何時だったか白い撫子をご紹介しましたね、あのプランターの隣からハブランサス(別名ピンクレインリリー)が満開になりました^^。土手の上に咲いていたのを一昨年球根ごと植え替えたものです。春に堆肥を沢山与え、粒状の栄養剤HB101を蒔いて居たのですが昨年までは時折忘れた頃にぽつんぽつんと一つ宛咲いて居たのがこんなにも株が増えて満開になって居ます^^。花って構ってやれば応えてくれるんだなと実感しました。3日から5日と花期の短い花ですがそれだけに愛着の持てる花です。種を取って庭のあちこちに咲かせましょう^^。

先週の新聞に聴覚障害者の手話のことが書いてありました。NHKニュースでは女性が背後で手話通訳しているので、私もチョッピリ分かるように思っていましたが、実は手話は標準語だけでなく、各地方の方言があって四国4県だけでそれぞれ表現が違うことがわかったそうです。「朝」のことを愛媛や徳島では顔の横で拳を上から下に動かすのに高知では両手を顔の前で広げる、でも此れでは香川県で「始まる」を意味するとか…^^、4県の聾唖者が集っても仲々話が通じないことが多いとか…。聾唖学校の先生は生徒に標準手話を教えて居ても教わる方は標準手話の別に方言手話を持っているなんて面白いですね。でも考えてみたら我々も学校では先生に「違います」と言いながら、友達には「ちゃうやんけ」なんて言ってますから手話にも方言があることは分かるような気がしますし、きっと方言の方が動作が簡単なのでしょう。微笑ましい話だと思いました^^。話は変わりますが手話と謂えば、先日私が仕事で電車に乗っていた折、須磨から四人掛けのシートに私一人居たら女性二人が乗ってきて私の横と私の前と斜に座りました、可怪しいな?どうして私の前に並んで座らんのやろ…、と訝って居たら二人は聾唖者であり、座るやいなや息急きって口角泡を飛ばし口も顎も目も鼻も全部動員し、両手を縱橫に駆使しての表情豊かなの会話?が延々と続き私は目を見張って見ていましたが、そのエネルギーには只々驚くばかりでした。喋る材料が次々に出てくるのが不思議でしたが、彼女たちには一緒に歩いているときなど相手の目を見て居るとき以外には意思の疎通が図れないから一所懸命になれるのでしょうね。斜めに座ったのはその方が会話し易く、唾も飛んで来ないからでしょうか^^。何時だったか垂水から三宮までJRに乗っていた折隣のアベック(死語か?)の片割れの男子の饒舌に対し女の子が時折「そうなんや」としか相槌を打たなかったことを嘗てブログで触れてことを思い出しました。本を読まずボキャブラリーが少ないせいでしょうか最近は必要なこと以外何も喋らず、無表情無感動な若者が多い中、私は人知れぬ努力を重ねたに違いない此の聾唖者達から多くのことを見習い且つ学びました。朗報は最近では猫も杓子もスマホブームですが電話機能を脱しメール機能の充実したスマホは聾唖者たちにとっては歓迎すべき意思疎通の強力な武器になっているのではないでしょうか。スマホの早押し大会があれば聾唖者がきっと優勝することでしょう^^。

各地で大雨に洪水更には火山の爆発に地震と天災続きの此処数年ですが、此れって人類の自然への崇敬を忘却し、要りもしない高速道路の建設や海洋の埋め立てなど自然破壊の悪逆非道を尽くした私達に対する神の報復手段に違いありません。

毎年国税庁長官が就任すると会見談話が発表されますが、今年に限って音沙汰なしです。さては「雉も啼かずば撃たれまい」の故事に倣ったか?或いは記者会見の原稿を誤って廃棄したのかな?

先週の読めそうで読めない字 事件の踪(あしあと)

今週の読めそうで読めない字 刺し身の(具)