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世の親達も雀を見倣えば?


今年も昨日で丁度半分が過ぎましたが月日の経過の早さには驚くばかりです。幸運にしも引き抜かれずに庭に残っていた根っ子の切れ端から再生して見事に咲いた“ひるがを”をご覧に入れましょう。ちっぽけな根っ子の欠片からでも他の雑草を押し退けて葉が出て蔓が出てこんなに立派な大輪が咲くなんて植物の生命力って強いものですね。{%ureshii%}些細なことで直ぐに生きる力を失ってしまうその辺のひ弱な人間様も少しは“ひるがを”を見習ったらどうじゃ!

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将に破竹の勢いで急成長を遂げて居たグッドウイルグループのコムスンが介護保険で勇み足を咎められて四面楚歌となり苦況に陥っています。
幼い頃父の事業の倒産から生活保護を受け乍ら少年時代を苦労して成長した折口会長が、此処まで伸し上がるには並大抵の努力ではなく辛酸を嘗め尽くした半生であったかと思いますが、少し功を焦り過ぎたのでしょう。介護も法律が定められて未だ7年と日が浅く、法律自体役人が介護の現場を実地に検分することなく机上で作成したものである上に法が充分に熟(こなれ)ていないため不条理な箇所が多く、例えば家事介護の時間を身体介護に切り替えるだけで時間単価が4倍も違うなど、ケアマネの手腕一つで如何ようにも美味しい商品に変貌できるために介護点数の仕組みに精通することで荒稼ぎができたものでしょうが、有資格者の不足や偽ヘルパーの存在は氷山の一角であり、介護保険のサービスに対する価格システムそのものに重大な欠陥があり、そこいらを介護事業者が狙い目にして参りましたが、こんなことは何処の事業者も大なり小なりやっていたことでコムスン1社が槍玉に挙がったのは、不幸にして彼等が2000個所以上もの事業所に急速に発展したことや、本社を六本木ヒルズに置かれていること、折口会長の財産が田園調布の自宅7億円、軽井沢の別荘30億円、所有ジェット機が45億円で車はロールスロイス以下13台とかその辺への羨望が世間からのコムスンへの風当たりを強くしたものでありましょう。介護の世界は医療と似て非なるもので、幕開きから日が浅いため、国民には現代では死語となっている“医は仁術”を求めてボランティアだと謂う淡い期待がありますから、それも風当たりを強くした原因であったでしょう。
何れ折口会長も近い内に脱税辺りからボロが出てホリエモン同様の境遇になるのではないかと思いますが、これだけの蓄財に対し当然に東京国税局査察部の内偵が行われたものと思われますから如何に凌いできたものでしょうか、案外現在内偵中だったりして…
今回彼だけが狙い撃ちされた理由は彼が急成長を遂げ時代の寵児を驕り見て六本木ヒルズに本社を置いたことに由来するものと思われます。
『富士には月見草がよく似合う』と謂う太宰治の有名な言葉がありますが、『ヒルズ族に介護はまるで似合わない』ではないでしょうか。{%ikari%}
先日夕方孫娘が“雀の子供が…!”と駆け込んできました。何ごとが起こったのかと表に出てみると、何でも雀の赤ちゃんが飛べずにお向かいの庭に落ちたとのこと、見ると傍の電線で両親と思われる雀が2匹必死の声で子供に呼び掛け、それに応えて子供も鳴き交わしています。人間の子供なら抱いてでも連れて帰れますが、雀の親子ではそれも叶わず、先ず捉まえて傷の手当てを…と捜したのですが飛べない癖にメチャすばしこくて、捉まえたと思ってもするりと体を躱して終いには道を横切ってうちのガレージの物置の隅に入ってしまい固まってしまいました。懐中電灯で照らすとチャンとこっちを見ているのが見えるのですが動くと捉まることを知っていてわざと動きません、知能の方は小学生高学年、運動能力は高校生並みと見ました。乱暴なようでしたが追い出すためにホースで水を掛けたりいろいろ手を尽くしましたが、結局物置の裏側に隠れてしまい暗くなるし親雀も鳥目ですから仕方なく断腸の思いで帰ってしまったらしく鳴き声もしなくなって術(すべ)がなくなり、最早これまでと懸命に救助の協力してくれた孫娘に半べそを掻かすことになってしまいました。{%naku_a%}
万一を思い、もしや夜中にでも出てきたらと物置の出口にパン屑など置いてガレージの下を雀が通れる位開けておいたのですが翌早朝見に行ってもパン屑を食べた様子もなくさては死んでしまったのかなあ、可哀想なことをしたなあ、と思っていると、再び雀の両親がやってきて“出ておいで”とでも言っているのでしょう、昨夜と同じような特徴のある甲高い鳴き声で子供に呼びかけています。するとそれまで静かだった物置の奥から小雀の鳴き声がするではありませんか“お母ちゃん”とでも言っているようなので、小雀が生きていたことにまずは安堵しましたが、どうしたものかと思案していた処、丁度うちの崖の防災工事で大林組の作業員の人達が来ていたのでムリをいって数百キロもある物置を数人で動かして貰って物置の裏に透き間を空けてやったらピーピーと鳴きながら小雀が道へ飛び出し、それを待っていたかのように親雀たちが近寄ってきて3匹一緒に道を隔てた南向かいのお家の塀を越えて飛んで行きました。一晩中ご飯も食べずに物置の裏で辛抱しよくぞ2mの塀が越せたものだと感心しましたが、此こそ雀の両親の我が子を思う真心が神に通じ神が小雀に力をお与えになったものではないかと思い無事に住処に帰れることを祈ったものでした。雀のあんなに小さい頭の中にでも子供を思う心が一杯詰まっており、翌朝になってもチャンと憶えていて忘れずに子供を探しに来た雀の両親を見て、連日新聞の何処か賑わせている児童虐待事件など人でなしの人間の親が多いことを恥ずかしく思い、世の親たちにこの雀の爪の垢(あるのか?)でも煎じて飲ませたく思いました。量が例え所謂雀の涙位の微量であっても効果は覿面ではないでしょうか。{%shiranai%}
社保庁が無責任体質になった原因について『社保庁の組織は厚生省のキャリア官僚、本庁採用の中堅職員、地方採用の正規職員、地方の非正規職員と4種構造になっており、どんなに頑張って仕事をしてこの階層の壁に阻まれて出世は叶わず逆に謂えば怠慢をも咎められて階層を落とされることのない、アメもムチもない社会であり職員は仕事より定時に帰宅することを最優先している。若い者より中堅や幹部の方が状況が酷く、仕事より待遇改善が第一となっている。記録漏れの問題に関しては一部の職員だけで村瀬長官も知らなかっただろう』と社保庁の不祥事を他人事(ひとごと)の如く述べ天に唾する言葉とも気付かず、自身の責任について何ら言及しなかったのは、さわやか福祉財団理事長である掘田力氏(元社保庁長官で辞任後も最高顧問を本年1月まで務めており所謂キャリア厚遇天下り太りの典型的な一人)でありましたが、彼がメディアの質問に対して答えたこの言葉の中身はそっくり彼が現役時代に貪ってきた利得そのものでありましたから、社保庁の内情は実は斯くの如きものであり、本来なら己が監督責任に対し深く頭(こうべ)を垂れなければならぬ行政の長が、部下のしたことを我関せずとは実に自分達の恥を世間に晒したことであり乍ら恥ずかしさすら憶えぬその鉄面皮には呆れるばかりでありましたが、そんなことにも気付かぬ彼の態度はキャリア官僚の典型を見るようであり、人に上に立つ者がこんなことでは到底年金問題の解決処ではなく全てが有耶無耶に終わるのは当然であろうと考えました。彼等キャリアには、下層の仕事は下賤なものであって責任転嫁されては叶わぬので決して知ってはならない不文律があったものでしょう。我が国には口出しするとその仕事を押しつけられると謂う変な悪弊がありますから、ノーチェックの体制が積もり積もって今日5000万件の未統合年金記録を生み出したものだと思われます。{%komaru%}聞けば共済年金にも同じようなミスがあったそうですが、調べてみたら自分達厚生労働省が一番多かったりして…{%gakkari%}
偽装ミンチ事件もミートホープ社の廃業によって終息しようとしていますが、内部告発を受けた北海道農政事務所も連絡を伝達された筈の北海道庁も何れも“聞いた”聞いていない“と水掛け論で責任の擦り合いは見苦しい限りです。思うにこの種の事件は同和の業界の常識であって農政事務所などは見て見ぬ振りするように前任者から引き継いで居ますから、内部告発など迷惑千万であったでしょう。大体からコロッケなどは屑肉で作るのが常識であり。豚や鳥が混入していたとすれば健康上とても良いことではありませんか。でもこの会社は一寸度が過ぎましたね。でももっと酷いことをしている会社が一杯あるかも知れませんよ。{%gessori_a%}
それにしても農政事務所と謂う処は税金の無駄使いのために作られた役所らしく、本業は出勤簿に判をつくだけの役場なのでしょうか?
【北海道農政事務所】
こんな立派な相談窓口も全て表向きの建前であり、実際に相談に来られると本当は困るなんて困ったお役所ですね。何もしない仕事もしたくないなんて此も税金泥棒の一味に違いありません。{%ikari%}
{%golf%}先週横峯さくらちゃんのお休みを全米オープンと8月2日からの全英オープンと書き間違えました、ご免なさい。今週は初めての全米オープン出場でしたが臆することもなく現在20位タイと健闘しています。優勝できないのなら疲れが出ないように適当にサボって早く帰国しましょうね。{%airplane%}

合格率99%は試験と謂えるのか!


私事ではありましたがいろいろあった永い3月が終わり今日から卯月に入りました。昨夜の雨もすっかり上がった久し振り清々しい日本晴れと言いたい処だったのですが春霞の日曜日で夕方には小糠雨となりましたが一雨毎に春が萌んでくるのでしょう。
孫が夢も又夢の志望中学に入れたことだし私も心を新たにして新年度を迎えたいと思います。卯月とは“うづき”と読むとばかり思っていたら先日漢検の問題集を解いていたら“ぼうげつ”が正解でした。{%gakkari%}
音読みが解答の約束でしたから当然“うずき”は誤りですが、“ぼうげつ”とは広辞苑にも記載がなく全く知りませんでした。卯月などまだマシな方で漢検準一級の熟語には60%以上が広辞苑に登載されていないもののため意味が掴めず対義語や類義語でお手上げになることが多く、意味も分からずに熟語を覚えることは私の年齢では到底至難の業となっておりますが、それでもしぶとくボケ防止のために漢字検定に挑戦を続けております。{%ureshii%}
卯とは干支で兎のことでしたよね。孫娘若葉が飼っている“ココ”の可愛い姿をご覧に入れましょう。文字通り部屋の中の兎小屋ばかりでは可哀想なので偶にうちの庭でお散歩の気分転換をさせています。猫など天敵が居ますから目が離されず、用心深い“ココ”も周囲の様子を窺うとき決まって立ち上がり耳を峙(そばだ)たせて居ます。可愛い仕草ですよね。{%uttori%}これで結構気は荒いのですヨ。{%tohoho_a%}

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お馴染み何時ものEさんから素晴らしい尾道の枝垂れ桜を送って頂きましたが、ブログは一日写真一枚の約束事があり、残念ながら来週に回させて頂きます。
春は選抜からと謂いますが、高校野球も愈々佳境に入って参りました。M新聞では選抜特集号が開幕日の朝刊に挟まれて居り全国32チーム総勢576名全員のプロフィルが紹介されていましたが、各選手の“将来の夢”欄が結構面白く興味深く読ませて頂きました。野球選手ですから将来の夢がプロ野球選手なのが圧倒的に多かったのは当然として、意外だったのは“消防士”と答えた選手が20名を数えたことでした。警察官志望がたった一名なのも世相を反映しているせいでしょうか。{%ureshii%}中には“大金持ち”とか“社長”とか未だ人生が良く分かっていないものが多かった反面、“結婚コーディネーター”や“美容師“のように夢と言うより具体性を帯びたものも少なくなくて、税理士志望も二名居ましたヨ。{%ureshii%}
変わったところでよく似て非なるものに“父親のような人”と“父親を超えること”更に“親より有名になること”などがありましたが、一番は兎も角として二番三番は父親に対する反感や対抗意識が読み取れましたから、お父さんはこれを読まれてどんな気持ちだったでしょうね。
我々昔人間の判断としては、総体的に今の少年達の夢がコセコセと小さく現実性を帯びたものが多かったことへの失望でありましたが、“少年よ、大志を抱け!”は薄汚れてしまった今の日本では叶わぬ夢となったのかも知れませんね。{%tohoho_a%}
先日県内公立高校142校の合格発表がありました。定員26299名に対し26106名の合格とか、合格発表に沸く風景が新聞の片隅に載せられていましたが、毎年のことながら99%以上の合格率は尋常とは思えません。此で果たして試験と言えるのでしょうか。幾人かは試験当日重い病気で受験できずに欠席した者もいるかとは思いますが、193名も病気欠席とは考えられませんから、落とす者が予め決められていた試験か、さもなければ先生に睨まれて内申書を改竄された不運な生徒が居たとしか考えられませんね。
現在の公立高校の入学試験は内申書が110%モノを謂うものであって試験は単なるセレモニーに過ぎないことは誰もが周知する処です。
これは受験という緊迫した臨場感を通して子供達に竹で謂えば節を付けようとする試練の場を与えようとしたものでありましょうが、その試練の代償としてモルモットにされ犠牲となり人生の落伍者の烙印を押された1%に満たない子供達の心根を思い遣れば、全校同時入学試験など茶番劇であり、即刻複数校受験に改めるべきでありましょう。せめて合格率は2/3以下に留めるものでありたいと思います。不肖私が星陵高校を受験した昭和26年の合格率が偶々2/3でありましたがそれでも不運にも3人に1人に選ばれて合格できなかった友人の落胆と衝撃は物凄いものでありましたから、1%に満たぬ不合格者に選ばれた屈辱は如何ばかりでありましょうか。不合格を原因とした自殺者でも出れば文部科学省が慌てふためいて対策に乗り出すでしょうが、それまでは多くの傷つき屈折した若者が輩出されることでしょう。最近若者の間で些細なことからの殺傷事件が絶えませんが、或いは加害者は公立高校不合格者だったかも知れませんね。若しそうなら殺傷事件の真の加害者は文部科学省だと謂うことになりましょう。
文部科学省は極く極く一部の子供達を犠牲にする今の試験制度を直ちに廃止し、落ちても落ちた者が胸を張れる合格率である試験制度に改革せよ!
一昨年の全日本相撲選手権準決勝で敗れ幕下付け出しは逸しましたが、めげずに前相撲からスタートした高校横綱11冠の豪栄道こと沢井豪太郎が漸く大相撲10両準優勝を果たし、来場所は10両上位から幕内を窺うことになりました。突いて良し、組んで良しの速攻相撲は好敵手陰山(栃皇山)を凌駕します。早く幕内に入って遠からず朝青龍や白鵬をやっつける日が到来する日が待ち遠しいですね。{%ureshii%}
其れにしても先場所千秋楽の朝青龍は文字通り“因果応報”でありました。横綱の矜恃を捨ててまで左に飛んで千代大海を破り優勝決定戦に臨みましたが、変化しなくても順当に勝てる相手であり、その挙げ句が決定戦で白鵬に左に飛ばれて敗れ、苦笑いを浮かべるしかなかったのは千代大海戦での疚(やま)しさがあったからに違いありません。“明日は我が身”を思い知ったことでしょう。卑怯者には卑怯者を責める資格はありませんよね。
先週“クレージーキャッツ”の植木等が80歳で冥府に旅立ちました。先週のブログにて“♪はいそれまーでーよ♪”と彼の歌の一部を引用したばかりであり、40数年前を思い起こし感無量でした。思えば戦後女性上位の時代が到来し、男に縋って啜り泣く女を歌う演歌の多い中で、独り弱き男性の悲哀を歌詞とされたのは彼が最初で最後ではなかったでしょうか。世の男性に代わってご冥福をお祈りしたいと思います。合掌
先週の答え
『小人間居して不善を為す』
間居の間(閑とも書く)は本来門構えに月と書きます。現在では僅か漢字大辞典に“間”の旧字と記されているだけで漢検辞典にも登載されていませんから何れ忘れ去られる字になることでしょうが、夏目漱石の愛弟子安房列車シリーズで有名なユーモアの中に人生の深淵を覗かせた名随筆家“内田百間”の間の日が月でしたから或いは憶えていられる方もおありでしょう。
間居とは人目がなく独りで居ることを謂いますが、つまらない人間は人目がないと良くないことをするという例えです。一方“大学”の出典によれば“君子は必ず其の独りを慎む”とありますから、つまらない人間でなくても独りで居るときは不善の誘惑に駆られるのではないでしょうか。
私の敬愛する先生の子供さんが全寮制の某有名中学に行かれていますが、これまで8人部屋だったのが進級して独り部屋になったら急に成績が思った程上がらなくなったそうですから、周囲の人って意外に影響力が大きいことを思い知らされました。
私などこの歳まで愚かにも良き友人を悉く拒んできたために未だ小人に甘んじています。{%shiranai%}
今週の問題
『目から(うろこ)が落ちる』
(  )内に漢字を入れてその意味を答えて下さい。

ジーンズにさそり!


07年がそこまで近づいて来ました。年末も押し迫りあっと言う間にクリスマスを迎えることとなりましたが、街で時折流れるクリスマスソングは反って不景気を暗示する如くであり、末(うら)悲しく寒々しさばかり感じられる年の瀬を迎えようとしております。皆様の今年一年は如何でしたか。
今夜はクリスマスイヴです。私はノロウイルスが怖くて教会の御ミサにも行かず、独り事務所でWHAM!のラストクリスマスを聴き乍ら06年の出来事を振り返り感慨に耽りました。20年も前の曲ですが良い歌は何年経っても風化せず、心に素直に染み入っていいですね。{%warai_a%}
クリスマスと謂えば50年前にはビングクロスビーのホワイトクリスマスが大ブレークし一世を風靡しましたよね。あの甘い歌声も強烈な印象で未だ忘れられず本当はこちらの方を聴きたいのですが、この歌を聴くとあの当時の切なく悲しい想い出まで同時に甦って来るのでこちらは聴かないことにしています。{%naku_a%}
政府は所得税と住民税の税率が来年より総額は同じでも中身が西高(住民税)東低(所得税)になるのを受けて今後の住宅取得借入金控除の年数を現在の6年から15年に引き上げようとしています。
折も折、経団連の要請を受けて大手各銀行が公的資金も返したことだしと政治献金を予定していますが、三菱が2500万円みずほも追随して2500万円とか、他行も当然に金融庁の覚えを良くするために右へ倣えとなることでしょう。これって良く考えてみると住宅借入金促進のための自民党へのバックマージンではありませんか。昨今住宅金融公庫が相変わらず高止まりして未だに3%台の高金利を崩さないため、35年の長期返済にも関わらず国民からはそっぽを向かれ、挙げ句は現在借りている方まで民間金融機関への借り換えが続出し住宅公庫は一時の栄光の座から転落し凋落の一歩を辿っていますから、ここぞとばかりこの美味しい金融商品に民間金融機関が飛び付き日曜日まで返上して住宅ローン説明会など催して居ますよね。
ローン金利は借りた人の自宅と謂う担保があるために事業資金に比しリスクが少なく、然も金利が2%台と悪くないために現在では金融機関のドル箱商品となっています。三井住友など“3年間1.3%固定”などの謳い文句で客を釣ろうとして居ますが、此は逆に謂うと4年目から高金利になりますよと謂う言葉が言外に隠されているのですが、抵当権の諸費用の関係で4年経っても容易に借換えができない処を狙ったものであり、銀行の遣り口は蝦で鯛を釣るが如き陰湿で厭らしいですね。
然もこのドル箱商品であっても金融機関の審査が異常に厳しくてフリーターやら自営業者など収入の不安定な連中は窓口の段階で篩い落とされますが、先日など驚いたことにお得意先の家族4人だけの小企業に勤めている三男坊が不動産屋の紹介でりそな銀行で住宅ローンを組むことになったのですが、銀行からは本人の源泉徴収票3年分以外に自分達の会社の決算書から税務申告書に納税証明書各3年分の提出を求められたことでした。勤めているのが自分の父親の会社だから良かったものの他人なら到底赦されぬことでありそれに付け込んで“りそな”もえげつないことをするなあ!と思ったものです。
又、お得意先の従業員であるKさんのご主人など前の職場を退職後某有名大学の大学院でMBAの資格を取り京都にある我が国の一流会社N社に再就職されましたが、ローンの申し込みに対して銀行は勤務実績がないとたったそれだけの理由で門前払いでした。銀行がこんな良いお得意先を取り込めなかったのは明らかに貸付基準の欠陥であり時代の流れを読めずに旧套墨守を改めようとしない銀行のアホさ加減には心底驚いたものでした。
一般的に我が国の銀行はローン申込者に対する将来への洞察力が全くなく、当人の過去の勤続年数や給与額に限った判定基準とされているために、どんな優秀な人でも転職直後や契約社員などは返済能力の如何に関わらず貸付基準の範疇に入らぬために審査外として刎ねられますし、更に通常のサラリーマンでも年収や返済期間の関係で約30%の方が審査に受からず弾かれるのが現状です。その盲点を突き登場したのが禿鷹の外資であり、リーマンブラザース証券などが新しいローン会社を設立し独自の審査基準を作って此まで“りそな”では審査外とされた人々をりそなに紹介料を支払ってまで取り込みより高い金利で融資を始めることになりました。りそなでは貸したい人は多く居ても自行の貸付基準に填らなければ断るしかありませんから、みすみす上客を僅かな手数料だけで外資に取られて行くのを指を銜(くわ)えて見送ることになりますが、我が国のどの銀行も時代遅れな硬直した貸付基準を見直さねばならぬ時期が到来しているのにまるで気付かない愚かさには只々呆れますよね。外資モルガンスタンレーの住宅ローン会社などは融資を受ける者が“TOEIC”で900点以上取ると金利が0.2%安くなる等住宅ローンを受ける者の資格や能力に応じて貸し付け条件を緩和したり、金利を廉くする方式を採用していますから、融資実績がどんどん増えているそうです。
漢検準1級合格なら幾ら安くなるのかな?日本語は1級でもダメだ!と言われたりして…{%naku_a%}
今年の10月、中国からの輸入ジーンズに中国に棲息する蠍(さそり)が入っていて沖縄の衣料品店で試着した女性が足などを噛まれて5日間も入院していたことが先週新聞に登載されて居ました。何故2ケ月も記事が伏されていたのか分かりませんがこの不幸な女性(45歳とか)蠍に気付いてギャッと叫びそれこそ阿鼻叫喚の有様ではなかったでしょうか。ジーンズは穿くのも脱ぐのも結構苦労ですから、試着室から転げ出て穿いたジーンズを脱ぎ捨てるまでの悪夢の数分間はこの女性にとっては1時間以上に感じられたことでしょう。うら若い妙齢の女性でなかったことが不幸中の幸いでしたが、妙齢の女性と謂えどもこんな緊急事態に遭遇すれば例え下半身がビキニショーツ1枚であっても羞恥心など何処かへかなぐり捨てて大変な騒ぎだったことと想像できます。店内周囲の男性には目の保養になったことでしょうが…{%komaru%}何でもこのジーンズは輸入された国内の他府県から経由して沖縄入りしたものだそうですから蠍は相当期間絶食状態だったことでしょう。こいつは肉食ですから久し振りにありついた女性の脹ら脛(はぎ)の感触は喩えようもなく美味だったのではないでしょうか。{%uttori%}
昔うちの事務所が朝霧駅前にあったとき隣に裏山を控えていたために、いろんな虫がやってきましたが、涌き水を好む大ムカデの出没などしょっちゅうであり、仕事をしていて目線の端で何か動くものがあり見ると20cm位のムカデがよく散歩していたものです。外壁を伝わって3階まで上がり開けていた窓から入り込んだものと思われます。ムカデは結構猛毒を持っているので、捉まえるのは難しく雑巾などで体固めにした上振り上げる頭の部分を鋏でチョキンと輪切りにしたものですが二つに離されてもどちらピョコピョコと跳ねまわるのには、如何に虫好き人間の私でも気味悪く思ったものです。
ある日パーティションの向こうからギャッと言う物凄い叫び声が上がり、駆けつけると女子職員のYさんの足にムカデが這い上がって来たらしく、足がモゾモゾするので手で探るとムカデが足を上昇中だったとか夢中で払いのけてあの絶叫になったものです。20cmはあるそのムカデは機器類の下に逃げ込みましたから、それから仕事そっち除け全員総出で机などを移動しながらムカデを探索し見付け出して押さえ込み頭部をチョキンと切るまでの約20分間全員無我夢中汗びっしょりだったことを想い出しました。{%saiaku%}
この話を新入女子職員にすると間違いなく次の日から来なくなるので、全員に堅く口止めしたことは勿論です。{%gessori_a%} 蠍(さそり)の記事で想い出した10数年前の出来事でした。{%warai_a%}
今日は高校駅伝に有馬記念と多彩な一日でした。女子駅伝は兵庫県勢に3年振りの優勝を呼び込んだ須磨学園小林選手は2週間前ドーハ.アジア大会銀メダルの疲れも取れぬのに主将の意地から2区での20人抜きが凄かったですね。併せ獲得した3年連続区間新も見事でした。{%cracker_a%}
有馬記念がラストランとなるデイープインパクトは鞭が入ることもなく馬なりで後方からロングスパート三馬身の勝利は余裕でした。でもあの英姿を再び見ることができないことを悲しく思ったのは私だけではなかったことでしょう。(;;)武豊騎手も16年ぶりの有馬記念制覇ですから感無量の態でしたね。{%applause_a%}

“他社またぎ”とは何ぞや?


年の瀬まで後2週間と迫りましたが、年末調整準備に気忙しい毎日が続いております。ノロウイルスとか変な胃腸炎のようなものが流行っているようなので、体調に充分注意してこれから3月15日までの3ケ月間正念場を乗り切って行きたいと心に念じています。
一昨日お得意先の奥様からカマキリの卵塊を頂戴しました。何でも植木屋さんが木の剪定をしていて木の枝に産み付けられたのを見付けられたとか…{%ureshii%}私の虫好きを良くご存じで持参して下さいましたが、卵塊は折られた細い小枝に蜂の巣のようにぶら下がって紙箱に入れられており、この儘では家の中には置けないし(こいつは動いている虫しか食べないので暖房で冬の間に孵ると困ります)ハテ?どうしたものかと思案投げ首の末、孫娘の意見もあり雨の当たらない玄関脇の床几の上にアクリルの小さい水槽に中にキリギリスの暮らして居た虫籠に入れて周囲に枯れ草などを鏤(ちりば)めることにしました。こうしておけば自然の温度に推移して春には雛が孵るかな?と浅薄にも考えたのですが果たして赤ちゃんは無事孵るでしょうか?カマキリの赤ちゃんってとっても可愛いですよ。1cm足らずと小さくても親と相似形で鎌を振り上げる姿までそっくりなのにはつい微笑んでしまいます。{%ureshii%}

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トシで忘れっぽくなっているので赤ペンのサインは春まで忘れないようにと書きました。{%pen%}{%normal%}万一紙が風で飛んでいっても孵ったカマキリが庭まで辿り着けるように水槽を床几にしっかりと固定しようと思っています。
又又損保各社に3度目の受難が訪れております。損保各社は昨年10月と本年9月と2回に亘って自動車保険の不払い等が31万8000件金額にして186億円あったと金融庁に報告したそうですが、その後もぞろぞろと不払いや調査漏れが見付かり捜せば捜すほど不払いが増えて事件は底なし沼の様相を呈していますが金融庁から異例の3度目の調査命令を求められて大慌て調査結果は来年3月まで掛かるそうであり、どの損保も営業停止を避けられない模様です。今度はいよいよ本格調査だそうですから此までの2回の調査は一体から何だったのでしょうね。レントゲンから胃カメラ検査となり、患部の悪性腫瘍が見付かっての全摘では損保の余命幾ばくもないことが発覚したりして…{%gakkari%}
ことの発端は我々には耳慣れない“他社またぎ”なる保険金の支払いをどの損保も頬被りしており、無知な国民を欺いていたことが暴かれようとしています。
“他社またぎ”とは損保だけが使う隠語らしいのですが、車輌事故で人身事故が起こった際に被害者に100%非がなくて加害者側の保険会社から全額保険金を貰って居ても、被害者は自分の加入している任意保険に搭乗者同乗者が担保されていた場合そちらからも保険金が支給される仕組みのことですが、保険会社間では暗黙の了解事項でお互いが庇い合って通報などすることなく当然に加入者には知らされることがありませんでしたから、加入者が請求して初めて事故が認識されるお粗末さは、謂わば同業者間の“見ざる聞かざる言わざる”であり、変形の“談合”と言えるものだったのでしょう。加入者は保険料のみ徴せられて給付は無視されていた如くで現在の処、対象件数は600万件以上にも上るそうですから一体不払い金額は幾らになることやら見当もつきませんよね。皆様も過去に先方100%過失の貰い事故はありませんか、損保は金融庁の手前時効の有無に関わらず保険金を支払うと言っているそうですから、貰い事故で入院などされた方は是非今からでも申告されたら良いと思います。若し損保に相手にされなかったら金融庁に直訴してやったらどうでしょうか。
と謂っても昔のことだし損保再編で会社の名前もコロコロ変わっていますから何処へ言いに行ったらよいのやら…{%tohoho_a%}“他社またぎ”の不払いはあいおい損保がダントツに多くて470万件とか…処で、この会社昔はなんて名前だったのでしょうかねえ?
以為(おもえらく)損害保険会社は昔から事故に際して処理が不透明でいい加減であり、私など嘗て大きい道を走っていて左手の脇道から一旦停車することなく出てきた小母さんの車に側面を当てられ、幸い私の車は頑丈だけが取り柄で助手席が無人だったために人身事故には至りませんでしたが先方の保険会社曰く、そちらも止まっていた訳ではないから8対2で呑んで欲しいと言ってきたので、烈火の如く憤り“一旦停止の標識と白線は何のためにあるのか!そっちがその気ならこっちは最高裁まで行って訴訟費用も全部被せるがええのか!”と一括してやると、意外にも素直に折れ“全額負担します”と言って来たのには拍子抜けでしたが、私が気弱い男なら8-2で手を打っていたことでしょう。規則通りの処理でよいなら姑息な駆け引きなどせぬものですが、連中の給与はひょっとして値切った額の35%が貰える歩合制なのかも知れませんね。{%akkanbe%}
その又数年前の同じく貰い事故では今度は右手からの右折車が進入し、道路側の対向車ばかりに気を取られて左から走ってくる私の車に気付かず、斜めに私の車の後部ドアに接触したものですが、保険会社曰く“当たるところが前のドアなら進路妨害を取られて貴方が加害者にされるところでしたよ”には参った参った。{%gessori_a%}
事故多発者や車輌盗難事故者に対しては各社してガードを固めて、情報交換に余念がない癖して、善良な運転者のみが痛ぶられる現在の保険制度は何とか改革できないものでしょうか。金融庁も損保を叱るばかりでなくボロ儲けした利益を加入者に保険共済のように配当金で還元する制度に改革したらどうなんですか!
ガソリンの高騰化を受けて、自動車のガソリン税が問題児として登場しています。此までは税金が余るために誰も通らない高速道路が設けられるなど批判の声が絶えませんでしたが、最近では道路族議員の力が少し弱まったせいか、福祉に医療にとガソリン税の目的外使用の是非が論じられています。これって何処か可笑しいですよね。余るならその分ガソリン税を引き下げれば済む話ではないんですか?
又税金で作られた高速道路の通行料(諸外国では無料)が何故かメチャ高く、我々消費者の購入する生活必需品の価格をガソリン税や通行料など物流費が押し上げていますから車に無縁の者とて無形に多大な損害を受けている事実を知らねばなりません。
通行料と謂えば昔有料から無料化された第二神明道路が何時やら100円取られるようになり、その内150円になり200円に上がりましたから、あのときの無料は何だったんでしょうね。きっと国土交通省(当時の運輸省)の御役人が沢山入っての天下り給与や退職金に充てられるためだったのでしょう。然も公団自身もOBの関連企業に道路の補修や管理などを丸投げする搾取機関に過ぎず、管理協会なる財団法人が公団の窓口となって関連ファミリー企業の懐を潤わすことが唯一の仕事であり、公団の経費節減など露思わぬ事実は、永く公団関連企業の帳簿を見てきた一税理士として、時効となった今その事実を皆様に吐露したいと思います。
公団(窓口は管理協会)は関連ファミリー企業からの年間予算の提示(当然水増しされています)を受けてその額を支払うのではなく更に10%諸経費(提示予算に入っている)と謂う名目で余分に呉れますからファミリー企業が儲からない道理がありません。そうして置いて公団は赤字だ赤字だと宣っていますが、中身も吟味せずに国民の税金をファミリー企業にばら撒いているに等しく、ファミリー企業は使えば使うほど翌年貰える経費?が増えますから、絶対に赤字にならない仕組みであります、これではどう考えても経費節減意識など生まれようもありませんよね。
公団一つにして此ですから他の役所も同じことをしていることは自明の理であり、それらに目を瞑ることで政治家が潤い、全てのツケは国民が背負うこととなり積もり積もってその額830兆円には魂消ますが、これらの事実を座視した国民にも責任の大半があるを我々は自戒すべきでしょう。{%gakkari%}
何時も巻末を飾っていた、さくらちゃんの話題に触れられないことは寂しい限りですね。{%gomenne%}

何処が“いざなぎ景気”越えや!


師走の風は冷たく神戸の不景気を如実に顕しています。日銀や政府の発表では10月まで景気の拡大が58ケ月に達し、1970年に終わった所謂“いざなぎ景気”の57ケ月を超えたとありますが、巷間まるで好景気の実感がなく自民党や日銀福井総裁による人気取りの陰謀ではないでしょうか。“いざなぎ景気”の頃は私も30歳台となって働き盛りでありその間収入も5年間で2倍近く伸びましたが、今と違って働く人が居なくて我々零細企業は雇用の確保に懸命でありました。何せ職安へ行っても誰も紹介して貰えず、志望者が居ても希望給与が篦棒に高くて高嶺の花であり当時はパートなどの職制もなく、仕事はあっても働く者が採れないと謂う現実には往生し、当時は総員4名でしたが私一人が毎日朝6時から夜10時まで休みなしで3人分仕事をしたものです。然し最近の5年間は振り返ると倒産や高齢化で得意先が減ることはあっても増えることはなく、従業員の給与もここんとこ殆ど変わっておりませんから現在の経済状勢があの時代と大きく様変わりして居ることが分かり“何が景気の拡大か!”との思いが強く、儲けているのは銀行と鉄鋼メーカーと一部のIT産業だけであり景気の向上なるものが異質なものであって一部の企業の業績回復を全体の企業に地慣らしされ粉飾されたものであることを我々は知らねばなりません。真に景気が恢復したのなら、この5年間で日本政府の借金が600兆円から800兆円に増えたんはどう云う訳じゃ!{%ikari%}
最近京都大学の生態学研究センターでは植物が放つ青臭さを人工的に強めて害虫の被害を減らす実験に成功したそうです。何でも青臭さの匂いが強まると害虫の天敵が多く集まってくるとか…、植物は葉が傷つくと“緑の香り”と呼ばれる青臭い匂いを放つそうでこの匂いが囓られた植物の天敵である昆虫に助けを求めるSOSだそうです。自然界の仕組みってマカ不思議ですよね。又青臭さが病気への抵抗力を増すことすら分かったそうです。実験ではキャベツの仲間のシロイヌナズナの遺伝子を組み替えて香りを出す能力を2倍強に強めたら、害虫の紋白蝶の幼虫が葉を食べ出すと天敵のアオムシコユミバチが20匹も集まり、香りを強めないと8匹しかこなかったそうです。{%naku_a%}
うちでは何時もブログでご紹介しているように、スーパーで買ったレタスを食べさせていた蟋蟀が農薬のせいか夭逝するために防禦策としてレタスを自家栽培して居り、花よりレタスの方が多い花壇は道行く人達に奇異な目で見られていますが、レタスも最盛期となり蟋蟀だけでは食べきれなく健康上のことも考えて孫達にも食べさせることにしています。処が孫達はうちのレタスはスーパーで買ったのと違って青臭くて苦いと苦情を訴えるのです。そこでその理由を考えて見たのですが、野菜は元来どれも青臭くて苦いものでありそれが害虫から我が身を護り害虫に襲われて葉っぱを囓られた時に天敵を近寄せるための免疫力であったのでしょうが、人体で謂えば例えばインシュリンのように外部から一度与えられれば自家製造を止めてしまって死ぬまでインシュリンのご厄介になる如くで、農薬を使用しだしてから害虫到来の心配がないために野菜達は青臭さや苦さを作る機能を忘れてしまったのではないかと考えました。
確かに昔はどの野菜も虫食いではありましたが青臭くて苦かったですよね。トマトなんか口が窄まる位に酸っぱかったものですが最近のトマトは水臭くてまるで酸っぱくありませんからこれも農薬によるトマトの免疫力低下のせいではないでしょうか。一つには耐病性を高めるために近年のトマトが茄子の台木に接ぎ木されるために茄子の味が混じって酸っぱさが失われてしまったのかも知れませんね。台木と謂えば西瓜だって今では必ずカボチャの台木に接ぎ木されますから病気にも強く10キロを超す大きな西瓜が売られていますが、味は半分カボチャであることをご存じですか。私など戦前お盆に祖父の田舎に帰ったとき井戸で冷やした西瓜が振る舞われるのが何よりの楽しみでしたが、あの頃の西瓜は今の西瓜の半分位で直径が25cmもあれば大きい方でした。然し味の方は真ん中の部分が粉を吹いたように白く輝いて口に入れると噛むことなくシャリシャリと溶けてしまって、その甘さは堪(こた)えられないものだったことを覚えて居ります。きっと未だにご記憶の方もお有りでしょう。然し種の数は変わりませんから西瓜が小さい分種取りが煩わしく従兄弟達と競って縁側で口に含んでの種飛ばし競争などに興じた60年以上も前の懐かしい想い出でありました。
西瓜で思い出したのですが、戦後の西瓜が大きくなり核家族や冷蔵庫のスペースの関係で西瓜が丸っぽ売れることは珍しく3分の1や4分の1に切られた西瓜が売られていますよね。消費税ができた平成元年当時には小売業である果物屋や青果店がこの西瓜のカット売りをした場合小売業ではなく製造業に当たるのではないかと議論になったことがありました。国税庁では特別に西瓜は切って販売しても小売業と認めるとの通達を出したことがありましたが、簡易課税と謂う難解な課税方法を選択すると色んな落とし穴が待っており、お酒の小売屋さんなども店頭でコップ酒などを客に供している処が良くありますが、あれも消費税法の落とし穴であり店で栓を抜くと小売業が突然サービス業となって消費税が倍増する仕掛けとなっていますから怖ろしいですよね。ご免なさい。つい筆?が本職を目覚めさせました。
皆様もプランターで野菜を作って召し上がりませんか。うちは樽プランターでレタスを植えています。

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此は9月初旬に播種したものですが寒空を背に青々と茂っています。10月半端までは目を離した隙に半日にして1把のレタスが三角負(おんぶ)バッタに食べ尽くされて芯だけの只の棒になっていたのにはショックでしたが、敵も子孫を残すための体力保存に必死だったことと思います。三角バッタはそれまで飼っていたキリギリスの貴重な蛋白源だったので大目に見ていたのが悪く、キリギリスが死に絶えても三角バッタだけはしぶとく生き残っており、その後見付け次第捕まえては池の金魚に与えていますが、未だ時々居ますからその生命力の強さには驚かされます。写真のレタスは傍らで咲いているセージ(ハーブ)の香りがバッタには苦手らしくこの花の近くのレタスは全く食害されることなく無事でした。皆様も是非プランターでの家庭菜園に挑戦されることをお奨めします。{%ureshii%}
来年の参議院選挙に向けて優勢造反組が全員復党届けを提出し、平沼元経済産業相を除き11名全員が復党を認められることになりました。でも彼等が言っている“郵政民営化法案には反対したが郵政民営化には賛成だ”の詭弁にはどうにも呆れて返す言葉もありませんね。昔私の幼い頃、アキレスと亀が同時にスタートし、どうしてもアキレスが亀に追いつけない“ゼノンの詭弁”が私の頭を悩ませたものですが、彼等の詭弁には幼い者への説得力をも持たない馬鹿げたものであり、まるで“カネのために魂を売る”と言っているに等しいのですが、国会議員たる者が情けないことです。こんな連中に日本の國を任せて大丈夫な訳ありませんよね。こんな節操のない連中は次の選挙で蹴落としてやりましょう。
全員比例区へ逃げ込んで当選したりして…{%tohoho_a%}
今年の流行語大賞に“イナバウアー”と“品格”が選ばれましたよね。荒川選手の金メダル“イナバウアー”は当然としても藤原正彦教授のベストセラー“国家の品格”の“国家”が省かれたのには、政界、官界、財界を掩う談合汚職や税金の浪費の酷さに“国家”を付けることが余りにも烏滸(おこ)がましく、藤本義一審査員長始め審査員全員が抵抗されたであろうことが目に見えるようです。一体から我が國に品格の欠片でもあるのか!
安倍総理殿、外見の美しさなどより、内面の品格の方が大切だと知って下さい。さもなくば貴方が官僚のロボットになりつつあることが発覚しますよ。
女子プロゴルフもさくらちゃんの優勝を以て本年度を終了し、来春までオフシーズンとなりますから寂しくなりました。暫くゴルフコーナーはお休みとします。
それにしても人気者は辛いですよね。さくらちゃんは寒い中を出たくもない日韓対抗ゴルフなどに駆り出されて可哀想に唇が紫色でしたよ。{%gomenne%}

常用漢字は難しい


昼間の暖かい日に限っての朝晩の肌寒さは、身体に堪(こた)える中秋を予感します。
庭の叢のキリギリスも先週木曜日から声が聞こえなくなり、伴侶と巡り会ってのものやら寒さから体力を失って死んでしまったものやら分かりませんが、それでも毎朝刻んだタマネギを放って遣っています。(;;)
11日12日は垂水の秋祭りで漁師の青年団自慢の“だんじり”が年に一度の晴れ姿を現し、孫娘も放課後法被を着て“だんじり”牽きに微力を尽くしたようです。(^^)今年はいつもなら混雑で通れない中央商店街を“だんじり”が時間は掛かりましたが通れましたから、如何に街が寂れたかを象徴するようで寂しい思いに駆られたものでした。(;;)
孫娘の勇ましい晴れ姿をご覧下さい。

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漢字検定試験も愈々後2週間と迫りました。勉強に集中せねばならぬ8-9月が公私共に多忙で碌に勉強もできず、今年の試験での合格はまず無理だと覚悟を決めましたが、毎年低下する視力と、脳味噌の劣化を考えると先になるほど合格の可能性が失われそうで焦ります。(;;)
漢検準1級出題の内容は漢字の“読み”が60問配点1点で漢字の“書き”が70問配点2点の構成であり、都合200点で160点以上が合格となります。受験者は高校の国語教師を目指す国文科の大学生が殆どで、それでも合格率は10%以下であるために老骨に鞭打ってチャレンジするには無謀と言われればそれまでですが、意固地にも私は山が高ければ高い程挑戦する価値があるものだと信じております。然し学んでいて悩むことは熟語の読みを憶えるためにその意味を認識する要がありますが、無学な私は万能と信じていた3000頁もある広辞苑が決して万能ではなく出題が予想される幾らの熟語も掲載されていないことに気付き愕然としました。そのために熟語を丸暗記せねばならず、と謂っても言葉の意味も理解できずに丸暗記では記憶に留めることがとても困難です。又更に常用漢字の表外読みと謂うものまであり、所謂当て字と称されるものが多く、それらは前後の文章から意味を類推して“読み”を推定することになりますが、意外と難しく多くは漱石、鴎外、鏡花などの名作に用いられた“読み”が出題されます。然し今更明治大正の古典を読み直すには時間が無く此れも難題の一つです。(;;)男は度胸の出たとこ勝負となりますが、皆様は次の表外読みが読めますか?漢字そのものは中学生までに憶えるものです。
“削る” “医” “一枚” “以為” ”縦“
答えはブログの最後に書いておきます。(^^)
先月のブログでご紹介した堺市議のタンス預金による4950万円住宅購入の件について、私のブログを見た訳では無いでしょうが、恐らく堺税務署から間接的に市に対して働きかけがあったものでしょうか “一部は父が出した”と倫理委員会に対し前言を翻し遂に贈与税の申告をする羽目になった模様です。こんなのを見逃していると同類項があちこちでワンサカと出てきますから、税務署はきっと一部でなく大部分だ!と日本で税率の一番高い贈与税をガッポリと取りお灸を据えることになるでしょうね(;;)
皆様は我が国で一番高齢化の進んだ業種は何だかご存じですか?
“決まっとるがな、農業やんか” いいえ現在一番高齢化している業種はタクシーの運転手だそうです。先日日経で特輯された“迷走なにわタクシー事情”によれば大阪のタクシー運転手の平均年齢は58歳であり、どうしてなら60歳以上の占める割合が45%にも達した結果が農業の全国平均年齢56.7歳を上回ることになったのです。
此の原因を探れば60歳で会社を放り出され、年金受給まで5年を要する間の生活費のためであり、又65歳を迎えても老年者控除の切り捨てや年金控除のカットなど受給年金の目減りにより家族が生活するには副収入が必要なためタクシー会社の門を叩く人が絶えぬそうです。何も好き好んでタクシーの運転手などしたくないでしょうが、高齢者を受け入れてくれる会社は若手が敬遠するタクシー会社位しか他にありません。現在はタクシー業界も自由化され昔は増資でもしないと認められなかった増車も2002年の道路運送法改正後の規制緩和で可能となり、各社は挙って増車をしましたが、走らぬことには一銭にもなりませんから、どんどん運転手を増やそうとしています。運転手さえ居れば売上折半の条件では充分に償却できますから来る者は拒まずでどんどん採用し、売上の少ない者は食えないために退めざるを得ず、代わりは幾らでもあるのでその新陳代謝の早さは他の業界の比でないと知人のタクシー運転手が言っていましたよ。その理由は雇用条件が厳しく社会保険の類は入れて貰えずペナルティーすらあり、タクシーは夜の商売と謂われていましたが、景気の後退で昔のように夜は殆ど商売にならず、稼ぎ刻(どき)は早朝の時間帯に集中するようになりましたから、朝寝坊は仕事にならず皮肉にも勤務時間だけは同じく老齢化を競っている農家と変わらぬようになったようです。年寄りは早く目覚めると謂いますが、タクシーの運転手とお百姓さんが偶然同じ時間帯で働いているなんて昔と様変わりで不思議ですね。(^^)
今後益々難しくなるそうですから、皆様も若い内に二種免許を取っておかれた方がいいですよ。50数年前なら自動車試験場でシボレーに乗ってコーナーを1周して帰って来るだけで四輪免許が貰えて、翌書き換え時に自動的に大型二種に格上げされていましたよ。昔は良かったなあ(^^)
私など小型二輪免許(本山試験場の350CCのメグロは非力な私にはメチャ重たかった!)しか持っていませんでしたが何時やら小型二輪、小型三輪、小型四輪の統合で普通免許がオマケされましたから、根が真面目なせいで未だに乗用車に乗るのは後ろめたい気持ちが抜けません。(誰も教えてくれなかったから縦列駐車が大の苦手(;;))
県下三木市の市民病院で小児科の医師が居なくなり、日額給15万円で各大学病院に大々的に呼び掛けましたが問い合わせ一つないそうです。原因は少子化を見越し小児科専攻を避けた功利的な医師の先見の明にあるようですが、市民病院は公的機関であり敢えて不採算を承知で小児科を継続したい意思ですから、数少ない患者を相手して1日15万円(月額にして330万円プラス賞与4月分)は経費も掛からず開業医を止めてでも就職したい小児科医も多いと思いますが、どうやら難点は勤務が夜の8時から朝の6時までの深夜勤務であるところにあるようです。深夜勤務とは謂え、ちっぽけな三木市が自治体病院の見栄から設ける小児救急体制ですから、救急患者も少なく最低5時間以上は仮眠できる環境ですからこんな好条件でなり手がないとは医師も馬鹿ですね。小児科医の奥さんにも一人位“あんた5000万円貰えば5年で2億円は充分貯まるわよ、立派な診療所を建てましょうよ”と亭主を折伏する賢(さか)しい女性は居らんのかいな!おまけに公的病院の医師はその病院の近くで開業すると“病院での患者がその儘移行してくるので安心だ”と昔バブル時に購入した物件の処理でお得意先だった高砂市民病院の先生が開業後うちの事務所で語っていましたよ。(^^)
北朝鮮の核実験に対し我が国は制裁措置の一環として恐る恐る半年間の入国入港禁止を発動させましたが、同じ制裁なら半年間でなく横田めぐみさん他拉致被害者の全員帰国を条件として頂きたかったですね。安倍総理殿、拉致問題の解決は此まで貴方が常に声高に主張されていたことであり、これは千載一遇のチャンスではなかったかと思いますが、あれは総理になりたい単なるジェスチャーだったのでしょうか。タカ派のようなことを言っていて実はハト派だったのが見え隠れしていますね。中国の諺“狐仮虎威”(こかこい)とまで謂うと言い過ぎかも知れませんが、安倍総理のタカ派振りは実は小泉さんの物真似だったのではありませんか。
制裁措置の一環として行われる北朝鮮よりの輸入禁止にも異論があります。ほくそ笑んでいるのは中国や韓国であり、北朝鮮産の商品が彼等を経由して高いマージンを掛けられて日本の市場に出てくることは火を見るより明らかです。日本政府は迂回貿易に対する各国の足並みを揃わす努力や根回しもせずに単細胞な輸入禁止は、反って他国(よそ)を喜ばし外貨を減らすことになるを知るべきでしょう。(;;)
常用漢字の表外読みの答え
“削る” “医” “一枚” “以為” ”縦“
“はつる” “くすし” “ひとひら” “おもえらく” “ほしいまま”
驚かれたでしょうね。常用漢字の表外読みって難しいですね。決して馬鹿になりませんよね。
貴方は何問できましたか?3問以上出来た方には無条件で尊敬してしまいます。(^^)
え?“おもえらく”って何のことや? これは言葉の始めに”私が思っているには“と言った場合に代わりに使う簡略化した枕詞ですが流石に終戦後は余り見掛けなくなった言葉ではありますね。
女子プロツアー富士通レディースは韓国の肥っちょが宮里選手を逆転して優勝し、我等がさくら選手は7位タイに終わりました。(;;)

how much ?


10月に入ってから雨が多く、季節外れの台風が来たりして毎日が湿っぽくて洗濯物も乾かずに手持ち下着の少ない私など困ります。キリギリスの鳴声も愈々蚊細くなりました。喜んでいるのは叢の蛙達だけでしょうか。彼等も夜の気温が低下して来ましたからそろそろ冬眠場所の探索に余念がないことでしょう。
先週金曜日の午後は外出予定でしたので前の夜から天気予報に注意していましたがNHK民放各社共に台風が来ているとか雨予想であり、雨天での出張を覚悟していたらナント!金曜の午後は晴れているではありませんか。気象予報士も同じことばかり言っていたのでは何のための資格やら誰か一人位“午後は晴れるかも知れません”の言葉が出ないものでしょうか。しょっちゅう誤報ばかりしているのですから一度下駄を放るなどして天気を予想して当たらなくても誰も気にしないでしょうし、万一当たったらその局は天気予報の視聴率抜群になると思いますが…(^^)
儂は下駄を持ってないですって? ええ加減にさらせ!
JR宝殿駅から徒歩25分もある田圃の真ん中の高砂球場が突如ハンカチ王子様の到来で歓楽街と化しました。早実の試合には徹夜組数千人を含めて二日間で14700名も観客が押し寄せましたから、近くの方々や田圃の蛙や蟋蟀達も挙ってぶっ魂消たでしょうね。よくぞ観客席が朝霧歩道橋の二の舞にならなかったことです、地元警察の雑踏警備が明石の事件を教訓として入念に組まれていたものと思います。
兵庫国体硬式野球の部準々決勝以降でありましたが、殆どの観客が早実斉藤投手(ニックネームハンカチ王子様)見たさに駆けつけたものであり、準々決勝など早実戦が終わると殆どの観客が帰ってしまい、後の試合の出場校地元東洋大姫路も大観衆の前で…と意気込んでいた処、ガラガラになった観客席を見てさぞがっくりしたでしょうね。(;;)
決勝戦の試合の方はハンカチ王子様のためにお膳立てができていたようで、早実斉藤投手が宿敵駒苫を返り討ちの完封をし、殊勲の打点はハンカチ王子様から出たヒットとあっては、まるでTVのスポ根ドラマでしたね。彼は早稲田大学に進むそうですが、近年頓に人気の凋落した東京六大学野球も彼の参加で再び過去の栄光を取り戻して欲しいと願って止みません。
先週火曜日仕事の都合で正午前にJR普通車で移動中緊急電話が入ったので、夢中で話していると不幸にして最後尾だったせいか車掌室から可愛い女性の車掌さんが出てきて、私の処へつかつかと歩み寄り“優先座席なので携帯電話はご遠慮願います”と切り口上で言ったなり車掌室へ帰ってしまいました。もう少し追い打ちが掛かるかと思っていたので、拍子抜けして厚かましくその儘通話を続けました。然し紛いもなく私の座っているシートは優先座席でありましたが、私自身高齢者で優先座席の権利者でもあるし、正午前とあって優先座席には前も横も誰も居ず、後尾車輌全体で乗客4-5人でありましたから新米の車掌さんは何も杓子定規に教えられたマニュアル通りにしなくてもと腹立たしい思いがしましたが、確か高齢者にはペースメーカーの使用者が多くて携帯の電波が心臓に悪影響を及ぼすそうですね、然し優先座席には私だけなので誰に迷惑を掛けている訳でもなく、ペースメーカーの使用者には若年者だって居ますから、言うのなら“電車内では携帯をご遠慮下さい”と言うべきではなかったでしょうか。JRも昔のマニュアルは“車内では…”であったと思いますが、幾ら車掌の車内放送も蛙の面に小便(尾籠な表現ご免なさい)であり、余りに傍若無人に誰もが携帯を掛けまくるので根負けして優先座席に後退さりさせたものでしょう。然し優先座席に特定するのもおかしく、真の意図は優先座席の近くにいる方は座っている健常者も含めて携帯を使わないようにとのことであったように思われます。それを車掌さん勘違いして只一人座っている高齢者の私に注意しに来たに相違ありません。それとも車掌さんには私が“お兄ちゃん”に見えたのかな?(^^)
JRの車掌さんへの教育は正しくて、優先座席権利者の高齢者や身障者には座らせてやる代わりに携帯は使うな!と言うことでしょうか。それって明らかに差別ですよね。(;;)JR西日本の社長さん天下り先のことばかり考えていないで少しは優先座席の意味と差別について考えたことがありますか?国土交通大臣聞いているのか!
一体全体諸外国にはない優先座席が日本にだけあると謂うこと自体とても恥ずかしいことです。他国(よそ)では全ての席が優先座席だから書いてないのではありませんか。最近公共交通の中で“全席優先座席”と謂う表示が多くなりましたが、こんな言葉自体が日本人の公徳心のなさを他国(よそ)の人にアピールしているようなものであり私は情けない(;;)
公徳心の欠如と謂えば最近(と謂っても随分前からですが)女学生も含め電車内でお化粧をする女性が増えましたよね。アイシャドウの手入れなど百面相を見ているのも面白いものですが、先日毎日新聞への投書によれば欧州では電車内でお化粧するのは売春婦に限られて居り、お化粧をすること自体が営業時間中であることを表現していることになるそうですから、電車内でのお化粧が如何に恥ずかしく自分自身を貶める行為だと我が国の女性達は誰も気付いていないのでしょう、情けないですよね。そんなこととは露知らぬ外人から“how much ?”と問い掛けられ怪訝な顔をする女性が多いそうですよ。(^^)
口紅の値段かと勘違いし”Ten Dollars“と答えたりして…(;;)
昨年9月に“いじめ”を苦に首を吊って自殺した6年生の女児の遺書を両親より見せられた北海道滝川市の教育委員会教育長は“そんなもの見たくない!”と切って捨てたことは、児童のことより自分の地位に影響が及ぶことを怖れた先生の身内意識がさせた技であったでしょう。
確かに昨今少しのことに父兄が騒ぎ立てる風潮にあることは事実ですし、そのために先生も児童を叱ることもできずに困惑するケースが多くなっています。然し子供一人が“いじめ”を苦に自殺まで悩んでいるのに気付かぬ先生は、教師として資格がありません。“いじめ”と謂っても昔も今も子供は狡猾ですから授業中にボロを出す奴など居ず、授業時間外が大切であり、先生は休み時間に職員室で美乳タレントの話に花を咲かす暇があれば、校庭の片隅から自分の担任の生徒達がどうしているかを観察しただけで“ポンヤ”になっている児童が容易に分かりますから原因の究明の糸口が掴めますが、それすらしないで外見に異常がないからいじめがないなど単細胞もいいとこです。
子供同士ですから些細なことから殴り合いになり怪我をすることだってありますが、それは苛めではなく一過性のもので、喧嘩の後以前より仲が良くなるケースも多多あります。“いじめ”の最たるものは体罰ではなく心の罰であり、シカトされることであることを先生もよく知っているでしょうが、担任児童に対する愛情が足りぬ(無いのか!)ばかりに少女が出している必死のサインに気付かなかったものでしょう。
従って私はこの少女をシカトして自殺に追い込んだクラスの児童達より、心の眼で児童達を見ようとしなかった担任に大半の責任があると思います。校長や教育長は少女の顔すら知らなかったでしょうから、只々保身故自分達に火の粉が降りかからないようにと“遺書など見たくない”の言葉になったものでしょう。
一年も経過した今頃になって事件が社会問題化し、これまで以上に自分達の足許に火が付いたことを知って、先週の5日慌てて校長や教育長が遺族の家に弔問に駆けつけ涙声で“ご免なさい”と詫びたそうですが、メディアに騒がれ不承不承の弔問であることがミエミエです。本当に心から悪かったと思ったのなら自らの辞表を祭壇に手向けるべきでしょう。この日の臨時教育委員会で“遺書の内容を踏まえ苛めであると判断する”と此までの態度を豹変させた結果がこの弔問に繋がったものですが、“首鼠両端”に“阿附迎合”はこんなことを言うのでしょうね(^^)男子たるもの“夷険一節”が守れぬのか!
今週の女子ゴルフは横峯選手欠場のせいで大山選手の猛追も及ばず、昨日の貯金が利いて弱冠20歳諸見里選手の初優勝に終わりました。産みの苦しみへの重圧は余りにも大きくバックナイン崩れて42を叩きながらの優勝は幸運以外の何物でもありませんでした。(^^)

兄ちゃん有難う


何かとばたばた忙しい一ヶ月であり、考えてみれば先月は恒例のセプテンバーソングを聞く余裕すらなかった短い月であったことに気付きました。(;;)
昨日早朝コオロギの朝食にとレタスの葉を取りに庭に出て驚きました。レタスの葉っぱの上にアマガエル(先月始めイボ蛙と一緒に庭の住民となりました)がちょこんと乗っかってキョトンとしているではありませんか(^^)きっと叢で夜の内に藪蚊をたらふく食べて満腹し、お昼寝まで一服して居たものと思われます。9時頃まで長く居ましたからレタスとアマガエルはよく似た色なので鵯(ひよどり)などに見付からぬよう自衛本能が働いてのものでしょうか。

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レタスの葉っぱなど千切っているとアマガエルを脅かすことになるので、昨日の朝はコオロギの朝食は可哀想にレタス抜きとなりました。(;;)
『朝顔に 釣瓶取られて 貰い水』なんて名句を想い出しますよね。
組閣人事にもの申します。覇権を目指して相手と闘い此れを破れば、相手は敗残兵でありますから昔なら討ち死にするか、腹を切るのが武士たる者の採るべき道であり、現代の経済社会の場合なら社長を争って敗れれば会社を去り野に下(くだ)るのが常識としたものです。処が大差で敗れながら麻生太郎が外務相留任とは、はて?政界と謂う処は面妖な世界ですよね。昔上杉鷹山が戦の相手である武田信玄に塩を送った史実とは全く違った経緯であり、実は総裁選が仕組まれた茶番劇であって国民の手前芝居が行われたものだったのでしょう。麻生外相は国民から安倍の“サクラ”だったと思われても仕方ありませんよね。如何に安倍政権が弱体とは謂え、物事にはスジというものがある筈ですが、それが護られなかった総裁選並びに閣僚人事は共に国民を愚弄し、且つ安倍内閣の短命を暗示したものでありました。
一つだけ良かったと思ったのは安倍総理の“美しい日本”(何が美しいのか!)とのキャッチフレーズを受けて、井吹文部科学大臣が27日の記者会見で“美しい日本語も話せず書けもしないのに何が英語じゃ!”と小学校での英語教育にイチャモンを付けたことでした。井吹さんよく言ってくれました。そうですよね。日本語も書けずに英語が出来る道理がありません。どんな学問でも基礎が一番大切であることは自明でありますが、日本語の基礎の理解も出来ずに英語とはちゃんちゃら可笑しいですよね。
新文部科学大臣の発言に一番驚いたのは文科省の事務方であり、予定外の進路変更に大慌てでありましょう。一番喜んでいるのが“This is a pen”しか言えない教育現場の先生方でしょうか。(^^)
今日は午前中雨空の中を愚娘孫達と神出の自然学習教室“掻い掘り”体験にお相伴しました。50組位の親子の参加がありましたが、大きな池の水を殆ど抜いたために、残った僅かなスペースに池の住民がうじゃうじゃと犇めき合っており、そっと網を入れただけで100匹位のスジエビとモツゴなどの小魚が網に入ってくる始末には魂消てしまいました。
おまけに魚と一緒にヘドロまで入ってくるために水質が悪化して、バケツに入れた魚も次々と酸欠で死んで行き私は孫達が捕った小魚の入ったバケツを掻き回して捕った魚達に酸素を送るのに懸命でありました。
魚掬いで水辺に放置された小魚も無数にあり、池に戻れぬ儘では死ぬしかなく、教室も池の小さな魚の命のことも考えて、もう少し水の浄化や採取環境に神経を配って頂きたいと思いましたが、自然学習教室は例えちっぽけな生き物でも断じてその命の大切さを教える場でなければならぬのに大きな魚取りだけが目的では何のための教室やら、安易な興味本位の“掻い掘り”の姿勢を是非改めて貰いたいと願い、主催者や講師の先生に文句を言ってやりたくて喉まで出かかったのですが、私一人ではなく愚娘達も居ることだし只じっと堪えて帰宅しました。然し小魚やエビが横たわったあの水際の無惨な光景は当分私の脳裏から消え去ることはないと思います。(;;)
郵便局が全国の19万本あるポストの内4万本について郵便局の回収を1日1回早朝の集荷を取り止めることで年間30億円の外注コスト(人任せの処が多かったのですね)を削減できるそうであり今月中頃より実施するそうです。何でも現在では郵便物宛名別仕分け作業が早くできるために集荷回数を減らしても届け先への時間は変わらないそうです。仕分け作業の処理速度の迅速化は我々消費者が7桁もの郵便番号を記載させられているせいであり、決して郵便局の手柄ではありません。それをこれまで無駄な集荷費用を費消して30億円もの無駄遣いをして居ながら消費者還元も考えない郵政公社はダメですね。郵便番号を多桁化した段階で郵便料金を葉書封書共に10円宛値下げすべきであったでしょう。生田総裁聞いているのか?
兵庫県の知事井戸敏三が職員の飲酒運転に対して免職はきつすぎると記者会見で疑問を洩らしたことについて県民から非難が殺到しています。最近際だった活動もせず高給を貪っているため、やむなく職員へのご機嫌取りのパフォーマンスかと思われますが、飲酒運転で逮捕されても僅かな停職で済むから何時まで経っても公務員の飲酒運転が無くならないのです。公僕は一般市民の模範たるべきが、一般市民より軽いペナルティーなんて先進国と称している癖して凡そ考えられませんよね。飲酒運転の車は明らかに凶器です。事故の有無とは無関係に厳罰に処すべきでしょう。懲戒免職が行き過ぎなら定年まで給与50%とかアメリカのような共済年金全額没収と謂う手もありますよ。定年まで“私は飲酒運転の前科があり現在反省中です”と胸から吊った名札の傍にもう一枚ゼッケンを張って執務をして貰うのも一法ではないでしょうか。(^^)
昨日お昼の買い物の帰りに道に迷った耳の遠い80歳代の老夫婦に捉まりK内科への道順を聞かれ、身振り手振りで懇切丁寧に教えてあげたら、別れるとき“兄ちゃん有難う”と大声で礼を言われて照れてしまい、気恥ずかしくて誰か見ていないかとキョロキョロ当たりを見回してしまいました。“兄ちゃん”なんて言われたのは何十年振りでしょうか。とても心地よい響きでしたよ。今度からコープに買い物に行ってもコープの小母さんには“お姉さん”と呼ぶことにしましょうか(^^)
ゴルフ日本女子オープンは一昨年2位に食い込んで翌年のシード権を確保したさくら選手にとって記念すべき試合でありましたが、ショットパット共に乱調であったらしく、31位では屈辱以外の何物でもなく最終日にTV画面に登場すらできなかったことも多くの横峯ファンを失望させました。
優勝した韓国のチャンチョン選手は重量級のレスリングの選手かと見紛う可愛いげのないデブッチョであり、あんなのに幾度も優勝を攫われるようでは日本の女子プロも人気に翳りが出てくるかも知れませんね(;;)

検知拒否を厳罰に!


先週木曜日明石税務署に申告書を提出などに行く機会があったので、先日日曜日の収穫に味を占めて、税務署前の田圃からエンマ蟋蟀を50匹ほど捉まえて来ました。この田圃は市街地の真中ですから何時マンションが建つか分からず、譬え1%以下でも今の内に居住地を代えておいた方が蟋蟀のためかと自分勝手な解釈をしていますが私の危惧は恐らく近い将来杞憂に終わらないものと思われます。(;;)
持参した腐葉土入りのアクリル水槽から50匹ほどの蟋蟀は全部庭の叢(くさむら)に放してやりましたが、すぐにコロコロと美声が聞こえてきました。丁度適齢期に達した若者の蟋蟀ばかりであり、雨毎に絶えず水浸しの田圃より住環境は遙かに優れていますから無事交尾産卵を果たし、来夏は是非孵化して欲しいと願って居りますが果たしてどうなるのでしょうか。(^^)

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瓢箪池の向こうの叢に50匹の蟋蟀と3匹のキリギリスが棲んでいます。
今日の日曜日久し振りに教会の御ミサに出席しました。何時も御ミサは荘厳な雰囲気の中で司祭の御言葉に緊張と共に進行するのですが、時は流れて久しく、今日の御ミサは月一のフォークミサであり、Tシャツ青年3人三弦のギターがオルガンの伴奏での讃美歌は軽いノリで心地よくセグレ神父様の説教も快調で仕事を忘れて楽しい一刻(とき)を過ごすことができました。妻が敬虔な信者なので私もその内覚悟は決めています。(^^)
免許センターから葉書が来て先週運転免許の高齢者講習なるものを初めて受講しました。目が悪いため車も殆ど運転しないし50年以上持ち続けた免許を返上しようかと思ったのですが、最近銀行や区役所などで頓に身分確認が五月蝿くなり、写真の付いた身分証明もあった方が良いのかなあ、と軽い気持ちで出掛けました。私より一回り上のお得意先の奥様から“簡単だわよ”と言われたので安心していたのですが、パソコンによる視力動体検査が思ったよりタフであり、アクセルとブレーキが隣り合わせで間隔が狭く踏み代(しろ)も2-3cmしかなくて、信号の色によりアクセルを放したりブレーキを踏んだりと煩わしく、ATM並みに3回ミスをすると機械が止まってしまうと脅かされ、左目の視力が不十分なため左方面の信号の色の識別反応が充分でなく冷汗三斗でありました。一番簡単だったのが教習車による教習所内での実技であり、S字、クランク共に脱輪することもなくスムースにクリアできてホットしましたが、終了時に教官から免許更新時には眼の検査に注意するように言われ、何のための講習やら免許センターで更新できなかったら講習料6150円は溝(どぶ)に放ったお金となる理屈になりますよね。(;;)そのときは返金してくれるのか!
そもそも高齢者講習など昔はなかったのですが、何時からか少子化の影響で自動車学校の経営が難しくなって、警察OBの天下り先でもあり放置もできずに教習所の倒産を防ぐために75歳からの高齢者講習なるものが法制化されましたが、それでも少子化が加速し警察OBの給与分だけ自動車学校の赤字が埋められずに今や70歳に引き下げられるに至ったものです。現在高齢ドライバー800万人とか…講習料が一人僅か3時間で概算約540億円が3年間に分けて入ってくる勘定ですから凄いお金ですよね。自動車学校も3時間で6150円は教習生より遙かに旨味が多い商売となりますから今後は学校も高齢者獲得に必死となるものと思えます。然しどの学校を選ぶかは本人の選択ですからその内自宅送迎まで呼び掛ける学校が出てくることでしょう。(^^)少子化の増加に伴い、後数年もすれば自動車学校存続のため受講年齢が65歳まで下げられることは間違いなく、その内教習生より高齢者受講者の方が多くなったりして…(;;)
高齢者講習と謂えば人の命を預かる医者にも70歳から是非実施して頂きたいと願っていますが、医師会からの政治献金に頼っている自民党がそんな法案に賛成する道理がありませんよね。(;;)講習料は税金のようなものですからこれも不公正税制の見本のようなものでしょうか(;;)
最近公務員による飲酒運転ひき逃げ事件が続発していますが、どうして公務員の事故が多いのかと考えてみると、酒気帯びひき逃げ犯人として逮捕されれば会社勤めなら疑いなく懲戒免職の筈ですが何故か自治体の役人に限って休職処分程度で済むとか…今夏奈良市の職員が飲酒の上ひき逃げ事件を惹き起こし、嘗て5年前にも同様な引き逃げ運転で40万円の罰金を命ぜられていたのにそれでも停職6ケ月だそうですから呆れてモノが言えません。引き逃げは被害者の死傷の結果は別として殺人同様だと考えます。市に言わせれば懲戒に関する明確な規定がないためとしていますが、公僕たる者が市民を刎ねておいて救助もせずにトンズラしているのに停職6ケ月が呆れます。公務員の飲酒事故の多いのは彼等に倫理観が欠落していることと処罰が手緩いことに起因しているに相違ありません。何処が公僕や!
日産自動車が飲酒運転できない車の開発に着手しました。何でも運転者の息から一定濃度のアルコールが検出されるとエンジンが掛からない仕組みになるとか…馬鹿馬鹿しくて嗤ってしまいますよね。そんな車を一般人は勿論酒飲みが買う道理がないではありませんか、社用車で乗る羽目になっても、他の人にエンジン始動して貰うとか、何時ものことですが私など暖機運転に車外からアクセルを1回踏んでセルを回しますが、その時顔を背けていれば検知できずエンジンは掛かる筈でしょうからこれからメーカーとドライバーの知恵比べの鼬ごっことなることでしょう。その度に車の価格が高くなるでしょうから酒を呑まない一般人には遣り切れませんよね。(;;)
現在の法律では交通取り締まりに引っ掛かっても飲酒検知拒否(罰金30万円のみ)が何故か認められるため、この方が飲酒運転者には遙かに有利であり、酒酔いは免許取り消しの上罰金50万円(又は3年以下の懲役)と本末転倒状況ですから、盗人の逃げ道を作っておいて“御用だ!”と言っているようなものではありませんか。
そんな馬鹿馬鹿しい法律は改正して、飲酒検知拒否は即免許取消しとした上で懲役3年にしてやれば良いのです。そして検知の結果飲酒運転酒気帯び運転共に殺人未遂罪で立件するように法制化されれば飲酒運転は極端に減ると思いますが如何でしょうか。
あの植草教授がまたもやハレンチ罪で逮捕されました。電車内で17歳の高校生のお尻を触ったとか…この先生有名な経済アナリストであり、日本経済の指針としてなくてはならぬ教養溢れた方ですが、前回の手鏡事件と謂い今回の事件と謂い完全なビョーキだと思いました。奥様など前の事件で離婚されたかと思いきや夫の無実を信じて共に戦われましたから、ご自宅で奥様の知って居られる日常の植草教授と奥様の知らぬ処でロリコン魔に変身した植草一秀は多分別人なのでしょう。ジキル氏とハイドの映画が大昔ありましたよね。どちらがハイドだったか忘れましたがこれからは教授に行くところはトイレ以外全て奥様同伴にされたら彼のビョーキが出ることはないと思いますが、幾ら仲の良い夫婦でも四六時中一緒と言う訳にも行かないでしょうし、今度の事件で奥様も目が醒めたでしょうし二度あることは三度と言いますから現在の医学では完治は先ず困難でしょう。財産がなくならない内に慰謝料を貰って別れられた方が良いと思いますよ。何せ今回の事件は単に魔が差したと謂うようなものではなく、右手に鞄を左手に傘を持った儘傘を手首に引っ掛けて左手を自由にしておいて女子高生のスカートの中に手を差し入れお尻を触ったそうであり、女子高生の叫びで周囲の人の目線が彼に集中したときにはちゃんと傘を持っていたそうですからタチが悪く明らかに計画的ですよね。蒲田署員には傘を持っているのにそんなことができる訳がないと白を切り、女子高生に手首の傘の事実を指摘されてから慌てて”酔っていて憶えていない“と豹変したそうですから完全な確信犯ですよね。ビョーキだと信じた私が間違っていたのかも知れません。(;;)
日本も貴重な経済アナリストをこんなことで失うのは残念ですね。彼は手鏡事件以前はハンカチ王子のような清潔感溢れる素敵な男性だったのですが…(;;)
女子ゴルフ東海クラシックは横峯さくら選手、未だ全英の疲れが取れず優勝した福島選手に10打差も放されて16位タイと低迷しました。来週は確か昨年優勝した宮城TV杯ですから是非連覇して欲しいですね。(^^)

にかほ市とは何処や!


先週の雨ですっかり秋らしくなりましたね。朝晩は肌寒い位になりましたが、日中は変わらぬ暑さが戻ってきました。この時分丁度夏の疲れが出てくる頃ですから皆様も健康管理に十分注意して下さい。
一昨日金曜日仕事で神戸に出てタクシーに乗ったら運転手さんが暑さで元気がなく絶えず汗を拭いて居るので、見ると長袖のシャツでしたから“半袖にしたら?”と言ったら“片焼けしまんねん”というではありませんか。“かたやけ?”一瞬考えましたが、よく分からず聞き返したら半袖でタクシーを運転していると右腕だけが真っ黒になるので乗務外で街が歩けず仕方なく暑くても長袖を着ているそうです。(^^)
長袖は乗客に対する礼儀かと思っていましたが、それはお客の思い上がりだったようです。そうですよね、ワンメーターの客には行き先を告げても返事もせずに無言で発車し、降りるときも一言もモノを言わぬ運転手が殆どですから客に対する礼儀を持っているのはMKさん位ですものね。
庭の瓢箪池に安物の濾過器が入り、微風だけに頼っていた酸素の溶存度が増加して魚達も生き生きしてきました。(^^)お陰で水もすっかり綺麗になり透明度も抜群です。魚達も“むぎつく”に“おいかわ”それに“かわむつ”“しまどじょう”と住民が多彩となり近所の悪ガキ共も見に来ています。
池の手前の浅いところを餌場と決めて1日2回ペレットと解凍赤虫を与えることにしたら魚達が絶えず浅場をうろついているので隣の悪猫が来ないかと心配です。(;;)
今朝5時に起床して降水確率を調べたら40%であり、困ったなあと6時発表を見たら60%に上がって居るではありませんか。此れはヤバイと予ての計画通り1年振りのエンマ蟋蟀採取に出掛けました。昨年より1月早いのですが、場所は同じ明石税務署前の休耕田であり、果たして居て呉れるやらと内心心細かったのですが小雨の中を運良く50匹程捉まり、意気揚々と帰って参りました。彼等は敏捷ですから眼の良くない私では田圃の中なら到底捉まらなかったと思いますが街中(まちなか)の田圃は畦道の土手がなくてコンクリートの護岸になっているのが幸いし、護岸際の枯れ草を毟ると下に隠れていた蟋蟀が飛び出してきてコンクリートに飛び付き這い上がって逃げようとするので案外容易に捉まりました。あれが雑草に覆われた土の土手だったらお手上げだったことでしょう。(^^)
帰宅してペレットとレタスを与えたら暫くして気持ちが落ち着いたらしく“コロコロコロ”とえも言えぬ鳴き声が聞こえ出し、久し振りに至福の一刻(ひととき)を過ごすことができ仕合わせな気分に酔いしいれましした。昨年は電車での捕獲行きだったのでアクリル水槽が小さく蟋蟀が雑居過密状態になって沢山死んでしまった教訓から今度は大きなアクリル水槽に草と土をたっぷり入れて車で参りました。数ヶ月振りの車の運転で少々不安でしたが今週火曜日には運転免許証の高齢者講習もあることだし、日曜日の早朝で車も少なく充分な予行演習になりましたよ(^^)
夫の死後凍結保存精子を使った体外受精で授かった子供の父子関係を巡ってこれを認めた高裁の判決を破棄し、無情にも最高裁は先週4日請求を棄却した事件がありましたね。(8日も同様な事件の結審があり最高裁で敗訴)最高裁の判決理由は『法律がないので父子関係は認められない』と素気ないものでありましたが、最高裁の判例は法律と同じ効果を持つのではありませんか!法律が医学の進歩に遅れを取っているからと卑屈になっての上告棄却は惨いですよね。法律のせいにする最高裁の態度は国民を愚弄するものであり職務からの逃避です。真面目に仕事をせずに法律に書いてないからと嘯いているこんな裁判官達は全員クビにすべきだと思います。精子卵子の採取の際は医師が立ち会っており、家の冷凍庫に保管されていた道理もなく病院が厳重に保管していたでしょうからお母さんの意思で他人の精子とすり替わる余地は全くありません。何より現在ではDNA鑑定と謂う伝家の宝刀があるではありませんか。それ以外にも今の医学では父子関係を科学的に証明する方法は幾らでもありますから、お父さんが亡くなったとき受胎してなかったとたったそれだけの理由で子供が嫡出子になれないのはどう考えても解せません。父親が酸素マスクに繋がれて瀕死の状態であっても体外受精が父親の死亡より1秒でも早ければ嫡出子で、1秒遅ければ父(てて)無し子なんてどう考えてもおかしいですよね。子供が生まれたのは父親の死後300日だったそうですから、出産が受胎から十月十日(とつきとうか)の社会通念からも違和感なく、夫の今暫しの存命を願ったお母さんの無念さが察せられます。このお母さんはきっと子なしだったから体外受精までされて子供を願ったのでしょう。無慈悲なこの判決の結果生まれた子供の戸籍には父親欄は空欄であり、亡くなった父親の相続人には成り得ませんから、遺産があれば両親若しくは夫の兄弟姉妹にも相続権が出現しますが、単細胞な最高裁の判事達はそんなことは露考えもしなかったでしょうね。(>_<)
嘗ては俳優の向井亜紀さんが子宮頸ガンによる子宮全摘のためアメリカで代理妻出産をされましたが、彼女の場合も司法は頑なに借り腹による子の認知を拒みました。法務省もそろそろ御役人に産科の医師を採用しないと時代に取り残され諸外国から嘲笑われますよ。(>_<)
もう嗤われているか!
連日都市対抗野球で新聞を賑わした“にかほ市”とは聞き慣れぬ名であり、何処にあるのかと訝しく思っていましたが全国優勝を遂げたお陰で秋田県にあることが判明しました。何でも秋田県の坤(ひつじさる)の方向にあり、山形県酒田市の隣接地で3つの町が合併して昨年秋にできたとか、合併された一つの町が仁賀保町だったところから付けられたものらしいのですが、世の中最近漢字離れが甚だしくて、さいたま市、いわき市、つくば市、ひたちなか市等々仮名の市がうじゃうじゃできました。我が県にも“たつの市”が龍野市から変身しましたが、これでは龍野が三木露風作詞山田耕筰作曲童謡“赤とんぼ”の発祥の地であることすら忘れ去られるでしょうし、そのうち龍野を流れる揖保川まで“いぼ川”にされて川に入るのを気味悪がられるのではないでしょうか。どの市も漢字で書けば中学高校で取得する易しい漢字ばかりなのにどうして仮名呼ばわりするのか真意が掴めませんが、こんな処にも子供の国語力を低下させる原因が潜んでいるのでしょう。読み易ければよいと謂うものではなく地名の漢字にはそれなりに古の歴史を秘めているのに仮名ではそれらが全て失われます。漢字なら先ず読み間違いはせぬものを私は始め“にほか市”と読んでいましたが最近になって“にかほ市”であることに気付きました。(;;)今の子供達の漢字離れはこんな行政の安易な姿勢にも一因があると思われます。仁賀保市の何処が読み難いのか!
子供達ばかりではありません、今の大人達もパソコン惚けして漢字を忘れ、檸檬や憂鬱を書ける者など1%にも満たず、蜜柑や林檎すら満足に書くことが覚束ないのではどうしようもありませんよね。(;;)
飲酒運転に纏わる二つのエピソードをご紹介しましょう。先々週福岡市で起きたお母さん必死の素潜り4回にも関わらず幼児3名が死亡した痛ましい追突事故を惹き起こした男が事件後携帯から友人に替え玉出頭を依頼して断られ(彼もその時お酒を飲んでいたそうな)仕方なく代わりに水を持ってくるように依頼し、その水をガブ飲みしてからその場にいた警察官に事故を打ち明けたそうです。何でも水を呑めばその水が酒を中和して酒酔い運転が酒気帯びに数値の格下げとなり罰金や保険に何かと有利になるとか、役人とは悪いことを考える奴ですね。もう1件は先週北九州市で若い男が追突事故を起こした直後、コンビニへ走ってカップ入り焼酎を購入してガブ飲みし、駆けつけた警官に“事故を起こしたので腹を立てて呑んだ”と話したそうですが、被害者は彼が事故当時既に酔っていて足許がふらついていたと証言したそうです。アルコール検知器も呑んだ時間まで分からんでしょうし、被害者の証言が裁判所で否定されたら一体どうなることでしょうか。世の中悪賢い奴が居るもんやなあ。(>_<)
8日9日と連続して6件もの飲酒運転を原因とする事故が日本各地で発生しその不届きな連中の殆どが公務員であったことから我が国公務員の質を問われることになりました。福岡県“海の中道大橋”での3人の幼児の死亡は何の教訓にもなり得なかったことになりますが、世の中何処か歪んでおかしいですね。(;;)
期待された日本女子プロ選手権でしたが、横峯さくら選手は気負いすぎて13オーバーは最悪であり渡米から帰国した宮里藍ちゃん優勝の添え花となって沈みました。(;;)
負け惜しみではありませんが、お陰で日曜日の夕刻TVに関心が行かず漢字の勉強に身が入りましたよ。