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人口減少その6

梅雨も終わらぬ内に7月が到来し、熊蝉や油蝉の喧しい毎日ですが、近年昔幼い頃、深い森の奥でしか聞けなかったミンミンゼミが何故か近くで聞けるようになりました^^。そして素手で捕獲できるほど沢山居た「チーチー」と鳴く「ニイニイゼミ」が何時とはなく居なくなっています(;;)。

戦時中、姫路の北東にある白国に疎開していた終戦を挟んだ4年生10歳の折、毎日放課後になると名刹瑞巌寺のある増位山の山中に入って風呂沸かしと食事造りの燃料として枯れ枝拾いが毎日私に課せられました。すぐに燃える枯れ枝を探すことはとても大変で早く歸らないと道に迷うし、猪は出るし、難行苦行でありました。顔を合わせたことがありませんが、狐も沢山居て昼間はウサギ同様絶対に姿は見せませんが「コンコン」なんて鳴かず夜中に「ギャー」と鳴いてました(;;)。
思えば私は父母姉弟5人家族の生活を守るために勉強をする時間もなく懸命に働いて居ました。勉強の方はしたくても、教科書も書く紙も何もない戦争の終焉期でしたから教室では先生が戦争への呪いと紙がないボヤキに終始する悲しい授業でありました(;;)。
戦争が終わって秋になったら、或日突然男女共学が実施されて何処に居たのか見知らぬ女生徒がやってきて隣の席にシラッと坐って狼狽える男子達を横目で睨んで居たことは以前触れましたよね(;;)。軍事政権のもとでは小学校入学以来女生徒との会話は厳禁されていたので女性との交流が全くなかったのでした(;;)。
あれからもう80年近くが経過しましたが、私が昨日のことのように鮮明に憶えているのは見知らぬ女生徒が隣の席に坐って居た衝撃の大きさであって、決して皆様にはお分かり頂けないと思います。

 

話は本論である人口減少の問題に戻りましょう。大都市を中心に出生率が低くほかの地域からの人口流入に依存している25の自治体を政府は「ブラックホール型自治体」と呼んで、こうした地域では出生率の向上に向けた対策が特に必要だとされて居ますが、具体的な方策などを模索している様子が何処にも見当たらず、お役所は?マークの儘、単に手を拱いて居るだけで何も行動を起こそうとして居ないのでは?と強い疑惑に駆られます🤬。
2023年の日本人の出生は5、8%減、出生率は1.20前後に低下し、前年に比べて4万人以上少ない72.6万人となる見通しであり、減少率のマイナス5.8%は2016年以降減少が加速した中でも19年と並ぶ最大の減少となりそうです🤬。
合計特殊出生率「出生力、つまり人口に対して生まれた子供の数を表す指標は、その年次の15歳から49歳までの女子の年齢別出生率を合計したもので、1人の女子が仮にその年次の年齢別出生率で一生の間に子供を生むとしたときの子供の数に相当し、人口動態の出生の傾向をみるときの主要な指標となっています」は過去最低であった22年の1.26を下回ることが確実であって1~9月の人口動態統計概数から試算した23年の合計特殊出生率はナント!1.20未満に下がる見通しです🤬。

国立社会保障・人口問題研究所から23年4月に公表された将来人口推計の出生数との比較では、23年の実績が推計値を1万2千人下回ることになり、社人研の将来人口推計では24~30年は出生数が横這いで推移し、74万人以上を維持するとしており、合計特殊出生率も2030年に向けて徐々に回復し、その後長期にわたり1.30以上を維持すると謂う極めて非現実的な見通しが発表されて居ますがそんな税金無駄遣いの標本のような国立社会保障・人口問題研究所など潰れてしまえ!🤬

先週3日最高裁にて違憲の判決が出され旧優生保護法による多くの遺族たちが涙に暮れましたが、この悪法がなければ、合計特殊出生率など気に掛けることもなく長期に1.5を楽々維持できたのではないでしょうか?🤬。然し現実にはアホな政府役人達の独断でこの悪法が実行されたせいで皮肉にも日本民族が滅亡の危機に晒されることになったのです🤬。この悪法は1950年から70年代のことであり提訴まで20年以上経過していることを理由に除斥期間を適用されるべきだと盗人猛々しく主張した国でありましたが、明晰な最高裁大法廷は此れに対し国が除斥期間の過ぎたと主張することは信義則に反し被害者の賠償責任権は消滅して居ないと結論付け人間の尊厳を護って頂いたのでありました^^。最高裁判事って頭カチカチ高裁上がりの判事でなく教養との良識ある民間人が多く択ばれているからだと思います^0^/。然し一方で足許23年の実績値は中位推計を下回り、先行きも中位推計から大きく下振れして推移する展開が予想され私の孫二人が棲む東京都のそれは昨年度ナント!0.99なんだそうですから私は思わず涙が零れましたよ🤬。

 

先週の読めそうで読めない字                         与えられた仕事(熟す(こなす)

今週の読めそうで読めない字                   (私か)に彼に逢った

150cm全米女子プロゴルフ2位!!

梅雨のせいでしょうか我が国各地で気温が30度にも上昇して不快指数が増す憂鬱な毎日ですが、南の庭では先月中半に大和農園から通販で求めて植え込んだ西瓜の苗が気温の上昇と共に日に日に成長を始めて居ます(^0^)/。毎日昼も夜もムシムシと湿度が高くて生活条件は最悪ですが西瓜にはそんな環境が良いらしく西瓜を毎朝観察して居てその生育の速さには目を見張ります。畳二畳位の畑のため苗が伸びて通路まで覆って来たので苗を踏まぬように隻眼の私は歩行がとても大変になって居ます(;;)。

先週は先々週お知らせした全米女子オープン戦での渋野選手1億円の快挙から僅か1週置いて今度は全米女子プロゴルフ選手権 がワシントン州サハリーCCにて行われました。全員がパリ五輪出場を賭けて最後の戦いでありましたが、我が国のトップバッタ―であるべき畑岡奈紗選手がよもやの予選敗退により、昨年一昨年と我が国賞金女王である山下美夢有選手弱冠22歳がシブコに負けてはならじと2位に入りパリ五輪代表有力候補の一人となりました^^。
彼女は短躯で150cmしかなく据付マイクに届かないため20cm位の踏み台に載っての挨拶風景はとても御愛嬌でした^^。スイングワークの小さい身体であっても25cm以上高い外国人に負けず戦っての2位獲得は偉いなあと私は思ったものです^^。渋野日向子選手は今回も7位とトップテン入りして4000万円を得ましたが、全米女子オープン優勝の笹生選手と今回二位の山下選手がパリ五輪代表に出場決定しました。

此の大会では山下選手、渋野選手以下日本人選手7名が予選を通過し円安事情のため160円換算で賞金2億4千万円強を獲得しましたから、前々週の全米オープンと併せ苦しい我が国の貿易収支にホンの少し貢献したのではなかったか?と思ったものです^^。ほんに良かった!良かった!^0^/。以上は今週の特別番組でした^^。

 

さて、先週までお知らせした人口減少に関する韓国の危機的な状況について皆様は幾らかご理解頂けたと思いますが、我が国の人口減少の方は果たしてどうなって居るのでしょう?我が国では民間の有識者で作る「人口戦略会議」が先月消滅の可能性に付いて自治体の40%に当たる町村で人口減少が深刻化し将来的に消滅する「消滅可能性自治体」に該当することの試算を公表しました🤬。その根拠は現在の状況を継続すると2050年までの30年間に子供を産む中心世代である20代から30代の女性の人口が50%以上も減少する恐ろしい推計でありました🤬。民間の有識者グループ「人口戦略会議」は全体の4割にあたる7自治体で、2050年までに20代から30代の女性が半減し、「最終的には消滅する可能性がある」とした恐ろしい分析を公表しました🤬/。

有識者グループ「人口戦略会議」は国立社会保障・人口問題研究所の推計をもとに20代から30代の女性の数、所謂「若年女性人口」の減少率を市区町村ごとに分析した結果2050年までの30年間で、若年女性人口が半数以下になる自治体は全体の4割にあたる744市町村もあって、これらの自治体はその後人口が急減し、最終的に消滅する可能性があるとされて居ます🤬/。10年前である2014年に行われた同様の分析に比べると「消滅可能性自治体」はナント!152町村も多くなって居たのでした🤬/。
此れは最新の人口推計で、将来の外国人の入国者が増加すると見込まれる予想を含んだものですが、有識者グループは「実態として少子化の基調は全く変わって居らず、外国人の入国者が果たして思惑通り行くのかどうかは楽観視できる状況にない」として居ますが、外国人の数を増やして人口の減少を食い止めたなんて「答え合わせ」の屁理屈であって到底満足できるものではなく、その外国人も多くはアメリカ人やフランス人など知的人種ではなくなく南アジアからの労働力であろうと思われ、遠くない未来には純粋の日本人が希少な存在になることを意味して居ますからメチャメチャ不安な思いに駆られますが、現在の日本人が何れ今のアイヌ人のように扱われる日が将来訪れることをどう思われるでしょうか? 🤬/。
今回の分析では、2050年までの若年女性人口の減少率が20%未満に留まっている65の自治体を「自立持続可能性自治体」と名付け「100年後も若年女性が50%近く残っており、持続可能性が高いと考えられる」として居ますが、此れ等の提言は何れもメチャクチャ手前勝手な解釈であって楽観的であり、現在の若い女性の結婚願望や子供を持ちたい欲求が今後減少することはあっても増加するとは到底考えられませんから実の処は夢物語ではないでしょうか?来週につづく…。

 

先週の読めそうで読めない字  紐を解く(ほどく)

 

今週の読めそうで読めない字    与えられた仕事を(熟す

人口減少その5

体が暑さに慣れぬ間に暑かった6月も後一週となり漸く梅雨が到来しましたが、今月は急激に春から夏に変わったためメチャメチャ身体のしんどいひと月です(;;)
考えてみればその一因は一年で6月に限って唯一祭日が存在しない月でしたね(;;)。次期天皇と思われる秋篠宮悠仁様は何月生まれかな?と調べたら9月だったし、愛子様も12月だし当分6月の祭日は望めないみたい(;;)。
思えば「山の日」を6月に決まりかかった折に「お盆休みが優先や!」と横槍が入り8月に持って行かれたことが原因でしたね🤬。お盆のお休みは祭日でなくても日本人の慣習だし、6月の祭日は是非作って頂きたいと思いました。

 

先週からつづく…、話題は依然として我が国のみならず世界各国が脅えている人口問題ですが、2023年度の我が国合計特殊出生率はナント!1.20であり、出生者数72万7277人と過去最少最悪となりました🤬。此の数字に現在日本人の平均年齢(仮に85歳)を乗ずると6180万人ですから何れ日本人の激減は必然であることが自明ですが誰も気に掛けないのは何故でしょうか?
人口の減少傾向は国の予想より10年も早いペースだそうですから今後の出生者数がどうなることか案じられてなりません🤬。我が国の婚姻数は此れまでも年々少し宛減少傾向にありましたが、人々の接触を媒介とするコロナ発症伝播を契機として更に激減して行き、昨年は47万4717組と90年振りに50万組を下回ったことは更なる人口減少を憂える政府にとっては大きな衝撃に違いありません🤬。私は孫娘に6人子供を生んだら1億円遣ると本気で言いました。日本政府も市井の一員でしかない私の覚悟を是非見倣って頂きたいと願って止みません🤬/。

2023年1~3月期の婚姻数が前年同期比14.2%の大幅減となったコロナ第8波の影響があったとは言え、第6波に見舞われた前年同期と比較して、社会の経済環境が極端に悪かったとは言えない状況下での急減はショッキングな印象でありました🤬。
コロナ禍で社会の混乱が大きかった20年と21年は婚姻数が大幅に減少し、令和婚の影響で婚姻数が一時的に増加した19年の前年の18年を基準に考えると、21年までの婚姻数の減少率は年率 5.1%となり、18年までの1.8%に比べ減少のペースは大幅に加速しましたが、22年に入ると社会的な混乱も終熄の方向に向かい、婚姻数は一旦下げ止まったのですが、23年1~3月期は再び大幅減に変貌し、コロナ禍で先送りされていた結婚に踏み切る動きが、22年中に早くも一巡してしまった感があり、今後の婚姻数の減少が懸念される処となってしまいました(;;)。

20年に婚姻数が急減した主な理由は、成婚率(=婚姻件数÷未婚者数)の低下にあり、コロナ禍による若い世代の結婚意欲の低下が示唆されます。コロナ禍の21年に実施された出生動向基本調査からも、特に女性の内一生結婚する意思のない者の割合の伸びが顕著となっています🤬
此の原因は適齢期の若い男女が何も意識せずに自然に惹かれ合う柔らかいムードを持った雰囲気の社交場が少なくなり、ガツガツと性急にセックスを求める味気ない連中ばかり多くなったせいではないでしょうか?婚姻数と謂うものは2年ほど遅れて出生数に影響を与えることが一般的に知られており、婚姻数が少ない状況が長引けば、少子化の更なる加速に繋がると思われます🤬。

コロナ禍を脱し経済環境や社会生活の正常化が進む状況下で若い世代の婚姻意欲を高めるべく、賃金の引き上げ、非正規雇用の正規化などが積極的に進められるべきだと考えますが、政治活動に対して何事にも適当にお茶を濁して済まそうとする岸田総理以下自民党全員が足下に起こったパーティー券問題の収拾のため周章狼狽の有り様となって此の問題を真摯に向かい合う余裕がなく人口問題に向かい合う姿勢が全く見られないことが無念でなりません。声を大にして言いましょう!「人口問題こそ何を放置しても着手せねばならない日本人存亡の問題ではありませんか🤬!」

又一方では総理の子育て対策が偏っており、児童手当などの現金給付を大幅に拡充しましたが、公的保険に上乗せして徴収する子供子育て支援金制度の効果が不透明であり人気が良くありません🤬。思えば8年前2016年に保育園問題を捉えて巷を賑わせたあの有名なブログの投稿は衝撃的な出来事でしたね。保育園の抽選に落ちた母親が「保育園落ちた日本死ね!!!」と舌鋒鋭くブログで切り込みあっと世間を驚かせましたが、国政並びに都政を詰(なじ)った小気味の良いその一部を再度ご紹介しましょうね。

「何なんだよ日本一億総活躍社会じゃねーのかよ。昨日見事に保育園落ちたわ。どうすんだよ私活躍出来ねーじゃねーか。子供を産んで子育てして社会に出て働いて税金納めてやるって言ってるのに何が不満なんだ?何が少子化だよクソ!。子供産んだはいいけど希望通りに保育園に預けるのほぼ無理だからって言ってて子供産むやつなんかいねーよ。」

ブログは、待機児童問題の放置を指弾する心の叫びとして世間から大きな注目を集め、国会で取り上げられたばかりか、同年のユーキャン新語流行語大賞にランクインしました^^。「え」が「―」になったりして教養の感じられない文面ですが、しっかり韻を踏んで居て心の叫び庶民の心に食い込み数多くの共感を誘ったのは事実であり、上品とは言えずとも蓋し名文でありました^^。

 

先週の読めそうで読めない字  紐を解(ほど)く

 

今週の読めそうで読めない字   (私か)に彼に逢った

 

人口減少その4

憂鬱な梅雨のシーズンも愈々近畿地方に近付いてきましたが、何時しかシトシト降る風情のある梅雨は何故か見られなくなって最近降る雨は男性的な豪雨が決まりとなり「梅雨」という言葉も何れ死語となるのではないでしょうか?(;;)。

 

今週も又先々週に続いて世界的規模で我が国にその類が及んで来て居る少子化に関わる隣国韓国の話題となりますが、此れは「他山の石」として我々日本人が学ぶべき多くの点が少なくないと思います。先々週までにお伝えした深刻かつ急激な少子化は韓国社会に果たしてどのような衝撃を与えて来たのでしょうか?

現在の韓国は先ず少子化を経験した全ての国々が直面せざるを得ない低成長は既に全く避けられないものと見られて居ます🤬。韓国の人口はコロナの2020年を基点に減少し始め、2100年の時点で現在の5174万人からナント!2678万人まで50%近くまで減少すると予測されて居るのでした🤬。このような人口構造の変化は人的資本投資を中心に成長した韓国における労働需給を低下させるだけでなく、投資や貯蓄の減少、経済成長全体の絶望的な低下を齎すに違いありません🤬。韓国銀行は出生率が1人台に留まった場合、2026年以降10年間の年平均経済成長率は0.4%だと予測しますが出生率が継続的に低下する現在、経済成長率がより一層低くなる可能性も排除できないと考えられます。

そして教育問題の深刻化も当然に予想され、韓国の場合は日本と異なり公立学校の比重が極めて高く雇用硬直性が高いため学齢人口の減少により教育インフラの供給過剰が現れると予測され既に大学入学者数が入学定員を下回った挙げ句教員採用試験に合格したにも関わらず新規教員に対する需要がなく配置が遅れる事態が首都圏の学校を中心に発生しています(;;)。韓国の場合、小学校の先生になるためには専門大学である教育大学を卒業した後、地域別の小学校教員採用試験を通過しなければなりませんが、学齢人口の減少にも関わらず大学の入学定員や教員採用試験の定員を減らさずに居たことがその後の問題を難しくさせました(;;)。

更に韓国特有の少子化問題として大きく注目されているのが国防関連です。韓国は徴兵制を導入して居ますが、少子化の影響により当然入隊対象者数が逓減し続けており、兵力を効率化することで対応しなければなりません。監査院によると2020年に33.3万人であった兵役義務者(入隊判定を受けて入隊しなければならない男性の数)は、2025年22.6万人と3分の2まで減少し、2039年には更に15.1万人まで減少すると予想されています(;;)。このような状況で兵力を効率化しても北からの脅威などに対する国防上のブランクが生じるのは避けられない危機的な事態であり、軍隊の統廃合および移転などによる駐留地域周辺の経済低迷も同時に加速するものと見られます。入隊者数の減少は募兵制への転換や女性徴兵の必要性の提起などと言った社会的議論を加速させており、今後大きな社会的葛藤要素として様々な影響を及ぼすと考えられます。

最後に外国人労働者に関する議論を紹介すると、韓国は2019年時点で国内に居住する外国人の割合が2.4%(日本の2.24%に比べて少し高い程度)に過ぎず移民に対して非友好的な国の一つです。滞在している外国人労働者に対して永住権を付与する基準も厳しく、日本と同様に数年間中小企業の工場などで働く機会を付与するものの該当期間が終われば殆どの労働者が自国に戻るように慫慂する政策を取っており、ビザを延長したり永住権を取得したりするより帰化することの方が簡単だと言う位外国人の滞在に対して排他的であるのが韓国の外国人政策です。然し、人口減少に対応するために外国人労働者に門戸を開放し、積極的な移民政策を展開しなければならないという主張は国内で少し宛増えていますが、それと同時に外国労働者が韓国に入国し易くなる場合、内国人の雇用、特に低熟練・低賃金の雇用を外国人に奪われてはならないと謂う配慮が常にあって、これが社会的に大きな葛藤を誘発しうる問題と認識されて居ます。

以上の如く韓国は世界で類を見ない出生率の急激な低下とともに高齢化問題が深刻化するにつれて、国内経済の停滞危機に加えて、国防、外国人労働者の受入れといった多角的な方面についても議論し、解決しなければならなくなっています。これらの問題を打開するため今後どのような方針で政策を推進していくかについて、これまでの政策と2020年に政府が発表した「少子高齢社会基本計画」に基づく今後の政策方針について説明すると韓国の場合少子化に対する問題認識が他国に比べて遅く始まったのです(;;)。

 

先週の読めそうで読めない字  縫い目が解れる(ほつれる)

今週の読めそうで読めない字  紐を(解く)

全米女子オープンの快挙

小雨がそぼろ降る雨の日曜日です庭では紫陽花が芽生み、梅雨のシーズン到来を迎えて居ますが愈々猛暑の前哨戦の到来かと思うと憂鬱な気分となる今日この頃です。南の庭ではカラーの花が咲き初めました。2月に追い肥を遣るのを忘れて居たためこんなに小さな花になりました(;;)ゴメンm(_ _)m。

昨年末東京都練馬区役所はボーナスに関する納税ミスにより税務署から源泉所得税の不納付加算税と延滞税を凡そ3700万円を追徴されたと発表しました(;;)。区は担当課長2人に損害賠償を求める方針だとか…🤬/。源泉所得税は給与や賞与を支払った翌月の10日までに税務署に納付する規則ですが、練馬区は給与の源泉所得税のみを納付して賞与の税金納付を3年間に亘って失念していたもので、担当者は自らが賞与を受け取りながらその際天引きされた所得税をうっかりして何時ものようにその月の給与の源泉所得税のみを納付して居たものです(;;)。練馬区は「職員の賞与から天引きして国に納める源泉所得税の納付が遅れ、不納付加算税と延滞税で計約3711万円の支払いが生じたと発表し、区自らが税の納付遅延という自体を惹き起こすことについてお詫びを申し上げたいと思います」と謝罪しましたが、此れまで幾度か取り上げたようにお役所の経理が複式簿記によらない単式簿記のため預かった源泉所得税である「預り金」を記載する科目が存在せず、現金残高には不合が生じて居ないためにこんな杜撰なミスが帳簿上では発見できなかったのが原因でありました🤬/。 練馬区の発表では事務処理手続きのミスで、職員4500人余りのボーナスに課される源泉所得税の納付が3年間にわたって1カ月遅れていたそうですから、3年前の担当者から前年の納付状況をチェックしてのミスだと思いましたが、自分も賞与を貰って居ながら賞与から天引きされている税金に思い至らなかったことはお粗末であり、職務の注意力散漫と言わざるを得ませんが、お役人なんてこんなもんでしょうね(;;)。税務署からの指摘でミスが発覚し、区は5%の不納付加算税と延滞税など3年分でおよそ3700万円が追加徴収されたのでしたが担当職員は保険に加入していたため追徴税は保険でカバーできるそうですから、呆れた保険会社も翌年の保険料を倍増させたことでしょう🤬。

女子メジャー第2戦、全米女子オープンはランカスターCC(ペンシルベニア州)で先週行われ、笹生優花がメジャー2勝目をあげました。
不調を伝えられ今シーズンの公式出場資格80人に入れなかった渋野日向子選手が4日間渾身の力を奮って単独2位でフィニッシュし、今シーズンの出場資格を獲得し、多くの渋子ファンを狂喜させたのでありました(^0^)/。他にも古江彩佳6位、小祝さくら竹田麗央が9位とトップ10に日本勢が5人も入ったため日本人の圧倒的な強さに世界のゴルフフアンをアッと驚かせたに違いありません(゜o゜;/。予選を通過して賞金を獲得した日本人選手はトップテンの5名以外、山下美有夢を初め9名に上り、彼女たちの獲得賞金総額は5、185、353ドル(邦貨8億1千400万円)に上りましたから、彼女達の活躍が我が国の貿易収支にも少しはプラスになったものかと感じたものです^^。お陰でゴルフの男子プロは人気、賞金共に女子に益々頭が上がらなくなりました(;;)。

此の大会の賞金総額は大会史上最高の1200万ドル(約18億8400万円 1ドル=157円で換算)とメチャメチャ高額であり、笹尾優花の獲得した優勝賞金は240万ドル(約3億7680万円)二位の渋野日向子は129万6千ドル(約2億円)六位の古江彩花5700万円、同率9位の小祝さくらと竹田麗央でも4260万円と日本国内の新潟県で同日開催されたヨネックスオープンの優勝賞金1620万円がまるで霞んでしまう異次元の賞金でありました(゜o゜;。アメリカってこんなに桁違いに凄いスポンサーが居るんや!19位タイでの岩井千玲選手でさえ賞金21155ドル(日本円換算332万円)ですから、無念にも予選で敗退した7選手を除き予選通過選手は全員が交通費宿泊費を控除しても赤字をまぬがれたのではないでしょうか^^。

それにしても此れまでずっとアメリカ女子プロゴルフ界を君臨し席捲して来た韓国勢の凋落はどうしたことでしょう?韓国国内で現在起こっている非婚による人口減少を原因とする幾多の困難な諸問題と無関係ではないように思いますが…🤬。

パーティー券事件は自民党議員ばかりか此の問題を糾弾している立憲民主党の中にも便乗者が居たことが判明しました🤬!。東海ブロック比例から選ばれた吉田統彦議員が自ら主催する党支部に5000万円を20年から22年の間に移して寄附金控除の還付金を掠め取って居たことが判明しましたが、己の支部は己が分身ではありませんか🤬!吉田統彦議員を即刻離党させ国税庁に命じ、修正申告と過少申告加算税を更正決定し、重加算税と延滞税を告知させよ!

 

先週の読めそうで読めない字  気分が解れる(ほぐれる)

 

今週の読めそうで読めない字    縫い目が(解れる)

 

人口減少 その3

 

先月から雨が多くて梅雨の到来を予感させる今日この頃です。梅雨はしとしと降るイメージですが最近では男性型の豪雨が多くて真夏の夕立を思わせますがこれも気候変動の影響でしょう。南の庭では先月末に苗を植えた西瓜の雄花が6月の到来を待っていたように昨日初咲きでした^^。

 

今日は出生率の危機について我が国より遥かに酷い状況下にある韓国の実情についてお伝えしましょう。隣国である韓国の出生率は我が国より酷くて2022年度に於いて既に0.78と僅少であり、過去最低となったのでしたが、翌年2023年度の出生率が更に下がって0.72と8年連続過去最低を更新したため、止まらない人口減少に苦渋の韓国政府は遅蒔きながらも若者の意識をしっかりと把握し有効な対策の実施を目指して居ます。因みに「出生率」とは、“年齢や性別の区別なく、その年に生まれた人口1,000人あたりの出生数”のことであり、「合計特殊出生率」とは、“その年における15~49歳の女性の各年齢別出生率を合計したもの”を指します。

韓国での出生率減少原因は就職難とそれによる就職年齢の上昇でありました。日本の場合「1人の求職者あたり何件の求人があるか」を示す有効求人倍率は、2020年にはコロナの影響で大幅に下落したものの継続的に1以上の水準を維持して居ますが韓国の場合は2018年0.58、2019年0.49、2020年0.39、2021年0.50と求職者数に比べて求人数が半分にも満たない絶望的な状況が続いて居ます🤬。若年失業率(15~29歳)は、2019年に8.9%、2020年に9.0%、2021年に7.8%とほぼ10%に近い高水準です。韓国の人材紹介会社の調査によると大手企業の大卒新入社員の平均年齢は1998年には25.1歳でしたが、2020年には31.0歳と過去22年で6歳近く上がったことが判明して居ます。韓国は男性に徴兵制度があるため、男性の社会進出は他国に比べて2年遅れますが、これに加えて就職難が重なったことで更に結婚年齢が遅れる状況はメチャ悪循環です。

第二の事情は就職年齢の上昇とともに急激に上昇した結婚費用の増加が結婚年齢を遅らせる主な原因として指摘されて居ます。韓国最大手の婚活会社の調査によると、結婚に必要な初期費用が非常に高く特に男性にその負担が大きくて2022年に大手婚活会社を通じて結婚した顧客の結婚費用を見ると住宅を用意するのに2億4千万ウォン(約2200万円)嫁入り道具を購入するのに1470万ウォン(約130万円)結婚式および新婚旅行などに約3千万ウォン(約250万円)を要し、費用の平均60%を男性が負担します。特に住宅を用意する費用が2021年の1億9271万ウォン(約1800万円)と比べて24.6%上昇していましたが、これは2020年以後全国的に発生した住宅価格の急騰によるものでした。韓国の場合結婚する時に住宅を購入することが普通であって日本のように家を借りる習慣が少ないようです(;;)。家賃の代わりに住宅価格の約60%程度の金額を家主に保証金として先払いし、これを担保に該当住宅に居住する「チョンセ」というシステムを使用する場合もありますが、何せ住宅の初期費用が非常に高く、このように結婚に必要な費用が急激に増える中で十分な結婚費を貯蓄し終える時期が更に遅くなりこれが結婚年齢を遅らせるのに大きな影響を及ぼして居ると思います。政府が不動産価格の急騰を抑制するために継続的に実施した不動産関連の貸出制限強化政策(住宅ローンの上限額の引き下げ等)も、新婚夫婦の住宅準備を難しくした要因となって居るようです。

更に韓国の人口政策を総括する少子高齢委員会が2020年に表した「少子高齢社会基本計画」では、上述の要因以外にも就職と結婚に成功したとしても、仕事と育児の両立が不可能な文化による出産放棄、女性がやるべきものとされる家事労働の強い性別役割分担意識、教育の競争激化による育児費用の増加などが少子化の加速要因として指摘されて居ます。

このように多様な要因によって韓国の出生率は成るべくして世界で最も低くなったと考えられます🤬。最近結婚を前提にした社会を問う韓国発の2冊のエッセイ「未婚じゃなくて非婚です」「私の結婚について勝手に語らないで下さい」が我が国でも翻訳され出版されました。企業による非婚手当や結婚しない宣言をする非婚式が登場するほど韓国では現在非婚がムーブメントになって居ます。彼らは一体から何を考えているのでしょうか!🤬/。祖国を潰そうとして居るんや!子供を儲けるのは祖先から伝承した人間の義務じゃなかったのですか🤬/!


今週の女子プロゴルフは、全米女子プロの豪華賞金優勝3億7千万円2位でも2億円の賞金に魅せられて山下選手、岩井姉妹等国内強豪選手が大挙して訪米してせめてものトップテンを目指して居るため新潟県で行われたヨネッックスレディース(優勝賞金1620万円)は見慣れたスター選手不在の淋しい戦いであって選手もギャラリーも僅少でとても可哀そうでした…(;;)。

 

先週の読めそうで読めない字  仄聞(そくぶん)によれば

仄聞=人伝てに聞くこと

今週の読めそうで読めない字    気分が(解れる)

人口減少 その2

先週の日曜の夜に雨が降って、雨上がりの月曜日からすっかり太陽が燦々と降り注ぐ夏日となりました。例年のことですが地球温暖化の影響で毎月の気温が少し宛高くなり何処のご家庭でもエアコンの必要が近付いて居ります🤬。エアコンの使用には大気中のCO2の増加が気に掛かってなりませんが、こんなに急激に温度と湿度が高くてなってはそんなことも言って居られない環境に我々は戸惑う毎日ですが紫陽花を待つ風薫る五月にこんなことでは此れから訪れる本物の夏がとても気掛かりでなりませんね🤬。

 

先週に続いて…、民間の有識者で作る「人口戦略会議」は先月我が国の744自治体に消滅の可能性が高いと人口減少が深刻化し将来的に自治体が消滅する可能性が高い「消滅可能性自治体」に該当すると謂う恐ろしい試算を公表しました🤬。

此れは我が国現在の状況を継続すると2050年までの30年間に子供を産む中心世代である20代から30代の女性の人口が50%以上減少する🤬とされる推計を根拠としたものでありました(;;)。我が国の2023年の出生数は前年比△5.8%減、出生率は1.20前後に低下し前年に比べて4万人以上少ない72.6万人となる見通しであり減少率は△5.8%となり、16年以降に減少が加速した年の中でも19年と並ぶ最大の減少率となる公算です🤬。
合計特殊出生率とは「出生力、つまり人口に対して生まれた子供の数を表す指標の一つであり、その年次の15歳から49歳までの女子の年齢別出生率を合計したもので、1人の女子が仮にその年次の年齢別出生率で一生の間に子供を生むとしたときの子供の数に相当し、人口動態の出生の傾向をみるときの主要な指標となっています」は過去最低であった22年の1.26を下回ることが確実になり1~9月の人口動態統計 概数から試算した23年の合計特殊出生率は、1.20程度に下がる見通しです。国立社会保障人口問題研究所から23年4月に公表された将来人口推計の出生数との比較では、23年の実績が推計値を1万2千人下回ることになり、社人研の将来人口推計では24~30年は出生数が横這いで推移し、74万人以上を維持するとしており、合計特殊出生率も2030年に向けて徐々に回復し、その後長期にわたり1.30以上を維持する見通 しとされています。然し足許である23年の実績値が中位推計を下回り、先行きも中位推計から大きく下振れして推移する展開となることで上記の予定数値も「絵に書いた餅」となる公算が大きく将来の数値が甚く懸念される処です🤬。

大幅な出生数減少の背景の一つにはコロナ禍で顕在化した婚姻の減少があると考えます。23年の婚姻数は前年対比△5.8%減の47万6千組となる見通しで婚姻数は、コロナ禍に見舞われた20年に大幅減少した後、22年はその反動から僅かに持ち直しその後、コロナ禍が収束したことで、結婚を先延ばしにしていた人たちを中心に巻き返す動きが期待されましたが、暗に相違して2023年に再び大きく下振れた形となりました🤬。

婚姻数の減少は当然に2、3年後の出生数に大きな影響を与えるため、2020年以降コロナ禍によって婚姻数が急減した影響が23年の出生数の大幅減少となって顕在化したものであり婚姻する人の割合の低下は過去一貫して少子化の一因であったものの2010年以降は出生数減少の主要因ではなくなって居ました。

処がコロナ禍で雇用の不安定化や男女の出会いが極端に抑制されたことをきっかけとして婚姻数の減少が顕著となり、再び少子化の主要因に浮上してきたように思われます。社人研がコロナ禍で実施した出生動向基本調査でも、何故か一生結婚する希望を持たない若者の割合が少し宛上昇傾向にあり、とりわけ近年は女性にその傾向が顕著となりました🤬。女性の社会進出が進むことはとても良いことですが、一方で結婚や出産によって男性よりも負担が増え勝ちとなり、キャリアや収入などを失う可能性の高い女性の結婚意欲の低下が顕在化したことが原因であろうと思います。男が幾ら子供が欲しいと思っても実際に出産するのは女性であって、女性自身に出産や育児の覚悟が生まれないことには子供の誕生は実現できないでしょうからジェンダー・ギャップアンコンシャス・バイアスなどを早急に排除し、男女が共に社会と家庭での役割を等しく担っていくことのできるような環境が当然に必要だと思われます。

仄聞によれば、隣国である韓国では何故か2023年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む見込みの子どもの数)が0.72(暫定値)となって居ます(゜o゜;/。隣国韓国統計庁の先月28日発表によると驚くべきことに前年の0.78を更に下回り、同様に少子化に直面して居る日本(22年に1.26)と比べても異常な位極端に低過ぎます🤬が、隣国にて世界的に見ても異例の「超少子化」が我が国に増して起こっている様は一体から何が原因なんでしょうか?来週は近い将来滅びようとしている隣国韓国の人口事情に就いても併せ考察して見たいと思います。

 

先週の読めそうで読めない字  腕捻り(かいなひねり)

今週の読めそうで読めない字    (仄聞)によれば…

人口減少その1

未だ5月半端なのに連日夏日が訪れて、今年も真夏の猛暑が垣間見える今日此の頃です。先週辺りから蕾が膨らんで来たアマリリスが今週漸く開花しました。球根を西の庭から東の庭に移して初めての開花ですから夕刻道行く方々がこの花の黄金色の妖艶な美しさに驚いて目を見張って居られるものと思って居ますが、お向かいの家が玄関前に沢山の鉢植えアマリリスを派手にワッと咲かせて居られるので何だかアマリリスの品評合戦のようです。きっとお向かいさんだって自分処の花が美しいと信じて居るに違いなく審判は道行く人々であって、美しさは量より質であることを知って頂きましょう^^。

 

民間の有識者等で作る「人口戦略会議」は先月我が国全自治体の40%に当たる744自治体で人口減少が顕在化し将来的に消滅の可能性が高いとの恐ろしい試算を発表しました(;;)。又、更に恐ろしいことですが「子供の日」を前に総務省は4日15歳未満の子供の数が4月1日現在で1401万人であり43年連続で減少したと発表しました🤬。この数は前の年より33万人も少なく人数、割合共に比較可能な1950年以降最低を記録して居ます(;;)。

男女共に中性化して若者の結婚願望が低下している昨今の悪しき傾向によるものですが、男女別出生者も何故か不思議にも女性が少なくなる傾向が強く、人口増加への将来の希望が少し宛失われて行くように思われて我が国日本も何れは消滅する運命にあることを予知して私は愕然とし、唯々我が国の将来を憂えて狼狽(うろた)えるのでありました🤬。
民間の有識者で作る「人口戦略会議」は先月、全国自治体の40%に当たる744自治体で人口減少が深刻化し将来的に死滅する可能性が高い「消滅可能性自治体」に該当することの試算を公表しました🤬。現在の状況を継続すると2050年までの間に子供を産む中心世代である20代から30代の「女性の人口が50%以上減少するとする恐ろしい推計を根拠としたものだったのです(;;)。

2023年の出生数は△5.8%減、出生率は1.20前後に低下し、2023年の出生数(日本人)は、前年に比べて4万人以上少ない72.6万人となる見通しであって減少率は5.8%減となり、16年以降減少が加速した中でも19年と並ぶ最大の減少率となる公算です🤬。合計特殊出生率は過去最低であった22年の1.26を下回ることが確実であって1~9月の人口動態統計 概数から試算した23年の合計特殊出生率は1.20程度になる見通しです。国立社会保障・人口問題研究所から23年4月に公表された将来人口推計の出生数との比較では、23年の実績が推計値を1万2千人下回ることになり、社人研の将来人口推計では24~30年は出生数が横這いで推移し、74万人以上を維持するとしており、合計特殊出生率も2030年に向けて徐々に回復し、その後長期にわたり1.30以上を維持する見通しとなっています。

然し現実には2023年の実績値は中位推計を下回り、先行きも中位推計から大きく下振れして推移する展開となることが懸念されて居ます。大幅な出生数減少の背景には、コロナ禍で顕在化した婚姻の減少もあったと思われます。又、婚姻数は前年対比△5.8%減の47万6千組となる見通しで婚姻数は、コロナ禍に見舞われた2020年に大幅減少した後、2022年はその反動から僅かに持ち直しその後、コロナ禍が収束したことで、結婚を先延ばしにしていた人たちを中心に巻き返す動きが期待されましたが、暗に相違して2023年に再び大きく下振れた形となりました🤬。婚姻数の減少は当然に2乃至3年後の出生数に致命的な影響を与えるため、2020年以降コロナ禍によって婚姻数が急減した影響が23年の出生数の大幅減少となって顕在化したものであり婚姻する人の割合の低下は過去一貫して少子化の一因であったものの、2010年以降は出生数減少の主要因ではなくなって居ました。

処がコロナ禍で雇用の不安定化や男女の出会いが極端に抑制されたことをきっかけに、婚姻数の減少が顕著となり、再び少子化の主要因に浮上してきたと見られます。社人研がコロナ禍で実施した出生動向基本調査でも、一生結婚するつもりのない人の割合がじわじわと上昇傾向にあり、とりわけ近年は女性にその傾向が顕著となりました🤬。社会進出が進む一方、結婚や出産によって 男性よりも負担が増えがちで、キャリアや収入などを失う可能性の高い女性の結婚意欲の低下が表面化したものと見られます。ジェンダーギャップやアンコンシャスバイアスなどを早急に排除し、男女がともに社会と家庭での役割を等しく担って行くことのできる環境が必要になると思われます。
翌週へつづく…

先週の読めそうで読めない字  目眩(めくるめ)く恋のひととき

今週の読めそうで読めない字     (腕捻り)

79歳でエージシュート!

今朝はどんよりした雨模様です。5月も半端に入って東の庭では花韮(はなにら)が夜半元気全開となり一夜で20センチも伸びて翌朝には景色が変わります(゜o゜;。
根も同じだけ伸びるようで早朝の雑草抜きが欠かせません。少しは運動の足しになるかと思って励んで居ますが、腰が痛くなるのには閉口します(;;)。

 

中国や韓国の強豪が大挙して押し寄せた女子プロゴルフのサロンパスカップは名門茨城GCにて先週行われましたが、日韓三人の首位争いの間隙を縫って韓国のアマチュア15歳が18番のロングホールで2オンを果たしてそのパットをねじ込んでのイーグルで大逆転の優勝を攫いました(゜o゜;。アマには優勝トロフィーは頂けても高額の優勝賞金2400万円は2位の佐久間朱莉選手(大東建託)が手に入れましたから実利的には日本勢の勝利でした^^。

 

ゴルフと謂えば、ネットで懐かしいニュースが流れました^^。女子プロシニアのレジェンズツアー、太陽生命元気長生きカップ(賞金総額2000万円、優勝300万円)と言うトーナメントが先月26日千葉市緑区の東急セブンハンドレッドクラブで79歳の高齢でグランドシニアの部に出場している岡田美智子プロが1バーディー、7ボギーの78で回りエージシュート(年齢より少ないスコアでラウンドすること)賞を獲得しました(゜o゜;。
年配のゴルフファンならこの方を覚えて居られるでしょう。彼女は「最近飛距離が伸びました。もうちょっと良いスコアで回りたいし、少しでも上位に行きたいです…」と79歳の高齢とは思えぬ気迫の言葉には心打たれました^^。現在も毎日4キロのランニングを欠かさず、ドライバーショットを100球打つ日もあるとか…。将に大会名称の「元気長生き」を体現して居ます^^。
彼女は中学卒業後、神奈川県の川崎国際カントリー倶楽部にキャディーとして就職し、見よう見まねで自らもプレーするようになり、昭和42年に行われた第1回女子プロテストに樋口久子等と共に合格して1期生となり、そして創立記念競技に参加してトップテンに入った強者でした^^。
彼女の凄さは1969年と70年に樋口久子に次ぐ賞金ランク2位 (自己最高位) となりその後も1973年まで一桁順位が続き、1974年は同15位となった選手ですが、その後50数年を経て79歳で78ストロークのラウンドができるなんてスーパーお婆さんです^0^/。日本女子プロ選手権の35年連続出場など公式戦において歴代最多の84試合に出場、90%以上の予選通過率を誇る凄さには感服しかありません^^。1995年のメジャーである大王製紙エリエールオープンでは50歳312日の最年長優勝までされ(゜o゜;、世界記録としてギネスブックに承認されました^^。
また、日本プロ選手権の35年連続出場など公式戦には歴代最多の84試合に出場され90%以上の予選通過率を誇るなどレギュラーツアーでは58歳までプレーされ古希を大きく過ぎた昨年にもレジェンズツアーで元気な姿を見せて居られますから、元気でゴルフできる秘訣を多くの年配ゴルファーにゴルフ中継番組でアドバイス頂きたいと思いました。樋口久子の下手な解説なんかより年配者が心すべき素晴らしいトークが聴かれるのではないでしょうか?

 

先週発表された大手製パン業者敷島パンの「食パン」にネズミが混入していたと客から会社に電話があり、世間に大きな波紋を起こしました。彼の見付けたものは明らかにネズミの体の一部と見られたそうで、会社は慌てて10万4千個自主回収とか…(;;)、紅麹も怖いけどネズミがパンに入っているなど気味が悪い事件でありメチャ怖い🤬。工場内を走り回っているネズミ達を想像するとこの会社のパンを食べる気にもなれず、今後の客離れが大変でしょう(;;)。此の会社は上場企業ではなかったので株式市場での影響がなかったのは不幸中の倖いでしたが人件費削減を目的とした無人のオートメーションシステムの中をネズミ達が疾駆し、我が世の春を謳歌している光景を想像するとその恐ろしさには身の毛の弥立つ思いがしてなりません🤬/。

先週の読めそうで読めない字  宵の明星を夕星(ゆうずつ)と言う 

今週の読めそうで読めない字  (目眩く)恋のひととき

母子二人での優勝!

愈々新緑の季節に花を添えるゴールデンウイークが終わり、民族大移動も終焉を迎えようとして居ます。野には色とりどりの花が咲き乱れ一年間で一番良い季節に迎えた10連休、民族大移動である恒例のお祭りですが、何処にも行きたくない私は唯々雑草が生い茂った庭を眺め、産卵が近いメダカ達と語り合い乍ら、去っていく春を慈しみました^^。

 

 

「止まってくださ~い」、最終日プレー中に観客に対して響いた声の主は天本ハルカの母・結子さんでした。
それは先週女子プロゴルフの国内ツアー・パナソニックオープンレディース最終日が28日、千葉県の浜野GCで行われ、首位から出た25歳プロ3年目の天本ハルカ選手が通算19アンダーでツアー初優勝を飾りました^0^/。7バーディー、1ボギーの66で回り、1998年度生まれの「黄金世代」では15人目となる初優勝で、5度目のプロテスト受験で合格した苦労人が5連続バーディーを決めるなど大混戦を制しました^0^/。
彼女は幼少から母子家庭で育ってきましたが、目の前で最高の母親孝行を果たして見せた果報者だったのです^^。笑顔でフラッシュを浴び続け、緊張した面持ちの彼女は優勝スピーチで少し声を上ずらせ「今季一つ目の目標だった初優勝を挙げることができて本当に嬉しいです。いつもサポートしてくれる母とチーム、そしてスポンサーと応援してくださる皆様に感謝の気持ちで一杯です」米ツアー6勝で日米11勝の畑岡奈紗、国内10勝の小祝さくら、同8勝の勝みなみ、日米7勝の渋野日向子、国内5勝の原英莉花等錚々たる連中が同期であり、天本は3月のアクサレディス宮崎を制した臼井麗香に続く15人目のツアー優勝者であり同期の優勝15人は国内ツアー最多となります^^。此の世代はその毛並みの良さから黄金世代と呼ばれ今季、小祝(1勝)を含め3勝もして居ます^^。
家族である母の結子さんは「ずっとこの瞬間を2人で夢見てきましたが、意外にドキドキしないですね」と一人娘のスピーチに目を細めました。「うちは母一人子一人なので、ずっと二人三脚でした。お母さんは娘の幼少期から日曜も働いて居り、彼女は祖父の自宅で過ごし、週末の午後はゴルフ中継を見るのが習慣でした。宮里藍に憧れ、8歳から握ったクラブでした。試合に出るようになると、用具代プレー代に加え、遠征費が必要なのでお金の工面が大変だったようです。お母さんは言います。「それは私が働いて出しました。本人は遊ぶこともせず、ゴルフ一筋でやっていたので、『将来、返してくれれば」の思いでやっていました。プロテストに4度失敗、私はめげそうでした🤬/」と正直に振り返ります。本人は諦めないで、「これが最後」との約束で挑戦した2021年11月、5度目のプロテストで合格し母子で抱き合って喜んだそうです^^。
お母さんは「この喜びを味合うためこの三年間やって来た感じです。今季はオフに『今年は複数回優勝する』と誓い合いました。だから初優勝は通過点だと思っています」と言います。現在も働くお母さんには、試合に同行できない週もありますが、今週末は必死でやりくりして会場に駆けつけることができました^^。
天本にとって初の最終日最終組は尾関彩美悠、佐久間朱莉と最強者とのペアリング、下には3連勝を狙う竹田麗央全員プロテスト一位で一発合格のエリートばかりです。多くのギャラリーが2人に注目して居ました。2人のプレーが終わると、大勢が歩き出すことの繰り返しとなりますが、その中でお母さんは右手を挙げて言っていた。「プレーに入りま~す。止まってくださ~い」此れはボランティアスタッフの役回りですが、結子さんは愛娘のために率先して声を出したのでした^^。優勝が決まった後、スコア提出を終えた娘を見つけて言った。「良かった。良かった。本当に良かった」そして涙を見せず二人で明るく笑い合った。そうです、これはゴールではありません。全てを分かり合う母子のサクセスストーリーのスタートでした。日曜日午後の一刻(ひととき)浜野GCを吹き抜けた爽やかで温かい光景でもありました^^。

 

一時、1ドル=160円を突破するほどの超円安が加速し、政府と日銀は先月29日の外為市場にて5兆円もの円買い、ドル売りの為替介入に踏み切りましたが、此のような由々しき事態を招いたA級戦犯である黒田東彦前日銀総裁に対し、何てことか!勲章が授与されました🤬!。政府は先月29日付で春の叙勲を発表し4108人が受賞し、「公務等に長年にわたり従事し、成績を挙げた人」が対象となる瑞宝大綬章の1人が黒田前日銀総裁でした🤬。彼って「公務等に長年にわたり従事し、我が国のために何もしないで法外な俸給や退職金を貪り莫大な損害を与えた人」即ち「国賊」ではなかったの?!🤬。

 

自民党は安倍派の十億を超える巨額なパーティー券問題が国民の怒りを買って先月30日行なわれた三都県の衆議院補欠選挙全てに惨敗しましたが、岸田総理は解散について「真摯に重く受け止める」と何時もの常套句を述べた上で解散については「全く考えていない」と開き直りました。「盗人太々(ふてぶて)しい」とは此のことか!全国民よ、挙って怒ろうぞ!」🤬。

 

先週の読めそうで読めない字    夢か現(うつつ)か幻か

今週の読めそうで読めない字  宵の明星を(夕星)と言う