本格的な梅雨に入ったのかと思ったら晴天が続いたりとはっきりしないこの頃ですが、庭の蛙達には雨は大歓迎されているようで雨の日は池の浮き草に乗ってご機嫌です。(^^)然し梅雨が終ったら終ったで灼熱の真夏の到来かと思うとゲンナリしますね。
突如田園風景の真っ直中を襲った東北地方岩手宮城内陸地震は震源地が海中ではなく陸地であった恐ろしいものでありました。多くの犠牲者が居られる模様で今後も捜索が進むにつれ死傷者が増えて行くものと思われますが、地震学会では未知の活断層が動いたのではないかと推理しているとか…、我々の生存に関わる地震対策にしては鯰の研究位では余りにもお粗末な話であり、地震については予想が当たったことが皆無です。人工衛星を打ち上げては失敗し多額な税金を無駄遣いするのなら地下に向けての研究に税金を使って頂きたいと思いますが、政府では地震は台風と同じ天災と考えて諦めているフシがあります。然し起こるものは仕方ないことでも科学の発達した昨今1時間位前の予知などできそうですがその辺が全く解せぬ処です。今回の地震は機器が地震の初期微動を検知して僅か4秒後だったそうですが震源地を特定した上震度を確認して伝達の要否を決めたり、更に各役所経由に情報が伝って行くために少なくとも1時間程度掛かるでしょうから被災地の担当者が情報をキャッチした頃には既に惨事の真っ直中であり情報受信より被害者の救出が急がれる状況だったのではないでしょうか。気象庁で記者会見をする課長の姿が夕刊に載っていましたが、記者会見する間があるならヘリで現地に飛んで被災状況を我が目で確認したらどうや!
課長は折角の休日を電話で叩き起こされ役所に呼び出されたせいか眠たげな表情でしたよ(;;)偶々地震津波監視課課長になった不運を歎き、前任者を羨んだことでしょう。
閑話休題(それはさて置き)今日は珍しい花をご覧に入れましょう。何時も変わったお花の写真を届けて頂く芦屋のNさんからの写真です。

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可愛い花ですね。皆様は何の花かお分かりだったでしょうか?
答は文末に書いておきます。えー?と愕かれた方も多かったのではないでしょうか。実は私もその一人でした。(;;)
先週から新聞の記事は岩手宮城内陸地震発生の昨日夕刊まで、何処を見ても秋葉原事件一色で読む処がなくウンザリしてしましたね。成績は優秀、名門校出身でおとなしい若者、嘗てはこの手の青年が就職でも縁談でも男性の一番好ましいタイプとしての定番でありました。処が昨今此の手の男が何を考えているのか分からなくて一番恐ろしく、最近頻繁に起こる無差別殺人の犯人の共通した人間像となっています。成績が優秀なのは人間が融通の利かぬクソ真面目なのを表し、おとなしいのも曲者であり、内面的な性格で自己を表現するのが苦手なのを裏返しただけであり、少々のワルで権太くれの方が付き合いやすく外部とのコミュニケーションが取れ自己主張できているだけに人間的に少しは成長していると言えるでしょう。
これらは全て現代の若者の多くがゲーム世代から携帯世代へと変遷を通じて少し宛自己中心的になり他者に対する積極的な関わりや思い遣りが失われ、その結果人間の美徳である包容力や忍従の精神が欠如し、所謂“切れる”と謂う後先を考えない衝動的な行動が顕著に現れる若者が多くなって来たものと考えます。
自分を曝け出したり、自分の考えていることを人に察せられるのが厭でいつも殻に閉じこもって他者との関係に距離を置いて希薄なものにしかできない癖して、一人前に内心では友人や恋人を求めているのですからどだい無理な話であり、きっとストレスも溜まることでしょう。(;;)
どうしてこんなおかしな若者がぞろぞろと排出されたのか熟(つらつら)考えて見るに、これはゲームや携帯以前の問題であって幼年期から子供と両親とのコミュニケーションの欠如であり、その主たる原因は両親に大きな責任があるのではないかと思いました。父親は働くのに疲れて子供のことなど何もかも母親任せで子供をかまける余裕などなく、一方任された筈の母親は“勉強しないとお前もお父さんのようになるよ”と天に唾するようなことを言い乍ら、TVの詰まらぬ番組を観て馬鹿笑いしているようでは子供に見せる背中を持つ処か、子供に己が将来の絶望を駆り立てさせるは必定であり、子供を人間不信の心境に追い遣り、更にはキエルケゴールの謂う絶望(死に至る病)に追い込んでいるのは、偏に子供達の両親ではないでしょうか。(;;)
我々が幼かった頃は誰も貧しかったので家族全員が寄り添って居ないと生きて行けず、お互いの心を一つとして喜びも悲しみも家族全員が共有し一つの芋も分け合っては食べ一所懸命助け合って生きていました。従って誰も為すべきことは先ず家族のことを優先し自分のことは二の次でしたから、家族に迷惑をかけないことがまず行動の一義的な基準であったので昨今の若者達の犯す事件の続発を防止するには、何年掛かろうと家族全員の生活の在り方をしっかりと見詰め直し、そしてた近隣の方々を始めとする他者との心の触れ合った日常生活の恢復から再出発しないとならないのではないでしょうか。
又々官僚達の所謂“居酒屋タクシー”なる悪事が露見して巷では非難囂々と喧(かまびす)しい毎日です。20年も前から続いていたそうですから、内部告発の100や200あったでしょうが、よくぞばれなかったものであり、垂れ込みを受け取る側も共犯者であって疚しいために全て握り潰されてきたものと思われます。今回だって参議院の過半数を野党で占められているために民主党長妻議員からの爆弾発言ができたものであり、自民党が過半数を占めていればこの先何百年も分からぬ儘であったことでしょう。(;;)
事件の概要は皆様よくご存じの通りであり省略しますが、小生の考えるに運転手からビールや現金などを受領していた官庁職員が“ご馳走様”とか“有難う”で済ませて居なかったであろうことに関しての記事が何一つ見付からなかったことでした。タクシーの運転手もボランティアで仕事をしている訳であるまいし、常識で考えても187万円も現金などが客に提供できる裏にはタクシーチケットにそれに倍する料金書き込みが為されていたことは容易に想像できることです。アホな冬柴国交相は現金の割戻しは道路運送法に違反するとか見当違いな答弁をして、“お歳暮など儀礼的なものかどうか判断する必要がある”などと逃げ道を作ろうとしていますが、物事の本質も見分けられないような愚かな者に大臣の資格などありません。いやいや大臣になるほどの遣り手ですから愚かな筈がなく実は大臣は何もかも知っていて惚けているに違いありませんが、身内の調査では“この辺にしておこう”と厳重注意とかで有耶無耶にしようとしていることでしょう。この際長妻議員も徹底的に彼等を追い詰めて、役所から自宅までの正しいタクシー料金と実際にチケットに書かれた料金を両建て記載し、運転日報と突き合せれば直ちに水増し料金が明るみに出て、彼等意地汚い役人共を公金横領罪で告発できることでしょう。
大阪府庁でも嘗ては兵庫労働局で請求書を水増し記載させて支払いをして業者預けの手口で裏金作りがなされて居ましたが、チケットの過大書き込みなど一見異なるようで実は全く同じ手口ではありませんか、霞ヶ関役人のすることは何とセコイことじゃのう(;;)そんなことで我が国を護る役人と言えるのか!護るどころか中から幹を蝕んでいる松食い虫では日本と謂う大木(最早枯木になったか!)が枯れて朽ち果てるのも遠いことではないでしょう(;;)
遅蒔きながら国交省では2ヶ月間タクシー券の使用を禁止しましたがこれは一時的に世間体を考え国民に阿るジェスチャーであって、ほとぼりが冷めた頃には間違いなく復活しているでありましょうから、抜本的な改革として帰宅時のチケットなど廃止してカプセルホテルの利用など経済的負担の少ない方法に変更すべきでしょう。夜中に叩き起こされ迷惑していた家族から大歓迎されたりして…(^^)
愈々漢字検定の試験日まで後1週間となりました。勉強の方は一向に捗らず相変わらず同じ誤りを繰り返して居ります(;;)が、加齢と共に年々合格点のハードルが高くなって来たようにも思え、脳の皺の伸縮性が乏しくなって来ていることをつくづくと感じます。その証拠に例えば同訓異字編で“かえりみる”一つをとっても『自分の健康について“かえりみる”』と『家族のことを“かえりみる”』のどちらが“顧”なのか、“省”なのか迷ってしまいます。こんな問題で4点(2点×2)失うのには耐えられませんから、普段からしっかりと単語の意味を理解しておく必要がありますが、前者は中学校2年生で後者は小学校4年生で教えられる字ですから此の期(ご)に及んで思い悩むことはない筈なのですが、悲しいかな大学は言わずもがな小学中学(高校も殆ど…(;;))と勉強らしい勉強をした記憶がないため今頃になって周章狼狽しているのは如何に現在の勉強が蜃気楼のような砂上の楼閣であるかを思い知らされ、讒諂面諛や魑魅魍魎が幾ら書けても詮ないことで、基本に戻って単語の意味を学ぶ必要性を切実に思い知らされ、うち拉(ひし)がれています(;;)
女子プロゴルフ第11戦サントリレディースーオープンは六甲国際で行われましたが、我等がさくら選手は初日トップ発進しましたが、二日目以降スコアが伸びず5位タイに終わり、あの小憎たらしい上田桃子に名をなさしめました。一体何時になったら優勝できることやら…(;;)
今日の写真の花は檸檬(レモン)の花でした。(^^)