先週は雨がよく降りましたね。7月も半ばを迎えて雨が多く湿度が高くて身体中に黴(かび)が生えたような気分であり、仕事をするのが億劫になる毎日です。今日を挟んだ3連休に充分身体を休めて黴や疲労を取ろうと思いますが、連日の雨で元気付いた裏の庭の草毟(むし)りやら家庭菜園カボチャの収獲など詰まらぬ雑務が山積して居て弱って居ります(;;)。
誰が見ても呆れる事務所の庭の惨状をお笑い下さい。“何処が庭じゃ!まるで休耕田の叢(くさむら)やないか!”と言われそうですが、紛いもなくうちの庭であって真ん中にビオトープも微かに垣間見えます。青い葉っぱは此から咲き始める “ひるがお”が殆どであり、今年は何故か例年より遅いのですがもう幾つか可愛いピンクの花を咲かせて居ますね。私の大好きな花ですし、花の数と葉っぱの数は比例しますから葉っぱを取っ払う訳にも行かず花が終わる来月まで現状維持となります(;;)。
三角バッタも漸く生まれて来て小さいのがヒルガオの葉っぱ上をチョロチョロしていますが今年は異常気象のためキリギリスが未だ手に入らず、恒例である事務所の夏の風物詩が待たれます。そう言えば今年は蝉の鳴き声が全く聞かれませんがどうしたことでしょうね。
先週の参議院議員選挙は大方の予想通り民主党の惨敗に終わりました。元々彼等は烏合の衆であって政権を担う力など全くなく、消費税云々は枝葉の問題であって鳩山小沢両巨頭の資金疑惑と普天間基地問題が民意を失う原因となったことは明らかです(;;)。
選挙の当日昼下がりの一刻に、雨も上がったので気分転換に運動がてら区役所の投票所に参りましたが、選挙前には芋の子を洗うようにごった返し順番待ちであった期日前投票と打って変わって、私を入れてひっそり3名の投票者に対し係員の数が圧倒的に多く8名も居るではありませんか。今回は経費節約のため人員を減らすとか新聞紙上で書かれて居ましたがどうやらそれでも多すぎたようで、午後は受付に2名選挙区に1名比例区に1名の計4名で充分足りたように思いました。それでも以前は何名いたのか思い出せぬ程沢山居ましたから係員が減ったことは事実のようですが、選挙管理委員会ももう少し経費節減に智慧が働かせないものでしょうか? ま、自分のお金でないから、仕方ないか!
今年11月75歳の誕生日を以て自動車免許証が書換えとなりますが、先月公安委員会より高齢者講習のお知らせがあり先日ジェームス山自動車学校へ行ってたっぷり3時間絞られて参りました(;;)。前回の4年前と比べて今回は認知症の検査などが余分にあって冒頭から検査当日の年月日などを書かされましたが、参加者9名の中で結構此れに悩んで居られる方が多く、教官から相当に露骨なヒントを貰ってやっと正答できる方も居られましたから他人事(ひとごと)乍らハラハラしましたよ。教官も受講者を落としてジェームス山は厳しいなどと評判を立てられないために必死の努力だったのでしょうね(^^)。続きは色々な絵を16枚見せられた後、数分してから絵を想い出してその名前を書かされるテストがあり、レモンを“檸檬”と書き、後で回答数が返ってきて正解数を見たら15しかなく一つ間違っていたのでどうやらテストの解答を照合する事務員がこの漢字が読めずに×にされて居たのかそれとも本当に間違った答があったのか分かりませんが、そんなことで文句を言うのも大人げなく慎んで不正解を受け入れましたが、実は3つも書ければ上出来だったみたいです。実技テストもクランクにS字カーブに3mの道路からの車庫入れと前回70歳での高齢者講習ではコースを四角に廻って終了だったに比べて格段に難しくなっており、普段ペーパードライバーの方では脱輪の連続に教官もきっとヒヤヒヤされ苦労されたことと思いましたが、所詮講習であってテストではないためクランクが走れなくてもコースを四角にさえ走れればOKを出さざるを得ず、それなら難易度の高い運転など時間の浪費であり無意味だと思ったものです。一番大変だったのはモニターでの動体視力の検査であり、モニターの何処かに赤信号や黄信号や色んな標識が出現する度にアクセルとブレーキを踏み変える検査でありましたが、結構モニターの変化が早いのと私の左目が見えないため、恰も“右挙げないで左下げない”と旗振りゲームの指示のようでパニックになり、教官には叱られ自らの脳の老化振りをつくづくと思い知らされた一刻(ひととき)でありました(;;)。
実技テストの後で教官の先生から高齢者講習の受講者である或るお年寄りから聞かされて感心したと“一旦停止”ならぬ“二旦停止”なる新造語を使った話を聞かされて成程と感じ入ったのでした。信号のない交差点の手前にはよく一旦停止の線が引かれていますが、殆どの方はこの線を無視して交差点近くまで進んでから停止されます(全然止まらない車も結構多い)が、此の線の内側で止まる理由は左右から曲がってくる車が膨らんでセンターラインをはみ出す接触事故を避けるためであって、その後でもう一度交差点の手前まで進んでから停止して左右を確認するのが“二旦停止”と謂うのだそうです。この教官は、とても良いことなので教習中の生徒には必ず教えられているとか…(^^)、“負うた子に教えられ…”とは昔からの格言ですが、お年寄りの言葉も含蓄があって中々いいですね。此から私も運転時には“二旦停止”を護ろうと心に誓いました。
警察庁の発表に拠ると此まで認知機能検査を含む高齢者講習1年間の実施状況では76万2千人の受験者に対し、判断力の低下を指摘された者は2%にあたる1万4千人であり、このうち39名が気の毒にも認知症による免許取消処分となったそうです(;;)。又運転への支障を指摘された人も結構居て、112名が免許の自主返納を決意されたそうですが、事故を起こしてから悔やんでも遅く、私も若し生き存らえていたら3年後には免許を自主返納しようと思って居ます。
橫峯さくら選手来週に控えたフランスへの参戦のため欠場ですので今週の女子プロゴルフはお休みします。代りに誤字訂正問題をどうぞ、解答は来週です。
『糖尿病は完治が難しい病気だが、食事療法で病状の悪化を防ぐことが出来る』
先週の誤字訂正の答え
“持ち応える”ではなく“持ち堪える”が正解でした。