今日の昼食は久し振りに垂水駅前ジャスコ地下にある大阪王将で餃子とラーメンだった。このお店では必ずテーブルに洒落たクイズ問題が置いてあり来客を楽しませてくれる(^^)。何時だったかこの店の“三角形が幾つあるか”の問題をブログで取り上げたことがあったが、今日置いてあった問題は下記の字の中から仲間外れを一つ捜すものであり、私は瞬時にして分かったが念のためバイトのウエトレスに聞いたら“違います”と答えられて頭を抱え正解に?分を要するに到った(;;)。皆様はどうですか?
問題  描  書  働  聞  写  歩    正解は末尾に…(^^)
東大大学院経済学研究科伊藤教授が先日M新聞のコラム“経済観測”で日本人若者の草食化により21世紀のグローバリゼーションの果実は日本人には訪れないと断定された(;;)。
草食系と謂う言葉は元々恋愛や性的行為に対して積極的でない男性を意味して居たのが年月を経てその意味が拡大し、最近では何事にも消極的でリスクを取らない、更には自分の意見をはっきり言えないため何も言わない男性を総称するようになったようだ。先生の分析では現代の若者は総じて語学に自信がないから留学しようとしないので余計語学ができなくなり、失敗を懼れて異性にも声を掛けなくなり、成果が確実と思われるもの以外には全く努力しようとせず、就職にしても転勤のない職種が人気とか…(;;)、商社に就職して海外勤務を拒否する者まで現れたと嘆いて居られる。まるで大人になることを拒否した儘成人を迎えようとする子供ではないか!
携帯による不正入試試験で捉まった仙台の予備校生にしてもてっきり自死することで不名誉の決着を付けたと思ったら仙台駅構内で逮捕されてホットした表情だったとか…(;;)生き恥を曝すことに抵抗を憶えなかったのも草食系意気地無し男子の典型ではなかったか!それにしても京都大学の対応は非道かった:-)。充分な試験監督を怠り不正行為を助長し見逃しながら、声高に被害者だったことを強調するなど身勝手さは見苦しい。誰も見られない処に財布を置けば罪人が出るのは当たり前であり、財布を置いた側も当然に責められるべきだ!松本学長はその見識を問われることになったが己が不明を羞じて辞任すべきではないか?
話を本題に戻そう、此等不甲斐なき男性群に比べて女性は誰もが活発であり、大学でも交換留学志望の過半数は女子であって、リスクのある職場や職種、海外駐留にも喜んで飛び込んで行くようだ。それが証拠に先日ニュージランドで起こった痛ましい震災事故で英語の勉強に訪れていた日本人が28人死亡したが、内男性は僅か3人であったのに魂消た。恐らく1万人位の学生が留学していると思われるが、男女の比率は被災者の比率と少しも変わらないだろう(;;)。これらの事実から向学心を失った男子学生の傾向を垣間見る思いだが、此処まで男性の草食化、それによる連鎖的な女性の肉食化が進んできたのかと愕きを禁じ得ない。40歳を契機として甲斐性のない男に対して女性が肉食化するのは既成の事実であったが、20歳前後の女性が斯くなるを得なかった原因は草食系男子の誕生によって男女の立場が逆転し、本来女性が縋るべき男性の厚い胸が期待できなくなったため自然の摂理として必然的に女性の内側に隠れ潜み、或いは秘めていた肉食性が表面化したのではないかと考える。
プロポーズを待っていては一向に埒が開かぬので女性の方から積極的に迫り、却って男の方が腰が引けるなど昔と異なり世の中も随分変わった。TVドラマを観て居ても男社会の警察物ですら黒いパンツルックで先頭に立って女性刑事が男の警官を呼付けにして闊歩するなど何の違和感がなく観られることが何よりの証拠である(;;)。
思えば私の育ったのは旧民法の下での家父長時代は男の優位社会であり、当時の女性は教育もロクに受けさせて貰えず、親の命令で顔を見たこともない男に嫁ぎ、姑や小姑に虐げられ乍らも男の横暴に耐え忍んで懸命に生きた時代だったから、上記のような現代の女性には大きな違和感を憶えるが、物事は全て相対的なものであり、家父長時代の終焉から数十年を経て、次代の男性が軟弱となり草食化したことが彼女達に肉食の本能を目覚めさせたのではないかと思う。
先週タレント(ストリッパー?)の小向美奈子がフィリッピンから帰国し覚醒剤所持の疑いで成田空港にて逮捕されたが、執行猶予期間中にも拘わらず顔を真っ直ぐ上げて正面を見詰め豊に盛り上がるタンクトップを露わにし、全くマスコミに物怖じしない堂々とした態度で警察に連行されるシーンは“おぬし、やるな!”と言う他なく、暴力団幹部をも遙かに超えたド根性だった:-)。
最近上場企業や官公庁などでもじわじわと女性軍が数と縄張りを増やして居るが、この傾向は今後も減ることはないだろう。官省庁は女性職員の比率を10%に高めたいなどと言っているが、50年後には男性の比率が10%になって居るのではないか(;;)。
女に振り向きもせず“俺に付いてこい”と前を歩いたマッチョな男は一体から何処へ行ってしまったのだろう。女に命令されて抵抗もせずに素直に従うなど男の恥であり、女に負けるか!と反発心が起こるのが当然なのにその当然が忘れられたのが家父長時代の厳しい人間関係を知らずに育った不幸な親達を持ったが故に大人になることを拒否した現代草食系男子の誕生だったのではないか(;;)。先日M新聞の川柳欄に“貴女がね、白馬に乗って探したら?”なんてのが投稿されたから世も末だと思う。女性が闊歩することはそれはそれで構わないが、男が居なければ女は子が産めないのを知っていての草食系男子の誕生は此の世の負け犬ではないだろうか。女子の擡頭だけでは日本人男子の草食化の埋め合わせはできず、女性の本来の仕事は子供を産んで育てることにあるから、男がもっとしっかりせねばならない。日本が世界のグローバリゼーションについて行けず益々国際人としての存在を稀薄にすると憂いて一日も早い男子の復権を願って居られる伊藤教授の気持ちが痛いほど良く分かった。
日本の若者達よ、目を覚ませ!そして復権せよ!
クイズの正解は“写”だった。此の字だけ送り仮名が“く”ではない(;;)。私の考えた答は簡潔であり、“働”だけが我が国固有の国字であり、他は全て漢字だから仲間外れは“働”で決まりだと思ったが、少し深読みだったかも知れない。帰るときレジでそのことを言ったら、ここは子供が多いので…と逃げられた。然し“描”と謂う字は4級の配当漢字で中学生向けであり、小学校の子供には難しすぎ “開”とか“付”とか他の易しい字に変えるべきではなかったか。
先週の常用漢字表外読みの答え
権力に抗う (あらがう)でした。
今週の常用漢字表外読みの問題
裾が(解れる)