15日早くも南支那海で台風第一号が発生したとか…桜に負けてなるものかと頑張ったのでしょう、北西方向に向かったそうですから丁度北朝鮮が目的地のようです。きっと自然を代表して核兵器への抗議かも知れませんね(^^)
4月も後半に入り放置していた庭は“ピッピ豆”などに占拠されて足の踏み場もなく納屋への通路が閉ざされて仕舞いました。(;;)納屋には畑仕事に必要な物が沢山置いてありますが、ピッピ豆を踏みつぶすのも忍びないし豆が笛になるまで名句“朝顔に釣瓶取られて貰い水”(加賀の千代女作)の心境で居ましょうか。(^^)

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雑草の傍らには毅然として今年も姫林檎が可愛い蕾を付けています。彼女も毎年なら5月の花なのですが今年は鴉豌豆に触発されて早起きになったようです。(^^)
加賀の千代女と謂えば“起きてみつ 寝てみつ 蚊帳の広さかな”なんて名句もありましたね。嫁いで間もなくご主人を亡くされての寂寥を句にされたものだと思いますが、最近の方は蚊帳なんてご覧になったこともないでしょうね。昔は蚊取線香などもなく一家に一つ夏の生活必需品でトイレに行くときなど姿勢を低くして這って出たものですが、それでも蚊が1匹入ったと言っては見付けるまで誰も寝られず大騒ぎでしたから懐かしい戦前戦後の想い出です。(^^)
俳句の話題ともなれば誰が何と言っても私はご存じ種田山頭火の自由律俳句『分け入っても分け入っても青い山』にトドメを刺さねばなりません。解けることのない大きな迷いを背負いながら流離(さすら)いの旅に出た山頭火の世界とは、閉ざされた時の流れの中で、風の音を聴き、微かな星の光を感じる、魂の自己自身との葛藤の旅路でありました。この句は行けども行けども己の手の届かぬ境地(青い山)に向かって、懸命に手探る山頭火の思いを綴る代表作の一句であり、少年の頃より“人間は何処から来て何処へ行くのか”と思い悩んでいた私の心を甚(いた)く揺さ振り続けたものでした。皆様も若く多感な年頃にこんな経験をお持ちのことでしょう。(^^)
後期高齢者の保険証が6万3千通未着とか、厚労省の各都道府県への周知不足が原因だそうですが各県によって取り扱いが異なっていたことは厚労省の指導能力の欠如によるものであり、省の指示が配達記録か普通便の区別も定かにされていなかったそうですが保険証は大切なものですから配達記録が常識でありますが、普通便で出した都道府県には事故がなく、配達記録に念を入れて『転送不要』の文字を記入したところが、本人不在を理由に舞い戻ってきたのは皮肉な話です。新しい制度の移行するときは、TVのCMなど周知の方法を模索し福祉施設や町内会などのお知らせにも登載してお年寄りに知らす努力を尽くすべくをそれが何も為されぬ儘に1月末に市町村より後期高齢者制度への移行を知らす手紙が来たきりでその後忘れた頃を見計らって2ヶ月して保険証の郵送ですからお墓などのDMと間違えられてゴミにされた方も少なくないようですが、全ては心が籠もらずに詰めの甘い何時ものお役所仕事が原因でしたね。再度の郵送料や印刷費など3000万円以上の出費となりますが、此は税金でなく後期高齢者の保険料からの負担となることでしょう。(;;)
おまけに保険料の取り逸れをなくし、徴収に要する費用を最低限にすべく、法律を作って年金から勝手に天引きするなどえぐい話です。これって憲法違反ではないのですか。介護保険料と後期高齢者保険の総額が受け取っている年金(年間18万円以上の方に限り)の50%以下であれば天引きされることに決まったそうですが、憲法25条には『すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。』と謳っておきながら、又民法では国民の最低生活を保障するために給与や年金の25%を超えて借金の取り立てをしてはならない定めがありますが、50%とは無茶苦茶であり、年金の年間給付額が18万円の人が50%徴収されれば月額7500円での生活を強いられることになり、どんなに節倹に励んでも限度と謂うものがあり、7500円ではパートの二日分給与にも満たぬではありませんか!先週の火曜日に税理士会の電子認証の更新に印鑑証明書などを取りに区役所へ出掛けたら、偶数月の15日とあっては丁度年金振込の日でもあって後期高齢者の窓口は押すな押すなの大盛況であり、何れも年金より保険料を天引きされ怨嗟の恨み辛(つら)みの方々ばかりとお見受けしましたが、厚労省は80%の高齢者が保険料が安くなるなどと言って居ますすが、医者は高齢者については出来高制から定額制に切り替えることができるので、此は高齢者の医療給付が検査などすれば医者が損をする仕組みですから、医者は高齢者に対しては毎月6000円の定額料金にして看護婦に血圧測定などさせて検査や治療など一切しなくなることでしょう。必要な治療が受けられなければ老齢患者は病状が悪くなって死ぬしかありませんからその辺りも厚労省の狙い目なのかも知れませんね。
“年寄りは死んで下さい国のため”
先週のことですが京都の伏見税務署で滞納していた所得税の一部を持参した自営業者に対して国税徴収官が高圧的な口調で滞納を詰(なじ)ったとか、納税者は憤慨して税金を払わずに持ち帰り改めて電話すると“あんたが開き直っているからや”と公僕とは思われぬ徴収官の発言に再びトラブルとなり事件がマスコミに洩れたことから急遽税務署では謝罪を検討しているそうですが、自営業者は“滞納を申し訳なく思うからこそ持参したのに…”と話しているそうです。時期が4月であることからして税金は19年度(4月22日引落)のものではなく18年度或いはそれ以前のもののようであり、それなら既に消費者金融と変わらぬ年利14.6%の延滞加算税(納期から60日を経過した税金に対し追徴されるもの)が付されていますから税務署にしてみれば良いお得意先の筈ですが、延滞加算税を罰金として扱っているために税金滞納者は悪徳納税者として扱われ、最近は兎も角昔は非人間的な扱いを受けたものです。私も昔は資金繰りの悪いお得意先のために延納の嘆願書を作ってよく税務署の管理部門に足を運んだものですが、税務署からは差し押さえが厭なら先ず滞納税金の約束手形を切ってくれと言われます。手形を切ったからと謂って民間の商取引ではありませんから手形は滞納税金の担保のようなもので手形期日まで14.6%の金利は取られますから手形の印紙代だけ損をするのですが、それが規則だと言われ、不承不承お得意先の説得に戻ったものです。もっとえぐいことには滞納税金の内各月に納付できそうな額をこちらが提示して手形の金額を決めるのですが、税務署では1年以上の手形は受け取らない定めがあるらしく、どんなに多額の税金でも12ヶ月目には残額が約束手形の券面金額となります。例えば滞納税金が200万円あって毎月10万円払えそうならば12月目の手形は90万円となる計算ですが、納税者が90万円の手形はどうやっても落とす目途が立たず不渡りとなれば会社は潰れてしまうと泣きつかれたときが間に入った私の出番となります。私は税務署が13ヶ月後の手形を取らないのは税務署の約束事であって、決して不渡りを発生させて会社を潰すつもりがないことを知っていますが、納税者には切った手形は落とす義務があると思い込んでおり上記のような次第となるので、管理係長に交渉して12ケ月目の手形は銀行に回さないでその後の期間に分割して再び昨年と同様の手形と差し換える所謂ジャンプ手形なる一筆を書いて判まで押して貰い納税者に納得して貰います。そして1年後に再び税務署へ行って次年度の手形金額の分割交渉に入る訳ですが、管理係長が異動していることがよくあるので前任者に書いて貰った一札がものを言うことになります。税理士は税金の申告さえ書いていればそれだけでお金が貰えるように思っている方が多く居られますが、世の中そんな甘いものではなく、実際には滞納税金の交渉やら、銀行での融資の交渉、更には夫婦別れの仲裁から、借金を苦にして自殺した社長の会社整理のお手伝い(弁護士には財務諸表が読めない)など多種多様であり、人生の機微を始終底辺から垣間見ている悲しくて辛い職業なのです。(;;)
税金と謂えば先日相続税法違反の罪で大阪国税局から告発された母子に対し、大津地裁ではそれぞれ懲役3年と1年6ケ月の実刑と、罰金は各3億円と1億5千万円との厳しい判決が出されました。事件は琵琶湖での鮎の漁業権をネタに鮎養殖業の男が数十年に亘って琵琶湖に排水する周辺企業を順に強請(ゆす)って35億円も取り込んでいたことがこの男の死亡後大阪国税局の調査で発覚し、所得税の方は時効成立で免れましたが、相続税の方はそうは行かず仮名預金の全てが暴露され相続税15億円の脱税に問われ罰金延滞税併せて凡そ20億円以上が此の男の妻と娘に課せられましたが、人を傷つけたものでもない経済犯は殆どの場合執行猶予が付くとしたものですが、相続税法違反で相続人が実刑を受けるなど珍しいことであり、事件の背景が所得税も住民税も払って居ない悪質な裏金であったばかりに時効成立の竹篦(しっぺ)返しが実刑となって表現されたものだと思いました。
此の事件から連想されるのは大阪生野区でガレージのダンボール箱に無造作に入れられた史上初の60億円相続税脱税事件ですが、SANSPO.COM > 社会 こちらは金額は2倍でも手口が幼稚なため罰金は少し多くなるでしょうが、量刑の方は執行猶予が付くものと思われます。何故ってこの被相続人の60億円は所得税や住民税を支払った後の表金であり、鮎養殖業母子の脱税した計画的な裏金とは本質的に異なるからで、脱税した金額も査察官が10日間掛かって数えるまでその額が分からなかったとか…金額の多寡は兎も角単細胞な発想による無防備な八方破れの脱税であるためにきっと斟酌されることでしょう。(^^)
熊本県で行われたライフカードレディースは横峯さくら選手の調子がイマイチであり、TVの聴衆も人気絶好調男子プロ初出場16歳石川遼選手に奪われて至極低調でありました。そりゃそうですよね、先週の女子プロはさくら選手欠場とは謂え優勝者だけでなくトップテンの6人までが韓国人のブス共では幾ら女子プロファンでも此では見る気がしなくなりますから何とかせねばなりません(;;)樋口会長聞いているのか!