秋も愈々深まり今日のような雨の日は冷え込んで朝晩ストーブが恋しくなる季節となりました。読書の秋ですが私は前回僅かに届かなかった漢字検定試験に性懲りもなく次回来年2月4日引き続き挑戦すべく試験勉強を読書代わりとして朝晩各1時間宛充てることにしています。”継続は力なり“とか謂いましたよね。次回がダメなら6月と合格するまで頑張って行くことで己が志を貫きたいと願っています。(^^)
近く引っ越しをするとかで荷物の整理をしていた弟の家の何処かから、私が中学生時代作っていた32頁もあるミニコミ誌が見付かったと先日持って来て呉れました。思えば中学1~2年の頃熱狂的なタイガースファンであり、多くない数人の友人のために作っていたものであり、毎日帰宅後勉強など少しもせずにせっせと小冊子制作を唯一の楽しみにしていたオタク人間であった遠い昔を想いだし、不思議と保存状態も悪くないそのときの想い出深い品を58年後に見ることができとても感動しました。
全32頁をパソコンに取り込みましたので表紙をクリックして頂くと小冊子が捲れます。

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表紙のこの写真はその後本塁打51本の日本記録を作った当時松竹ロビンスの故小鶴誠選手です。当時は未だカラー写真がなかったので白黒写真をモデルにして色を塗って加工していましたから男も女も頬紅を掃いたようだったのが懐かしいですね。中の文章を読むと字は今と少しも代わらぬ下手クソで、どう見ても中学生とは思えず誤字だらけ“顧みて”を“返り見て”などと書いて居ますから小学4年生程度の国語力でしょうか、然し自分で言うのも烏滸(おこ)がましいのですが発想と筆力は現在の中学生を遙かに超えているなあと思ったものでした。(^^)6年生の孫に見せたら“メチャ面白い”とゲラゲラ笑いながら読んでくれましたが漢字が旧字体なのでところどころで戸惑って居りました。写真が“寫眞”で自転車が“自轉車”ですものね(^^)
現在のブログ制作の基礎もひょっとしてこのミニコミ誌の58年前に培われたものかも知れず、それにしては半世紀を超す年月にまるで少しの進歩がないのにも驚きでした(;;)
あの当時は食糧事情が悪くて年中食べることしか考えぬ腹ペコの欠食児童でありましたから本来なら思い出したくない時代の筈なのですが何故か無性にひもじかったあの頃が懐かしくこの小冊子を眺めていると次から次と郷愁が籠み上げてきました。腹ペコの分、心には夢が胸一杯に膨らんで居たのかもしれませんね。腹ペコで連想するのですが、英語で食事中のことを“At table”と謂いますよね。又 “Comfortable”とは心地がよいという意味ですが、この字を分解すると食事に呼ばれている状態のようですから、英米でも昔は食べることが何より最高の喜びだったのでしょう。世界中には今でもアフリカなど多数の“uncomfortable”な人達がいますから、我々日本人も“ご飯粒を零すと目が潰れる”と親から言われた言葉をもう一度真摯に受け止め、将来枯渇するであろう食物への感謝を次代次々代へと伝承して行きたいものだと思いました。
先週仕事で芦屋の市役所へ参りました。何処の役所でも受付があって目立ってブスでない受付嬢が鎮座して駐車券を呉れたりなどしていますよね。芦屋市では受付の代りに入口の玄関脇に“おこまりです課”と謂う変な名の課があって女性が交代で座っており、課であるが故に課長さんまで居ましたよ。何をするのかと聞くと全く受付と同じ役目であり、国民保険が払えないと困った人が来れば国民保険係へ行くように言うだけで、市民税が高いと文句を言う人には市民税課へ誘(いざな)うのが仕事のようでしたから、実態は受付そのものであり課長さんの仕事も受付嬢と変わらず何故か無理矢理役職増やしの感がしました。でも此処の課長さん職場以外で名刺を出せばきっと誰にも驚かれるでしょうね。一番“おこまりです課”に不満を相談したいのはこの課の長(おさ)を命じられた課長さん自身だったりして…。(^^)
西部の松阪投手にレッドソックスから60億円もの値が付きました。このお金は西武球団が全部頂戴しますから、球団は8年間に彼に支払った報酬や契約金を遙かに超えることになり笑いが止まらないでしょうね。更にレッドソックスは松阪選手に契約金や年俸の交渉をせねば成りませんから一体総額で幾らになることでしょうか。
バブルを惹き起こされこれまでアメリカに数十兆円ものお金を捲き上げられてきた日本ですから、60億円位鼻くそみたいなものでこの金額は取られたお金の利子の1/100程度に過ぎませんが、松阪投手は最近太り気味ですから内臓の病気なんか抱えているかも知れませんし、あちらでは日本と違って遠隔地での強行軍が続きますから疲労からさっぱり振るわずにお払い箱になって帰国してから体調が戻るなんてことを期待したいですね。(^^)
先週末の17日中間決算発表の説明会で石原産業の田村藤夫社長は自らの経営責任や進退について明言を避け、更に記者団の“フェロシルトは産業廃棄物ではないのか”の質問に対してヌケヌケと“フェロシルトは製品だと考えている”と述べましたが、田村社長さん!製品と謂うものはお金を貰って販売するものと大古の昔から決まっていますが、お宅はどうして製品を売るのにお金を払うんですか?
今日行われた東京国際マラソンは期待の高橋尚子選手が初めて日本人選手に敗れて年齢的に最後のチャンスである北京五輪出場がほぼ不可能になり、片や女子ゴルフの横峯さくら選手はトップに躍り出ながらも終盤3パット3回で自滅し、何れも私達ファンの期待が大きく裏切られフラストレーションの溜まる悲しい一日でありました。(;;)