胸付き八丁と謂いますが、確定申告事務も愈々中盤戦に差し掛かって居ます。一番しんどくて疲労の高まる時期ですが、トシを考えて無理をせずに終盤に臨みたいと願って居ます。

 

 

トシと謂えば日本棋院の男女を通じて最高齢者である女流の杉内寿子8段が先週元女流名人・最強位の加藤啓子六段を蹴散らし予選を突破して女流本因坊戦本戦に駆け上がりました^^、もの凄いことです。来月92歳になられるとか…(_)、一昨年亡くなられましたがプロ9段だったご主人も95歳で20歳の若手プロに勝たれたことは何時かご報告しましたよね、寿子8段はその奥様です。夫妻して長寿の上に体力と棋力の保持をされていることには全く頭が下がりますm(_ _)m。私は土日の午後にネットの対局を1-2局楽しみますが、8段を目前に7段で足踏み状態が続いて居りせめて杉内夫妻を見習って昇段したいと思いますが、嘗てのネット碁9段に戻るのは最早叶わぬ夢と諦め、せめてもう一歩ネット碁8段を目標に叶わぬ夢に挑もうと心に誓って居ます^^。

 

これをセクハラと言ってよいのか悩みますが、理系に進む女子が圧倒的に少ない原因は幼児に与える玩具が男女差別をしているせいだとイギリスの工学技術学会が警鐘を鳴らしイギリスでは20年も前からデパートの玩具売場にあった男女の区別を取り払い大手玩具店もそれに倣って居るそうです。その結果女子の3倍もあった科学や技術に縁のある男子向けの玩具が共有できるようになり、今では「リケジョ」がどんどん増加してきたそうですが、我が国では未だにデパートも玩具店も一歳児が「形」を学ぶブロックセットも「初めての顕微鏡」も青い箱に男の子の写真が…、一方で人形の赤ちゃんをくるむ抱っこヒモはピンクの包装で女の子の写真付きだそうです(;;)。我が国は男女平等度が世界百十何位だから仕方ないか…(;;)と新聞のコラム欄にて嘆かれて居ましたが、男は男らしく…女は女らしく…の慮(おもんぱか)りが女性の才能の発芽を妨げる要因だったなんて発想は誰も考えもしなかったよなあ、イギリス人は偉いなあ。それにも関わらず偏見と差別と幼少時からの過酷なハンディキャップを乗り越えて医大などに受験する我が国のリケジョは凄いなあ。それを落とす医大は酷(むご)い!

 

確定申告や年末調整では特定扶養親族控除というのがあって大学生である年代の4年間は通常の扶養控除38万円に25万円が加えられ63万円を扶養者の所得から控除できる仕組みですが、先日お得意先の申告計算をして居るとき子供さんが二人昨年大学に入学(一人は一浪)されたことを知っていたため特定扶養親族控除を二名入力したら何故か申告書ソフトは妹を撥ねて38万円しか控除できませんでした。生年月日の入力ミスかと確かめたけど正しく、法令を糺すと早生まれの子供は来年からでないと特定扶養親族控除が受けられないことが分かり、留年するか大学院にでも行って頂かないと4年間の控除が認められない理不尽に気づきました。我が国の法律は全て1月1日を基準にしているためこんなことが起こります。法案を作るとき役人にもう少しキメ細かい配慮ができなかったのかなあ(;;)。日本の役人は杜撰であかんなあ(;;)。

何故か政府のお役人は国会答弁で物忘れが多いですね、我が国の一種試験を通ってきたのに不思議やね?

はやぶさ2号が3億4千万キロも遠くにある小惑星「リュウグウ」に着陸して岩石の採取に成功したが持ち帰るのは来年の年末だそうだ。どんなものか胸がワクワクするがそれまで私が生きて居られるか心配だな。

 

漢字のコーナー

 

先週の読めそうで読めない字  学ばざれば便(すなわ)ち老いて衰う

今週の読めそうで読めない字  世を渡る(方便)なし