官庁や大企業では今日から新年度を迎えますが、日曜日なので詮なく明日からになりますね。処が一方で名前が変わったため看板の書き換えなど工事のために貴重な終末を迎えることができたのは三菱UFJ銀行です。4月1日の日曜日は我々のためにあるのだと得意満面でしょう。

 

 

曾て土地転がしに現(うつつ)を抜かし日本列島をバブルに追い込んだ張本人である銀行が抱えた不良債権による破綻を免れようと狂奔して頼れるべき相手を探し求めた結果多くの銀行が合併しましたね。その第一号は22年前に東京三菱銀行として発足した三菱銀行と東京銀行だったことを憶えて居られるでしょう。あの時預金と貸金の額が多いだけの三菱銀行より世界的に外為部門のある東京銀行の方が銀行の質が高く三菱より汎ゆる面で優位に立って居ましたから如何にプライドの高い三菱でも仕方なく銀行名の冠に東京を付けなければならなかったのですが10年後東京三菱銀行が三和東海を合併するドサクサに紛れて冠の東京を後ろに下げることに成功したことは皆様ご承知の通りです。日本では常にトップでなければならぬ矜持を抱えて居た三菱ですから悲願の達成だったのでしょう。私の同窓生は幾人か三菱銀行に入りましたが一流大学しか採用しない東京銀行へは誰一人入れませんでした。東京銀行の神戸支店はトアロードの坂の中途にあって大丸の東にある三菱銀行を俯瞰し庶民の入り難い特別豪奢なエリート銀行だったことを憶えています。外為専門は日本が貿易大国になるために存在不可欠な銀行だったのです。だから長く指を咥えて東京銀行を仰ぎ見ていた三菱にしてみれば合併は宿願を達したものだったでしょうね。そして今日から上のように遂に称号から東京の名前を剥がすことに成功しました^^。三菱重工業がダメになり、三菱自動車は20年前「空飛ぶタイヤ」で歪んだエリート意識の末路が曝け出し、先週三菱マテリアルが40年間もの品質偽装が発覚するなど、経営陣の無能から不祥事続きでグループ存亡の危機に陥っていますが、三菱のプライドだけは往年と少しも変らぬのが笑止です。そのうちきっとUFJが消され三菱銀行になる日が近いことでしょう(;;)。

金曜日の高校野球明徳VS創成館戦の9回裏創成館満塁の逆転機で打球をショートがノーバウンドで補球したので満塁の走者はそれぞれ帰塁しましたが、球審が何も見ないままに「ノーキャッチ(ショートバウンド)」と判定したため、捕球を眼の前で見ていた三塁走者が腑に落ちいない侭ベースタッチで併殺となり、チャンスが消えました。ビデオのスロー映像ではショートがボールをお手玉したもののボールは地面に触っておらず明白な誤審でした。それが証拠に球を落としているかショートバウンドだったらショートはバックホームしてるよな。然し天は創成館を見捨てず10回裏に本塁打で強豪明徳を倒しました、若し敗けていたら審判のミスは重大事件となるところだ。審判はしっかりしろよ

知っておきたい生活の知恵

抗ガン剤、放射線、手術、このガン三大療法は受けてはならないと厚労省は警鐘を鳴らしています。今や代替療法によりガン死が減っています。「笑い」「快適生活」で免疫力が急増しガンが消滅してゆきます。

先週の読めそうで読めない字  我が子を哺(はぐく)む

今週の読めそうで読めない字   (欄)に(凭)れる