何やかや騒がしかった五月も風が薫らない儘過ぎ去ろうとしています。コロナ禍の緊急事態宣言も漸く解除されましたが、首都圏や北海道では未だ発病者が絶えません。北九州での第二波到来も何やら恐ろしく、ソウルのクラスターを見るまでもなく観客達が我を忘れて興奮状態に陥るライブハウスの解禁などは以ての外だと思います。

近くを散策しているとお庭の垣根から可愛いミニバラが微笑み掛けて呉れました。薔薇は好きな花ですが目の悪い私には棘が怖くて育てたくない花です。

 

巫山戯た話が先週水曜日の新聞朝刊を飾りました💢。平成18年7月大阪摂津市で職員が事務処理の際、数字の桁を見誤って一桁多く住民税を還付したことが一年以上も経った昨年10月発覚し、過大還付額の1500万円について当人に還付請求した処、私は年金生活者でお金がないと1年以上経過した市のミスを盾に還付に応じない姿勢を明確にして弁護士まで付けて争う姿勢を示したそうです。全く悪いヤツも居たもので、税理士として考えるに証券一社で上場株式の譲渡益3300万円発生し他方別の証券会社でそれ以上の譲渡損失が発生したため合算しての申告であった住民税5%源泉徴収税額還付に関する事件であることは理解できましたが、此れほど多額な譲渡損が出るには数億円数十億円規模の資金の所有者であったことが明らかに推察され、何処が年金生活者や!一人前の株式トレーダーではないですか💢。間違いに一年以上気付かなかった摂津市もアホやけどそれはお役所の常であってよくある話、悪いのは知っていて1年以上もネコババを決め込んだこのトレーダーです。摂津市は税務署と違って個人情報の入手が難しいので、どうしても取れないようならせめて管轄の吹田税務署に話を持ち込んで返されない住民税1500万円のネコババ所得隠しに対する追徴課税を告げ口されたら如何でしょうか?そうしたら住民税率である10%150万円だけなら取り返せると思いますよ?裁判で年金の4分の1差し押さえだって可能ですが、摂津市はそんなことも知らないのかな?

 

此れも先週の新聞記事ですが、インドのニューデリー近郊で運転手をして居たお父さんが事故で怪我をしたため15歳の長女が急遽インド東部ビハール州から遥々看病に訪れて居ましたが新型コロナのせいで、地元で一人暮らしのお母さんが借金をして生活費を送っていたのが全土封鎖になり、送金が留まり更に交通機関の停止から病院への通院も不可能になったので意を決した少女が500ルビー(円にして710円)で中古自転車を買って荷台にお父さんを載せて1200kmある自宅を目指すことに決心し出発したそうです。昼間は気温が40度以上のため殆ど夜間移動となりましたが少女の必死の頑張りで8日後に無事帰郷できました(@@)。偉いね^^。此れを聴いたインドの自転車協会が選手養成施設に入るように打診してきたので少女は「学校の勉強を優先し自転車選手に成るつもりはないが自分の可能性を知るためテストに挑戦する」と語ったそうです。わあ!ますます偉いなあ^0^/。メチャ怜悧な女の子やなあ!1200キロは日本なら仙台広島間の距離であり一日あたり150km(神戸岡山間149km)走った計算です。神戸明石間の10倍です。気が遠くなる距離ですよね。710円のボロ自転車が二人の体重を無事支えてくれたことは天佑だと思いました。神の御加護と言うべきでしょうか。此の少女の未来が栄光あるものであって欲しい!と私は心から願いました^^。日本人には絶対にできない芸当ですが、貧富の差ってこんなにも人の根性と土性骨(どしょうぼね)を変えるもんなんですね(@@)。

 

アベノマスクは未だ届かないが、昨日の毎日新聞万能川柳では「子供用マスクの配布ありがとう」秀逸句に選ばれていましたよ^^。

 

先週の読めそうで読めない字    綺羅星(きら、ほし)の如く

今週の読めそうで読めない字    子供の(幼気)な姿

綺羅星(きらぼし)と言う言葉はありません。「綺羅を磨く」等に用い美しく輝く姿を言います。「間髪を入れず」と同じく二つの単語となります。