣りの餌として売られている一合350円の養殖シラサエビを買い求めました。餌屋の小母さんが釣り竿も持たずに手ぶらの私を見て何やら怪しみ、何分で帰宅できるのかと訊ねるので自転車で5分位と答えると、氷を沢山入れてくれて“暑かったら直ぐ死ぬから早よ帰りや”お店のシラサエビがスーパーの鮮魚売り場のように幾らか冷房してあったことも気になったのですが、昔から真夏でもその辺の野池で鮒釣りしていて餌のうどんの蛹粉にシラサエビが食いついてきたこともあったし多寡を括っていたのですが翌朝見に行ったらものの見事に全部死んでしまっており蛙達だけが満足そうな顔付きでした。 {%naku_a%} お陰で死んだシラサの回収やら池の水の入れ替えやらで大変であり、どうやらシラサエビも野池でモンドリ(魚などが入ったら出られなくなる魚取の容器)で獲る時代は過ぎ去り人工飼育に変化したようで一定温度で管理がされているため30数度では到底生活環境が違い過ぎるのでしょう。お陰で安物買いの銭失いとなりましたが齡(よわい)71歳にして又一つ無知を曝しました。 {%gakkari%}
“防衛省の乱”と名付けられたそうですが、巫山戯(ふざけ)た事務次官も居たものですね。武士は引き際と謂いますが、防衛庁じゃなかった防衛省の守屋武昌事務次官が“小池がなんぼのもんじゃ!”と大臣からの辞任要求に対し前例のない反対をして次官の椅子を降ろされまいとしがみつき小池氏と仲の悪い塩崎官房長官に泣きを入れ更には安倍総理に直訴までして懸命に頑張りましたが、女性とは謂え何れは総理をも狙う小池氏には所詮は勝てず、悪足掻きで男を下げて結局辞めることにはなりましたが、退任を言い渡された次官が大臣に楯突くなど前例がなく後味の悪い結果となりました。後任者の人選を巡って又々一騒動が有り、挙げ句が例によって歯切れの悪い優柔不断の安倍総理のお陰で喧嘩両成敗となり、小池氏の推す警察庁出身の西川官房長の次官昇進が認められず、一方では守屋と仲の悪い防衛省の増田人事教育局長が4段飛びで棚ぼたの次官就任の波乱で終結しました。この結果西川氏の事務次官就任は泡沫の夢と消え去り結局西川氏は守屋氏とは人品骨格の違いでしょうか名誉を重んじて潔く職を辞しましたから天晴れ武士(もののふ)と謂うべきでしょうが、世の中もっと気の毒な人が居たもので62才の守屋次官の後任増田新次官はまだ56才であるために、増田氏の先輩に当たる多くの局長達が“後輩には事(つか)えぬ“キャリア官僚独特の不文律によって全員退職を余儀なくされることでありました。 {%tohoho_a%} 急なことでもあり天下りのルートさえ決まらず2年間居所もないのでは彼等こそ西川官房長の次官就任が不調に終わることを期待しながら今になって後悔していることでしょう。辞めたくもない局長さん達怨嗟なら小池防衛相でなく守屋前次官を怨んで下さい。そしてその腹癒せに先回りして守屋前次官の天下りの路線を局長の意地で通行止めしましょうね。省内の天下り担当課はどっちに付いたらよいか右顧左眄でウロウロしたりして… {%gomenne%}
然しあの賢い小池百合子にしては警察庁上がりを防衛省のトップに据えようとしたことには大いにムリがありましたね。彼女は彼等官僚が国益より何より省益を優先させることを第一義にしていることをつい忘れていたのではなかったでしょうか。{%shiranai%}
以前小泉時代に田中真紀子外相が就任時に野上事務次官等の更迭問題でいざこざがあり、あれは彼女の個人的な感情的によるものが原因でありましたが、小池防衛相の言っていることは “次官を4年以上も務めて62才にもなって何故辞めないの?” と至極ご尤もでありましたが、守屋氏は普天間基地の移設問題で活躍して小泉元総理からも一目置かれ周囲から“天皇”と呼ばれる程の実力者になっていたためにきっと慢心して天狗になっていたのでしょう。小池防衛相も総理や官房長官等を相手に一歩も引かずによくぞ頑張りましたね。天皇とまで称されたはみ出し官僚をスパッと切って捨てた処は他の閣僚にはできぬ荒技であり、流石元刺客でありました。 {%tyoki%} 然し次官とは謂え一役人が大臣の命ずる人事に反逆すればどんな目に遭わされるかの見せしめに、彼の退職後の一挙一動に目を配り天下り先をストップさせて彼を日干しにさせることで官僚の反逆を是非前例化させないようにしたいですね。官僚は何時も政治家を馬鹿にしているからこんなことが起こるのであって、政治家も金集めだけでなくしっかりと勉強して官僚に議会での演説原稿など書かさずに自らの力で書き、逆に官僚には都合の良い原稿に対して自論を曲げずに彼等に論争を挑む位の気概と実力を持って頂きたいと思います。総理からして総理就任時の所信表明演説を自ら筆を取った者が戦後石橋湛山翁を除いて誰一人居なかったことも恥ずるべきことであり、全て官僚の原稿を読まされてのものであり、その時点で総理は既に官僚に借りを作り以後思うが儘にあやつり人形にされていることに気付かないのでしょうか。{%ikari%}
“防衛省の乱”は派閥抗争もあって根が深くエロ拓こと前副総裁山崎拓辺りも彼女に言い寄って振られでもしたのか口々に小池批判をしていますから、主義主張のない総理の帰国後内閣改造がどうなることかまるで見逃せません。万一小池百合子を閣僚から外すようなら安倍内閣の命運も尽きたと言うべきでしょうね。
相も変わらず飽きもせずに漢字の勉強をしていると先学の偉かったことに良く気付かされます。先日もTVで何処かお役所の墨痕鮮やかな金看板が撮されていましたが、庁が“廳”と旧字体で書かれていましたよ。常用漢字では先ず気が付きませんが、成る程この字は同じく旧字体の聽(常用漢字の聴)を屋根で掩ったものであり、役所が庶民の訴えを聴く場所であったことが容易に理解できます。字体が常用漢字に変わったばかりにお役所が庶民の声に耳を貸さなくなったなんて皮肉なものですね。常用漢字は文部省の陰謀だったりして… {%akkanbe%}
できの悪い子程可愛いと昔から謂いますが、大阪市が天下り役人の受け入れ先として設け何故か現在再建中三セクのビル会社二社に支払った家賃が住民の訴えに対し10年間で相場の倍近く60億円も高かったと地裁が鑑定結果を公表しました。毎年6億円も沢山家賃を得ながら赤字で倒産寸前とは如何に天下り役人が冗費に身を窶(やつ)していたか親方日の丸を絵で描いたようでお里が知れますが、例え地裁で勝訴しても再建中とあってはないものは取れません。それより大阪市より天下り三セクの役人に就任しメクラ判をつく仕事の代償に多額の報酬と退職金を盗って行った連中を洗い出して全額返還請求を求めた方が手っ取り早いと思います。彼等が手に入れたものは報酬と退職金以外に黒塗り公用車と運転手そして秘書の給与を併せるとそれだけで年間2000万円近くに達するでしょうから、4年任期として一人2億円位返還させれば60億円は捻出できそうです。勿論協力しない元役員には住所氏名過去の年収や退職金などを公表するぞと通告してやれば彼等は夜道が歩けなくなりますから仕方なく支払うのではないでしょうか。
故事格言の答え
『夕焼けに(鎌)を研げ』
夕焼けは殆どの場合翌朝の晴れを意味しますから、早朝の畑仕事に備えて夕の内に翌朝畑行きの準備をせよと言うことです。昔の早朝は今の6時や7時でなく払暁と謂って4時前ですから、今の若い方なら寝入り端か。未だ夜遊びの続きかも知れませんね。 {%akkanbe%}
女子プロゴルフツアー新キャタビラ三菱レディースはお待たせ横峯さくら選手国内ツアー1ケ月振りの出場であり初日から首位を明け渡さず最終日の今日は安全策に徹し13アンダーは久し振りの快勝でありました。 {%cracker_a%}
久方振りさくらちゃん優勝のTV観戦を何より楽しみにしていましたが生憎6チャンネルとあって高校野球優先でゴルフ番組中止はショックであり無念でした。 {%orz_a%} 高校野球はNHKで放映しているからABCもさくらちゃんの方が視聴率をずっと高く取れたのと違うか!

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久し振りにお盆に菊水山からの払暁を撮られたお馴染みEさんの力作をご覧に入れましょう。写真も素晴らしいのですが、それより66才にして真夏の早朝山上までの難行を讃えたいですね。 {%applause_a%} 新格言 “夕焼けに登山靴を研げ”