今週は愈々年末調整も酣(たけなわ)を迎えることとなりました。お正月まであと半月となりましたが皆様風邪を引いて居られませんか。各地でインフルエンザが猛威を振るっているそうですから注意して下さいね。小生は1ヶ月前予防注射のお陰で抗体ができた頃だと安心していたら、予防注射をしてもインフルエンザには一人前に罹るそうで只軽く済む程度とか…誰かに聞いて驚いています。 {%gessori_a%}
先日TVに撮された船場吉兆の女将さんと長男であるアホぼん社長の謝罪会見は傑作でしたね。アホぼん社長が記者団の質問に何一つ答えられず絶句していたときお母さんである女将さんが囁いた助け船のセリフとそれを復唱する社長のセリフが全てマイクに拾われて視聴者に流されて居ましたからまるで面白くない漫才でも聞いているようでした。 {%akkanbe%} 記者団からの質問は大凡想像が付こうと謂うものですから、想定問答集を幾つか作って紙に書いて用意しておけばどれかに該当する筈であり、あんな無様なことにはならなかったでしょう。きっと息子の社長は実権を持つことのない名前だけの傀儡であり到底社長の座に耐え得ない器であった処を長男であるが故に親の七光りで社長に押し込まれた同族経営の弊害が暴露されてこんな悲劇を齎したものでしょう。
この長男もどんな人生を送ってきたのか知りませんが良い年をして母親の言いなりとは情けないですね。何も答える言葉が見付からないのなら亀田大毅の様に無言を貫き通した方が良かったのに憖(なまじ)お母さんの言葉をその儘脚色もせずに復唱したことで如何に無能な社長だったか良く分かりましたね。きっと食材の産地偽装のこともラベル張り替えのことも会社のことは何一つ知らされていない飾り物の社長であって聾(つんぼ)桟敷の存在で船場吉兆の経営とは無縁であり、此は私の勝手な憶測ですがあの暗さは陶芸とかプラモデルか何かの趣味にでも没頭されていたオタク人間ではなかったかと思いました。 {%gomenne%}
この社長も忍従の数拾年間だったでしょうから一生に一度、千載一遇のチャンスでした。この時とばかりイメディアのマイクに向かってこう言ってやれば良かったですね。『悪いのはオカンと弟の喜久郎や!儂はお飾りでええことも悪いこともできん名前だけの社長やから、詫びるべきは無能な社長やったと言うことだけで、食品偽装などは全てオカンと弟が儂の知らぬ間に勝手にしたことやから何で儂が頭を下げなあかんのや!』と、此を聞いた女将さんの夜叉面を見たかったですね。血圧が上がって脳梗塞でも起こし兼ねなかったでしょうか。 {%tohoho_a%} メディアからはきっと“潔い社長や”と反って社長の株が上がったと思いますよ。オカンは長男に何を持ちかけても色良い返事が返ってこないのを見越して悪智慧のある弟に全てを託したことでしょうね。処で罪を全て納入業者とパート従業員のせいにした卑怯な弟は何処へ雲隠れしたのでしょうね。オカンの自宅の押し入れに隠れていたりして… {%tohoho_a%}
何れにせよ今回の謝罪会見での茶番劇で分かるように船場吉兆は何時までも懲りない連中であることを国民に露呈し従業員の信頼すら失ってしまっていますから、後は倒産への坂道を転げ落ちるばかりでありましょう。 {%shiranai%}
偽装事件は今年全国でゴマンとありましたし、未だ未だ氷山の一角であり内部告発次第で増加することと思われますが、一番良くないのは経営者が自分達のミスを従業員や納入業者の責任に転嫁する態度です。昔から“武士の風上にも置けぬ”と謂う言葉がありましたがホンにその通りであり、人の上に立つ者は例え従業員が悪くても、それは経営者である己が器量の至らなさのせいであるため経営者は部下の罪を自らの罪として認めるのが社会常識でありましたが、何時の間にこんな風に変わってしまったのでしょうか。蓋し上司と謂う者は部下より経験が長いとか給与が高いから上司ではなく、部下から慕われるから上司の資格があることを肝に銘ずるべきではありませんか。
二転三転しながら橋下徹弁護士が漸く大阪府知事の立候補を表明しました。自民党の掩護射撃を期待したもののようですが、社会派の候補が出馬する限りは是非柵(しがらみ)の伴わない真っ白な無党派で出馬して頂きたかったですね。自民の後押しを受けなくても民社の候補が知名度の低い学者であり、当選は半ば決まりですから、是が非でも無色透明を貫いて欲しかったと思っています。でなければ知事になってから言いたいことも言えず、言いたくないことまで言わされる言行不一致に陥ることは必定ですよ。 {%saiaku%}
聞けばこの弁護士さんあれだけ多忙な身体でありながらマメに子供が7人とか… {%warai_a%} まだ5人位期待できそうですね。 {%uttori%} 何処かの会社で3人目の子供から500万円の報奨金とか報じられていましたよね、橋下さんならもう2500万円ですが、この先生、芸能関係や本職で超売れっ子でしたからお金など目ではないでしょうが、今問題になっている少子化問題の推進論者としてはもって来いです。是非大阪府民の家庭の子供達が多くなるほど経済的な援助を得られて生活できる環境を作って頂きたいですね。そのためには個人府民税など減免しても僅かであり、2階から目薬ですから、大阪府の企業に対して雇用する府在住の社員が扶養する子供の数の増加によって法人事業税や外形標準課税を減免し、その減免額を子供を儲けた社員に還元すればきっと子供の数が増えると思います。勿論保育所や託児所を充実させて共稼ぎの環境整備も充実して頂きたいですと思いますが橋下さんの言われている公約の殆ど全てが市町村での縄張りの仕事であり府庁からは口出しできない性質のものですから彼の公約が本音なら出馬すべきは前回断った大阪市長選でなければならなかったのは皮肉な話でありましたね。 {%akkanbe%}
5000万件の年金問題の解明が事実上20%程度不可能になったことについてあの舛添さんが厚労大臣など誰がなっても同じことだ!と捨て台詞を吐き、年金の全件解明は参議院選挙用の言葉だったと本音を述べて自分の責任を回避しました。始めから5000万件など分かる道理がないことを国民の誰もが知っているのに、新大臣になった手前格好を付けた報いがきた挙げ句がこんな発言ですから、どうやら当初から厚労省大臣は不本意で経産省か総務省辺りが本命だったのがミエミエとなりましたが、始めに5000万件は大変な数だができる限り努力する位言っておけばよかったのに3月までには全件解明するなどとアホなことを言った当人が悪いのです。“選挙用の言葉だった”など国民を愚弄すること夥しく此が東大法学部出の言葉かと呆れ果てました。ま、不倫の子を二人(母親は別)を認知した位ですから倫理観に乏しく厚労相の役向きには凡そ不向きであったでしょう。 {%gakkari%}
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おまけに身内を庇わずに告発告発と騒いだことも職員の反発を招いて解明が進まなかったことにすら気付かないのですから、この大臣これまで余り人を使ったことがないのでしょう。人を使ったこともない、又人に使われたこともない学者が、組織の長(おさ)になるとこんな無様(ぶざま)なことになるんですね。 {%shiranai%} 舛添さん外を向いては怒り、社保庁内を向いては吼えていたら血圧が上がって脳卒中になりますよ。厚労大臣なのに何処の病院からも真面目に診て貰えなかったりして… {%komaru%}
国民もこれ以上年金の解明追求をしない方が得策だと思います。どうせ分かりもしない誤入力データを手書き台帳と突き合せる費用の方が数倍も掛かり、挙げ句将来受給者が貰える年金が調査経費で食い荒らされる結果となるは必定でしょう。当初は年金問題に熱心だった福田総理も形勢不利と見て最近はこの問題を避けるようになりましたから薄情なものですね。未だ安倍総理の方が誠実さがあって良かったのでは…と思ったりしてしまいますが、何だかんだ言っても済んだことは詮ないことであり、議員全員が議員年金を辞退してお詫びしたら年金問題に決着を付けられると思うのですが… {%gakkari%}
ハワイのダイアモンドヘッドで先日行われたホノルルマラソンで途中激しい雨が降る悪コンディションの中を群馬県安中市在住の90歳日本人男性が完走されたそうです。 {%ureshii%}
90歳では歩けることだけでも大変なのにフルマラソン完走とは想像を絶します。この方太平洋戦争東部ニューギニアでの負傷兵で右足が不自由だそうですが、当人曰わく“飲まず食わずの戦争中のことを思えばマラソンなんて楽なもので、当時の行軍とは比較にならん”そうです。不断の努力の成果とは謂え常人には到底できぬことであり粗食に耐えた戦前派人間の真髄を見せ付けられた思いです。 {%applause_a%}
行軍(戦地から戦地まで重装備での徒歩移動)は何とも辛いもので、歩きながら眠っていたとは支那事変に従軍した亡父から子供の頃良く聞かされた話です。 {%warai_a%}
先週の格言諺の答
“女三界に家なし”とは女性の地位が低かった時代に生まれ、女性を蔑視した言葉で現在では死語となっています。
三界とは生活の主導権を握って住む世界のことで此の世には女性自身が主となって生活する家などないとの意味であり、幼いときや若いときは父に従い、嫁に行っては夫に従い、老いた後は子に従うものであるとされていた三つの世界のことを“女三界に家なし”と言いました。男尊女卑の見本のような言葉ですが、昔の男性が羨ましいですね。その内“男三界に家なし”なんて言葉が生まれるのではないでしょうか。
幼いときや若いときは母に従い、結婚しては妻に従い、老いた後は子の嫁に従う…男の忍従で家の中が丸く行かすなんて身震いする程厭ですね。 {%gomenne%}
今週の格言諺コーナーの問題
『一姫二太郎』
この言葉は良く誤解されて記憶されています。正しくは何の意味でしょうか?