バーベナ」タグアーカイブ

葬式と墓仕舞い

何処から飛んできたのか庭の片隅に白いバーベナが咲き始めました^^。この花はクマツヅラ科バーベナ属の総称であり約250種の一年草および多年草を含み何処にでもある花です。ヴァーベナと表記されたり、ビジョザクラ(美女桜)などと呼ばれ日本中何処にでも咲いて居る極(ごく)庶民的な花です。沢山の種類があるバーベナは、品種によって、一年草、多年草(宿根草)、匍匐性、立性と、生育のリズムや生長の仕方が全く違います。うちのは匍匐性と思われますが、小さいので雑草と間違えそうで踏まないように注意して居ます。ワタシ的には此のように目立たず小さく可憐な花が抱き締めたくなるほど可愛く思えます^^。

 

私も愈々老いて三途の川が間近に迫った感じのこの頃ですが、何事にも世知辛い昨今、目に見えて変化し規模が小さくなってきたのが「葬儀」の大きさと形です。亡くなっても葬儀すらできない新型コロナウイルスの影響もあると思いますが、コロナ以前から家族葬や通夜を省いた一日葬、更には全くお経をあげない「直葬」が巷にじわじわと浸透して居ます(;;)。生産性の無い儀式が廃れていくのは悪いことではなく、理不尽な世間体とか家の格とか親族間の格差や繋がりが薄れて血の繋がった叔母さんが亡くなっても知らされないのが現実であってもそれを薄情と思うのは過去の観念であったことが世代の移り変わりでつくづくと思い知らされます。でも此れはきっと良いことであって、他家との差が重視されなくなったことにより何事にも世間体より実利が優先する時代が到来したことを沁沁(しみじみ)と実感して居ます。昔、親鸞聖人創設の浄土真宗が、他の宗派よりお布施などが格段に廉く済むため「門徒安上がり」と謂われて全国的に信者を増やしたのは誰も知るところですが、今生(こんじょう)で如何に善行を積んでも来世には全てが無に帰し極楽も地獄も存在しない死生感が今の人達に浸透し、誰もが葬儀の簡素化を考えるようになったのは当然です。お経では決して救われないことを知る人達が次第に多くなり、お経を唱えることで死者を成仏させたお坊さんとそれに乗っかる葬儀屋が「葬式仏教」と揶揄されるのも時代の流れと考えます。
昔は皆が貧しくて殆どの時間を過酷な労働で家族の生活を護って居ましたから、誰もが貧しく早朝から夜遅くまで続く仕事の疲れを取るために夜睡(やす)むことが一番の楽しみとなり、昔毎朝4時に起きる祖母が夜遅くに睡む折「極楽極楽」と言って居たことが思い出されますが、経済成長で昔と格段に生活が安定しても死後きっと極楽浄土に迎えられると謂う神話も消え失せた昨今です。
私は死後の世界を思い、ショーペンハウエル、ケルケゴールなどを必死に学んだ学生時代は何だったんだろうか?と思います(;;)。今の私は無宗教ですが、葬儀の問題は直葬で解決できても舞子墓園に50年前亡父が生前に分骨した我が家のお墓が問題です。姉と養子に入った義兄は父が死んだ時財産をしっかり半分取りましたが、父との約束を破って墓の裏面に名前が朱で刻まれた儘、別の墓地を買って去って行き、うちの家系では愚息が結婚せず娘は他家に嫁いでいるため何れ絶える運命(さだめ)にあり墓仕舞いの必要がありますが私の生前に墓仕舞いすべきではないかと日夜思い悩んでいます。墓地では最近放置され雑草に覆われた墓がどんどん増えて行って居るのが現実です。葬式離れは何れ墓離れと繋がりますよね。墓仕舞いに思い煩うこの頃です(;;)。

 

オリンピック、パラリンピックは、多くの国民の反対を押し切って開幕されそうな雰囲気です(;;)。昨年まで尾見会長を股肱の臣として全面的に頼りにしていた総理が、此処に来てIOCに阿り、開催に踏み切るべく尾見氏を切り捨てるのに必死なのは誠に見苦しい限りです。此れでは尾見氏側に万全の信頼を置く多くの国民が反旗を翻すことになり、総理はIOCと国民の狭間に苦慮する羽目に陥ることになります。全ては自分が蒔いた種であり、自らの無節操を国民に晒し見苦しい限りです。尾身氏が「今の状況で(五輪を)やるというのはどうか」と述べたのは、6月2日の衆院厚労委員会であり、以降パソナの竹中氏をはじめ五輪を食い物にしようと目論んでいるドブネズミ共から「五輪は尾身会長の所管ではない」といった声が相次いでいますが将に笑止です💢。国民を思う心と、パソナの人材を多数派遣して五輪を食い物にしようとする竹中平蔵(取締役会長)と動機が異なるものを比較しようがありません💢。
確かに尾身氏率いる分科会は、コロナ対策について科学的な知見から政府に助言を行う立場であり、五輪開催の可否などについて、物言う立場にありませんが、なぜ五輪に関する提言を行うのか。その理由は彼が真に日本を愛し、日本人を愛して居るからで、前者の主張には全く大義がなく、国民の血税を掠め取ろうとする詐欺師だからです。自分たちの職務を逸脱してまで国民の命を守ろうとする尾身会長に我々はエールを送ろうではありませんか!総理は東京五輪を開催すればそれまでの感染対策の失策を国民は忘れ、選挙に勝って政権が継続できると言う大きな賭けに出ているのではないでしょうか?

 

今月7日、都営浅草線中延駅2番線ホームでJOC経理部長が電車にはねられて死亡しました。原因は161億円の補助金の処理で何らかの問題に悩んだものだと思われます。巨額の補助金を捌くのに4人の経理部員とは無茶苦茶や!目に見えない大きな裏の力が存在したんやろね!

 

先週の読めそうで読めない字    咲き誇った花に見惚(みと)れる

今週の読めそうで読めない字    針の耳を(針孔)という

 

派遣社員の憂鬱

再度バーベナ

3月となればもう春なんだ、うちの庭のバーベナは枯れるどころか先月花茎を1輪増やして意気軒昂だから信じられない。此奴が夜間襲い来る霜とどう対峙しているのかとても興味深い。もう春が来たと知れば此の儘増殖するつもりかも知れないね。でも月半ばには必ず「お水取り」と謂われる寒の戻りが到来するからそれをどうにか乗り越えてほしい。今日雨で写りが悪いため写真は昨日撮ったのを使いました。

鬼の霍乱」と言う言葉があるが、先々週末に仕事がハードで疲労から風邪気味となり喉が赤く厭な予感がしたので、繁忙期を控えて念のため医者に行ったら「大したことありませんよ」と処方箋を出してくれたので調剤薬局で効能を問うたら「飲まんよりマシ程度の風邪薬です」と言われ、愚娘に愚痴を言ったら「風邪薬ってそんなもんや」とバッサリ切られた(;;)。
その夜は取り敢えず「飲まんよりマシ」を飲んで寝たが、夜半から高熱を発し咳で寝られず熱を測ると38度を超えた(;;)。

昔から「熱は出てしまうまで出し切ってしまうことや」と母親から教えられたことを80年間実践して居る小生としては唯々横になって躰を休めることに専念したが3日目になると38.8度まで上がって呼吸が苦しく、意識が朦朧として輾転反側し、昔逝ったお得意先が近づいて来て「岡本はーん」と呼び掛けられ私が駆け寄ろうとすると姿が掻き消えたりと様子が尋常でない。トシでもあるし肺炎になれば直ぐにお仕舞いだ、お迎えが来たのならそれはそれで良いのだが、今進行している確定申告書は昔あったアナログ式手書きのものでなく、税理士会で電子認証された私自身の代理送信なので死ねば自然に無効となり再度手書き書類を作ってお得意先の印鑑を貰って税務署へ駆け込むことになる。それは手間も大変だしイヤだから、3月15日まで生かして貰うため再度医者に行って事情を話したら、慌ててレントゲンを撮られ肺炎が大丈夫だったらしく今度は食事が摂れぬ位大量の抗生物質を投与されて飲まされることになり漸く高熱から解放されることとなったが、熱が下がれば仕事ができるが、無理に熱を下げられただけで治ったわけではなく仕事はドジばかりで苛立つし毎日鬱々として無聊を託っている。期日まで後2週間だが無事乗り切れるだろうか?

先日日経新聞に変なことが書いてあった。其れは年収が103万円以下でも配偶者控除がされないケースがあると言う衝撃的なものだった。最近は派遣社員の雇用形態が昔と異なって複雑化しているが、派遣は労働基準法の裏道を潜った制度で、派遣会社と派遣先会社の関係は会社VS会社の委託取引契約だから何時でも打ち切れるメリットが大きく今後も労働市場に占めるウエイトが高くなって来ると思われる。派遣先は派遣元企業にお金を払うのだから誰が来ようと仕事さえして呉れたらそれで良いので数人分或いは数十人分一括して出向元企業に払って居るが、出向先が幾ら払って派遣が幾らピンハネされているか企業秘密なのだ、出向先は委託費で出向元は売上として経理処理することになる。

日経紙に拠れは派遣会社によって派遣社員との契約がまちまちであって雇用契約でなく委託契約であることがよくありその場合はこの派遣社員?の貰う賃金は給与ではなく請負契約に基づく所謂「下請代」となるからたとえ年収103万円しかもらっていなくても配偶者控除や扶養控除の対象にならないと書いてあった。えっ?下請けとなればその収入は所得税法の区分上給与所得ではなく事業所得の範疇に入ることになり給与所得者に控除できる筈の最低限65万円すら享受できず自ら必要経費を申告しなければ課税所得65万円が発生することになるが誰もそんなことは知らないし教えられない。派遣社員は給料日に税金が引かれないからラッキーなどと喜んで居ると後から税務署に攻めこまれて税金を追徴さられる羽目となるし、扶養控除など受けている人はその権利すら毟り取られるがそんなこと誰も夢にも考えて居ないよね。 

派遣元の本音は下請け代を出向料収入に対する課税仕入として消費税8%の控除をしたいのだ。派遣契約社員が「僕は8%貰ってませんけど…」など訴えても、「内税や」の一言でお仕舞いになる。まるでブラック企業だな(>_<)。

派遣企業は普通最低で100人程度は確保しているから支払総額はパート代にしても年間1億円以上になる。派遣先から貰う委託費は20%乃至30%加算されているから消費税は1000万円にもなるが対価の支払いが人件費だと消費税は非課税だし1000万円全額が納税対象となって税務署に税金を納めなければならない、其処で悪知恵を働かせたコンサルタントが人件費を委託契約にして消費税を控除できる悪巧みを考えたのが下請け扱いで、こんな会社に入った派遣社員は不幸と言うよりない。

過去に或る派遣会社は2年前の課税売上が1000万円以上の会社に対して消費税を課す法律を逆手に取り、2年毎に新しい会社を作って派遣社員を名義上全員移転させれば新しい会社には常に2年前の売上がない(会社ができていないから)ので消費税の申告義務がない。此んな悪辣な手口を披露して消費税逃れを企てた会社が沢山あったが、法の不備だから文句が言えない(>_<)。事業所は何も変わらないのに会社の商号だけ少し違う会社を作って其処へ派遣社員全員を転籍したことにしたあくどいものであったため会計検査院から「税金の取りはぐれ」だと文句が出て法律が改正され2年前の売上を持たない会社にも納税義務を課したら今度は委託契約だ。いたちの追い駆けっこだね^^。

派遣会社から雇用契約から委託契約に変更されることへの打診を受けたことについて途方に暮れたこの不幸な派遣社員?から私が税理士として若し意見を求められたら、「あなた良かったですね、4月1日から下請けになるのならすぐ所轄(住所のある)税務署へ開業届を出し、更に5月末までに青色申告申請書を提出し、来年の確定申告時に申告書と同時に減価償却届出書を出して下さい。簡単でもエクセルでバランスシートを作ることができれば、あなたの収入なら税金を払うどころかきっとお父さん達の扶養親族になれてご家族の税金まで廉くなります」と太鼓判を押すだろう。

何せ青色申告にしてバランスシート(家計簿様式からエクセルで容易にできます)が作れたら端(はな)から青色申告控除65万円は控除して貰えるし青色申告の特典である家事関連費の必要経費計上が認められるためスーツに靴代等散髪代まで職務上に必要だから勤務時間に応じて経費が認められる、少なくとも50%OKだろう、休日はジャージーを着て寝転んでいれば良い。マイカー使用ならラクチンだし車の減価償却費や駐車代ガソリン代などの車輌経費が使用割合で必要経費になるから堪えられないよ^^。会社の友人との飲み会や冠婚葬祭の包み金も全て必要経費だから200万円貰って居ても100万円位は業務上経費やお付き合いでラクに落とせるだろう、そうなれば所得が38万円以下にまでなって税金どころかお父さんの扶養家族になることになりお父さんの所得税・住民税が最低で15%は安くなるからこんな親孝行はないだろう。青色申告の場合経費が多すぎれば翌年に赤字を繰越すことだって可能だ^^。でも実際にはバランスシートの作成には複式簿記3級程度の素養がないと容易でないから大変だけどね、不可能にチャレンジするのも人生だぞ。3級の教科書代も必要経費だったりして…、考えようで世の中バラ色だな^^。

先週の書けないけど読みたい漢字
忙しくて食事をする遑(いとま)もない 

今週の書けないけど読みたい漢字
彼女と(理)無い仲になった

「遑」とは時間の余裕のことであり、会話では「暇」と謂うが文章では「遑」の方が格調が高くて良い。

中卒が東大法卒を破った!

バーベナ

1月もあっという間に終わり愈々26年度確定申告の宣戦布告だ。此から3月15日まで私を始めスタッフ全員身体に気をつけて総力で峠を乗り越えて行こうと思う。
処で確定申告時に何時も思うのだが、電子申告ソフトの所得の内訳書入力時に昭和と平成のどちらかを選択する必要がありサボるとエラーとなって電子申告が受け付けられない(;;)昭和が逝って四半世紀になるが時効だし昭和の所得を申告する者が居るとは全く思えないがこのソフト会社は杜撰だな、当然平成と空白欄の2行に訂正されるべきだろう、空白欄は勿論高齢の天皇が逝去されて年号が改元されることを想定すべきだが其れをしないのは改元時に新しいソフトをもう一枚購入させる意図が見え見えだ、世知辛い世の中だね。

昨年年末に紹介した庭のバーベナは年末遂に枯れたがその当時大きな蕾だったのがお正月の寒さを乗り越え一月半ばに蕾を開きこの寒空に耐えて咲き誇って居る^^。全く信じられない(゚ロ゚)、人に話すと「嘘や」と言われるのでスマホの写真を見せている。捏造でない証拠に29日の日経朝刊も一緒に写している、合成写真と疑われても仕方がないが、私にはそんな技術を持ち合わせないから信じられない方は見に来て下さい。傍で威張っているのは鴉豌豆と呼ばれる「ヤハズエンドウ」だ^^。此奴は春に咲く雑草で空豆の仲間であり子どもの頃はよく野原で食べて空腹の足しにしたものだ。食べた後は莢(さや)の両端を切って「ピー」と豆笛にして遊んでいたね^^良く肥えている奴が音色が低くて強い音で、細いのは音が高く蚊細かった。此奴までよもや咲くとは思えないが毎日目を配っておこう。
調べて見るとバーベナは宿根草だってあっても決して寒さに強い訳ではないが霜には全く叶わないそうだ、此処の処毎夜1度程度まで気温が下がっているが霜が降りないから花が枯れないで居るんだろう、今朝も無事だった^^。もう少しガンバレ!

クローズアップ現代で意外なことが話題となって居た、此また全く信じられない。最近各地で保育園の建設に近隣住民が反対活動をして居るんだとか…、何でも園庭で幼児達の遊ぶ声が五月蠅いんだそうだ、騒音だと非難された保育園では園庭に柵をしたり園庭での運動時間を制限して室内で遊ばす対策を講じているそうだが何処かおかしいね、幼児達の弾ける声は聴いていてとても心地良いし、少子化の昨今幼児達の声を聴けるだけでも仕合わせだと思うが、どうしてこんなにトゲトゲした世の中になったのかな。音の質も考えずに唯々フォン数だけで騒音条例を適用するなんて全くバカげていると思う(><)。酒を飲んで夜中に前の道を歩き乍ら喚き合う若者達の方が音は低くてもずっと喧しい、家の前を騒ぐ若者には怖くて注意もできぬくせに相手が保育園だと急に居丈高になるなんて卑怯だね!子どもが日中(ひなか)太陽の下で思い切り遊べないなんて歪(いびつ)な社会になった、そのくせ近所で親に虐待されて泣き叫ぶ子どもの声に誰もが後難を恐れ関わりを避けて耳を塞ぎ、警察へ通報もせず放置されるのが常だ、昨年6月茨木市で3歳の幼女が衰弱死した事件でも近所の住民は誰もが知って居たが警察にも児相にも連絡が入らず、僅かに匿名での通報があったが今度は児相が動かなかったそうだ。自己チューの家族ばかりで隣家は他国なんだろうね、そうだよな、自分とこの子だって可愛くないのに他所の子が可愛い訳ないよね、此また世も末だ (><)。

久し振りで囲碁界のビッグニュースを2本お届けします。囲碁をご存じない方でもきっと魂消るに違いない。先週、中学校を卒業しただけの17歳の少女藤沢里奈2段が、東京大学法学部卒で日本興業銀行入行を蹴ってプロ棋士になり現在東京大学客員教授でもある石倉昇9段を棋聖戦の予選で破った^^。同じく棋聖戦予選で20歳の新進気鋭の日本棋院外柳是聞初段が74歳年上の杉内雅夫9段に半目敗れた、半目でも負けは負けだ。感性を培って居る左脳の働きが17歳でも94歳でも年齢に関係ないことを目の当たりに見せつけられて唯々感無量だった。感性は「こころ」だし心は肉体と違って生まれてから死ぬまで進化はしても少しも衰えないんだろう、凄いね。

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大相撲初場所で全勝した白鵬が千秋楽翌日記者会見で、13日目取り直しとなった稀勢の里との一番を録画映像から明らかに勝っていたと審判団の判定に不満をぶち撒けたが、写真を見ると明らかに白鵬は負けている(手前が稀勢の里)。取り直しの方が彼は儲けて居たんだ(>_<)、相撲規則では「足の裏以外の躰の一部が早く砂についた者を負けとする」と謳われて居り、写真では明らかに白鵬の足の甲が砂につき、稀勢の里は死に体ではあるが未だ残っている、白鵬は日本語が読めないから規則など知らなかったんだね、知らなかったでは済まないよ、此まで土俵際での微妙な一瞬を横綱であるばかりにお目零しされ多くの白星を貰って居たことを忘れて居るんだな? 傲慢だ!

ノーベル賞の栄誉に輝く名古屋大学からリケジョ19歳女子学生の信じられない殺人事件だ。この生徒は学業を司る脳は正常でも小さい時から自己と他者との関わりについて前頭葉の一部が異常で精神を病み内に秘めた狂気の持主だったと思う。大学の入学試験に倫理学を科しても合格点で潜り抜けただろうから、こんな人達が我々の周囲に何食わぬ顔をしてワンサと居るのかと思うと怖いね。世の中死にたいと思う人と同じ位人を殺して見たいと考えている奴が居るんだろうな。学校が超難関校だから当分週刊誌はネタに困らず名古屋大学の学生や先生はTVクルー達に追い掛けられて大変だろう、彼女の犯行は恐らく幼い頃に経験した出来事が齎(もた)らした心の病いの後遺症だろうと思う、この女性は此から一生精神病院の牢獄で暮らすことになると思うから、起訴する警察や検察庁も瀬がないよな、人間って怖い、龍之介の「蜘蛛の糸」だね。

先週の書けないけど読みたい漢字
雪洞(ぼんぼり)に灯りを点(つ)ける 
ぼんぼりは紙張りの覆いのある小さくて背の高い行灯です。

今週の書けないけど読みたい漢字
♬(鞐)が光るよ、ちょいとご覧♪

「暖」って名前はどう読むの

バーベナ1

10月初旬に咲いたのでご紹介したバーベナが枯れ果てたと思っていたら、寒さにめげず復活して先週再び一輪咲いた^^、初夏以来今年3回目の開花だ、横に蕾が大きく枝を伸ばして居るが咲いてくれるんだろうか、4日間の雨と寒さで花も随分草臥れたようだ。上と下の写真で花が疲れてきたのがよく分かる、傍には鴉豌豆まで芽を出しているが此は明らかに春と間違えて出てきたようだ。どうする気だろう?

バーベナ2

衆議院議員選挙の喧噪が終わった先週月曜日何時もの散歩で垂水の駅前を通ったら、横断歩道の向こう側に最下位で落選した共産党の候補者が立って通勤する人達一人宛に無言で頭を下げていた。投票して貰ったのに当選に届かなかったお詫びの叩首だと思ったが、或いは比例で近畿地区民主と同数の4人も当選できたお礼かも知れぬ。通勤する人も疎らで薄暗く寒い早朝6時前だと謂うのに党を思う此の候補者は偉いな^^。改選前此の党は僅か8議席だったのに今回一挙に21議席もの躍進は驕れる自民に対するやり場のない国民の怒りだろうか。

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明治安田生命が今年生まれた子どもの名前ランキングベスト100人を発表した。今年個人年金保険の加入者約7000人からだから厳密には正確とは言えないが男子の一位は「蓮」で女子のトップが「凛」と「陽菜」が26人で同数だった、男の子「翔」の付く名が2位に転落したのは意外だったが、そろそろ此の字も殖えすぎて飽きられたのかもね、だが「蓮」だトップになった理由がよく分からない、スポーツ選手や芸能人で「蓮」って名が居たとも思えんが?
処で「凛」は旧字体であり現在一級の配当漢字は「凜」と旁の下が禾になっていて、どちらも人名漢字に登録されているが、「凜」は13人と10位に居るから実質的には同じ字だから女の子では断トツのトップだろう。禾も示も5画だが厳めしい示が多くなったんだろうね、「凛々しい」とか「凛とした」など我々日本人に求められる若者本来の姿だが、昨今女性上位が目覚ましく、昔は多かった「凛太郎」など今では名前負けするから男には「凜」は相応しくない名前となったのかな。
何故か女性の18位は「暖」だった。此の名ってどう読むんだろう?「だん」じゃないよね、いや矢張り「だん」かな?考えたけど分からない。でも名前の読みだけはどう読んでも国は文句を言わない規則だから誰もが考えつかない読みなんだろうね、究極「あたたか」だったりして…^^。(読み方の例、のどか)
「遙馬」なんて名も登場するが此も「凛」の類いで「遥」の旧字体だ、二点之繞(しんにょう)だし旁は缶になり干に「ノ」が付いているし、書き間違われやすい字だが名付けた親は其処まで考えて居ないんだろう。本人は書き慣れているが書かれた字を読まされる方は困るね、名前の字は難しければ値打ちがあると思う背伸びスタイルの風潮が世の中にはあるようだが子どもは迷惑だな。
名前に使って良い字は人名漢字に限られるが、此の字は常用漢字以外に1000字位あり結構読み難くとても書けそうにない字まで含まれている。人名漢字は漢字検定2級で「読み」が出題範囲だが、誰が考えたのか訝しい字も少なくない。例えば「鰯」は国字で音読みがないから「いわし」だけだがこんな名前は誰も付けないだろうが、こんな変な字を人名漢字に入れた奴は一体誰だ(>_<)。

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先日長野県の知人からお便りを頂戴した。見ると80円切手は全面しっかりと岡谷局の消印が捺されて居たが、真下に張られた2円切手には消印が届かず「神戸中央/消印」と上下に書かれて真ん中を線引きされたシャチハタより少し大きめの丸い消印が捺されて居た、遠方からだと垂水郵便局の前に神戸中央郵便局を経由して来るようだ、神戸の消印は切手右下4分の3が外にはみ出て居る昔風のものだったから消印は機械でなく人の手だと思った。今どき郵便番号の読み取りは機械だし消印も当然消印だと思ったが岡谷郵便局が機械で押捺するとき2円切手を見落としそれを到着局の神戸中央が発見して捺印を追加したのかな?なんて考えたが何か可笑しいよね、ダブルチェックは良いことだが明らかに省エネ時代に逆行して居る、郵便局が郵便物に触れるのは集配の人だけと違うのかなあ。スタンプを一回にしてコストを下げようと考える役人は居ないのか?
うちも当分は80円2円の併用が続くことになるが、当分は到着局の担当者が封書を寄り分けて2円切手の消印忘れを探すことになるのだろう、2円切手をもう一度使われる損と消印忘れの選担者の給与とどちらが多いか自明の理だ、郵便局株式会社もヤッパ役所なんだな^^。

亡くなったとは聞かないから老人ホームなどで優しくなられて居るんだな、と思っていた佐藤愛子さんが突如新作「晩鐘」を文藝春秋社から上梓され仰天した(゚ロ゚)。私より一廻り上の亥年で91歳だから将に不死鳥だ、愛子さんは44歳の折、夫の会社が倒産し2億円の借金を押しつけられ死にもの狂いで原稿を書いて凌がれた稀代の猛女だから生命力は普通の人の3倍はあるんだろう。昭和の初期に少年小説「嗚呼玉杯に花受けて」を発表し一躍有名になった佐藤紅緑の次女として生まれ、お兄さんは彼の有名な詩人で作家で作詞家のサトーハチローだから文才は血脈天下一品エッセイなど読んでいると心や躰のモヤモヤが消えてさっぱりし便秘など気持ちよく癒える^^。瀬戸内寂聴さんより一歳年下だが寂聴さんは2012年の著書が最終でこの2年お休みのようだ、きっと今回の「晩鐘」上梓を知って負けてなるものかと新作を発表されるだろうね。色好みの性格は正反対だが二人とも昭和の烈女だね。お二方とも私達昭和世代の希望の星だ。

先週の仮名付けの答え
直(ひた)向きに勉強する 直(じか)に交渉する  直(ちょく)葬

今週の仮名付けの問題
勉強が(疎か)になる 彼を(疎ましく)思う 人通りが(疎ら)だ