吐く息が白くなる朝夕の冷え込みが中秋の到来を思わせますが昼間は未だ結構暑く、うちは東南向きなので午前中は日が当る事務所の玄関先の縁台に3匹のキリギリスを日向ぼっこさせています。きっと太陽の恵みが温かくて嬉しいのでしょう、掠れた声になりましたがギースチョンと啼いています。因みに午後は蛍光灯スタンドの直下で暖を取り、夜は電気行火(あんか)の上で虫籠の上から毛布を被ってお休みします。キリギリス達が縁あってうちの厚生部のハケンとなってから18日の木曜日で丸100日が経過し、3ケ月の契約を更新致しましたが、何とか今月一杯生かせてやりたいと願って居ります。金魚屋さんで聞いたら2月まで生かした方が居られたとか… {%uttori%}
{%cd%} 女性歌手が20数年前歌ってヒットした曲を選んでリバイバルで唄った徳永英明のアルバムがヒットしているとの噂を聞いてネットで買い求めました。3部作で売上100万枚突破とか… {%cracker_a%} 病でも患っていたのか彼のことは永く聞きませんでしたが、あの透明な高音は独特で多くのファンがカムバックを待っていたものでしょう。彼の歌声が巷を流れていたのは20年も前でしたから随分と遅いカムバックでした。
“時代、恋人よ、秋桜”などフォーク調の想い出深い歌が鏤(ちりば)められたアルバムは、若き日?の私自身を甦らせ聴いていて懐かしく心和む一刻(ひととき)でありました {%ureshii%}
男性の歌う女性の曲は随分と違った雰囲気であり、彼も20年前の高音は流石に無理なようでしたが、充分に年輪を感じさせる渋い声に変貌し一味違った徳永英明に出会えた感じでした。特に “恋人よ”などは出色のでき映えであり、五輪真弓と聞き合わせて見て同じ歌でありながら男性の愛は与えるもの、女性の愛は与えられるもの、と男女の感性の違いを存分に思い知らされたのでした。然し同時に感じたことは五輪真弓が歌っていた頃は完全に女性の歌でありましたが、四半世紀の年月が経過した今となっては男の歌かと思えましたから不思議ですね。たった25年の歳月で女性の膂力が急速に増幅し、男が軟弱化して女性の従属物となり果てたものでありましょうか。{%naku_a%}
このアルバムには何故か恋人よ(五輪真弓)、時代(中島みゆき)、あなた(小坂明子)など歌った本人が作詞作曲した曲が多いのが特徴でしたが、何れも過去の人が多く、今の若い方なら知らぬ人も居ると思われますが、このアルバムのヒットのお陰で彼女達も懐が随分潤ったことでしょう。 {%uttori%} 作詞作曲の著作権料が50年間も貰えるそうですから有難いですね。作者の死後も貰えますから国税庁は著作権に対し相続税を取ることにしています。生前3年間の平均収入に一定割合を乗じた額が相続財産として課税されることになっていますから随分ちゃっかりした話ですね。でも日本人は飽きっぽい人種ですから尾崎豊などは希有な例で相続税だけガッポリ取られて死後作品が全然売れなかったりして… {%komaru%}
上司の係長の暴言で傷ついて自殺した35歳製薬会社の営業マンの妻が基準監督署に労災認定を求めた判決で東京地裁はパワーハラスメントによる鬱病だと認定し労災保険不支給とした静岡労働基準監督署の処分を取り消しました。パワハラ自殺に労災認定は我が国では初めてだそうです。死屍に鞭打つつもりは毛頭ありませんが、上司の暴言で傷ついて自殺だなんて最近の男の子(おのこ)共は軟弱になりましたね。暴言と一口で言っても軽いものから、人間の尊厳を犯す酷いものまで数多(あまた)あろうかと思いますが、この方の場合係長が、彼には何を言っても決して反撃されないと謂う安心感から言葉が段々とエスカレートしたものと思われました。『存在が目障りだ、皆が迷惑している、消えてくれ!』、『お前は会社を食い物にしている月給泥棒だ!』『何処へ飛ばされても仕事をしない奴だと言いふらしてやる!』などなど満座で言いたい放題言われて抗辯できなかった悔しさが鬱状態を招き自らを死に追い込んだものでしょう。この方は恐らく幼年時代から虐められやすいタイプであったのでしょうが、それまで周囲の環境が良過ぎて苛めの洗礼を受けない儘に大人になったのが仇となり苛めに対する免疫力がなかったのが不幸の始まりだったようです。分別のある中年になってからの麻疹(はしか)は怖いですよね。言っている本人は半ば冗談でからかっていたのが聞かされた当人の衝撃の大きさを見て徐々に快感が芽生えたに相違ありません。ま、係長も其の昔上司から同じようなことを言われていた腹癒せだったかも知れませんが、並みの人間なら俺があれだけ傷ついたんやから部下には決して言うまいと思うところを係長の育ちが下賤だったのか親の教育が悪かったのかこんな結果を招いてしまいました。 {%gakkari%}
遺族にたったの1000万円の労災保険金で、加害者に何のお咎めもないと謂うことは解せませんよね。私が若し当事者だったらどうしたろうかと考えました。私は小さい頃からずっと両親に“お前には人との協調性がないから月給取りは3日と続かんやろ”と言われ続けて大きくなりましたから、直ぐに上司か同僚と喧嘩(弱い癖に子供の頃から喧嘩は大好きでした。実績2勝8敗くらい… {%gakkari%} )をして辞めていたと思います。病気と言われればそれまでですが、自殺するくらいに思い詰めたのならどうしてその前に係長をどつき回して蹴り倒して顔に唾でも吐きかけてから死ななかったのでしょうか。此の儘ではこの方何時まで経っても成仏できずに現世とあの世の硲(はざま)を彷徨(さまよ)うことになり兼ねませんが、因果応報と係長の夢枕に毎夜出て飛び起こさせ、仕舞いに鬱病にさせてやったら成仏できるのではありませんか。 {%akkanbe%} それとも地裁は係長の非を全面的に認めたことだし、奥さんが一念発起し、会社と係長を民事告訴(刑事はムリみたい)して遺族への慰謝料を5000万円くらい毟り取って遣ったらご主人も少しは成仏できると思いますよ。 {%shiranai%}
懲りないと云うか頭がおかしいのか植草一秀元大学教授の再三に亘る痴漢行為に対して遂に16日東京地裁で懲役4年の実刑判決が下され、彼ほどの高学歴な知識人であり著名人をもってしても裁判官の判断を誤らせることはできませんでした。
斯うした性癖は学歴とか教養を超脱したものであり、そうした人の深層心理は誰にも読み取れるものではありませんが、女性の感は特に鋭いですから永年閨を共にされた奥様なら或いは元教授の表の顔と裏の顔の区別に気付かれていたのではと思いますが、本来なら離婚訴訟でも起こす筈の奥様が今も植草元教授の弁明を全く疑わずに信頼し、共に冤罪と闘って行くと述べて居られることと、植草被告自身も過去の事件共々全く覚えがなく無罪ですと断言されていることと思い合わせると、私はひょっとして植草さんが犯行についての記憶を持ち合わさず真実を述べていられるのではないかと疑いを抱きました。二重人格者で昔映画にあった“ジキル氏とハイド”状態であって少女が標的として身近に現れたとき俄にハイドに化身し犯行が発覚した時点でその記憶の全てを忘却の彼方へ追い遣ってしまってジキル氏に戻っているとしか思えません。冤罪を勝ち取るには渡米でもして専門の病院で脳の病理検査をし、二重人格者のお墨付きを貰えば良いと思いますが、そうすると今度は精神異常者の仲間入りとなりますから植草さんも四面楚歌となりましたね。 {%tohoho_a%}
これまで余り知られなかったボクシングのフライ級内藤大助選手は、あの憎々しい暴力団亀田組親子のTV会見を見て『もう怒りはない』笑顔で『次は”お疲れ“と声を掛けて話をしたい』との談話は罪を憎んでその人を憎まずの心境であり爽やかでしたね。之が本当のスポーツマンと謂うのでしょう。夫婦してパートで月額12万円の稼ぎで生活していたとか… {%gakkari%} 今度の賞金1000万円も大半が借金の返済で消えてしまうと思いますが、漸く有名人の仲間入りができました。 {%applause_a%} 彼は3年間の赤字を控除できる青色申告をしていたのでしょうか。税金を生業(なりわい)とする者としては気に掛かるところです。今回は亀田親子に全面的な非のある事件でありましたがその背景にはメディアの煽動と画策があったことを忘れてはなりません。ランキング14位がタイトル戦に出ること自体本来なら常識では考えられませんから、視聴率のみを重視して亀田親子を主役と仕立て結果的に神聖なるアスリートの世界を冒涜したメディアも大いに非難さるべきだと考えます。
{%golf%} 県下三木市(と謂っても殆ど三田市)のマスターズゴルフ倶楽部で行われたマスターズレディースゴルフは、横峯選手には一昨年予選落ちをしたゲンの悪いゴルフ場でありましたが、しぶとく3アンダー4位に留まり最終日スコアを落とした上田桃子との賞金女王争いが益々熾烈となって参りました。さくらちゃん後5試合を結果を気にせず身体に気をつけて頑張って下さい!