豪快だった梅雨も沢山の爪痕を残しながら漸く上がリ、本格的な酷暑が到来しました。コロナ禍第5波と謂われる中をいろいろあったけど遂にオリンピック開幕となりましたね。57年前の東京オリンピックを知っている私には今回は何故かメチャ物足りなく寂しい開幕だったし少しも喜べない思いがするのは何故でしょうか?全ては欲に塗れた先行投資が多すぎたために政府が幾らかでもモトを回収すべくオリンピックの中止を決め兼ねたせいでした💢。国民にはしらけムードが蔓延し、退廃感から今後コロナ禍が急拡大することと恐れます。政府は損得を抜きにしてコロナ対策に全力を注ぎオリパラは即刻中止すべきではなかったのでしょうか。
雑草が猛々しい草熱(いき)れの中をワッと咲いて居るのは真っ赤なペンタスです。小さい花なのに花弁が5つもあるから驚きます。ピンクや白いのもありますが、私は断然華のある赤色がいいなと思います^^。
真夏の到来は若い女性の肌の露出を誘い、戦後1948年に出版された西東三鬼の句集「夜の桃」にて発表された名句「おそるべき 君等の乳房 夏来たる」がふと思い出されました。戦後の混乱期を経て時代は大きく変わり終戦まで抑圧され唯慎ましさのみを求められ、男の蔭にひっそりと歩いていた女性が戦後は夏に向けて大きく変容し、躰のかたちも鮮やかに胸を聳やかし颯爽と歩く姿が見掛けられるようになりました。敗戦を迎えて男性がショックからすっかり自信を失っていたとき、自由を手に入れた若い女性たちの胸を張って歩く姿に心打たれた西東三鬼は乳房に焦点をあてて「恐るべき」と詠んでいます。「夏来たる」という生命感と乳房の持つ生命感とをぶつけることで、命の躍動が伝わって来ます。今では当たり前になりましたが、戦前の知性ある女性の乳房は晒(さらし)できつく締めつけ存在を隠すべきものであって、決して誇示するものではなかったのです。三鬼の名句を知って男達は益々萎縮し古来長く続いていた男尊女卑が少し宛瓦解して行ったのではないでしょうか(;;)。
将棋の第62期王位戦七番勝負第3局が22日、兵庫県神戸市有馬温泉で前日から指し継がれ、藤井聡太王位棋聖2冠が、後手である無敵の挑戦者豊島将之竜王&叡王に勝ち、シリーズを2勝1敗としました^^。過去2勝7敗と何故か苦手にしていた豊島竜王ですが、第2局(今月13、14日)に続いて初めて連勝した藤井王位は19日に19歳になったばかり、10代最後の誕生日を自らの勝利で飾りました\(^o^)/。21日の1日目やや優位だった豊島竜王が封じた66手目は5四銀打、この日の午前形勢は揺れ動きましたが、藤井聡太が流れを掴んで的確な指し回しで勝ち切りました。中2日の25日には豊島叡王に挑む叡王戦五番勝負の第1局が控えています。強いね!偉いね!ティーンエイジャーなのに尊敬してしまうねm(_ _)m。
兵庫県知事選挙は意外にも小学校だけ神戸に居たと言う落下傘候補である総務省エリート役人上がりの若い斎藤氏が登場し、維新の力を借りて制しました。井戸現知事自ら陣頭指揮した知事候補の金沢副知事は選挙告示直前まで楽勝を信じて疑って居ませんでしたが、ライバルの突如の出現でアレヨアレヨと言う間に形勢が逆転し開票を待つばかりでなく出口調査で敢え無く敗北が確定しましたが、これでは副知事を後押しした井戸知事の面子が丸潰れとなりましたが、現知事の押す金沢氏が斯くも大差で敗北した原因は井戸知事が県庁庁舎の建替工事費やコロナを含む県の危機的な財政難を承知の上で昨年夏センチュリーのリースを強行し県民の反感を買ったことと、コロナ対策で大阪府吉村知事の体を張った政府との駆け引きなどに対してコロナに関し、兵庫県民を大阪府の被害者だと決め付けて、無策に終始し唯々傍観を決め込んだことが原因だと思いました。又特筆すべきは今回の選挙に限って副知事経験者が4代に亘り59年間も知事を踏襲する悪弊を断ち切った画期的な選挙でありました。
五輪組織委員会参与の夏野剛氏が放送局TVで「アホだのクソだの」と発言したことを「番組の雰囲気に甘えた極めて不適切な発言だった」と謝罪しましたが、一体から品性と教養を欠いた此奴は誰なの?組織委員会って何をする処?此の人は何をしているの?NTTドコモの人らしいけど、何もしないで組織委員会から給与だけ貰っている気がするね(;:)。全ては政府が人選を電通に丸投げしたせいだって…💢。まともな人なら「アホだのクソだの」と自らの卑しい品性を暴露する言葉は使わないものです。こう謂うのを「語るに落ちる」と言うのでしょう^^。
先週の読めそうで読めない字 玄関の三和土(たたき)に立つ
今週の読めそうで読めない字 (後朝)の別れ
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