愈々明日から10月となりますが流石に昨日今日と雨模様でもあり気温も少しは下がった様子で湿度は高いものの取り敢えず猛暑から抜け出せてホットしております。現金なもので気温が下がったせいか“石蒜”が姿を現しました。花が咲くにはもう少し掛かると思いますが地温が一定温度以上だと球根が目覚めぬ仕組みになっているのでしょう。今年は何となくセプテンバーソングも聴く気になれぬ暑い9月でした。 {%gessori_a%}
7月初旬から事務所の厚生部の嘱託となったキリギリスは3匹全員至って元気ですが、一緒に貰われてきたくつわ虫は秋風の到来と共に急激に老いが目立つようになり、目が不自由になったらしく足も取れて前足3本だけ達磨さんのようで歩行困難となり直ぐ仰向けに倒れては中々起き上がれぬ状態となりました {%gakkari%} 。元気なときは食事を貰えるためすっかりと私に懐(なつ)き虫籠を開けると寄ってくるまでになっていましたが、最近では大好物の三角バッタが段々居なくなってきたため、毎日朝夕少しの玉葱やレタスの茎を私の手から食べて余り動かずにじっと過ごしております。それでも夕方私が庭の水撒きをすると庭木に当たる水の音から仲間の声を連想するのでしょうか、決まってジージーと力を振り絞って哭くのを聴くのは籠の鳥ならぬ籠の虫とされた己が運命を嘆いているように思われ物悲しく哀れで私の方が哭きたくなります。80日間も虫籠に閉じこめて伴侶も連れて来ずにゴメンネ、くつわ虫君 {%gomenne%}
自民党の新しい総裁がデキレースで誕生し、福田康夫が総理大臣に就任しましたが、認証式のとき目が宙を踊っていましたからこの人表面は冷静を装っていても実は小心翼々が本性かもしれません。お下がり内閣とか謂われる所以は総理自身が主義主張を持たずに前例を蹈襲することしかできず、従って北朝鮮やアメリカに媚びを売る娼婦の如き八方美人では日本の将来が憂いられてなりません。誰が総理になっても我々の生活が良くなるとは到底思えませんが、自分達だけが良ければよい町村派とかなんとか派など現在の派閥制度は、明らかに他党に向けねばならぬ党のエネルギーを内部でムダに燃焼させているが如くであり、自民党と云う派閥が一致結束できないのでは自民党が内部瓦解したも同然でありますから、政治家が派閥優先、官僚が省益優先では国民など蚊帳の外であり、金持ち優遇税制、低額所得者苛めの増税など国民不在の政治がこれからも延々と続くことでありましょう。 {%tohoho_a%} 安倍さんの方が未だマシだったのかなあ… {%naku_a%}
電車内で悪ふざけをした高校生を平手打ちで殴った神奈川県警の巡査長が、県警監察官室から“赦されるものでない”と処分されるそうです。 {%gakkari%}
公共施設内や電車の中で周囲の者に頓着せず尻座してものを食べたり化粧したりと傍若無人に振る舞う最近の若者を見ていると、この巡査長の取った行動は我々にも充分共感できるものであり、若者達への一般論として誰もが常々苦々しく思っていた処にこの事件のように電車内で拳銃擬きのライターなど発火されては、誰だってこの高校生を平手打ちしたくなりますよね。良くやってくれた勇気ある行動だと全国から神奈川県警に電話やメールがナント!4000件とか、学校でも体罰禁止で子供達が増長して先生が“叩きたかったら叩いて見ろ、お前はクビやぞ!”と生徒達に脅されているのが現状だそうですから、3日に1回は先生にど突かれては投げ飛ばされていた我々の学生時代とは主客転倒の有様は一体から何がどう変ったのでしょうか。巡査長も高校生がライターとは謂え職務上命の次に大切な拳銃を弄ぶような行動を見て頭に来たに違いありません。お酒が入っていた上に自分は警官だとの自負心が3発の平手打ちとなって出たものでしょうが、平手打ちがなければ電車内のライター発火遊びはその後も続いたかも知れませんからこの警官の採った行動は未成年者の喫煙阻止をも含めて正しかったと思われますが、愛の鞭でも暴力と解される昨今であり本当に変な世の中になりましたね。この警官があの雷鳥の不甲斐ない乗客達の中に乗り合わせていたらあんな不幸な事件はきっと起こらなかったでしょうし、世の中儘ならぬものですよね。又この人が警官ではなくお酒の入ってない只の正義感の強いマッチョな男性ならどんな結果になっていたでしょうか。スパルタ教育の中で少年期を過ごした戦前派の一人としていろいろと考えさせられる事件でありました。
同じ暴力でも大相撲の時津風部屋でビール瓶で額をかち割った後“可愛がってやれ!”と親方率先しての新弟子への私刑(リンチ)による殺人はヤクザの世界を彷彿(ほうふつ)させる凄惨極まるものでした。時津風部屋と謂えば彼の双葉山が居た部屋で嘗ては名門であり一時は相撲界を席捲していましたが栄枯盛衰世の倣いとは謂え双葉山亡き後、出羽一門、二所一門にその座を譲り現在では亜流に甘んじておりますが、この事件で時津風部屋は恐らく解体され消滅することでありましょう。歴史を振り返れば事件は起こるべくして起こったものであり、今は去る40年前双葉山亡き後順当に時津風部屋を継ぐべくであった大横綱鏡里を双葉山の奥さんの横車で強引に幕内優勝回数なし大関までしか成れなかった豊山に時津風の名跡を継がせたことにあります。腕っ節が全ての相撲界では横綱大関の序列に学歴は無用であり、鏡里は青森の小学校を出ただけで部屋に入りましたからズーズー弁であり字も満足に書けず、大学出の豊山とは教養も何もかも違う処を双葉山親方の未亡人に疎まれ、双葉山の遺言だとか言われて詰め腹を切らされたものですが、彼は何も語らず自ら立田川部屋を創設して後進の指導に当たり定年まで務めて故郷に帰り04年角界2位の長命80才の高齢での逝去でありましたが、当然に得られる筈だった時津風の名跡への執念は物凄かったでありましょうから図体がでかいばかりで小結しか成れなかった“双津竜”如きに更に名跡を移された憤りは“世が世ならば”と耐えられなかったのではないかと思われます。それ故今回の事件はひょっとして元横綱鏡里立田川親方の怨念のなせる業ではなかったかと私は考えました。
弟子を甘やかす親方(何処の誰のことかお分かりでしょうね)、片や弟子を殺す親方と北の湖理事長の周辺も何やら騒がしくなって参りました。これだけあちこちから足を引っ張られては相談相手とてなく怖い顔をするだけで才覚のない理事長さんも文部科学省の大臣達にまで叱責されては四面楚歌となったことでしょう。 {%gakkari%} 言論統制事件でメディアの人気も最悪とあってはそろそろ引き際と考えた方が良いのではないでしょうか。国技(何処の?)だからと入場料や放映料収入に対する法人税を特例で無税にして貰って、モンゴル人にしこたまお金を持って帰られては敵いませんよね。日本相撲協会はODAか!
今年5月大阪で起こったステーキ店での女性客拉致暴行事件で大阪地裁杉田宗久裁判長は主犯の店長に対し『前代未聞の極悪非道な所業であり求刑は軽きに過ぎる!』と検察側求刑の懲役10年に対しナント!懲役12年の判決を下しました。この硬骨裁判官は量刑に社会情勢を反映させることが多かったそうで、これまでも求刑を上回る判決が多く出されたそうです。常識的には何処の裁判所も判決は求刑の7掛け乃至8掛けと相場が決まっており、求刑を超えられては検察官の立場がなく、この判事さんの事件に限って担当検事も目一杯の求刑をしたものと思われますが、それでも2割増しでは検事さんもショックでしょうね。 {%tohoho_a%} この硬骨判事さんもっと早く高裁判事に出世していて光市の強盗強姦殺人犯の元少年を裁いて頂きたかったと思います。判決が“市中引き回しの上火炙り獄門”だったりして… {%komaru%}
{%golf%} 愈々日本女子オープンが今週北海道苫小牧で行われましたが我等がさくら選手今週はボギーが多くてスコアが伸びず優勝すれば賞金1億円を超えットップの予定でしたが無念にも6位タイと沈みました。先週18番衆人の目前でのザックリの後遺症が癒えなかったものでしょうか、パーオン率ダントツトップでありながら現在の地位は如何にパターが下手かを象徴しています。パット is マネーと言いますよね。 {%shiranai%}