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業績が悪いのは従業員が働かないからだと言った社長

風薫る5月と言いたい処ですが、新緑の街並みは全く初夏の佇まいであり、今年も又行く処とてない小生にとって憂鬱なゴールデンウイークが到来しました。皆様は何処かへお出掛けのご予定でしょうか?小生は昨日早朝玉津へ仕事に行った帰り明石川支流の水路へメダカ掬いに立ち寄りましたが、今回も坊主であり掬えたのは小エビが数匹だけ(;;)聞けばプロの人が大勢で来てメダカをごっそり盗って行くとか(;;)最近ではメダカのことを黒メダカなどと呼んでホームセンターでは1匹50円もして居り、値段の安い養殖の緋メダカ(1匹10円)と区別されるようになり、そのせいでこんな連中が横行することになったようです(;;)。

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うちの隣の土地(土手)が売れて建売住宅が建てられることとなり造成工事が始まっていますが、山からの押水を甘く見たため掘った処が池のようになって排水に手間取り工事が滞って居ります。滞るのは業者の勝手ですが押水のお陰でうちの土地が堀った造成地に地滑りして傾き塀には無惨な亀裂が入って修復不能の状態です。業者に文句を言っても彼等は下請けなので“施工者に言って置きます、後で直します”の一点張りで埒が開かず、遂に事務所の顧問を30年間して頂いている弁護士の先生にお願いして明日建設会社と話し合いをすることになりました(;;)。此の件では一昨日先生と一緒に市の建設土木事務所に出向いて事情を訴えたのですが、彼等の態度は明らかに造成の認可を受けた業者サイドであり、事勿れ主義に徹底し許可を与えた限りはその後の問題についてそちらで話し合って解決してくれと工事の差し留めには全く応じて頂けませんでした(;;)お役人って市井の民のために居るのかと思ったらそうではなく、税金をムダ遣いするために居たんですね(◎◎)。
最近色んな事件で耳にしますが。我が国殆どの大企業には相談役と名付けられた役職があります。社長が会長を経て取締役を退任した後の処遇であるとか…、その後名誉職である相談役として無駄飯を装って貰うのが通例です。相談役退任後も更に顧問や特別顧問などのおまけがあって、昔々三宮旧神戸銀行の最上階には彼等が沢山棲みついて高給だけでなく秘書と黒塗りの運転手付き常用車が宛がわれて居たことは誰もが知る事実でしたね(;;)。
閑話休題、富士通と謂えば世界に罷り通る大会社ですが、此の天下の富士通には秋草直之と言う社長より偉い相談役が居る(まるでJR西日本の井手正敬だ!)そうです。未だ取締役を兼ねて居ますから余程の実力者と見受けました。今回暴力団と関係のあるコンサルタント会社と噂される会社との取引を巡って目下噂の人野副前社長の解任騒ぎの張本人となって居りますが、相談役はそのネーミングからして閑職であるべき処、取締役会を仕切るなど世間の常識を逸脱しており、秋草氏は平成12年社長在任当時、業績の下方修正に対する社長の責任を問われて、“業績が悪いのは従業員が働かないからだ”と謂う答弁を行い各方面に大きな反響を呼び、経営の責任放棄と批判されたことは余りにも有名であり、業績の悪化を社員に転嫁するなど経営者としての資格がまるでゼロですね。従業員は人様々であり有能無能を問わずどの社員にも仕事のできる環境を構築するのが経営者の為すべきことではなかったのですか!
彼は7年前、業績悪化の責任から社長を退任したものの、何故か代表取締役会長に昇進し富士通を迷走させることとなりましたが、2008年に代表取締役会長を退任した後も取締役相談役として役員に留任し取締役会を仕切って居ましたから、余程灰汁(あく)の強い人間であり、今回歯に衣を着せぬ野副前社長との軋轢は当然起こるべくして起こったものでありましょう。
何がどうしてどうなったのか我々には計り知れぬ処ではありますが、秋草相談役が野副社長を辞めさせるに際して相談役として10年間に2億7千万円の報酬を文書で約束し、野副前社長は此の事実を暴露しつつ折角の権利を放棄して秋草氏等役員に対し、50億円もの損害賠償請求を会社が起こすよう求める文書を送り、事件は株主も従業員も取引先も何も知らされずに不安が広がって愈々泥沼化しつつあり、興味津々の事件となりつつありますが、秋草野副両者とも会社を私物化したこのような争いは決して赦されるべきではなく東京証券取引所は彼等に対する公聴会や調査委員会を開いて事件の真相を明らかにし此を糺弾する責任があると思いますが、東証は“臭い物には蓋をせよ”とばかり口頭で社長に厳重注意を与えただけであって大衆株主に何も知らされぬのは心外でなりません。此の会社は外国人の持ち株比率が35%と異常に高く、会社の内紛を種に金を強請るのは外資ファンドの得意とする処であり、その内争っている相談役と前社長は会社もろとも外資ファンドより手痛い竹篦返しを受けるに違いありません。
それにしても相談役の年俸が10年間で2億7千万円とは篦棒ですが、役員の定年制を謳った規則など形骸化し、相談役の如き役職が社長顔して未だ生き存えているようでは日本の企業は世界で通用せず、“李下に冠を正さず”の格言の如く、官僚の天下りに対して此を咎めるには先ず己達が身を律して65歳を以て潔く会社を去るべきではないでしょうか。名誉欲に感けて企業を公器だと考える経営者は日本には少なくなったのは嘆かわしいことですね(;;)。
民主党の小沢幹事長を全員一致で“起訴相当”と断じた検察審査会は民間人11人からなるもので09年5月までは形骸的なものであり議決に拘束力がなく絵に描いた餅如き存在でありましたが意見だけでなく実行力の伴った09年の法改正に伴い、明石歩道橋事件の元明石署副署長や近くにはJR西日本のワル共が“起訴相当”とされましたね。通常起訴を行うのは検事の仕事ですが我が国の三権分立とは名ばかりであって、裏でどんな取引が行われているか国民は全く知らされて居ない処から検察審査会が設けられたものですが、全員籤によって無作為に選ばれる民間人なのが良いですね(^^)。小沢幹事長の場合4億円の土地を買うのに資金出所を晦ますために借金までして8億円のお金が動きましたが、幹事長の意の儘に動いた秘書だけが有罪となり主犯である幹事長が起訴を免れるなど、国民にはまやかしとしか考えられぬ事件でありましたから検察審査会全員一致での“起訴相当”は日本国民全員の意見でもありました。それが証拠に共同通信が実施した無作為抽出の電話調査で実に国民の83%が小沢幹事長“起訴相当”に賛意を表したことからでも分かります。
小沢幹事長は資金出所について此が“天の声”(ゼネコンには地獄の声と聞こえたことでしょう)とか謂われて鹿島や水谷建設絡み年間1社2000万円のノルマによる裏金であるため借入金処理の小細工までしましたが、事実が発覚すると今度は親から貰った財産だと弁明するなど、親から貰った金が人に言えない金である筈もなく小細工したことが疚しい金であったことを自らが証明した如くです。
小沢幹事長も借金などせずに直截的に土地を購入していれば斯くなる醜態を演ずることはなかったと思われます。世に“雉子(きじ)も鳴かずば撃たれまい”なる格言がありますが、彼の場合いみじくも安全を期すための借金が雉子の鳴き声だったのでしょうね(;;)。
今後“起訴相当”を受けて一度は起訴を見送った検察庁が再捜査にどのような動きを見せるのか興味深い処ですが、彼等にも不起訴にした面子があり、不起訴により得る筈であった自らの立身出世の処遇を棒に振るやも知れず、済んだ事件の再吟味にはまるで力が入らないのではないでしょうか(;;)。検察庁は従来の検事団を降ろし新たに権威に屈しないフレッシュな検事団を発足させて下さい。
今回の“起訴相当”は鳩山首相の“不起訴相当”と何処が異なるのか個別に検察審査会委員の意見を検証すれば自ずと答が得られると思います。両者ともに政治資金収支報告書の虚偽記載である点は一致していますが、前者が鹿島グループのゼネコンからのダム工事代金キックバックであり、後者が単に親子の情愛の問題であったことの差ではなかったかと思慮致しました。
今週の女子プロゴルフさくら選手2日目66とコース新を出しましたが最終日スコアが伸ばせず7位タイと沈みました。でも66は復調の兆しであり来週以降に期待しましょうか(^^)。

2005年12月11日

師走も中盤に入り愈々町ではジングルベルが鳴り響き歳末商戦が始まろうとしていますが、笛吹けど踊らずで買い物客が一向にやって来る様子なく、イルミネーションの輝きが反って不景気を寂しく象徴しているように思えてなりません。



12月に入り先週は色んな事件がありましたが、NO.1は何といってもみずほ証券のマザース初上場ジェイコム株の誤注文でしょうか、金主はみずほコーポレイテッド銀行でしっかりしていてもこの株屋さん5年前に出来立てのほやほやですから、従業員は寄せ集めであり玉石混淆(石ばっかりかも…)であったようで証券マンとしての充分な基礎教育がなされていなかった如くであり、危機管理体制も不十分であったことは否めません。ATSを解除して走る何処かの電車の運転手のようにコンピュータの警告を無視したお返しが300億円もの損害とは魂消ましたね。この手のミスは過去にも数回ありましたからもう充分対応策が採られているかと思ったらさに在らず、相変わらず放置されていましたから起こるべくして起こった事故と謂えましょう。私も昔500円株を50株と誤って買い注文し、お金の調達に右往左往したことがありましたが、売り注文でなかったことが未だしも不幸中の幸いでした。今回も注文が買いなら誰にも相手にされず、注文主に謝るくらいで済んだでしょうが、売りだった処に悪夢の幕開けとなりました。東証は三度もみずほ証券に電話して注文の真偽を確かめたそうですが、機械なら兎も角気付いたのは人間ですから確かめるまでもなく明らかに誤注文だと3年生の子供でも分かりそうなものですし、今回の売出株式数どころか発行済株式数をも遥かに超える(42倍とか)注文ですから注文到着時にエラー消去できなかった東証側のシステムにも問題がなかったとは言えないでしょう。片や電話を掛け続け、みずほ証券は端末から注文の取り消しに必死であったそうですが、ジェイコムの取引成立の初値は672000円でしたから、東証のシステムで自動的に10万円安の572000円を下値制限とされるため572000円での売り取消を試みていたら事態は容易に収拾されていたでしょうが、みずほ証券の社員がそれに気付かず当初誤注文の1円の売り取消に懸命になっていたため東証側システムに認識されず、誤注文に気付いた便乗組が闊歩する羽目に陥ったものです。発行されて居ない株まで売ってしまった訳ですからお金ででも解決するしかありませんが、"わしは株券が欲しい"とごねる連中が出るに違いありません、株券の受け渡し期限である13日には一体みずほ証券はどう対処するつもりでしょうね。

みずほ証券には既に300億円を超える損失が確定していますが、その反面何処かに300億円儲けた奴が居ることになります。勝負は売り誤注文後のたった16分間の出来事でしたから99.9%はネット取引の連中であり、それも個人なら買い注文に前金が必要ですから間に合わず、前金の必要のない楽天やライブドアを始めとするベンチャー企業の証券部門がそれぞれ荒稼ぎをしたものと思われます。

ま、銀行は何処も儲け過ぎだし、みずほ証券も前期に500億円も儲けていますから、みずほコーポレイテッド銀行(みずほ証券の親会社)の財産をベンチャー企業に寄付したと思えばそれでええか(^^)



2番目の話題は天下の松下が惹き起こした温風器事故でしょうね。ホースを交換したばかりの石油温風器での一酸化炭素中毒事故は痛ましい限りでありますが何故?との思いが強いのは私だけでなく皆様もご同様でしょう。

最近連続的に起こって巷の話題を独占している松下電器製石油温風器の事故ですが、20年位前に三洋電機が同じ石油ファンヒーターで事故を惹き起こし、事態の収拾が後手後手に回り事件を大きくしたことは記憶に新しいところでありますが、今回の松下の場合も同じことの繰り返しでしたね。

三洋も松下もどちらも電気屋であり決してガス屋ではありません。従って金儲けのために十分な技術を有さずに物真似風に自社のブランドを利用して他業種に参入したに過ぎず、事業の亜流でもあり未熟な技術による製品であったことは想像に難くありません。

然し客はナショナルのブランドを堅く信じて買っており、欠陥商品に高額な代金は金額の多寡は別にしてもヒューザーや木村建設もどきではありませんか。

山形県の温風器のホースの取替え後の事故では修理担当者が山形署に任意ではありますが事情聴取を受け更には業務上過失傷害罪で書類送検されるまでに至りましたが彼はマニュアル通りの作業をしただけであり、マニュアルにホースをきつく絞めるように書いてあれば兎も角"軽く絞めれば充分"と書いてあったのではこの修理マンを責めるのは酷であり、責められるべきはマニュアルを作成した製造現場の技術担当者でありました。恐らく彼等は机上で設計や強度計算を行った設計事務所のような技術屋であり実際に出来上がった製品を自分の力で試すようなことはしなかったに違いありません。"きつ"くと"緩く"の表現は腕や手先の力には個人差が大きく、ある人にはきつく絞めたものでも別の人には緩いと感じることだってありますから、緩くの表現をマニュアルに記載するに際して複数の工場職員達に実際装着時の意見を聞くべきではなかったでしょうか。

山形県のある家電販売店の店主が4月に販売店の会合で松下電器の担当者に"交換するホースが銅製に変わり重くなったのに差し込み部分が短くなり(僅か20ミリ)ホースが抜け落ち易い"と指摘し、ホース下に支えの土台が要ると改善を求めたそうです。然しその後本社の社員が来てホースが外れても一酸化炭素は漏れないし、しっかり止めれば外れることはないと話して対処して呉れなかったと証言していますが、中毒事故発生により12月4日警察の捜索に現場を立会いホースが外れていたことを確認した松下は慌てて4月以降に修理した約4万台について調べた処、修理後のホースの抜け落ちは9日現在全国で13件も確認されたそうですから抜け落ち寸前のものは無数にあったことでしょう。この店主の貴重な意見が一体本社の何処まで上がっていたのでしょうか、何処かで口を噤んでしまった社員が居たものと思われますが、"そんな詰まらんことなど稟議などするな!"と上役に怒鳴られることを恐れたものでありましょう。悪い奴は稟議を書かなかった社員ではなく、普段の言動から彼に稟議を書く勇気を起こさせなかった上司でしたね。

こんなとんでもない事件にまで発展し松下電器は遂に200億円を超える損害を蒙ることになりましたが、会社が末端の声を汲み上げ早期にこれら欠陥商品の回収に臨んでいればこんな大事件にならずに済んだものを部下と上司の意思疎通の乖離に加えて社員教育の不徹底と現場軽視の体質がいみじくも露呈したものでありました。幸之助さんがあの世で何と言って嘆いて居られることやら…



三番目はカシオ計算機の115億円以上の横領事件ですね。8年前に経理部の次長が担当していた同社のアメリカの銀行に開設した口座に入れてあるお金をさる金融ブローカーの口座に送金したことが社内調査で発覚し、回収のためこの次長を米国に派遣したら更に大金を誤魔化して行方をくらませ懲戒免職になったものですが、最近になってこの次長が大分県で土木作業員になって潜んでいるのが発見され逮捕されたものです。公訴時効の7年が経過しているため容疑は17億円横領容疑となりますが、もう1年発見が遅ければ逮捕もできぬ処でした。

この元次長の手許には着服したお金が全く残って居らず事件は謎に包まれていますが、この会社はどうしてお金を不正に送金した当の本人をアメリカに回収に行かせたのか私にはまるで合点が行きません。恐らく会社は不正送金分を取り返してくれば刑事告訴は許してやるとか言ったに違いありませんが、次長さんはお金を回収しても会社での自分の席がなくなっていること位子供でなくても分かりますから"毒食わば皿まで"は当然の帰結であり、愚かだったのは彼を渡米させたカシオの純朴な首脳陣でありました。先々週のカシオワールドでのミッシェル・ウイーの予選落ちのチョンボと言い、この使い込み事件の経緯と言い何とも単細胞な計算機屋さんですよね。そうです。幾ら計算器が正しくても計算通り行かぬ処が世の中と謂うものです。(^^)

先週の3つの事件で計600億円超の金額が報道されましたが、余りに桁が大きすぎて我々の実生活と懸け離れ実感が湧きませんね。我々には2700万円とか2000万円とか書かれると万札の束を想像して"わあ大金やなあ"と感じますが、きっとその方が正常な精神状態の持ち主なのでしょう。

金額の桁数が増えることで感覚が麻痺してお金と思わなくなるのではないでしょうか。

それにしても誤注文で会社に300億円以上の損害を与えることになった当の証券マンはどうしているのでしょうね。償いようもない余りの額の大きさに開き直ってケロリとしていたりして…(;;)



耐震データ偽造事件の主役はどうやら黒幕と見られていた総合経営研究所の内河社長本人だった筋書きが読めてきました。彼は国会参考人喚問で私はコンサルタントだから構造計算のことまでは分からないと答弁しながら、その実、中小ゼネコン向けの会報の中で計算式を基に鉄筋量を減らすことを詳細に記載しており、社長自身が構造設計に深く関わっていたことが発覚しましたから途轍もなく悪い奴ですね。14日の証人喚問の推移が興味深く待たれます。案外姉歯さんなど裏リベートを取られたりして半分加害者でも半分は被害者だったのかも知れませんね。

終には建築事業者に鹿島や大林組まで登場してきましたから愈々事件は佳境に入ってきました。今後の展開に胸をわくわくさせて待っています。(^^)



女子ゴルフは冬休みに入っていますが、アメリカでの最終予選会でダントツのトップ合格した宮里選手にはニューヨークタイムズ紙まで"衝撃的な第一歩をしるした"と最大級の賛辞を以って小さくてもよく飛ばす彼女の強さを称えました。その褒め言葉のバックグラウンドには彼女がシャイなため無表情を装うか、只にやにや(本人は微笑んでいるつもり…)しているだけで真意が汲み取れず可愛げのないそこらの日本人とは全く異なり、米人記者に対してもよく喋り(勿論英語で)よく笑う明るい少女であったことが彼等には日本人へのイメージを変えることになり、とても印象深かったのでしょう。(^^)

それに引き換え同じくプロ合格した諸見里選手は英語がまるで喋れず、高校ではゴルフ漬けで英単語も覚束なかったでしょうからプロ合格後の研修をどうしてクリアしたのでしょうね。英語に平仮名の訳を付けて貰ってたりして…(^^)

2005年12月4日

久し振りに今日は冷たい雨の日曜日です。師走を迎えて早くも喪中の便りが届く季節となりました。日経平均は先週末15000円の大台を突破し、円は1ドル120円70銭と日本経済には良いこと尽くめでありますが、どうも日本経済が過大評価され何やら嘘っぽく感じられるのは我々が呼吸している神戸や明石の町が疲弊しきって活力を失っているからです。

日経平均15000円は5年振りだそうですが5年前は神戸も明石の商店街も売上は現在の2倍ありましたから、この景気はどう見ても見せかけの張りボテでありその内美味しいところを食い荒らして外資が資金を引き揚げると後にはペンペン草しか残らなかったと謂うような惨状を露呈するのではないかと懼れています。(;;)



皆様は古野電気という会社をご存知ですか?西宮尼崎間のJR北側の田圃の真ん中に大きな本社工場があるのを思い出されたことでしょう。船釣りの方は知らぬ方はありません。この会社は世界一の魚群探知機のメーカーであり、今年6月堀江謙一さんのヨットが単独無寄港世界一周を終えて帰って来られましたがその航海を支えたのが古野の船舶用電子機器だったことはよく知られています。現在では医療器械分野にまで手を広げて活躍する資本金75億円年商800億円の中堅企業です。

この会社が私のWEBに登場した理由は、先週の日経新聞夕刊の"人間発見、ひとスクランブル"に1週間登場されたのがこの会社の創業者である名誉会長古野清隆氏でありました。この方の人生は正に波乱万丈であり家庭の貧困から中学校も中退され、生まれ故郷の長崎島原で"魚の居場所は漁師の勘じゃ!機械で魚が獲れるか!"と漁師達に嫌われ、学者から魚は殆ど水でできているから超音波は突き抜けて見えないと言われながらも遂には小型魚探機の完成に成功されましたが、漁師たちの反発は大きく探知機(タンチキ)やなくインチキや!と相手にされずやっと理解のある船主に巡り合って魚探を船に積んだら船頭が怒って船を下りてしまい止む無く氏の弟である清賢さんが俄(にわか)船頭で出帆する騒ぎなどありました。時は昭和24年、古野さんの"魚探"が当時のお金で一晩600万円の水揚げ記録を作ったことから、その後は漁師のプロといわれた船頭達が清賢さんの船の後を纏い付いてくるようになり形勢は逆転し、更には漁師達が百円札をリュックに詰め込んで会社の前に列を作るようになったそうです。魚探の価額は1台60万円と当時は家一軒分位でありかなり高価でしたが何しろ一晩300万円以上の漁ができるとあっては"プロの勘"もクソ食らえであり、清賢さんには"月給100万円出すからうちの船に乗ってくれ"と会社に居座る船主さんまで出てくる始末、今では"FURUNO"の"魚探"を積んでいない漁船や釣り船は世界中にありません。それからもこの会社はその豊かな発想から海鳥探知機まで開発されましたが、それまで双眼鏡で海鳥を探していましたから晴れた日でも精々5キロから6キロと視界が限られ、運不運の世界であったのが海鳥探知機の発明によってカツオドリの舞っている場所が雨でも40キロ先まで分かるようになり、この鳥の下には間違いなく鰯(いわし)が居り、更にその下の海中に鰯(いわし)を狙う鰹(かつお)が居るのでした。それまでレーダーは鳥の身体を突き抜けてしまうのが学者間の一般常識でしたからその常識破りに挑戦され、試行錯誤を重ねながら目出度く成功を収められた氏の根気には敬服致しました。若し氏がちゃんと学校を卒業し学士論文を書いた方なら到底試みなかったであろうと思われることを実行され成功されましたから、我々が学校教育で得た常識が予断により如何に我々自身の視野や判断や行動範囲を狭くしているかが良く分かります。人間は夢と志を失ってはならないことを先週1週間の"人間発見、ひとスクランブル"から数多く学びました。氏の行動力の驚くべきは10年前の阪神大震災のとき六甲山の自宅から長田区の工場まで自ら自転車で被災地を縫って向かわれ復旧作業中の従業員を驚嘆させたそうです。何故ならこのとき氏は75歳だったのです。

創業者で会社を大きくした人は必ず何処か普通の人と違ったものを持って居られます。氏の場合は物事の奥だけでなくその又奥を洞察する力と不可能を信じない弛まぬ信念を持って居られたと思います。常識は破るものであり、氏には常識外れが常識であったのではないでしょうか。氏が46歳の若さで紫綬褒章を贈られたのも宜(うべ)なるかなでありました。



『睡られぬ 勝ちを読みきり 時間切れ』

上の句は毎夜一局だけ対局するために参加している囲碁ネットが毎年秋に募集する05年度囲碁川柳に優秀作として採用されたものです。賞品に何が頂けるか楽しみにしています。(^^)

選者は日本将棋連盟異色のエッセイスト先崎学八段であり、昨年偶然佳作に選ばれたので今年も投句をとずっと気に掛かっていたのですが忙しくて漸く10月31日締切日の夜に慌てて考え数句メールした内の1句です。

この句については囲碁をご存じない方には説明が必要でしょうね。ネットの囲碁にも時間制限があり、お互いの合意で対局時間を決めますが、通常は25手単位で時間を取り決め、その時間内に着手が終了しないと時間切れ負けになる規則です。通常は5分ないし10分で合意しますが、余りの早打ちや長考派で3分とか15分を希望する方は相手から敬遠されて対局相手が見付からず、無聊を託(かこ)つことになります。碁会所では相手の長考に辟易することがありますがネットは双方が同条件なので長考派とは対局を避けることができてその点すこぶる公平と謂えましょう。

画面の右上に残り時間と残り着手数が表示されているので普段はしっかり見ているのですが、夢中になると熱くなって盤面に集中しうっかり時間を見るのを忘れます。特に入念に計算し、勝ちを見極めた途端"あなたの時間切れ負けです"のテロップが画面を横切ることが多く、あっと仰(の)け反りますが相手からの"Thank you"の嬉しそうな挨拶(チャット)が恨めしいやら情けないやら勝っていただけにその夜は寝つきが悪く睡眠剤が1錠増えることとなります。(;;)同じように相手の時間が切れて負け碁を拾い熟睡できることも結構ありますからお互い様ですよね。(^^)



大手銀行6グループの上半期の利益が1兆7千億円とか、中でも三菱UFJは7129億円とトヨタの利益を1000億円以上も上回り日本で最高水準に達しました。この間まで公的資金導入などと政府から手厚い保護を受け、自分達が惹き起こしたバブルの尻拭いを国にさせておき乍ら一方では預った預金の100倍もの金利を稼ぎ、更にはATM手数料でボロ儲けですから何千億円儲かっても不思議はありません。

それにしても3%平均の貸出金利の原価である庶民から預っている預金の定期預金利率0.03%が何時までも据え置かれているのは解せぬ話であり、元はと謂えば自分達が蒔いたバブルの種を自分達で大きく育てて於いてその果実である不良債権の償却に貸し金利息と庶民からの預金利息との100倍差額で埋めて置きながら、償却が済んでも預金者には礼の一言もなく素知らぬ顔であり、その挙句がこの数字の発表ですから国民は全員立ち上がり預金者の利息を上げるように銀行を弾劾せねばなりませんね。然し悪賢い彼等は日頃から政府や金融庁に沢山貸しを作っていますから、ことあれば役人を前に立てて我々の筵旗に刃向かう心算でしょうから勝算はありませんがそれでも誰も怒らないのか!

三菱UFJばかりではありません、みずほ銀行まで3400億円の儲けだそうです、バブル時不良債権の責任を取って退職金を凍結されている一勧杉田力之以下富士興銀の三頭取はきっと"時ぞ来たれり"とほくそ笑み、来年の株主総会で退職金を一体幾ら貰えるのか指を数えて待っていることでしょう。勿論指一本が1億円ですから足の指まで数えないとなりませんね(^^)奥さんの指まで数えたりして…(>_<)

三井住友もみずほより多い3900億円の巨益を得ていますが、中小企業の融資申し込みに対し融資の条件として巨額な金融派生商品"金利スワップ"を抱き合わせで売りつけていた事実が暴露され公取から排除命令まで出される羽目に陥っています。記者会見で平沢副頭取は"知らぬ"とシラを切っていますが幹部が命じないでどうして部下が抱き合わせ融資など勧誘しますか、弱いもの苛めは昔から銀行の得意とする処ですが、多寡が金貸しの癖して預けた者借りた者の双方を甚(いた)振っては儲からない道理がありませんよね。商工ローンも武富士など消費者金融も資金は彼等が回してのものですから、銀行は諸悪の根源と謂わざるを得ないでしょう。金融庁は"お前ら儲け過ぎや"と全ての貸付金利を現在の1/5に引き下げるか或いは預金者の利息を5倍に増やすかの強権発動ができないものでしょうか。それでも預金者の利息と貸し金の格差は20倍もあり消費者金融の利鞘幅と変わらぬではありませんか。いやいや金融庁は日本の銀行がぼろ儲けして世界の銀行と肩を並べることを何よりの念願としていますから庶民の願いは先ず無理でしょうね。(;;)



女子プロゴルフもオフシーズンに入りましたが、今年は横峰さくら選手に代表される若手が大勢台頭し、元賞金女王2名がシード落ちするなど新旧勢力世代交代の時期となりました。宮里選手もアメリカでのプロ資格をほぼ手中に収めた如くであり、予選ラウンド4日目現在17アンダーとダントツのトップですから日本の女子ゴルフが世界に通用することを充分に証明されましたが、イチローや松井選手等に続いて宮里選手にまで渡米されては国内が寂しくなるし何より近年韓国勢の力がじわじわと押し寄せているのが脅威です。これは技術の違いと謂うより偏に日本と韓国のハングリー精神の違いに帰すると考えます。我が国でも戦前は尋常小学校を卒業すると見知らぬ土地へ丁稚奉公や紡績工場に働きに行き、故郷の父母や姉妹がひもじい思いをしないようにと僅かな給金を送ることを何よりの喜びとして年季明けまで懸命に働いていましたが、今の韓国選手はきっとそれに近い環境にあるものと思われます。日本選手の中で家族を食わすために働いているのはさくらちゃん独りですものね。(;;)



思えば一昨年11月9日にWEBの更新を毎日曜日の夜に決めて何時まで続くのかな?と疑心暗鬼乍らスタートしましたが、何とかマル2年が経過しました。風邪で高熱のときや骨折、更には仕事に追われダメかと思うことも幾度かありましたが皆様の激励のメールに元気付けられ今日まで何とか踏ん張り、先月10日に目出度くもありませんが70歳の古希を無事迎えることができました。これも偏に皆様の励ましの賜物と感謝しております。あと何年続けられるか分かりませんが"世に盗人の種は付きまじ"末世の昨今欠陥マンションを設計したり、それを素知らぬ顔で売ったりと盗人より悪い奴が横行していますからWEBネタには事欠きません。もう暫らく頑張ってみようと思っておりますのでどうか今暫し少しお見守り下さい。

2005.11.13

申し合わせたように隣近所揃って石蕗(つわぶき)の花が先週咲き始めました。各地では紅葉が見られるシーズンになりましたが未だ日中は暖かくて汗ばむ日があったりして外出時着るものに気を遣います。皆様も風邪など引かれませぬようにお気を付け下さい。

春に通販で注文して忘れていた梅花からまつ草の球根が6個先月半端に届けられました。この花は春咲きであり6月末には姿を消し、夏から冬は土の中で球根が育っているのですが通例ですが、今年に限ってまだ葉が残っているのが1鉢あり、あれよあれよという間に蕾ができ一昨日開花しました。(^^)是非観てやって下さい。</P

200511131

先月の漢字検定試験の二日後に試験の体験談などを毎日新聞"みんなの広場"に何気なくメール投稿したのですが、投稿は確か2回目で3年前の1回目はボツでしたから殆ど期待などして居なかったのですが、月末に毎日新聞社から私に電話があり投稿を採用したいとのこと、勿論二つ返事で応諾したのですが、他紙への二重投稿の有無を確かめられ、更に佐藤一斎では読者に分かり難いので江戸後期の儒学者と追加させて欲しいとの申し出であり、"ああいいですよ"と軽く答えたのですが8日付けで登載された駄文からは私が文末に記載した("老いて学べば死して朽ちず"と謂うではありませんか)の最後が飛ばされ尻切れトンボになって居ました(;;)

字数制限が400字のため記者さんに追加された分だけ文末が犠牲にされたものでしょうが、上段の段落を改行しなければクリアできたものを…と思いましたが、よくよく考えれば私の文章は無意識ではありますが結構読まれる方に対し押し付けがましい処があるように自分でも感じて居ますので、その辺をプロの厳しい目で手直しが入ったのかも知れません。以後自戒することに致しましよう。

(..)_


200511132

先月末に明治生命(安田は被害者です)の処分が決まり、金融庁は今春の処分に加えて今月から2週間の業務停止と新規の新商品の開発販売の未期限停止を命じました。丁度12月から銀行窓口での保険取り扱いが解禁になる画期的な時期であるのに明治は他社商品の新発売に指を銜えて見ていなければならぬ羽目に陥りました。全ては日頃慣れ親しんだ金融庁がそこまではすまいとの甘えがあり自業自得でありますが、役人に貸しを作っても決して返ってこないことを失念したものでありました。(;;)

この会社のえぐいところは日経ビジネスの報道によれば、金融庁の発表では04年度だけで生保業界全体で2兆8千億円もの死差益(生保業界だけの言葉で辞書にもありません)を得ましたから、明治の規模なら少なくとも5000億円以上の死差益が得られたそうです。それはそれでしっかりと取り込んでおいて、更に"死差益39億円増益アクションプラン" なる詐欺無効の実行など正に神をも恐れぬ行為と謂うべきであり、既に発覚した52億円の他に今回ガン保険金の不払い1450件3億5千万円まで見付かりしましたから叩けば埃が出るどころか叩けば埃だらけだった如くです。死差益が異常に高いのは生保業界が意識的に80年代後半の死亡率データを用いて一度も変えることをせず、その後日本人の平均寿命はどんどん高くなりましたから、生保は少なくとも最低5年に一度は見直さねばならぬ保険料率に手を付けず当然にボロ儲けとなったものですがこの辺にも金融庁(前大蔵省)と生保業界の隠然とした癒着振りが窺えますね。天下りなどがお目零しの代りに秘かに行われたものと想像されますが、今回は余りの酷さと内部告発に金融庁も仕方なく重い腰を上げざるを得なかったものでしょう。明治のある職員は上司から五月蝿そうな客だけにお詫び状を持って行けと言われたそうですが私共の関与先にも何社か明治の保険加入者が居られますが、お詫び状を持って挨拶に来た形跡が全くありませんから、どうでもよい客だと思われているのでしょう(;;)

今回明治生命が現場の勇み足だと営業部門に責任転嫁し社長達3名だけの辞任で済まそうとした態度に憤った金融庁に対し、慌てた会社は急遽松尾憲二(本年4月に常務になったばかり)を社長にして専務以上社長会長を含めて11人(4月に辞めさせられた2人を含め)が辞任することに決めて金融庁の顔色を窺うこととなりましたが、彼等11人が居なくなっても会社がやっていけるのなら、こいつ等11人はこれまで一体会社で何をしていたのでしょうか"私達jは恥ずかし乍ら死差益で無駄飯を食って居りました。お詫びのしるしにこれまで頂戴した役員報酬を全額会社に返却します"などと頭を下げれば殊勝なのですが先ずそのようなことは一切しないでしょうね。(;;)おまけに退職金まで盗ってゆく気か!



明治生命と充分にいい勝負できる酷い会社がありました。東証大証1部上場年商1000億円の一流化学メーカー石原産業です。産業廃棄物をこっそり捨てたり、海に流したりは何処の会社でも内緒でしていることですが、実はこの石原産業40年前に四日市工業地帯の大気汚染と海洋汚染の元凶として、市民司法双方から告発されて厳しく断罪された謂わば前科者であり(日経新聞"春秋"より)今回は前者の徹は踏まぬと最新版大作戦でことに臨んだ如くであります。そのえげつない手口たるや環境基準を遥かに超える有害物質である六価クロムやフッ素の産廃物を土壌埋め戻し材"フエロシルト"に混ぜて販売していたことでありました。この土は近畿地方や岐阜名古屋地区の造成地などで約72万トンも使われており、石原産業が"フエロシルト"に工場廃液14万トンを混入させていたことが判明したものです。法的に処理(これも何処でどうされることやら…)すれば必要な14億円を浮かせ、更に土代としてトン当たり150円を稼いでいたとか、全く弁明の余地もない悪質極まりない事件でありますが、もっと酷いことはこの"フエロシルト"自身が製造過程で六価クロムが生成されることを三重県の検討委員会で座長の和歌山大学の平田教授が指摘し"フエロシルト"自身が製品としての価値がなく産廃そのものであると厳しく会社を糾弾して居られます。つまり産廃を商品と偽り更にその中に産廃を混ぜていたと謂う二重にあくどい行為でありました。然も当時は事件を起こした四日市工場長であり現社長の田村藤夫は『私は報告を全く聞いていない、副工場長が独断でやったものと思う』と三重県の聴聞会で部下に罪を転嫁した経営者とは思えぬ情けない発言に終始しましたが、これを聞いた明治生命の金子前社長すらずっこけるであろうこの発言には誰もが開いた口が塞がりませんね。一体工場長は工場で何をするのが仕事なのでしょうか?この会社は刑事告発されましたから何れは社長〔当時の工場長〕の嘘が発覚するのは時間の問題ですが、家宅捜索に備えて議事録の書き直しやシュレッダーをフル活動させ先週の休日は48時間体制で忙しかったことでしょうね(^^)作業隠蔽のため休日出勤手当てがなかったりして…(;;)

この社長会社の長(おさ)として部下に責任を擦り付けるとは経営者の風上にも置けぬ卑劣な男であり、私がいつも申し上げていることですが百歩譲って社長が知らなかったとしても、知らなかった己が無能を恥じて自らの責任であると認めるのが上に立つ者の心得ではありませんか。(押し付けがましい表現ですね、この歳ですから直すのは来世になりそうです)(..)_

この会社は"フエロシルト"の販売価額の20倍もの金額を中間業者に"用途開発費"なる名目で支払い、更に事件が発覚して"フエロシルト"を引き取るために25億円もの費用を経営陣が役員会で決済しており、年所得50億円の会社の社長が25億円の引き取り料も"用途開発費も社長が知らなかったとは言わせませんよね。当初60億円の黒字予定が今度の事件の事後処理で最終赤字100億円予想にまでなりましたから株価も年初の250円が180円台と下がりまだ下がり続けることでしょう。こんな社会のゴミのような社長はクビにして企業社会から抹殺せねばなりません。判事さん彼を産廃物売却の件で5年、経営者の面汚しで5年合計実刑10年はお願いしますよ。



今週の女子ゴルフ伊藤園レディースで横峯さくらちゃんは土曜日の2日目13番で悪夢の9を叩き予選落ちしたためゴルフコーナーはお休みと致します。(;;)

がっかりしているのは私だけでなく、決勝戦のギャラリーと視聴者が激減して落胆したスポンサーの伊藤園でしょう。さくらちゃん久し振りの休日となった日曜日をのんびりと過ごし体力気力共に回復させて後3試合を頑張りましょうね。

(^^)