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庭では天敵のキリギリスが居なくなってバッタ達が我が世の春?を謳歌していました。交尾の季節だしオンブバッタも多くなりました。写真では直ぐにオンブバッタの存在が分からない位周囲の草の色に溶け込んでいる。此れでは先ず鳥にも気付かれないよね^^。枯れて茶色くなった草の傍には枯れ草のような茶色いバッタが居るから不思議だ^^、でも環境に応じて躰の色を変えるってもの凄いエネルギーだろうね。

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その後、昨日シルバー人材センターに頼んで庭の剪定と雑草取りをして頂いた。草原のジャングルがなくなって可哀想に沢山のバッタたちが洋服を脱がされた少女のように狼狽えていたが、仕方なく食べ物を求めて何処か近くの草むらを捜して放浪の旅に出ることだろう。

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6月初旬のブログでお伝えしたから憶えている方も居られるでしょう、6月1日に始まった大学病院での週一回腎移植ドナー適性検査は検査の過程で腎機能や呼吸器の数値が悪くて幾度か医師から検査中止の申し出を受けましたが、その度に懸命に抵抗して検査を続けることができ、麻酔科や精神科の先生の暖かいお心配りを頂いたお陰で漸く先週13日に移植外科担当の先生から移植手術OKのお墨付きを頂きホッとしました^^。私の加齢のせいで先生も随分悩まれたと思うが、決め手はドナーの決心だったと思います。さる小説に書かれていましたが写真にあるように医師が移植手術の一番の決め手と考えて居るのが、一にドナーになることがドナーの真の意思であるか、二に家族の意見が一致しているかどうかにあるようです。手術が成功してもその後家族が分解したら意味がないと思って居られるのでしょう、
私はずっと体調不十分で未だオペまでの体調に大きな不安が残りますが、風邪を引かぬよう転ばぬよう細心の注意で大過なく無事入院の日を迎えようと思って居ます。オペさえ無事終了すれば此れまでの検査費用推定約百万円が自費負担から免れることもどケチである私の大きな喜びとなります。
愚息は20日私は23日に入院し26日移植手術の予定です。オペは6時間くらい掛かるそうですが、全身麻酔だし時間は0分と考えれば良いですよね。
術後は加齢のせいもあって先ず3週間は退院できないと思うし、それからも暫くは通院や躰の恢復に時間が掛かるから、何分にも80歳を越えての手術であり、今でも覚束ない体力が術後はかなり落ちると思うので退院しても今までのように働けるとは先ず思って居ないし、寝たきりになる覚悟もできて居るつもりです。
移植手術は免疫の関係で私よりレシピエントの方がずっと厳しいから愚息の退院はずっと先になるので、お得意先の決算や申告事務が案じられてならないけど、愚息の体力が回復するのに年内一杯は掛かると思うので、それまでは娘や職員達の助力を得て死力を尽くし頑張らねばならぬと思って居ます。全てはプロビデンス、GOD BLESS YOU m(_ _)m。
愚息が移植で元気を恢復したら私は其れを機会に表面上は主(あるじ)であっても事務所の中での主役をリタイアし、お得意先の数字情報しか知らない愚息のアドバイスとお得意先との営業担当になろうと思います。実はそのつもりでドナー候補になりました。家族のためだとか何とか上手いこと言って恥ずかしいけど実は自分の欲望も一杯入って居ました。
私はこの5年位の間、家族から「そろそろリタイアしたら?」と言ってくれるのをずっと待ち続けて仕事をして居ましたが、誰からもその素振りがなく、誰も私が仕事を唯一の生き甲斐だと思い込んで居るか、或いは仕事を取り上げたら、すぐに惚け老人になると誤解されて居るようで、今回のドナーが現役リタイア最後のチャンスだと信じました。
だから術後上手く恢復し、リタイアしてからのバラ色の人生に夢を膨らませて居ます。先ずは国語辞典を読んで(引くのではなく)いろんな熟語を書くことからスタートしたいな、若しできたらで叶わないが漢字検定一級に挑戦したいと思って居ます。ネットの囲碁もせめて現在の8段より2年前の9段☆まで復帰したいな。それから私は昔人間なので「一生懸命」とは書かずに「一所懸命」と書く。だから文庫本を一杯読んで「一所懸命」と書く作家を捜したい、現在の処作家で重松清、北川悦吏子、誉田哲也と矢口敦子と四人見付けている、此れからどんどん増やしたいと思う。他の作家は誰も一生懸命と書きます、芥川龍之介も大正の末期に「一生懸命」を使っている、言葉狩りの親玉NHKも「一生懸命」だ。

三省堂国語辞典
一所懸命→一生懸命=夢中になって努力すること
新解さん
武士が1カ所の領地に命を懸けて生活したこと
一所懸命の強調表現
因みに広辞苑では
一所懸命=賜った1カ所の領地を生命にかけて生活の頼みとすること。
一生懸命=所懸命の転
新潮と明鏡そして新解さんが正解で三省堂は本当の意味に迫っていないが本来が中学生向きだから仕方ないね。
懸命になる意味が「時間」ではなく昔は「場所」であったことが分かるが、「一所懸命勉強する」は「物事に命懸け…」の意だから、場所でも時間でもない、言葉はどんどん変わって行くものだね、現在では「一所懸命」は殆ど使われなくなったのではないかな。

先週の読みたくても読めない字
長寿の父に肖(あやか)りたい

そんなこんなで阪神大震災の前から続いた(あの頃はマックでのホームページの更新でした)ブログの更新は中断して当分お休みしたいと思います。
長い間拙いブログを訪れて頂いて有難うございました。何時の日かもう一度ブログを更新する日が来ることを願いつつ…、皆様さようならm(_ _)m。

追伸
申し訳ありませんが、移植手術の特殊性から入院中の病室へのお見舞について病院側と打ち合わせまして、どなた様にも病室番号をお知らせしない手続を取りました。どうかご了承をお願いいたします。