blog」カテゴリーアーカイブ

一旦停止と二旦停止

先週は雨がよく降りましたね。7月も半ばを迎えて雨が多く湿度が高くて身体中に黴(かび)が生えたような気分であり、仕事をするのが億劫になる毎日です。今日を挟んだ3連休に充分身体を休めて黴や疲労を取ろうと思いますが、連日の雨で元気付いた裏の庭の草毟(むし)りやら家庭菜園カボチャの収獲など詰まらぬ雑務が山積して居て弱って居ります(;;)。

画像

誰が見ても呆れる事務所の庭の惨状をお笑い下さい。“何処が庭じゃ!まるで休耕田の叢(くさむら)やないか!”と言われそうですが、紛いもなくうちの庭であって真ん中にビオトープも微かに垣間見えます。青い葉っぱは此から咲き始める “ひるがお”が殆どであり、今年は何故か例年より遅いのですがもう幾つか可愛いピンクの花を咲かせて居ますね。私の大好きな花ですし、花の数と葉っぱの数は比例しますから葉っぱを取っ払う訳にも行かず花が終わる来月まで現状維持となります(;;)。
三角バッタも漸く生まれて来て小さいのがヒルガオの葉っぱ上をチョロチョロしていますが今年は異常気象のためキリギリスが未だ手に入らず、恒例である事務所の夏の風物詩が待たれます。そう言えば今年は蝉の鳴き声が全く聞かれませんがどうしたことでしょうね。
先週の参議院議員選挙は大方の予想通り民主党の惨敗に終わりました。元々彼等は烏合の衆であって政権を担う力など全くなく、消費税云々は枝葉の問題であって鳩山小沢両巨頭の資金疑惑と普天間基地問題が民意を失う原因となったことは明らかです(;;)。
選挙の当日昼下がりの一刻に、雨も上がったので気分転換に運動がてら区役所の投票所に参りましたが、選挙前には芋の子を洗うようにごった返し順番待ちであった期日前投票と打って変わって、私を入れてひっそり3名の投票者に対し係員の数が圧倒的に多く8名も居るではありませんか。今回は経費節約のため人員を減らすとか新聞紙上で書かれて居ましたがどうやらそれでも多すぎたようで、午後は受付に2名選挙区に1名比例区に1名の計4名で充分足りたように思いました。それでも以前は何名いたのか思い出せぬ程沢山居ましたから係員が減ったことは事実のようですが、選挙管理委員会ももう少し経費節減に智慧が働かせないものでしょうか? ま、自分のお金でないから、仕方ないか!
今年11月75歳の誕生日を以て自動車免許証が書換えとなりますが、先月公安委員会より高齢者講習のお知らせがあり先日ジェームス山自動車学校へ行ってたっぷり3時間絞られて参りました(;;)。前回の4年前と比べて今回は認知症の検査などが余分にあって冒頭から検査当日の年月日などを書かされましたが、参加者9名の中で結構此れに悩んで居られる方が多く、教官から相当に露骨なヒントを貰ってやっと正答できる方も居られましたから他人事(ひとごと)乍らハラハラしましたよ。教官も受講者を落としてジェームス山は厳しいなどと評判を立てられないために必死の努力だったのでしょうね(^^)。続きは色々な絵を16枚見せられた後、数分してから絵を想い出してその名前を書かされるテストがあり、レモンを“檸檬”と書き、後で回答数が返ってきて正解数を見たら15しかなく一つ間違っていたのでどうやらテストの解答を照合する事務員がこの漢字が読めずに×にされて居たのかそれとも本当に間違った答があったのか分かりませんが、そんなことで文句を言うのも大人げなく慎んで不正解を受け入れましたが、実は3つも書ければ上出来だったみたいです。実技テストもクランクにS字カーブに3mの道路からの車庫入れと前回70歳での高齢者講習ではコースを四角に廻って終了だったに比べて格段に難しくなっており、普段ペーパードライバーの方では脱輪の連続に教官もきっとヒヤヒヤされ苦労されたことと思いましたが、所詮講習であってテストではないためクランクが走れなくてもコースを四角にさえ走れればOKを出さざるを得ず、それなら難易度の高い運転など時間の浪費であり無意味だと思ったものです。一番大変だったのはモニターでの動体視力の検査であり、モニターの何処かに赤信号や黄信号や色んな標識が出現する度にアクセルとブレーキを踏み変える検査でありましたが、結構モニターの変化が早いのと私の左目が見えないため、恰も“右挙げないで左下げない”と旗振りゲームの指示のようでパニックになり、教官には叱られ自らの脳の老化振りをつくづくと思い知らされた一刻(ひととき)でありました(;;)。
実技テストの後で教官の先生から高齢者講習の受講者である或るお年寄りから聞かされて感心したと“一旦停止”ならぬ“二旦停止”なる新造語を使った話を聞かされて成程と感じ入ったのでした。信号のない交差点の手前にはよく一旦停止の線が引かれていますが、殆どの方はこの線を無視して交差点近くまで進んでから停止されます(全然止まらない車も結構多い)が、此の線の内側で止まる理由は左右から曲がってくる車が膨らんでセンターラインをはみ出す接触事故を避けるためであって、その後でもう一度交差点の手前まで進んでから停止して左右を確認するのが“二旦停止”と謂うのだそうです。この教官は、とても良いことなので教習中の生徒には必ず教えられているとか…(^^)、“負うた子に教えられ…”とは昔からの格言ですが、お年寄りの言葉も含蓄があって中々いいですね。此から私も運転時には“二旦停止”を護ろうと心に誓いました。
警察庁の発表に拠ると此まで認知機能検査を含む高齢者講習1年間の実施状況では76万2千人の受験者に対し、判断力の低下を指摘された者は2%にあたる1万4千人であり、このうち39名が気の毒にも認知症による免許取消処分となったそうです(;;)。又運転への支障を指摘された人も結構居て、112名が免許の自主返納を決意されたそうですが、事故を起こしてから悔やんでも遅く、私も若し生き存らえていたら3年後には免許を自主返納しようと思って居ます。
橫峯さくら選手来週に控えたフランスへの参戦のため欠場ですので今週の女子プロゴルフはお休みします。代りに誤字訂正問題をどうぞ、解答は来週です。
『糖尿病は完治が難しい病気だが、食事療法で病状の悪化を防ぐことが出来る』
先週の誤字訂正の答え
“持ち応える”ではなく“持ち堪える”が正解でした。

最低賃金制の矛盾

鬱陶しい梅雨が未だぐずぐずして居り、愈々今日は参議院議員選挙の投票日ですが雨交じりの一日になりそうです。此までなら浮動票頼みの民主党も今回に限って浮動票に期待できそうもなく雨は民主党に味方するかもしれませんね。暑い毎日を余計暑くするのが喧(かまびす)しいと言う言葉がぴったりの選挙の宣伝カーですが、何故か今回は何処も不景気で選挙資金がなかったか余り聞かれず静かでした。宣伝カーのあの声を聴く度に“選挙になど行ってやるものか!”と思いますが、余り聴かれないのも寂しいものでしたね。最近ではエンスト寸前の微速度でやってくる廃品回収(代金回収か?)の軽トラックが結構小五月蝿く将に昼下がりの騒音であり、決まって食後の昼寝時を狙ってやって来るので本当に憂鬱です。

画像
画像

間もなく海の記念日が参ります。消夏法の一つとして何時ものEさんから送って頂いた神戸港中突堤の帆船日本丸を始め涼しげで目の覚めるような美しい情景をご覧頂きましょう。棚引く雲の向こうに六甲山が垣間見えます。港と謂えば関東では横浜、関西では神戸が筆頭に挙げられますが、我々関西人には山下公園より六甲山の偉容から神戸の方が遙かに格上に感じられますよね。Eさんは西脇高校の出身であり同窓会の幹事を務められ、今年の同窓会は神戸港遊覧船と共に写っているメリケンオリエンタルで行われ盛会だったそうです。斯うした行事には影の黒衣(くろご)の存在が欠かせませんからEさんの気苦労もさぞ大変だったことと思いますが、払暁の菊水山登りも欠かさない彼が、慣れない縁の下の力持ちを演じても一向に痩せない処が又図太いですね(^^)。
Eちゃんゴメン!
社会保険料を累進料率で取れば良いと先々週ブログに書きましたが、我が友Mくんは皆と同じように健康保険料を払いながら幸か不幸か75年間一度も医者に行ったことがないそうです。彼の“幸”は病気にならなかったこと(^^)で“不幸”は健康保険料を57年間も掛け続けさせられたこと(;;)です。健康なのは何よりですが自動車保険でも無事故割引がありますから、こんな人には次年度の保険料を無事故(病?)割引するか、手続き上煩わしいのであれば前年に受領した保険料の一定額を還付したらどうでしょうか。さすれば還付を受けたいばかりに普段健康な方なら些細な病は市販薬で済ますでしょうから、国保も社会保険機構も市販薬に比べて圧倒的に高い薬と医師と調剤薬局の処方料の負担から逃れて赤字が少しでも減少するのではないかと思います。自動車事故を起こしても、被害の小さい物損なら免責額のこともあるし、保険会社に申告しないで自腹を切る方って結構居ますよね。社会保険機構も国保連合会も医療費の値上げに浮き身を窶(やつ)す前に、医療費の削減を目指して少しは良くない頭を使って考えたらどうですか!
因みに小生先週調剤薬局で薬を貰ったら明細書には技術料として447点が記入されていました(;;)此って保険と自己負担の総額で調剤薬局の付加価値が4470円を意味しますから、医者の処方箋に従って薬の数を数えて袋に入れるだけの料金ですから無茶苦茶高いですよね。カプセルや錠剤の数を数えるだけで何が技術料や!1桁多いのと違うか!
民主党政府は新成長戦略として最低賃金制の引き上げを明記しました。最低賃金制は20年度に改定されたばかりですが現在全国平均が713円であるのを2020年までに800円に上げ更には1000円を目指すそうです。
然し私は最低賃金制と謂う法律が、労働者を護っているようで実は労働者の就労機会を奪っている元兇ではないかと考えて居ます。
民主党が自治労を支持母体としているとは謂え、パート社員など組合員数の内に入りませんから政府の意図が良く分かりません。最低賃金は上げれば良いと謂うものではなく上げれば、不況に喘ぐ中小零細企業の雇用の門戸が塞がり、失業者が溢れるハローワークには就職希望者の門戸が狭き門となり、最低賃金制のハードルの高さが“働きたい”“傭えない”と雇用される者、雇用する者の双方を阻害させる結果を招いて居ます。兵庫県の最低賃金は全国でも比較的高い方で佐賀長崎宮﨑県の629円より100円近く高くて現在721円ですが、それでもその721円が求職者や雇用零細企業を締め出し法律が政府の宣う雇用の促進を逆進しさせているのはどうしてでしょうか。時給700円でよいから使って欲しい人々や使いたい企業は少なくありませんが、法を曲げる訳には行かず下々の暮らしに疎い高級官僚によって雇用の需給について何の考えもなく昨今の不景気も考慮せずに前回の数字を幾らか嵩上げして机上で適当に作られたものが盲判数個を経た結果法律化し、その実、底辺の労働者の求職を妨げ、受け皿である零細企業の雇用を放逐している事実は由々しき問題であり政府は即刻最低賃金制を廃止するか引き下げるべきではないでしょうか。不景気の対策すら疎かにして何が1000円目標や!政府は最低賃金制を撤廃せよ!これでは労働者の生活を慮って作られた法の精神が泣こうと謂うものです(;;)。
今週の女子プロゴルフも橫峯選手全米オープン最終日で日本選手中トップと健闘中のためお休みします。
先週の誤字訂正問題の答
“黙悼”ではなく“黙祷”が正解でした(^^)。
ゴルフお休みのため今週も漢字の問題を出題しましょう。矢張り先日漢検のテスト誤字訂正よりの出題です。
『衰耗した患者の痩躯にはもはや難手術を持ち応える体力が残されて居なかった』
正解は来週発表致します。

高額報酬を巡る矛盾

梅雨もその最盛期を迎えましたが、庭のビオトープでは水藻の花が咲き誇っていますがよく見ていると藻の間を縫って生まれたばかりのメダカの赤ちゃんが疾駆している様が私の悪い目でもよく見えます。メダカの成魚は動きもゆっくりして居ますが、赤ちゃんの動きは愕くほど早くその敏捷さは私の目が追つきません(;;)でも考えてみればメダカの親は平気で自分達の子供でも食べてしまいますから、子供だって生き存えるためには成魚に追っ掛けられても捕まらぬ脚力?が必要なのでしょう(^^)。

画像

上に述べたキンポウゲ科である梅花藻の花をご覧頂きましょう。今年は先月半ばから咲き始め盛りを迎えて居ります。この花は水草でも梅花からまつ草の仲間のため、とても可憐で可愛いのですが私の安物のデジカメでははっきりとご覧に入れられないのが残念です。勿論疾駆するメダカの赤ちゃんなど影すら映りません(;;)。
今月中旬より3月決算上場各社の決算株主総会が粛々と行われていますが、明日明後日辺りが総会のピークとなるものと思われます。昨年までとは変わって本年度から有価証券報告書に1億円以上の役員報酬を貰っている役員氏名の開示が義務付けられましたから、議長である社長さん自ら総会で株主からの質問に対し回答を避けるわけにも行かず、1億円超の役員さんは総会で肩身の狭い思いをして居られること思います。此まで日本人社長では5億円に達する役員さんに誰一人お目に掛かりませんでしたが、ソニーの会長兼社長ハワードストリンガーが衝撃的な8億1650万円の登場に続いて、遂に23日の総会で日産自動車の大物カルロスゴーン社長8億9000万円の登場を迎えました。日産自動車では数年前から総額で16億円程度の役員報酬が支給されて居り他の役員との力関係からして半分程度をゴーン社長が取っていると想像はされて居ましたから愕くに当たらないのですが、現実にその数字を示されると日本人として大きなショックを受けますよね。然も日産自動車は営業損益が前期は2300億円の赤字であり、今期も続けて930億円の営業損失を計上し株主配当をゼロとしました。当人は総会後の記者会見で自らの報酬は正当だと力説しましたが、株主に1銭も報いないで社長一人8億9千万円の報酬は日本人の感覚としてどうにも馴染めず遣りきれない思いです(;;)。
社長就任当時売上は少しも伸びないのに多くの下請けや納入業者を叩いて乾いた雑巾を絞り上げるような阿漕な遣り口で少なからぬ業者を倒産に追い込み自らの原価を減らした結果、巨額の利益を出した日産のゴーン社長は下請けを泣かせて利益を捻出したと痛烈な世の批判を受けましたが、その当時も現在と同じ役員報酬を得ていたものと推定されますからお手盛り給与だと言われても弁解できないところでしょう(;;)。
処で民主党政府は税収不足を補うために現在消費税や相続税の引き上げなど懸命な画策を続けていますが、目の付け所が悪く斯くも高額な給与所得者が存在しているのであれば所得税法を即刻改正して現在1000万円以上の給与に対して(給与の5%+170万円)と規定されている給与所得控除額の上限を(2000万円×5%+170万円)で頭打ちさせれば、財務官僚達も自分達が損をしないため立法化に協力するのではないでしょうか。本来給与所得控除の趣旨は通勤や勤務先での必要経費として設けられたものであり、通勤の洋服代や靴代などが該当するものですが、8億9000万円の5%+170万円は4620万円月額にして385万円余になり、社用車運転手付きのゴーン社長が日産に出社するために月額385万円の経費を要するなど到底考えられず、住民税を併せて22100万円も税が軽減されており明らかに所得税法がザル法なのが良く分かります。
ザル法序でに申しますと、社会保険料についても同じことが言えます。社会保険料現在の上限は月額報酬121万円が最高でありそれ以上は幾ら給与が高くても社会保険料が増加することはありません。つまりゴーンさんも社会保険料は121万円の給与の人と同額しか負担していないこととなりますから税金なんかと比べてとても不公平ですよね。121万円の上限を撤廃し給与額に応じて10.86%(内自己負担1/2)の社会保険料を徴することにすれば社会保険庁の赤字も直ちに黒字化し、将来の少子化に向けての備蓄ができるのではないかと思われます。因みにゴーンさんの役員報酬を基に社会保険料を試算すると月額で約402万7000円となり、年換算して現在控除されている社会保険料との差額を求めれば約396万円に達しますから凄いですよね。全国の企業と官庁で121万円を超える給与の受給者を100万人と推定し一人平均保険料負担額年間10万円として試算すれば1千億円にもなり社会保険料会計の赤字は医者への椀飯振舞さえ中止すればたちどころに消え去るに違いありません(^^)。
一方厚生年金も現在最高が給与の月額が最高62万円上限として定められており年金支給額との絡みでこの上限は已むを得ぬものと思い勝ちですが、社会保険料、厚生年金共に本人受給の問題ではなく次代の世代の者への支給を考慮してのものでありますから、厚生年金支給額の上限は固定化しても給与受給者と企業への負担に上限を設けるべきでないと考えます。更に現行の規定である上限の給与62万円で厚生年金負担額(15.704%×1/2)は47000円であり、給与額10万円でも7860円と定率負担は低所得者に著しく不利ですから、段階料率を適用し高額な所得者には高率な負担を求めてその分低所得者の負担料率を引き下げるのが弱者救済を基本理念とした法の正しい考え方ではないでしょうか。
暴力団の野球賭博事件に関し日本相撲協会の周章狼狽振りには開いた口が塞がりませんね。賭博に参加した力士を全員解雇するのは容易(たやす)いことですが、それでは幕内の力士が少なすぎて場所が成立しないので琴光喜だけ馘首してあとは戒告程度でお茶を逃がすことになるのでしょうか(;;)“赤信号皆で渡れば怖くない”とはビートたけしの言葉ですが蓋し名言でしたね。
急遽行われた相撲協会の集まりは今回の賭博事件をテーマとしてメディアを意識した形式的な臨時の会合であったと思いますが、会場を後にする親方連中をTVで拝見して何方もその容貌と柄の悪さは暴力団の組長を遙かに凌ぐものと思いましたよ(^^)。きっと普段の行いのせいでしょうね。
今週の女子プロゴルフは橫峯さくら選手アメリカ遠征中のためお休みさせて頂きます。
尚国内戦は毎年行われていたプロミスレディースはスポンサーが経営不振でゴルフ処ではなく次のスポンサーも不景気で見付からず今週はお休みとなって居ます(;;)



図解でハッキリわかる給与計算事務
日本実業出版社
佐藤 広一

ユーザレビュー:

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る


税法・会社法からみた役員給与
税務研究会出版局
戸島 利夫

ユーザレビュー:

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る

優先座席の是非

先週は遂に梅雨入りし先々週とうって変わって雨の多い週でした。雨はそれ程気にならないのですが、隣地の造成工事により雨が降る度にうちの土地の土が工事現場に流され家が傾いて行くように感じられ不安でなりません。施工者の建売業者は箸にも棒にもかからぬ奴で、市は民間同士のことだからそちらで…とつれなく取り合って頂けないため、弁護士を介し行政に対し宅地造成工事申請書の開示申し立てを行い受理されましたが、今度は専門書類を読み解いて頂くプロを捜すことになり憂鬱極まりない心境です(;;)。
先日その嫌な仕事で神戸市役所へ行った帰り三宮からJRに乗ったら、座席がほぼ満杯で立っている乗客が疎らな状態でした。優先座席が一つだけ空いていたのでドッコイショと腰掛けて周囲を見廻したら8人分ある優先座席の内老人は小生を含めて3名で後の5名の内若い女性3名が明らかに狸寝入り?して居り、起きている二人は30代の女性と子供が並んで座っており顔立ちがそっくり明らかに親子であり子供はゲーム機で遊んでいました。次の元町駅で60代と思われる女性が乗ってこられ疲れた表情で優先座席の間の通路に立って居られたので、性格的に黙っていられないお節介な小生は起きている親子に対して“お年寄りが立って居られるのに掛けさせて上げなさい!”と大きく叱声を発すると二人の親子は飛び上がって席を立ち出口付近まで移動してフリーズしてしまいましたが、今度は60代と思われる女性が座らずに立ったままでモジモジして居られ、ひょっとして私が年寄り扱いしたのが悪かったか親子を追い出したのに気が咎められたのかと後悔しましたが、此の儘では今更引っ込みが付かず“どうぞお掛け下さい”と大声で促すと仕方なく窓際に座って俯いて居た堪らない様子でありました(;;)。挙げ句残る一座席には誰も近寄らず周囲の雰囲気悪く、此って本当に人助けだったのか、迷惑行為だったのか垂水までの15分間考えさせられたのでありましたが、この間狸寝入りと思しき3名の女性は微動だに寝姿を崩しませんでしたから、女って図々しきもんじゃなあと感じ入り、私が垂水で下車するとき背後からホッとした雰囲気が漂ってきたことが私を遣る瀬ない気持ちに誘(いざな)ったのでありました(;;)。優先座席なんてのがあるのは日本だけらしく、こんな光景は老人を敬う為来(しきた)りの韓国人達に笑われそうですね(;;)。
家の近所では周辺で遊ぶ子供達には小生は怖いお爺さんと懼れられて居りますが、親が子を怒らなくなった昨今非行に走る子供達が激増し、せめて私は親の代りに子供達の躾をしているつもりですが此も矢張りお節介なんでしょうかね?
本日の漢字検定は前回と同じ学園都市の神戸外大で行われましたが、検定受検者は少なく準一級は一教室100名程度であり矢張り今回も小生が最年長者でありました。先週種々事件があったのと体調不良でテストに集中できず成績は思ったより良くなく前回と変わらぬ得点かと感じました。ま、前より半年歳を取っていることだし合格点はあるようだし良しとしましょうか(^^)。漢検の試験問題については従来まで約1700頁ある漢検辞典を読み熟すことで大体間に合っていたのですが最近は例の事件以来大久保色を払拭するためか漢検辞典にない熟語が少し宛出題されるようになり受験者はより幅多い熟語を学ばねばならぬため、幾らか難易度が増したように感じました(;;)。
テスト中私の左の女性が左利きで答案用紙を斜めにして答を書いて居られるのにとても愕きました(◎.◎)が、何故か外大の机が縦40cm弱と以前の試験会場山手短大に比べてとても短く書くのにとても苦労されていたのがお気の毒でした(;;)。日本人には平仮名漢字共に書きは右利き用にできているようです。私は完全ギッチョですが、書くのと食べるのだけ右手なので幼い頃の母親の厳しい躾のお陰であったことを74歳にして実感して居ります(^^)。
話は変わりますが、漢字検定協会のHPによれば漢検一級の受験者は約千人で合格者は約10%と発表されていますが、協会の調べで実はその内70%はリピーター(再度合格者)であって実質的な合格者はたった3%(全国で約30人)だそうです(;;)。40回合格した強者も居るそうで年3回テストがありますから15年近くも毎回チャレンジして居られる方が居られることはとてつもなく素晴らしいことだと思いました(^^)。小生の準一級受験は確定申告時期を外して毎年2回今度で6回目となりますから未だ未だヒヨッコの分際ですが、準一級も一級程でなくても私のように結構リピーターが居ることでしょう。試験なんてものは一回合格しても続けて学ばなければ直ぐに忘れてしまいますから、“継続は力なり”、3年も試験場に通って居ると自然と漢字が身についてきますから不思議です。因みに二級は推薦入試や就活に使われますからリピーターは皆無に等しいと考えられ数年を経て突然テストをすれば半分もできれば上であり先ず合格点は無理ではないかと思います。勉強は不断の努力が必要であって、テスト前一月間の勉強で合格しても其の儘一月経てば、元の木阿弥に戻って居ることは自明の理でしょう。小中高大と基礎学力の欠落した小生の力では現状維持が精一杯であり、年齢的に一級挑戦は不可能ですが、挑戦の夢だけは忘れずに何時までも持ち続けて居たいと思って居ります(^^)。
先週の日経新聞夕刊の“人間発見は日本鉱業社長に就任された高萩氏でありましたが、朝刊の“私の履歴書”と違って、このシリーズは月曜から金曜までの短編のため本人の談話を記者が聞き取って本人が書いた如くに紙面を登載されていることは、「聞き手は日経新聞編集委員後藤康浩」と末記に書かれてあることでよく分かります。処が文中高萩社長が日本鉱業に入社の際誓約書に拇印を押す下りがありましたが、其処には拇印ではなく母印と書かれてあるため読んでいてどうにも字に違和感があり誤りに気付きました。天下の日経編集委員がこの程度の字を間違うなど訝しく、パソコンの変換ミスかと入力しましたが“母音”はあっても母印には変換されず、編集委員の思い違いかと思ったのですがパソコンで検索すると明鏡国語辞典だけ拇印を新聞用語では母印と代用すると書かれていました(;;)。
“拇”の訓読みは“おやゆび”であり、“訣別”が“決別”のように常用漢字の書換語にも指定されても居ず、今更新聞用語だと言われても困りますが、拇印と書いて横にルビを振れば済むものを如何して“母”などで代用するのか解せぬ思いです。
昨今高校生大学生の学力低下が叫ばれて久しいのですが、こんな字が罷り通るから余計彼等の国語力の低下を招いているのではないでしょうか。今は亡きなコラムニスト山本夏彦氏が書かれていましたが、昔は新聞の漢字全てがルビ付きだったので小学生の頃何時も新聞を読んで居て6000字以上の漢字が書けたそうです。今なら1級クラスとなりますから是非新聞協会はルビ付き漢字を復活して頂きたいですね。
本日の女子プロゴルフニチレイレディースは千葉県で行われ橫峯さくら選手は最終日ショットパット共にイマイチで7位タイに終り韓国ブタに優勝を攫われました(;;)。

石に咲くさつき

6月も半ばを迎え梅雨が近い筈なのですが雨の少ない本格的な夏が到来致しました。庭のビオトープでは蛙達が鳴き交わしていますが一向に卵を産む気配がなく全員鳴いている処からしてどうやら雄ばかりのようです(;;)。

画像
画像

今日は1m以上のある大きな丸い石から生えてきた世にも不思議なさつきの花をご紹介致しましょう。お得意先である芦屋のNさんから先週送って頂いたものですが、ナント!岩の間からさつきが生えてきて花まで咲かせています(^^)。深山幽谷の岩石の間から花を付ける高山植物ならいざ知らず、石は昔から庭に転がっていたものとか…Nさんご家族は多分花が咲くまで雑草が岩にくっついて居るのかなと思われていたことと推察しますが、花が咲いてはさぞ仰天されたことでしょう。
世に“点滴穿石”(一滴一滴の小さな水滴でも長い年月には堅い石に穴を開けることができる)なる言葉がありますが、何処かから飛んできたさつきの種が偶然にも石の隙間の土に落ちて芽を吹き、成長し、更には花まで付けるなんて偶然の積み重ねの連続は神業とでも謂うべきであり凡そ誰にも想像の付かぬことです。堅い石を貫いて根が地面に降りたとは考え難く、偶然できていた小さな窪みに亀裂があって発芽した根っこが石の下に潜り込み軈ては地中に到達したものではないかと思われますが、一般的に根の大きさは地上部の大きさと等しいとされており、此の石の中にそんなスペースがあるとは考えられませんが、花が咲いたと謂うことはさつきが無事成人に達したことを意味しますから、広がった根に水分が充分に補給されているものと考えられ益々以て謎が深まります。先日アスファルトを突き破って成長したアスパラガスが新聞で紹介されていましたがアスファルトと石では堅さに雲泥の差であり、明日香村の古墳のCTかMRIでも借りてきて根の状態を調べて見たいですね(^^)。
先日借家の修理の見積もりに来られたパナホームの営業の方が何故か憂鬱な顔をされて居るので訳(わけ)を聞いたら、仕事の出先で駐禁に引っ掛かったそうです。不運と謂えばそれまでですが、しょんぼりの理由は交通違反の内容に関わらず切符を切られた段階で翌週1週間車の運転を禁じられている社則だとか…(;;)。内勤の人ならそれ程影響はないでしょうが神戸の西部地区エリアの営業マンですから、已むなく電車とバスを乗り継いで仕事先を廻られるそうです。何時も電話すると今玉津を走っているとか西神ですとか言われて居ますから守備範囲は結構広く車不使用となると仕事の実働は3分の1以下になりそうです。交通違反への戒めは結構ですが、営利企業として此では効率が悪く会社が少しも得になると思えません。もう少しマシな懲罰方法を考えるべきだと思いました。そうそう、此の会社の懲罰には第2幕があって違反者は全員真夏に須磨海岸のゴミ拾いのボランティア活動がおまけとして付いているそうですからユニークな会社ですね。いっそ運転禁止を取り止めてお盆休みにでもボランティア活動の日数を増やした方が良いのではないかと思いましたよ(^^)。
紆余曲折を経て先日漸く新しい常用漢字が発表されましたね。ざっと見渡した処一級の配当漢字が準一級を飛び越えて20余りが越境して参りましたが、此って漢字検定を無視した遣り方でどうかと思います。漢検の不祥事で文科省推薦がなくなったを奇貨として強引に突破したようです。小難しい字の多い新しい常用漢字の選定には実用性に乏しい字(彙や楷など)が可成り多い処から、小生個人的には大いに異論があるところですがそれは扨措き、今回の改正で此まで長い間毎年表紙の年度だけ変えて同じものを出して居た漢字検定問題集発行の出版社(10社程)は、急遽二級、準二級の参考書の中身を作り替える羽目となりました(;;)。推薦入試や就活に欠かせない漢検の資格を求めて40万人とも謂われる二級、準二級受験者には青天の霹靂でありますが、196字もの新しい常用漢字を含めた熟語の読みと書きの入った問題作成には問題集出版社も多大の費用を要することとなりましたから、年度の表記を変えるだけで安佚と暴利を貪って居た此までの利益を吐き出すこととなり被害甚大でありましょう(;;)。でも今回のようなことは一回限りであり、来年から再び表紙の一部分を変えるだけで済みますから、ま、ええか(;;)。
先日の日経新聞“明日への話題”にてとても興味深い話を目にし、“ウーン成る程”と納得致しました。其れは某大学の著名な先生が英文学雑誌の編集をされているときすっかり目を悪くされ、どうやら原因は英文を読むとき目を横にずらすことにあるらしく、知らず知らずに視線が下に行くため定規で下の欄を押さえて防がれたとか…(;;)。私は其処まで深く考えて居ませんでしたが、言われてみると日本人の視線は上から下と縦に動くのが自然であって、左から右、或いは右から左へ動くのは習慣或いは意識的な努力が必要ではないかと思ったものです。戦後アメリカに媚びて日本語の公用文書は全て横書きと決められ、更にはパソコン普及の時代となり、優れ物であった日本人向きの和文ソフト一太郎がマイクロソフトの隠謀によりワードに取って代わられて姿を消し、日本語も横書きが主流となりました。このブログも横書きとなって居ますが、此は私の意思ではなくあくまでワードの使い勝手が一太郎と違って縦書きを面倒にしているためであり決して本意ではありません(;;)。
先生は今の若い人は横書きが当たり前となって居るが、新聞、雑誌、週刊誌の類は今でも縦書きを採っている処に注目したいと述べて居られます。少なくとも本屋さんで立ち読みするには横書きでは速読できずに戸惑いますから、矢張り日本人には縦書きの読み書きが自然であり我々のDNAの中に長く伝えられてきたものではないでしょうか。
“俳句や川柳、短歌の類を横書きにするとどうなるか興味深い”と筆者は結んで居られましたがホンにそうですよね(^^)。漢字検定が日本語の正道である縦書きを護って居ることに敬意を表したいと思います。
そうそう来週に迫った漢字検定試験に向けてすっかり空っぽになって居る脳味噌の漢字の部屋に文字を送り込むポンプ作業にそろそろ入らねばなりません(;;)。
今週の女子プロゴルフサントリーオープンは地元六甲国際で行われましたが橫峯さくら選手体調不良による欠場のためTV観戦時間を二日間漢字テストの勉強に当てることができ、さくら選手の好意?に感謝しております(^^)。来週には体調も良くなって下さいね。

“平等院○○○”が書ける6年生

“風薫る五月”も愈々明日でお仕舞いです。先週など異常気象で寒暖の差が酷く扇風機の傍に仕舞ったストーブが舞い戻る始末には遣り切れません(;;)。最近は風薫る五月など嘘っぽくて来年からは手紙の書き出しを違ったものに変えねばなりませんが、ともあれ此から梅雨時期が到来すると思えば憂鬱です。
憂鬱と謂えば先日漸く新しい常用漢字が発表されましたが、何故か“鬱”の字が選ばれました(;;)どうしてこんな29画もある難解な文字が常用漢字に選ばれたのかそれこそ憂鬱でなりませんが、此は現在の鳩山首相の心中を憶測してのことだなんて考えてはなりませんよ。あくまで国語分科会の国語学者の暇人達の遊びと思うことにしましょう(^^)。“謎”も常用漢字入りしましたが、此のパソコンですら一点之繞(しんにょう)で表現されているのに今回選ばれた“謎”は何故か“邂逅”のように旧字体特有の二点之繞とされています。広辞苑に拠れば“二点之繞の字も常用漢字化すれば一点之繞とされる”と書かれており、準一級配当漢字に於いても二点之繞の字でも一点之繞書きを許容していますから、常用漢字に唯一字二点之繞が存在することは将に謎と謂うべきでしょう(◎.◎)。

画像

今年も事務所玄関脇の花畑で昼咲き桃色月見草が満開となりました。百花繚乱とはこのような様をいうのでしょうね(^^)この花は種がなく宿根草であり、肥料さえ絶やさず冬場に根を大切に保護してやれば毎年機嫌良く咲いてくれます(^^)。傍で紫陽花が綻び掛けて居ますね。
日経新聞に登載されている“人間発見”欄は毎回特殊な分野のスペシャリストが登場されますが、先週は“されど女性は強し”と銘打って資生堂の副社長岩田喜美枝さんの登場でありました。官僚の天下りとは良く謂われる言葉ですが、入社5年目にして資生堂副社長になられた岩田喜美枝さんは東大卒国家公務員一種試験を合格されたキャリアウーマンでありました。東大卒業当時の40年前には女性を採用する官庁が限られていたため、不本意ながら労働省に入省され労働省から統合後の厚生労働省とキャリア畑を歩んで来られ、雇用均等児童家庭局長であった03年57歳のとき”後輩に道を譲って下さい“と退職勧奨と天下り再就職の斡旋を受けられたそうですが、給与だけ貰って判子を付くだけの仕事には全く魅力を感じないときっぱりと断り、自力で資生堂をノックして面接を受けられて、自分の此までの担当した業務や職歴をアピールして採用され、常勤顧問からスタートされた異色の経歴の持主でありました。退職を勧奨されたとき担当職員から“一度断られると後がありません、この先就職先が見付からなくても手助けできません”と引導を渡されての退職でしたから余程の勇気が要ったことと思いますが、自分の能力に自信のない殆どのキャリア役人はこの言葉に恐れをなして天下りの道を選ばれるに相違ありません(;;)。
新しい職場では旧態然とした前時代的な役所時代とはまるで異なった環境対策からお客様対応など公務員では彼女が到底経験できなかった未知の世界の連続で、人には知られぬ苦労をされたことと思いますが、現在副社長にまで昇格されたことは還暦前になっても柔軟な前頭葉の持主であったことと役人に似ぬ頭脳の柔らかい聡明な方であったかがよく分かります。それまで女性役員の居なかった資生堂が此の女性を役員に採用した意図は不明でありましたが、私が思うに、この会社にとっては副社長にまで伸し上がった彼女の活躍は全く以て嬉しい誤算ではなかったでしょうか。何故ならこの女性のご主人が経済企画庁を経て日本銀行の副総裁までなられた経歴を持つ岩田一政氏と聞けば、厳しい経済情勢の中を何処の企業も銀行との駆け引きに明け暮れる昨今ですから、資生堂が期待した彼女を通してご主人への思惑(魂胆?)が朧気ながらも私に伝わって参ります。天下の資生堂ではありますが此の会社が彼女を採用した理由が彼女のご主人の存在を意識しなかったと言えば先ず嘘になりましょう。これって下司(げす)の勘繰りとでも謂うのでしょうか。岩田副社長ご免なさいm(_ _)m
年間売上高1兆円を超す宝くじのうち当選金に充てられる僅か45.7%を除く利益のうち125の公益法人に助成金等の名目で360億円もの巨額のお金が流れていたことが公益法人の仕分け作業で分かったと先日報道されましたが、此等公益法人天下り役員の平均年収は1600万円から2000万円とか(;;)役人共が甘い蜜に群がる蟻の如き現状が暴露されました。何処の誰が1兆円も宝くじを買うのか購入経験のない私には想像もつかぬことですが54.3%も粗利益が出るなんて想像もつかず、まるで嘗ての武田製薬(今はダメ)の営業利益率ではありませんか!今回仕分け作業の対象とされることになりましたが、仕分け作業も結構ですが当選金の割合を競馬と同じくせめて75%に上げて頂きたいですね。確率の低さから1億円や3億円の1等の多くが換金されずに時効を迎えることを考え合わせれば、実際の利益は60%以上あることでしょう。ギャンブルは所詮ギャンブルであり、公営だから赦されると謂うのは明らかに詭弁です。
参考までに刑法で籤(くじ)について定められた罪状を下記に記します。
刑法187条 富くじ発売罪、富くじ発売取次罪、富くじ授受罪
富くじを発売した者は、二年以下の懲役又は百五十万円以下の罰金に処するとされ、 富くじ発売の取次ぎをした者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処するとされている。また、富くじを授受した者は、二十万円以下の罰金又は科料に処する。
以上の法規にも拘わらず特別法を設けたとは謂え役人の作ったことなら罪に問わないなんて以ての外だと思われるし、まして60%もテラ銭を巻き上げるなど言語道断、皆様の買った宝くじのお陰で天下り役人が運転手付き黒塗り高級車に踏ん反り返って2000万円の報酬などと聞かされたら貴方(女)も今度から宝くじなど買うのを止めようと思われませんか?宝くじに外れるのは仕方ないとしてもそのお金が天下り役人の懐を潤していることには到底我慢ができないですよね?せめて献血をされて不運にもC型肝炎になられた方々や石綿災害被害者の方々の補償金にでも使ったらどうじゃ!
日曜日のNHK囲碁の番組以外TVを殆ど見ない私ですが、先日夕食時久し振りに“平成教育学院”とかのクイズ番組を見ていると、東大VS京大と銘打って解答者は東大京大卒業のタレント達に混じって平成5年ミス東大で現在3年生と計算が合わぬ猛者(猛女か)や、京大医学部在学中の美人女性など12名と多士済々でありました。出題には今年の中学校入試問題である社会国語理科が出され、受験での正答率25%~45%の中を番組出演者全員できない問題まであり、最近の6年生の受験勉強の難易度には魂消たのでありました(;;)。勿論小生には解ける道理もなく、12文字の漢字から四字熟語を抽出する問題など“単純明解→単純明快”(後者が正答)など正解と思わせて於いて引っ掛ける紛らわしい漢字まで挿入されており、正答を得るには柔軟な脳が必要だとつくづく感じさせられ、此を6年生が解くの?と驚く問題ばかりであり、小生が解けたのは聖セシリア女子中学(神奈川県にある小さい学校で偏差値37と決して高くない)の入試問題である“平等院○○○”が書けた位でした(^^)。此の問題の入試の正答率は42%だったそうですが、出演者の正答者は1名だけでした(;;)。他の11人は正答に近くても鳳凰堂の“鳳凰”の字の何処か違っている処はご愛敬でしたが、偏差値37の6年生レベルでは“平等院鳳凰堂”は仮名付けが精一杯の問題かと思われ、それを仮名も伏せて漢字を書かすのですから恐れ入りましたm(_ _)m。漢検準一級+日本史の問題でしたね。小生の孫は来年中学受験を目指して居ますが、このTVの問題を見て私は孫の受験に全く希望を失ったのでありました(;;)。
ヨネックスオ-プンゴルフは新潟県長岡市で行われましたが、今週も橫峯選手ショットが安定せず8位タイに終わりました。あの細い小さい身体では此からの夏場を2週に1回位休んだ方が良い成績が出ると思いますが、石川遼君に次ぐ人気者が欠場とあればスポンサーや会場側が売上減を理由に難色を示すことでしょう(;;)

前の妻の連れ子と婚姻できるか

5月も終盤を迎えて気温も随分高くなり、初夏の日射しが強くなってきました。雑草だらけの庭ではアマリリスが今年も又株を増やして開花し道行く人々の目を楽しませていますが、最近は世の中が不景気続きで道行く人の心にも余り余裕が見られず、道すがら花を愛でる雅(みやび)な方がめっきり少なくなりました(;;)。

画像

このアマリリスは5年前タキイ種苗から取り寄せたもので毎年ご紹介していますが、黄緑の花弁は幻想的な雰囲気を醸しだし、普通のアマリリスと違い昼間より夕刻に似合う花で竹下夢二の世界に浸れ、私は毎年この時期この花を見て心を和ませて居ます(^^)。
先日の新聞記事で変わった事件が報道されていました。名前は伏せられて居ましたが私と同業者であった破廉恥な57歳の元税理士が離婚した元の奥さんの連れ子の高校生と結婚したと明石市役所に嘘の婚姻届を出し受理されたそうです(;;)。彼は子連れの奥さんと離婚した時点でその連れ子とは他人の関係に戻っていますから婚姻は一見可能なようですが、日本の民法はドイツの法律を基に作られたものであり血縁関係にのみ厳しく定められているばかりでなく、何故か儒教の精神まで導入されていて民法736条がその最たるものであり『養子、その配偶者、直系卑属又はその配偶者と養親又はその直系尊属との間では親族関係が終了した後でも、婚姻することができない』と定められています。分かり易く言えば “一度奥さんの連れ子であった者は奥さんが離婚しても永久に奥さんの亭主であった男とは結婚できない”と謂うことになります(;;)。母親の再婚そして離婚の結果、元々赤の他人であったその男と婚姻できないことは民法734条『直系血族又は三親等内の傍系血族の間では婚姻をすることはできない』ことと真っ向から矛盾することになりますが、下賤な言葉で言えば“親子丼”は公序良俗に反するから親の婚姻が解消されても絶対にダメだ!ということであり、人の倫(みち)を重んじた儒教の教えに影響された処が多かったのでしょう。私はこの特異な法令を50年前税理士試験の受験科目“相続税法”の学習時に学んだので憶えていましたが、届出を受けた明石の市役所では配偶者が未成年者であったこともあり、念のために過去の姻戚関係を法務局に問い合わせた処“受理することに問題ない”との回答を得て居たそうです。このことから婚姻届の受理に些か疑問を抱いた市の戸籍係が本職の法務局より少しだけ智慧が廻って居たことが分かりますが、法務局もお粗末というか法の番人たるものが民法すら知らないなんて情けないですね。結局は市から婚姻成立の知らせを受けた高校生がお母さんの前夫の配偶者とされていることに気付いて吃驚し“虚偽の届出だ!”と申し出たため、事件が元妻の連れ子に横恋慕した元税理士の策謀であることが発覚しましたが、市役所が連れ子に婚姻成立の連絡をしなければ分からず仕舞いであり、将来この高校生は重婚罪に問われる可能性もありましたから恐ろしいですよね。そして万一そのとき元税理士が死亡していたなら、裁判をする当事者不在(死亡)で此の高校生は初婚が再婚となり一生名誉を回復できないことになったに違いありません(;;)。
過去に幾多の偽装結婚事件が続発して居たため法務省では重い腰を上げて20年5月に法律を改正し、婚姻する両者が揃って届出に赴いた場合は免許証等本人確認をすることとし、本人以外の届出の場合婚姻の法的受理を済ませた後に本人宛婚姻確認通知が為されるようになったそうです。然し此の改正法は、印鑑証明書ですら本人確認不明の時は葉書を送付してその葉書持参が印鑑証明書交付要因となっているのに、それすら怠ったザル法であり、正しくは本人確認の手続き完了後に届出の日を以て戸籍を異動させるべきものを今回のようなこととなると何の罪もない高校生は未成年者のため親権者を通じて裁判所に戸籍の取消を訴え判決を得た後戸籍を抹消する煩わしい作業をせねばならず、戸籍上は厳然と虚偽の婚姻が記載され更に裁判による婚姻の抹消まで記載されますから、彼女が将来本当に結婚するときは彼にそれらの事情を告げないと誤解を招く恐れがあり、告げたら告げたで彼から不倫を疑われることも当然考えられます(;;)。今回の事件は偽装結婚ではありますが法律違反でもあることだし、受理したこと自体が誤りであったため今では戸籍もパソコン処理ですから届出を削除して届出前の綺麗な戸籍に戻ることが容易にできるものと思ったので民法を繰った処、740条で“婚姻の届出は法令に違反しないことを認めた後でなければ受理することができない”と定められて居り、“遡って不受理とできるのではないか”と明石の市役所の戸籍係に電話で聞くと例え法律上無効な婚姻でも戸籍に記載された限りは職権では抹消できず裁判を経ることになると言います(;;)。そこで更にもう一度民法を紐解いて見ると744条なるものがあり”736条の規定に違反した婚姻は各当事者、その親族又は検察官からその取消を裁判所に請求することができる“と謳ってあるではありませんか(;;)一方で受理できないと言いながら、片方で受理した場合は裁判所に請求せよとは自家撞着(辻褄が合わぬ)も甚だしく、法律が余りにも不条理なのに驚いてしまいますね。明石市役所の戸籍係は戸籍に関する用件より今度の事件の問い合わせ電話の応対で仕事にならないとか…(;;)、全ては市役所の役人と法務省と法務局の役人がアホだったことに基因する事件でありました(;;)。
39歳の男が三つしか違わない36歳の女性を養女にして(養子や養女は年上でさえなければできる定めです)保険金詐欺を目論み、挙げ句逃げ切れないと練炭自殺した事件が先週ありましたが、養子や結婚に年齢差を意識しない昨今ですから、世の中には元妻の連れ子と結婚している人は此までに幾らでも居り、子まで為しているケースが少なくないと思いますが、連れ子であった妻に異存がなければ誰からも法律違反を咎められることもなく、今回の事件を端緒に自分達が民法736条に違反していることを知ってどうされるのでしょうか?戸籍の受理に民法736条の検索ソフトを入れることなど先ず不可能でしょうし、又民事ですから744条の規定を受けて告発すべき検事さんも忙しいのでそんな些末な事件には興味を示すとは思えず、法律違反も自然消滅的に忘れられ役所のミスはお咎めなしとなることでしょう(^^)。昨今倫理観の喪失した世相に儒教など持ち出すこと自体が場違いなのでしょうか、それとも時代の変遷とは無関係に明治時代に作られた法律が100年余を経過した今でも脈々と息継ぎしていることの方が問題なのかも知れませんね。本当におかしな世の中になりました(;;)。
先日垂水駅前の郵便局で諸費用の振り込みに行き番号札を引いて待っていたとき、前の客の小母さんと郵便局員の会話が耳に入りました。何でも配当金の支払通知書を持参されていたようで、年配の女子局員が“此の配当金は銀行で貰って頂くもので、銀行に行って頂けませんか”と言ったので小母さんも仕方なく帰られました。次に私の番号が呼ばれたので振込を済ませたのですが、何時ものように一言多い私は、局員に“此処も銀行と違うんですか?”と言ったら、先ほどの問答を憶えていた局員は、はっとして固まり掛けましたが、必死に体勢を立て直し“うちの銀行では扱えない種類のものでした”と言うので“それではうちの銀行で取り扱えないものだと言うべきではなかったんですか?”と追い打ちを掛けると”済みません“と一言言ってプイと下を向いたのでした(;;)。折角郵政公社から銀行になったのに亀井静香の暴挙で再び官業に逆戻りした経緯を受けて局員さんも郵便局がゆうちょ銀行の仕事もしていることをうっかりされたものと見受けましたが、天辺(てっぺん)の社長が元大蔵事務次官斉藤次郎となれば末端の郵便局員も郵便局がゆうちょ銀行の下請けであることを錯覚されるのも無理ありませんよね(;;)。雨模様の昼下がりの一刻(ひととき)郵便局での出来事でありました。
女子プロゴルフ中京ブリジストンレディースは愛知県で行われ橫峯さくら選手は先週久し振りの優勝の疲れで11位タイに終わりましたが、ま、日本選手が優勝したからええか。

立てば芍薬座れば牡丹

花冷えで寒かったり蒸し暑かったりとはっきりしない気候が続いて早や4月も終わろうとして居ます。今週後半からゴールデンウイークのプロローグとなりますが、世間を騒がせた高速道路通行料1000円も愈々今回限りとなるようであり、各地高速道路の渋滞は凄まじいものとなることでしょう。1000円も結構ですが渋滞も然ること乍らサービスエリアは満杯で駐車スペース待ちの渋滞となり、更にトイレが長蛇の列では人間の尊厳に関わる問題ともなり、帰省客の多くの方は昔の通常料金の方が良かったと思って居られるのではないでしょうか。此の1000円騒ぎも小生には無縁のことであり、職員には30日を年休に替えて7日間の連休と致しました。小生は漢字検定の勉強の傍ら息抜きに1日だけ早朝明石川の支流の水路へメダカ掬いに行こうかなと思っております(^^)。

画像

例年より少し早く先週20日に庭の牡丹が咲きました(^^)。今年は消えてしまったものと諦めていたら先月末より芽を吹き、たった20日余りであれよあれよの開花となりました。“立てば芍薬座れば牡丹…”と謂いますが、花弁の幅は20cmを越しその美しさは道行く人の目を奪っています(^^)。なーんて思って居るのは私独りか(;;)
その牡丹も今朝には哀れにも散ろうとして居ます(;;)。“花の命は短くて苦しきことのみ多かりき”とは林芙美子の言葉ですが、1年間の弛まぬ努力が報いられるのが僅か5日間とは神様の仕業としても些か理不尽に思えてなりません。
先月急死され私より1歳お年を召したお得意先の女性会長の社葬お別れ式が先週ホテルオークラにて執り行われました。神戸の港を代表する会社でもあり、列席者も兵庫県知事、神戸市長、神戸製鋼所社長など政界財界の大物(何時もなら代理人出席の処を異例なことですが、何れも本人が出席されました)を始め会葬者は1300名を超えるの多きに達し、テニスコートより大きそうな斎場の間が狭く感じられ、亡くなられた会長の生前の功績と人脈の深さが偲ばれる一刻(ひととき)でありました。
私は神戸駅からタクシーで行きました、何時もなら数十台の空車がまるで見当たらず、狼狽えましたが軈て1台が来て乗車すると、運転手が行き先を聞いて“今日はオークラでなんかあるんでっか?オークラ行きの客ばかりや”と言うので相当な会葬者の数だと感じて居ましたが会場に到着して耳にした会葬者1300名とはいやはや大変な愕きでありました(◎.◎)。
開式の冒頭会長遺影の両側にあって亡き会長を紹介する巨大スクリーンから流れ出たBGMが懐かしい1955年度アカデミー賞映画主題歌賞に輝いたアルフレッドニューマンの名曲“Love is a many splendored thing”(邦題 慕情)であり、私と同世代である会長もウイリアムホールデンとジェニファジョーンズの悲恋物語と此の曲がお好きであったものと推察致しました(^^)。ジェニファジョーンズと謂えばモンゴリークリフトと競演した”終着駅“の印象などが強く悲恋の主人公にはもってこいの配役でしたね。映画の主題歌には素晴らしい曲が少なくありませんが、何故か素晴らしい主題歌の映画そのものは駄作が多く、アンソニーレイの名曲今は亡きライアンオニールの“Love story”と同様この“慕情”も駄作だったなあ(;;)。
閑話休題、在りし日の会長のお姿を十数分間スクリーンで拝見し、仕事上だけでありましたが、長かったようで短かった50年間のお付き合いが走馬燈の如く私の脳裏を駆け巡り暫し感無量の想いに耽りました。皆様にもこの美しい曲を私の好きなアンディーウイリアムスでご一緒に聴いて頂きたいと思います。
“Love is a many splendored thing”

導師様の読経が始まり葬儀委員長の弔辞、弔電の読み上げ等の後出席者の献花が始まりましたが、私が奇異に感じたことは喪主である現社長(会長の嗣子)が献花される前と後に何れも会葬者に対して為されるべき会葬御礼を籠めての一礼がなされなかったことであり、挙げ句は葬儀委員長の挨拶だけで喪主から一言の言葉も出なかったことでありました(;;)。長々しい挨拶は出席者に迷惑なものでありますが、“ご会葬賜りました皆様方本日は有難う御座いました”の一言位何故言えなかったのか、あの聡明な会長ですら親子の情愛につい目が曇り、厳しく身を律せねばならぬ子への教育が不充分であったことを会長は7逮夜であるあの日三途の川を亘られ乍ら激しく悔やまれて居たに違いありません(;;)。人は我、私達も常に心すべきことであろうかと思ったものでありました(;;)。
先日の新聞“明日への話題”で興味深い話に巡り会いました。其れは人口が我が国の半分以下である韓国からフィリピンへの年間訪問者が日本人の36万人を25万人も上回る61万人とか…訪問の目的は日本人がビジネスか観光が全てであるのに韓国では子どもへの英語教育が目的だそうです。何でも夫を単身で韓国に残して母子で移住してくるそうですから凄まじいですよね。フィリピンはシンガポールと共にアジアでは数少ない英語国ですが、生活費が圧倒的に安いため英語教育に熱心な韓国では上流家庭でなくても可能であるため多くの渡航者を生んでいる原因です。韓国企業にも同様な傾向にあり海外駐在員の子弟をアメリカンスクールやインターナショナルスクールに通わせて費用は全て企業負担が常識だそうです(^^)。世界を相手に戦うためには先ず英語を…と謂う認識が韓国では隅々まで行き渡っているからでありましょうが、強いて謂うならば日本との差を追い付け追い越せとするアリラン精神がこのような形で現れていると思います。ハングル語は中国語同様母音の数が多く英語の発音に措いて日本人より遙かに有利であることが会話の点でより勝れて居ることも大きなプラスでしょう。
嘗ては日本に教えを乞うた囲碁が現在では彼等の方が強くなって歯が立たず此方が教えを請う立場に追い遣られ、体育会系にしてもキム ヨナ選手に惨敗した浅田真央選手などその最たるものでしたね。此の儘では何れあらゆる分野で日本は韓国の後塵を拝することとなるのではないでしょうか(;;)。その昔“半島人”とか“在日”などと蔑視し被差別部落の人達と同列に扱われて労働の対価も日本人の半分に甘んじてきた彼等が、此処に来て我が国に対して知的面で宣戦を布告しじわじわと迫ってきているのに全く以て誰も気付かぬのは将に愚かと謂うべきでありましょう(;;)。此の儘我が国が赤字で首が回らなくなって破綻し、何れは韓国の属国にされるのではないだろうか(;;)
富士サンケイレディースは例年の如く静岡県伊東市川奈の難コースにて行われました。橫峯選手は今週も本調子ではなくトップテンにも入れず私達さくらファンを嘆かせましたが、幼い服部真夕選手が韓国ブタの優勝を阻止しての2勝目は見事でしたね(^^)。
それにしてもアメリカが不景気だったことと彼方でも韓国ブタが優勝することが多くゴルフのスポンサーが厭気が差してツアー競技が少なくなったため彼女達が大挙して日本のツアーに参戦してきましたから油断がなりません。此の儘では彼女達のハングリー精神で追い付け追い越せと賞金女王など韓国ブタに盗られ、軈ては我が国のスポンサーも次々と降りて行き、女子プロ界も冬の時代を迎えるのではないかと危惧します。だって、スポンサー企業の社長さんも日本語も喋れぬ韓国ブタに千数百万円の賞金を渡すのは堪らなく気分が悪いですよね(;;)

ゆうちょ銀行と定額貯金

先週月曜日の雨で咲き誇っていた神戸の桜も市街地では高い気温が災いして殆ど散ってしまい、誠に無情の雨でありました(;;)。
先週の月曜日から牛丼の松屋が吉野家に対抗して70円引きの250円セールを始め吉野家は閑古鳥となっています(;;)。小生日曜日は昼食を外食する習慣ですが、今日は何時ものカレーを止め250円の牛丼の味を確かめたく20年振りに牛丼を食べることにして松屋に入りました(^^)。いつもと違って結構な人出であり食券販売機の存在を知らずに店員に直接注文の催促をする初めてと思える客も多く70円引きの効果は上々と見ました(^^)。処がお茶が水に替わり味噌汁の具が半減するなど随所に70円の跳ね返りが見られましたが、味とボリュームはそこそこであり、この値段では家賃と人件費を捻出できるとは到底思えず、取り敢えず敵の客を取り込んでからの作戦と見ましたが、吉野家、すき家、松屋の三つ巴の生き残りを賭けての戦いは一体からどう終熄して行くのか興味津々でありますが反面デフレの到来も予想され先の読めぬ恐ろしい時代となりましたね(;;)。

画像

Eさんから頂いた月見草(大待宵草)の種を蒔いて育てた苗がロゼット状態で冬を越しましたが、4月に入って急激にグングン大きくなりました(^^)来月後半には蕾が見られると思いますが、未だ此の草が月見草だとお分かりの方はきっと少ないでしょうね(^^)。
先日の新聞に面白い記事が載りました(^^)。大阪発の“愛読者センター発交差点”なるコラムでありましたが、時代の流れで京都の舞妓さんは舞台で三味線を弾かぬと謂う風習が破られることになったとか…の社会面の記事で記者が“舞妓もすなるお三味線”と見出しを付けたら、早速翌日から読者から電話で苦情が殺到して『見出しの意味は分からぬ“すなる”とは何じゃ、国語辞典にも載っていない』と怒られたそうです。応対した編輯員が“土佐日記の出だしの言葉です”と説明しても読者の多くは土佐日記すら知らず、辞書に載らぬ言葉など使うな!と怒られたとか…(;;)。紀貫之の土佐日記は余りにも有名で、古文を学び乍ら土佐日記を呼んだことのない小生でも『男がすなる日記と謂うものを、女もしてみんとてするなる』の冒頭の一文は余りにも有名であり、しかと承知しています。電話で新聞社に質問する位だから此の人達はそんなに教養のない連中とは思えませんが、一体から学校で何を学んで居たのでしょうか“すなる”は今の言葉では“すると謂う”になりますが、“する”と“なる”の二つの単語のため辞書では引けないものであって、古文には斯様なものは多く見られます。文法的に言えば『動詞“す“の終止形+伝聞推定の助動詞”なり“の連体形』となりますが、家族の誰かお祖父さんにでも聞けば容易に解答が得られたものを、自分の無知を曝して新聞社に電話で文句を言うなど日本人の知識もお里が知れ恥ずかしいですね。きっと核家族が多くなったことや家族が居ても会話が少なくなり年長の者から学ぼうとする姿勢が失われてきたためであって、我が国の将来を大いに憂うべきではないでしょうか(;;)先日超有名大学(敢えて省略します)を卒業した女性タレントがクイズ番組で “第二次世界大戦と朝鮮事変はどちらが先か”の問題に答えられず赤恥を掻きましたが、よくそれで有名大学が受かりましたね。そんな易しい問題はセンター試験に出ないから覚えなかった…(;;)なんて次元の話ではなかろうが!
今日は小生が老獪な郵便局に一杯食わされた話を聞いて頂きましょう。事件の発端は10年前に遡りますが、現金1000万円を1口1000円で1万口加入すると1000円を基に利息が計算されるので端数切り捨ての原則で税金が掛からないと郵便局の外交員に勧誘されて定額貯金をされたお得意先がありましたが、その貯金が今回満期となり払い出しに行ったら利息は20%の税金が天引きされて居ました(;;)。私は10年前の経緯(いきさつ)を知っておりその当時郵便局で経理処理について質問し、その回答に添った決算処理をしていたため今回の無法な天引き税金で決算を10年間訂正する羽目となって怒り心頭に発し、郵便局に出向いて“当初と話が違うではないか如何してや!”と掛け合ったのですが、係員は一人では心許なく二人出てきて“規則であり10年前のことは分かりません”と木で鼻を括ったような応対であり、まるで詐欺に出会ったような気分になりました。思えば5年前郵政民営化を受けて金融庁の管轄下に入り国税庁から形式的な1000円預金など認めぬと税金の徴収を指摘されたものであったでしょうが、預金者には何の説明もなく今になって既得権を剥奪しての税金の天引きはどう考えても合点が行きません。聞けば10年の定期貯金なら半年複利で利息はもっと高かったと聞かされ(;;)10年前契約高歩合の外交員が損になる商品を勧めたとも思われず、民営化もとんだ処で被害者を作ったものだと甚だしい憤りを憶えました。
本来なら1000円の定額貯金証書を1万枚作るべき処を通帳1冊に1口1000円10000口と記入する遣り口は印紙税法(金融機関は証書や通帳1枚に200円印紙を貼付する義務あり)は公社のため非課税でも、証書を1万枚も作ると印刷代も馬鹿にならず誰か郵政公社の悪知恵の持主がこの節税商品を開発したものと思いましたが、私共も購入当時税金が課せられない旨の一札を郵便局から取って居なかったのは不覚でありました(;;)。局では何時まで問答しても埒が開かず、郵便局では上部と相談して1週間以内に返事をすることで取り敢えず帰所しましたが10日を過ぎて未だ回答が無く、恐らく返答に窮して忘れた振りをしているに違いありません。公社からゆうちょ銀行になっても未だ役人体質が抜けないのにも困ったものですね(;;)。
損害保険各社が2010年度より保険料率を大幅(約15%)に引き上げる見通しとなったそうです。飲酒運転の厳罰適用から事故など減ったものと思われますが、何でも保険料値上げの理由は保険金不払い問題がメディアに取り上げられて余人の知るところとなり保険金の請求が急増したことが原因だとか…(;;)。損保会社の収支予算には事故に対する保険金の請求可能額が統計学的にしっかりと計算され織り込み済みであったに違いないのですが、実は此の隠された旨みが減ったための料率改訂であろうと思いました(;;)。然しこの旨みは本来当初予算にはなかったものであり、不払い額は究極不労所得の雑収入であって、今度の値上げ額は筋違いも甚だしく役員賞与の原資にでも使われるのではないでしょうか(;;)。名前に似合わずあの喧しい亀井静香金融大臣も郵便貯金の限度額アップなどに感けていないで損保各社の保険料値上げに素早く反対して消費者の味方になって頂きたかったですね。損保の利用者の方が彼の支持者である特定郵便局局長会の票数より数段多い筈なのですがねえ…(;;)若し郵便局へ預金が流れて地銀が潰れたら亀井静香はどう責任をとるのか!
本日の女子プロゴルフ西陣レディスは橫峯さくら選手調子悪くイーブンパー14位タイとは惨めでしたね(;;)優勝はまたもや違う韓国ブタであり、優勝インタビューはハングルで語でありました(;;)。日本語の喋れない韓国ブタなど出場させるな!

一将功成りて万骨枯る

花冷えの激しい先週でしたが、春爛漫を迎え夙川の桜も満開とか…(;;)、友人の便りに拠れば学園都市外大の桜も綻んできたそうで、草木萌える良い季節となりました。月日の経つのは早いもので阪神淡路大震災の前月に生まれた孫もこの間中学に入ったと思ったら、今年から早や高校生となります(^^)。
“Time and tide waite for Noman” (歳月人を待たず)の格言の如く、子ども達の成長は情け容赦なく我々自身の老いを知らされることとなり悲しい現実ですが、此が人生であり世の移り変わりです。素直に受け入れるべきなんでしょうね。
JR東日本、JR東海に追い付け追い越せと金儲け最優先路線でATSも設けず魔のカーブに高速運行ダイヤを敷いたJR西日本の元社長等3名が神戸検察審査会により強制起訴されることに決定し、5年前尼崎市で起きた乗客106名が死亡と謂うJR史上最大の大惨事は此で社長経験者4名が刑事責任を問われると謂う異例の事態となりました。
然し私なりに熟(つらつら)考えてみると真に起訴され糺弾さるべきは事件当時相談役であった井手政敬只一人であり、他の3名の元社長は何れも井手政敬の意の儘に操られた傀儡であり操り人形に過ぎなかったと思われます(;;)。
彼、井手政敬は東大の経済学部を出て公務員一種試験に合格し、所謂エリート社員として国鉄に入社し、旧国鉄時代1年だけ形式的な現場出向をしただけで現場のことは枕木一つ触ったこともない根っからの事務官僚であり、国鉄民営化と共に赴任させられたJR西日本は阪急近鉄等の強力私鉄との競争に加えて赤字ローカル線を抱えていたため最初から多大のハンディを背負って居ました。そのため社長就任後は肝腎の仕事は全てを部下に丸投げし、自らはJR東日本の社長になれなかった腹癒せに月次収支報告書の数字のみを睨んで部下の尻を叩き続けた男です。
エリートを自認していた井手がどうボタンを掛け違ったのか本命のJR東日本を北大出の松田昌士に攫われて失意の内にJR西日本の副社長となって配下の社員達を引き連れて大阪に乗り込んできたとき、既存社員の間から“ボートピープル”(難民と謂うより侮蔑を表した言葉)という陰口が聞こえてきたことは彼が直感的に会社内で好まれずに浮き上がった存在であったことを物語っていました。
井手政敬は会社分割当時の役職は副社長でしたが社長が運輸省の天下り役人であったため実権は全て彼が握り、彼の指示なしには何事も仕事が前に運ばない仕組みとされて居り、彼が出勤する毎朝9時過ぎには副社長室の前に20人もの幹部が“御前様にお伺いを立てる”ために列を作っていたそうです。江戸時代じゃあるまいし、今時御前様とは聞き慣れぬ言葉ですが、彼は相談役となって居た大惨事当時も絶対服従の院政を敷いて居り、まるで嘗て中国のトウ小平のような存在でありました。従って絶対君主であり天皇であったために社長以下幹部達は経営戦略処か我が保身に恐々とし、楯突く者とて居ないため彼は益々慢心し、外部からはJR西日本のことを“井手商会”と揶揄された企業風土が作られていったのでありました(;;)。
斯くして運転手達に日勤教育などの過酷なノルマを課し彼等の犠牲の下に絞り出した利益によりJR西日本は“民営化の成功モデル”として、マスコミにもて囃され、彼は凱旋将軍のように中央政財界に迎えられ小泉政権時代には“郵政民営化に関する有識者会議”のメンバーにも加えられ横綱審議委員の一人であったことも良く知られています。
そんなこんなで会社の幹部は此の御前様のご機嫌取りに追われて忙しく、上にはもの申さず、現場のことを知ろうとしない体質が自然に培われてきたと昨年末コンプライアンス特別委員会が指摘しました。“一将功成りて万骨枯る”将に此の格言は彼のために作られたようなものであり、一人の将軍の功名の陰には、被害者106名とその家族以外にも会社内に多くの犠牲者が居たのでしょう。事件後相談役を辞しましたが2ケ月後にJR西日本コミュニケーションズの相談役(何もしないで多額な報酬を得ていた)に就任して居たことが発覚し、激怒した事故の遺族達の追求を受けて顧問契約は解除されましたが遺族達の不信感を拭うことができず、少し宛窮地に追い込まれて行くことになったのは一重に遺族やメディアに対し、無言を貫いて居た井手当人の不徳の致す処であったでしょうか(;;)。
事件の後はマスコミの前には全く姿を現さず、謝罪の言葉さえ聞けませんでしたが、今回時効寸前になっての起訴を受けて被告席に座ることとなった今となっては女々しくも“事故は予見できるものでなかった”と身の保全を図るものと思われます。実際現場のことに全く不知であった彼に事故を予見することは全く不可能であるし、日航ジャンボ墜落事故や信楽高原鉄道事故など過去の大事故でも経営陣が起訴されることはなく業身上過失致死傷害罪は個人の責任しか問えず公判を維持する検察官役となる指定弁護士の責務は重く検察との密接な協力がないと彼を有罪にすることは容易ではないと思います。然し“井手商会”の利益を優先させてATSを導入しなかったことによる事故の罪は大きく、又経営者として多額の報酬や退職金を得て居たことは乗客の命と引替えたATS設置費用で自らの報酬や退職金を得ていたとも考えられ、如何なる事情があろうとも不知を理由に経営者としての責任を逃れることはできぬと考えます。でなければ106名の遺族が余りにも哀れではありませんか(;;)。事故の罪は井手政敬が歴代社長の4人分を全て被るのがスジと謂うものであり、後の3人の元社長は信念を持たぬ胡麻擂りの見本であってゴミのような幇間野郎ですから百叩きの上所払いが妥当な処分ではないでしょうか(^^)。
コンプライアンス委員会のメンバーが“誰か井出正敬に意見を言うものは居なかったのか”と幹部達に訊ねると、“恐怖感があり、陰では随分文句を言う者がいたが、直接具申する者は誰一人居なかった”と述べたそうです。此の会社は超一流企業でもあり優秀な人材は幾らでも居たでしょうが、井出正敬の不幸は余りにも力があり過ぎて佞臣を侍らせて傍に控える諫臣に恵まれなかった一言に尽きるでしょう(;;)。
彼は未だ遺族に謝罪は勿論面会さえ拒否して居ます。過去の栄光を投げ捨てて被害者やその家族の前にひれ伏すことが、彼の晩節を汚さないための唯一の道でありましょうが彼の矜恃が果たして其れを赦すとも到底思えません。高級官僚なんて連中は何時まで経っても鼻からぶら下げたプライドが邪魔をして人に頭が下げられないのは、その人にではなくその地位に対して下げられていたことに気付かなかったものであり、下げられても自らは下げないことが倣い性となって居たものでしょう(;;)。佞臣に囲まれて諫臣を寄せ付けず天上天下(“てんげ”と読みます)唯我独尊を主張する高級官僚なんて決して事業経営者としての器ではありません。役人は大嫌いや!
先週の答え
“時間擦れ擦れに試験場に到着したが、運良く摩れ摩れで合格した”でした。皆様は如何でしたか?漢字って難しいですね(^^)。
今週の女子プロゴルフヤマハレディースオープンは静岡の葛城GCで行われましたが橫峯さくら選手はアメリカのメジャーナビスコ選手権で遠征中(唯独り健闘しているとか…(^^))のためTVを見る気もせず今週はお休みさせて頂きますm(_ _)m