早いものであっと言う間に6月が過ぎ去ろうとして居ます。梅雨は未だ頑張っているようですが、湿度の高い日が続くので気分が優れず体調不良に拍車が掛かります。(;;)
待ちに待った漢字検定試験も漸く終わり次回のテストは10月26日となります。190点を目指して暫くは体力充電期間にしようと思って居ましたが、先日の新聞で来月の文部科学省文化審議会国語分科会漢字小委員会(長いなあ!)で常用漢字が188字も追加されるとか…(;;)殆どが準一級配当漢字なので安心していましたがよく見ると1級の配当漢字も22字が準一級を飛び越えて常用漢字に格下げになるそうであり、そうとなれば他人事(ひとごと)ではありません、早速22字とその字に関する熟語を憶えねばなりませんが、忌憚の“憚”や語彙の“彙”など結構難解な字であり余り使われないのにどうして常用漢字に選ばれたのか訝しく思いましたが、此の二つの字は他の昇格した漢字と異なり、これまで常用漢字の約束ごとであった字画構成が少し異なって居りそれをどう解決するのか問題として残されています。恐らく常用漢字の例に倣って憚の“ロ”二つが“戦”のようにチョンが三つに、彙の上部“タ”のような箇所が“剥”の左上部”ヨ“のように変えられると思いますが、これらは全て日本語の旧字体にチョンチョンチョンやヨが存在しなかったことを露呈しており、その昔当用漢字を制定する際に漢字を弄った文科省も今になってツケを払わねばならぬとはお恥ずかしい限りです。(;;)比喩の“喩”なども常用漢字になりますが治癒の“癒” (旧字体は兪“であり月の中の横棒がチョンチョンになっている”だった)も微妙に変えられるでしょうから、学生は別にして我々旧字体世代には再び受難の時が訪れる模様です。(;;)
常用漢字を増やすのなら此まで形式的に憲法などの条文に使われているからとの理由だけ使われもしないのに学生達を悩ませていた“爵” “璽” “虞” “繭” “隷”などの難解常用漢字を準一級か一級に格上げしたらどうなんでしょうか(;;)
今回の常用漢字の異動について一番喜んでいるのは今や最大の資格試験受験者数250万人を誇る漢字能力検定協会ではないでしょうか。発行している常用漢字辞典や級別各種問題集を改訂して売上が倍増することでしょう。常用漢字増加の見返りに漢字小委員会の各委員に漢検から多額の付け届けがされていたりして…(;;)
先日新聞で夏の高校野球兵庫県下のチーム紹介があり西兵庫地区33校の選手名(1校18名)が登載されて居ました。知っている者とて居ないのですが最近は個人情報秘匿で中々個人名などにはお目に掛かれない時代であり、はて?此の年頃の子供にはどんな名前が多いのかな?とざっと紙面に目を通して数えて見たのですが不思議なことに昔は多かった○夫とか○雄や実(みのる)や博(ひろし)が皆無であり、一番多かったのは“○太”で42名と全体の7%と他を凌駕して居り、2番目は”○平“で36名、北島康介選手のような”○介“或いは”○佑“は3番目で31名でした。此の子供達が誕生したのはバブルが弾けた平成3年乃至は5年ですから、その頃の大河ドラマの主人公にでも肖(あやか)ったものでしょうか、”翔太“や”健太“が多かったのも特徴的でしたよ。(^^)
名前ブームと謂えば50年前私が父親に勘当されて河内の八尾でミシンのセールスをして糊口を凌いでいたとき、その頃は個人情報など大らかな時代であり、悪智慧だけ働く私は、会社の方針である効率の悪い無差別戸別訪問を止めて、近くの碁会所(娯楽の少ない時代であり、その辺碁会所だらけだった)の主であった私は弟子達に頼んで近くの女子高の前年の名簿を手に入れ、卒業生(名簿上は在校生)の住所氏名を写して顧客名簿に利用し、同級生の方に紹介して頂いたとか適当に繕って家庭訪問をしたら、当時女性は20歳位で殆どがお嫁に行っていましたからミシンは花嫁道具として必需品であり、とても効率の良い方法だったようで多くの方から契約を頂戴し大阪支社で成績優秀者として表彰されたものです(^^)。その名簿に記された名前で一番多かったのがダントツに紀子であり、10%を優に超えていましたから、その当時“はて?”と考えて見たのでしたが、此の名簿に登載の女学生は昭和15年生まれの方が殆どでありましたから、容易に紀子の語源に辿り着くことができたのでした。若い方には到底解けぬ語源であったと思いますが、昭和15年は我が国の神武天皇即位紀元2600年に当たり、来るべき戦争に向けての国威高揚のために国を挙げて大きなイベントが行われましたから当時の国民の脳裏には誰も紀元の言葉が強く張り付いており、その辺から全国で紀子さんが大勢誕生したものと思われました。(^^)皆様の周囲に紀子さんのお名前の年配の方が居られたら15年生まれの確率は相当高いと思われますから“辰年?”などと婉曲に聞かれたら“如何してご存じ?”と愕かれるのではないでしょうか?(^^)
又、その名簿では殆どの方が“○子”さんだったこともよく憶えています。中に“ツ子”と云う変な名前があり、どう読むのか分からず、碁会所で棋力は弱いけど物知りの碩学泰斗の弟子に聞いたら“ツネ”と読むと教えられ、目から鱗でしたよ。(^^)
子(ね)は12支の一番目であり、時刻で謂えば午後11字時から午前1時を差しますから、此の女性はきっとその時刻に出生されたのでしょうね。(^^)
紀元2600年と謂えば、今でもそらで歌えますが、幼稚園の校庭で“♪金鵄輝く日本の榮(は)えある光、身にうけて、いまこそ祝へ この朝(あした) 紀元は二千六百年、嗚呼一億の胸はなる…♪”と奉祝国民歌“紀元二千六百年”を毎日唱わされたのは今から67年前のことでした。(^^)
【紀元2600年】
奉祝楽曲の作曲を依頼したアメリカからは断られ、イギリスは陰湿にもレクイエム(鎮魂歌)を送ってきたそうですから、昭和15年にして既に太平洋戦争は水面下で勃発していたのでしょうね。(;;)
北海道の滝川市で札幌までの通院目的でのタクシー代だと偽って1年間に2億円もの大金を介護タクシー会社とグルになって生活保護費として受け取っていた暴力団の組員とその妻に対し札幌地裁は25日詐欺罪などとして懲役13年(妻10年)とハンパじゃない厳しい判決を言い渡しましたが、肝腎の2億円に付いて市は返還の民事訴訟を起こした様子もなく、この暴力団夫婦は2億円取り得(どく)となったように思えますが、その辺が不可思議であり解せぬ処です。
生活保護の適用要件なるものは、かなり条件が厳しく神戸市なら月額53000円以上の家賃の住宅への入居が認められず、生活保護の金額も家賃相当額だけと極く少額であり、生活費の補助など全くなく、それ以外に手枷足枷の縛りがきついために容易に生活保護が受けられぬ仕組みになっていますが、滝川市の場合どうしてこんな法外な生活保護費が認められたのか想像を絶するところですが、思うに生活保護の担当者も直属の上司も相手が暴力団関係者だと気付き、断ってしまうと、夜道が歩けなくなることを恐れて、自分の金でないために脅されもしないのに言われるが儘に書類に判を付いていたものと思われます。然し役所と謂う処は決済印が少なくとも5つや6つ必要な筈ですから、更に上部の役人達が通常よりゼロが三つも四つも多い数字の書かれた書類に対して全くの盲判であったことが丸分かりですよね。今回の事件の被告は暴力団の夫婦二人とされて居ますが、此奴等よりもっと悪い奴等は公金を不正に支出されるのを黙認していた市の上部の役人達であり、夫婦から返還されないのなら市長以下関係者全員連帯して血税である2億円の生活保護費を市に弁償する義務があると考えますが、一体から滝川市にはオンブスマンは居ないのか!
予てから悪名高い阪神高速が05年の民営化に備えて企業会計原則に基づく会計システムを導入する際に、完全オーダーメードのスクラッチ開発を選択し、44億円(維持管理費として別に9億円)もの大金をNTTデータに支払っていたことが今回暴露され新聞紙上を賑合わせています。
システム開発費は首都高速が16億円、本四高速は2億円ですから阪神高速が如何に高すぎるかお分かりだと思いますが、我々会計人から見れば本四高速の2億円だって篦棒に高く、官庁会計ではなくなり一般の企業になった訳ですから会計ソフトについては、オービックの勘定奉行その他既存の市販ソフトは数多あり、此等パッケージソフトの内何れかを購入すれば高々数十万円の支出であり、既存ソフトが不満ならそのソフトを自社用に加工すれば1000万円以下で充分にシステム構築は可能であったと思います。それが如何してこんなに巨額なシステム費用になったのか、その隠された背後には国交省の伏魔殿のような天下り利権の存在があったに相違ありません。阪神高速は現在総額4兆2千400億円もの借金を抱えて50年までに完済の義務がありますから無駄遣いなどできる余裕がある訳なく、何れにせよ借金の返済処か利息の支払いすらでき兼ねるは必定です。従って今回のシナリオは全て国交省主導で描かれたものであり、返せぬ借金が40億円や50億円増えてもどうってことなく32年後には“どないでもしてくれ、嫁入りの晩や!”と開き直るつもりなのでしょう。それに事件の当事者とされる阪神高速幹部の人達には32年後は疎か数年後に多額の退職金を掠め取って退職し、天下り先の顧問として年金と共に優雅な暮らしの毎日でしょうから結局バカを見たのは巨額の血税を吸い上げられた我々国民だけだったことがよく分かりました。(;;)
日本の行政も役人も皆心底から腐り切っていて本当にダメですね!{%怒りwebry%}{%怒りwebry%}
全米女子オープン橫峯さくら選手は急遽の訪米であり、地元アメリカで暮らす宮里、上田選手とは大きなハンディを背負ってのゲームでありましたから予選突破は立派だと思います。
今日のプロミスレディースは弱冠20歳の有村智恵選手が14アンダーと2位に5打差を付けて初優勝し、今年に入ってから不動、大山と言った過去の賞金女王が一度も勝てずに17戦全て違った選手が優勝すると謂う椿事が起こっています。若手が台頭し愈々女子プロゴルフ界も戦国時代の様相を呈してきました。さくらちゃんも早く帰国して優勝選手の仲間入りをして下さいね。(^^)