オケラ」タグアーカイブ

書き換え字の謎

何時だったかご紹介したことがありましたね、今年も「星月夜」が満開です。30年位前にお得意先から株を分けて貰ったのが庭に居着いて今では雑草化して居ますが、花が咲く前の蕾が夏の夜空に輝く星によく似ている処が語源だそうです。「四時草」と言う人も居て夕方四時から開花を始めるところから付けられたそうですが、何方も正式な名称でなくネットでは検索できません。何方か正しい名をご存知の方は教えて下さいねm(_ _)m。
3週間以上も続くカンカン照りに庭の雑草たちも音を上げていましたが先週日曜日夜の驟雨で一度に元気になり、朝にはオケラが鳴き始めました。オケラというと60数年前に一世を風靡した足袋のコマーシャルソングを想い出し胸キュンとなりますが、最近では足袋を知らない若者が多くなりました。「♬昨夜ミミズの啼く声聞いた、あれはケラだよオケラだよ、オケラ何故啼くあんよが寒い、寒い筈だよ足袋がない♪オケラに上げよか福助印こはぜが光るよ、ちょいとご覧♬」私の学生当時の人気コマーシャルソングでした。皆さん「こはぜ」ってご存知ですよね。足首留め金のホックで学生時代着物に足袋を履いたので覚えて居ります^^。

 

先日の毎日新聞に「障碍者」と正しい文字が書かれてあるのを見て驚きました(@@)。通常「障害者」と書くか「障がい者」と書くものです。害は正しい「碍」が常用漢字でないためにムリに設けられた書き替え字であり、「障害者」は漢字検定試験でも正解とされます。新聞は原則として常用漢字以外は用いない決まりでなんですが、近年モリカケ事件のお陰で紙面を賑わすことになった「忖度」の「忖(1級の配当漢字です)」など常用漢字でなくても使用頻度が高いのと適当な読み替え字が見当たらないため「そん度」では意味が取れないし仕方なく一級の配当漢字が用いられるようになリましたがとても良いことだと思います。社会的な風潮として「害」のイメージの悪さが問われるようになり、新聞社も態度を改めたものと思われます。そのうち常用漢字全盛の狭い漢字の世界が解き放たれて、暗唱→暗誦、暗夜→闇夜、意向→意嚮、慰謝料→慰藉料、衣装→衣裳、陰影→陰翳、英才→穎才、英知→叡智など約250字もある常用漢字への書き替え字が正しい日本語に置き換えられることを私は願って止みません。若し置き換えられたら日本人の漢字力が一気にアップすると思いますよ^^。「暗唱」なんて歌うことでなく読むことやモンな💢。

 

日本語の乱れと謂えば正しい日本語を話すことを天下に標榜するNHKアナウンサーの中に最近九州の大雨大洪水に際し「水際(みぎわ)作戦」を「みずぎわ作戦」と言ったり、「あり得(う)る」を「ありえる」と言ったり「早急(さっきゅう)」を「そうきゅう」と言って憚らない愚か者が増えてきたことを腹立たしく思っている一人です。何度も言いますが(ありえない)とは言いますが決して「ありえる」とは言わないものです。疑問に思われる方は国語辞典をどうぞ‥。

 

次の総理は菅官房長官で決まりだなんて…(@@)、あの人は脇役が似合いで自分の主義主張を持たぬ人だから主役はムリ、世界的に日本の格が落ちないかとても心配です(;;)。歴代総理では森義朗と最下位争いだね。人間は顔じゃないと言うけれどどう見ても齧歯類を思わす菅氏が日本の顔になるなんて絶対イヤやなあ、何時も困った顔が持ち味なのに笑い顔なんか絶対見たくないよ💢。

 

今日漂着する予定の巨大颱風10号は我々地球人が排出したCO2が原因です。天に唾する者は必ず報いを受けなければならぬが鹿児島近郊の被害者には国が保障すべきですが、菅さんは総理でないからと知らぬ顔するだろうな💢。

 

先週の読めそうで読めない字     末(うら)成り南瓜
今週の読めそうで読めない字    (雪洞)は足のついた六角形の(行灯)

欠陥イージスアショア配備撤回を怒れ!

懐かしいなあ^^、先週事務所庭の紫陽花の木にカミキリムシが止まって居ました。硬い牙で木にドリルを打ち込んで樹液を吸うために来たようです。この虫を見るのは久しく捕まえると可愛く?「キューキュー」と啼きます^^。決して喜んでいる訳ではなく「嫌だ!コラ!離せ!」と言っているのでしょう(^^)。此奴を見掛けるのは随分昔のことで、20年位前に庭で捕まえたかなあ?噛まれると指の肉が深く抉れて直ちに医者の治療が必要なことを子供の頃から知っていましたから捕まえるのにはかなりの勇気と慎重さが必要ですが、私は幼少時より遊びの道具に虫や蛇はお手のものでしたからこうしてしっかり掴んで居られます^^。
玄関は鬱蒼としグチャグチャな庭なんで色んなものがあちこちからやって参ります。最近は公害のせいでアマガエルオケラトカゲ(カナヘビ)コオロギが居なくなリました(;;)。農薬を使用しない昔は虫達がワンサと居たので戦中戦後は少しばかり美人で成績の良いことを鼻に掛け、勉強が不得手な私を小馬鹿にする高慢ちきな女子の後ろから制服の首筋の中にオケラやトカゲを落とし込むのが私の得意技であり、虫の蠢きでぎゃー!と悶(もだ)えて泣き叫び、結果として私が先生にボコボコにされるのが常でしたがそれでも懲りずに何時もポケット(ボタンの蓋付き)には色んな昆虫が入っている悪ガキでした^^。

 

うちは2ヶ月間お得意先の持続化給付金の申請に頑張って、全ての振込入金が滞りなく終了しました^^。給付基準である売上高を前年同月売上の半分以下にするため臨時休業したりなど事業者側に作為が可能であり、此の辺りにも何らかの縛りが必要でなかったかと経産省の杜撰さと甘さが際立ちました。何より国税局のデータが経産省では参照されないため偽物の申請書類が容易に作られ、手数料を60%もぼったくる詐欺グループである悪徳代行業者が暗躍し国が数百億円だまし取られたようでとても遺憾でした💢。せめて公文書偽造に問えるように税務署の所得証明書の添付位求めるべきでしたが、なにせ犬猿の仲である財務省(国税局)と経産省(中小企業庁)であっては到底望むべきもなく給付金詐欺の諸悪を蔓延(はびこ)らせる原因となりました。お役人は誰も自分の金でないから無関心であり国民だけが末代まで多額の借財を背負わされることになりましたね。それでも誰も何も文句を言わないのか!

 

東京都の感染者が昨日は4日連続で100人を超えました。何れも三密が守れない、ホストクラブなど夜の風俗店従業員が感染元ですが、小池知事はこれら夜間の接待やホストクラブでのコロナ発症に対して、新宿・池袋地域の自粛を求めたのみで営業停止に踏み込めないのは何故か可怪しいと思います。私には今回の緊急事態解除がコロナへの恐怖より寧ろ日本経済崩壊の恐怖の方が大きいからだと思っているので、日本経済の成長に夜の接待等が資して居るとはどうにも考え難い話です。風俗店の従業員は昼間寝ているばかりなく家族とも話しているでしょうし、家族は知人と触れ合うでしょうし、町の交通機関だって利用していますから、飛沫感染は無限に広がると思います。小池知事も知事選の得票が気になると思うけど今は都民の健康を第一に優先して下さい。再選確実からと言って、注意力散漫になるな!

 

北からの攻撃ミサイルを迎撃するイージスアショア配備撤回に関する河野防衛相の謝罪会見は国民に大きな衝撃を与えました。すでにアメリカに1800億円も支払いながら此のミサイルには迎撃能力が全く存在しないことが判明したからですが、お金は全く返金されません💢。契約というものは製品が注文通り完成した場合のみ支払われるもので、総額4800億円の手付金である1800億円は当然に返還なされるべきです。沖縄の思いやり予算と同じくトランプに騙された構図が浮き彫りになりました。どうして安倍総理は謝罪しないのか!そしてトランプに文句を言わないのか!

 

先週の読めそうで読めない字     彼の忠告に肯(がえ)んじる

今週の読めそうで読めない字     友の意見に快く(肯う)

パラダイムシフト

駐禁

世の中、大企業と公務員を除き中小零細企業は平成16年来少し宛不景気に覆い尽くされて来たが、赤字になれば税金も不要で税理士の必要もなくなるからうちもお得意先が随分減ってきた。税理士の数も50年前の1万人から現在10万人は一寸多すぎる、試験の合格率は厳しくて3万人の受験者に対し僅か3%だが税務署退職組が無試験で参入するのと公認会計士が不景気のせいで税理士に鞍替えするのが大きな原因だ。税理士会は遂に今年から公認会計士の税理士登録に税法の試験合格を条件付ける規則に変更したが、打つ手が遅きに失して顧客の奪い合いと顧問料の値下げ競争が激化し苦しい業界になって来た。うちも古いお得意先は後継者なく廃業する方が多く閑古鳥となり、忙しかった昔が全く信じられない思いだ。
リケジョの蛮行に続いて頑是ない子どもが理由もなく近所の若者に殺され、鉈(なた)を持った錯乱男がビルの14階から植木鉢を投げ捨てるなど、平和である筈の日本が世紀末の様相を呈しているが、近寄ってくる不景気の不穏さに誰もが鬱屈した怯えを抱えて生きているせいなんだろうか?

駐禁1

パラダイムシフト(思考の逆転)と謂う言葉が最近よく使われるが、みやざき中央新聞に掲載された放置自転車の対策法はとても興味深かった。最近各地駅前などで自転車の問題が提起され街の美観を損なうだけでなく視覚障碍者や老人達の歩行にも危険が及ぶため「駐輪禁止」の立て札や標識が多くなり、立て札自身が歩行者の妨害となる矛盾を孕(はら)んでいる、私は仕事に行くとき駅前にあるジャスコの道路を隔てた北側駐輪場にチャリを停めて電車に乗るが、ジャスコの入口の道路に「駐輪禁止」のチェーン付きの障害物が置かれチャリの駐輪を妨げているので私自身も道路を渉ってジャスコに進入できない、ジャスコの中を通り抜ける方が駅には近道なのだが、帰りも同様遠回りになりジャスコは駐輪場からの買い物見込み客を少なからず失っていることだし、駐輪場も迷惑な話だから駐輪場の小父さんにジャスコに諫言するよう言っておいたら、その通り言って呉れたらしく暫くは人が道路を横断するスペースが少し作られていたが撤廃され間もなく写真のような駐禁標識が置かれるようになった。これだと自転車は突っ込み難いよね、恐らく歩行者用のスペースを作れば其処に自転車が停められる結果が生じ、鼬(いたち)ごっこになるための苦肉の策だと考えた。
みやざき中央新聞の提言は「停めるな!」が停められてしまう動機を作るのなら、逆に「停めて!」と書いて置く発想はどうなんだろうかと謂うユニークなものだった^^。「貧しいアフリカの人達に沢山の自転車を寄附したいので中古自転車を捜しています。不要の自転車でご協力下さい」と駅前の通路にデカデカと書いて張ってあれば停める勇気のある人は居なくなるだろう。そうだよね、その通りだね^^。パラダイムシフトも人間関係に応用するとこんな風に劇的に物事が解決するんだ、愕いたね。私も事務所の前に放置される犬の糞について何か考えて見たいと思う。

最近の数年何故か各地で犬や猫が多数不法投棄される事件が続発して居ると報道された、これは世の中が不景気になったからだろう。無慈悲な業者が在庫商品?に困って売れないペットを棄てたに違いなく、売れなくなった原因は世の不景気と一戸建ちからマンション型へ住宅事情が変貌したことや人々が生活に心の余裕をなくしたためペットを買う客が激減したからだろう、棄てるのは商品である子犬が餌を食ってはドンドン大きくなり益々売れ難くなるからだ。昔はペットショップなどなかったし、自分達家族が食べるのに困った時代でも犬や猫に子が生まれると近所や知り合いを捜せば貰ってくれる家が必ずあったものだ。近隣の人達と目も合わさぬ生活習慣が浸透し、犬や猫を飼って我が子のように可愛がり心を癒されていた人達も死に絶え情緒に欠ける味気ない世の中になった(;;)、考えて見れば猫は鼠を捕らえることでその家に存在価値を認めて貰い、立派な家族の一員だった。飼い主の処へ褒めて欲しくて鼠を咥えて意気揚々と帰ってきたあの頃が懐かしい。犬だって爪を伐るためと食べ物を隠すために土を掘るのが仕事だったが何処もアスファルトでは遣る瀬ないよな。ヤッパ、「昔は良かったなあ」の声がでるね。

保険

確定申告で大童の毎日だが先週明石のお得意先に申告の資料を頂戴に伺ったとき介護保険後期高齢者保険の26年度年間納付額確認書が見当たらなかった。その代わりに25年度の納付額確認書2枚が用意されていた、1枚は介護保険料で1枚は後期高齢者保険料だった。確か昨年は此がなくてご本人から明石市役所に電話して金額を教えて頂いたのを思い出した。どうやら葉書の中身の年度の表現が小さくて何年度なのか見辛く1月後半に来たからその年の分と勘違いされたようだ。調べて頂くとペンで27年度分と書き込んだ26年度がちゃんと別個保管されていた^^。両方の保険を1枚に記載し、ペリペリ剥がす半折りの表紙に26年度と書かれ、剥がした裏に保険料が記載されている写真の神戸市様式とは大違いだ、早速明石市役所に電話し、紛らわしい書式を改めてもう少し高齢者に配慮した分かり易い書式にできぬのかと文句を言ったら電話に出てきた女性がフフフと嗤って「上司に伝えておきます」でガチャンだった。年寄りの僻みからの恨み言と思われたらしい(>_<)。赤字で困窮し全て県に負んぶに抱っこの明石市の担当課が違うだけの理由で郵送費を2倍払って介護保険と後期高齢者保険の処理を別扱いにしているのは無駄遣いも甚だしいが其れを言っても矢張り「上司に伝えておきます」でガチャンだろう。重複した印刷代と郵送料の節約で市長の給与くらい賄えるのと違うのかなあ!

先週の書けないけど読みたい漢字
♬鞐(こはぜ)が光るよちょいとご覧♪ 足袋や脚絆を踵で留める爪形のもの 小鉤とも書く

今週の書けないけど読みたい漢字
背縫いから肩口を経由して袖口までを(裄)と謂う

因みにオケラの唄(♬ゆうべ蚯蚓(みみず)の啼く声聴いた、あれは螻蛄(けら)だよ お螻蛄だよ お螻蛄なぜ泣くあんよがさむい足袋がないから泣くんだよ、お螻蛄にあげよか 福助足袋を鞐が光るよちょいとごらん♪) は昭和26年に民間放送初のコマーシャルソングとして親しまれたから年配の方は今でも歌えるよね^^。