先週の雨ですっかり秋らしくなりましたね。朝晩は肌寒い位になりましたが、日中は変わらぬ暑さが戻ってきました。この時分丁度夏の疲れが出てくる頃ですから皆様も健康管理に十分注意して下さい。
一昨日金曜日仕事で神戸に出てタクシーに乗ったら運転手さんが暑さで元気がなく絶えず汗を拭いて居るので、見ると長袖のシャツでしたから“半袖にしたら?”と言ったら“片焼けしまんねん”というではありませんか。“かたやけ?”一瞬考えましたが、よく分からず聞き返したら半袖でタクシーを運転していると右腕だけが真っ黒になるので乗務外で街が歩けず仕方なく暑くても長袖を着ているそうです。(^^)
長袖は乗客に対する礼儀かと思っていましたが、それはお客の思い上がりだったようです。そうですよね、ワンメーターの客には行き先を告げても返事もせずに無言で発車し、降りるときも一言もモノを言わぬ運転手が殆どですから客に対する礼儀を持っているのはMKさん位ですものね。
庭の瓢箪池に安物の濾過器が入り、微風だけに頼っていた酸素の溶存度が増加して魚達も生き生きしてきました。(^^)お陰で水もすっかり綺麗になり透明度も抜群です。魚達も“むぎつく”に“おいかわ”それに“かわむつ”“しまどじょう”と住民が多彩となり近所の悪ガキ共も見に来ています。
池の手前の浅いところを餌場と決めて1日2回ペレットと解凍赤虫を与えることにしたら魚達が絶えず浅場をうろついているので隣の悪猫が来ないかと心配です。(;;)
今朝5時に起床して降水確率を調べたら40%であり、困ったなあと6時発表を見たら60%に上がって居るではありませんか。此れはヤバイと予ての計画通り1年振りのエンマ蟋蟀採取に出掛けました。昨年より1月早いのですが、場所は同じ明石税務署前の休耕田であり、果たして居て呉れるやらと内心心細かったのですが小雨の中を運良く50匹程捉まり、意気揚々と帰って参りました。彼等は敏捷ですから眼の良くない私では田圃の中なら到底捉まらなかったと思いますが街中(まちなか)の田圃は畦道の土手がなくてコンクリートの護岸になっているのが幸いし、護岸際の枯れ草を毟ると下に隠れていた蟋蟀が飛び出してきてコンクリートに飛び付き這い上がって逃げようとするので案外容易に捉まりました。あれが雑草に覆われた土の土手だったらお手上げだったことでしょう。(^^)
帰宅してペレットとレタスを与えたら暫くして気持ちが落ち着いたらしく“コロコロコロ”とえも言えぬ鳴き声が聞こえ出し、久し振りに至福の一刻(ひととき)を過ごすことができ仕合わせな気分に酔いしいれましした。昨年は電車での捕獲行きだったのでアクリル水槽が小さく蟋蟀が雑居過密状態になって沢山死んでしまった教訓から今度は大きなアクリル水槽に草と土をたっぷり入れて車で参りました。数ヶ月振りの車の運転で少々不安でしたが今週火曜日には運転免許証の高齢者講習もあることだし、日曜日の早朝で車も少なく充分な予行演習になりましたよ(^^)
夫の死後凍結保存精子を使った体外受精で授かった子供の父子関係を巡ってこれを認めた高裁の判決を破棄し、無情にも最高裁は先週4日請求を棄却した事件がありましたね。(8日も同様な事件の結審があり最高裁で敗訴)最高裁の判決理由は『法律がないので父子関係は認められない』と素気ないものでありましたが、最高裁の判例は法律と同じ効果を持つのではありませんか!法律が医学の進歩に遅れを取っているからと卑屈になっての上告棄却は惨いですよね。法律のせいにする最高裁の態度は国民を愚弄するものであり職務からの逃避です。真面目に仕事をせずに法律に書いてないからと嘯いているこんな裁判官達は全員クビにすべきだと思います。精子卵子の採取の際は医師が立ち会っており、家の冷凍庫に保管されていた道理もなく病院が厳重に保管していたでしょうからお母さんの意思で他人の精子とすり替わる余地は全くありません。何より現在ではDNA鑑定と謂う伝家の宝刀があるではありませんか。それ以外にも今の医学では父子関係を科学的に証明する方法は幾らでもありますから、お父さんが亡くなったとき受胎してなかったとたったそれだけの理由で子供が嫡出子になれないのはどう考えても解せません。父親が酸素マスクに繋がれて瀕死の状態であっても体外受精が父親の死亡より1秒でも早ければ嫡出子で、1秒遅ければ父(てて)無し子なんてどう考えてもおかしいですよね。子供が生まれたのは父親の死後300日だったそうですから、出産が受胎から十月十日(とつきとうか)の社会通念からも違和感なく、夫の今暫しの存命を願ったお母さんの無念さが察せられます。このお母さんはきっと子なしだったから体外受精までされて子供を願ったのでしょう。無慈悲なこの判決の結果生まれた子供の戸籍には父親欄は空欄であり、亡くなった父親の相続人には成り得ませんから、遺産があれば両親若しくは夫の兄弟姉妹にも相続権が出現しますが、単細胞な最高裁の判事達はそんなことは露考えもしなかったでしょうね。(>_<)
嘗ては俳優の向井亜紀さんが子宮頸ガンによる子宮全摘のためアメリカで代理妻出産をされましたが、彼女の場合も司法は頑なに借り腹による子の認知を拒みました。法務省もそろそろ御役人に産科の医師を採用しないと時代に取り残され諸外国から嘲笑われますよ。(>_<)
もう嗤われているか!
連日都市対抗野球で新聞を賑わした“にかほ市”とは聞き慣れぬ名であり、何処にあるのかと訝しく思っていましたが全国優勝を遂げたお陰で秋田県にあることが判明しました。何でも秋田県の坤(ひつじさる)の方向にあり、山形県酒田市の隣接地で3つの町が合併して昨年秋にできたとか、合併された一つの町が仁賀保町だったところから付けられたものらしいのですが、世の中最近漢字離れが甚だしくて、さいたま市、いわき市、つくば市、ひたちなか市等々仮名の市がうじゃうじゃできました。我が県にも“たつの市”が龍野市から変身しましたが、これでは龍野が三木露風作詞山田耕筰作曲童謡“赤とんぼ”の発祥の地であることすら忘れ去られるでしょうし、そのうち龍野を流れる揖保川まで“いぼ川”にされて川に入るのを気味悪がられるのではないでしょうか。どの市も漢字で書けば中学高校で取得する易しい漢字ばかりなのにどうして仮名呼ばわりするのか真意が掴めませんが、こんな処にも子供の国語力を低下させる原因が潜んでいるのでしょう。読み易ければよいと謂うものではなく地名の漢字にはそれなりに古の歴史を秘めているのに仮名ではそれらが全て失われます。漢字なら先ず読み間違いはせぬものを私は始め“にほか市”と読んでいましたが最近になって“にかほ市”であることに気付きました。(;;)今の子供達の漢字離れはこんな行政の安易な姿勢にも一因があると思われます。仁賀保市の何処が読み難いのか!
子供達ばかりではありません、今の大人達もパソコン惚けして漢字を忘れ、檸檬や憂鬱を書ける者など1%にも満たず、蜜柑や林檎すら満足に書くことが覚束ないのではどうしようもありませんよね。(;;)
飲酒運転に纏わる二つのエピソードをご紹介しましょう。先々週福岡市で起きたお母さん必死の素潜り4回にも関わらず幼児3名が死亡した痛ましい追突事故を惹き起こした男が事件後携帯から友人に替え玉出頭を依頼して断られ(彼もその時お酒を飲んでいたそうな)仕方なく代わりに水を持ってくるように依頼し、その水をガブ飲みしてからその場にいた警察官に事故を打ち明けたそうです。何でも水を呑めばその水が酒を中和して酒酔い運転が酒気帯びに数値の格下げとなり罰金や保険に何かと有利になるとか、役人とは悪いことを考える奴ですね。もう1件は先週北九州市で若い男が追突事故を起こした直後、コンビニへ走ってカップ入り焼酎を購入してガブ飲みし、駆けつけた警官に“事故を起こしたので腹を立てて呑んだ”と話したそうですが、被害者は彼が事故当時既に酔っていて足許がふらついていたと証言したそうです。アルコール検知器も呑んだ時間まで分からんでしょうし、被害者の証言が裁判所で否定されたら一体どうなることでしょうか。世の中悪賢い奴が居るもんやなあ。(>_<)
8日9日と連続して6件もの飲酒運転を原因とする事故が日本各地で発生しその不届きな連中の殆どが公務員であったことから我が国公務員の質を問われることになりました。福岡県“海の中道大橋”での3人の幼児の死亡は何の教訓にもなり得なかったことになりますが、世の中何処か歪んでおかしいですね。(;;)
期待された日本女子プロ選手権でしたが、横峯さくら選手は気負いすぎて13オーバーは最悪であり渡米から帰国した宮里藍ちゃん優勝の添え花となって沈みました。(;;)
負け惜しみではありませんが、お陰で日曜日の夕刻TVに関心が行かず漢字の勉強に身が入りましたよ。
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