アット驚くタメゴロウ!クレージーキャッツのハナ肇が存命ならきっと飛び出したセリフでありましょう。わずか半月前に初の中学生5段になったばかりの藤井聡太くんが昨日朝日杯準決勝で午前中羽生永世七冠を横綱相撲で下し、更に羽生結弦、宇野昌磨金・銀メダル独占のニュースも冷めやらぬ午後四時過ぎ決勝戦で渡辺棋王と久保王将を連覇して駆け上がってきた広瀬元王位に完勝して優勝し、全棋士参加棋戦優勝により6段昇段を勝ち取りました!昨夜5時のNHKニュースではトップニュースでしたから如何に世間の関心が高かったか分かりますよね^^。きっと子ども達の中で将棋フアンがぐんぐん増えてくることでしょう(^^)。将棋のようなメンタルスポーツは学力の増進だけでなく胆力の強化にも役立ちとてもいいことです。
それにしても藤井くんが決勝戦の終盤残り少ない秒読みで持ち駒から放った4四桂は解説者の中村太地王座(広瀬元王位の早大の後輩)も気付かぬ妙手でしたから勝着となりましたね^^。最年少6段位と最年少優勝記録などを彼に全部奪われたヒフミン(加藤一二三元名人)がさぞかし落胆し切歯扼腕していることだろうな。

 

28歳で起業し、部下を叱咤激励しながらモノを作らない儘に50回を超える企業買収を経て年商を2兆円にまで伸ばした企業買収の元祖であった日本電産の社長永守重信(73歳)が京都学園大学に私財100億円を投じ学園長に就任し社長を引退すると新聞が報じました。現在では企業買収とかM&AはソフトバンクなどIT企業のお家芸となっていますが、その実全ては曾て日本電産永守重信が歩んだ手法を真似たものであり、永守重信がM&Aの元祖でありました。私財100億円の提供は一見素晴らしい美談のように聞こえますが我々税理士の考えは、彼も一財産できたし会社も安定してきたし此れからすべきことは古希を超えて少し宛忍び寄る死の影に対し、自身の相続税対策だと思います。100億円と言っても現金があるでなし、自身の所有する日本電産の株式を学園に贈与(相手が学校法人なので贈与税も法人税も掛からないカラクリです)し、今後その配当金を学園の財源として寄付した株式を原資とした株式配当金「推定年額約6000万円」で学園理事となる自らの身内達を潤わせることでありましょう。大金持ちは最低で10億円は必要と謂われる公益財団法人など非課税法人が設立可能なので相続税で苦労するのは結局我々中産階級であることをまざまざと思い知らされ、法律って究極お金持ちのために作られていることを実感させられた或る朝の一刻でありました。

 

知っておきたい生活の知恵

カップ麺には多摩川の水の688倍も環境ホルモンが検出されたとか…、インポの原因になるそうです。道理で少子化が進むと思ったよ。

先週の読めそうで読めない字   事件の熱(ほとぼり)が冷める

今週の読めそうで読めない字     浮世の(相)