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里帰りウナギ


世の中長生きしているといろんな事があるもので、貧乏人の私の様な者の事務所に先週火曜日の早朝泥棒が入り?ました。(;;)運悪く玄関のシャッターを閉め忘れていたことが泥棒の興味を惹いたのでしょう。後で聞いたのですが隣家の方の話では1時20分頃車で帰宅されて家に入って時ドカーンと大きな音がしたのでビックリして玄関を出ると暫くして濛々と煙が漂って(消火器の粉末材だった)来たのでパンクでもしたのかと自分の車を調べ異常がなかったので、其の儘家に入られたそうですが、その音は泥棒が石塊で玄関の鍵穴の傍の硝子を叩き壊す衝撃音だったようです。(;;)
私は5時半頃にピンポンで起こされたのですが、通りかかりの早朝出勤の方から親切にも隣の事務所の玄関が破られていますよと教えて頂き、更には中に入る前に警察に知らされた方がいいですよと親切な助言を頂戴しびっくり仰天!慌てて110番したら数分してバイクのお巡りさんが3人と更に数分してパトカーの刑事さんが二人来られました。お巡りさんがドアを開けようとするとドアがロックされており、鍵を閉めて帰る泥棒もいないでしょうからお巡りさんに“鍵穴まで手が届いてないから大丈夫ですよ”と言われ中に入ってパソコンも僅かのお金も全て無事でホッと安堵致しました。それにしてもドジな泥棒も居るもので玄関のサッシ硝子を割って内側の鍵を開けるつもりが石塊で硝子を割るときの音が大き過ぎたことと硝子が斜交いにクロスした針金入りだったために割れ難く泥棒の手が中に入るに至らず、隣家の方が不審に思って出てこられたりで結局骨折り損の草臥れ儲けだったようでヤレヤレでしたが、指紋消しの目的(お巡りさん曰わく)とかイタチの最後っ屁のように玄関全体に持参した消火器を吹き付けて逃走したために玄関と庭の菜園と消火器が捨てられていた横町の曲がり角までピンク色の粉末に染められていましたから通報された方も道路上のピンクの粉末から辿って玄関の硝子が割られていることに気付かれたのだと思いました。
パソコンを持って帰られると、バックアップはされているとは云うものの新しい器械へのコピーに多大の時間が掛かるため忽ち仕事に支障を来しますので早速警備会社に頼んで警報装置を付けて頂くことにしましたが、こう云うのを“泥縄”と言うのでしょうね(;;)玄関のドアはサッシ部分も破損しているために取替となりますが当時(9年前)と同じものがないため異常のない左ドアも取替となりますが聞けば幸い保険で全額補填できるそうでホッと致しました。今時物の値が上がって居て、たったドア一組に20万円を超えるそうです。(;;)保険会社にその旨を告げたら“20万円以上になるようなら査定人に調査に行かせます”と言いその内に…とか言うので、穴の開いたドアで一晩も過ごせないから今日中に来てくれと言ったら予定があるので急には無理ですとのこと、硝子はその日の中に入れ替えましたが、ドアを入れ替えて請求したら東京海上はどう言って来るのか楽しみにしていましょう。(^^)来いと言ったのに来ない保険会社が悪いと言ってやりましょうか。

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古くは雪印や不二家を筆頭に次から次へと留まることなく食の疑惑が相次いで居り拡大しています。国民生活の安全を謳い文句に絶対に大丈夫であろうと農水省の定めた消費期限など全く杜撰なものであって、到底保存状態や季節の変化を詳らかに読み込んだものと思えず、北海道へ出荷しても沖縄行きであっても消費期限が同じでは一体からどちらを信じたら良いのやら商品の品質劣化を経験則で知る業者の戸惑いが感じられます。此等商品価値の変わらないものまで規則によって廃棄せねばならぬことは食の資源の自給率が40%を割り込んでいる我が国にとっては所謂“勿体ない”に繋がり、引いては役所への不信感もあって消費期限の改竄がなされたものと考えますから、食資源確保の見地からも消費期限については農水省は加害者と言われても仕方なく、早急に時期や販売地の気候に応じた延長措置が急務であろうと思います。同時に勧告だけでお仕舞い、未だ科人が誰一人出ていない食品衛生法(ジャス法)など全くのザル法であって天下り法人のために存在すると極論される方も居る位ですからこんな法律は廃止して、最近頻頻として起こっている産地偽装などについてはその動機が自分達の利益のみを目的とした詐欺行為であり消費期限とは異質なものである処から言語道断であり、産地偽装には須(すべから)く詐欺罪を適用されるべきがスジではないかと思慮致します。そして関係者全員に対し傷害罪並みの実刑で厳しく糺弾されるべきでしょう。
【うなぎの偽装】
今回神戸で摘発された神港魚類は嘗て40年前私共の関与先でありましたから他人事ではなく此の会社は神戸市の中央市場で“荷受け”と呼ばれ農水省のお墨付きを得て神戸市の鑑札を頂戴し市場課の監督下にある卸売業者(所謂一時卸)であって産地と仲買卸売業者(二次卸)の仲立ちをして居ます。我々が食べているお魚は二次卸から買った魚屋さん経由であり、大量に購入するところからスーパーなどは“荷受け”から直接仕入れるため魚屋さんと同じ小売り価額でも二次卸の口銭相当額がスーパーの利益となる仕組みなのですが、それは兎も角として今回の事件の共犯者である神港魚類が農水省や神戸市の監督下にある会社であるとは何処の紙面にも全く触れられてありません。本来なら毎年農水省や神戸市が毎年立ち入れ検査をして取扱商品の原産地チェックなどを入念にせねば監督官庁の名前が泣こうと謂うものであり、それすら怠って居ながら今になって産地偽装を居丈高に咎め立てるのは筋違いも甚だしいと謂うものです。
又一方神港魚類も神戸海産物と神戸に2軒しかない鮮魚類の”荷受け“のため監督官庁の庇護の下に中央市場の2階の事務所で廉価な家賃で伝票だけの操作で少なくない鞘稼ぎができる訳でぬるま湯に浸かったような会社であり、変なことにさえ手を出さなければ自ずと利益が出るような仕組みが永年続けられ、且つマルハ(旧大洋漁業)の子会社ですから普通に過ごしていれば何事も起こらなかったでしょうに、同社の一課長が同業者から偽装計画を持ちかけられたのか持ちかけたのか現在霧の中ですが1000万円もの謝礼を貰って突っ返さなかった処から“悪事千里を走る”路線に乗っかってしまったものでありました。
飛騨牛の“丸明”と違って親方日の丸のこの会社が、産地偽装を持ちかけられたのは一課長の油断ばかりではなく、昨秋福岡を舞台に同じような事件に巻き込まれたばかりであり、懲りている筈なのに、今回、又もやとなれば会社自身が確信犯であったに違いありません。“丸明”の吉田社長と神港魚類とどちらの罪が重いか比較対照して考えてみると官庁色の強い神港魚類の方が圧倒的に悪いように感じました。江戸時代に倣えば”丸明“の吉田社長は”百叩き“の上所払い、神港魚類の社長以下は八丈島へ終世遠島が妥当な処罰でしょうか。
ウナギに関しては役所でも業界でも不透明な箇所が多く、所謂“里帰りウナギ”の定義にしてもいい加減であり、日本で稚魚で過ごした期間が養殖のため気温の高い台湾や中国で過ごした期間より1日でも長ければ何故か日本産と表示ができる規則とされて居ますから、計算上日数が足りなければ数日間日本の養殖池に放して日数稼ぎをすればよいことになるなど消費者をバカにしています。日本と中国台湾を往復する期間は一体からどっちに入るのでしょうね。(;;)農水省はウナギの品質表示に台湾や中国での滞在期間?を当然に明示させるべきでしょう。調査によると不思議なことに里帰りするウナギの数量は行ったときより数倍も多くなるとか…(;;)ウナギが中国の養殖池で卵を産む筈もありませんから、里帰りウナギの殆どは実は初お目見えの中国産ウナギであったことでしょう。(;;)
今から19年前の89年から8年の年月を費やし、2500億円もの血税を注ぎ込み、諫早湾干拓事業の美名の下に強行された農水省と土木建設業者の癒着の成果は無謀な有明海の遮断でありました。自然の摂理に反したこれらの工事は、自然破壊の最たるものであり、工事の結果は当然に深刻な漁業被害を齎し、当時は少なくない漁業補償を手にして大喜びした漁民達も待ち焦がれた工事完成後は、海苔の不作や魚介類の枯渇に苦しみ自殺者まで出しましたが国は素知らぬ顔であり、3度目の訴訟を受けて佐賀地裁が漸く5年の猶予期間はあるにせよ“潮受け堤防を撤去せよ”と取り敢えず漁民勝訴を言い渡すことになりましたが、そうなると今度は本年初めて干拓地で生産物を収穫する入植農民達が周章狼狽する有様を生みだすこととなり、彼方を立てれば此方が立たずと国は四面楚歌に陥ることとなりました。(;;)全ては有明海の遮断工事そのものが、余りにも杜撰であって無計画で神をも恐れぬ行為であり、利権が全てであった八郎潟の轍を踏み、苦い経験を再度繰り返したことは国民として決して赦せるものではありません。“覆水盆に返らず”と謂いますから一旦遮断された有明海はギロチンが引き上げられたからとて水質が89年以前に恢復するとは到底考えられず、淡水化した調整池にムツゴロウが帰ってくることも最早絶望と思われますが、国は今後高裁、最高裁と敗れれば一体どうするつもりでしょうか。少なくとも今後永遠に漁民達に多額の漁業補償をする覚悟はできているのでしょうか!そうなれば今度は開拓地入植農民達の訴訟も迎え撃たねばならず、2500億円を溝に捨てたも同然であり、何時も乍ら行政のすることの放埒なのに呆れ返りますね。
更にぶっ魂消たことには先週夕刊の新聞記事“諫早湾堤防開門命ずる”の一面記事の横に四段抜きで社会保険庁が依然として行方不明の厚生年金2000万件の転記ミスの解明に10年掛かって最大3300億円の費用を掛けるとか…書かれてありました。(;;)09年度に検索システムを整備するそうであり、3億円の間違いではないかと思った位ですが、自分達のミスを棚に上げて諫早湾干拓工事を遙かに超えるこの馬鹿馬鹿しい巨額な支出が如何して瞬時に計算できたのか、何にそれだけ必要なのか皆目見当も付かず不思議でなりません。10年前に預かった年金すら分からない癖して解明のための予算だけ即座に決まるのでは開いた口が塞がらず、彼等のその原資が我々の血税であることを忘れたこの愚かな発想には唯々唖然とするばかりであり、結果10年後判明した年金は高々10億円止まりであろうし、そのときには年金被害者本人も配偶者もあの世の人で、結局10億円は国庫に逆戻りとなることでしょう。問題は3300億円の使い道ですが、間違いなくシステム構築業者などを介して厚生労働省主導である天下り対策費として還元されるものと思われます。厚労省も国交省も同じく一つ穴の狢なのが良く分かりましたね。
本当に使うなら3300億円は厚労省と社保庁のOBが連帯して負担せよ!
女子プロゴルフベルーナレディースは橫峯さくら選手渡米疲れで16位タイと揮いませんでした。(;;)欠場かと思っていたら一昨年の優勝者のため出場義務ありとか…(;;)あのか弱い身体で火曜日に帰国し時差ボケにも耐えて水曜日は練習ラウンド木曜日はアマプロ戦(特定の芸能人のためにこんなもの何故やっているのか!)ですから予選を通過したことが不思議な程でした。いっそ全米オープンを予選落ちして2日早く帰っているべきでしたね。(;;)

タクシー料金を幾ら水増ししたか!


本格的な梅雨に入ったのかと思ったら晴天が続いたりとはっきりしないこの頃ですが、庭の蛙達には雨は大歓迎されているようで雨の日は池の浮き草に乗ってご機嫌です。(^^)然し梅雨が終ったら終ったで灼熱の真夏の到来かと思うとゲンナリしますね。
突如田園風景の真っ直中を襲った東北地方岩手宮城内陸地震は震源地が海中ではなく陸地であった恐ろしいものでありました。多くの犠牲者が居られる模様で今後も捜索が進むにつれ死傷者が増えて行くものと思われますが、地震学会では未知の活断層が動いたのではないかと推理しているとか…、我々の生存に関わる地震対策にしては鯰の研究位では余りにもお粗末な話であり、地震については予想が当たったことが皆無です。人工衛星を打ち上げては失敗し多額な税金を無駄遣いするのなら地下に向けての研究に税金を使って頂きたいと思いますが、政府では地震は台風と同じ天災と考えて諦めているフシがあります。然し起こるものは仕方ないことでも科学の発達した昨今1時間位前の予知などできそうですがその辺が全く解せぬ処です。今回の地震は機器が地震の初期微動を検知して僅か4秒後だったそうですが震源地を特定した上震度を確認して伝達の要否を決めたり、更に各役所経由に情報が伝って行くために少なくとも1時間程度掛かるでしょうから被災地の担当者が情報をキャッチした頃には既に惨事の真っ直中であり情報受信より被害者の救出が急がれる状況だったのではないでしょうか。気象庁で記者会見をする課長の姿が夕刊に載っていましたが、記者会見する間があるならヘリで現地に飛んで被災状況を我が目で確認したらどうや!
課長は折角の休日を電話で叩き起こされ役所に呼び出されたせいか眠たげな表情でしたよ(;;)偶々地震津波監視課課長になった不運を歎き、前任者を羨んだことでしょう。
閑話休題(それはさて置き)今日は珍しい花をご覧に入れましょう。何時も変わったお花の写真を届けて頂く芦屋のNさんからの写真です。

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可愛い花ですね。皆様は何の花かお分かりだったでしょうか?
答は文末に書いておきます。えー?と愕かれた方も多かったのではないでしょうか。実は私もその一人でした。(;;)
先週から新聞の記事は岩手宮城内陸地震発生の昨日夕刊まで、何処を見ても秋葉原事件一色で読む処がなくウンザリしてしましたね。成績は優秀、名門校出身でおとなしい若者、嘗てはこの手の青年が就職でも縁談でも男性の一番好ましいタイプとしての定番でありました。処が昨今此の手の男が何を考えているのか分からなくて一番恐ろしく、最近頻繁に起こる無差別殺人の犯人の共通した人間像となっています。成績が優秀なのは人間が融通の利かぬクソ真面目なのを表し、おとなしいのも曲者であり、内面的な性格で自己を表現するのが苦手なのを裏返しただけであり、少々のワルで権太くれの方が付き合いやすく外部とのコミュニケーションが取れ自己主張できているだけに人間的に少しは成長していると言えるでしょう。
これらは全て現代の若者の多くがゲーム世代から携帯世代へと変遷を通じて少し宛自己中心的になり他者に対する積極的な関わりや思い遣りが失われ、その結果人間の美徳である包容力や忍従の精神が欠如し、所謂“切れる”と謂う後先を考えない衝動的な行動が顕著に現れる若者が多くなって来たものと考えます。
自分を曝け出したり、自分の考えていることを人に察せられるのが厭でいつも殻に閉じこもって他者との関係に距離を置いて希薄なものにしかできない癖して、一人前に内心では友人や恋人を求めているのですからどだい無理な話であり、きっとストレスも溜まることでしょう。(;;)
どうしてこんなおかしな若者がぞろぞろと排出されたのか熟(つらつら)考えて見るに、これはゲームや携帯以前の問題であって幼年期から子供と両親とのコミュニケーションの欠如であり、その主たる原因は両親に大きな責任があるのではないかと思いました。父親は働くのに疲れて子供のことなど何もかも母親任せで子供をかまける余裕などなく、一方任された筈の母親は“勉強しないとお前もお父さんのようになるよ”と天に唾するようなことを言い乍ら、TVの詰まらぬ番組を観て馬鹿笑いしているようでは子供に見せる背中を持つ処か、子供に己が将来の絶望を駆り立てさせるは必定であり、子供を人間不信の心境に追い遣り、更にはキエルケゴールの謂う絶望(死に至る病)に追い込んでいるのは、偏に子供達の両親ではないでしょうか。(;;)
我々が幼かった頃は誰も貧しかったので家族全員が寄り添って居ないと生きて行けず、お互いの心を一つとして喜びも悲しみも家族全員が共有し一つの芋も分け合っては食べ一所懸命助け合って生きていました。従って誰も為すべきことは先ず家族のことを優先し自分のことは二の次でしたから、家族に迷惑をかけないことがまず行動の一義的な基準であったので昨今の若者達の犯す事件の続発を防止するには、何年掛かろうと家族全員の生活の在り方をしっかりと見詰め直し、そしてた近隣の方々を始めとする他者との心の触れ合った日常生活の恢復から再出発しないとならないのではないでしょうか。
又々官僚達の所謂“居酒屋タクシー”なる悪事が露見して巷では非難囂々と喧(かまびす)しい毎日です。20年も前から続いていたそうですから、内部告発の100や200あったでしょうが、よくぞばれなかったものであり、垂れ込みを受け取る側も共犯者であって疚しいために全て握り潰されてきたものと思われます。今回だって参議院の過半数を野党で占められているために民主党長妻議員からの爆弾発言ができたものであり、自民党が過半数を占めていればこの先何百年も分からぬ儘であったことでしょう。(;;)
事件の概要は皆様よくご存じの通りであり省略しますが、小生の考えるに運転手からビールや現金などを受領していた官庁職員が“ご馳走様”とか“有難う”で済ませて居なかったであろうことに関しての記事が何一つ見付からなかったことでした。タクシーの運転手もボランティアで仕事をしている訳であるまいし、常識で考えても187万円も現金などが客に提供できる裏にはタクシーチケットにそれに倍する料金書き込みが為されていたことは容易に想像できることです。アホな冬柴国交相は現金の割戻しは道路運送法に違反するとか見当違いな答弁をして、“お歳暮など儀礼的なものかどうか判断する必要がある”などと逃げ道を作ろうとしていますが、物事の本質も見分けられないような愚かな者に大臣の資格などありません。いやいや大臣になるほどの遣り手ですから愚かな筈がなく実は大臣は何もかも知っていて惚けているに違いありませんが、身内の調査では“この辺にしておこう”と厳重注意とかで有耶無耶にしようとしていることでしょう。この際長妻議員も徹底的に彼等を追い詰めて、役所から自宅までの正しいタクシー料金と実際にチケットに書かれた料金を両建て記載し、運転日報と突き合せれば直ちに水増し料金が明るみに出て、彼等意地汚い役人共を公金横領罪で告発できることでしょう。
大阪府庁でも嘗ては兵庫労働局で請求書を水増し記載させて支払いをして業者預けの手口で裏金作りがなされて居ましたが、チケットの過大書き込みなど一見異なるようで実は全く同じ手口ではありませんか、霞ヶ関役人のすることは何とセコイことじゃのう(;;)そんなことで我が国を護る役人と言えるのか!護るどころか中から幹を蝕んでいる松食い虫では日本と謂う大木(最早枯木になったか!)が枯れて朽ち果てるのも遠いことではないでしょう(;;)
遅蒔きながら国交省では2ヶ月間タクシー券の使用を禁止しましたがこれは一時的に世間体を考え国民に阿るジェスチャーであって、ほとぼりが冷めた頃には間違いなく復活しているでありましょうから、抜本的な改革として帰宅時のチケットなど廃止してカプセルホテルの利用など経済的負担の少ない方法に変更すべきでしょう。夜中に叩き起こされ迷惑していた家族から大歓迎されたりして…(^^)
愈々漢字検定の試験日まで後1週間となりました。勉強の方は一向に捗らず相変わらず同じ誤りを繰り返して居ります(;;)が、加齢と共に年々合格点のハードルが高くなって来たようにも思え、脳の皺の伸縮性が乏しくなって来ていることをつくづくと感じます。その証拠に例えば同訓異字編で“かえりみる”一つをとっても『自分の健康について“かえりみる”』と『家族のことを“かえりみる”』のどちらが“顧”なのか、“省”なのか迷ってしまいます。こんな問題で4点(2点×2)失うのには耐えられませんから、普段からしっかりと単語の意味を理解しておく必要がありますが、前者は中学校2年生で後者は小学校4年生で教えられる字ですから此の期(ご)に及んで思い悩むことはない筈なのですが、悲しいかな大学は言わずもがな小学中学(高校も殆ど…(;;))と勉強らしい勉強をした記憶がないため今頃になって周章狼狽しているのは如何に現在の勉強が蜃気楼のような砂上の楼閣であるかを思い知らされ、讒諂面諛や魑魅魍魎が幾ら書けても詮ないことで、基本に戻って単語の意味を学ぶ必要性を切実に思い知らされ、うち拉(ひし)がれています(;;)
女子プロゴルフ第11戦サントリレディースーオープンは六甲国際で行われましたが、我等がさくら選手は初日トップ発進しましたが、二日目以降スコアが伸びず5位タイに終わり、あの小憎たらしい上田桃子に名をなさしめました。一体何時になったら優勝できることやら…(;;)
今日の写真の花は檸檬(レモン)の花でした。(^^)

陛下に“あんた”と言った人


6月ともなると何処も彼処も初夏を通り越した真夏の佇まいとなりました。せめて5月の名残をとお馴染みのEさんから送られた森林植物園の杜若(かきつばた)をご覧に入れましょう。6月1日日曜日の映像ですが、森の緑の息吹が画面一杯に躍動していますね。5月を代表する杜若も何処(いずく)も最近は5月半ばで咲き終わり、6月にこの花が見られるのは季節が一月遅れる森林植物園ならではです。

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4-5年前のブログ(その当時は未だHPでした)で同じ囲碁部の学友であったF君が“芸は身を助ける”を絵に描いたように利用し、勿論そればかりではなく本人も努力したことと思いますが、役員達の信を得て出世し東証一部資本金100億円の会社の社長になったことに触れたことがありましたね。彼は社長退任後代表権のある会長となって居ましたが、日経新聞の役員人事の欄に依れば今年6月の株主総会で会長を退任するそうです。会社を辞めたら故郷の加古川に帰ってくるかと思いきや、今度は相談役になるとか…(;;)。新しい社長は副社長がなり、会長には現社長が就任する人事だそうです(;;)F君を悪く言うつもりはありませんが、考えてみれば代表取締役を退任して少なくない退職金を手にしながら、しぶとく会社に居座り再度相談役としての報酬を貰う悪しき弊習は、我々市井人には奇異な感に打たれます。然し経済界では何処の会社でも例外なく行われている日常茶飯事であり、巷間天上り天下りと官僚達への悪口ばかり喧(かまびす)しく聞かれますが、元官僚達は善悪は別にして古巣から金(かね)の生る木の情報を入手し、その代わりに多額の報酬や退職金を得ていますから、謂わばギブ&テークであり、受け入れた方もそれ以上の代償を得ているために強(あなが)ち押し込まれて迷惑している訳ではありません。迷惑しているのは天下り法人への補助金や随意契約で多額の税金の無駄遣いをされている我々国民です。そして官僚達にも言い分があり、自分達だけ責められることはなく民間会社だって70歳、どうかすると80歳迄会社に籍を置いて多額の給与を貪って居るじゃないか、努力を重ねて卑しくも国家試験である1種試験に合格しキャリア組に入ったのにこれ位の何処が悪い!と開き直って反論するでしょう。財界の鞍馬天狗と謂われた中山素平は80歳を超えても日本興業銀行の特別顧問であったことは衆知の事実でありますし、90歳を超えても十合の顧問であったことが十合破綻時に明るみに出て世間を驚かしましたよね。又会長や相談役になる社長だけでなく、社長になれなくて専務や常務で終わっても子会社の社長など退職後の居場所が予め儲けられているのが不文律として我が国の慣行でありますから、経済界がこのようなことでは役人に対して少しも大きなことは言えませんよね。
このように民間の大会社は極く一部稀に清廉潔白な方を除いては慣例の如く社長から会長そして相談役、更には顧問と幾々歳になっても地位と収入に恋々と会社にしがみついて老害を曝している者が多く財界全体の悪しき弊風となって前例を作っている処に官僚達が“それなら俺達も…”と便乗してきたものか、或いは官僚の天下りを見て財界が真似たのかその辺は詳らかではありませんが、我々庶民からすればどっちもどっちであり大きな役員室を占領して秘書に運転手付きの高級乗用車で10時出勤お食事とお昼寝の後3時退社、諸経費は報酬を入れて年間3000万円以上とあっては会社にとって害あって益なしですが、悪しき弊風と謂うものは蔓延(はびこ)るのは簡単でも、断ち切るためには余程の人物が出現せねばできぬ相談であり何時まで経っても我が身大切に前例を貴(たっと)び保身に徹する経営者や官僚が多いのにも困ったものです。(;;)この辺が強者と弱者を距てる富の偏在の一因となっているものと考えます。
F君を出汁(だし)にして話がとんだ処へ飛び火してしまいましたが、偉くなった連中は官庁でも財界でも幾歳になっても収入は減ることなく、蓄財は増えるばかりであり、片や勉強もできずに出世できぬ儘恵まれない人生を過ごし、僅かな国民年金から介護保険や後期高齢者保険まで差っ引かれて食べても行けずに首を括る他ない貧乏人が多いのは資本主義社会での世の倣いとは謂え、税金にしろ保険料にしろ実はその辺りをしっかりと地均しして富の偏在を避け貧乏人も最低限食って行けるような公平を保つように努力をせねばならぬ筈の施政者に到底目線を下げた弱者保護の姿勢がまるで見えませんから、自助努力を怠った貧乏人が悪いと端(はな)から極め付ける施政者自身に施政者としての適格性を最も欠いた人達がなっている現在の官僚のキャリア制度に重大な欠陥があるのではないでしょうか。
来月7月に経団連が消費税率の値上げに併せて75歳以上のお年寄りの高齢者の給与所得を非課税にするよう税制改革案を提示するそうです。此まで十二分に社会に貢献してきたからもう税金は要らないんじゃないかとの意見によるものだそうですが、流石に気が咎めてか富裕層の優遇に繋がるので株式や配当などには優遇の提言を行わないそうです。然し熟(つらつら)考えるに75歳を超えて尚税金の掛かる程の給与を貰って居るのは天上りの官僚達か、大会社の役員をされた後、今尚顧問か相談役として少なくない給与を頂戴されている経団連のお偉方の皆様ご自身のことではありませんか。貧乏人を出汁(だし)にして自分達の税金を減らそうなんて卑劣な魂胆による提言は我田引水もいいとこであり、経団連の為すべきことは税金の軽減などではなく高齢者の方々にも充分な就業機会を与え、且つ税金を納める位の給与を支給することではないのですか。現在75歳以上の働いていられる方で税金の掛かる方は年収160万円(奥さんを扶養)以上なければなりませんが、我々の周囲には160万円は疎か仕事を持って居られる方すら殆ど見掛けませんから、こんな提言はチャンチャラ可笑しくて聞いて居られませんよね。そんな我が身勝手なことを提言する暇があれば、もう十二分に社会に貢献されてきたのだから年所得200万円以下の方に限り後期高齢者保険料は無料にしたらいいんじゃないか位の提言に変えて頂きたいですね。
経団連のお偉方は全員非該当となりますから当然に全員一致で否決されることでしょう…(;;){%怒りwebry%}民の暮らしを竃の煙を見て憂いられた仁徳天皇の様な施政者の出現は現世では絵空事に成って居りとても悲しいですね。(;;)
昭和天皇がご存命なら今の政界財界の弊風をどんな風にご覧になられたでしょうか。
その天皇陛下に対して『そんなこと言うたかて、あんた…』と言った方が居られたと2日の日経新聞文化欄を読み仰天しました。それは宮内庁故入江侍従長の残された随筆集からの抜粋でありました。昭和初期の恐慌で多くの農民が人口過剰の煽りを受けてブラジルに移民されましたが現地で移民達が迫害を受けているのを知って経済使節団長として現地を訪れてブラジル産の綿花を大量に日本が買い上げることでブラジル経済を潤わせて移民達を救い、ブラジル移民の大恩人と謂われたのが、ご存じの方も多いと思いますが、東京海上や川崎造船の社長を務め甲南学園の創設者でもある平生(ひらお)釟三郎氏でありました。晩年貴族院議員や文部大臣まで勤められましたが、ある時平生氏がブラジル事情を陛下にご進講されたとき陛下の質問に対して答えられた『そんなこと言うたかてあんた、ブラジルのような広い国では…』はその狎れ狎れしい“天衣無縫の表現の美しさが陛下を含めたその一座を強く打った”と入江侍従長は記して居られたそうです。昭和天皇と謂えば人間天皇と謂われた戦後とは異なり、戦前では現人神(あらひとがみ)と崇め奉られて居ましたから、その現人神に対して“あんた”とは皇宮警察か特高が聞いていれば直ぐさま不敬罪に問われて打ち首獄門は遁れぬ処であったでしょうが、氏の人徳は“一座を強く打った”のですから余程の大人物だったのでしょう。(^^)終戦の年の瀬に79歳で亡くなられましたが、西郷南洲とか昔は立派な方が多く居られたのに、今は私利私欲に生きる政界人財界人ばかりになって日本もダメですね。(;;)
平生釟三郎氏は1893年に私の母校である(^^)兵庫県立神戸商業の校長を務められていたことがあるとか…(^^)1890年に高等商業学校(現一橋大学)を主席で卒業され3年後に来神されての校長就任ですから100年前でも既にキャリア制度の萌芽期が到来していたのでしょう。それにしても氏は1866年生まれですから27歳の校長先生は愕くほど若く、今なら1種のキャリアであり28歳で財務省から出向して1年で本省に戻るその辺の税務署長のようでしたね。(^^)
【平生釟三郎】
教育者であり乍ら財界人そして政治家その全てが超一流だなんて、スーパーマンである氏の面目躍如ですね。(^^)こんな人って昔は居たのだなあ、と唯々畏敬の念を禁じ得ませんでした。<(_ _)>
そこいらの似非教育家に似非財界人似非政治家達全員聞いているか!
本日の女子プロゴルフリゾートトラスト戦は滋賀県甲賀の里で行われましたが、初日3位と好スタートを切った橫峯さくら選手も本日のTV放映が池ポチャのダブルボギーのシーンからとあっては観る元気も失われ結局さくら選手2位に終わり本年初優勝を期待した小生を大きく裏切りました(;;)おまけに優勝したのは韓国のデブッチョブスでありましたから余計ストレスの溜まる悲しい週末になりました。(;;)

どじょうが出てきてコンニチワ


風薫る五月も終わり、漸く花粉症からは遁れたようですが梅雨の趨りで蒸し暑い六月がやって来たので憂鬱な気分です。昔から気力は目に出る、生活は膚に出る、教養は声に出ると云うそうですから6月は萎える気持ちを引き締めて生活は規則正しく仕事と勉学に勤しんで緊張感を以て迎えたいと願っておりますが、世間では成人の百日咳が大流行の兆しとか…うちの事務所の職員が先週からお多福風邪になったりしてそのせいか私も微熱が引かず体調がイマイチなのでどうなることやら…(;;)。
今日ご紹介するのは余り人の出入りのない開かずの玄関の隅で恵まれない不幸な1年半を過ごした哀れなシンビジュームです。確か一昨年の暮れに何方かに頂戴した鉢花でしたが、花が終わってから玄関脇のシンビの棚に置く筈が満杯で置けないために其の儘棚の下の隅に放置され忘れ去れていたものです(;;)。先日見付けたのですが葉の陰に隠れ、いじけて壁を向き俯いて分からぬように咲いていたので蕾が出ても花が咲いても永く気付かなかったのは不覚でした。花を愛でる者の風上にも置けぬ自分に無性に腹が立ちましたが、せめてもの罪滅ぼしにと切り花にして事務所の玄関を飾ることになりました。可愛い卵色の花は春蘭のようでとてもシンビとは思えず、来年も再度咲いて頂こうと鉢を私の目の届く事務所の玄関に移動させ早速HB101とお礼肥のハイポネックスを与えてやりました。(^^)

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茎は俯きながら花だけ懸命にお日様の方を向いているのがいじらしいですね(;;)
和歌山県湯浅町と云う処で水道から泥鰌(どじょう)が出てきて住民をビックリさせたとか…(^^)毎日新聞昨日の朝刊の記事でしたが、何でも同町の新しい造成地の新築住宅に水道を供給するために町が水道管を接続したところ、誤って防火用の配水管に接続されたらしく水道管から生きた泥鰌(どじょう)がニュルニュルと出てきたり、夏も近くなった27日には色や匂いがおかしいなどの苦情を受けて町が調べた処不思議なことに入れた筈の塩素が全く検出されず(::)調査の結果水道の水は実は水源地の水ではなくて近くの溜池の水だった事実が発覚したそうです。可哀想に住宅住民の幼児一人が腸炎に罹って通院中だとか(;;)お気の毒で不謹慎ではありましたが久し振りに長閑で微笑ましい田園風景を見るが如き楽しい話題に触れた思いでありました。此の事件で一番愕いたのは泥鰌さんだったのではなかったでしょうか。(^^)
先週紙数の関係で触れることができませんでしたが、日本の大相撲は最早国技と言えなくなったのではないかと最近私は疑わしく思うようになりました。先場所は琴欧州が優勝してモンゴル勢から優勝旗を奪い取りましたが、考えて見れば最近14場所連続して外人が優勝しており、06年初場所で栃東が優勝して以来朝青龍と白鵬が交互に優勝し今回の5月場所でも琴欧州初優勝と2年半も日本人が優勝できずに居り、今後も当分は日本人に優勝の可能性が乏しいと思われる処から何が日本の国技かいなと呆れます。政府も税収不足を貧乏人から乾いた手拭いを絞るが如く税金を取り立てる前に早急に財団法人日本相撲協会から国技だからと例外的に認めていた非課税の特権を取り上げて所得に対する法人税や事業税住民税の申告納税義務を課して頂きたいと思います。税法上での解釈ではプロレスやボクシング同様興行業として課税されるべきものであり明らかに収益事業なのですが、相撲協会のみ監督官庁の文科省が国技だからと特別扱いしての非課税の特例は何処の法律に出ているものでもありませんから、現状では一般大衆への説得力がなく最早世間に通用しなくなったと考えます。最近のように外人にばかり優勝され多額の賞金を攫われて少なくない外人力士に貴重なドルをどんどん自国に持ち帰られるのでは堪ったものではありません。今年発表された日本相撲協会の19年末現在の財務諸表によれば事業収入が年間1100億円と大企業並みであり、流動負債に載せられている未払法人税等7万円(赤字でも払わねばならぬ公益法人の均等割です)を見て思わず嗤ってしまいました。(;;)
損益計算書を見ても役員退職引当金など多額に繰り込んで損益を赤字にしていますが、法人税法に則った税務会計に従えば大幅な黒字になるは必定であり、多額な税負担となるでしょうから北の湖理事長も思惑の退職金が泡沫(うたかた)の陽炎となり、退職金規程改定の已むなきに至ることになるでしょう。(^^)
税務署は中小零細企業を甚(いた)振っては少なくない酷税を取り立てていますが、貧乏人の後期老齢者泣かせの新設保険料にしても、550万円以上の所得者は並(な)べて保険料が6万円下がったとホクホクされていますから、保険料収入増加を目指した手前、その分貧乏人に過重請求されているものと思われ可笑しいと思います。物事と謂うものはもっと大所高所から見て判断すべきものではないでしょうか。税金にしても保険料にしても総じて上に薄く下に厚くが既成路線となっていますが此は本末転倒であり、これらの租税公課は必ず上に厚く下に薄くするのが施政者の為すべきことではありませんか。福田総理、聞いているのか!
大阪府の橋下知事が府立体育館売却の方針に相撲協会北の湖理事長が慌てて28日春場所のための存続要望書を知事宛に持参しました。知事とてあの大きい身体には圧倒されて“重く受け止める”と要望書を受け取ったそうですが、逆に賃料を10倍位値上げする要望書を渡してやればよかったですね。そして”日本人が優勝するまで事業税も払って下さいね“と言ってやったらどうだったでしょうか(^^)
中国は世界各国にパンダを貸し出して相手国から喜ばれるため、友好の象徴とかでパンダ外交なんて言われているけれど実態はパンダの貸与料が篦棒に高く中国の外貨獲得に大きく貢献しているとか…(;;)先日新聞記事で見ました。
世界各国の動物園に居る中国のパンダは昨年末現在世界中に242頭だそうです。貸与料は各国によって違うでしょうが、神戸の王子動物園では2頭で年間100万ドル(;;)だそうですから、中国は世界中から年間1億ドル(円に換算すれば100億円)以上ものレンタル料をせしめていることになります。王子動物園の年間収入は現在約6億円だそうですが、支出がパンダのレンタル料を含めて約7億8千万円もあり毎年2億円近い赤字(市の負担)は00年パンダ登場前と少しも変わらぬそうです。お役所は予算制であって諸経費は収入を度外視したものですから1億円支払って赤字が変わらぬのも訝しく、パンダの来た00年もパンダ人気の薄らいだ現在も同じ赤字なのはもっと可笑しいですよね。役所は損益の増減で翌年度の支出予算を加減されますから、恐らく収入の増減に見合う経費を市の一般職員の入替や増員などで粉飾していることでしょう。私の以前の知り合いにも一人居ましたが3年間王子動物園でした仕事は判子捺す仕事だけだったとか…(;;)
愈々後2年に到来するパンダの貸与期限をどうするのか、上野動物園ジャイアントパンダ“リンリン”の死を受けて胡錦涛中国国家主席から次のパンダ貸与の打診を受けて石原東京都知事の“レンタル料は法外な値段だから、居なくてもいいのじゃないの?”の発言に見る如く、神戸市もパンダに固執することを再考する時期が来たのかも知れませんね。大阪の橋下知事なら“今すぐ返せ”と言うことでしょう。(^^)
王子動物園もパンダを返したからとて黒字になる訳もなく矢張り2億円近い赤字が続くと思いますが、中国に渡すことを思えば判子を付く職員が増えても良いんじゃないですか?他の部門の人件費が減ることは間違いありませんしね。
それにしても中国の商売上手には魂消ますね。今度大震災のあった四川省はパンダの棲息地だそうですが、自然蕃殖かと思ったら四川パンダ蕃殖センターまで設けて居るそうで幸い職員共々殆ど無事だったとか(^^)中国政府にしてみればチベット族の安否などどうでも良くて、ドル箱であるパンダの方がずっと気掛かりだったのではないでしょうか。温家宝首相がいち早く被災地に駆け付けたのはパンダ達の安否を確かめたかったのでしょうね。
王子動物園も10年3月のパンダ貸与期限までに動物園を訪れる方々に毎年貴重な外貨を100万ドルも払ってパンダを見たいのかどうか一度アンケートを採られたら如何でしょうか。そんなに高いのなら直ちに中国へパンダを返してその分市民税や国民保険料を安くしてくれと言う回答ばかりでアンケートの結果発表ができなかったりして…(;;)
豪州から来ているコアラも幾らか貸与料を取られているのか少し気になりますね。(;;)
日本政府は中国政府から自衛隊機による四川被災地への救援物資の搬入を断られて面子を潰され民間機による屈辱の輸送となりました。アメリカはとっくに軍用機で支援物資を四川に空輸し中国軍関係者からの出迎えまで受けているのに我が国の好意だけ蚊帳の外は甚だ心外です。中国側の意向は日本政府が中国侵略を本当に謝罪するまでは自衛隊機を受け入れるべきでないとの民間サイトの意見を取り入れてのものだそうですが、決着の付いた大昔のことを穿(ほじく)っての中国政府のこの態度は何様かと実に腹だたしいですね。いっそ“うちは自衛隊機しか災害救助物資を運ぶ手段がないので、今回はパスさせて頂きます”と公然と言ってやれば中国は慌てて自衛隊機でどうぞ…と言うに決まって居ますから、今度は“中国侵略の謝罪をせよと謂う中国人の態度に我が国の国民の同意が得られないからダメだ!”と言ってやれば良いのですが、政府の外交下手と謂うか駆け引きの拙さには唯々呆れ果てるばかりであり、外務大臣並びに外務官僚の弱腰にも困ったもんじゃのう。(;;)
今週の女子プロゴルフはさくら選手休養のためお休みします。あの細い身体で痛々しくて早く休んで欲しいと願っていましたが実際にお休みされると、とても寂しい週末となりました。(;;)

蛙の引っ越し


5月も半ばを迎え寒かったり暑かったりと気紛れお天気の1週間でした。
庭のピッピ豆(鴉豌豆)も寒さで生育が遅れ実が熟すのが連休前後と読んでいたのが大幅に遅れ漸く先週辺りから実が丸みを帯びてきたので毎日10ケ程孫娘に学校に持たせてやって居ますが、彼女も漸く鳴らすのが上手になり友達と競い合って鳴らしながら登校しています。でもお母さんに笛を作って貰っているため、未だ先生の前ではピッピ笛の製作ができないとか…(;;)
3年前に孫達がキャンプに行ったときに捉まえ持ち帰った小さい雨蛙を庭へ放してやったことがありましたが、数回垣根などに上ってキョトンとして日向ぼっこをしていたのを見掛けたきり、誰からも忘れ去られて(;;)居たのでしたが、先日突然庭の紫陽花の葉っぱに乗っかって居るのを見付けました。(^^)3年前とは随分身体が大きくなり逞しくなって居ましたが、住宅街のド真ん中に雨蛙がそうそう居る筈もなく間違いなく3年前の雨蛙だと思いました。風雪を凌ぎ環境や食べ物で苦労を重ねたことでしょう(;;)緑色の膚も色褪せていましたからもう老境に入ったのかも知れません。雨蛙に口がきけるなら何処でどのような歳月を過ごしていたのか聞いてみたいと思ったものです。紫陽花の葉の上では餌にありつけそうもなくメチャ痩せこけて居ましたのでヤブ蚊の多そうな蛇イチゴの葉っぱに乗せてやりました。(^^)

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確認の術(すべ)もないようですが、死者5万人とか10万人以上とか…(;;)中国奥地の大地震は未曾有のものであり、阪神淡路大震災の32倍の規模だそうですから我々の想像を絶するものであり不運にして被害に遭われた方々には申し上げるお見舞いの言葉も見付かりません(;;)が、耐震構造に乏しい建造物の多い地域ですからその被害はミャンマーのサイクロンと変わらぬ凄まじいものであったでしょう、大地震の渦中となった地域は、中国政府軍に迫害され世界の心ある人達から憐憫の念で救済を待たれている少数民族であるチベット人の居住区周辺だそうです(;;)から中国政府はこれ幸いと放って置きたい処でしょうが、世界中が注目していることだし渋々救助部隊などを送るなどしているようですが、取り敢えず助かった住民達が直ちに必要としている水や食糧は二の次となって居り、救助活動は表面的なもので終わるのではないでしょうか(;;)温家宝首相が現地入りして被害対策本部とやら設けた様に報道されて居ますが、余震が断続する中をヘルメットも防御服や防塵マスクの着用もしないで人民服のスーツ姿での被害者慰問の映像は如何様にも訝しく、被害地域外でのTV撮影をさも被災地の現地で撮影した如く世界中に流している映像であり、彼等のやりそうな騙しのプロパガンダでなかろうかと考えて居ます。(;;)
北京オリンピックのための聖火リレーも中断しないそうで、中国政府の人命軽視の態度には中国人の中からも非難の声が溢れて居り呆れ果てるばかりですが、元々中国や北朝鮮の指導者になるには赤い血が流れていては成れないのでしょうね(;;)
明日は我が身と謂いますから同じユーラシアプレート上にある我が国も何時大地震に見舞われても不思議はありません。大阪直下型地震の到来で被害総額は74兆円とか、何処からこんな金額が出たのか分かりませんが、大切なのは被害金額より人命ではありませんか。一番恐ろしいのは火事ですから、此に備えて何は扨措き我々も中国の大地震を他山の石として真剣に地震対策に望む必要があると思われ例え亡羊補牢と云われようとも公園などの植林に励まねばなりませんが、聞けば中国では大地震の二日前に数万匹の蛙が大移動を始めたそうですから、地震研究者達も此からは鯰でなく蛙の動向に注意を向けて頂きたいと思いますね。及ばずながら私も庭に棲息する数匹の田蛙が引っ越しをしないか毎日見守ろうと思って居りますが草叢の何処にいるやも分からず、鳴き声だけが頼りですから骨が折れそうです(;;)
然し熟(つらつら)考えてみるに今回起こったミャンマーのサイクロンにしろ中国の大地震にしろ、その遠因は世の人々が地球温暖化への対策を口先ばかりで蔑ろにし、更には地球の各所を環境破壊のゴミ捨て場にして上辺だけ繕ってきたことに対する神の怒りではなかったでしょうか。{%怒りwebry%}
毎週毎週暗いニュースばかりで此の儘ではサブプラ問題で混乱して居るアメリカに引き摺られ、金融界の不安とガソリンや小麦粉を初めとする諸物価の高騰のために、漸く安定期に入ったと思われた日本経済が再び混乱の坩堝に転落する日が近いのではないかと気掛かりでなりません。
そんなとき先日ふと目に留まった日経新聞のコラム“明日への話題”でアメリカ人が“終戦後日本が必ず復興し立ち上がると信じていた”とのエピソードが紹介され久し振りに心暖まる思いがして昔を想い出し涙が滲む思いでありました。それは国際交流基金が日米各界の代表を集めての評議会の席上で隣り合わせたジョージ元ハワイ州知事が本稿コラムニストに選ばれた五十旗頭真防衛大学学長に語られたものでありましたが、終戦の昭和20年暮れ占領軍の将校であったジョージ氏が有楽町の街角で靴磨きをして貰った際、寒風の中を小柄な少年が一所懸命心を籠めて磨いてくれたのでお礼に進駐軍の食堂で白いパンを二つに割って中にバターとジャムをたっぷりと塗り込んで少年にプレゼントした処、少年はとても喜んでその儘ポケットにパンを大切にしまったそうです。“どうして食べないの?”氏の質問に少年は“家には妹が居るんです”年齢を聞くと“三歳です、まり子といいます”少年は七歳だったそうです。ジョージ氏は甚く感銘を憶えて吹き荒ぶ寒風の中を着のみ着の儘空腹の少年が、手にしたご馳走を自分で食べずに妹に与えようとする。靴磨きをして妹を育てようとするこれが七歳の少年のすることだろうか、世界の何処の少年がこんな風にできるだろうかと甚(いた)く感銘を憶えられて、富士山のよく見える焼け野原の東京はモノとしての日本は消滅したが日本人の精神は滅んで居ないのではないか、底辺の一隅の少年があんなに立派に振る舞えるのだ。日本はこれで終わらない必ずや甦るとジョージ氏は確信されたそうです。(^^)七歳といえば小学校一年生ですから、ものの理窟も充分に理解できない年齢ではありますが、家族を思う心だけは戦火で亡くなったであろう両親から立派に受け継いでいたものと思われ健気に妹を育てながら懸命に生きて行こうとしていたのでしょう。
ジョージ元ハワイ州知事が終戦当時に日本語を話せたとは到底思えず此の少年との会話は少し出来過ぎの感がありますが、そんな些細なことは別にしても感動に値する寓話でありました。(^^)
明治、大正、昭和初期と我が国は随分と貧しかった分、家族が寄り添って助け合いお互いが力を併せて生きてきましたから、親は子に飢もじい思いをさせぬために朝星夜星の下に懸命に働き、子供は製糸工場へ女工に行かされても、お店(たな)に丁稚奉公に行かされても給金で少しでも親や弟妹に楽をさせられたらと五年の年期が明けるまで歯を食いしばって努力したのが我々の少年期でありましたから、この靴磨き少年の心情もその当時の我々にとっては当たり前のことでありましたが、個人主義に徹した異国の方には奇異な感に打たれたのではなかったでしょうか。毎回言っていることですが、戦後朝鮮事変が勃発しての特需景気以来、何時とはなく私達も心より物中心の生活に変貌し、その後も家族を中心とする考えが少し宛失われ、今では日常茶飯事の如く子が親を殺し、親が子を殺す情けない国に成り果てましたから、ジョージ氏も若しご存命ならきっと呆れ果てて居られることでしょう。(;;)
昔から“衣食足りて礼節を知る”或いは”貧すれば鈍す”とも謂われてきましたから、物が豊富になることと心が豊かになることとは本来並立すべきが理(ことわり)であった考えますが、昨今の日本人はものが豊富(本当に豊富なの?)になるにつれて心が貧しくなり家族の絆が解(ほど)けてきたように思えてなりませんが、実の処はどうなんでしょうか?
昭和の陽明学者安岡正篤先生の戒めの言葉『名を成すは毎(つね)に窮苦の日にあり、云々』では人間は畢竟弱い存在であり、自ら逆境に住みたくないからこそ、外部から否応なく厳しい環境が与えられることが必要ではないかと謂われるものでありましたが、日本が戦後高度成長を成し遂げることができたのが、我々の世代及びそれ以前の日本人が幼年期から青年期に掛けて窮苦の日々を送ったことが“艱難汝を珠にす”の格言通り我が国の高度成長期を支えてきた原動力ではなかったでしょうか。悲しいことに逆境に育った経験を持たない次世代の日本人が窮苦の日々を知らぬばかりに安寧を貪り身心の陶冶を忘れ我が子にまで裏切られるようになったのは自然の理(ことわり)であったものでしょう。現在我が国の少年少女の中であの靴磨きの少年の志の万分の一でも有した者が果たして幾人居るでしょうか、居なくて当然でしょうね。彼等は悲しいことに貴重な逆境を体験することなくぬくぬくと育った人達であり、皮肉な表現ではありますが“不運な環境を共有した境遇”の持ち主でありました。『名を成すは毎(つね)に窮苦の日にあり』将に名言であります。
13日に北海道で有名な夕張(破産して財政再建団体入りで一躍有名になった)メロンの初競りが札幌の中央卸売市場で行われ、ナント!二玉(3.9kg)が2500円ならぬ250万円で札幌市の卸売業に競り落とされ近くの直営店の店頭で一玉125万円で並んだそうです。昨年は200万円一昨年は80万円と高値が続いているそうですが、こんな高いメロンを誰が口にするのでしょうか。恐らく直ちに東京へ空輸され築地の高級料亭でデザートとして政治家や官僚の皆様がスポンサーの各企業からのお呼ばれで話題作りに貢献することでしょうが、125万円のメロンへの招待のお声掛かりはメロンの価額の問題ではなく、自らが1流人であることの証拠付けでありますから、誰もが万難を排して駆け付けて、爾後あちこちでメロンの話をしては自らのステータスを誇示されることでしょう。(^^)福田総理だけ呼ばれなかったりして…(;;)
先週の答え
『(巳)ミ、シは上、(已)ヤム、イはスデに半ばなり、(己)オノレ、ツチノト、コキ下に付く』
左の縦棒の位置を言ったものですが、普段は誰も適当に書いていますよね。
巳(準1級)已(1級)己(5級)の配当漢字でした。少し難しかったでしょうか。オノレ、ツチノトがヒントであり此で分からなければ先ず迷宮入りでしょうね。(;;)
実(げ)に旧制中学生の国語力に感心すべきですが、逆に現代の我々の無知を嘆くべきかも知れませんね。(;;)
今週の女子プロゴルフ福岡で行われたヴァーナルレディースは、我等がさくら選手今週位休むと思ったのに疲労も顧みず出場し、7位タイは残念でした。(;;)少し休養して身体を解(ほぐ)さないと、若いからと無理を重ねていると今年は1勝すら覚束ない気が致します。(;;)

無期が如何して死刑になった?


五月の連休を間近に控え皆様は何処かへご旅行の計画でしょうか。
うちの事務所では長期間の確定申告で扱(こ)き使った職員達への罪滅ぼしに1日2日の両日をお休みとして労(ねぎら)おうと思っています。さすれば6連休となりますが私はその6日間に来月に迫った漢検テストの猛特訓の予定です。こんな風に書くとどんなにか良い点が取れそうですが事実はそうではなくて、この歳では憶える端(はな)から忘れて行くのが情けなく、漢字の記憶を如何に最大に留めるかに掛かっており、そのためには熟語の書取りを1日1000字書いて10日後には50字程度記憶に留まればベストでありますから、何とも難行苦行でありますが、一番の難関は“薔薇”や“憂鬱”など字画の多い字が書けることより、脳細胞が堅くなったせいか中学生の孫が容易に書ける字に躓くことが多いのに閉口します。
“怒髪天を(つ)く” “狐が(つ)く” “灯りが(つ)いた” “帰途に(つ)く” “杖を(つ)く”
この5問など如何でしょうか。同じ(つく)でもその目的語によって随分違って参りますが、柔軟性を欠き老化した固い頭ではそれはそれは大変なのです。こんな易しい問題で貴重な配点を失うのは耐えられませんが、ついうっかり間違いそうですね。皆様も頭の体操になると思いますから、一度考えて見られたら如何ですか?(正解はブログ末尾に入れてあります(^^))

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私の方は鉢が多すぎて何処に置いたかすっかりと忘れていたのに八重咲きの梅花からまつ草が今年も健気に咲いてくれました。(^^)通常なら鉢の主が忘れて居たら花はその辺に敏感で悲観して消えてしまうものですが、カタバミ達が蔓延った雑草の間を掻き分けて必死で茎を伸ばし花芽を付け遂に咲いてくれましたから感動してしまいました。カタバミを抜き去って環境を良くしてやりましたから、この細い身体で此から約一ケ月間咲き続けて呉れますから愕きます。お詫びを兼ねて毎日栄養剤HB101を与え来春のために球根が太るようにお祈りをすることにしましょう。(^^)
事件の開幕から早や9年を経過した山口県光市での母子凌辱殺人事件に最後の審判が下り、延命にあらゆる策を弄した犯人と弁護団21名も被害者のご主人本村洋さんの堅い意思と怒濤のような民意には逆らえず22日正午広島高裁で遂に死刑判決が下され、犯人の悪足掻きに終止符が打たれました。死刑廃止論者である犯人側の弁護団は上告して最後の黒白を争うこととなりましたが、前回無期懲役の高裁判決を差し戻した最高裁の判事達が今更ドラエモンがどうとか荒唐無稽の作り話を信じる道理がなく、上告棄却となるは必定であり、本村さんはやっと妻子の墓前に額ずいて此までの永かった道程を報告できることとなり、奥さんも赤ちゃん共々漸く成仏することができます。弥生さん、夕夏ちゃん良かったね!(^0^)/
此の事件は普通の弁護士が普通の弁護をして居ればこれまでの判例からして量刑は間違いなく無期懲役でとっくに終わっている事件でありました。それが今回の死刑判決となったのは、被害者の夫である本村洋さんの熱意の賜ではありますが、此を陰で助けたのは偏に死刑廃止論者の大弁護団の努力であったと心から感謝して居ります。(^^)売名目的なのか功名心に駆られたのか彼等の勝つためには手段を選ばぬ手法は余りにも異常過ぎました。正義漢の橋下大阪府知事が弁護士時代に憤ってメディアを通じて彼等の懲戒を迫ったのも頷けるところです。江戸時代なら十両盗んで死罪、他の男と密通した人妻ですらも獄門でしたから、此の少年の場合10回位死刑にしても足りぬ位悪逆非道で残虐な犯罪でありましたが、現行の刑事訴訟法は殺人の量的な部分を重視し犯人が未成年の場合は4名で死刑と謂う不文律がありました。死刑廃止論者の弁護団は過去の判例を知っていますから此の事件の結果について高を括り、どうせ無期になるなら我々の手柄に…と犯した罪を正当化するなど詭弁と謂うには余りにも愚かしく、真に無期懲役を願うなら犯人の改悛を錦の御旗の下に闘い犯人自身に早く死刑にして欲しいと願う魂の叫びを抱くように導くのが弁護の王道ではなかったでしょうか。異常とも思える姑息な策を弄した弁護団のお陰で世間の関心も未成年で死刑になった永山則夫の時とは比較にならぬほど高く、傍聴券はたった26枚に対し3886名と150倍の高率であり、殆どの方が犯人の元少年の死刑を望むものでありましたから、皮肉なことではありますが、弁護団の形振り構わぬ遣り口が却って犯人に対する世間の憎悪を掻き立てて増幅させ、そればかりか高裁判事達に死刑への予断を持たすことになりましたからその功績は高く評価せねばなりません。
昔からよく謂われる“雉子も鳴かずば撃たれまい”の格言通りでありましたね。将に本村洋さんを救い、犯人の極悪元少年を蜘蛛の糸から地獄に蹴落としたのは彼等死刑廃止論者の大弁護団であったと謂うべきであったでしょう。(^^)
神戸市も漸く重い腰を上げて今月より煙草のポイ捨て条例が施行されましたが、悲しいことに全市ポイ捨て禁止を謳いながら単なる努力義務に留め、禁止指定区域が火傷などの危険があるとかの理由で中央区のセンター街など極く一部繁華街の路上に限られましたから、住宅地は従来どおりポイ捨てが続くものと思われます。一体から神戸市はポイ捨ての弊害をどう考えているのでしょうか。人出が多くて、手に持った煙草で周囲の方に火傷の危険を与えたのであれば明らかに業務上過失傷害罪であり、市の条例が裁くべき筋合いのものではありません。うちの自宅前を通って通勤する方には喫煙中が決まりの方が多く居られますから、垂水駅までの数分の間にその辺の溝に吸い殻が捨てられて何れは河川を通じて海洋汚染に繋がっていることを私は憂いていますが、市の為すべくことは斯くの如き公害に直結することを予め防止するための条例であって火傷云々とは笑止千万です。7月から指導員を巡回させて違反者から1000円を徴収するそうですが、禁止区域を1mでも離れればポイ捨てまで看過せねばならぬなどザル法も良いとこではありませんか。公共用の地域では例え過疎地域であっても全面喫煙ポイ捨て禁止条例を適用すべきであり、少し行き過ぎではないかと思われるかも知れませんが、後期高齢者保険料のお陰で生活に困って居られる年金生活者の方などに指導員になって頂いて固定給でなく罰金に対し30%の歩合給などは如何でしょうか、さすれば市の負担処か歳入増加となり劇的に歩行喫煙者が激減すると思います(^^)。長谷川町子さんの意地悪婆さん的な発想ですが、指導員が電信柱の陰などに隠れて居て通行人が煙草に火を付けた途端 “ハイ、罰金1000円をどうぞ”などと柔(にこ)やかに目の前に現れるなどメチャ効果的だと思いますよ…(^^)
市はポイ捨ての抜本塞源を目指し、小中学校では生徒に対し道路など公共施設での喫煙の弊害を徹底教育し、子供達からお父さんお母さん(最近は多い)の喫煙環境に付いて啓蒙させる教育に力を入れるべきでありましょう。
先日私共の業界紙『税理士界』を読んでいると80才の同業者の方が“八十路”(やそじと謂っても七十路とは読めぬのは何故だ?)と題して随筆をものにして居られましたが、その若さ溢れるエネルギーと該博な知識には唯々圧倒され、昔の旧制中学生の語学力は現在の駅弁大学生の知識では遠く及ばないことを実感致しました。耄碌した同級生ばかりの集いの話でありましたが、耄碌とは“老いぼれた”と言う言葉ではあるが老が70歳、耄は80歳、90歳の老人であり、耄は老を毛が支えているもので“毛の末”極めて僅かな老の中に居ると書かれて居ました。広辞苑を見ても漢検辞典を見ても“耄”は“ほうける”や“老いぼれる”くらいの訳しか記載されず、上記の如き解釈は旧制中学ならではであり、第一現在の大学生には意味処か“耄碌”の漢字が書けるなんてことが想像もできませんよね。(;;)
静岡県川奈で行われたフジサンケイレディースは橫峯さくら選手初日3アンダーと先ず先ずの2位スタートでありましたが、2日目以降崩れ本年初優勝は来週以降にお預けとなりました(;;)。先月50cmのパットを外して韓国のブスに優勝を攫われたのがトラウマとなったのか渡米後もずっと精彩がありません。早く初心に帰れ!さくらちゃん!
漢字の答  “天を衝く 狐が憑く 灯りが点く 帰途に就く 杖を突く”でした。
皆様の正解は幾つでしたか? “私は全問できたぞ”と仰る方のために次の問題を用意しましたのでどうぞ…(^^)
会議に(はか)る 暗殺を(はか)る 便宜を(はか)る (はか)り知れぬ幸福 容積を(はか)る距離を(はか)る
正解は来週の日曜日に発表します。10問全部正解の方は準一級楽勝でしょうね(^^)
半分以上常用漢字がですが、使い方が肝要ですから常用漢字だからと馬鹿にすると痛い目に遭うことになりますよ。(;;)

年金から天引きは憲法違反では?


15日早くも南支那海で台風第一号が発生したとか…桜に負けてなるものかと頑張ったのでしょう、北西方向に向かったそうですから丁度北朝鮮が目的地のようです。きっと自然を代表して核兵器への抗議かも知れませんね(^^)
4月も後半に入り放置していた庭は“ピッピ豆”などに占拠されて足の踏み場もなく納屋への通路が閉ざされて仕舞いました。(;;)納屋には畑仕事に必要な物が沢山置いてありますが、ピッピ豆を踏みつぶすのも忍びないし豆が笛になるまで名句“朝顔に釣瓶取られて貰い水”(加賀の千代女作)の心境で居ましょうか。(^^)

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雑草の傍らには毅然として今年も姫林檎が可愛い蕾を付けています。彼女も毎年なら5月の花なのですが今年は鴉豌豆に触発されて早起きになったようです。(^^)
加賀の千代女と謂えば“起きてみつ 寝てみつ 蚊帳の広さかな”なんて名句もありましたね。嫁いで間もなくご主人を亡くされての寂寥を句にされたものだと思いますが、最近の方は蚊帳なんてご覧になったこともないでしょうね。昔は蚊取線香などもなく一家に一つ夏の生活必需品でトイレに行くときなど姿勢を低くして這って出たものですが、それでも蚊が1匹入ったと言っては見付けるまで誰も寝られず大騒ぎでしたから懐かしい戦前戦後の想い出です。(^^)
俳句の話題ともなれば誰が何と言っても私はご存じ種田山頭火の自由律俳句『分け入っても分け入っても青い山』にトドメを刺さねばなりません。解けることのない大きな迷いを背負いながら流離(さすら)いの旅に出た山頭火の世界とは、閉ざされた時の流れの中で、風の音を聴き、微かな星の光を感じる、魂の自己自身との葛藤の旅路でありました。この句は行けども行けども己の手の届かぬ境地(青い山)に向かって、懸命に手探る山頭火の思いを綴る代表作の一句であり、少年の頃より“人間は何処から来て何処へ行くのか”と思い悩んでいた私の心を甚(いた)く揺さ振り続けたものでした。皆様も若く多感な年頃にこんな経験をお持ちのことでしょう。(^^)
後期高齢者の保険証が6万3千通未着とか、厚労省の各都道府県への周知不足が原因だそうですが各県によって取り扱いが異なっていたことは厚労省の指導能力の欠如によるものであり、省の指示が配達記録か普通便の区別も定かにされていなかったそうですが保険証は大切なものですから配達記録が常識でありますが、普通便で出した都道府県には事故がなく、配達記録に念を入れて『転送不要』の文字を記入したところが、本人不在を理由に舞い戻ってきたのは皮肉な話です。新しい制度の移行するときは、TVのCMなど周知の方法を模索し福祉施設や町内会などのお知らせにも登載してお年寄りに知らす努力を尽くすべくをそれが何も為されぬ儘に1月末に市町村より後期高齢者制度への移行を知らす手紙が来たきりでその後忘れた頃を見計らって2ヶ月して保険証の郵送ですからお墓などのDMと間違えられてゴミにされた方も少なくないようですが、全ては心が籠もらずに詰めの甘い何時ものお役所仕事が原因でしたね。再度の郵送料や印刷費など3000万円以上の出費となりますが、此は税金でなく後期高齢者の保険料からの負担となることでしょう。(;;)
おまけに保険料の取り逸れをなくし、徴収に要する費用を最低限にすべく、法律を作って年金から勝手に天引きするなどえぐい話です。これって憲法違反ではないのですか。介護保険料と後期高齢者保険の総額が受け取っている年金(年間18万円以上の方に限り)の50%以下であれば天引きされることに決まったそうですが、憲法25条には『すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。』と謳っておきながら、又民法では国民の最低生活を保障するために給与や年金の25%を超えて借金の取り立てをしてはならない定めがありますが、50%とは無茶苦茶であり、年金の年間給付額が18万円の人が50%徴収されれば月額7500円での生活を強いられることになり、どんなに節倹に励んでも限度と謂うものがあり、7500円ではパートの二日分給与にも満たぬではありませんか!先週の火曜日に税理士会の電子認証の更新に印鑑証明書などを取りに区役所へ出掛けたら、偶数月の15日とあっては丁度年金振込の日でもあって後期高齢者の窓口は押すな押すなの大盛況であり、何れも年金より保険料を天引きされ怨嗟の恨み辛(つら)みの方々ばかりとお見受けしましたが、厚労省は80%の高齢者が保険料が安くなるなどと言って居ますすが、医者は高齢者については出来高制から定額制に切り替えることができるので、此は高齢者の医療給付が検査などすれば医者が損をする仕組みですから、医者は高齢者に対しては毎月6000円の定額料金にして看護婦に血圧測定などさせて検査や治療など一切しなくなることでしょう。必要な治療が受けられなければ老齢患者は病状が悪くなって死ぬしかありませんからその辺りも厚労省の狙い目なのかも知れませんね。
“年寄りは死んで下さい国のため”
先週のことですが京都の伏見税務署で滞納していた所得税の一部を持参した自営業者に対して国税徴収官が高圧的な口調で滞納を詰(なじ)ったとか、納税者は憤慨して税金を払わずに持ち帰り改めて電話すると“あんたが開き直っているからや”と公僕とは思われぬ徴収官の発言に再びトラブルとなり事件がマスコミに洩れたことから急遽税務署では謝罪を検討しているそうですが、自営業者は“滞納を申し訳なく思うからこそ持参したのに…”と話しているそうです。時期が4月であることからして税金は19年度(4月22日引落)のものではなく18年度或いはそれ以前のもののようであり、それなら既に消費者金融と変わらぬ年利14.6%の延滞加算税(納期から60日を経過した税金に対し追徴されるもの)が付されていますから税務署にしてみれば良いお得意先の筈ですが、延滞加算税を罰金として扱っているために税金滞納者は悪徳納税者として扱われ、最近は兎も角昔は非人間的な扱いを受けたものです。私も昔は資金繰りの悪いお得意先のために延納の嘆願書を作ってよく税務署の管理部門に足を運んだものですが、税務署からは差し押さえが厭なら先ず滞納税金の約束手形を切ってくれと言われます。手形を切ったからと謂って民間の商取引ではありませんから手形は滞納税金の担保のようなもので手形期日まで14.6%の金利は取られますから手形の印紙代だけ損をするのですが、それが規則だと言われ、不承不承お得意先の説得に戻ったものです。もっとえぐいことには滞納税金の内各月に納付できそうな額をこちらが提示して手形の金額を決めるのですが、税務署では1年以上の手形は受け取らない定めがあるらしく、どんなに多額の税金でも12ヶ月目には残額が約束手形の券面金額となります。例えば滞納税金が200万円あって毎月10万円払えそうならば12月目の手形は90万円となる計算ですが、納税者が90万円の手形はどうやっても落とす目途が立たず不渡りとなれば会社は潰れてしまうと泣きつかれたときが間に入った私の出番となります。私は税務署が13ヶ月後の手形を取らないのは税務署の約束事であって、決して不渡りを発生させて会社を潰すつもりがないことを知っていますが、納税者には切った手形は落とす義務があると思い込んでおり上記のような次第となるので、管理係長に交渉して12ケ月目の手形は銀行に回さないでその後の期間に分割して再び昨年と同様の手形と差し換える所謂ジャンプ手形なる一筆を書いて判まで押して貰い納税者に納得して貰います。そして1年後に再び税務署へ行って次年度の手形金額の分割交渉に入る訳ですが、管理係長が異動していることがよくあるので前任者に書いて貰った一札がものを言うことになります。税理士は税金の申告さえ書いていればそれだけでお金が貰えるように思っている方が多く居られますが、世の中そんな甘いものではなく、実際には滞納税金の交渉やら、銀行での融資の交渉、更には夫婦別れの仲裁から、借金を苦にして自殺した社長の会社整理のお手伝い(弁護士には財務諸表が読めない)など多種多様であり、人生の機微を始終底辺から垣間見ている悲しくて辛い職業なのです。(;;)
税金と謂えば先日相続税法違反の罪で大阪国税局から告発された母子に対し、大津地裁ではそれぞれ懲役3年と1年6ケ月の実刑と、罰金は各3億円と1億5千万円との厳しい判決が出されました。事件は琵琶湖での鮎の漁業権をネタに鮎養殖業の男が数十年に亘って琵琶湖に排水する周辺企業を順に強請(ゆす)って35億円も取り込んでいたことがこの男の死亡後大阪国税局の調査で発覚し、所得税の方は時効成立で免れましたが、相続税の方はそうは行かず仮名預金の全てが暴露され相続税15億円の脱税に問われ罰金延滞税併せて凡そ20億円以上が此の男の妻と娘に課せられましたが、人を傷つけたものでもない経済犯は殆どの場合執行猶予が付くとしたものですが、相続税法違反で相続人が実刑を受けるなど珍しいことであり、事件の背景が所得税も住民税も払って居ない悪質な裏金であったばかりに時効成立の竹篦(しっぺ)返しが実刑となって表現されたものだと思いました。
此の事件から連想されるのは大阪生野区でガレージのダンボール箱に無造作に入れられた史上初の60億円相続税脱税事件ですが、SANSPO.COM > 社会 こちらは金額は2倍でも手口が幼稚なため罰金は少し多くなるでしょうが、量刑の方は執行猶予が付くものと思われます。何故ってこの被相続人の60億円は所得税や住民税を支払った後の表金であり、鮎養殖業母子の脱税した計画的な裏金とは本質的に異なるからで、脱税した金額も査察官が10日間掛かって数えるまでその額が分からなかったとか…金額の多寡は兎も角単細胞な発想による無防備な八方破れの脱税であるためにきっと斟酌されることでしょう。(^^)
熊本県で行われたライフカードレディースは横峯さくら選手の調子がイマイチであり、TVの聴衆も人気絶好調男子プロ初出場16歳石川遼選手に奪われて至極低調でありました。そりゃそうですよね、先週の女子プロはさくら選手欠場とは謂え優勝者だけでなくトップテンの6人までが韓国人のブス共では幾ら女子プロファンでも此では見る気がしなくなりますから何とかせねばなりません(;;)樋口会長聞いているのか!

須磨海浜公園駅


春は選抜からと謂いますが、愈々春の高校野球が開幕しましたね。今年は例年になくプロ野球パリーグが高校野球より早くスタートしました。折角春になったと思ったのに先週後半は夜も朝も手が悴(かじか)む程寒かったので、冬物を仕舞われてベソを掻かれた方も少なくなかったことでしょう。(;;)
昨日は東京で昨年より6日早く桜が開花したとか(^^)、此の調子で開花が進むと計算上は13年後にはお正月に桜が見られることとなりますが地球温暖化もここまで来ると北極の氷が溶け出したりするでしょうから不気味ですよね。こうなると環境省辺りの枝葉の問題ではなくなって日本を飛び越え地球全体の問題となりますが、各国が京都議定書の採択から既に10年が経過していながら“笛吹けど踊らず”を今更悔やんでも最早手遅れであることを誰もが分かっていて誰も動かないのは最早進んで行く時計を止める術(すべ)を誰も持ち合わさないことを誰もが知っているためであり、地球自身が沈み行くタイタニック号になっているのを誰も気付きたくないのではないでしょうか。(;;)
今日は神戸の県民会館で父の代からのお得意先であった会社の社長の米寿のお祝いに出席して参りました。最近では冠婚葬祭は葬祭の方ばかり数年続いたために久し振りでもお目出度い席であり勇んで参上致しました。(^^)此の社長とはお知り合いになって丁度50年のお付き合いとなります。88歳にもなって現役の社長にも愕きますが、何度も大病をされ死地を彷徨いながら奇跡的に生還され今日に至って居られる強運の持ち主の方です。身体の方は記憶力が少し衰えた位で今も矍鑠とされて居り、次回白寿のお祝いには私の方が彼岸行きで呼んで頂けなくなっているのではと案じて居ります。(;;)
この社長は尋常小学校を出られて直ぐに小豆島から神戸に丁稚奉公に来られ今日を築き上げられた謂わば立志伝中の方ですが、非常に勝れた頭脳の持ち主であって、何時も春風駘蕩のお人柄で包容力がある反面、仕事では同和やヤクザを相手に一歩も退かない剛胆な方で此の社長を見ていると世の中、学歴なんか糞食らえで人間に必要なものは優秀な頭脳以外に優しい心と大きな肝っ玉と素早い決断力だと謂うことが良く分かり、学校教育なんてものは物事の真贋を見極めるには反って有害なのではないかと謂う思いをこの社長の所作言動から学んだものでありました。
先日15日のダイヤ改正に併せてJR須磨と鷹取の間に新しい駅ができました。“須磨海浜公園”と謂う駅名が付けられ水族館に行くにはいつ来るか分からぬバスに乗らずに済むことなり春休みの来園客も増えることでしょうが、我々税理士にとってもこんな有難いことはなくこれまで車以外なら山陽電車の月見山から徒歩で10分以上掛かっていた須磨税務署が駅頭からたったの2分になりましたから至極便利になりました。(^^)
JRの新駅は我々の確定申告提出時には間に合いませんでしたが、丁度須磨社会保険事務所へ行く用ができたので17日初めて新駅を降りたら社会保険事務所は税務署より新駅にもっと近くて30秒と目と鼻の先であり、此までは税務署より辺鄙な場所にあって、訪問するお年寄りを悩ましていたのですが、今後貰い損ない年金(2階に年金特別便常設会場が設けられていました)のことやご自分の年金のことで訪れる方が急増することと思われ、社保事務所の職員は自分達の通勤が楽になったことを棚に上げて休み明けの此の日から急に不機嫌になって居るようでありました。(;;)それが証拠に提出書類の写しを持参して受付印の押捺を要求したら、昨年から新しい規則で受付印は押せません!と剣もホロロの返事にこちらもムッとして“提出した証拠が残らんではないですか、あんたとこは払った年金をネコババしても受け取っていないとか言うし、どだい信用ならん!”と息巻くと“受領書類をコピーしてお返しします”とのことで担当者がわざわざコピー機までコピーを取りに行ってそれを頂戴しましたのでお陰で持参した写しがムダになりました。(;;)然し如何様に考えても書類の控えに判子を押す方が事務的に短時間でコストも安い筈です。税務署でも労働保険でも職安でも必ず提出書類の後ろに控えがノンカーボンなどで付いていますが不思議にも社会保険事務所に限って、どんな書類にも本書しか送付がなくこちらで写しを作っていたのですが彼等には官公庁への提出書類には控えを取ると謂う習慣が理解できないのでしょうか。それともコピー会社に社保庁の役人が天下りし、全国の社保事務所のコピーの使用頻度を高め買換時期を早める悪巧みをしているのかも知れませんね(^^)
今度試しに一度書類を郵送(OCR用紙なので郵送料が定形外で高く付きます(;;))してコピーを送り返すように書いてやりましょうか。返信封筒がないからと何も帰ってこなかったりして…(;;)
社会保険事務所へ行ったついでに帰所には少し時間があったので、確定申告明けで気分転換の気分もあって昔市電(昭和46年廃止)が走っていた頃須磨税務署へ行った帰りにちょいちょい覗いては心の安らぎを得ていた水族館を思いだし、ちょい久し振りに水族館(2号線の信号待ちを除いて徒歩5分です)まで足を延ばしましたが、私の何より楽しみにしてした“琵琶湖に棲む魚たち”コーナーの雑居水槽が跡形もなく、全てが昔とすっかり様変わりして建物まで変わっており水族館でなく水族園に変身しておりました。(;;)私は海豚ショーや海水魚やアマゾンの魚には全く興味がなくオイカワやニゴイ、カマツカ、オヤニラミなど故郷の川や湖に住む魚たちが見たかったのですが、何も見ることができずにガッカリして早々に引き上げましたが、場内が暗くて足許の段差が恐ろしく入場料が1300円の処を年間パスなら3000円だと言われて大枚(たいまい)を投資(投機か?)したのが大失敗でした。(;;)来年3月一杯有効期限ですが顔写真まで撮られたので友人に貸してやることもできぬことになりましたが、敵も顔写真付きとは考えましたね。(;;)

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行き掛けに、JRの垂水駅で海浜公園駅ができたため水族館の割引切符の有無を確かめたら、1270円で買えることが分かり、乗車券は別だと言われ割引率の低さに断りましたが、正解は此の切符を買って行くべきだったのでした。(::)
社保事務所から水族館への途中ピーチクパーチクと何処かの保育園児が数十名保母さんに連れられて歩いていましたから“水族館へ?”と声を掛けると保母さんの一人が“ハイこの度開通した島本駅から来ました”と答えられたので“島本?”と聞き返すと何でも大阪より京都寄りにあって須磨海浜公園と同じ15日に駅ができたので新しい駅の誼(よしみ)で来られたとか(^^)微笑ましい光景でありました。2号線の信号で待っていると西側の信号が赤になっているのに少しも青にならず訝しげに思って園児の傍にある押しボタンを見ると押しボタンが作動して居ず、保母さんは押しボタンを押すのに気付かないでいるようなので、“押しボタンですよ”と後ろから声を掛けて押して貰い“こんな大きい信号なのに如何して押しボタンなの?”などと喧(かまびすし)しく3分遅れで水族館に到着いたしました。聞けば園児も保母さんも無料だとか,老爺一人が3000円なのには落ち込みました。(;;)老人割引がないのはお役所に水族館は子供達のためとの思いこみがあるからでしょうが忙しいお父さんお母さんの代りにお爺さんお婆さんが孫連れだってこともあるでしょうからお役所は思慮が浅くてダメですね。(;;)
今日まで三日間女子プロツアー横浜タイアプロギア杯は高知土佐で行われましたが、橫峯さくら選手は二日目6アンダーと首位に立ちましたが、最終日の今日18番50cmのパットが入れられずにプレーオフとなり昨度韓国の賞金女王(18戦9勝)とかのデブッチョに優勝を攫われ2位とは無念でした。(;;)
前述お得意先の米寿のお祝いから帰宅してTVを見たらまだ時計は未だ5時前なのに2打リードを保ったさくらちゃんがもう18番に来て居るのでさては?と嫌な気持ちがしましたが案の定不吉な予感がズバリと当たってしまいました。(;;)
こんなに毎週ブスやデブッチョの韓国に優勝をさらわれていると、判官贔屓の日本では何れ女子プロも男子プロのように衰頽して行くでしょうから、国内ツアーでもあることだし受入体制としてグレース朴(パク)のようなセクシーな美女に限るとか条件を付けて受入を制限する余地があるのではないでしょうか。グレース朴以外誰も審査が通らなかったりして…(^^)

値上げして財源不正使用バレ


一月も終わりを迎え愈々我々の日常生活では経済界同様自然界に於いても本格的な寒波が到来して居ります。連日雪がちらついていますが皆様は風邪も引かれずにお元気ですか。私はどんなに体調不良でも確定申告の繁忙期ともなれば不思議に微熱も下がり元気を回復しますが40数年間の悲しい性(さが)と謂うべきでしょうか。{%tohoho_a%}
昨秋以来どんなに寒くても少々の雨でも毎朝早朝から我が家を訪れる雀達が数十羽事務所の前の電線に留まって私が起床し事務所入りするのをじっと待ち焦がれています。勿論目当ては彼等の朝食のパン屑を貰うことですが、昨年までは私がパン屑を庭に撒いて玄関の中に入るのを待ち兼ねて舞い降りていましたが、最近では私の手からパン屑が撒かれる前に私の真横のフェンスに留まります。その内私の手に留まって食べてくれるかも…などと期待していますが、雀はとても賢くて警戒心が強いので先ず私の期待が叶えられることはないでしょう。{%naku_a%}何時だったか、熊野道を散策する名僧の肩に始終小鳥が留まりに来ていたのを見て愕いた方の話を何かで読みましたが、この熊野道の和尚さんには私心も邪念もなかったために小鳥には和尚さんが只の揺れる草木としか映らなかったものでしょう。所詮俗物人間で邪心の権化のような私には望むべくもないことでした。{%gakkari%}
パン屑と謂ってもロールパンを5mm以下に小さく千切るのには目の悪いこともあって簡単ではなくとても時間が掛かります。大き過ぎると雀には食べ難く、反って鵯(ひよどり)の横取りを誘いますから結構手間暇が掛かり、その間も雀達はじっと電線で玄関が開くのを待機しているのです。{%uttori%}私が玄関に入ってパンを毟るのに数分を要しますがその間いつものチッチではなくチュンチュンチュンと鼻に掛かった高い声で鳴きます。きっと”早くご飯を頂戴よ“と催促の言葉ではないでしょうか。{%uttori%}
消費者金融“武富士”の御曹司武井俊樹が亡くなった父武井保雄から1999年に大量の武富士株を所有するオランダ法人の株を贈与されたとして国税当局から相続税法違反に問われていた事件で一審無罪を勝ち取ったものの先日の高裁判決で破れ1330億円と史上類を見ない高額な追徴金課税となり愈々最高裁の判断が注目される事態となりました。
事件は非居住者への非課税規定を悪用し巧妙に法の盲点を突いたものであり多数の税コンサル団の指導に基づくものであったと思われますが、焦点は半年以上日本に在住していなければ非居住者として課税されないが、半年以下だと居住者となって贈与税が課税される(この事件を受けて00年には贈与したもの又は贈与された者が最近5年以内に短期間でも日本に居住した場合は課税されると改正されたためこの種の節税は不可能となった)当時の法律が問われましたが、一審と異なり二審では単純な在外期間計算より生活の質的な部分が重く見られ、自宅での生活に家具の異動がなかったことや武富士の役員会にも出席するなど実質的に生活の本拠は日本にあったと結論付けられましたが、これを実質課税の原則と呼び、こんなことは我々税理士は過去に幾度も税務当局から煮え湯を飲まされてその熱さ加減を充分知っていますから今回の判決も容易に予想されたことでありましたが、法律の解釈中心主義の弁護士が中心となったTAXコンサルタントにはそこまで智慧が廻らなかったものでしょう。{%gakkari%}
オランダの法人と香港を使った方法は誰の目から見ても節税目当てがミエミエでしたから、高裁判事の判断は土井たか子さんではありませんが“ダメなものはダメ!”だったのでしょう{%akkanbe%}
武井さんも不運な方で盗聴事件では有罪とされ06年73歳で逝去されましたが、その頃は消費者金融も既に利息過払訴訟で冬の時代に入っており、姑息な贈与などしなくても株価は半分以上値下がりしていましたから、当時の1650億円の贈与も現在なら株価の時価は800億円にも満たぬ数字となりましたから05年に無申告加算税、延滞税共に納付した1600億円(勿論借金をして…)は一体から何だったのでしょうか、如何にして返済するつもりでしょう。世に謂う格言“雉子も鳴かずば撃たれまい”は将にその通りでありましたね。{%shiranai%}
ガソリンの値上げが巷の物価を押し上げ、異常な物価高が家計を押し潰そうとしていますが今となって道路特定財源として定められていた半世紀以上前に創設された揮発油税が1973年に5年間の暫定予算としてガソリン1リットル当たり24円30銭であったものが48円60銭と急遽倍増されましたが、誰もが忘れている間にガソリン高騰の今になってやっと暫定予算がその儘居座っていたことが注目され、更にはその使途が暴かれて国交省職員宿舎や職員のレクレーション費用に費消されていたことが明るみに出てガソリン税自体を廃止せよ!と国民を憤激させています。そこで一句 “値上げして財源不正使用ばれ”{%gomenne%}
道路特定財源とは
その金額もハンパでなく07年度の住宅資金が25億円とか、役人の官舎の家賃が一般人の20%以下なのはよく知られていますが、住宅を建設するなら道路敷設のため立ち退きを余儀なくされた人達の家でも建てれば良いのに、道路を造ると言って置いて自分達の格安家賃の家を建てるなど論外だと思います。毎日新聞が社説で”道路特定財源の(特定)とは(特定の人達)のための財源だった“と皮肉を込めて述べて居られましたが、法的に適正な支出だったとの当初発表を世間に批判の声が高まっていることから翻し”不適正だった“と、急遽国交省の峰久事務次官が頭を下げましたが、ガソリンの値上げもとんだ処で男をあげましたね。
共犯者の浮上で一番喜んでいるのは社会保険庁の連中でしょう。そして次はうちでは?と脅えている省庁も数多くあることでしょう。{%gakkari%}
その社会保険庁では年金特別便が不評で改めて記載内容を変えて再送するそうですがその費用が又1億8千万円とか…{%gakkari%}ええ加減にさらせ!
再生紙疑惑で紙の大手王子製紙ばかりか殆どの製紙会社のトップが、メディアに頭を下げる事態に発展して参りました。これまで起こった数々の疑惑とは謂わば正反対の性質のものであり、良いものを使って会社が怒られるケースとなりましたから、我々素人には理解に苦しむ処でありましたが、再生紙の製造には古紙の割合が多いほどコスト高になることが原因だと考えられます。資源保護の見地からは頷けるものであっても、古紙使用に関して企業の損益に技術的な面で影響を及ぼすなら国はそれなりの対応が必要なのではないでしょうか。国の言っている“綺麗な紙を作れ、古紙は50%乃至80%使え”などは矛盾した話で古紙の割合が多い程見栄えの悪い紙になることは私如き素人でも分かります。国は資源保護の観点から製紙会社に一定量の古紙使用を義務付けるなら、それに対して起こるコスト高に対して古紙再生製造設備に特別償却を適用するなど何らかの補償を行うべきがスジと謂うものでしょう。鴨下環境相は記者会見で“再生紙と思って年賀葉書を買った消費者を裏切る行為だ!”と憤りましたが、誰が裏切られたのですか?大体国民の何%が年賀葉書に40%以上の古紙を使用した再生紙を求めているのでしょうか。私など世情に疎い者は年賀葉書に一定の古紙使用が義務付けられていることすら知りませんでした。皆様はご存知だったでしょうか?誰も裏切られたと思っていないのに環境相一人が息巻いているのも可笑しな話ですよね。大体古紙に関してはその流通に不透明な箇所が多く、我々が毎月一回無償で出している廃品回収での古紙が回収業者ではなく専門業者に持ち去られ中間業者を経由して中国に輸出されるため国内製紙メーカーは高値で購入せねばならず、消費者と製紙会社の間に介在して古紙の物流に心を配らねばならぬ市町村が傍観して何の手も打てない処などが環境省との横の繋がりを考えないお役所の怠慢であり古紙のコスト高の遠因になっているのでしょう。古紙は家庭や企業から無償で無限に排出されますから古紙の原価は運送費と手間賃だけで充分な処を中間搾取をされない古紙の流れを環境省が構築すべきを怠ったがために現在のような異常な状況に陥ったものと考えます。姿勢を正すべきは製紙会社だけではなく無為無策に終始した環境省ではなかったでしょうか。
鴨下環境相は古紙の流通実態を調査したことがあるのか!
毎年恒例の大阪国際女子マラソンが本日行われ、誰もが注目する我が国中距離界の星福士加代子選手が初めて未知であるマラソンに挑みました。然し不幸にしてペースメーカー不在のレースのため前半2位を670m離す一人旅となったことが災いして30km辺りから力尽きてスピードが落ち38km付近では脱力状態に陥り、何度も転倒しながら本来なら棄権するところを沿道やスタンドの大勢のファンの悲鳴に近い励ましの声を糧にゴールすることができましたが、彼女のゴールに懸ける執念は将に鬼気迫るものでありました。優勝はイギリスの選手でしたが、TV局は福士選手のゴールまで放送時間を延長しましたから本日の主役は疑いもなく19位でゴールした(できた)福士加代子選手であったと思います。(^^)
先週の答え
雪袴は“もんぺ”と読みます。
戦争中は殆どの女性が穿いていましたのでご年配の方はご記憶でしょう。何時空襲警報が発令されるか分からぬために母など就寝時も雪袴の儘睡んでいました。それからも労働用として使われていたため今でも野良に行かれるお年寄りによく見られます。昔女性は着物でしたし、洋装でもズボンを穿く習慣がなくスカートが決まりだったために実用的な雪袴が重宝されました。袴が基本で足首で裾括りされていたので雪の日など重宝された処からこのような名前になったようですが、語源は不明です。
本日の漢字の問題
“束子”
読み方の語源をお答え下さい。難しいと苦情を避けるために今週は易しい問題にしました。(^^)

逃げ得は立法の過ち


皆様明けましておめでとう御座います。年末からお正月に掛けて最近珍しい霙(みぞ)れに霰(あられ)と寒い日が続きましたが、元日は晴れと久し振りにお正月らしい気分が味わえましたね。{%warai_a%}
お目出度いことに、うちでは元日の夕刻に蟋蟀の赤ちゃんが誕生しました。{%applause_a%}永く生まれなかったので此の儘死に絶えてしまうのではと気が気ではありませんでしたがこれでホッと一安心ですが、これから激寒期に入るためうっかりすると一晩で全滅させてしまうので夜間の保温を忘れないように要注意です。未だ現在はアリンコの赤ちゃんのように小さくそれでも自家栽培のレタスを懸命に食べています。{%heart2_a%}この時期一番注意することは食べ残しのレタスを捨てるときに赤ちゃんが襞に隠れて居ないかを確かめることであり目の悪い小生にはとても過酷な作業ですが、ま、やっと生まれてくれてヤレヤレです。
新春早々いつものEさんから元旦菊水山頂上の御来迎(ごらいごう)の写真が送られてきました。夜明け前から300人を超える人達が待ち構える中をお日様も雲から顔を覗かせるのに恥ずかしげな日の出であったでしょうか。この写真の数分後の感動も又一入(ひとしお)であったことでしょうね。{%ureshii%}きっと“うおー”と言う感激の響動(どよ)めきが辺りの山々に谺(こだま)したことでしょう。{%ureshii%}

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10年もっと前になりますが小生が朝霧に事務所を構えていた折、元旦も普段と変わらず早朝に出勤していましたが、朝霧駅前東側JR山側の小高い処にある道路が2号線を避けての穴場で私の通勤道路だったのですが、何時とはなく御来迎観賞にはうってつけの場所であることがクチコミで若者達に浸透し元旦に限って前夜から100台以上の車のアベックで道路が100mに亘って完全に中古車センター化してどうにもならず引き返して明舞団地経由で事務所に行っていたものです。今は昔の懐かしい想い出ですが山登りなどできぬ軟弱な若者共が現在でも近所迷惑を顧みずに騒いでいることでしょう。ボリュームを上げてロックをがなり立てて車の中で日の出を待つ若者達と菊水山頂上を黙々と目指す人達と同じ御来迎が拝めるのも不公平な話ですが感動の内容が段違いに違うことを思えば、楽をして得られたものと労苦の末得られたものとは自ずから異なるでしょうから、後で心に残ったものを比較すれば自明でありましょう。今思えば朝霧東の高台の住民達は元旦の早朝が雨であることを切に願われていたのではないでしょうか。{%tohoho_a%}
08年今年の幕開けは株式市場の暴落から始まりましたが、昔アメリカが嚔(くしゃみ)したら日本は風邪を引くと揶揄された時代がありましたよね。昨年のアメリカは03年から萌芽していたサブプライムローンの影響で風邪どころか肺炎を拗(こじ)らせた状態になり、今年もダメージは増え続けるでしょうから当分はドルの全面安の展開が続くものと予想されその結果が我が国最悪の円高を生みだすのは必然であり、強いドルに対して円が高くなるのとは本質的に異なり、今回の円高が原油高を伴って及ぼす中小企業への影響は計り知れず、賃金の引き下げ雇用の悪化を通じて我々家計を直撃するは必須と思われます。政府や日銀は企業業績の改善が賃金上昇に繋がるなどと能天気なことを言っていますが、日本企業の利益の殆どが国外で得られたものであり、我々中小零細企業の誰が恩恵を被ったのか政府や日銀に教えて貰いたいですね。本年の我が国は官僚に政治家そして経済界が一丸となって国と国民を護る姿勢を打ち出さないことには日本列島崩壊のシナリオが描かれつつあるものと考えます。
サブプライムローンがアメリカの低所得者への住宅ローンであることはよく知られていますが、如何して斯くも全世界に大きな被害が及んだのか、悪い頭で種々と考えてみました。
現在の世界の被害額は数十兆円にも上るそうですが、実際の低所得者への住宅ローンはそんなに多い筈がなく少なくとも一桁以上は少ないのでしょうが、その元凶はユダヤの禿鷹共のファンドであり、我が国にバブルを惹き起こし数十兆円儲けた連中が、今度は舞台を地元に移し03年から20年前の日本を見本にアメリカにバブルを創設し、バブル前の数倍もの高い住宅をローン付きで売りまくり、これを全て長期間の利息を突っ込んで債券化(投資信託化)し更に別の優良投信の中に組み込んだりして枝分かれさせて、どれが尻尾か頭か分からぬようにして全世界に売りまくったものかと考えました。どうせ相手に払えるかどうか分からぬローンですから利率はサラキン以上(アメリカの公定歩合は5%)だったしょうし、債券化された金額は住宅本来の価額の10倍以上にも達したでしょうから、バブルがはじけ飛んだ現在住宅の時価は債権額の10分の1以下になったに違いありません。買った人は担保の家さえ諦めれば良く、最早誰もローンを支払う者がないのも当然でしょう。然し良く考えてみると世界中の金融機関が何十兆円も損をしたと言うことは何処かに何十兆円儲けて口を拭っている奴が居るに違いありませんが、こんな悪い奴を摘発する金融専門のCIAのような特務機関はないものでしょうか。
昨年6月に尼崎で飲酒運転の車が歩道を歩いていた男性を刎ねて即死させ更には直後にタクシーと衝突して運転手と乗客を死亡させた罪で50歳の建設作業員が逮捕された事件で裁判長は先月19日我が国で危険運転致死罪に問われた最高刑である懲役23年を言い渡しました。求刑は二つの事故を併合加重して30年でしたから遺族は“7年も軽いなんて!”とガッカリして肩を落としたと新聞に記されていましたが、この遺族の方々は未だマシであり、来る8日に判決公判を控えた一昨年9月福岡市で起きた追突された車ごと海中に投げ出された母親が海中に潜って沈み行く車中より懸命に子供達3人を引っ張り出して立ち泳ぎしている夫に渡すも子供の命が帰らなかった悲惨な博多湾車輌転落事故死事件を惹き起こした23歳の福岡市の元職員今林大被告23歳が事件直後逃走して友人に身代わりを頼んだり、断られると水を持ってくるように言ってがぶ飲みして飲酒濃度を減らしてから警察に出頭した事件など悪質極まりない人の倫に外れたものでありましたが、逮捕当時は酔いも大方醒めていたために飲酒の量と酔いとは個人差が大きくて事件当時の被告の泥酔状態が不明であるために福岡地裁は無情にも危険運転致死罪の適用にはムリがあると判断した様子であり、検察側に業務上過失致死罪の訴因の追加を命じたそうです。そうなれば8日の判決が懲役7年とされる公算が高くなり、奇しくも尼崎事件で7年も軽くされたと遺族が嘆いた年数しか今林被告は塀の中で務めなくて良いことになり、図らずも法が逃げ得を許す欠陥法であることを露呈しました。
然しこんな不条理なことってあって良いのでしょうか。思うに法律には一定以上の飲酒の量が判明すれば酩酊度に関わりなく危険運転致死罪を適用すべきであると明記すべきであった処を酩酊度に拘ったのが逃げ得を誘発することとなったのは皮肉でしたね。
何かと勇み足発言の多い鳩山法務大臣ですが、司法の上に立つ者としてこんな時にこそ黙って居ないで大臣たる強権を発動して頂けないものでしょうか。{%ikari%}
恒例今年の箱根駅伝は本命駒沢大学が往路優勝の伏兵早稲田を9区で捉え逆転優勝しました。{%cracker_a%}然し今年の箱根駅伝は順天堂大、大東文化大、東海大と3チームが途中棄権と謂う異常な事態となりましたが、その原因は各チーム共に勝利を願う余り選手への期待が過度になり、それに応えるべく選手達もオーバーペースとなったのが原因ではないかと思います。
それにしても最終10区でシード権の確保が確実となった東海大の荒川選手が踏切で捻挫しての中途棄権での失格は不運と謂うも余りにも切ない悪夢のリタイアでしたね。恐らく列車の通らなくなった廃線が補修されない儘放置されていたものと思われますが、何で国道1号線に踏切なんかあるんや?国交省は道路族議員の言いなりに辺鄙な処に高速道路ばかり作っていないでこの踏切をなんとかしたらんかい!{%ikari%}
先週の格言諺の問題
“羮(あつもの)に懲りて膾を吹く”
羮とは熱い汁物のことを謂います。これを呑んで舌に火傷した人が、懲りて今度は酢の物(膾)を食べるときも吹いてから食べることです。
このことから一度の失敗に懲りて必要以上に用心深くなることを“羮(あつもの)に懲りて膾を吹く”と謂います。用心深いのも結構だが程々にしないと人に嗤われるよと言うことでしょうか。{%gakkari%}
本年から装いも新たに漢字の仮名付け問題を出題しようと思います。私自身漢字の勉強になるし一石二鳥です。{%hurrah_a%}
今週の漢字の問題は“女犯”です。仮名を振って意味を答えて下さい。