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何で私がメタボや?


昨日一昨日と久し振りの降雨で地温が下がり熱帯夜から解放されて冷房要らずでぐっすり睡れましたね。8月も愈後一週間となりました。4年生の孫は稲の自由研究ばかりでなく、溜まっている宿題の追い込みに懸命です。何処の家庭もそろそろ宿題コールが始まる頃でしょう。私共の少年時代は宿題もなければ試験もなかった(戦時中紙がなかったので先生もお手上げ(^^))ので、嬉しいような羨ましいような複雑な気分ですが、矢張り宿題や試験が人生の階(きざはし)として必要であったことをこの歳になってつくづくと思い知らされています。(;;)
勉強の基礎は国語に限らず“読書”からと謂われていますが、最近の子供達は読書(特に音読)をしなくなったと言われて久しく、TVの普及した昨今何時ものお気に入り番組に加えて高校野球や今年の夏休みはオリンピックと更に強敵が加わりましたから、子供達もこれらの誘惑に打ち勝つには余程の決心と根性が必要でしょう。昔我々の少年時代は読書も音読中心でありましたから道を歩いていると、子供の居る家庭からは可愛い読書の声が響いてきたものですが、最近ではまるで聞かれることがなくなったのは、エアコンの室外機の音に消されて聞こえないだけではないでしょう。(;;)
宿題と謂えばパソコンの普及した最近では宿題専用のサイトまであり“自由に使える読書感想文”まであるそうですから両親が共犯者となれば先生とて相当な眼力がないと真贋を見誤りかねません。でもサイトのコピペを悪用して良い点を取ったからとて借り物は所詮借り物ですから、後で家賃の高さに後悔するのは自分であり、身分不相応な学校を受験させられる羽目となり、人生の第一歩を挫折で踏み出すことになるでしょうから矢張り宿題は誰の力も借りずに独力で解くものだと思いました。
少し前にお馴染みのEさんから送って頂いた神戸港メリケンオリエンタルホテルと港内遊覧船“シーグレース号”(Eさんの勤務されていた会社の所有船です(^^))の勇姿をご覧頂きましょう。ハーバーランド側からの撮影で向こうに見えるのはポートアイランドです。シーグレース号がもう少し前に進んでいたらもっとコントラストの良い写真になっていたでしょうから残念ですが、白い雲が良い背景となって宛ら一幅の絵になっていますね。真夏の清涼剤にどうぞ。(^^)

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何処の国保組合も組合健保も組合員に病気になられると、医者が儲ける分組合が損をすることになるので、最近うちの税理士国保では返信用封筒付きの検便など至れり尽くせりの事前健康診断に懸命ですが、先日その国保から所謂メタボ検診の書類が届きました。読んでみると無料で何処の医療機関でも受けられるとのことでしたので行き付けのクリニックで検診を受けました。身体測定から心電図に血液検査に尿検査と通常の健康診断とほぼ変わらぬメニューであり、検査の結果もまずまずでありましたが、腹囲が89cm(正常値男性85cm女性90cmとか(;;))が異常値とされており、169cm61kg中肉中背のスタイリッシュ?な私がどうしてメタボと謂われねばならぬのか分からず不愉快でした。また女性なら正常値範囲であって、男であるばかりに異常値なのも頗る気に入りませんね。聞けば何処の国もメタボに腹囲など計って居らず日本だけとか(;;)毎日新聞の記事に依れば英国のグラスボー大学のある教授は“日本が腹囲をメタボ検診に使っていると聞いて愕いた。この基準で心血管疾患の危険度の高い人を見付けようとする方法は医学的に無意味であり、貧弱な治療としか言いようがない”と呆れていられるそうです。メディアも同調し“細いウエストを探し求め膨大な数の人を測る日本”とNYタイムズ紙には皮肉な見出しの記事が掲載されたそうであり“太りすぎが余り居ない日本で一般市民をスリム化するために始まった野心的なキャンペーン”だと更に皮肉を籠めて紹介されて居ます。そして最後に制度の目的が“医療費抑制と謂う政治的問題にある”と解説されていますから、将に正鵠を得た評論と謂えるでしょう。
これを受けてかどうか周章狼狽した日本内科学会など8学会では厚労省も交えて最適な腹位決定の再検討に入ったそうですが、素人考えでも身長も体重も考慮しない腹位など何の意味があるのかと不思議でなりませんね?
それにしても如何して女性が90cmでメタボなのでしょうか。これって女性を莫迦にしているのか、或いは女性に阿(おもね)っているのかどちらでしょうね。
富山県にある射水市民病院の伊藤雅之元外科部長が、先月末に殺人容疑で富山県警に書類送検されたと大きく新聞を賑合わせ居りました。容疑は延命治療の中止であり、此の先生は一貫して“延命治療の中止は犯罪ではない”と信念に基づいて述べて居られますが、80歳代以上の患者に呼吸器取り外しの同意が確認されず、そのために此の先生は罪に問われることになったものですが、病状その他から経験を踏んだ医者もプロなら患者が助からぬ病かどうかは容易に判断できるものであり、苦痛の多寡についても同様であったろうと思います。生命の尊厳は先ず生命の維持を最優先するとした現在の医学の硲(はざま)に対峙されて、先生も苦慮されたことと思いますが、病状恢復の可能性がゼロであって、意思表示すら体力的に困難な患者には家族の同意を得ることなく医師が延命治療の中止を決めることを認めるべきでしょう。此の先生は射水市民病院在職中は週末も出勤されて患者やその家族から慕われ、深夜でも常時病院に駆け付けられたそうですから今時珍しい患者思いの立派な先生であったと思います。そして患者の最期を必ず家族と共に看取られ、葬儀にも必ず列席されていたそうですから、患者を己と同じ目線で見て居られた倫理感溢れた高潔な人物であったに違いありません。その先生が延命装置の取り外しなど患者を苦しみから解放させるべく苦渋の決断だったことが分からないのでは、家族の身心並びに経済的負担を増やし保険点数の増加を図った劣悪な発想だと思われても仕方がありません。何が医師倫理委員会じゃ!
医者で想い出しましたが今から38年前の8月友人のG君が癌よりタチの悪いリンパ性肉腫に罹り、6年間の闘病生活の末、集中治療室で今際(いまわ)を迎えた折、そっと静かに息を引き取ろうとしている彼に対し、酷(むご)いことにK大付属病院の医者達はG君に馬乗りになって胸に強烈な電気ショックを2度3度と与えたのでした。G君の身体は電気ショックで幾度も跳ね上がった挙げ句に息を引き取りましたが、傍で手を握って居た私は此が人間のすることかと唖然としたものでありました。医者にすれば自分達の力で数分間延命させてやったとの自負心があったのでしょうが、死んで行く者にとってその数分間は一体何だったのかと思いました。後で聞けば此はその頃は大学病院ではどの医者もしていたことであり、家族に対する一種のサービスだったとか(;;)数分間でも地獄の苦しみを味合わされた上に電気ショック代も診療代に入って居るに違いなく、こんな延命(治療でない)は嘘だ!クソ食らえだ!と思いました。おまけに医者達はその後でG君のお母さんに解剖させろと執拗に迫り、私がお母さんに“G君は家に帰りたいだろうから早く家に連れて帰りましょう”と強く言ったのですが、先生には義理があるからと渋々解剖を承諾させられましたが、あれだけペコペコと解剖を頼んで身体中切り刻んでおきながら、後は掌を返したように告別式にも来なかったことはご焼香の上位に2人の担当医の名が呼ばれたことで分かりました。彼等は患者を人間と見ずに単なる実験材料(モルモット)としか見ていなかったのでしょう。(;;)
人間の尊厳を無視し延命してやったと嘯く彼等若造二人など親の教育が悪かったのか指導教官が人でなしだったのか医者としての倫理教育がまるで欠けており、資質としては医者より葬儀場の隠亡向きと思えるほど低俗であり、それに引き換え殺人容疑で送検された射水市民病院の伊藤先生の方が遙かに高潔であって、本来なら医者の鏡として厚労相から感謝状の1枚でも手渡して頂いて然るべき方ではなかったかと思いました。それなのに警察は実情も知らずにザル法を斜(はす)に読んで、殺人容疑とはどう謂うことじゃ!
色々な意味で騒々しかったオリンピックのお祭りも漸く今日でお仕舞いとなります。オリンピックでは予選で2回も完敗したアメリカを大一番でやっつけ金メダルに届いたソフトボール上野選手の熱投はまるで“巨人の星”の星飛雄馬でしたね。最高視聴率は47.7%とか…半ば金メダルが予想されていた北島選手のそれをぶっ千切っての高視聴率でしたから、国民が如何にソフトボールに対して最後まで儚い期待を抱いていたかが如実に分かります。それにしても上野選手二日間3試合28回413球の投球は人間の身体能力の限界を超え只精神力によるものと思い心から感動しました。上野選手初めはブスだと思っていましたが、優勝してから見ると普通の女の子に見えましたよ。此を痘痕も靨と謂うのでしょうか、(^^)
女子ゴルフツアーCATレディース前年優勝の横峯さくら選手今年はイマイチ調子が挙がらず9位タイは無念でしたが、あの小憎らしい上田桃子選手と同組同スコアでスタートして彼女を25位と蹴落としましたからまず良しとしましょうか。

総理は外務官僚の召使?


そろそろお盆が近づきましたが、面妖なことに淡路島や神戸市内に豪雨が降っても垂水辺りはお湿りもない日が続き畑の水遣りに逐われる毎日です。(;;)5リットルの如雨露の使用は結構腰への負担が重く、持病の座骨神経痛が久し振りに復活し、夜痛くて寝られず昨日は痛み止めの神経ブロック注射をして頂く約束でしたが、痛み止めとは謂えブロック注射も結構痛そうだし注射のお陰で車椅子生活になった方が居るとか聞きましたのでの盆休みの間痛み止めの内服薬を飲むことにして、効かなかったときのため座薬も頂いて来ました。(;;)
先週末から北京五輪の開幕となりましたが、本命野口みずき選手の腰のトラブルや柔道谷選手の金ならずなど出足から予想を覆す展開となっています。アンフェアな中国のことですから恐らく日本には幾つも金メダルが期待できず、不愉快な五輪となりそうなのでオリンピックの話題は今週ブログからパスさせて頂こうと思っています(;;)。
連日の炎天下を夏の甲子園の熱戦が続いて居りますが、我等が加古川北高校は一昨日無念にも福島星光学園に敗れ露と消えましたが、私学では県外からの野球留学特待生が幅を利かし、県内の選手が皆無の学校も少なくないとか…(;;)
今年は公立高校の出場は全55校の内僅か17校ですが全国を巡って特待生をかき集めた私立と地元の野球少年だけでの公立の力のハンディキャップは余りにも大きく30%の出場率は驚異的と言わねばなりません。昨夏の県立佐賀北高校の優勝など奇蹟かと言われたものです。30%の内15%位は膂力ではなく知力によるものではないでしょうか。
10年以上前の夏のことですが、仕事で加古川方面へ第二神明道路を走っていたとき豪奢なリムジンバスが追い越して行ったので見ると仙台育英高校と車体に大きく書かれて居りましたから、どうやら夏の甲子園へ出場し、次の試合までの練習に加古川にある神戸製鋼の球場へでも練習に行くものと思われました。公立高校が自前のバスは疎か神姫バスのレンタル料にも事欠いていることは、その後4年前の社高校後援会の悲痛な叫びを聞いていますので、冷房付きリムジンバスでの練習行きなど一体この落差は何だ!と思ったものです。
公立ばかりか私学でも仙台育英のような超弩級は別にして何処の私立校も甲子園行きの費用負担は大変なようです。先日聴いた話で学校名は差し障りがあればいけないので言いませんが、5日一回戦で敗退したある県代表の私立校では、燃料費の高騰もあってバス14台を仕立てるために特待生が殆どの野球部員80名の内甲子園行きの部員10数名は寄付金一人25万円、他の野球部員は一人20万円が割り当てられ、更には部員の家庭には寄付金の納付書が一家庭5枚送られて此を消化せねばならぬそうですから特待生も楽ではなく学校に入れて貰っても、ベンチ入りができなければ甲子園へは20万円のお賽銭を払ってアルプススタンドで応援だけでは涙がチョチョ切れます。(;;)
処で、加古川北高校は寄付金なしその代わりにバス仕立てもなし、在校生もOBも自弁で電車に乗って応援行きと決まったそうですから良かったですね。(^^)
酷暑続きの今日は何時もお馴染みEさんから送られてきた真夏の残雪を見て頂き納涼の気分を味わって頂きましょう。場所は7月23日に登られた中央アルプス甲斐駒ヶ岳の千畳敷駅付近です。気温は最高20度で最低5度とか…(^^)下界の我々には想像もできぬ気温ですが、察するに此の付近は真冬にはプロ中のプロの山男しか闊歩できない処ではないでしょうか。

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できるなら此の残雪が、冬まで消えることなく何時までも“なごり雪”でありたいと思いますが、此の写真の様子だと地球温暖化が進むと一寸心細いですね。(;;)
先週は紙面が足らずお知らせが1週遅れとなりましたが、京都府八幡市の公会堂でコンクリートの割れ目からド根性大根ならぬ直径20cmのド根性西瓜が誕生したと先月末に毎日新聞の雑記帳欄に写真入りで取り上げられました。(^^)何でも昨年の夏祭りで出された西瓜の種が割れ目に落ちて育ったものだそうですが、西瓜を育てるには一般的に謂って四つの要因が不可欠であり、一つは“ぼかし半作”と謂って前の年の秋に作られた西瓜用堆肥“ぼかし”が西瓜の苗を植える土床に入れられることと、西瓜の苗が病気に耐えられるようにカボチャの苗に接ぎ木することと、更には苗への大量の水の補給です。そして最期には雌花が開花したときに別の苗から咲いた雄花の受粉が必要です。公会堂のコンクリートの下の土が昔は肥沃な畑であったものか、偶々地下水の豊富な地域であったのかも知れませんが、不思議なことは近くに西瓜畑があったとも書いてありませんでしたから幸運にも余程マメな蜂や蝶などの昆虫が居て遠路受粉に訪れたものでしょう。(^^)
西瓜作りは恥ずかしながら小生未熟でも経験者でありますから言わせて頂きますが、直径20cmのド根性西瓜は小さいようで決して小さくありません。我々が普段食している西瓜は10キロ以上もありますが接ぎ木のため半分カボチャであり、大きいだけで味は大味であって本当の西瓜の味ではありません。お年を召した方はお存じと思いますが、本当の西瓜は大きさも直径が25cm以内と小振りであり、三日月型に切った頂点が白い粉を噴いて居て口に入れるとシャリシャリと蕩けてなくなりそれは美味しいものです。産地でもきっと美味しい西瓜を作りたいのでしょうが消費者の味覚センスもカボチャ西瓜で固定されましたし、耐病性と大きさの点で随分差が付くため本当の西瓜が淘汰されたのが実情のようです。(;;)この公会堂の正真正銘本物の西瓜は心無い人に悪さをされぬよう毎夜パトロール隊が必要でしょう。(^^)昼間の烏も要注意ですから網を被せる必要があるかも知れませんね。
今年の夏祭りには是非近隣の子供達にこの西瓜を一切れ宛味わって頂き、本物の西瓜が斯くも美味しいものかを知って頂きたいと思いました。(^^)
中央省庁(独立行政法人を含む)が06年度の費消したタクシー代が95億円だったと民主党の調べで明らかになりました。(07年はナンボや!)1000万円とか3000万円なら多いなあと腹立たしく思うのですが、95億円とは余りに多すぎて何だか実感が沸きませんね。敵の狙いが読めたぞ!チケットは142万枚だったとか(;;)1回当たり平均6600円だそうですが、深夜の帰宅ばかりではなくワンメーターの公務だって少なくないでしょうから。恐らく1回当たり1万円は優に超えたと思われます。その上ナント!一回3万円超が1900回もあり、最高額が73000円だったそうですから、霞ヶ関から静岡までになりますがそんな遠距離通勤がある訳なく、実際の料金は3分の1位であり、差額はキャッシュバックと運転手の口止め料だったこと位誰が考えても容易に推測できますが、それ以上追い詰めてしまうと役人に仕事をサボタージュされて、政府が困ることのなるため公表もできないで居るのでしょうが、2ケ月後には現在凍結されているチケットも復活することになるため、誰もが忘れた頃には再び高額な深夜タクシー代が又ゾロゾロ復活することでしょう。(;;)
タクシー代ばかりかゴルフボールなどのレクレーション関連品々も20億円を超すそうであり、年に何回非番でのゴルフ大会があるのか知りませんが、ボールなどは会社であっても私物使用が常識ですから、此は福利厚生に名を借りた完全な公金横領ではありませんか。こんな数字が明るみに出る背景には参議院で野党が過半数を占めたお陰であり、そうでなければ何時までも伏魔殿に巣くう魑魅魍魎共を太らす一方だったと思うと慄然としますね。此等多額なお金は発表されただけで誰も返さないの? 福田さんにもそれが言えないの?
福田さんと言えば日本の存亡を賭ける重大事件なのに1ケ月以上も口を噤んでいたなんて全く以て怪しからん話ですね。昨年末から年初に掛けて我が国各地で中国天洋食品製造の餃子中毒事件が起こり、世間を席捲したことを憶えていられるでしょう。中国側は補償問題が怖くて隠し通そうと“農薬メトミドホスの中国国内での混入の事実はない”と我が国に罪を擦り付けようとしていましたが、我が国では使用していない農薬が混入しているのも訝しく、政府は声を大にして中国当局を糺弾せねばならぬ処を、何時もの優柔不断から “日本国内で混入の可能性は少ない”などと言うだけで事件を大きくしようとせずに有耶無耶にしようと掛かって居り、人の噂も75日で先送り構想が効を奏したと思える先月初旬に、中国当局から事件後の6月中旬に中国国内で天洋食品の餃子により中毒事件が発生したと外交ルートで伝えてきたそうです。恐らく内部告発でもあって隠しきれないとでも思ったのでしょう。此を聞いた福田総理は待ってましたとばかりに中毒事件の真相究明を中国政府に強く申し入れ、中国大使を官邸に呼んで強く詰問するなど、限りなく低下する総理の人気回復に千載一遇のチャンスとばかり八面六臂の活躍をされるかと思いきや、知らぬ顔の半兵衛様で押し通し、情報を入手した記者団からの質問に対して6日広島で記者会見し“先方の捜査当局と情報交換している状況であり、どんな状況か現時点では申し上げられない”とは催眠術に掛かった人のようで、此ではまるで中国国家主席胡錦涛の言葉ではありませんか!恐らく中国政府と事件の概要について打ち合わせ済みであったこと勿れ主義の外務官僚等からの入れ智慧で其の儘頬被りにする予定であり、中毒事件を刺戟すると古くは南京大虐殺などを蒸し返され、謝罪論や和解金に話を擦り替えられることを恐れたものと思いますが、そんな弱腰で一国の総理が務まるのですか! “謝罪しないのなら五輪選手は疎か観客まで一人も参加させないぞ”位は言って欲しかったと思いますが、“安心実現内閣”を掲げる総理である筈が国民の安心より中国への配慮を優先させたことについては官僚達の召使いであるこの人には所詮無理なことなのでしょうね。(;;)“安心実現内閣”はその言葉の前に“中国”と謂う言葉が省略されていたものでしょう。(;;)それにしても餃子事件の出所が中国側であることが分かったにも関わらず、彼等からお詫びの一言も聞かされないのは、如何に日本政府が彼等に莫迦にされているか我々にもよく分かります。負け犬内閣は即刻解散するべきだと考えますが、次が麻生太郎であれ、小沢一郎であれ、日本に腐った官僚制度が存続する限りどうしても負け犬内閣にしかなれないと思うと悲しくて涙が出ますね。(;;)
今週の女子プロゴルフは橫峯さくら選手全英でお疲れのため休場となりましたのでゴルフコーナーはお休みさせて頂きます。

♪赤い夕日に照らされて…♪


今年は梅雨とは名ばかり殆ど雨が降らず、梅雨明け即酷暑の到来となりました。何時もなら週に2回程度夕立が来るものですが、今年はカンカン照りが続く中を突如埋め合わせのように先週月曜日各地で水害続出の被害が相次ぎ、神戸市でも灘の河川で小学生3人を含む5名が鉄砲水に襲われて亡くなられました。水の怖さを学校で良く教えて居なかったことや、水に対する地域の警戒態勢にも不充分な箇所があったのではないかと疑問が残る処です。
灘は雨の多い六甲山系の真南に位置していますから山に降った雨水の逃げ場所と考えられていますが、実はそうではなく六甲山への雨水はその殆どが山土を通して樹木に吸い取られ、永い期間少し宛周囲の河川を潤します。今回の事件の元兇は灘の地形の勾配そのものが大変きつい上に可成り山の方まで宅地造成されて住宅街が蔓延り、舗装道路が多くなって居ることにあると思いました。急勾配の舗装道路や側溝の雨水は、行き場所を失って小さな川に押し寄せるは自然の理(ことわり)であり、住宅地の浸水しか考慮せず、今回のようなケースについての対処法を全く怠っていた市も愚かでありました。此までも大雨の出水で同様な事態が幾度となく繰り返されたに違いありませんが、今回に限って偶々水遊びの季節であり児童の遊ぶ時間帯であったことが、悲劇を生んだものと思います。市は森林を伐採して大規模な宅地造成をする際には必ず調整池(水の逃げ場所)を作るように指導しながら、宅造が完成し雨水の排水路が完成すると調整池自身もその役割を終えて宅地化されて建築用地と化しますが、調整池の役割は実は永遠に終ることのないものであることを我々は今回の事件で学習したのでありました。(;;)
亡父の三回忌とお盆を控えて今月は決算も少なく、久し振りに幼い頃を振り返る余裕が持てそうですが、漢字の勉強も忘れずに消夏法の一つとしたいと思って居ります。
『石川や浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじ』ご存じ石川五右衛門の辞世句です。此方は“世にブログの種は尽きまじ”であり毎週不届きにも”殺す相手は誰でも良かった“など小生の血圧を上昇させる巫山戯た事件が数多登場する毎週ではありますが、一週位ネタ切れの週があって欲しいと願ってもそれも叶わず、今週はお盆前でもあるし新聞などのニュースに目を瞑り皆様を遠い昔に誘(いざな)って見たいと思いました。
間もなく終戦記念日を迎えますが、この日が近づくと何時も思い出されるのが幼かった頃(3歳位から?)の儚く懐かしい想い出です。支那事変で傷痍軍人になって帰国した父が、今風に言えば唯一のスキンシップだったのでしょう仕事柄毎夜帰宅が遅くて私が就寝後であったために“御休み”の子守歌の埋め合わせであったと思いますが、朝早く5時か6時頃寝ている私に添い寝して必ず歌ってくれた歌です。聞かされる子守歌?は決まって”♪此処はお国を何百里…♪赤い夕日に照らされて…♪“と軍歌“戦友”でありました。(;;)幼心に分からぬ儘何時とはなく憶えてしまいましたが、軍歌でありながらとてももの悲しい歌であり、戦時中姫路に疎開をした折も姫路城の北側にあった姫路師団四六部隊の兵隊さん達が行進時によく歌っているのを聞いて幼い頃の懐かしい想い出に浸ったことを想い出します。
【戦友】
皆様は此の歌をどんな風にお聴きになられましたか? 聴かれた方の世代に依ってまるで印象が異なったと思いますが、若い方もご年配の方も此の歌が軍歌でありながらまるで軍歌ではないのに気付かれたことでしょう。此の歌は軍歌の最高傑作と謂われていますが、実は反戦歌だったと思います。明治38年日露戦争で乃木希典が旅順203高地陥落に至るまでに数万人の兵士を無駄死にさせたと言われた奉天大会戦の悲惨な体験を後で作詞者真下飛泉の妻の姉婿となった木村直吉からその地獄絵巻を真下飛泉が具(つぶさ)に聴かれて書き下ろされたものであり、その臨場感溢れた生々しさは本人の体験かと思える程であって、スローテンポで哀愁に充ちたメロディーは亡き戦友への鎮魂の詩であり、作者が推敲に推敲を重ねたであろう重厚な歌詞は14連からなるしみじみとした悲しい物語で、“もう戦争は厭だ!”と聴く者の心に訴えかけ迫っています。そして会うことも叶わぬ両親と子の絆を切々と感じさせるこの詩は、親が子を殺し子が親を殺す現代の親子関係を、親子は本来斯くあるべきことを教えて呉れていると感じました。
此の詩(うた)は当時としては珍しい言文一致体で書かれたために一般大衆に受けたと謂われています。此の歌の丁度1年前に与謝野晶子の”君死にたまふことなかれ“が発表され大ヒットしたこともあり、斯うした歌は文語体でなければその歌の荘重さや重厚さが保てないとした既成観念があったのでしょうが、言文一致体で書かれた此の詩は荘厳さを少しも損なうことなく、子供もお年寄りもその感慨に浸れたことが人々の共感に繋がったものと思われます。皆様も14連6分11秒悲しい物語の読後感は如何だったでしたか?
戦時中軍部は厭戦の情が漂っているために此の歌が歌われるのをとても嫌って居たと謂われて居り、兵士が此の歌を歌うことを禁止していたのですが、明治時代から皆に歌い継がれた此の歌は、国民の心の叫びであって軍部の力でもってしてもどうにも止められなかったのでしょう。赤い夕日なんて誰が眺めても悲しいものです。不朽の名曲W Cハンディー作詞作曲のセントルイス ブルースでも”♪I hate see the evening sun go down♪”(私は悲しくなるから夕日を見たくない)と歌っていますから人生の黄昏を思わせる赤い夕日が悲しいのは万国共通のようでしたね。(;;)
それにつけてもこの詩を聴くと今の世代の人間関係の稀薄さをつくづく思い知らされます。友人など煩わしいからと唯部屋に籠もり、親が死んだとて無関心、友達と謂えば何処の誰とも分からぬメル友だけ、魂の慟哭など一生味わうことなく生涯を終えることは果たして幸せと言えるのでしょうか。人間として成長を遂げるには学問や教養に秀でることではなくて、魂の雄叫びを心の糧として自らを叱咤激励し自らの周囲の人間関係を密にすることから始まるのではないかと考えますが、此はこの歳になるまで持って生れた狷介固陋の性格により此の世に生を受けてから落日の今日まで真の友と謂うものを一人も持つことのできなかった自戒の念から生じた小生の何時もの繰り言でありました。どうかお赦し下さい<(_ _)>
一昨年鬼籍に入られた指揮者の岩城宏之氏が生前友人の作曲家林光氏に、一度で良いから軍歌“戦友”を男性合唱曲に編曲して欲しいと何十年も昔からずっと依頼されていたとか…氏が亡くなる直前最期のステージでタクトを振られたのがこの“戦友”だったそうです。(^^)亡くなられたのは永年の念願が叶えられて氏も思い残すことがなくなったからでしょうか。(;;)時代の流れと共に、次第に忘れ去られて行く歌の多い中で亡き友への鎮魂歌“戦友”は、反戦歌としての心情を何時までも次代に語り繋いで行かねばならぬと思いました。明治41年生まれの父も2年前に此の世を去り、今は昔70年前幼き頃の私の郷愁を語らせて頂きました。<(_ _)>
領有権を主張しながら教科書の記述でも日本の領土と書けずに子供達を騙し、韓国の顔色ばかり見ている日本政府には唯唯呆れる “竹島”の話題ですが、今回何の関係もないアメリカの国家安全保障会議までが韓国政府の阿りを受けて乗りだし“竹島”を韓国のものと決定したとか…(;;)米の地名委員会のHPの表記を韓国に変更されたと先日新聞で報道されたことは皆様ご存じの通りです。韓国は”流石ブッシュ大統領は偉い“などと喜んでいますが、どんな密約があったのか、どうしてこんな処にまでアメリカがクビを突っ込んできたのか良く分かりません。日本としてはアメリカに対して内政干渉は止めろ!と声を大にして謂うべきでありましたが、何処でどうなったのか、町村官房長官は『米政府の一機関がすることに過度に反応すべきではない』と述べて竹島問題から大きく視線を逸らす姿勢を示しましたから此の弱腰は一体何としたことでしょうか。そんなことだから何時も韓国ばかりか中国にも北朝鮮にもバカにされて居るのが分からないのか。日米協力の言葉は嘘だったのか!最近では対馬にまで乗り込んで来て此処は韓国領土だと言われても何も反論もできない我が国政府のアホさ加減には将に隔靴掻痒の思いですが、官僚の事なかれ主義も此処まで来れば韓国を図に乗らせるばかりであり、日本は過去の経緯について充分な資料を用意した上で世界国際司法裁判所に敢然と訴えて領有権を争うべきです。何もしないで負けるのでは負け犬であり、どう考えても我が国官僚の悪しき弊風である”物事先送り“を無能な閣僚達が鵜呑みにさせられているとしか思えません。
福田総理が一昨日解散を視野に入れた内閣改造を発表しましたが、新閣僚達は斬新さの感じられない人ばかりあり、期待などしていない国民を余計失望させるものでありました。(;;)
新閣僚の誰かが“儂は独りでも竹島を日本領土として護ってみせる”とか1リットル200円に迫っているガソリン代に対し“ガソリン税は儂が命を賭けて下げて見せる”とでも言える豪傑は居なかったのでしょうか? 例え実現できなくても渾身の努力さえ尽くしてくれれば国民は納得するでしょうにね…(^^)
え?そんなこと言うたら閣僚処か自民党にも居れなくなりますよ…ですって? 己が懐を潤すことだけに懸命で国民の困窮に手を差し伸べることさえできない政府なんてまるで後進国並みであり困ったものですね。そうです、日本はアメリカの属国であり立派な倫理的人道的後進国に落ちぶれて居ます。(;;)
今週は女子プロゴルフ唯一1週のみの夏休みですが、目下調子の悪い橫峯さくら選手は可哀想に今週全英オープンにまで駆り出されています。疲れが溜まらぬ内予選落ちして帰国されることを願っていましたが、どうやら小生の願望も届かなかったようで漸く予選を通過し、不動や宮里選手のお引き立て役に甘んじることになったようです。(;;)
不動選手は田舎の小母さんタイプで個人的には好きではありませんが日本人には違いありません。どうか4日目も首位を維持して31年振りに日本人として世界一になって欲しいと願っていますが、ハングリー精神の乏しい日本人は斯うした時には勝てないとしたものですから先ずダメでしょうね(;;)

先生に適性考査を…


梅雨が去って遂には茹だるような酷暑の到来となりました。(;;)先週の17日に今年初めて聞いた熊蝉の声もあの日だけでそれ以後余り聞くことなかったのに先週後半に入って爆発的な発生となり、昨日など夕刻潅木と間違えて玄関先の縁台で涼を取っている私の腕に止まる始末、色黒もここまでくると本物でしょう。(;;)
庭のビオトープ(先週来全く雨が降らないため幾ら補充しても随分水位が下がっています(;;))の水草アナカリスに花が咲きました。(^^)

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小さい小さい花で傍らの緋メダカがとても大きく見えますね。カメラが安物なのと腕が未熟で焦点が惚けていますが実物はとても可憐な花で春に咲く“一輪草”と良く似て居ますが、違うところは花期が大変短く午前中だけ半日の儚い命です。”花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき“と詠ったのは林芙美子でしたね。花の命が儚く短いのも又情緒があって桜が散りゆくのを愛でる日本人好みと謂えるでしょうか。
花の命と謂えば忠臣蔵淺野内匠頭の辞世の句『風さそう花よりもなお我は又、春の名残を如何にとやせん』は桜を指していますが、兎角日本人(昔の)が命より名誉を重んじる人種であるのは、桜を己が姿に置き換えている処からよく分かりますね。けれどもうそんな日本人も少なく(居なく)なったなあ!
今話題の人大阪府知事橋下徹氏の資産公開が先日行われましたが、花形タレント弁護士年収3億円にしては思ったより資産が少なく、此の資産公開には普通預金が対象外であるため、実際の資産を反映しているとは言えず、手許現金は扨措いても預金類は定期、普通を問わずに家族も含めて全てが公開されないと余り意味もなく、何のための公開やら単に誰も関心を持たないセレモニーと化しているように感じられます。
普通預金よりも私が気に掛かったのが自宅マンションのローンでありました。05年3月に1億1千万円のローンを組んで購入されたとのことですが奥様の持分が40%あり、然も現在は全額完済されてしまっているとか…(^^)それはそれで結構なことなのですが計算上3年間で奥様の借金が4000万円余りも消滅させられている処が、税務当局の関心を惹くことになりはしないかと謂う懸念でありました。7人の子供を育てる奥様に4000万円の借金を返済する収入源があったとは思えませんし、1億1000万円の借金は名義の如何を問わずに当時年収3億円と囃されたタレント兼弁護士の橋下知事が独力で返済されたものと思われますから。奥様名義の借金だけ消滅して持分だけ残ったのでは夫から妻への贈与になります。その辺は弁護士ですからご存じない訳はないと思いますが、我々税理士にすればとても恐ろしくて顧客にお勧めできないシナリオです。大阪国税局も相手が府知事では贈与税の調査はし難いと思いますが、世間の口に戸は立てられず、今回ローンの全額返済や持分40%の事実が世間に知られたことでもあるし、放っても置けず一体からどうされるおつもりでしょうか。(;;)
一般的に言って住宅ローンは夫婦共働きの場合持分を共有にして行われるのが合理的ですよね。処が中途で奥様が子育てから専業主婦になられるケースも結構多く、その場合後のローンは奥様連帯債務分も併せてご主人一人の負担となりますが、余り税務署が追求したとは聞いたことがなく多分奥様の持分への返済元利負担額が贈与税の基礎控除である年110万円を上回ることが殆どないためでありましょう。然し橋下府知事の場合明らかに年110万円は疎か1000万円を遙かに超えている計算ですから少しヤバイとは思いますがね。(;;)縮小予算が難産の末漸く府議会を通過しましたが、知事さんも一難去って又一難ではないでしょうか。
大分県の採用汚職事件は元参事の長女が居たたまれずに辞職第1号を申し出るなど愈その全貌が露わにされようとしていますが、浅はかな親心が子供に与えた心の傷は一生涯癒えないと思われますから、悲しい事件が此からも続きそうです。親の過保護の被害者となって自殺者など出ないことを祈るばかりです。10年保管が義務付けられている過去の採用試験データが意図的に消去されて居ましたが、大分県警の懸命の努力の結果、復元に成功し本来合格者であった方まで判明することになったとか…(^^)不正採用の教員は既にクビを洗って待機していることでしょうでが、親が子に内緒で裏口採用の小細工をしたのであれば本人に不正合格の認識がなく職権での処分は難しく退職勧奨に留まるのではないかと考えますが、この教師にとっては悪夢の数年間であったことでしょう。児童に対して児童達全員が人間不信に陥るような『実は先生は偉い人達に頼んで試験の点数を誤魔化して先生になったことがばれたので今回先生を辞めることになりました』などとヌケヌケと言えるでしょうか。(;;)
これ等は大分県だけの問題ではなく全国的に同様な土壌が存在しているに違いありません。今後文科省は早急に全国津々浦々まで採用試験の見直しを進めるべきですが、各市町村の教育委員会では現在も夜間残業土日出勤で不正採用のデータの消去(大分県警の結果それも叶わず鉄のハンマーでハードの破壊)に逐われていることでしょう。そして文科省はデータの破壊の終了迄時間稼ぎをした上で調査に乗り出す予定でありましょう。(;;)そもそも不正採用の発端は不正でも何でもなく、其の昔我々の幼い頃は低賃金故に食って行けないために学校の先生の成り手が少なく何時も募集人員に欠員が生じていたのが実状でありました。そのために先生になる人はできが悪くて他に就職する処とてなく何の取り柄もない人ばかりであり、世間では“デモシカ先生”と呼ばれ、就職先がないのなら“先生にデモさせようか…(;;)”とか“先生シカ仕方がないなあ…(;;)”などと巷間呟かれて居ましたから、コネなどと仰々しく言わなくても成り手のない社会だったので、頼めばホイホイと採用して頂いた名残が合格率が難関となった今日の採用汚職へと繋がって行ったものと想像しますが、如何して急に“デモシカ先生“が斯くなる豹変を遂げることになったのかその理由はお給料の問題であり、彼の田中角栄が総理大臣に就任したとき『次代の有為な人材を育てる先生が“デモシカ先生“とは以ての外だ!有能な先生を採用するために先生の給与を上げろ!』と角栄節が飛び出し、鶴の一声で世の“デモシカ先生“も便乗することとなり、どの先生も休みばかり多い高給取りとなり現在に至ったのが真相です。(^^)その後は確かに先生の給与が高くなったため能力を備えた優秀な人材が教育界に導入されたとは思いますが、子供が好きだから安月給も厭わずに先生になった人と、沢山給与が貰えてお休みが多いから先生を選んだ人と子供達にとってどちらが良いでしょうか。勿論前者に決まっていますよね。一度文科省は小中学校の先生の給与をばっさりと70%位に下げてみたらどうですか? 本当に子供が好きな先生なら辞めずに残ると思いますよ。お金目当ての者が辞めて行った後再び元の給与水準に戻すことで不純物?が淘汰されて大きな効果があるのではないでしょうか。又不幸にも採用合格点に達していながら不正合格者のために落とされた不運な方が沢山居られるようですが、昨日は最早帰りません。データが復元されても当人は別の世界を歩んで居られる可能性も高く、ムリに引き戻しもできませんから希望者だけ受け入れて、別の世界に行かれた方を含めて全員に不正入学の謝礼金に見合う100万円程度の慰謝料を支払うべきがスジだと考えます。此までの事件は済んだしまったことであり、私は教育監や不正を持ちかけた連中(後者の方が圧倒的に悪い!)を厳罰に処することで幕を引くべきだと思いました。
更には先日なくなったグルメ杵屋の社長椋本之氏が経営破綻した初芝学園の理事長を引き受けるに際して、5年に1回先生の適性を見直し、考査を行って合格に至らなかった者にはうどんや修行(杵屋の場合)をさせると謂うユニークな発想を打ち出され(京都大学の森毅教授は”先生が勤まらん者にうどん屋が勤まる訳ないやろ!“と激白された)ましたが、各市町村も3年か5年に1回程度適正考査を実施して一定得点に達しない先生には生活の問題もありクビは可哀想ですから用務員としてトイレの掃除や校門付近の警備でもさせれば良いと思います。さすればデータの復元不能から不問に付された不正合格者達は余程頑張らないと3年目5年目がクリアできませんから正規合格者の先生共々研修を怠らずに立派な先生へと育って行くのではないでしょうか。校長先生が落ちて用務員になったりして…(;;)
アメリカの大手証券会社メリルリンチが先週発表した処によると、同社のサブプライム関連の損失が97億ドル(1兆円)に達したとデカデカと五段抜きで先週日経夕刊の巻頭を飾りました。また次の日には米金融大手シティーグループの損失が6兆2千億円とか…(;;)米大手8社のサブプラ関連損失は此までに判明しただけで16兆円にのぼるそうですからまるで底なし沼に引きずり込まれたような落ち込み様です。一方朝刊の“春秋”欄では小さく小さく日本の民間金融機関が抱える米住宅公社債は10兆円を超す(実際は15兆円以上ある)と書かれてありましたから、本当なら五段抜きは日本の銀行が保有するサブプライム関連債券の方だったのかも知れませんが、それでは国民誰もがパニックになるのを恐れて他所の方から小出しにしているのかも知れません。悪の元凶と思われる米の政府系住宅金融会社2社による住宅ローン担保債券は実に5.2兆ドル(550兆円)と米住宅ローンの50%近くを占める巨額であり、格付け会社の評価が住宅金融会社が政府系なるが故に未だ“トリプルA”であるところに我が国の金融機関が高利を餌に飛び付いたものかと思われますが、15兆円の債券の中身は何処までが虫食いなのか債券を発行した米住宅金融会社にもまるで分からず、米の住宅相場は今尚下がり続けている処から、本当は欲目に見て30%以下しか値打ちがないかも知れずそうなると日本経済は一体どうなることでしょうか。
カゴメLPGA女子プロゴルフは橫峯さくら選手が全く不調だったせいではないでしょうがTV放映が取り止め(夏の高校野球南大阪大会が延長となった)となりましたが、夏の甲子園とは謂え多寡が地方大会に放逐されるとは女子プロゴルフも嘗められたものですね。(;;)
夏の甲子園と謂えば一昨日の西兵庫大会加古川北高の優勝は素晴らしかったですね。誰もが実績のある洲本の優勝を信じて疑っていませんでしたからサプライズでした。(^^)学校のすぐ傍にあって昔お得意先であったN電気さんを思いだし早速にお電話したら、奥様が幸い憶えて居てくださって話が弾みました。不景気続きの加古川の商店街も北高の優勝で経済効果が数億円以上に上ったらいいですね。(^^)

殺された上足蹴に…


梅雨も漸く上がったようで、これからは灼熱の太陽の下で毎年厳しくなる真夏の猛暑と自らの体力との闘いの開幕となります。(;;)今年は何故か昨年まで7月初旬より喧(かまびす)しく響いていた蝉時雨が2週間以上も遅れ17日初めて鳴き声が聞かれましたからどうしたことでしょう。さては7年前には冷夏で熊蝉の誕生が遅かったのかも知れませんね。
庭のビオトープではメダカの赤ちゃんが数十匹孵化し(^^)5mm足らずの小さいのが見る見る大きくなって今では1cmを越して忙しげに藻の間を泳いで居ますが、眺めていてとても可愛いくて暑さで仕事が捗らずトゲトゲした心が自然に癒されます。親メダカの方は殿様蛙に結構食べられて随分数が減っていますので補充したりしていますが、最近は緋メダカも10匹200円と高価になりましたからメダカの産卵のためにビオトープの環境を良くしようと水草(アナカリス)を買ったら4束1000円と昨年の2倍に高騰したのに愕いています。(;;)此も石油関連商品に便乗されたかも知れません。(;;)

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2年前からこのビオトープに棲み着いている殿様蛙は意外に大食漢でヤブ蚊でも食べているのかと思ったらメダカを一日3匹位お腹に入れているようです(;;)最近水草にアオコが大量に発生して困っていますが、メダカの赤ちゃんに与える粉末の餌が元凶らしく取っても取っても増えるのに難儀しています。然しメダカは我が子供でも食べてしまいますから案外アオコが赤ちゃんの避難所になっているのかも知れず何が幸いするか分かりませんね。(^^)
先日の新聞で今月に入って大阪市がズルをした職員9名を懲戒処分したと発表しました。今年2月と昨年8月に全庁調査を実施して大量の処分者を出したばかりであり、この底なし沼のような杜撰な勤務態勢には愕く他ありませんが、給与の高いことで世間の風評の悪い大阪市がどんな鉈(なた)を振るったのかと興味深く記事を読んだら、ナント!職務時間に中抜けしたり5月に11日間も無断欠勤した建設局職員の懲罰がナント!停職1日とか…(;;)こんなのまで懲戒と言えるのか、呆れてものが言えないとはこのことであり、無断欠勤は他の職員の仕事に支障を来すために厳罰が原則であり、2週間無断欠勤すれは懲戒免職が常識で、11日間の無断欠勤でたった1日の停職とは1-2万円程度の給与カットも同様であり、圧倒的に無断欠勤が有利でしたね。1日1000円余り損をしてもバイトで1万円稼げばボロ儲けですから此からも追随者が続出することでしょう。(;;)それとも建設局なんて処は2人や3人居ても居なくてもどうでも良い職場なんでしょうか。こんな生温い処分では未だに裏金がぞろぞろと発覚したりしていますから大阪市が果たして再生できるのか疑わしいと思いました。
昨年ドイツの高級自動車メーカーであるポルシェ社CEOヴェンデリィン ヴィーデキング氏が、6700万ユーロの年間報酬を得ていたことが高額報酬が通例となっているEUでも話題となり、社会平等の原則に反すると問題になっております。彼は93年に倒産寸前だったポルシェ社を07年に80%もの売上高営業利益率を誇る高収益メーカーにしたのとの自負がありますが、幾ら2600万円のスポーツカーを作っているにせよそんなに儲かる訳がなく営業利益の中身は車の売価と製造原価及び諸経費の差額ではなくて、高度な為替ヘッジ取引でありましたから、何時暗転した数値が出るやも知れません。取れるときに取っておけであったでしょうが、6700万ユーロとは凄い数字ですよね。1ユーロは170円弱ですから日本円にして1200億円の報酬は日産のゴーン社長もイチロー選手もアッと愕いてずっ転ける金額です。然し一般社員の給与は其の儘のようであり、その較差をどう正当化するのか問題が残りました。このような高額報酬は最近のEUの傾向であり、経営者達には擁護論が根強く貧富の格差を大きくする原因となっているようです。我々日本人の常識からすれば想像もできないことではありますが、彼等に言わせればその分沢山の税金を支払って社会貢献して居るではないかとの理窟があり、そう言われればそうかいなと思ってしまいますが、税率の高い日本でも今では所得税住民税併せて50%ですから昔の松下幸之助翁ではありませんが“儂は20%の手数料を貰って働く国の徴税人や”の実話は現在のEUでは通用せず、彼等には半分以上手取りが残る筈であり、私財を蓄える方が社会貢献より圧倒的に多く彼等の弁解が詭弁であることがすぐ分かりますが、如何して周囲の国民が怒らないのかその辺りは民族性の違いであって、彼等には日本人と違ってどうにもならない生まれつき大きな階級の較差が横たわっているのではないかと思いました。(;;)
非常識が常識の北朝鮮が又又やってくれましたね。北の金剛山を観光地に仕立ててお金を取って韓国人達を誘致しておいて、観光地を少し食(は)み出したからと、警備兵がお客様である観光目的の女性を射殺し更には死体を足蹴にしたと目撃者の証言です。どんなに悪い奴でも死ねば神様であり、まして迷って隣にある軍事地域を彷徨(さまよ)っただけの女性を射殺した上足蹴にするなど儒教を信ずる倫理観の高い朝鮮人には考えられないことであり、神を冒涜する行為と言って良いでしょう。
然も彼等の証言ではホテルから2.2kmもある北朝鮮の見張り所まで行って見付かり逃げ帰る途中射殺されたとのことですが、早朝4時半前後にホテルを出てから4時50分に射殺されるまでの往復3.3kmの距離は特に歩きにくい砂浜を老境の女性の足では到底20分はムリであり、通常1km10分の徒歩は相当な早足でありますから、精々フェンスの切れている海側の砂浜から誤って施設に入り幾らも行かぬうちに発見され射殺されたものと思われます。
恐らく安月給で家族すら満足に食わせて行けない北の兵士達にとっては、観光三昧のできる裕福な韓国人が妬ましく、日頃からの鬱憤が前後の見境を失わせてこのような暴挙に及んだものと察しますが、それならそれで上に立つ指導官が兵士達を咎めて幽閉し謝罪すべきであるを北の報道官が『責任は全面的に韓国側にある』とは盗人猛々しい言葉であり、更には韓国に謝罪まで要求して来ましたから、彼方では何でも早い者勝ちなのかと訝しく思いましたが、そんな莫迦なことはなく何時もの北の牽強付会でありましたね。更には北は韓国政府の現地調査も拒否すると表明したので、それでなくても軟弱な韓国の李大統領は北と国民の中挾みとなり四面楚歌に陥りました。折しも北京で行われた六カ国協議の主席代表会合で推進を申し合わせた北への経済及びエネルギー支援も頓挫する可能性が高く早くも李政権の存亡が問われることになりましたが、事態はどのように進展し、終熄して行くのでしょうか。彼等は何時も日本人を倫理観に欠けていると貶(おとし)めていますが、倫理観の欠けているのは朝鮮人ではないのか!
それにしても日本の領海内で操業している北や韓国の漁船に対して、“早く領海外に出なさい”と呼び掛けること位しかできない海上保安庁は此の事件をどんな風に受け止めているのでしょう。きっと上からの指示だと思いますが、上目遣いに周辺国の顔色ばかり見ていないで、日本政府も少しは北を見習ったらどうだ!
領海内に侵入したと偽られてロシア警備隊に日本漁民が射殺されても一言の抗議もできない不甲斐ない総理を初め無駄飯食いの閣僚を持った我々日本人は本当に不幸せだなと思いました。
本日の女子プロゴルフは橫峯さくら選手体調不良欠場のためお休みさせて頂きます。早く体調を戻して本年の初勝利を待っています。(^^)

音響効果は演奏家の腕で


“光陰矢の如し”“烏飛兎走”とか謂われますが、月日の経つのは早いもので私共のHP(現在のブログ)を開設し、世相に対する拙(つたな)いオピニオンなどに手を染めてからから早や10年が経過致しました。(^^)その10年間自らに如何なる進歩があったのかと振り返ってみると自説を曲げない拙い文章に自己主張の強い牽強付会は10年間少しも変わらず、退歩はあっても僅かの進歩も見られない処は、歳のせいばかりでなく自らが持って生れた頑迷な性格によるものだと反省しておりますが、雀百までと謂いますから最早癒えることもなく三途の川まで同伴する運命でありましょうか。(;;)
先週泥棒が消火器を撒いて逃げ帰ったことをお伝えしましたが、何時かのブログを飾った昼咲き桃色月見草が枯れて半分以上が全滅しました。可哀想なことをしたと憎っくき泥棒を怨みましたが、今後此の畑の土壌がどうなるのかと気になり、ネットで調べた消火器屋さんに聞いてみると、うちは販売しているだけで粉末の成分はメーカーに聞いて下さいと言われ、教えて頂いた八田と云うメーカーさんに電話して事情を話したら、消火器の粉末は人畜無害であって畑の肥料にも使われる材質とか聞かされホッとしましたが、それなら如何して月見草が枯れてしまったのかと追い詰めると『“肥料焼け”とか言いますし…』とか誤魔化されてしまいました。(;;)取り敢えず両隣のピーナッツは何とか元気なようですし、月見草も周囲から恢復しているようなので安心することに致しました。(;;)

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下の方に咲いている黄色いのがピーナッツの花です。何れ花が終わったら果実が地面に入って行って土の中でピーナッツになりますから入り易いように根元近くで花が咲き、決して上では咲きませんから生活の知恵とは言え賢いものですね。(^^)又土の中で果実が大きくなるのも烏など天敵から身を護る術(すべ)だそうですから益々賢いですね。豆科の植物は根粒菌とかのせいとかで地力が付くため後に植える作物や花にはとても良いそうですよ。
今日から大相撲名古屋場所が始まりました。嘗ては土俵の鬼と謳われた初代若の花の花田勝治氏80歳が協会を離れてから15年間の長い沈黙を破って、この度毎日新聞の単独インタービュに応えて現在の相撲界について激しく論評されました。
“こんなに相撲が変わるとは思っても見なかった、まるでレスリングだ、立ち合いの叩(はた)きや引きが多くなっているが何であんなもので負けるのか不思議でならぬ。稽古不足と言えばそれまでだが、叩(はた)いて手をついて終りでは相撲ではない、相撲の目的を忘れて目先の勝ち負けに拘り、それを咎めない親方が悪い、更には学生相撲の出身者が駆け引きで待ったをし、仕切りで相手を焦らすなどプロになってから頭の切り替えができていない、それを外人に真似られている”などと現在の相撲界をボロクソに総括されたものでありました。
又、日本人横綱の誕生については、一番心配だ!外国人とハングリー精神が違うから此の儘だと日本人の横綱は出ないのではないかと憂慮されて居りました(;;)
日本の国技とされた相撲が外人に無惨にも席捲されたことに対して、元相撲協会の理事長としてさぞ隔靴掻痒の思いをされていることと思います。師匠が悪い、師匠の指導が悪い、と繰り返し述べられた言葉には現在の相撲協会の部屋頭が指導力に乏しく、後継者が指導者としての資質ではなく單なる年功序列と自己の到達した最高位の地位によって安易に決められていることへの憤りが籠められて居たように感じられました。
若の花元理事長ならずとも相撲界の現状を憂いて居る方は各界に多く居られると思いますが、古くには水泳、卓球、バスケ、更には囲碁と世界無敵だった日本が、現在の相撲界同様諸外国の後塵を拝して居ることは紛れもない事実であり、全ての原因は我が国の高度成長と飽食時代の到来によるハングリー精神の欠如によるものであろうかと思われ情けなくてならず、残るのは将棋位になりましたが、此方は囲碁に比べて手数が短いためにコンピュータと謂う思わぬ大敵が現れ、最近では渡邉棋王が平手であわやとまで追い詰められ冷や汗ものでしたからチェスと同様の運命を辿る可能性が高くなって参りました。人間も自分の作ったロボットに負けるようでは何をか言わんや…ですね。(;;)
先週毎日新聞夕刊の『音楽評』を読んでいて、えっ!と愕きました。何時もなら『音楽評』は読者を演奏会場に誘(いざな)う役目を担っていますから、演奏者に阿(おもね)る提灯記事が多い中を今回のそれは世界的に著名なピアニストであるロハン デ シルヴァと、競演した神尾真由子(昨年度チャイコフスキー国際コンクール第一位のバイオリニスト)が、この6月に日本縦断ツアー16回の内12回目を評者が聴かれて、此をけちょんけちょんに貶されたものであったからです。ピアニストに対しては明澄感に乏しい響きでバイオリンがしっかり響いていてもピアノが覆い分断してしまうなどと不満が溢れており、神尾真由子に対しても音色が単一に近く、バイオリンの高音に出せる優艶な表情がまだしであり音楽産業の脚光を浴びているだけに自分の音と演奏とは何かを考えて欲しいと手厳しく締め括られていました。(;;)
アーチストを通り越し既に芸術家の域に入られた演奏者二人に対してこの痛快極まる批評をものにされた方は大阪大学文学研究課音楽学の教授である根岸一美と仰る先生でありましたが、私がウーンと唸(うな)ったのは、更に此の先生が聴きに行かれた演奏会場である大阪の“いずみホール”の音響特性を演奏者達が確かめる余裕がなかったのだろうかと記された箇所でありました。音楽の演奏ホールは建物自体の構造上似ていても何処か異なった作りであるため音響が異なるのは当然でしょうが、私が感じたことは演奏者がその会場の音響効果にまで神経を巡らせてあるときは強く、あるときは弱く、鍵盤を叩き又は絃を弾くことができるのか?の驚愕でありました。勿論本番に備えてリハーサルなどは入念にされたものと思いますが、音響とはスピーカーを何処に置くとかの問題ではなくてエコーの世界でしょうから、強いてならピアノ位置とバイオリニストの位置を動かすことで幾らか音響効果が変えられるかも知れませんが、そこまでの配慮を経て楽器を操ることは殆ど不可能に近いのではないかと素人考えに思ったものでありました。
然しプロの耳とは実(げ)に恐るべきものですね。神尾真由子さんも16歳にして天才少女と謳われて早や6年が経過し、世界のトップに立っての上でのこの批評はずっしりと堪(こた)えたことでしょう。音痴の私にとやかく言える次元の話ではありませんが、芸の道に到達点はありませんから芸道の厳しいことだけは骨の髄までよく分かりました。阪大の根岸先生もよくぞそこまで書いて下さいました。きっと神尾真由子さんもこの『音楽評』を人伝(ひとづて)に聞かれて更に一から初心に返って練習に励む決心をされたのではないでしょうか。(^^)
ロハン デ シルヴァの方はどうかって?エリザベス女王の晩餐会で演奏される程の大物ですから、きっと“こんな小娘如きに…”と云った気持ちがなかったとは言えませんよね。(;;)
今週の女子プロゴルフ明治チョコレートカップは横峯さくら選手全米の疲労が未だ癒えず13位タイと惨めな成績に終り自己の持つパーオン率パーセーブ率を落とすに留まりました。(;;)

里帰りウナギ


世の中長生きしているといろんな事があるもので、貧乏人の私の様な者の事務所に先週火曜日の早朝泥棒が入り?ました。(;;)運悪く玄関のシャッターを閉め忘れていたことが泥棒の興味を惹いたのでしょう。後で聞いたのですが隣家の方の話では1時20分頃車で帰宅されて家に入って時ドカーンと大きな音がしたのでビックリして玄関を出ると暫くして濛々と煙が漂って(消火器の粉末材だった)来たのでパンクでもしたのかと自分の車を調べ異常がなかったので、其の儘家に入られたそうですが、その音は泥棒が石塊で玄関の鍵穴の傍の硝子を叩き壊す衝撃音だったようです。(;;)
私は5時半頃にピンポンで起こされたのですが、通りかかりの早朝出勤の方から親切にも隣の事務所の玄関が破られていますよと教えて頂き、更には中に入る前に警察に知らされた方がいいですよと親切な助言を頂戴しびっくり仰天!慌てて110番したら数分してバイクのお巡りさんが3人と更に数分してパトカーの刑事さんが二人来られました。お巡りさんがドアを開けようとするとドアがロックされており、鍵を閉めて帰る泥棒もいないでしょうからお巡りさんに“鍵穴まで手が届いてないから大丈夫ですよ”と言われ中に入ってパソコンも僅かのお金も全て無事でホッと安堵致しました。それにしてもドジな泥棒も居るもので玄関のサッシ硝子を割って内側の鍵を開けるつもりが石塊で硝子を割るときの音が大き過ぎたことと硝子が斜交いにクロスした針金入りだったために割れ難く泥棒の手が中に入るに至らず、隣家の方が不審に思って出てこられたりで結局骨折り損の草臥れ儲けだったようでヤレヤレでしたが、指紋消しの目的(お巡りさん曰わく)とかイタチの最後っ屁のように玄関全体に持参した消火器を吹き付けて逃走したために玄関と庭の菜園と消火器が捨てられていた横町の曲がり角までピンク色の粉末に染められていましたから通報された方も道路上のピンクの粉末から辿って玄関の硝子が割られていることに気付かれたのだと思いました。
パソコンを持って帰られると、バックアップはされているとは云うものの新しい器械へのコピーに多大の時間が掛かるため忽ち仕事に支障を来しますので早速警備会社に頼んで警報装置を付けて頂くことにしましたが、こう云うのを“泥縄”と言うのでしょうね(;;)玄関のドアはサッシ部分も破損しているために取替となりますが当時(9年前)と同じものがないため異常のない左ドアも取替となりますが聞けば幸い保険で全額補填できるそうでホッと致しました。今時物の値が上がって居て、たったドア一組に20万円を超えるそうです。(;;)保険会社にその旨を告げたら“20万円以上になるようなら査定人に調査に行かせます”と言いその内に…とか言うので、穴の開いたドアで一晩も過ごせないから今日中に来てくれと言ったら予定があるので急には無理ですとのこと、硝子はその日の中に入れ替えましたが、ドアを入れ替えて請求したら東京海上はどう言って来るのか楽しみにしていましょう。(^^)来いと言ったのに来ない保険会社が悪いと言ってやりましょうか。

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古くは雪印や不二家を筆頭に次から次へと留まることなく食の疑惑が相次いで居り拡大しています。国民生活の安全を謳い文句に絶対に大丈夫であろうと農水省の定めた消費期限など全く杜撰なものであって、到底保存状態や季節の変化を詳らかに読み込んだものと思えず、北海道へ出荷しても沖縄行きであっても消費期限が同じでは一体からどちらを信じたら良いのやら商品の品質劣化を経験則で知る業者の戸惑いが感じられます。此等商品価値の変わらないものまで規則によって廃棄せねばならぬことは食の資源の自給率が40%を割り込んでいる我が国にとっては所謂“勿体ない”に繋がり、引いては役所への不信感もあって消費期限の改竄がなされたものと考えますから、食資源確保の見地からも消費期限については農水省は加害者と言われても仕方なく、早急に時期や販売地の気候に応じた延長措置が急務であろうと思います。同時に勧告だけでお仕舞い、未だ科人が誰一人出ていない食品衛生法(ジャス法)など全くのザル法であって天下り法人のために存在すると極論される方も居る位ですからこんな法律は廃止して、最近頻頻として起こっている産地偽装などについてはその動機が自分達の利益のみを目的とした詐欺行為であり消費期限とは異質なものである処から言語道断であり、産地偽装には須(すべから)く詐欺罪を適用されるべきがスジではないかと思慮致します。そして関係者全員に対し傷害罪並みの実刑で厳しく糺弾されるべきでしょう。
【うなぎの偽装】
今回神戸で摘発された神港魚類は嘗て40年前私共の関与先でありましたから他人事ではなく此の会社は神戸市の中央市場で“荷受け”と呼ばれ農水省のお墨付きを得て神戸市の鑑札を頂戴し市場課の監督下にある卸売業者(所謂一時卸)であって産地と仲買卸売業者(二次卸)の仲立ちをして居ます。我々が食べているお魚は二次卸から買った魚屋さん経由であり、大量に購入するところからスーパーなどは“荷受け”から直接仕入れるため魚屋さんと同じ小売り価額でも二次卸の口銭相当額がスーパーの利益となる仕組みなのですが、それは兎も角として今回の事件の共犯者である神港魚類が農水省や神戸市の監督下にある会社であるとは何処の紙面にも全く触れられてありません。本来なら毎年農水省や神戸市が毎年立ち入れ検査をして取扱商品の原産地チェックなどを入念にせねば監督官庁の名前が泣こうと謂うものであり、それすら怠って居ながら今になって産地偽装を居丈高に咎め立てるのは筋違いも甚だしいと謂うものです。
又一方神港魚類も神戸海産物と神戸に2軒しかない鮮魚類の”荷受け“のため監督官庁の庇護の下に中央市場の2階の事務所で廉価な家賃で伝票だけの操作で少なくない鞘稼ぎができる訳でぬるま湯に浸かったような会社であり、変なことにさえ手を出さなければ自ずと利益が出るような仕組みが永年続けられ、且つマルハ(旧大洋漁業)の子会社ですから普通に過ごしていれば何事も起こらなかったでしょうに、同社の一課長が同業者から偽装計画を持ちかけられたのか持ちかけたのか現在霧の中ですが1000万円もの謝礼を貰って突っ返さなかった処から“悪事千里を走る”路線に乗っかってしまったものでありました。
飛騨牛の“丸明”と違って親方日の丸のこの会社が、産地偽装を持ちかけられたのは一課長の油断ばかりではなく、昨秋福岡を舞台に同じような事件に巻き込まれたばかりであり、懲りている筈なのに、今回、又もやとなれば会社自身が確信犯であったに違いありません。“丸明”の吉田社長と神港魚類とどちらの罪が重いか比較対照して考えてみると官庁色の強い神港魚類の方が圧倒的に悪いように感じました。江戸時代に倣えば”丸明“の吉田社長は”百叩き“の上所払い、神港魚類の社長以下は八丈島へ終世遠島が妥当な処罰でしょうか。
ウナギに関しては役所でも業界でも不透明な箇所が多く、所謂“里帰りウナギ”の定義にしてもいい加減であり、日本で稚魚で過ごした期間が養殖のため気温の高い台湾や中国で過ごした期間より1日でも長ければ何故か日本産と表示ができる規則とされて居ますから、計算上日数が足りなければ数日間日本の養殖池に放して日数稼ぎをすればよいことになるなど消費者をバカにしています。日本と中国台湾を往復する期間は一体からどっちに入るのでしょうね。(;;)農水省はウナギの品質表示に台湾や中国での滞在期間?を当然に明示させるべきでしょう。調査によると不思議なことに里帰りするウナギの数量は行ったときより数倍も多くなるとか…(;;)ウナギが中国の養殖池で卵を産む筈もありませんから、里帰りウナギの殆どは実は初お目見えの中国産ウナギであったことでしょう。(;;)
今から19年前の89年から8年の年月を費やし、2500億円もの血税を注ぎ込み、諫早湾干拓事業の美名の下に強行された農水省と土木建設業者の癒着の成果は無謀な有明海の遮断でありました。自然の摂理に反したこれらの工事は、自然破壊の最たるものであり、工事の結果は当然に深刻な漁業被害を齎し、当時は少なくない漁業補償を手にして大喜びした漁民達も待ち焦がれた工事完成後は、海苔の不作や魚介類の枯渇に苦しみ自殺者まで出しましたが国は素知らぬ顔であり、3度目の訴訟を受けて佐賀地裁が漸く5年の猶予期間はあるにせよ“潮受け堤防を撤去せよ”と取り敢えず漁民勝訴を言い渡すことになりましたが、そうなると今度は本年初めて干拓地で生産物を収穫する入植農民達が周章狼狽する有様を生みだすこととなり、彼方を立てれば此方が立たずと国は四面楚歌に陥ることとなりました。(;;)全ては有明海の遮断工事そのものが、余りにも杜撰であって無計画で神をも恐れぬ行為であり、利権が全てであった八郎潟の轍を踏み、苦い経験を再度繰り返したことは国民として決して赦せるものではありません。“覆水盆に返らず”と謂いますから一旦遮断された有明海はギロチンが引き上げられたからとて水質が89年以前に恢復するとは到底考えられず、淡水化した調整池にムツゴロウが帰ってくることも最早絶望と思われますが、国は今後高裁、最高裁と敗れれば一体どうするつもりでしょうか。少なくとも今後永遠に漁民達に多額の漁業補償をする覚悟はできているのでしょうか!そうなれば今度は開拓地入植農民達の訴訟も迎え撃たねばならず、2500億円を溝に捨てたも同然であり、何時も乍ら行政のすることの放埒なのに呆れ返りますね。
更にぶっ魂消たことには先週夕刊の新聞記事“諫早湾堤防開門命ずる”の一面記事の横に四段抜きで社会保険庁が依然として行方不明の厚生年金2000万件の転記ミスの解明に10年掛かって最大3300億円の費用を掛けるとか…書かれてありました。(;;)09年度に検索システムを整備するそうであり、3億円の間違いではないかと思った位ですが、自分達のミスを棚に上げて諫早湾干拓工事を遙かに超えるこの馬鹿馬鹿しい巨額な支出が如何して瞬時に計算できたのか、何にそれだけ必要なのか皆目見当も付かず不思議でなりません。10年前に預かった年金すら分からない癖して解明のための予算だけ即座に決まるのでは開いた口が塞がらず、彼等のその原資が我々の血税であることを忘れたこの愚かな発想には唯々唖然とするばかりであり、結果10年後判明した年金は高々10億円止まりであろうし、そのときには年金被害者本人も配偶者もあの世の人で、結局10億円は国庫に逆戻りとなることでしょう。問題は3300億円の使い道ですが、間違いなくシステム構築業者などを介して厚生労働省主導である天下り対策費として還元されるものと思われます。厚労省も国交省も同じく一つ穴の狢なのが良く分かりましたね。
本当に使うなら3300億円は厚労省と社保庁のOBが連帯して負担せよ!
女子プロゴルフベルーナレディースは橫峯さくら選手渡米疲れで16位タイと揮いませんでした。(;;)欠場かと思っていたら一昨年の優勝者のため出場義務ありとか…(;;)あのか弱い身体で火曜日に帰国し時差ボケにも耐えて水曜日は練習ラウンド木曜日はアマプロ戦(特定の芸能人のためにこんなもの何故やっているのか!)ですから予選を通過したことが不思議な程でした。いっそ全米オープンを予選落ちして2日早く帰っているべきでしたね。(;;)

名前の変遷、博から翔太へ


早いものであっと言う間に6月が過ぎ去ろうとして居ます。梅雨は未だ頑張っているようですが、湿度の高い日が続くので気分が優れず体調不良に拍車が掛かります。(;;)
待ちに待った漢字検定試験も漸く終わり次回のテストは10月26日となります。190点を目指して暫くは体力充電期間にしようと思って居ましたが、先日の新聞で来月の文部科学省文化審議会国語分科会漢字小委員会(長いなあ!)で常用漢字が188字も追加されるとか…(;;)殆どが準一級配当漢字なので安心していましたがよく見ると1級の配当漢字も22字が準一級を飛び越えて常用漢字に格下げになるそうであり、そうとなれば他人事(ひとごと)ではありません、早速22字とその字に関する熟語を憶えねばなりませんが、忌憚の“憚”や語彙の“彙”など結構難解な字であり余り使われないのにどうして常用漢字に選ばれたのか訝しく思いましたが、此の二つの字は他の昇格した漢字と異なり、これまで常用漢字の約束ごとであった字画構成が少し異なって居りそれをどう解決するのか問題として残されています。恐らく常用漢字の例に倣って憚の“ロ”二つが“戦”のようにチョンが三つに、彙の上部“タ”のような箇所が“剥”の左上部”ヨ“のように変えられると思いますが、これらは全て日本語の旧字体にチョンチョンチョンやヨが存在しなかったことを露呈しており、その昔当用漢字を制定する際に漢字を弄った文科省も今になってツケを払わねばならぬとはお恥ずかしい限りです。(;;)比喩の“喩”なども常用漢字になりますが治癒の“癒” (旧字体は兪“であり月の中の横棒がチョンチョンになっている”だった)も微妙に変えられるでしょうから、学生は別にして我々旧字体世代には再び受難の時が訪れる模様です。(;;)
常用漢字を増やすのなら此まで形式的に憲法などの条文に使われているからとの理由だけ使われもしないのに学生達を悩ませていた“爵” “璽” “虞” “繭” “隷”などの難解常用漢字を準一級か一級に格上げしたらどうなんでしょうか(;;)
今回の常用漢字の異動について一番喜んでいるのは今や最大の資格試験受験者数250万人を誇る漢字能力検定協会ではないでしょうか。発行している常用漢字辞典や級別各種問題集を改訂して売上が倍増することでしょう。常用漢字増加の見返りに漢字小委員会の各委員に漢検から多額の付け届けがされていたりして…(;;)
先日新聞で夏の高校野球兵庫県下のチーム紹介があり西兵庫地区33校の選手名(1校18名)が登載されて居ました。知っている者とて居ないのですが最近は個人情報秘匿で中々個人名などにはお目に掛かれない時代であり、はて?此の年頃の子供にはどんな名前が多いのかな?とざっと紙面に目を通して数えて見たのですが不思議なことに昔は多かった○夫とか○雄や実(みのる)や博(ひろし)が皆無であり、一番多かったのは“○太”で42名と全体の7%と他を凌駕して居り、2番目は”○平“で36名、北島康介選手のような”○介“或いは”○佑“は3番目で31名でした。此の子供達が誕生したのはバブルが弾けた平成3年乃至は5年ですから、その頃の大河ドラマの主人公にでも肖(あやか)ったものでしょうか、”翔太“や”健太“が多かったのも特徴的でしたよ。(^^)
名前ブームと謂えば50年前私が父親に勘当されて河内の八尾でミシンのセールスをして糊口を凌いでいたとき、その頃は個人情報など大らかな時代であり、悪智慧だけ働く私は、会社の方針である効率の悪い無差別戸別訪問を止めて、近くの碁会所(娯楽の少ない時代であり、その辺碁会所だらけだった)の主であった私は弟子達に頼んで近くの女子高の前年の名簿を手に入れ、卒業生(名簿上は在校生)の住所氏名を写して顧客名簿に利用し、同級生の方に紹介して頂いたとか適当に繕って家庭訪問をしたら、当時女性は20歳位で殆どがお嫁に行っていましたからミシンは花嫁道具として必需品であり、とても効率の良い方法だったようで多くの方から契約を頂戴し大阪支社で成績優秀者として表彰されたものです(^^)。その名簿に記された名前で一番多かったのがダントツに紀子であり、10%を優に超えていましたから、その当時“はて?”と考えて見たのでしたが、此の名簿に登載の女学生は昭和15年生まれの方が殆どでありましたから、容易に紀子の語源に辿り着くことができたのでした。若い方には到底解けぬ語源であったと思いますが、昭和15年は我が国の神武天皇即位紀元2600年に当たり、来るべき戦争に向けての国威高揚のために国を挙げて大きなイベントが行われましたから当時の国民の脳裏には誰も紀元の言葉が強く張り付いており、その辺から全国で紀子さんが大勢誕生したものと思われました。(^^)皆様の周囲に紀子さんのお名前の年配の方が居られたら15年生まれの確率は相当高いと思われますから“辰年?”などと婉曲に聞かれたら“如何してご存じ?”と愕かれるのではないでしょうか?(^^)
又、その名簿では殆どの方が“○子”さんだったこともよく憶えています。中に“ツ子”と云う変な名前があり、どう読むのか分からず、碁会所で棋力は弱いけど物知りの碩学泰斗の弟子に聞いたら“ツネ”と読むと教えられ、目から鱗でしたよ。(^^)
子(ね)は12支の一番目であり、時刻で謂えば午後11字時から午前1時を差しますから、此の女性はきっとその時刻に出生されたのでしょうね。(^^)
紀元2600年と謂えば、今でもそらで歌えますが、幼稚園の校庭で“♪金鵄輝く日本の榮(は)えある光、身にうけて、いまこそ祝へ この朝(あした) 紀元は二千六百年、嗚呼一億の胸はなる…♪”と奉祝国民歌“紀元二千六百年”を毎日唱わされたのは今から67年前のことでした。(^^)
【紀元2600年】
奉祝楽曲の作曲を依頼したアメリカからは断られ、イギリスは陰湿にもレクイエム(鎮魂歌)を送ってきたそうですから、昭和15年にして既に太平洋戦争は水面下で勃発していたのでしょうね。(;;)
北海道の滝川市で札幌までの通院目的でのタクシー代だと偽って1年間に2億円もの大金を介護タクシー会社とグルになって生活保護費として受け取っていた暴力団の組員とその妻に対し札幌地裁は25日詐欺罪などとして懲役13年(妻10年)とハンパじゃない厳しい判決を言い渡しましたが、肝腎の2億円に付いて市は返還の民事訴訟を起こした様子もなく、この暴力団夫婦は2億円取り得(どく)となったように思えますが、その辺が不可思議であり解せぬ処です。
生活保護の適用要件なるものは、かなり条件が厳しく神戸市なら月額53000円以上の家賃の住宅への入居が認められず、生活保護の金額も家賃相当額だけと極く少額であり、生活費の補助など全くなく、それ以外に手枷足枷の縛りがきついために容易に生活保護が受けられぬ仕組みになっていますが、滝川市の場合どうしてこんな法外な生活保護費が認められたのか想像を絶するところですが、思うに生活保護の担当者も直属の上司も相手が暴力団関係者だと気付き、断ってしまうと、夜道が歩けなくなることを恐れて、自分の金でないために脅されもしないのに言われるが儘に書類に判を付いていたものと思われます。然し役所と謂う処は決済印が少なくとも5つや6つ必要な筈ですから、更に上部の役人達が通常よりゼロが三つも四つも多い数字の書かれた書類に対して全くの盲判であったことが丸分かりですよね。今回の事件の被告は暴力団の夫婦二人とされて居ますが、此奴等よりもっと悪い奴等は公金を不正に支出されるのを黙認していた市の上部の役人達であり、夫婦から返還されないのなら市長以下関係者全員連帯して血税である2億円の生活保護費を市に弁償する義務があると考えますが、一体から滝川市にはオンブスマンは居ないのか!
予てから悪名高い阪神高速が05年の民営化に備えて企業会計原則に基づく会計システムを導入する際に、完全オーダーメードのスクラッチ開発を選択し、44億円(維持管理費として別に9億円)もの大金をNTTデータに支払っていたことが今回暴露され新聞紙上を賑合わせています。
システム開発費は首都高速が16億円、本四高速は2億円ですから阪神高速が如何に高すぎるかお分かりだと思いますが、我々会計人から見れば本四高速の2億円だって篦棒に高く、官庁会計ではなくなり一般の企業になった訳ですから会計ソフトについては、オービックの勘定奉行その他既存の市販ソフトは数多あり、此等パッケージソフトの内何れかを購入すれば高々数十万円の支出であり、既存ソフトが不満ならそのソフトを自社用に加工すれば1000万円以下で充分にシステム構築は可能であったと思います。それが如何してこんなに巨額なシステム費用になったのか、その隠された背後には国交省の伏魔殿のような天下り利権の存在があったに相違ありません。阪神高速は現在総額4兆2千400億円もの借金を抱えて50年までに完済の義務がありますから無駄遣いなどできる余裕がある訳なく、何れにせよ借金の返済処か利息の支払いすらでき兼ねるは必定です。従って今回のシナリオは全て国交省主導で描かれたものであり、返せぬ借金が40億円や50億円増えてもどうってことなく32年後には“どないでもしてくれ、嫁入りの晩や!”と開き直るつもりなのでしょう。それに事件の当事者とされる阪神高速幹部の人達には32年後は疎か数年後に多額の退職金を掠め取って退職し、天下り先の顧問として年金と共に優雅な暮らしの毎日でしょうから結局バカを見たのは巨額の血税を吸い上げられた我々国民だけだったことがよく分かりました。(;;)
日本の行政も役人も皆心底から腐り切っていて本当にダメですね!{%怒りwebry%}{%怒りwebry%}
全米女子オープン橫峯さくら選手は急遽の訪米であり、地元アメリカで暮らす宮里、上田選手とは大きなハンディを背負ってのゲームでありましたから予選突破は立派だと思います。
今日のプロミスレディースは弱冠20歳の有村智恵選手が14アンダーと2位に5打差を付けて初優勝し、今年に入ってから不動、大山と言った過去の賞金女王が一度も勝てずに17戦全て違った選手が優勝すると謂う椿事が起こっています。若手が台頭し愈々女子プロゴルフ界も戦国時代の様相を呈してきました。さくらちゃんも早く帰国して優勝選手の仲間入りをして下さいね。(^^)

タクシー料金を幾ら水増ししたか!


本格的な梅雨に入ったのかと思ったら晴天が続いたりとはっきりしないこの頃ですが、庭の蛙達には雨は大歓迎されているようで雨の日は池の浮き草に乗ってご機嫌です。(^^)然し梅雨が終ったら終ったで灼熱の真夏の到来かと思うとゲンナリしますね。
突如田園風景の真っ直中を襲った東北地方岩手宮城内陸地震は震源地が海中ではなく陸地であった恐ろしいものでありました。多くの犠牲者が居られる模様で今後も捜索が進むにつれ死傷者が増えて行くものと思われますが、地震学会では未知の活断層が動いたのではないかと推理しているとか…、我々の生存に関わる地震対策にしては鯰の研究位では余りにもお粗末な話であり、地震については予想が当たったことが皆無です。人工衛星を打ち上げては失敗し多額な税金を無駄遣いするのなら地下に向けての研究に税金を使って頂きたいと思いますが、政府では地震は台風と同じ天災と考えて諦めているフシがあります。然し起こるものは仕方ないことでも科学の発達した昨今1時間位前の予知などできそうですがその辺が全く解せぬ処です。今回の地震は機器が地震の初期微動を検知して僅か4秒後だったそうですが震源地を特定した上震度を確認して伝達の要否を決めたり、更に各役所経由に情報が伝って行くために少なくとも1時間程度掛かるでしょうから被災地の担当者が情報をキャッチした頃には既に惨事の真っ直中であり情報受信より被害者の救出が急がれる状況だったのではないでしょうか。気象庁で記者会見をする課長の姿が夕刊に載っていましたが、記者会見する間があるならヘリで現地に飛んで被災状況を我が目で確認したらどうや!
課長は折角の休日を電話で叩き起こされ役所に呼び出されたせいか眠たげな表情でしたよ(;;)偶々地震津波監視課課長になった不運を歎き、前任者を羨んだことでしょう。
閑話休題(それはさて置き)今日は珍しい花をご覧に入れましょう。何時も変わったお花の写真を届けて頂く芦屋のNさんからの写真です。

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可愛い花ですね。皆様は何の花かお分かりだったでしょうか?
答は文末に書いておきます。えー?と愕かれた方も多かったのではないでしょうか。実は私もその一人でした。(;;)
先週から新聞の記事は岩手宮城内陸地震発生の昨日夕刊まで、何処を見ても秋葉原事件一色で読む処がなくウンザリしてしましたね。成績は優秀、名門校出身でおとなしい若者、嘗てはこの手の青年が就職でも縁談でも男性の一番好ましいタイプとしての定番でありました。処が昨今此の手の男が何を考えているのか分からなくて一番恐ろしく、最近頻繁に起こる無差別殺人の犯人の共通した人間像となっています。成績が優秀なのは人間が融通の利かぬクソ真面目なのを表し、おとなしいのも曲者であり、内面的な性格で自己を表現するのが苦手なのを裏返しただけであり、少々のワルで権太くれの方が付き合いやすく外部とのコミュニケーションが取れ自己主張できているだけに人間的に少しは成長していると言えるでしょう。
これらは全て現代の若者の多くがゲーム世代から携帯世代へと変遷を通じて少し宛自己中心的になり他者に対する積極的な関わりや思い遣りが失われ、その結果人間の美徳である包容力や忍従の精神が欠如し、所謂“切れる”と謂う後先を考えない衝動的な行動が顕著に現れる若者が多くなって来たものと考えます。
自分を曝け出したり、自分の考えていることを人に察せられるのが厭でいつも殻に閉じこもって他者との関係に距離を置いて希薄なものにしかできない癖して、一人前に内心では友人や恋人を求めているのですからどだい無理な話であり、きっとストレスも溜まることでしょう。(;;)
どうしてこんなおかしな若者がぞろぞろと排出されたのか熟(つらつら)考えて見るに、これはゲームや携帯以前の問題であって幼年期から子供と両親とのコミュニケーションの欠如であり、その主たる原因は両親に大きな責任があるのではないかと思いました。父親は働くのに疲れて子供のことなど何もかも母親任せで子供をかまける余裕などなく、一方任された筈の母親は“勉強しないとお前もお父さんのようになるよ”と天に唾するようなことを言い乍ら、TVの詰まらぬ番組を観て馬鹿笑いしているようでは子供に見せる背中を持つ処か、子供に己が将来の絶望を駆り立てさせるは必定であり、子供を人間不信の心境に追い遣り、更にはキエルケゴールの謂う絶望(死に至る病)に追い込んでいるのは、偏に子供達の両親ではないでしょうか。(;;)
我々が幼かった頃は誰も貧しかったので家族全員が寄り添って居ないと生きて行けず、お互いの心を一つとして喜びも悲しみも家族全員が共有し一つの芋も分け合っては食べ一所懸命助け合って生きていました。従って誰も為すべきことは先ず家族のことを優先し自分のことは二の次でしたから、家族に迷惑をかけないことがまず行動の一義的な基準であったので昨今の若者達の犯す事件の続発を防止するには、何年掛かろうと家族全員の生活の在り方をしっかりと見詰め直し、そしてた近隣の方々を始めとする他者との心の触れ合った日常生活の恢復から再出発しないとならないのではないでしょうか。
又々官僚達の所謂“居酒屋タクシー”なる悪事が露見して巷では非難囂々と喧(かまびす)しい毎日です。20年も前から続いていたそうですから、内部告発の100や200あったでしょうが、よくぞばれなかったものであり、垂れ込みを受け取る側も共犯者であって疚しいために全て握り潰されてきたものと思われます。今回だって参議院の過半数を野党で占められているために民主党長妻議員からの爆弾発言ができたものであり、自民党が過半数を占めていればこの先何百年も分からぬ儘であったことでしょう。(;;)
事件の概要は皆様よくご存じの通りであり省略しますが、小生の考えるに運転手からビールや現金などを受領していた官庁職員が“ご馳走様”とか“有難う”で済ませて居なかったであろうことに関しての記事が何一つ見付からなかったことでした。タクシーの運転手もボランティアで仕事をしている訳であるまいし、常識で考えても187万円も現金などが客に提供できる裏にはタクシーチケットにそれに倍する料金書き込みが為されていたことは容易に想像できることです。アホな冬柴国交相は現金の割戻しは道路運送法に違反するとか見当違いな答弁をして、“お歳暮など儀礼的なものかどうか判断する必要がある”などと逃げ道を作ろうとしていますが、物事の本質も見分けられないような愚かな者に大臣の資格などありません。いやいや大臣になるほどの遣り手ですから愚かな筈がなく実は大臣は何もかも知っていて惚けているに違いありませんが、身内の調査では“この辺にしておこう”と厳重注意とかで有耶無耶にしようとしていることでしょう。この際長妻議員も徹底的に彼等を追い詰めて、役所から自宅までの正しいタクシー料金と実際にチケットに書かれた料金を両建て記載し、運転日報と突き合せれば直ちに水増し料金が明るみに出て、彼等意地汚い役人共を公金横領罪で告発できることでしょう。
大阪府庁でも嘗ては兵庫労働局で請求書を水増し記載させて支払いをして業者預けの手口で裏金作りがなされて居ましたが、チケットの過大書き込みなど一見異なるようで実は全く同じ手口ではありませんか、霞ヶ関役人のすることは何とセコイことじゃのう(;;)そんなことで我が国を護る役人と言えるのか!護るどころか中から幹を蝕んでいる松食い虫では日本と謂う大木(最早枯木になったか!)が枯れて朽ち果てるのも遠いことではないでしょう(;;)
遅蒔きながら国交省では2ヶ月間タクシー券の使用を禁止しましたがこれは一時的に世間体を考え国民に阿るジェスチャーであって、ほとぼりが冷めた頃には間違いなく復活しているでありましょうから、抜本的な改革として帰宅時のチケットなど廃止してカプセルホテルの利用など経済的負担の少ない方法に変更すべきでしょう。夜中に叩き起こされ迷惑していた家族から大歓迎されたりして…(^^)
愈々漢字検定の試験日まで後1週間となりました。勉強の方は一向に捗らず相変わらず同じ誤りを繰り返して居ります(;;)が、加齢と共に年々合格点のハードルが高くなって来たようにも思え、脳の皺の伸縮性が乏しくなって来ていることをつくづくと感じます。その証拠に例えば同訓異字編で“かえりみる”一つをとっても『自分の健康について“かえりみる”』と『家族のことを“かえりみる”』のどちらが“顧”なのか、“省”なのか迷ってしまいます。こんな問題で4点(2点×2)失うのには耐えられませんから、普段からしっかりと単語の意味を理解しておく必要がありますが、前者は中学校2年生で後者は小学校4年生で教えられる字ですから此の期(ご)に及んで思い悩むことはない筈なのですが、悲しいかな大学は言わずもがな小学中学(高校も殆ど…(;;))と勉強らしい勉強をした記憶がないため今頃になって周章狼狽しているのは如何に現在の勉強が蜃気楼のような砂上の楼閣であるかを思い知らされ、讒諂面諛や魑魅魍魎が幾ら書けても詮ないことで、基本に戻って単語の意味を学ぶ必要性を切実に思い知らされ、うち拉(ひし)がれています(;;)
女子プロゴルフ第11戦サントリレディースーオープンは六甲国際で行われましたが、我等がさくら選手は初日トップ発進しましたが、二日目以降スコアが伸びず5位タイに終わり、あの小憎たらしい上田桃子に名をなさしめました。一体何時になったら優勝できることやら…(;;)
今日の写真の花は檸檬(レモン)の花でした。(^^)

陛下に“あんた”と言った人


6月ともなると何処も彼処も初夏を通り越した真夏の佇まいとなりました。せめて5月の名残をとお馴染みのEさんから送られた森林植物園の杜若(かきつばた)をご覧に入れましょう。6月1日日曜日の映像ですが、森の緑の息吹が画面一杯に躍動していますね。5月を代表する杜若も何処(いずく)も最近は5月半ばで咲き終わり、6月にこの花が見られるのは季節が一月遅れる森林植物園ならではです。

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4-5年前のブログ(その当時は未だHPでした)で同じ囲碁部の学友であったF君が“芸は身を助ける”を絵に描いたように利用し、勿論そればかりではなく本人も努力したことと思いますが、役員達の信を得て出世し東証一部資本金100億円の会社の社長になったことに触れたことがありましたね。彼は社長退任後代表権のある会長となって居ましたが、日経新聞の役員人事の欄に依れば今年6月の株主総会で会長を退任するそうです。会社を辞めたら故郷の加古川に帰ってくるかと思いきや、今度は相談役になるとか…(;;)。新しい社長は副社長がなり、会長には現社長が就任する人事だそうです(;;)F君を悪く言うつもりはありませんが、考えてみれば代表取締役を退任して少なくない退職金を手にしながら、しぶとく会社に居座り再度相談役としての報酬を貰う悪しき弊習は、我々市井人には奇異な感に打たれます。然し経済界では何処の会社でも例外なく行われている日常茶飯事であり、巷間天上り天下りと官僚達への悪口ばかり喧(かまびす)しく聞かれますが、元官僚達は善悪は別にして古巣から金(かね)の生る木の情報を入手し、その代わりに多額の報酬や退職金を得ていますから、謂わばギブ&テークであり、受け入れた方もそれ以上の代償を得ているために強(あなが)ち押し込まれて迷惑している訳ではありません。迷惑しているのは天下り法人への補助金や随意契約で多額の税金の無駄遣いをされている我々国民です。そして官僚達にも言い分があり、自分達だけ責められることはなく民間会社だって70歳、どうかすると80歳迄会社に籍を置いて多額の給与を貪って居るじゃないか、努力を重ねて卑しくも国家試験である1種試験に合格しキャリア組に入ったのにこれ位の何処が悪い!と開き直って反論するでしょう。財界の鞍馬天狗と謂われた中山素平は80歳を超えても日本興業銀行の特別顧問であったことは衆知の事実でありますし、90歳を超えても十合の顧問であったことが十合破綻時に明るみに出て世間を驚かしましたよね。又会長や相談役になる社長だけでなく、社長になれなくて専務や常務で終わっても子会社の社長など退職後の居場所が予め儲けられているのが不文律として我が国の慣行でありますから、経済界がこのようなことでは役人に対して少しも大きなことは言えませんよね。
このように民間の大会社は極く一部稀に清廉潔白な方を除いては慣例の如く社長から会長そして相談役、更には顧問と幾々歳になっても地位と収入に恋々と会社にしがみついて老害を曝している者が多く財界全体の悪しき弊風となって前例を作っている処に官僚達が“それなら俺達も…”と便乗してきたものか、或いは官僚の天下りを見て財界が真似たのかその辺は詳らかではありませんが、我々庶民からすればどっちもどっちであり大きな役員室を占領して秘書に運転手付きの高級乗用車で10時出勤お食事とお昼寝の後3時退社、諸経費は報酬を入れて年間3000万円以上とあっては会社にとって害あって益なしですが、悪しき弊風と謂うものは蔓延(はびこ)るのは簡単でも、断ち切るためには余程の人物が出現せねばできぬ相談であり何時まで経っても我が身大切に前例を貴(たっと)び保身に徹する経営者や官僚が多いのにも困ったものです。(;;)この辺が強者と弱者を距てる富の偏在の一因となっているものと考えます。
F君を出汁(だし)にして話がとんだ処へ飛び火してしまいましたが、偉くなった連中は官庁でも財界でも幾歳になっても収入は減ることなく、蓄財は増えるばかりであり、片や勉強もできずに出世できぬ儘恵まれない人生を過ごし、僅かな国民年金から介護保険や後期高齢者保険まで差っ引かれて食べても行けずに首を括る他ない貧乏人が多いのは資本主義社会での世の倣いとは謂え、税金にしろ保険料にしろ実はその辺りをしっかりと地均しして富の偏在を避け貧乏人も最低限食って行けるような公平を保つように努力をせねばならぬ筈の施政者に到底目線を下げた弱者保護の姿勢がまるで見えませんから、自助努力を怠った貧乏人が悪いと端(はな)から極め付ける施政者自身に施政者としての適格性を最も欠いた人達がなっている現在の官僚のキャリア制度に重大な欠陥があるのではないでしょうか。
来月7月に経団連が消費税率の値上げに併せて75歳以上のお年寄りの高齢者の給与所得を非課税にするよう税制改革案を提示するそうです。此まで十二分に社会に貢献してきたからもう税金は要らないんじゃないかとの意見によるものだそうですが、流石に気が咎めてか富裕層の優遇に繋がるので株式や配当などには優遇の提言を行わないそうです。然し熟(つらつら)考えるに75歳を超えて尚税金の掛かる程の給与を貰って居るのは天上りの官僚達か、大会社の役員をされた後、今尚顧問か相談役として少なくない給与を頂戴されている経団連のお偉方の皆様ご自身のことではありませんか。貧乏人を出汁(だし)にして自分達の税金を減らそうなんて卑劣な魂胆による提言は我田引水もいいとこであり、経団連の為すべきことは税金の軽減などではなく高齢者の方々にも充分な就業機会を与え、且つ税金を納める位の給与を支給することではないのですか。現在75歳以上の働いていられる方で税金の掛かる方は年収160万円(奥さんを扶養)以上なければなりませんが、我々の周囲には160万円は疎か仕事を持って居られる方すら殆ど見掛けませんから、こんな提言はチャンチャラ可笑しくて聞いて居られませんよね。そんな我が身勝手なことを提言する暇があれば、もう十二分に社会に貢献されてきたのだから年所得200万円以下の方に限り後期高齢者保険料は無料にしたらいいんじゃないか位の提言に変えて頂きたいですね。
経団連のお偉方は全員非該当となりますから当然に全員一致で否決されることでしょう…(;;){%怒りwebry%}民の暮らしを竃の煙を見て憂いられた仁徳天皇の様な施政者の出現は現世では絵空事に成って居りとても悲しいですね。(;;)
昭和天皇がご存命なら今の政界財界の弊風をどんな風にご覧になられたでしょうか。
その天皇陛下に対して『そんなこと言うたかて、あんた…』と言った方が居られたと2日の日経新聞文化欄を読み仰天しました。それは宮内庁故入江侍従長の残された随筆集からの抜粋でありました。昭和初期の恐慌で多くの農民が人口過剰の煽りを受けてブラジルに移民されましたが現地で移民達が迫害を受けているのを知って経済使節団長として現地を訪れてブラジル産の綿花を大量に日本が買い上げることでブラジル経済を潤わせて移民達を救い、ブラジル移民の大恩人と謂われたのが、ご存じの方も多いと思いますが、東京海上や川崎造船の社長を務め甲南学園の創設者でもある平生(ひらお)釟三郎氏でありました。晩年貴族院議員や文部大臣まで勤められましたが、ある時平生氏がブラジル事情を陛下にご進講されたとき陛下の質問に対して答えられた『そんなこと言うたかてあんた、ブラジルのような広い国では…』はその狎れ狎れしい“天衣無縫の表現の美しさが陛下を含めたその一座を強く打った”と入江侍従長は記して居られたそうです。昭和天皇と謂えば人間天皇と謂われた戦後とは異なり、戦前では現人神(あらひとがみ)と崇め奉られて居ましたから、その現人神に対して“あんた”とは皇宮警察か特高が聞いていれば直ぐさま不敬罪に問われて打ち首獄門は遁れぬ処であったでしょうが、氏の人徳は“一座を強く打った”のですから余程の大人物だったのでしょう。(^^)終戦の年の瀬に79歳で亡くなられましたが、西郷南洲とか昔は立派な方が多く居られたのに、今は私利私欲に生きる政界人財界人ばかりになって日本もダメですね。(;;)
平生釟三郎氏は1893年に私の母校である(^^)兵庫県立神戸商業の校長を務められていたことがあるとか…(^^)1890年に高等商業学校(現一橋大学)を主席で卒業され3年後に来神されての校長就任ですから100年前でも既にキャリア制度の萌芽期が到来していたのでしょう。それにしても氏は1866年生まれですから27歳の校長先生は愕くほど若く、今なら1種のキャリアであり28歳で財務省から出向して1年で本省に戻るその辺の税務署長のようでしたね。(^^)
【平生釟三郎】
教育者であり乍ら財界人そして政治家その全てが超一流だなんて、スーパーマンである氏の面目躍如ですね。(^^)こんな人って昔は居たのだなあ、と唯々畏敬の念を禁じ得ませんでした。<(_ _)>
そこいらの似非教育家に似非財界人似非政治家達全員聞いているか!
本日の女子プロゴルフリゾートトラスト戦は滋賀県甲賀の里で行われましたが、初日3位と好スタートを切った橫峯さくら選手も本日のTV放映が池ポチャのダブルボギーのシーンからとあっては観る元気も失われ結局さくら選手2位に終わり本年初優勝を期待した小生を大きく裏切りました(;;)おまけに優勝したのは韓国のデブッチョブスでありましたから余計ストレスの溜まる悲しい週末になりました。(;;)