今年はとうとう庭に恒例の彼岸花も咲かぬ異常気象のお彼岸を迎えることとなりました。毎年見慣れているものが咲かないと何か忘れ物をしたようで落ち着きません。 {%shiranai%}
先週の或る夜漢字検定の勉強をしていたら“石蒜”と言う言葉の仮名付けが問われ、“石の蒜(にんにく)って何やろ?”考えても分からないので辞典を引くと“ひがんばな”の漢名だそうです。 {%shiranai%} 蒲公英(たんぽぽ)や向日葵(ひまわり)は読めても“石蒜”には遭遇したこともなく己の無学を悟り恥じ入る次第でありました。 {%gakkari%}
然し、漢字検定のもっと厭らしい問題は“石蒜”など難しい漢字ではなくて常用漢字の表外読みと謂う厄介なものであり、漢字自体は中学校3年生までに教わるものであっても、その読みについては代表的なものしか教わらず、その教わらなかった読みを所謂“表外読み”と謂っていますが、高校生以降教えられるものと自ら憶えないとならないものがあり後者が難物であって、問題を見て頭が真っ白になる代物です。
例として挙げると“煙る”や“温い”や“甘い”などどうですか。何れも明治時代の文豪が当て字に用いたものが、戦後サバイバルしたものと思えますが、漢字の意味からはまず読み取り難いもので“読み”を丸暗記するしかありません。“読めるけど書けない”と仰る皆様はこの三つが読めますか?全部読めた方の国語力は高校の国語教師以上でしょうね。読めない方は文末の答えをどうぞ。 {%ureshii%}
先週午後税理士会の支部研修に出掛けようとして時間がなかったので数時間のことだと勝手な理窟を付けて駅前に自転車を放置して新長田まで行って4時間後に帰ってきたら見事にその辺の放置自転車と共に全て撤去され市の回収車に持ち去られて居ました。 {%gessori_a%}
昨年亡くなった父の唯一の形見分けでもあり残念でありましたが古くて結構錆びていたし悪いのは自分と諦め、新しい自転車を買い求めました。今度は新車でもあり盗難も怖いので神妙に駅前レバンテの自転車置き場を利用することにしたのですが、行ってみてアッと仰天、自転車やバイク置き場は2階にあり自転車やバイクの通路は階段の両側にそれぞれ上り降りの通路が作ってあって上りは便宜を考えて電動のベルトコンベアであり、帰りは只の坂でありましたが、自転車やバイクに乗る者は誰も右利きと考えて設計されて居り、小生は生まれつき食事とペン以外は完全ギッチョで自転車も左足で跨ぐためチェーン側に身体がないと自転車もバイクも押せないので、後輪のスタンドも立てるだけで生まれてからこの方スタンドのロックのバネすら蹴ることがありません。 {%saiaku%} 従って上りは壁のアスベストらしきものをズボンやシャツに擦り付け乍ら車輪を辛うじてコンベアに載せて上がるのに一苦労も二苦労もし、帰りも同様坂道を壁に身体を摺りながらよたよたと降りる始末でした。二度目は知恵を出して降りる側の坂から押して上がったら上からバイクの小母さんが降りてきたので、女性に優しい私は已むなく譲る羽目となり {%komaru%} コンベアへの進路変更も途中ではできないために階段を一段一段押して上がるのは無性にミジメでした。自転車通路の壁側にもう20cm余白があれば、右利きも左利きも自在に乗降できるのに、真ん中の階段は3人が手を繋いでもお釣りが来る位の広さですから階段の幅を40cm位減らしても何の不自由もなく設計者の思いこみで左利きの乗降を考えなかったことは或る意味身障者への対応に似たものかと思われました。私も若いときに練習して居れば右から乗れたのでしょうが、この歳になってこんな思いをするなんて考えもしませんでしたからギッチョが損なのはゴルフと稲刈りだけでないことを思い知らされました。 {%naku_a%}
山口県光市で99年起こったあの忌まわしい殺人事件で死刑反対論者の弁護士達に対し全国から4000件以上もの弁護人懲戒申し立てが広島高裁に届きました。この問題を取り上げた大阪の若手タレント弁護士橋下徹氏がTVでこれら弁護士達の懲戒申し立てを庶民に呼び掛け、そんな制度を知らずにいた人達が義憤に耐えかねて申し立てを行ったものですが、私も申立書の書式が手に入れば是非申し立てをしたいと思った位です。大体此の元少年は死刑どころか世が世ならば火炙(あぶ)り獄門にしても厭きたらぬ悪い奴なのに弁護士共はやれ“蝶々結びをしようとした”だの”人恋しさへの母体回帰“などと聞いた犯人の方が驚く程の詭弁に終始し、無期懲役を勝ち盗ろうとしていますが弁護人本来の職務は被告人の罪を軽くすることであってもそのためにでっち上げや作り事は赦されるものではありません。売名が目的である彼等死刑廃止論者の弁護士達は、妻の弥生さんが絞殺後乱暴されたことについて”復活の儀式だった“は開いた口が塞がりません。夫の洋さんが”聞くに堪えない暴言だ!”と憤りを露わにされたのは当然であり、彼等がそこまで死刑廃止に拘るならばこんな極悪非道な少年の事件に関わって居ないで死刑廃止の必要性を説いた書物でも著したらどうですか。特定の事件に自分達の考えを押しつけるのはこれぞ牽強附会と謂うものです。
弁護士達に劣らず被告の元少年も不貞不貞しい上に往生際が悪く、一度拘置所で夫の洋さんと話したいなどと戯けたことを言ったかと思うと、一転して検察陣に対し“俺を嘗めんで欲しい”とは暴言も甚だしくし検察側はこの開き直りに対この元少年に“無礼なことを言うな!”と退場を命ずる位のことはできなかったのでしょうか。
人の本性は“悪”(人間自身が生き延びようとする本能自体が悪だと考えます)でありそのためには絶対に死刑は廃止すべきではないのです。それが証拠に先日何処かの少年殺人事件で首謀者の一人が“死刑になりたくなかった”と自首して出たではありませんか。死刑は実行の有無の拘らずその刑が存在することに意義があることが分かります。死刑制度がなければ自首しなかったでしょうから先日の事件も迷宮入りしたやも知れず、死刑制度はどんなことがあっても死守すべきです。第一そんな悪い奴らに我々の血税で一生喰わせてやることすら腹立たしいと思われませんか?
愈々高校横綱11タイトルを引っ提げてあの沢井豪太郎(豪榮道)21才が今場所から幕内入りし、その場所に横綱大関関脇と顔を合わられ何れも敗れはしましたが、堂々の11勝4敗で来場所は幕内上位に上がって参ります。幕下時代上位で足踏みして同期の影山(栃皇山)に先を越されましたが此で彼を追い抜きこれからが力の出し処です。2場所後には朝青龍と顔を合わす位置まで上れるや知れず、そのときは今よりもっと強くなって正攻法の四つ相撲で彼をやっつけることを期待して止みません。
朝青龍が引退して居なくなったりしていて…
それにしても北の湖相撲協会も遣り口が汚いですね。幕尻で優勝した琴錦や貴闘力の場合大関にも合わせることがなかったのに豪榮道に限って関脇大関横綱と当てるのは弱いものいびりではありませんか、前頭筆頭、小結、関脇と下位から合わせてゆくのが順序の筈ですがそのルールを犯しての禁じ手の登場は新入幕に優勝でもされたら協会の沽券に拘わると形(なり)振り構わぬ作戦と見ました。それとも琴錦や貴闘力の場合はどちらも全盛時は関脇まで上った力士で高齢で下り坂でもあり、最後の花道で優勝させたかったからでしょうか?
それにしても14日目横綱白鵬と結びの取組をした翌日の今日千秋楽は中入り後最初の取組であり豪榮道も戸惑ったことでしょう。協会はそれで数合わせをしたつもりか!
取組の組み合せを番付を読み込んだコンピュータに委ね、当日同時発表すればこんな不条理は起こらないし、八百長事件だって防げるのではないでしょうか。困る力士達が一杯出てきたりして… {%tohoho_a%}
先週出題の諺格言の答です。
『(後生)願いの六性悪』
来世での安楽を願いながら、現世では悪いことばかりする連中が多いことを謂う
六性とは喜、怒、哀、楽、愛、悪、の六つの情のことであり、愛とはお互いが慈しみ合う心、人間や生物への思い遣りの心、であり悪いこととは思えませんが、愛欲が十二因縁で第八支に位置づけられて迷いの根源として否定的に見られること(今昔物語)で悪の仲間入りをしているようです。
現世の我々には理解し難いことですが、昔の衆生(しゅじょう)の願いは欣求浄土が何よりでありましたから、人間の本能である六性もこのような厳しい戒律で縛られ疚(やま)しいことにされていたものでしょう。若しも六性を否定する生活があるとすれば念仏三昧の小乗仏教の世界でしょうから、親鸞の唱える悉皆成仏は夢の又夢となりましょうか。
女子プロゴルフ宮城TV杯は我等がさくら選手初日2位タイと堂々の出だしでしたが今日20試合振りに72イーブンとアンダーパーを逃し3位と散りました。 {%naku_a%}
アンダーパーの連続は惜しくも19試合が途切れましたが日本記録には違いなく当分は誰にも破れないものと思います。それにしても最終18番のパー5殆ど2オンしながらトップタイとなるイーグル狙いのチップショットが気が逸ってざっくりやってしまい悪夢の一瞬となりました。気落ちしてパットも寄らずイーグル変じてボギーでしたから本人も日本記録更新が悔しかったでしょうね。 {%naku_a%}
ま、賞金も8000万円台に乗ったことだし、気を取り直して来週から出直しましょうか。
常用漢字の表外読みの答え“
“けぶる” “ぬるい” “うまい”でした。貴方は幾つ正解されましたか?
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