ひと月前にご紹介したキリギリスの赤ちゃんが随分大きくなりました^^。2センチを優に超えていますから一月で倍以上に成長したみたいです。お尻に小さな突起が見えるのでひょっとしたらメスかも知れませんね。人間と違って昆虫は総じてメスのほうが大きいようです。キリギリスを見付けてスマホを向けても視線が変わると草色が同化してすぐ場所が分からなくなっており再度探す羽目になるのは私の隻眼のせいです、ツバメに見つからないように保護色だからそれでいいんですね。
勝星が増えるごとに増加する報道人を究極100人まで動員させ、号外まで出た藤井聡太4段の28連勝は凄かった。普段はひっそりしている閑静な関西将棋会館もガードマンなど配置して前例のない交通整理をしたことでしょう^^。毎日新聞朝刊勝利の笑顔付き6段抜き第一面には誰もが度胆を抜かれました。新幹線の架線断線事故による京都博多間75本停止も聡太くんの笑顔に紙面左端に押しやられて影薄く、彼は愈々今週新記録に挑むことにになりますが彼聡太くんの強さは誰もが充分に納得したことだし学校の勉強のこともあるしそろそろ一休みさせてやりたいなと私は思います。此処数ヶ月間のプレッシャーある試練は彼をきっと香車一枚(囲碁ならコミ6目半)間違いなく強くしたと思うし、今年の勝利数、勝率ともに将棋連盟トップになるのはもう決まりでしょう。夜のニュースで佐藤康光日本将棋連盟会長が彼の着手について特別の手を指さないのが印象的だと評されました。本当に強い人は誰もが想像もしない鬼手や妙手などを指すのではなく普通の手を指して勝つのだと私は納得したのです。私は、相手がまだ中盤戦だと思っている早い段階から彼には終盤戦の詰将棋の世界になっているのかもしれないと思っています。何せ彼は詰将棋日本一ですものね。勝利インタビューで藤井少年は「僥倖としか言いようがない」と語りましたが「僥倖」なんて難しい言葉(僥は一級の配当漢字であり、倖は準一級の配当漢字)は高校生でも知らないし百人に一人も書けないでしょう。この言葉から普段彼が将棋の研究ばかりでなく教養高い読書にも精進していることを知らされました。毎日新聞の記事では聡太4段の談話にある(僥倖)にルビが打たれ、その後に「思わぬ幸運」と解釈まで入れられていたのは笑止です。まるで「負うた子に浅瀬を教えられ」でしたね^^。
先週の漢字検定は案ずるより産むが易し…であり、仮名付け40問、書き取り20問、誤字訂正5問に故事成語諺の書き取り10問全て完璧に書けたと思います。四字熟語に対義語、類義語で少し書けない問題がありましたが、生来の悪字から多少採点機械に落とされることも過去の経験から許容範囲であり、180点はクリアできた感じです。10年間の弛まない努力の累積は1年間のブランクをビクともさせなかったようであり、「継続は力なり」をつくづく実感しました。発表は来月ですが10年以上も受けていると大体自分の得点がイメージできます。それでこの試験を最後に準一級を卒業したことにし、漸く次回から検定1級に挑戦してみようと決意しました。1級は完全にオタクの世界で問題集をチラ見しても殆ど答えが分かりませんが、龜の執念で1歩宛歩んで最終100点(200点満点で合格は160点以上)を目指したいと考えております。勿論100点では不合格ですが私にとっての合格点だと決めました。体力気力そして視力がどこまで維持できるか分かりませんが、先ずは次回10月のテストは50点を目標にチャレンジするつもりです。
今週の読めそうで読めない字 真実を陽(いつわ)ってはいけません
今週の読めそうで読めない字 ふとしたことから(好)を通じた。
この問題は先週の漢検出題から常用漢字の表外読みです。