先週半ばから急に寒くなりましたね。此が普通の気温なのでしょうが、暑かったときの落差と巷の不景気の相乗効果で寒さが身に沁みます(;;)。今月初めからずっと風邪が治らず熱か高く今日の漢字検定は無念にも棄権しました(;;)。
来月迎える後期高齢者の仲間入り(;;)75歳の誕生日を控えて人生で最後の運転免許更新に先日行って参りました。受付で更新申請書を出してお金を払ったのですがどうもレシートを貰った記憶が無く、職務上の免許なので必要経費になることだし帰りに受付で確かめたら、“言って頂ければ要る方だけにお出しするようにして居ます”と横柄な返事でどうしても領収書を出す気がないらしく、レシートではなく手書きの“売渡証”なるものを書いて呉れました。見れば売渡人は兵庫県警察協会と謂う処で“収入証紙を売渡しました”と書かれて居ましたから、どうやら警察OBの天下り先らしく最近誰も加入しなくなった交通安全協会の親戚のようでした…:-)、お金を貰えば“受け取りました”とレシートを渡すのが社会の常識と思っていましたが天下のサッチョーでは非常識が常識のようです。果たして免許更新者の数と証紙代の入金突合を後でどのようにチェックされるのか、我々が直に証紙を貼ったわけではないので内部監査をしっかりして頂かないと困ります(;;)。これでは窓口で拳骨(ネコババ)咬まされても仕方がありませんが、申請書の交付数と交付料が例え不合でも窓口が複数では何処で間違いが起きたのか確かめようもありません、“李下に冠を正さず”と謂いますが犯罪の撲滅を目指す警察がこれでは困ったものですね(;;)又、証紙の売上代行は明らかに法人税法上の収益事業に該当すると思われますが申告などしているのかな?
盲導犬とか介助犬など最近よく聞かれる言葉ですが、先日垂水駅前広場でNPO法人兵庫介助犬協会による介助犬をPRする紹介イベントがあり、私を含めた通り掛かりの多くの方が見詰める中を介助犬がどのように身体障害者の役に立っているか実際に犬の動作を目の辺りにし、甚く感銘を受けたのでした。
会場の入口で冒頭日本中に介助犬は何頭居るかとの質問が貼ってあり、50頭、500頭、5000頭の中から私は自信を持って5000頭を選んだらナント!正解は50頭でした(;;)。県単位の協会まであり乍ら全国50頭ではまるで計算が合いませんが、或いは6大都市にしか居ないのでしょう。介助犬の仕事は飼い主である障害者が車椅子からベッドへ、或いはその逆のときに車椅子やベッドがキャッチできずに転倒(よく起こるそうです)した際に介助犬の活躍が始まるそうです。愚かな私は人の半分もない犬が如何して人を助け起こし車椅子に乗せることなどできるのか興味津々でありましたが、実際に介助犬のした作業は、飼い主からの“携帯”との呼び掛けの声を聞いて“携帯”を置いてある場所から携帯の紐を咥えて飼い主に届けることでした(^^)。そして飼い主はその携帯を使ってヘルパーさんなり近所の方に連絡することで救助を求めることができるのでありました(^^)。私が甚く感心したのは介助犬が携帯を咥えてくることではなく、我々に介助犬のことを縷々と説明して居る訓練員の目を介助犬が座った儘命令を瞬時に判断すべく片時も目を離さず終始見詰めていることだったのです。俯いていても命令は聞こえるが、目を離さないことは飼い主の不測の事故が起こらないか絶えず注意を怠らぬ訓練がされているものと見ました。何事にも注意力散漫なそこらの子供達にこの介助犬の爪の垢を呑ませてやりたい気分でしたよ:-)。
介助犬にするトレーニングには最低のマナーとしてトイレを自宅の決まった場所ですると謂う処からスタートするそうです。それにはワンちゃんがトイレへ行きたがっている気配(サインに気付くのが大切)を察知してトイレに連れて行き、済ませたらちゃんと誉めてやることを幾度も繰り返す根気が必要とか…。
うちの家の近くを散歩させられているバカ犬共はその飼い主同様モラルに欠け、玄関先のプランターをトイレと信じ込んて居る奴ばかりですが、家でウンチとオシッコをしてからでないと散歩に行かない壇ふみさんの愛犬バジルはきっと介助犬のように厳しい躾で育てられたのでしょうね。
http://www.geocities.jp/mhdgm704/
30歳までの男女単身世帯での可処分所得が逆転し女性上位となったそうです。先日総務省の発表は衝撃的なもので、09年度に単身世帯を対象に調査した処、30歳未満の女性の可処分所得が男性のそれを上回ったそうです。
可処分所得とは聞き慣れない言葉ですが分かりやすく言えば給与の手取額と謂うことであり、物やサービスに充てられるため消費者の購買力を測る指標とされます。男女に賃金格差のない公務員に占める女性の割合が近年少し宛増加していることと、医療や介護に女性の進出が目覚ましいせいかと思いますが、男性の劣勢に至った最大の原因は単身世帯の多くの男が確たる人生の目標すら抱かず、時に流されてフリーターやアルバイトで糊口を凌いでいる者が多く、収入が少ないため女性に相手にされず結婚したくてもできない男達が増加し、片や女性は定職を持ち結婚或いは職場での昇進などを目標に懸命に努力を重ねているためかと思われます。“男鰥(やもめ)にウジが湧く”と昔から謂いますが、結婚もしないのに単身世帯なのは、単身赴任は仕方がないとしても核家族化の昨今ですから両親との同居が煩わしいため孤独を選び不自由を承知で独り住まいを選択している若者が少なくないと考えますが、三世代が同居し和気藹々と暮らしていた嘗ての時代が懐かしく、時代の推移と言ってしまえばそれまでですが、何か此からの未来が暗示されているようで恐ろしいですね。10年先はどうなって居るのでしょうか?
先々週の誤字訂正の答
“浩(昂)然の気を養う”でした
今週の問題
読書の秋の題醐味を味わっている
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20歳の女子学生が警察署長!
阪神タイガースよもや甲子園でのCSでしたが、矢張り大方の予想通りダメ虎は連敗してファンの期待を大きく裏切りました。勝負処で3球もフォークを続ければ狙われるのが当たり前だと思うのですが、直球が自慢の藤川球児も公式戦終了で気が抜けたのか実に不甲斐なかったですね:-)。
メル友のK君は13日チケット発売開始10時の10分前からチケットピアのネットにアクセスし11時に漸く繋がったが、土日は売り切れで月曜日それもアルプス席しか手に入らず、悪夢のような連敗で観戦はオジャンになったそうです。巷で聞けば誰も第三戦しか買えず已むなく会社の有休まで取って待たれていたとか…(;;)、それなら一体から土日の切符はどんなルートで手に入れることができたのでしょうか?
顧客用に甲子園球場の年間指定席(2席で76万円!)を確保して居られるお得意先のS社へ先週行った際聞くと、公式戦でないCSには入場できず単に切符を手に入れる権利だけあるとか…(;;)然も料金が一人8000円とは篦棒です:-)。阪神が連敗して月曜日の券が払い戻しとなりましたが、若し1勝して居れば月曜日は4万5千人以上の観客となった筈であり一人平均4000円としても1億8千万円もの売上が予想され、TV放映料や売店売り上げに阪神電車の電車賃まで計算に入れるととんでもない数字になります。死ん子の歳を数えても詮ないことですが、球児三球目のフォークが全てでしたね(T_T)。
青春スターの草分けと謂われ“青い山脈”で知られる俳優池部良が92歳で亡くなりました。私が中学三年生の時封切られたこの映画で中学校の先生を演じ中学生だった我々に青春時代の鼓動を与えて呉れました。あの時眼鏡を掛けて三枚目の中学生を演じた若山セツ子はとても可愛かったですね、当時私のアイドルでした(^^)。
池部良はその後20年近くを経て7年間に9本作られた“日本任侠伝”で高倉健と共演し“青い山脈”から一転した役柄の鯔背(いなせ)でニヒルな博徒を演じ、命を捨てての渡世の義理人情をアピールし世間に席捲しましたからご存じの方も多いと思います。あの雪駄に着物姿で懐に匕首(あいくち)を呑んで雪の中を蛇の目傘で死地に向かう姿は見事に絵になって居ましたね。先日、日経新聞で山本富士子(元大映女優)が”喪友記”を書かれ、池部良と“暗夜行路”で共演された想い出を記されましたが、生涯二枚目役に徹し、シャイでウイットに富んで知的で素敵な方だったそうです。筆力も抜群で毎日新聞に連載されたエッセーは好評で本にまでなりました。
メキシコと謂えば犯罪と汚職の国と謂うイメージが誰しも湧きますよね。麻薬取引の抗争で年間一般人や警察官に数千人の死者が出ているそうですが、一昨日の新聞に拠ればそのメキシコで人口8500人のプラセディス市は何でも国境近くテキサス州の隣にあって麻薬取引の最も危険な地帯だそうで6月には市長が殺され先週1週間だけでも8人が死亡したとか…(;;)、余りの殺戮に恐れをなして警察官の退職者が多数相次ぎ空席の署長を公募したところ大学で“犯罪学”を専攻中の20歳の女子学生一人しか応募がなかったため已むなく彼女が警察署長に任命されたそうです(^^)。彼女が就任するまで署員は3名しか居なかったそうな…:-)、全くの無政府状態であったことがよく分かりますね。母は強しと謂いますが一児の母でもある新署長は“息子のためにも市民が懼れず外出できる以前の街の姿を取り戻したい”と抱負を明かしましたが果たして彼女に無事署長が務まるでしょうか?それにしても警察署長の公募に彼女一人しか応募しなかったなんてメキシコの警察も随分と人気がありませんね(;;)。
それもその筈、いま好評発売中の筒井康隆著“現代用語裏辞典”によれば、メキシコの定義に『警察官に助けを求めたら、金品を強奪される処』とありましたよ(^^)。
国内ゴルフツアーも愈々終盤戦となりましたが、現在の処賞金王は男子女子とも韓国勢であり、日本勢は見る影もなく不甲斐ない限りです。スポンサーである主催者の社長が優勝賞金やトロフィーを渡す顔にも笑顔が強ばっているのを見るのは辛い限りです(;;)。
女子は早くも韓国のブスでデブッチョがほぼ賞金女王を確定させて居ますが、何時もトップテンの半数は韓国であり、既に彼女達は本年度ツアーの50%を勝利し、5億円以上も稼いで居ます。何でも昨年の女子プロアメリカのツアーで余りに韓国勢が勝つので今年はスポンサーが厭気して離れたため試合が少なくなり、彼女達が大挙して日本ツアー荒らしに参戦してきた結果だとか、来年はもっと多くの韓国勢が日本ツアーに出場するそうな…(;;)。
此の儘ではスポンサーやファンのツアー離れが目に見えて居ますから、日本女子プロ協会も折角帰ってきたファンを繋ぎ止めるべく、プロテストの資格試験で合格点を得るには予選スコアだけでなく一定の在日期間や漢字検定5級程度の日本語読み書きと会話を加えるべきでしょう。優勝インタビューに朝鮮語はまるで興醒めではありませんか(;;)藍ちゃんを見ろ!
何事も日本が韓国に弱いのは、技術的な問題ではなく高度成長下に育った親の軟弱な背中しか見て居なかった日本の若者達の“ハングリー精神の欠如”この一点に尽きるのではないだろか!:-)。
と、此処まで予定原稿を書いて居たら私の“檄”が届いたのでしょうか、女子プロゴルフ橫峯さくら選手が自身初めてのホールインワン付きの10アンダーでよもやの優勝!5ケ月振り今期2勝目を挙げ連続賞金女王に微かな望みを繋ぎました(^^)。
さくら選手おめでとう!
今週のスポンサーであるパチンコチェーン店延田グループ会長社長共に久し振り日本人の優勝に賞金贈呈とトロフィー贈呈にしてやったり満面の笑顔かと思ったら、皮肉にも彼等は朝鮮人とか(;;)心なし笑顔に翳りがありましたよ。きっと前日1位の全美貞の優勝を期待していたものでしょう。世の中と謂うものは兎角皮肉なものですね(^^)。
今週の誤字訂正問題さくら選手の優勝で来週廻しと致します。
☆☆☆☆☆ ホテル.リッツ パリ
お彼岸から一月が経ちましたが、秋は深まる処か昼間の暑さは未だ9月の半ばを思わせエアコンを付けたり消したりの毎日です。早く本物の秋が待たれますが、こんな年に限って秋が短くて冬の到来が早いとしたものでしょうね(;;)。漢字検定も後2週間後に迫りましたが、夏の疲れやら何やらで体調が一向に恢復せず仕事をするのが精一杯の状態であり、とても最難関一級への挑戦には気力が及びません。今回は試験場での雰囲気慣れと問題用紙のテークアウトに留め、来年6月と10月の再挑戦に賭けることにしました(;;)。
今日の日曜日も昼下がりに例によって牛丼の松屋でカレーを食べていると、若い男二人と若い女が隣の席に座りました。その内の一人は肥満した若者で10月半ばなのにアンダーシャツ一枚とはその不作法と無神経さに呆れましたが、手に持つ本を見ると“マクロ経済学”とあり今時多い非常識な学生かなと思い、あとの二人は細くてネクラな男とブスの女でした。会話を聞くと此がナント中国語であり(;;)彼等が全員チャンコであることが分かって一寸愕くと同時に不作法の原因が彼等の普段の生活習慣にあることが確かめられました。三人は食券を店員に渡した後、つと女性が反対側の客席の正面にあるトイレに行き暫くして帰ってきましたが、見るとトイレの扉が開けっ放しであり、その無神経さに腹が立った私は彼女に向かって“トイレのドアを閉めんか!”と大声で一喝しましたが、彼等は誰に何を謂われたか分からぬらしく隣の席など振り向いたりしているので、どうやら日本語の本は読めても会話は不得手なのに気付き、仕方なく彼女を指差し、更にトイレを指差し同じ言葉を繰り返したら漸く分かったらしく彼女はデブッチョ男に何か言われて渋々トイレの扉を閉めに行きました。彼等の母国では生活習慣として我が国の拘置所と同じくトイレはオープンが常識なのかも知れませんが、郷に入りては郷に従えであり、日本では決まりを守って貰わないと困ります:-)。更に呆れたことには彼女は扉を閉めに行き帰ってきて着席する際も隣席の私を一顧だに呉れず知らぬ顔の半兵衛さんを決め込み、小生の低くない血圧を更に上げることに成功しました(;;)。
何も“ニーハオ”やシェーシェー“など言って欲しくありませんが、渡日して経済学の本を携えているからには幾らか教養を身に付けた連中かと思って居たのですが、日本人なら“済みません”の一言か、或いは目礼位するのが常識でも彼等チャンコは日本人の常識が全く通用しない人種のようでした(;;)。帰宅後新聞の書籍広告欄を読んでいると折しも話題の本として新構社発行“此だけ違う!日本人と驚きの中国人”と題し“中国人は自分が悪くても謝らない”とサブタイタルが付されて居ました。悪くても謝らないのは温首相と尖閣諸島事件の船長ばかりかと思ったら国民全員だったのですね。枝野民主党副幹事長ではありませんが、チャンコは将に悪しき隣人でした(;;)。
パリで一番有名なホテルと謂えば文句なしに五つ星のホテル.リッツだそうです。1898年に創業されたこのホテルはシーツを毎日取り替えるなど清潔さを売り物にしてホテル革命を実現したとか…(^^)。フランス文学者の愛知淑徳大学教授である山田登世子さんが日経新聞のコラム“プロムナード”にてこのホテルを紹介されました。彼女は訪仏時何時も20室か30室のプチホテルが好みだったそうですが、今回“シャネルの半世紀”を翻訳する際、シャネルが自宅代わりにしていたホテル.リッツについて“リッツのシーツは何時もクロロフォルムの香りがする”などと褒めちぎっているのを知り、一度泊まって確かめようと宿泊に訪れてショックを受けられたそうです。ショックの原因は部屋中がリッツグッズで埋め尽くされ、リッツのアメニティーが定価付きでずらりと並んで居るのを見て此が世界に冠する一流ホテルのすることかと唖然とされ、中でもリッツ饅頭には呆れられたそうです(-_-)。まるで有馬温泉ですね。極め付きは浴室であり、クリーンを目指したリッツが浴室に力を注いだことは知られて居たので“どれどれ”と浴室を見回して湯を入れかけたとき蜘蛛が蠢いているのに気付いて愕き、フロントに電話して直ぐ始末するよう怒った処、随分と待たせた挙げ句メイドが一人現れ、こわごわと蜘蛛を掴んで“済みません”の一言だけ、支配人がお詫びにも来なかったそうです(;;)。
彼女は腹立たしくて料金を払わずに出るのが当然だと思われたそうですが、生憎前払いであった不運からフロントとの掛け合いも煩わしくて其の儘何時もの定宿であるプチホテルに戻られたとか…、『ホテル.リッツ』と題して書かれたこのエッセイは一見(いちげん)の宿泊客の期待に全く応えなかったリッツ.ホテルに対する彼女の痛烈な復讐であり、日経は多くの財界人や知識人が購読されていますからこのエッセイの齎したマイナス効果は大きく今後パリで三つしかない五つ星の一つであるリッツ.ホテルはクチコミで多くの日本人観光客を失うことになるでしょう(^^)。“人気の上に胡座を掻く”とはこんなことを謂うのでしょうか、“泊めてやって居る”との驕りがミエミエですね(;;)。
それでは我が国の帝国ホテルやオークラはどうなんでしょうか?フランス最大の日刊紙“ウエスト、フランス”に同じような記事が出されたりして…(;;)
先週11日注目の人工知能VS将棋女流王将との対局は予想通り“あから”の快勝に終り、無念清水女流王将は日本将棋連盟の期待に応える事が出来ませんでした(;;)。敗因は人工頭脳の唯一の弱点と謂われる中盤戦の大局観の判断で女流王将が時間を使い過ぎたのが原因とか…(;;)私は持ち時間が各3時間であったことが勝負の明暗を分けたと思います。169台の大規模並列コンピュータは瞬時に指し手を決めますが、人間はそうは行かずせめて5時間あれば女流王将の右脳が“あから”を凌ぐ着手を見付け出せたかも知れませんね(;;)。
先週の誤字訂正の答
積学は碩学でした。
今週の問題
昂然の気を養う
悲報を訃げて“御目出とう御座います”
朝夕涼しく漸く秋めいた気候が到来しましたが、日中は未だ未だ暑く毎年お彼岸には必ず咲く庭の彼岸花が今年は未だ芽を出さぬ処から今年の異常気象振りが良く分かりました。彼岸花の球根も期限は充分に来ているのに地熱が高すぎて下がらないため発芽してよいのやらどうやら悩んでいることでしょう(;;)。
庭のビオトープでは猛暑のお陰で金魚藻が覆い尽くし、メダカたちの生活環境を狭くして居ますが、藻の繁茂のお陰でメダカと川エビの赤ちゃんが沢山生まれて仰天しました。何時もは卵が孵化してもすぐに親に食べられて幾らも育たないのですが、今年の藻の蕃殖振りは水中総面積の半分位と凄まじく、孵化した赤ちゃんも何重もの藻に護られて安穏な成長を遂げて居り、藻をアクリル水槽用の小網で一掬いするとエビとメダカの赤ちゃんが30匹も入っています(^^)。先週も近くの子供達に“育てて見る?”と言ったらメダカと川エビを30匹位喜んで持ち帰りましたよ、何せ黒メダカ(緋メダカと区別して普通のメダカを最近ではこう呼びます(;;))1匹がホームセンターで50円もする時代ですから金魚より値打ちものになりました(^^)。エビや淡水魚の生存率は約2%と謂われます、100個卵を産んでも幼魚のうちに食べられて最後には両親と同数しか生き残れない訳ですから自然界の法則って上手く出来て居ますね。それに反してうちのビオトープは此からどうなるのかしら?
13日遂にペイオフ最初となる銀行の倒産を迎えました。皆様ご存じ振興銀行の破綻ですが、創設者の木村剛は竹中半蔵などと小泉ブレーンであって胡散臭い奴で、10年前は時代の寵児であったのが今や牢獄の人となりました(;;)。この銀行は普通預金がなくて貸金はオール無担保と異色な経営でしたが、木村剛は私的に巨額の不正融資を取り込んで銀行を破綻に追い込んだ酷い奴で、出来るならば“こと”を穏便に済ませたい金融庁ですら百方尽くして遂に匙を投げたほどの悪辣な遣り口であったようです。何時も菊水山早朝登山の写真を送って頂いているEさんが振興銀行の預金者で肝を冷やされたとか…預金額がペイオフ限度の1000万円でよかったですね(^^)
話はペイオフに戻りますが、預金者は1000万円とその利息が預金保険機構により保護される仕組みとか…(;;)それを超える預金は総て残余財産の範囲内に削られますから全部と迄は行かなくても相当額はカットされる運命にあります。
私が疑問に思うことは1000万円には利息を付けると謂う一点です。片や1000万円を超える預金者はその相当部分がカットされると謂うのに1000万円の預金者は利息まで貰えるのは合点が行きません。1000万円の元本だけ保証して利息相当額は支給せずに、カットされの対象となる預金の返済額に充当するのがものの道理ではありませんか。多くの方がペイオフを警戒して1000万円以内の預金に留めて居られるでしょうから、幾ら低金利時代と謂ってもその利息は少なくないと思います。どうして政府は潰れた銀行の預金に利息まで付ける法案を成立させたのか!
私は毎週一回I診療所に点滴に行き仕事に堪えられる体力保持に努めていますが、ベッドでの30分間同じ部屋にリハビリに来られるお年寄り達の会話を退屈せず聞かせて頂いて居ります(^^)。何方も私より遙かに年配の80代の方々ですから戦争前や戦時中の話題が圧倒的に多く、私自身の幼い頃の記憶と重なり合って感無量の想いを馳せることがありますが、先週行ったとき神戸への大空襲が3月17日であったとはっきり記憶されている方が居られました。終戦の日は誰でも覚えていますが、大空襲の記憶を途切れずに持って居られると謂うことは如何にあの空襲で悲惨な体験をされたのかをその惨状を垣間見た思いでありました(;;)。
続いてその隣に座ってリハビリをされて居る同年配の女性が訥々と話される言葉を聞いて思わず涙につまされたのでした(;;)。
それは戦争に駆り出されたお兄さんがたった半年で戦死され、村長さんが係りの方と二人で来宅されてお兄さんの骨壺(石塊の入った)と軍からの死亡告知書を持参され“お目出度う御座います”と言って頭を下げて帰って行かれた、と語られたのでした(>_<)。
天皇陛下のために命を捧げることを誓った軍国主義の風潮の下であり、村長さんも断腸の思いであったと思いますが、そんな言葉しか出せず、間違っても“お気の毒でした”など言えば国賊扱いされて憲兵に拉致される時代でありましたから、靖国の人となられたことを讃えて村長さんもそんな風にしか表現できなかったのでしょう(;;)。告げる村長さんの言葉に対して本来の返礼である“有難う御座います”とも言えず涙を怺え只黙(もだ)して頭を下げて居なければならぬご両親ご家族の方々の心の内は張り裂けんばかりではなかったでしょうか、カーテンの隣のベッドで聴いていて何とも切なく遣る瀬なく止めどもなく涙が頬を伝ったのでありました(;;)。
それなのにA級戦犯にこじつけて靖国神社には今年の夏も閣僚誰一人参拝しませんでしたね。中国に阿る閣僚など日本人の心情を代弁しているとは到底思えません、全員辞めてしまえ!戦争なんてもう厭だ!
先週の誤字訂正の解答
彼は一躍時代の寵(跳)児となった
今週の問題
彼は嫌しい身分から出世した
村木厚子は無罪でよいのか!
先週颱風接近のお陰で久し振りに雨が降りましたね、その後朝晩少しは過ごし易くなりましたが日中は相変わらず暑さに喘ぐ週末を迎えて居ります。京都の京田辺では5日に39.9度を観測したとか…(;;)後で調べて見るとこの観測所は無人であり観測装置には蔓草が何重にも巻き付いていたそうです(;;)。気象庁の京都地方気象台では原因が分からないと言っていますが、きっと職員は観測装置など下請け業者任せで見たこともなく自分達は冷房の効いた事務所で机に脚を投げ出したりして観測モニターのグラフだけ眺めて現地の状態の確認をサボっていたとしか思えませんが、異常に気付いて現地に急行することもなく、39.9度を只の数字としてしか認識しなかったのはホンにお役人らしいですね(;;)。きっと観測装置の筒に設置された冷却用のファンが、巻き付いた蔓草に妨げられて冷却の用を為さなかったのが原因ではなかろうかと思いました。
私も昔川釣りに凝っていたとき経験がありますが、葦などの草の生い茂った間を歩くときはメチャ暑く、草熱(くさいきれ)と風が通らないため草原を抜けたとき随分涼しく感じたことを想い出しましたよ(^^)。
競輪に使う自転車をピストと呼ぶそうですが、最近この自転車で市街地の公道を疾駆する若者が増加し、ピストに刎ねられて死亡したり重傷を負ったりする事故が相次いで発生しているそうです(;;)。私の記憶では競輪の自転車にはブレーキがなく又ギヤもニュートラルの状態もない一輪車のようなものであり、漕ぐのを止めたくても後輪が前進している限りペダルが動いているので、止めるためにはペダルを逆に後ろに力を掛けて踏み込むことになりますが、そのためには生半可な脚力ではダメで相当な膂力を必要としますから、人の多い市街地では事故は必然的に起こると思います。道路交通法では制動装置のない自転車は違反になると定められていても世間一般に充分に周知されず、軽くて恰好いいのでネット上のオークションで廉価で手にはいるとか…(;;)どう考えても公道を走る此奴は凶器であり、警察は違反点数が採れるからと自動車ばかりを相手にしないで、繁華街では重点的にピストを取締り駐禁程度の罰金を科してやれば何れは走らなくなるのではないでしょうか。事故を起こしたピストの運転者は自賠責もないことだし、被害者は泣き寝入りになる可能性が高く、警察庁はピストの加害者に限って重過失傷害罪や重過失致死罪を適用することにして頂きたいですね(>_<)。
8年も前に受託収賄罪など4つの罪に問われていた鈴木宗男議員が逮捕から8年遂に武運拙く上告棄却となり、懲役2年の実刑と追徴金1100万円が確定し近く収監されることが先週の7日決まりました(;;)。何人もその刑が確定するまでは無罪とされていますが、一度落選後05年新党大地を立ち上げて国会議員に帰り咲き、刑の確定により議員辞職となる日まで5年間もの長期に渡り歳費が支払われ、更には国会議員の年金まで上増しされていることには大きな疑問と憤りを感じます。国会議員は喩え平議員でも月額最低230万円が支給されます。誰も勝ち目がなくても地裁での一審で罪を認めず最高裁まで粘るのは斯うした余録が大きいからですが、罪を犯したと認められたのは2002年のことですからその当時の自民党議員時代に遡って議員資格を云々し、歳費の返還が検討されるべきがスジと謂うものではなかったでしょうか。
片や大阪地検特捜部の勇み足が発覚したため、厚労省の村木元局長の無罪が先週10日大阪地検で言い渡されました。検事側から述べられる筈の論告求刑が放棄されたようですから無罪判決は当然であり、最早控訴の理由が無くなりました。恐らく法務省はこの地検特捜部の失態に対し幹部達は僻地に更迭され窓際族にされるものと思われます(;;)。部下がしたことは必ず上司が指示したか或いは黙認したものに相違ないとの思いこみが特捜部にあったに違いありませんが、エリートである本省の課長や局長クラスともなれば、実務には全く無知でハンコを付くだけが仕事であることを叩き上げ組の特捜部はきっと見落としていたのでしょうね(;;)。村木元局長は一貫して“全く身に覚えがない!”との主張に終始しましたが、それは事実だと思います。彼女は郵便料金の障害者割引があることについてすら何も知らなかったのでしょう。何も知らないと言うことは強いですね(^^)。私は役所の証明書と謂うものは絶対的権威のあるものですから後日のため必ず通し番号の付いた控えと発行台帳があり上司の押印があると思うのです。押印が例え偽物であってもこれらのものが揃っていれば当然に上司が知らない筈はないと特捜が考えるのもムリはなく、これらを目で見て心で見ていなかった村木局長にも充分に責任があると思うのですが…(;;)部下の過ちの責任は監督する立場にある上司にあるため今回の罪は比率は兎も角も両者で共有されるべきものであり、部下を庇いもせず只“知らなかった”とは村木さん“そりゃ聞こえませぬ伝兵衛さん”(浄瑠璃、近頃河原達引)ではありませんか?又、偽の証明書が発行された職場環境は局長さん(当時は課長)自身の無知により局内で培養されたものと違うのですか?村木さん、貴女は部下の監督責任は拘置所での163日の勾留でチャラにしたつもりではないでしょうね。上村係長が悪に手を染めることとなった土壌は一体誰が作ったのですか?
誤字訂正先週の答
崖っ縁(淵)に立たされた
今週の問題
彼は一躍時代の跳児となった
84歳で全国ベスト4!
『温度計、扇風機の風あててやり』
毎日新聞今朝の秀逸句です(;;)。作者の気持ちも選者の気持ちも充分察せられます(^^)
漸く9月の声を聞きましたが、流石にこの暑さでは何時もなら8月の終りから聴かれる鉦叩きの美声もなく、寒蝉(つくつくぼうし)も啼かず“セプテンバーソング”など到底聴く気にもなれません。早く本物の秋の到来が待ち遠しい限りです。
先週末愚娘一家が家族旅行のため恒例の如く飼兎を事務所で預かることとなりました。先代の兎“ココ”が春に帰天したため新しく家族の一員となった幼児兎の“プー”にとっては事務所は初めての体験であり普段家ではケージの中で籠の鳥ならぬ籠の兎で無聊を喞(かこ)って居たため、事務所内で放してやると嬉しくてならずそこら中走り回り何時もの2倍程食が進みました。幼児の好奇心で机の下からゴミ箱まで隈無く探検し、匂いを嗅いでは納得している様は可愛いものでしたよ。パソコンなどのケーブルを囓られないか気遣ったのですが私の履いているスリッパの先を少し囓る程度であり安心しました(^^)。兎は高温に弱く摂氏30度辺りがリミットとか…事務所は夜中もサーバーが作動しているため外よりも気温が高く夜の気温が33度もあり、冷房は勿体ないので一晩中扇風機をあてて“プー”を熱中症から護ってやりました。
扇風機の電源である床下コンセントを不思議そうに眺める“プー”。
長野県の会社員が自作のパソコンを使って3.1416…の円周率を5兆桁まで計算に成功し近くギネスブックに申請とか…此までの記録2兆7千億桁を倍近く更新する快挙でした(^^)。
疑う訳ではありませんが、我々アナログ人間の常として計算上は完成したと言われCDR一枚見せられても、5兆桁の数字を自分の目で確かめないことには納得できないと思います(;;)。パソコンのモニターで見ても何百年掛かることやら…又、A4用紙に一枚に1000桁印字出来たとしても5兆桁には50億枚の用紙が必要でありその50億枚を印刷する時間と更にはそれを我々の目で読み取る時間を合わせると100人が参加しても100年以上掛かる計算となり如何様に考えてもアナログ人間への説得は得難いように思えます。ギネスの審査員がアナログ人間ばかりだったらどうしよう(;;)。
献金疑惑の小沢一郎が恐らく検察庁の再捜査による起訴を総理大臣に認められた指揮権発動で阻止するためなのか、今回の民主党代表選挙に臨むことになりましたが、こんなに岩手県民以外の国民全員から不快感を持たれている男が代表選に勝ち総理になってどうしますか。小沢は前回の総裁選で鳩山由紀夫へ貸しを作り今回その取立に掛かりましたが、変な処で“友愛”を持ち出して借りを返そうとする鳩山由紀夫も節操のなさを暴露しましたから両者揃って死に体となりましたね。こんなに国民をコケにした茶番劇は見たくありません。こんな奴が総理になるのならあの漢字の読めない自民党麻生さんの方がずっとマシだったですね。彼が懐かしく思えるのは頭は良くなかったけど悪人ではなかったからでしょう。悪人には日本の総理をさせるな!
先週の日曜日第56回アマチュア本因坊戦全国大会が東京日本棋院で行われ、22歳の柳さん(学生)が優勝しました。愕いたことは56年前の第一回大会で優勝された平田博則さんと謂う方が今回大正生まれ84歳の高齢でナント!四位に入賞されたことです(^^)。囲碁の強弱は右脳の働きによる部分が大きく、加齢によるハンディキャップの最も少ない競技だと謂われて居ますが、男性の平均寿命を超える年齢で1局だけなら兎も角、二日間連続して6局の対局に耐える体力気力の持続力保持は将に驚嘆すべきものであり、私74歳など未だ未だ嘴の黄色いヒヨッコだと感じさせられたのでした(;;)。平田さんの力は第一回大会当時に比し大きく低下しているに違いありませんが、この方の活躍は人間の感性を司る右脳が加齢により更に磨かれてその力を増したものであることを見事に証拠立てました。あらゆる謎の解き明かされた現代文明の世の中でありながら科学的に証明できない右脳の力って不思議ですね(^o^)。
北海道帯広市の“ばんえい競馬”で殺処分食肉用に決まりかけていた13歳(人間では50歳位)の牡馬ゴールデンバージが、目の利く調教師に拾われて登録復帰し異例の再登録後7月の第一戦で2着を10秒もぶっ千切って優勝し、更に8月15日2戦目の試合でも再び優勝し皆をアッと愕かせました。プロ野球でも未だ50歳の勝利投手は居ず、これでは西武ライオンズ工藤公康投手も顔負けですね、5歳位で引退し種馬にされる忙しない時代ですから、ゴールデンバージは将に中高年の星として人気を集めているそうですよ(^^)。
先月来毎日のように死亡を隠蔽し年金詐取事件が続出して居ますが、新聞の見出しも200歳とか163歳とか…世に“死んだ子(親?)の歳を数える”と謂う古諺がありますが、この年齢表現は如何様にもおかしいですね(;;)。先週にも和泉市で“民家に遺体91歳か、(5年前死亡)”そして今朝は岸和田市で83歳か、(5年前死亡)を新聞は報じましたが、この遺体は86歳と78歳ではないのか、死亡後の年数など加算するな!
先週の誤字訂正の解答
“爺さんは山へ柴(芝)刈りに”
今週の問題
“崖っ淵に立たされた”
行動分析学
8月も終りを迎えましたが、盆前に1日雨が降ったきり夕立すら来ず猛暑が増すばかりですが、そろそろ琵琶湖の水甕が気になります(;;)。灼熱の日本列島に円高が進行し日経平均が9000円を割り込む無惨です。政府日銀揃っての無策による円高により我が国輸出関連銘柄が挙って青息吐息の中、原油代が安く手に入る電力会社のみ株価が安定しているのは、こんなに暑いと家庭や工場など普段より消費電力が随分増加していることと、電気料金の計算根拠が1ドル84円の時代に1ドル100円近い価格設定のため本業より遙かに多い為替差益が出ているせいでしょう(;;)。今月ちっぽけなうちの事務所に来た電気代(7月13日~8月11日)が43000円には魂消ました。来月はもっと高くなると思います(>_<)。関電は緊急円高還元を実施せよ!
長く庭の縁の下に放ってあった梅花からまつ草がお盆の翌日ひっそりと咲いているのを見付けました。春には直射日光に負けて咲けなかったので、日陰の縁の下へ場所替えして居たのですが自分の存在を想い出して貰おうと必死の力で咲いたようです。慌てて事務所に取り込んで栄養剤など与えると元気になり花数も増えました。からまつ君忘れていてゴメンネm(_ _)m
大阪府民共済生活協同組合で理事長の多額退職金が紛議を呼んでいます。掛金2000円と安いのが庶民に受けて何処の共済も儲かって困っているそうです(;;)。玉津にある兵庫県民共済など高層ビルにテニスコート2面を供えた優雅なものです。通り掛かりに玄関前に居るガードマンに“テニスコートは共済加入者なら使用できるの?”と聞いたら怖い顔で首を横に振られました(;;)。職員の厚生設備にしては600坪は破天荒です。きっと理事長一家の趣味なのかなと思いましたよ。それにしても公私混同はいけません。共済は何処も掛け捨てですし、県内在住者に限られますから県外に転勤すれば♪ハイそれまーでーよ♪となるし、独り暮らしで亡くなり誰も請求する人がなかったり、途中で掛けられなって共済の雑収入となる金額が少なくなく保険金の支払いに結びつかない部分が収入予算を食み出す共済の旨みに違いありません(>_<)。少しは共済加入者に配当還元でもしたらどうや!
それにしてもたった27年で2億5千万円の退職金(他にも非常勤役員をしていた全国生協連から5000万円とか…)とは愕きましたね。此では営利企業であるそこらの上場会社並みですが、“共済”の語源は“共に助け合う”と謂うことですから理事長370万円の月額報酬にしても桁外れであり、共済の儲けが所謂“塵も積もれば山となる”式のもので、府民共済は完全なワンマン会社?であって生協法による府の監査など高級料亭でハイヤーの送迎と高価な手土産付きで容易に終了していたに違いありません(>_<)。生協には会社で謂えば株主総会に変わる総代会と謂うものがありますが、此は会員全部が集まれないため上部から鼻薬を効かされた会員の代表が代議員に選ばれてシャンシャン総会で終わるようですから一般会員には知らされないスジのもので上場会社より遙かに杜撰です。その身内であるべき総代会にも諮らなかった退職金が如何に疚しいものであったのかが充分に分かりますが、大阪国税局は断固として法人税法の規定(基本通達9-2-28)により総会の決議を得ないで支出したこの退職金を役員賞与として法人税を課し、更に元理事長から退職金を取消して税金が2倍以上となる賞与としての源泉所得税を6350万円追徴して下さい。
と此処まで予定原稿を作って居たら昨日の朝刊で大阪府の橋下知事が退職金の返還を求める行政指導をされたとあり漸くホットしました(^^)
役員退職金が役員報酬に勤続年数を乗じて算出されることは商売柄知っていますが此は在任中好成績を挙げた企業経営者に対し株主総会で決議されるものであり、非営利を目的とした共済には到底馴染みません。共済事業で得られた余剰金は共済加入者に全額配当金として還元さるべきであるのをそれをしないで溜め込み、理事長の退職金など言語道断です。理事達も同類項で自分達も将来お零れに預からんと今回の事件を黙認したに相違ありません。橋下府知事は理事全員を馘首して共済加入者達が直接府民共済を運営するように規約を変更されたら如何ですか。
先週京王線新宿駅ホームで夕刻電車待ちの行列に酔った男がふらついてぶつかり列の先頭に立っていた男性が電車とホームに挟まれ1時間後に病院で死亡すると謂う痛ましい事故が起こりました(;;)。この方は大詩人であり作家であった佐藤春夫の長男で元慶応大学教授現在は北海道星瑳大学学長の佐藤方哉さん77歳と分かりました。此の先生の専攻が“行動分析学”だそうですが、色んな学問があるものですね。きっと酔っぱらいの行動まで分析できなかったものでしょう、先生は亡くなる直前まで自分の研究した学問が相手の行動を予知できなくて未熟であったことを恥じて居られたのではないでしょうか(;;)。
佐藤春夫と謂えば谷崎潤一郞と奥様を交換された有名な事件が思い出されます。現代と違って、時は未だ昭和5年男女の倫理観が厳しかった時代でありましたから、日本国中が驚倒したのも宜(むべ)なるかなでありましたね。
先週の議誤字訂正の解答
虎の(衣)威を借る狐
今週の問題
お爺さんは山へ芝刈りに
部長になるには二ケ国語を
お盆も終わり夏の高校野球も終わり、先週は雨が一滴も振らず各地で熱中症で亡くなる方まで続出しました。余りに暑すぎて何処の海水浴場も閑古鳥とか…“過ぎたるは及ばざるが如し”とはこんなことを謂うのでしょうか。特別暑い夏であったことを実感して居りますが、実際には此から1カ月以上もこの猛暑が続くのかと思うとウンザリしますね。
庭の叢では少々の暑さではへこたれない筈のキリギリスまでビオトープに棲むメダカ達の暑さ凌ぎである簾に乗っかって涼を取っています(^^)。今年は天候不順でキリギリスが不作とかで小鳥屋さんから6匹購入して庭に放しましたが、此奴は未だ少年期を脱しない大きさですからひょっとしてうちで孵化した奴かも知れませんね。
啼いているキリギリスは昼間殆ど移動せず、行動範囲は叢を動いてもせいぜい10m位ですが、夜は大胆になって数軒向こうのお家の庭まで飛んで行きます。此までに啼き声を聞いて6回位朝早く迎えに行きましたが、他人の家の庭に侵入する訳にも行かず、已むなく棒の先に果物用フォークを括り付けてそれに玉葱の欠片を挿してキリギリスの近くに差し出すと、玉葱の匂いの好きな彼等が近寄って来るので道路のフェンス近くまで誘導しては昆虫網で捉まえます。キリギリスも直ぐに寄ってくるのでなく気紛れですから一番長かったのが時間を置いて移動場所を確認し、捕獲まで6時間も掛かったのが最長でした(;;)。
円高株安の今でも一株7000円台を維持し時価総額我が国50位以内に位置し異色の企業として知られている日本電産が2015年から管理職への昇進に外国語1ケ国語、部長への昇進に2ケ国語の取得を義務付ける方針を明らかにしました。この会社はメーカーなのにM&A(企業買収)を重ねること数十件によって会社を大きくしたと謂う不思議な会社で何処か虚業めいた妖しい雰囲気を漂わせて居ますが、永守繁信社長は40年前4人で会社を発足した立志伝中の人ですから当然に超ワンマン経営者であり、有給休暇処か“日曜日に休みたければ会社を辞めれば良い”などとチョー過激な発言で有名です。所謂永守語録に感銘を受けて入社した人も多いけど、入社後失望して去っていった人も多いとか…(;;)又休日に働くには労基法などをクリアするため平社員でも名目上管理職と謂うことにしてタイムカード不在が実状なのでしょう。今回の2ケ国語取得発言は此から入社してくる者に対してならいざ知らず、部長になろうかと謂う40歳代の者に対して新たな語学の取得は日曜も休めずに多忙な日々を過ごす社員達にとって余りにも過酷な要求だと思いました。二カ国語が出来れば商談が成立すると謂うものでもなく、英語や中国語などが出来れば充分で、アメリカで中国語を喋らずとも仕事に支障は来しません。幾ら全世界28ケ国を相手に事業を展開していると謂ってもそれなら部長を28人作れば済むことであり、それを半数で抑えて二カ国を一つの部で熟(こな)そうとするのはセコイ発想です。此では部長への昇進を諦めて他社からのヘッドハンティングに応ずる有能な社員が続出するのではないでしょうか。ユニクロや楽天のように社内公用語を英語にする企業が出て参りましたが、日本電産では永守社長自ら社内公用語は日本語で充分だと英語化に否定的な態度です。まさかそんなことないと思いますが高卒の永守社長は日本語以外喋れないのではないかしら?
日韓併合100年に際し、先週10日の政府閣議で菅首相が村山談話を踏襲し、過去の植民地支配について“多大の損害と苦痛に対し、痛切な反省と心からのお詫びを表明したい!と韓国側に謝罪し、韓国大統領に胸を張らせました。植民地などと表現すると朝鮮人が我が国の奴隷にされたように感じますが、実際に行われたことは無知文盲であった原住民に対し日本人が無償で学問を教え教育を施し現在の彼等があることを誰もが秘匿して言わず、都合の悪いことばかり取り上げられて謝罪を求められていますが、菅総理も節操なくペコペコと頭ばかり下げないで、少しはアメリカ人を見習って”お前達が現在字の読み書きが出来るのは誰のお陰だと思って居るのや!“と言ってやったらどうですか。”菅総理“ではなくて”あかん総理“でしたね。
例の事件以来各地で100歳以上の不明者が続出し、何処の市町村も混乱の極みに陥っています。此では水増しされた平均寿命が再計算され現在の日本人の平均寿命が縮小するのではないかと思ったりしてしまいますね。保険会社が保険料率のソフトを慌てて遣り替えたりして…(;;)問題の発端となった事件についてですが、戸籍は48年も前に抹消されているのに現在も127歳で住民票がちゃんとあったなど如何様にも訝しいですね、大阪市はなんてお粗末な役所でしょうか。犯人は死亡通知を受け本籍を抹消した大淀区なのか、大淀区から連絡されて住民票を抹消する義務のある西成区なのか今となっては総ては五里霧中ですが、どちらかが失念したことには相違ありません。私が不思議に思うことは住民票があれば住民税均等割の課税通知や介護保険料の納付手続など幾つかハードルがあった筈ですから直ぐに西成区役所はことの異常に気付かねばなりませんが、それを漫然と放置していたと謂うことは彼等には真面目に仕事をする意識が喪失しているからだと思います。
所得の分からない住民に対しては役所から収入等についての問い合わせがありますが、その住所が道路予定地の更地では当然に郵便物は返送されます。その時点から48年間役所はなすべき職務を放棄していたことになりますが、実に馬鹿げた話であり微温湯に浸かった市の役人達を日曜日も働かされるあの日本電産に出向させ一度永守社長に扱(しご)いて貰ったらどうでしょうか。
先週の誤字訂正の答え
“鶏冠詩人”ではなく“桂冠詩人”でした。
今週の問題
“虎の衣を借る狐“
会葬者は御邪魔虫か
先日草原の庭でゴソゴソと片付けをしていたら小さいアリンコが走ってきたので良く見たらコオロギの赤ちゃんでした(^0^)。事務所のアクリル水槽で3食レタス付きの豪奢な暮らしを満喫しているコオロギに子供が生まれないで同じ日に50匹庭に放流したコオロギが環境の変化にもめげずに何処かで産卵し孵化したようです(^^)。庭にはトカゲや蛙やキリギリスなど天敵塗れですからコオロギの赤ちゃんも生きて行くのに大変だと思いますが、自然淘汰、弱肉強食が原則の叢ですから彼等も追っ掛けられては自然に逞しくなって行くのでしょう。鳴き出すまで1ケ月位掛かりますから楽しみにして居ましょう(^^)。餌は薹の立ったレタスが沢山残っていますから大丈夫です。秋にはコオロギの孫までお目に掛かれそうですよ(;;)。
なんと!森喜朗元総理大臣の長男で石川県県会議員である森祐喜45歳が酒気帯び運転で石川県小松署で逮捕されたと新聞で報道されました。当然ながら森県議は同日秘書を通じて議員辞職願を提出したそうですが、何でも先週7日午前10時頃車を運転しコンビニの入口に突っ込んで物損事故を起こした男の様子がおかしいとコンビニから通報があり、警官が駆け付けて呼気検査をしたところ0.15m以上のアルコールが検出され彼は親の七光りも効かずに敢えなくも酒気帯びで逮捕となったものです。
深夜の交通検問での酒気帯びなら元総理の長男でもあり、上部で握り潰され元総理は石川県警に大きな借りができたところで一件落着となったでしょうが、民間人を巻き込んだ物損事故となると“人の口に戸は立てられぬ”の類であり、元総理にはニュージランドに外遊中でもあった不幸もありどうしてやることもできなかったようでした(;;)。森元総理の談話が新聞では“このような不祥事を起こして誠にざんきに堪えません”とありましたが、(ざんき)は仮名では理解し難いですね。せめて慚愧(ざんき)位漢字にしてルビを振って頂きたいと思いました。因みに“慚”は悔いる“愧”は恥じると言う意味ですから我々も新聞を読んで少しは賢くなりたいと思います。新聞は読者を啓蒙する役割を担っていると思うのですが…(;;)
50年来のお得意先であるY社の先代社長(83歳)が亡くなられ、先週火曜日猛暑の中を告別式に参列させて頂きました。さてお焼香が済み全員でお別れの花をお棺の亡躯に捧げた後、葬儀マニュアルにでも書かれているのか、三宮ベルコの係員達は一般弔問客を無情にも冷房の効いた心地よい会場より式場の外に誘導し、霊柩車の斎場行き出発の見送りまで猛暑の戸外で待たされることとなりました(;;)。故人との最後のお別れとあれば幾ら暑くても喪服を脱ぐことは無礼であって着用は礼儀ですから、身体中から噴き出す汗の不快感と必死で戦いながら我慢を重ね出棺を待ち続けました。出棺合図に鳴る霊柩車のホーンまでの立ちんぼ20分間の長かったこと!お葬式に参列して倒れられ亡くなる方の話をよく耳にしますが、私も熱中症になって倒れるのではないかと危惧する程でありました。然も私よりご年配の方も多く居られましたからベルコも春夏秋冬同じメニューでは余りにも智慧が無さ過ぎ、酷暑と猛暑の時季は高齢の参列者への充分な配慮が必要ではなかったのかと訝しく思ったものです。特に今回の場合のように引き続いての葬儀予定がない場合は次の会葬者と紛れることもなく会場内で出棺を待機して何ら支障がありませんから、次の葬儀が待っている訳でもないときに何もマニュアル通りの進行をしなくてもと、会葬者への心配りに欠けたベルコの遣り口に憤りを覚え帰所後早速ベルコに電話して散々文句を垂れ“うちは絶対ベルコでは葬儀をするつもりはない!”と言ってやりましたが(^^)、この言葉はベルコだけではなくうちの家族に言って置かねばならぬ言葉でしたね(;;)。
今月初旬恒例の囲碁小中学校全国大会が東京の日本棋院で行われ小学校団体戦の部では新潟県の新津第三小学校が初優勝致しました。前年三人兄弟で全国制覇した東京の九段小学校は囲碁界の話題となりましたが、今年は一番上のお兄ちゃんが卒業しましたが少子化の時代であるにも拘わらず4番目の弟が1年生に入学し、愕いたことに再び三人兄弟で競合揃いの東京都の地区予選を勝ち上がることができ(^^)満場の注目を集めました。然し惜しくも準々決勝で敗れ6位とは無念でありました(;;)。でも小学1年生で正選手なんて凄いですね、きっと一家揃って囲碁愛好家なんでしょう(^^)。まだ弟の幼稚園児が沢山居たりして…(^^)
久し振りの女子プロゴルフNEC軽井沢でしたが期待の橫峯選手はイマイチ調子が出ず当分の間さくらコーナーはお休みして、好評のため誤字訂正問題をお送りします。
誤字訂正 先週の答え
“油汗を流して”ではなく“脂汗(又は膏汗)を流して”でした。
誤字訂正 今週の問題
“鶏冠詩人の作品を詠む“
匿名の通報者
連日猛暑の毎日が続きます。先月20日にはモスクワで38.2度を観測したとか…(◎.◎)
私は7月でもあちらでは小雪が降ったり、道行く人は外套でも着ていられるとばかり思っていましたから仰天しました(;;)。
お盆も間近に迫り高速道路も愈々書き入れ時に向かって居ます。未だ高速道路の無料化、有料化の将来が判然としませんが高速道路の通行権は謂わば特急券ですから購入は乗客の自由であり天下り役人の温床とならぬ程度の有料化が望ましいのではないでしょうか。
先日の新聞でアメリカ運輸省が急加速を訴えた23台のトヨタ車について調査を実施し運転記録から全事例でブレーキが踏まれていないことが判明しアクセル急加速の原因がトヨタ車に因るものでなく、“運転ミスが原因だと見られる”そうです。此は運輸省の高速道路交通安全局でトヨタ車の調査に当たった元幹部(先月退職)の談話として実名で伝えられましたが、米当局の対応に批判が強まる可能性が強くなって参りました。同元幹部はトヨタ車の調査が終わったにも拘わらず運輸長官側の意向で公表を避けているとして居ます(;;)
公表を避けた理由については此が明白なジャパンバッシングであるにも拘わらず、『当局がトヨタと緊密過ぎるとの批判を避けるため』だそうです。上手いこと言って逃げるものですね、アメ車の味方をして年中トヨタのアラを探し回っているアメリカ運輸省の何処がトヨタに緊密や!詭弁と言うのを通り越して、盗人猛々しいとはこの言葉でしょう、牽強付会ではアメリカも決して中国に負けていませんね。中国には餃子事件で犯人扱いされて今もお詫びの一つも聞かれず、アメリカには阻害され続けながら“緊密過ぎる”とは“そりゃ聞こえませぬ伝兵衛さん”(壽曽我対面、近頃河原の達引)ではありませんか。アメリカ運輸省の元高官が辞めた理由は定かでありませんが、辞めてなければ、全ては未だ霧の中でありトヨタは欠陥車と言われて莫大なリコール費用を負担させられる羽目に陥ったところでしたね(;;)。
一昨日の原爆記念式典オバマ大統領の指示で米駐米大使が出席するに際し、アメリカ人の多くは批判的であって、原爆投下は戦争を終わらせるための正当な行為だったと譲りませんが、アメリカと中国とどっちが狡いんかなあ…(;;)どっちも似たり寄ったりやなあ…(;;)
先月大阪西区で幼児二人が母親に放置されて餓死する痛ましい事件がありましたね。自らのお腹を傷めて産んだ子供達を見捨てた母親も母親ですが,近所の方から再三通報を受けながら連絡票を玄関に差し込んだだけで退散した児童相談所の失態は何時も乍ら月給泥棒である彼等の役人根性の発露でありました。5月18日など“子供の泣く声が今もする”との通報でありながら10時間以上此を放置していましたから,そのときはもう泣く力もなく、直ぐに駆け付けていたら恐らく幼児二人は救出されて居たでしょうから、児童相談所の職員は川で溺れている幼児達を見て手を貸さずに溺死の手助けをしたようなものです。法律的には罪に問えないだけに人の倫に悖(もと)るこの行為は大いに責められるべきだと思います。プライバシーとかを通り越した事件ですから早速この職員の実名を発表した上で環境局のゴミ収集車要員にでも異動させてやったらどうですか。
一体から“結果的に救えなかったことを真摯に反省したい”と他人事のように陳謝した大阪市のこども青年局の局長さんって普段何の仕事をしているの?ハンコだけ付いていないで偶には自分で現場に出かけたらどうや!
一方通報した側にも氏名住所を名乗らなかったことについて重大な責任がなかったでしょうか。悪巫山戯や悪戯が跡を絶たないこの末世ですから通報された自相側に“或いは?”の思いが過ったことは疑う余地がなく、通報者の氏名などが確認されて居れば恐らく自相側はこの通報者と接触していたに相違ありませんから二人の幼児の尊い命は救われたことでしょう。駅の構内や電車の車内などで若者の暴行を目撃しても誰一人止めに入らず無関心を装う昨今ですが、他人の不幸より自らに降りかかる煩わしさを避けて見て見ぬ振りをする人達が多く、今回の事件も現代社会の群像を象徴して居ましたね。
片や年金不正受給事件で推定死亡者である100歳以上のお年寄りが焦点となって調査が続けられて居ますが、私は80歳代90歳代の人達にも死亡者が居て多くの不正受給者が蔓延っていると思いますから此から調べれば調べるほど事件は富士山の裾野のように広がって行くのではないでしょうか。この際年金の振り込み制度をも抜本的に見直す機会かも知れませんね。
“秋深き隣は何をする人ぞ”この句は松尾芭蕉が死を数日後に控えての名句ですが、『秋深まるこの夜はなんと、寂しく儚いことか。….隣人は何をしているのだろう』昔の人達にとって隣人は家族のような存在であったのでしょう。人々が隣人に無関心になったのは日本が高度成長期に突入してからだと謂われますが、生活が楽になって他人への思い遣りを失い、少し宛心が寂しくなり軈ては周囲が見えなくなったことが今回の事件の遠因を模(かたど)っているように思われます。戦時中は食べるものは何もなかったけど向う三軒両隣が助け合って生きていた時代が懐かしいですね。
日本人一人が死亡し多数の負傷者を輩出した世界で一番遅いと言われるスイスの“氷河特急”に対しスイス運輸当局はスピード違反で脱線したとの結論が出したようです(;;)
目的地への到着時間が最終目的のそこらの電車と違ってゆっくりと走ることで乗客に周囲の景観を楽しんで貰う筈の列車が、スピードを出し過ぎてカーブが曲がれなかったなど到底考えられず運転手が他のことに気を取られて詰まらぬ考えごとでもしていたに相違ありません。
この事件から連想するのは定められた時刻に尼崎に到着しないと厳しい懲罰が待っているため必要に迫られて40kmオーバーで魔のカーブに突入し曲がりきれずに多くの死者を出し、自らも命を失ったJR西日本の高見運転手ですが、今回と此の事件では全く環境が異なって居り、JR西日本の厳しすぎた日勤教育に比し、スイスの運輸当局の運転士達に対する日勤教育が微温湯的であって余りにも杜撰であったことが窺えます。“過ぎたるは及ばざるが如し”とは先人の格言ですが、物事の中庸を守ることの難しさを教えられた事件でありました(;;)。
女子プロゴルフ今週は夏休みで、お休みさせて頂きます。
先週の問題の解答
“膚が泡立つ思い”は“膚が粟立つ思い”でした。
誤字訂正今週の問題
“新商品の開発の社命を受け担当者は油汗を流して苦悶している”




