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夏の高校野球Ⅱ

 

毎日の暑さからは信じられませんがもうすぐ9月ですね。暑さは変らなくてもうちの庭では花の移り変わりは規則正しくて、お盆を過ぎてから空色の朝顔が毎日沢山咲いています。此奴はとても小さくて20年近くうちの庭に咲いて居て毎年勝手に種を落として翌年生えてくる不思議な朝顔です。花はとても小振りですが、空色なのと小さく可愛い花なのが気に入ってます。20年近く前孫と早朝の散歩をしていて五色塚古墳の垣根に残っていたタネを持ち帰って播種したものです。来週は水色の朝顔をご紹介するつもりですが水色と空色の区別は難しくその時の周囲の情景によって空色になったり水色になったりするようです。ツユクサなど縹(はなだ)色と謂われますが目の弱い私には殆ど区別できず、その日の太陽の状態で全く同じ色に見えることあってあります。他にも浅葱色とか水浅葱色なんかもあり日本人の色彩感隔の細やかさには驚くばかりですね。

記録尽くめに終始した夏の高校野球は花咲徳栄の初優勝で終わりました、準決勝の夜7時ラジオのニュースを聞いて居たら広陵の中村選手の大会タイ記録となる通算5本目のホームランのシーンはアナウンサーの臨場感溢れた生々しい実況放送が再現されたのに、新記録となる大会6号ホームランはニュースアナの冷静な声で伝えられただけで生々しい実況など全く聞かれず気の抜けたニュースになったので不審に思って翌朝調べてみたら、NHKは試合4回裏終了時に11時からのニュースを3分間放送していて、アナウンサーが束の間の休息を貪っていた間に歴史的な一発が放たれ,運悪く中継されなかったことが判明しました。 ラジオのアナウンサーはTVと違って画面がない場面を口で描写するのでそのエネルギー消費は物凄くTVアナウンサーの3倍位スタミナが居ると思いますから、ニュースの三分間はお茶を一服して貴重な体力回復タイムだったに違いありませんが、ほんに此のアナは不運でした。口のなかで「入った、入った、ホーッムラン、ホームラン、大会新記録!」と絶叫していたことでしょう。此の歴史的なシーンを視聴者に届けられなかったことを一番悔しく思ったのはNHKの誰よりも此のアナウンサーではなかったでしょうか。

今年は中村選手に限らず話題の多い大会であり、仙台育英の渡部選手が大阪桐蔭のファーストの足を駆け抜けざま蹴り上げて負傷させた卑劣なシーンは瞬く間にネットを駆け巡り炎上しました。この選手は日本文理戦でも同様の前科があることまで暴露されて居ます。翌日渡部選手が広陵戦に出場しなかったことで監督も確信犯であったことが結果的に分かりました。仙台育英って最低ですね、高野連は何も言わんのか!
女子プロゴルフニトリレディースは3日まで上位5人が韓国と台湾で6位に7打差でやっと鈴木愛だ、こんなことでは日本人の優勝もとてもムリだろう、スポンサーは日本企業なんだから外人は原則参加させるな!貴重な外貨を持って行かれていいのか。

先週私の投稿した万能川柳 「モリとカケ安倍さん蕎麦が好きなんや

生活の知恵

ポテトチップスなどの揚げ物はアクリルアミドと言う強烈な発がん物質が含まれています。その数値は飲料水の安全基準値の1280倍だそうです。怖いですね。ガンになりたくなければポテトチップスなどの揚げ物を止めましょうね。

先週の読めそうで読めない字  錮(ながわずらい)で床に臥す

とても難しい訓読みでした、できた方は胸を張ってくださいね。

今週の読めそうで読めない字   お(粧)しして出掛ける

夏の高校野球

お盆も過ぎ去って何気に秋が待たれますが、どうやら最近は秋がなくなって冬の近くまで夏が居座っているようですが此れは全て人類が地球を蔑ろにした報いだと思います。今日の花は朝顔、代表的な夏の花です。春に植物への栄養剤HB101を買ったら朝顔の種をおマケとして送ってくれたのでポットに種蒔して発芽したのを撫子のプランターに移植したらこんな綺麗なのが咲きました^^。紺は日本人の色ですよね、此の朝顔を見て居たら藍染で人間国宝となられた志村ふくみさんが紺に懸けられた思いが伝わって来たように思えました。

巻頭の藍色の朝顔ですが、夕方になると、ナント!花の色がこんなピンク色に変わりました.褪色とでも謂うのでしょうか、此れは此れで美しい色なんですがあの紺色には敵うすべもありません。あの神秘な紺色が水分の蒸発で色褪せたものと思われました。朝顔はこんな顔を私に見られたくなかったに違いなく、私はそっと見なかった振りをしましたが、写真を撮っておいて見なかった振りもあるもんか!と朝顔は怒っているでしょうね。

夏の高校野球も愈々本日準々決勝に至り後2日となりました。昨日の仙台育英の渾身の粘りには勝利の女神も味方したことと思います。優勝候補筆頭の大阪桐蔭によもやのサヨナラ勝ちは劇的でしたね。私は勝敗より試合の記録を見るのが楽しみですが、今年も随分変わった試合にお目に掛かりました。それは三日目に登場した宮崎県代表の聖心ウルスラ高校早稲田佐賀高校に5-2で勝った試合です。聖心ウルスラは全員安打でした。全員安打は不思議でも何でもありませんがこのチームのヒットはたったの10本ですから魂消ました。きっと高校野球記録ではないかと思いましたが、ニュースでは何も触れられませんでしたから、ひょっとしたら9本なんて記録があるのかな?もう1校は同じ三日目に登場して花咲徳栄に9-0と散った島根開星高校です。此のチームはナント!この日代打代走併せて選手17名が試合に出場したのです。島根、鳥取辺りは弱小チームが多くて勝てることは殆どないのですが、監督は負けるに決まったら選手たちにどうしても試合中に甲子園の土を踏ませ青春の想い出を作らせる覚悟だったに違いありません。でも選手の定員は18名だし、一人だけ出して貰えなかった選手が居た筈です。調べてみたら東大阪出身のN選手が未出場でした。地元出身でないため監督に疎まれたのかな?可哀想だね(;;)。

今月女子プロゴルフでは何時もの様に韓国や台湾勢が優勝争いをするかと思いきや北海道明治カップと翌週のNEC軽井沢72森田遥と比嘉真美子が優勝しました^^。やったね、流石日本人!でも 森田遥の顔の骨格に少し違和感があり、調べてみたら彼女は両親が中国人で本人も中国籍だったよ(;;)、帰化もせずに紛らわしい姓名を名乗るな!

生活の知恵

コンタクトレンズの連続使用が失明の危険を伴っていることはちゃんと注意表示されています。今は安全な近視手術が可能です。コンタクトを止めて近視手術をお勧めしますね。

先週の読めそうで読めない字  思い出の因(よすが)

今週の読めそうで読めない字  (錮)で床に臥す

眼球に迫る針

近畿以東の各地に大きな爪痕を残して去っていった颱風も被害に遭われた方々にはお気の毒でしたが、最近雨に恵まれず困っていた私達には旱天の慈雨とも謂うべき神様の贈り物でした^^。プランターの花と違って誰からも水を貰えないため萎れて居た雑草達も此の雨で急に元気を取り戻し僅か4日で私の肩までも成長しました。少し伸び過ぎだし昨年に倣って雑草退治をシルバー人材センターに依頼したら今年は猛暑で注文が多く作業は月末になるそうで、もう少し早く声を掛けとくべきだったと後悔しています。今週の花はヒルガオです。この花も私の好きな月見草の仲間でしたね。今年に限って何故か大量咲きで1日に20輪位庭中の汎ゆる雑草に蔓を巻き付いて花を覗かせて居ますから此れまで長年に亘って宿根が少し宛庭中に行き渡ったせいだと思います^^。

先週火曜日、怖い怖い目の手術第一回目が何とか終わりました、眼球に迫ってくる注射針から目を逸らしてはならぬ手術など思い出したくありませんが、夢には出て来るのです。そして明後日は術後の検査で再度憂鬱な病院行きです。先月16日にも愚痴りましたが、三回目となる此の検査はメチャしんどくて、瞳孔を開かせておいて瞬きしないで光り輝いた眩しい光線を1分以上凝視する検査を数回繰り返し、目が乾いてしまいそうで疲れます。勿論検査後の視力はガタンと低下し6時間位朦朧となる有様です、手術と違って検査では愚娘が車で送ってくれないし、独りで電車での往来となりますが帰路が不安でなりません(;;)。

月始めに伊丹で10歳の少年が毒蛇「やまかがし」らしきものを捕まえてリュックサックに押し込んで持ち帰ろうとし、リュックからの出し入れ時に2回噛まれて挙句入院し血清投与騒ぎとなりました。最近勿論蛇やトカゲや虫類を無性に怖がる子供が多い中、この少年は向こう見ずとは言え勇敢でしたね、将来きっと大物になるでしょう^^。

新聞報道で「やまかがしらしきもの」と書いてあっても「やまかがし」と断定されてませんから、爬虫類の専門家にも最早「やまかがし」は写真でしか見たことのない幻の蛇なんでしょうね?私達の子供時代は蛇は何処にでも無数に居て仲間のようなものでしたが、模様のある蛇は触ってはいけない決まりがあって誰もがそれに従って居ました。子供の頃田舎のお祖父さんの家に遊びにゆくと「家の守り神」と謂われた大きな青大将が天井の梁の上を何とも言えない摺り音と共に何気に伝って行きましたが誰も無関心でしたよ^^。最近は自然環境が悪化して蛇たちの食糧事情が悪くなり、蛙や鼠なども随分少なくなり彼等も生きてゆくのが大変になったのではないでしょうか。

先日梅田の地下街パン屋で刃傷騒ぎがあり、22歳の若者が殺人未遂で逮捕されました。原因はパート店員の彼が先輩パート女性から勤務態度を叱責され平手で往復ビンタを食らったことに激高しパン切り包丁で女性を刺したそうですが、往復ビンタなら我々は小中学校時代先生や親から絶えずシバかれて居ましたからわたし的にとても懐かしい記憶です。でも今の若者は親にも先生にもしばかれたことがないのでしょう、咄嗟のことで頭が真っ白になった挙句の行動だったと思いますが、先輩とは言え相手は女だし、往復ビンタのお返しをしてやればお互い様で罪にもならなかったのです。この青年の人生はこれで殆ど終わってしまいました。子供の頃から上の者に怒られたことのない奴って怖いよね。皆さん子どもはどんどん叱りましょうね、ビンタも張りましょうね。

生活の知恵

合成洗剤入りのシャンプーや歯磨き粉は明らかに毒物です。石鹸を使いましょうね。

先週の読めそうで読めない字  転んだ機(はずみ)に足を折った

今週の読めそうで読めない字  思い出の(因 )

鉛筆なめなめ…

 

酷暑が続いて居ますが皆様お元気ですか?雑草に塗れた庭先では今年も夕化粧の赤花が満開となりました^^。蕾の特徴からこの花が月見草の仲間であることがお分かりでしょう。宿根草ですから毎年あちこちから生えてきて私の目を楽しませてくれます。でも私は明後日8日市民病院で目(黄斑変性症)の手術なので憂鬱です。手術の時刻も定かでなく前日の夕刻に私の携帯に告げられるとか…(;;)、その時間に合わせての病院行きとなりますが、昔なら前日に入院し斎戒沐浴を済ませてその後の手術だったのが日帰りの外来手術なんて世の中急からしくなリました。10月まで三ヶ月掛けて三回手術を行いますがそれでも、治癒する人とダメな人とあって現在はその原因が全く分かって居らず失明の確率もかなりあるようようです。そうなれば夕化粧も今年が見納めになるかも知れません(;;)。

半年にも垂(なんなん)と世間を騒がせた籠池事件も元理事長夫妻が漸く逮捕されました。此の二人は昭恵夫人を利用して8億円もの国の財産を詐取したリ、補助金を騙し取ったりした悪い奴ですが、此の夫婦が居なければ加計問題もきっと発覚しなかったと思われ、加計学園事件を世に知らしめるに至った二人の行為は結果的に政治家の腐敗を暴いた訳ですから瓢箪から駒であり我ら国民の功労者です。今後財務局にもメスが入ると思われますが、近畿財務局から栄転した国税庁長官は長官室の深々した椅子もきっとお尻が落ち着かないと思います^^。国民は長官にまで捜査の手が伸びることを願っていますが、きっとトカゲの尻尾切りで終わるでしょうね。

50年昔、税理士になりたての頃、お得意先には絶えず当時は当たり前だった無体な税務調査をされ「なんぼなら払えるんや」と調査係長に呼び付けられて故のない追徴課税を打診された税の暗黒時代を思い出しました(;;)。同じ財務省(大蔵省)だから50年経っても変わらないのです。会社を潰してしまうと元も子もないことを彼等は50年昔から今に至るまで良く知って居たのでしょう。無体な税務調査で思い出すのがお得意先のKさんで恒例の税務署ガサ入れが行われた折、税務署員が経理担当者の机の引き出しを開けるように命じ、女子社員が頑強に抵抗したため、裏帳簿が入っていると思われて強引に開けられましたが、入っていたのは裏帳簿ではなく彼女の大切なラブレターであり、社員は恥ずかしさで泣き崩れるし、税務署員は跋が悪くお陰でその後の税務調査も手加減にて終わり、会社は目出度し目出度しでしたが、全てはラブレターを読まれて泣き叫んだ彼女の屈辱のおかげでした。

籠池夫人が補助金詐欺に関して「鉛筆を舐め舐め書いたかも知れませんが、悪気はありません」と報道陣に述べた言葉がネットで炎上して居ます。「鉛筆舐め舐め」は一所懸命苦労したと謂う意味と都合の良い方に書き換える意味があるそうですが、夫人の言わんとしたところは悪気云々からきっと後者の方でしょう。でも私の経験では「鉛筆舐め舐め」は文章を推敲しながら書く意味だと思って居ます。だから後者は誤訳で、前者が正解ではないでしょうか。

生活の知恵コーナー(新設)

ドライクリーニングに出した衣類は30分位軒先の風に当てないと其の儘タンスに仕舞うと中の衣類全体が発ガン物質に覆われてしまうそうですよ。

先週の読めそうで読めない字  木々が色付く比(ころ)

今週の読めそうで読めない字  転んだ(機)に足を折った

 

国語は学問の原点

 

どう見ても無人化した廃屋の庭ですよね^^。梅雨が開けた庭では雑草の勢いが物凄く昨年まで生えていなかった猫じゃらしが繁茂し、三角バッタの赤ちゃんが先々週生まれて叢をピョンピョンと飛び交って居ます^^。5mm位なので動いてくれないと先ず見落とします。もう少し大きくなれば草の葉っぱを食べるのに飽きたキリギリスの唯一の蛋白源となってくれるでしょう^^。先日何処かからやってきたカマキリも好物である三角バッタの成長を心待ちにしているに違いありません^^。

私は、偉大なる先達大岡信の著作を数冊読んで得た結論として、あらゆる学問の原点が日本語の正しい取得にあることを確信しました。文科省は小学生に英語を教える前に先ず我が国の「聴く、話す」国語をしっかりと教えてください。英語を覚えるようとしても日本語の基礎が欠けていると砂上の楼閣となります。と言うことで、今日は暑気祓いとして特別に小学生国語の問題に挑戦して見ましょう。

1「半、用、元、田、立」2「美、投、見、進、読」3「有、油、夕、勇 遊」4「招 待 愛 燃 呼」5「夕 朝 月 晩 昼」

上記5つの常用漢字群それぞれの中に一つだけ共通しない漢字が混じって居ます。その字を見つけてその理由を述べて下さい。此のテストは仙台の或る小学校の公開授業で実際に行なわれたものです。どうですか?小学生程度などと馬鹿にできませんね。全問正解ならあなたは立派な教養の持主と言えるでしょう。答えは文末にあります。大岡信著「日本語の豊かな使い手になるために」より引用しました。

名古屋の東山動物園からニシキヘビが逃げ出して半年振りに50cmが113cmと大きくなって飼育スペースに戻っていたと報道されました。此奴の飼育は難しいし水中脱皮もするし飼うのは容易ではありません、きっと動物園飼育関係者の仕業でしょう。でなきゃ誰が好き好んで元の牢獄に戻るものか!

中央大学で学生横綱となった矢後(本名兼四股名)選手が僅か二場所で十両に昇進することが決定しました。次に幕内入りしたら四股名を(トンボ)に変えるそうですが(ホントか?)どんな漢字を当てるのでしょう?きっと蜻蛉でしょうね^^。

各地で外来種であるヒアリの棲息が発覚して、定着への阻止に各自治体ではコンクリートの割れ目の補修など懸命です。でも地球上では人間より昆虫が何億年も先に棲息して居るから、ヒアリにしてみれば謂わば人類は外来種だね。ヒアリはどうして怒らないのか!

先週の読めそうで読めない字  刺し身の具(つま)

今週の読めそうで読めない字  木々が色付く(比)

小学生国語の問題解答

1はです、他は画数が5画ですが此の字だけか4画で仲間外れです。2はだけ形容詞で動詞ではありません、訓読みすれば容易に分かりますね。3は音読みの違いです、(ゆ)が正解です、残りの字は全て(ゆう)と読みます。4は訓読みでです、此の字だけ自動詞で他は相手がなければ成り立たない他動詞であることがお分かりでしょう。5はです、時を表す文字の中に月があります。その訳は「ごはんだ!」と言った子供が居たそうですよ^^。うーん、月以外は全て食事を連想しますものね。子供って鋭いな。

皆様は何問解けましたか?

 

方言手話

 

何時だったか白い撫子をご紹介しましたね、あのプランターの隣からハブランサス(別名ピンクレインリリー)が満開になりました^^。土手の上に咲いていたのを一昨年球根ごと植え替えたものです。春に堆肥を沢山与え、粒状の栄養剤HB101を蒔いて居たのですが昨年までは時折忘れた頃にぽつんぽつんと一つ宛咲いて居たのがこんなにも株が増えて満開になって居ます^^。花って構ってやれば応えてくれるんだなと実感しました。3日から5日と花期の短い花ですがそれだけに愛着の持てる花です。種を取って庭のあちこちに咲かせましょう^^。

先週の新聞に聴覚障害者の手話のことが書いてありました。NHKニュースでは女性が背後で手話通訳しているので、私もチョッピリ分かるように思っていましたが、実は手話は標準語だけでなく、各地方の方言があって四国4県だけでそれぞれ表現が違うことがわかったそうです。「朝」のことを愛媛や徳島では顔の横で拳を上から下に動かすのに高知では両手を顔の前で広げる、でも此れでは香川県で「始まる」を意味するとか…^^、4県の聾唖者が集っても仲々話が通じないことが多いとか…。聾唖学校の先生は生徒に標準手話を教えて居ても教わる方は標準手話の別に方言手話を持っているなんて面白いですね。でも考えてみたら我々も学校では先生に「違います」と言いながら、友達には「ちゃうやんけ」なんて言ってますから手話にも方言があることは分かるような気がしますし、きっと方言の方が動作が簡単なのでしょう。微笑ましい話だと思いました^^。話は変わりますが手話と謂えば、先日私が仕事で電車に乗っていた折、須磨から四人掛けのシートに私一人居たら女性二人が乗ってきて私の横と私の前と斜に座りました、可怪しいな?どうして私の前に並んで座らんのやろ…、と訝って居たら二人は聾唖者であり、座るやいなや息急きって口角泡を飛ばし口も顎も目も鼻も全部動員し、両手を縱橫に駆使しての表情豊かなの会話?が延々と続き私は目を見張って見ていましたが、そのエネルギーには只々驚くばかりでした。喋る材料が次々に出てくるのが不思議でしたが、彼女たちには一緒に歩いているときなど相手の目を見て居るとき以外には意思の疎通が図れないから一所懸命になれるのでしょうね。斜めに座ったのはその方が会話し易く、唾も飛んで来ないからでしょうか^^。何時だったか垂水から三宮までJRに乗っていた折隣のアベック(死語か?)の片割れの男子の饒舌に対し女の子が時折「そうなんや」としか相槌を打たなかったことを嘗てブログで触れてことを思い出しました。本を読まずボキャブラリーが少ないせいでしょうか最近は必要なこと以外何も喋らず、無表情無感動な若者が多い中、私は人知れぬ努力を重ねたに違いない此の聾唖者達から多くのことを見習い且つ学びました。朗報は最近では猫も杓子もスマホブームですが電話機能を脱しメール機能の充実したスマホは聾唖者たちにとっては歓迎すべき意思疎通の強力な武器になっているのではないでしょうか。スマホの早押し大会があれば聾唖者がきっと優勝することでしょう^^。

各地で大雨に洪水更には火山の爆発に地震と天災続きの此処数年ですが、此れって人類の自然への崇敬を忘却し、要りもしない高速道路の建設や海洋の埋め立てなど自然破壊の悪逆非道を尽くした私達に対する神の報復手段に違いありません。

毎年国税庁長官が就任すると会見談話が発表されますが、今年に限って音沙汰なしです。さては「雉も啼かずば撃たれまい」の故事に倣ったか?或いは記者会見の原稿を誤って廃棄したのかな?

先週の読めそうで読めない字 事件の踪(あしあと)

今週の読めそうで読めない字 刺し身の(具)

 

風鈴は五月蝿いか

ブロックの傍らの雑草の間から今年も突然「昼咲き月見草」が花を咲かせました^^。この花はアカバナ科なのに何故かうちのは種が分からない不思議な花です。植え替えは根を移植することにして居ますが、此のように地続きでもない思わぬ処から花を咲かせて私を驚かせますからタネができるのかもしれません。一度花後の状態を具に調べてみたいと思っています。

風鈴はうるさいと言う外国人

先日の毎日新聞に登載された万能川柳です。うちの事務所の窓では東と南に2つの風鈴が下げられそよ風に乗ってはチロリンと私達の心を和ませてくれます。この川柳は私達日本人には信じられないことですが本当だそうです。何故か人間の脳は右脳と左脳とに分かれ右脳は音楽脳とも呼ばれ、左脳は言語脳とされているとか…。右脳は音楽や機械音、雑音を処理しますが西洋人は虫の音を機械音や雑音と同様に音楽脳で処理するに反し、日本人とポリネシア人だけが虫の声言語脳で受けとめるということを東京医科歯科大学の角田忠信教授の実験で明らかになったそうですよ。日本人は虫の音を「虫の声」として聞いていますが何故か西洋人には機械音のような雑音としか聞こえないそうです。だから外国人は風鈴の音を嫌がるんですって…(;;)。中国人や韓国人も西洋型を示すそうで、さらに興味深いことは日本人でも外国語を母国語として育てられると西洋型となり、外国人でも日本語を母国語として育つと日本人型になってしまうとか、音楽、機械音、雑音は右脳、言語音は左脳というのは、日本人も西洋人も共通ですが、違いが出るのは、泣き、笑い、嘆き、虫や動物の鳴き声、波、風、雨の音、小川の細流(せせらぎ)邦楽器音などは、日本人は言語と同様の左脳で聴き西洋人は楽器や雑音と同じく右脳で聴いていることが分かったことです。興味深いですね。小学校の頃文部省唱歌「虫の声」で♬あれ松虫が鳴いているチンチロチンチロチンチロリン、ああ面白い虫の声♫と歌いましたよね。この歌は日本人にしか理解できないなんて日本語の感性の素晴らしさが分かりとても感動します。でも最近の日本人は西洋型になったのか心の余裕がなくなったのか虫の声などに興味を示す人が少なく、うちの庭で鳴くコーロギキリギリスの鳴き声に耳を傾ける道行く人が全く居なくなったのはとても悲しいことです(;;)。でも何故ポリネシア人が虫の音を言語脳で聞き分けるのかその辺りを角田教授からメチャ聞きたいですよね。処で♬ ああ面白い虫の声♫の「面白い」の意味が「おかしい」ではなく源氏物語に言われるに「趣が深い」と言う意味であることは皆様勿論ご存知ですよね。

金銭目的で結婚するからと騙して青酸カリで次々と多くの男を殺した稀代の悪女筧千佐子容疑者が先週の公判で前々日の殺人罪を認めた供述をしたことについて、今度が裁判官に「覚えていません、私は認知症ですから」と応答したが、認知症の人は自分が認知症だなんて思わないし、先ずそんなこと言わないと思うけど?悪賢い女だな!

先週木曜日行きつけの眼科の先生から定期検診で「此のまま放置すれば目が見えなくなりますけど良いですか」と物静かに言われて私は物凄く動揺した。加齢性黄斑変性症と緑内障で前回5月に網膜に水が溜まっているから市民病院に言って検査を受けてくださいと言われたのを自覚症状がないことを理由に断ったのですが、今回ばかりは直線が歪んで見えるし、前述の殺し文句にはすっかり参りました。「放っていたら死にますけど良いですか」と聞かれたのなら従容として「いいですよ」と言えますが、盲目では家族に掛ける迷惑は計り知れず慌てて翌金曜日紹介状を持って市民病院行きとなりましたが、早朝ラッシュの中を7時半に出発し、午前午後と二度に渡っての瞳孔拡散と点滴をしながらの造影撮影は決して楽ではなく,瞬きをしないでまるで太陽を見るような眩しいカメラへの1分間凝視の連続には目玉が乾涸びないかと怯えました(;;)。検査検査で疲れ果て帰宅は午後8時となりなり、次回25日は検査結果と今後の治療の説明となりそうですが、「人事を尽くして天命を待つ」心境です。

先週の読めそうで読めない字 紺屋(こうや)の白袴

今週の読めそうで読めない字 事件の(踪)

紺屋の白袴

今年も庭の瓢箪池にトンボが来てくれました。シオカラトンボに良く似た黒いトンボで昨年まで来ていたムカシトンボとは少し違っています。近辺10kmには田圃も池もないのにどこから来たのかしら?池の水の香りって人間には分からないけどトンボには感知できるのが不思議でなりません。雑草に巣食っている蚊を食べたりして1時間ほど遊んで居てやがて居なくなりました。来年はどんなトンボが来てくれることやら^^。

先週、人間国宝の染色家志村ふくみさんの随筆「一色一生」を読みました。この方は大正生まれで戦争中に文化学園(広辞苑に唯一記載されている美術芸術専門学校)を卒業された才媛でとても教養が深い方で、30歳にして藍の道に入られた晩学の人ですが、それまでに培われた勉学が決して無駄ではなく藍の道を極めるための助走期間だったと思われ執筆された書物から溢れる教養の深さは驚くばかり、私には藍のことなど何も分かりませんがどんな世界に入って居られても一芸を極めた方は凄いと思いました。志村ふくみさんは「紺屋の白袴」と謂う故事の意味が間違っていると「一色一生」で指摘されて居ます。漢字検定問題の解答にも、「紺屋の白袴」とは「他人のことばかりにかまけて自分自身を構う暇がない」と書いてありますし、そのように学んできましたが事実はそうではなく、志村さん曰く、紺屋の作業は「白袴を履いて紺の甕に片足をかけては糸を浸してキリキリと捻り上げ敏捷に甕から甕へと軽業のように渡り歩いて捌く動作」と書いてありました。紺屋の仕事は幾つもの色に分けた藍の甕に瞬時糸を浸ける作業を延々と繰り返しながら、その間一度も白い作業着を藍の雫で汚さないのが匠(たくみ)の技であり格言の解釈は明らかに誤りだそうです。そうだったのか!紺屋の白袴は自分のことを構わないのではなく「匠の技」だったんだ!

志村さんは文筆に優れた才能を有する方でエッセイ「一色一生」で大佛次郎賞を受賞され、更に「語りかける花」で日本エッセイスト賞を得られた優れた文筆家であり、畑違いも甚だしい染織家との両刀使いですからもし染織家にならなかったら文筆家として一家をなされた稀有の才能の持主だったと思いました。

藤井聡太クン30連勝ならず…、残念でしたね、でも投了するときに、きちんと上着を身につけお茶を一口含んで駒台に手を置いて深々と一礼する姿は、周囲を魅了するものでした。「葉隠」の一節「武士道と云ふは死ぬことと見付けたり」を彷彿させましたね。好漢その姿ぞ良し、暗いイメージの将棋界を爽やかな世界に変身させた彼の功績は大いに讃えられねばならぬでしょう。日本将棋連盟には彼を只の広告塔と扱わずに大切に育てて行く義務があると思います。でなければ、東大が推薦入学で彼を獲得し学者にすることだって想定されるのではありませんか?

処で対局中途に昼食の注文があり彼は好きな「冷やし中華の大盛り」などよく注文していますが、いちいち小銭入れから千円札を出してお釣りなど小銭入れにしまっている処をTVカメラに撮影されているのは笑止です。対局中なんだから注文は連盟職員が受けてお金の精算など後で良いだろうに…、旅館でのタイトル戦になるまで食事は個人負担なのかなあ?

森友学園の書類は廃棄したとトボケを貫いた近畿財務局長が目出度く国税庁長官に抜擢されましたが、此れって論功行賞の見本でしょう。「佞臣」って言葉はこんな奴に対して使われるのです。一方確認できない筈の加計文書が出てきた文科省では事務次官等三人が厳重注意されました!此の落差は一体から何だろう?

先週の読めそうで読めない字 梅桃(ゆすらうめ) 楊梅(やまもも) 桜桃(さくらんぼ)

今週の読めそうで読めない字  (紺屋)の白袴

30連勝なるか藤井少年

昨年より少し花の数が少ないけど、今年も風蘭が可憐に咲いてくれました(^^)。97歳になる近所に住む花好きなおばあさんから5年前に頂戴したものですが、一昨年まで決して咲かなかった頑固者でしたから、漸く私に心を許してくれたのだと思います^^。育てて来た甲斐があったと嬉しくてご紹介しました。

信じられない新記録29連勝藤井4段の快挙で、囲碁の井山裕太に押されて卑屈になっていた将棋界ですが、今では沸きに沸き返っています。三日間で2回も朝刊のトップ記事トップ写真なんてことは早々あることではありません。扇子もクリアファイルも何でも日本将棋会館の売り出す藤井少年のものは全て即日完売だそうで扇子がオークションで7万円で出品され落とされましたよ^^。世は将棋ブームで将棋教室は何処も子供で満員だとか…^^。そんな天才藤井少年も昨年までは周囲から「将棋指しなど食って行ける筈もないのに、一体から親は何を考えているのか」と非難の声囂々だったそうでうが、此処に来て賞賛の声に変わってきました。人間って得手勝手なものですね、然し好きなことをして生きて行くのは人間にとって一番仕合せです。藤井少年は14歳にして世の中の表裏と人の心の浅はかさを思い知ったことでしょう。どうか此の儘すくすくと育って欲しいと切望して居ます。今日対戦する強敵の佐々木5段に勝てば30連勝となりますが、節目の勝利だから是が非でも勝ち抜いて欲しいと日本人は誰もが思って居ます、然し若し敗れることがあるとすればそれは藤井少年が30勝の数字に拘ったときでしょう。意識さえしなければ今の彼の棋力では負けることはないと信じています。

多くの患者が何時とはわからないが微かな希望とともにその時を待ち焦がれている臓器移植ですが、移植の申し出を受けた病院が、拒絶したケースが12件あったことが判明したと新聞が発表しました。移植しか助かる術がない患者に取って藁に縋る儚い命への希望ですが、病院側の拒絶理由が「マニュアルがない」「手術室の空きがない」「手術室を長く使っていない」など病院として到底信じられないことばかりです。医者のホンネはそんなにややこしい手術は失敗したときの自分の立ち位置を考えて逡巡するのに違いありませんが、人の命を救うために医者を目指したのではなく、お金目的で医者になる手合が少なくないことを暴露しました。医は仁術なんて大昔の言葉で現在では医は算術と言われる所以でしょうか。

先週の読めそうで読めない字 ふとしたことから好(よしみ)を通じた

今週の読めそうで読めない字 梅桃 楊梅 桜桃

本日の毎日新聞健康川柳より

「初孫に将棋教える爺と婆」

将棋や囲碁を嗜む人は認知症になりません。

 

 

恐るべき藤井聡太くん

ひと月前にご紹介したキリギリスの赤ちゃんが随分大きくなりました^^。2センチを優に超えていますから一月で倍以上に成長したみたいです。お尻に小さな突起が見えるのでひょっとしたらメスかも知れませんね。人間と違って昆虫は総じてメスのほうが大きいようです。キリギリスを見付けてスマホを向けても視線が変わると草色が同化してすぐ場所が分からなくなっており再度探す羽目になるのは私の隻眼のせいです、ツバメに見つからないように保護色だからそれでいいんですね。

勝星が増えるごとに増加する報道人を究極100人まで動員させ、号外まで出た藤井聡太4段の28連勝は凄かった。普段はひっそりしている閑静な関西将棋会館もガードマンなど配置して前例のない交通整理をしたことでしょう^^。毎日新聞朝刊勝利の笑顔付き6段抜き第一面には誰もが度胆を抜かれました。新幹線の架線断線事故による京都博多間75本停止も聡太くんの笑顔に紙面左端に押しやられて影薄く、彼は愈々今週新記録に挑むことにになりますが彼聡太くんの強さは誰もが充分に納得したことだし学校の勉強のこともあるしそろそろ一休みさせてやりたいなと私は思います。此処数ヶ月間のプレッシャーある試練は彼をきっと香車一枚(囲碁ならコミ6目半)間違いなく強くしたと思うし、今年の勝利数、勝率ともに将棋連盟トップになるのはもう決まりでしょう。夜のニュースで佐藤康光日本将棋連盟会長が彼の着手について特別の手を指さないのが印象的だと評されました。本当に強い人は誰もが想像もしない鬼手や妙手などを指すのではなく普通の手を指して勝つのだと私は納得したのです。私は、相手がまだ中盤戦だと思っている早い段階から彼には終盤戦の詰将棋の世界になっているのかもしれないと思っています。何せ彼は詰将棋日本一ですものね。勝利インタビューで藤井少年は「僥倖としか言いようがない」と語りましたが「僥倖」なんて難しい言葉(僥は一級の配当漢字であり、倖は準一級の配当漢字)は高校生でも知らないし百人に一人も書けないでしょう。この言葉から普段彼が将棋の研究ばかりでなく教養高い読書にも精進していることを知らされました。毎日新聞の記事では聡太4段の談話にある(僥倖)にルビが打たれ、その後に「思わぬ幸運」と解釈まで入れられていたのは笑止です。まるで「負うた子に浅瀬を教えられ」でしたね^^。

先週の漢字検定は案ずるより産むが易し…であり、仮名付け40問、書き取り20問、誤字訂正5問に故事成語諺の書き取り10問全て完璧に書けたと思います。四字熟語に対義語、類義語で少し書けない問題がありましたが、生来の悪字から多少採点機械に落とされることも過去の経験から許容範囲であり、180点はクリアできた感じです。10年間の弛まない努力の累積は1年間のブランクをビクともさせなかったようであり、「継続は力なり」をつくづく実感しました。発表は来月ですが10年以上も受けていると大体自分の得点がイメージできます。それでこの試験を最後に準一級を卒業したことにし、漸く次回から検定1級に挑戦してみようと決意しました。1級は完全にオタクの世界で問題集をチラ見しても殆ど答えが分かりませんが、龜の執念で1歩宛歩んで最終100点(200点満点で合格は160点以上)を目指したいと考えております。勿論100点では不合格ですが私にとっての合格点だと決めました。体力気力そして視力がどこまで維持できるか分かりませんが、先ずは次回10月のテストは50点を目標にチャレンジするつもりです。

今週の読めそうで読めない字 真実を陽(いつわ)ってはいけません

今週の読めそうで読めない字 ふとしたことから(好)を通じた。

この問題は先週の漢検出題から常用漢字の表外読みです。