今年も昨日で丁度半分が過ぎましたが月日の経過の早さには驚くばかりです。幸運にしも引き抜かれずに庭に残っていた根っ子の切れ端から再生して見事に咲いた“ひるがを”をご覧に入れましょう。ちっぽけな根っ子の欠片からでも他の雑草を押し退けて葉が出て蔓が出てこんなに立派な大輪が咲くなんて植物の生命力って強いものですね。{%ureshii%}些細なことで直ぐに生きる力を失ってしまうその辺のひ弱な人間様も少しは“ひるがを”を見習ったらどうじゃ!

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将に破竹の勢いで急成長を遂げて居たグッドウイルグループのコムスンが介護保険で勇み足を咎められて四面楚歌となり苦況に陥っています。
幼い頃父の事業の倒産から生活保護を受け乍ら少年時代を苦労して成長した折口会長が、此処まで伸し上がるには並大抵の努力ではなく辛酸を嘗め尽くした半生であったかと思いますが、少し功を焦り過ぎたのでしょう。介護も法律が定められて未だ7年と日が浅く、法律自体役人が介護の現場を実地に検分することなく机上で作成したものである上に法が充分に熟(こなれ)ていないため不条理な箇所が多く、例えば家事介護の時間を身体介護に切り替えるだけで時間単価が4倍も違うなど、ケアマネの手腕一つで如何ようにも美味しい商品に変貌できるために介護点数の仕組みに精通することで荒稼ぎができたものでしょうが、有資格者の不足や偽ヘルパーの存在は氷山の一角であり、介護保険のサービスに対する価格システムそのものに重大な欠陥があり、そこいらを介護事業者が狙い目にして参りましたが、こんなことは何処の事業者も大なり小なりやっていたことでコムスン1社が槍玉に挙がったのは、不幸にして彼等が2000個所以上もの事業所に急速に発展したことや、本社を六本木ヒルズに置かれていること、折口会長の財産が田園調布の自宅7億円、軽井沢の別荘30億円、所有ジェット機が45億円で車はロールスロイス以下13台とかその辺への羨望が世間からのコムスンへの風当たりを強くしたものでありましょう。介護の世界は医療と似て非なるもので、幕開きから日が浅いため、国民には現代では死語となっている“医は仁術”を求めてボランティアだと謂う淡い期待がありますから、それも風当たりを強くした原因であったでしょう。
何れ折口会長も近い内に脱税辺りからボロが出てホリエモン同様の境遇になるのではないかと思いますが、これだけの蓄財に対し当然に東京国税局査察部の内偵が行われたものと思われますから如何に凌いできたものでしょうか、案外現在内偵中だったりして…
今回彼だけが狙い撃ちされた理由は彼が急成長を遂げ時代の寵児を驕り見て六本木ヒルズに本社を置いたことに由来するものと思われます。
『富士には月見草がよく似合う』と謂う太宰治の有名な言葉がありますが、『ヒルズ族に介護はまるで似合わない』ではないでしょうか。{%ikari%}
先日夕方孫娘が“雀の子供が…!”と駆け込んできました。何ごとが起こったのかと表に出てみると、何でも雀の赤ちゃんが飛べずにお向かいの庭に落ちたとのこと、見ると傍の電線で両親と思われる雀が2匹必死の声で子供に呼び掛け、それに応えて子供も鳴き交わしています。人間の子供なら抱いてでも連れて帰れますが、雀の親子ではそれも叶わず、先ず捉まえて傷の手当てを…と捜したのですが飛べない癖にメチャすばしこくて、捉まえたと思ってもするりと体を躱して終いには道を横切ってうちのガレージの物置の隅に入ってしまい固まってしまいました。懐中電灯で照らすとチャンとこっちを見ているのが見えるのですが動くと捉まることを知っていてわざと動きません、知能の方は小学生高学年、運動能力は高校生並みと見ました。乱暴なようでしたが追い出すためにホースで水を掛けたりいろいろ手を尽くしましたが、結局物置の裏側に隠れてしまい暗くなるし親雀も鳥目ですから仕方なく断腸の思いで帰ってしまったらしく鳴き声もしなくなって術(すべ)がなくなり、最早これまでと懸命に救助の協力してくれた孫娘に半べそを掻かすことになってしまいました。{%naku_a%}
万一を思い、もしや夜中にでも出てきたらと物置の出口にパン屑など置いてガレージの下を雀が通れる位開けておいたのですが翌早朝見に行ってもパン屑を食べた様子もなくさては死んでしまったのかなあ、可哀想なことをしたなあ、と思っていると、再び雀の両親がやってきて“出ておいで”とでも言っているのでしょう、昨夜と同じような特徴のある甲高い鳴き声で子供に呼びかけています。するとそれまで静かだった物置の奥から小雀の鳴き声がするではありませんか“お母ちゃん”とでも言っているようなので、小雀が生きていたことにまずは安堵しましたが、どうしたものかと思案していた処、丁度うちの崖の防災工事で大林組の作業員の人達が来ていたのでムリをいって数百キロもある物置を数人で動かして貰って物置の裏に透き間を空けてやったらピーピーと鳴きながら小雀が道へ飛び出し、それを待っていたかのように親雀たちが近寄ってきて3匹一緒に道を隔てた南向かいのお家の塀を越えて飛んで行きました。一晩中ご飯も食べずに物置の裏で辛抱しよくぞ2mの塀が越せたものだと感心しましたが、此こそ雀の両親の我が子を思う真心が神に通じ神が小雀に力をお与えになったものではないかと思い無事に住処に帰れることを祈ったものでした。雀のあんなに小さい頭の中にでも子供を思う心が一杯詰まっており、翌朝になってもチャンと憶えていて忘れずに子供を探しに来た雀の両親を見て、連日新聞の何処か賑わせている児童虐待事件など人でなしの人間の親が多いことを恥ずかしく思い、世の親たちにこの雀の爪の垢(あるのか?)でも煎じて飲ませたく思いました。量が例え所謂雀の涙位の微量であっても効果は覿面ではないでしょうか。{%shiranai%}
社保庁が無責任体質になった原因について『社保庁の組織は厚生省のキャリア官僚、本庁採用の中堅職員、地方採用の正規職員、地方の非正規職員と4種構造になっており、どんなに頑張って仕事をしてこの階層の壁に阻まれて出世は叶わず逆に謂えば怠慢をも咎められて階層を落とされることのない、アメもムチもない社会であり職員は仕事より定時に帰宅することを最優先している。若い者より中堅や幹部の方が状況が酷く、仕事より待遇改善が第一となっている。記録漏れの問題に関しては一部の職員だけで村瀬長官も知らなかっただろう』と社保庁の不祥事を他人事(ひとごと)の如く述べ天に唾する言葉とも気付かず、自身の責任について何ら言及しなかったのは、さわやか福祉財団理事長である掘田力氏(元社保庁長官で辞任後も最高顧問を本年1月まで務めており所謂キャリア厚遇天下り太りの典型的な一人)でありましたが、彼がメディアの質問に対して答えたこの言葉の中身はそっくり彼が現役時代に貪ってきた利得そのものでありましたから、社保庁の内情は実は斯くの如きものであり、本来なら己が監督責任に対し深く頭(こうべ)を垂れなければならぬ行政の長が、部下のしたことを我関せずとは実に自分達の恥を世間に晒したことであり乍ら恥ずかしさすら憶えぬその鉄面皮には呆れるばかりでありましたが、そんなことにも気付かぬ彼の態度はキャリア官僚の典型を見るようであり、人に上に立つ者がこんなことでは到底年金問題の解決処ではなく全てが有耶無耶に終わるのは当然であろうと考えました。彼等キャリアには、下層の仕事は下賤なものであって責任転嫁されては叶わぬので決して知ってはならない不文律があったものでしょう。我が国には口出しするとその仕事を押しつけられると謂う変な悪弊がありますから、ノーチェックの体制が積もり積もって今日5000万件の未統合年金記録を生み出したものだと思われます。{%komaru%}聞けば共済年金にも同じようなミスがあったそうですが、調べてみたら自分達厚生労働省が一番多かったりして…{%gakkari%}
偽装ミンチ事件もミートホープ社の廃業によって終息しようとしていますが、内部告発を受けた北海道農政事務所も連絡を伝達された筈の北海道庁も何れも“聞いた”聞いていない“と水掛け論で責任の擦り合いは見苦しい限りです。思うにこの種の事件は同和の業界の常識であって農政事務所などは見て見ぬ振りするように前任者から引き継いで居ますから、内部告発など迷惑千万であったでしょう。大体からコロッケなどは屑肉で作るのが常識であり。豚や鳥が混入していたとすれば健康上とても良いことではありませんか。でもこの会社は一寸度が過ぎましたね。でももっと酷いことをしている会社が一杯あるかも知れませんよ。{%gessori_a%}
それにしても農政事務所と謂う処は税金の無駄使いのために作られた役所らしく、本業は出勤簿に判をつくだけの役場なのでしょうか?
【北海道農政事務所】
こんな立派な相談窓口も全て表向きの建前であり、実際に相談に来られると本当は困るなんて困ったお役所ですね。何もしない仕事もしたくないなんて此も税金泥棒の一味に違いありません。{%ikari%}
{%golf%}先週横峯さくらちゃんのお休みを全米オープンと8月2日からの全英オープンと書き間違えました、ご免なさい。今週は初めての全米オープン出場でしたが臆することもなく現在20位タイと健闘しています。優勝できないのなら疲れが出ないように適当にサボって早く帰国しましょうね。{%airplane%}