ブロックの傍らの雑草の間から今年も突然「昼咲き月見草」が花を咲かせました^^。この花はアカバナ科なのに何故かうちのは種が分からない不思議な花です。植え替えは根を移植することにして居ますが、此のように地続きでもない思わぬ処から花を咲かせて私を驚かせますからタネができるのかもしれません。一度花後の状態を具に調べてみたいと思っています。

風鈴はうるさいと言う外国人

先日の毎日新聞に登載された万能川柳です。うちの事務所の窓では東と南に2つの風鈴が下げられそよ風に乗ってはチロリンと私達の心を和ませてくれます。この川柳は私達日本人には信じられないことですが本当だそうです。何故か人間の脳は右脳と左脳とに分かれ右脳は音楽脳とも呼ばれ、左脳は言語脳とされているとか…。右脳は音楽や機械音、雑音を処理しますが西洋人は虫の音を機械音や雑音と同様に音楽脳で処理するに反し、日本人とポリネシア人だけが虫の声言語脳で受けとめるということを東京医科歯科大学の角田忠信教授の実験で明らかになったそうですよ。日本人は虫の音を「虫の声」として聞いていますが何故か西洋人には機械音のような雑音としか聞こえないそうです。だから外国人は風鈴の音を嫌がるんですって…(;;)。中国人や韓国人も西洋型を示すそうで、さらに興味深いことは日本人でも外国語を母国語として育てられると西洋型となり、外国人でも日本語を母国語として育つと日本人型になってしまうとか、音楽、機械音、雑音は右脳、言語音は左脳というのは、日本人も西洋人も共通ですが、違いが出るのは、泣き、笑い、嘆き、虫や動物の鳴き声、波、風、雨の音、小川の細流(せせらぎ)邦楽器音などは、日本人は言語と同様の左脳で聴き西洋人は楽器や雑音と同じく右脳で聴いていることが分かったことです。興味深いですね。小学校の頃文部省唱歌「虫の声」で♬あれ松虫が鳴いているチンチロチンチロチンチロリン、ああ面白い虫の声♫と歌いましたよね。この歌は日本人にしか理解できないなんて日本語の感性の素晴らしさが分かりとても感動します。でも最近の日本人は西洋型になったのか心の余裕がなくなったのか虫の声などに興味を示す人が少なく、うちの庭で鳴くコーロギキリギリスの鳴き声に耳を傾ける道行く人が全く居なくなったのはとても悲しいことです(;;)。でも何故ポリネシア人が虫の音を言語脳で聞き分けるのかその辺りを角田教授からメチャ聞きたいですよね。処で♬ ああ面白い虫の声♫の「面白い」の意味が「おかしい」ではなく源氏物語に言われるに「趣が深い」と言う意味であることは皆様勿論ご存知ですよね。

金銭目的で結婚するからと騙して青酸カリで次々と多くの男を殺した稀代の悪女筧千佐子容疑者が先週の公判で前々日の殺人罪を認めた供述をしたことについて、今度が裁判官に「覚えていません、私は認知症ですから」と応答したが、認知症の人は自分が認知症だなんて思わないし、先ずそんなこと言わないと思うけど?悪賢い女だな!

先週木曜日行きつけの眼科の先生から定期検診で「此のまま放置すれば目が見えなくなりますけど良いですか」と物静かに言われて私は物凄く動揺した。加齢性黄斑変性症と緑内障で前回5月に網膜に水が溜まっているから市民病院に言って検査を受けてくださいと言われたのを自覚症状がないことを理由に断ったのですが、今回ばかりは直線が歪んで見えるし、前述の殺し文句にはすっかり参りました。「放っていたら死にますけど良いですか」と聞かれたのなら従容として「いいですよ」と言えますが、盲目では家族に掛ける迷惑は計り知れず慌てて翌金曜日紹介状を持って市民病院行きとなりましたが、早朝ラッシュの中を7時半に出発し、午前午後と二度に渡っての瞳孔拡散と点滴をしながらの造影撮影は決して楽ではなく,瞬きをしないでまるで太陽を見るような眩しいカメラへの1分間凝視の連続には目玉が乾涸びないかと怯えました(;;)。検査検査で疲れ果て帰宅は午後8時となりなり、次回25日は検査結果と今後の治療の説明となりそうですが、「人事を尽くして天命を待つ」心境です。

先週の読めそうで読めない字 紺屋(こうや)の白袴

今週の読めそうで読めない字 事件の(踪)