玄関先では昼咲き月見草が先週一斉に開花し我が世の春とばかりに咲き誇っています。此までこんなに大きい花を咲かせたことはなかったのですが、きっと昨年ピーナッツを植えていた場所の後だったので土壌が肥沃だったものと思われます。昔から“豆の後は何でもよく育つ”と謂いますものね。(^^)
庭の雑草達も負けじと毎日のようにぐんぐん成長し、花カタバミが終わったと思ったら今度は蛇苺が咲き始めました。花は金色で美しいのですが苺の実は不味く何より繁殖力が強くて一週間で1m以上縄張りが広げますから手に負えません。抜いても抜いても翌朝にはちゃんと違う処から顔を出しており鼬ごっこです。今になって少しばかり可愛いからと道端から根っ子を持ち帰って植えたことを後悔して居ますが今更後の祭りでありました。(;;)

画像

先日FMラジオを聴いていてとても懐かしい歌に再会しました。“池上線”と謂う大昔にヒットした曲で当時流行ったフォーク調の演歌なのに何故か私の大好きな歌でありましたが、久し振りに聴いて、私が未だ若く高度成長の真っ直中であったあの頃を懐かしく回顧致しました。何せ仕事だけワンサとあるのに従業員の確保に苦労(給与の廉い零細企業には誰も来ない求人難でありました)を重ねた時代であったことをほろ苦く思い出したものです。(;;)
確か当時流行った“私鉄沿線”などに触発されたものだと思いますが、皆様はこの歌をご存じでしょうか。池上線は五反田から蒲田まで約10kmを走るチッポケな私鉄路線だそうですが、30数年前に西島三重子さんが作曲し彼女自身によって歌われ、恋人との悲しい別れをしっとりと情感溢れる処が若者達の共感を呼んでヒットしました。多感な私など幾度か悲しい別れを経験しましたから、このような歌を聴くと更に若かった日々の想い出が走馬燈のように脳裏を巡り、この歳になっても胸がキュンと締め付けられて塞がった筈の傷口が痛みます。(;;)
当時はこの歌のお陰でこの小さい私鉄路線も一躍全国区となって、地方からこの電車に乗ろうと上京した若者や訳ありカップルが殺到し、日曜日には見知らぬ乗客で満員になったと云う話も今では昔の懐かしい想い出となりました。(^^)此の曲はメロディーもさることながら歌詞も素晴らしく良かったですよね。(^^)
処が、歌詞の中に“♪古い電車のドアの傍…♪や♪話す言葉を捜しながら、隙間風に震えて…♪”と別れ行く恋人同士の微妙な心理状態が池上線の車輌のオンボロなことや状態の悪さに譬えて歌われましたから、今だったら訴訟ものであったでしょうが、当時は未だ大らかな時代で池上線を所有する東急電鉄がそれを必死に否定するコメントを出したり(^^)して居ましたが、実際には戦前の40年以上使用した鉄製の車体が多く使われていたことは事実であり、その後平成元年に新性能のステンレス製の車輌のみの運行になりましたから、この歌の作曲家であり歌手であった西島三重子さんの功績は大きいと謂わねばなりません。その後平成7年に“池上線開通80周年”記念企画の一環として『池上線の名を全国に広めた』ということで特別列車”名曲池上線号“が運転され、この歌を歌った西島三重子さんも乗車されてイベントが行われましたが、幾ら乗客が増加したと謂っても76年当時の一時的なものであり、電車をボロカスに歌われ乍ら東急も懐の深い度量のある処を披露して呉れましたね。(^^)
記念企画開催時にはヒットした頃から30年以上経過しておりこの歌を歌った西島三重子さんは昭和25年生まれですからもう50歳より60歳に近い年齢になられて居り、栄枯盛衰世の倣い、殆どの方から歌手も歌も忘れられようとして居り、参加された方々はご年配の方ばかりであったでしょう。(;;)
【池上線開通80周年記念】
私は行ったことも乗ったこともありませんが、10kmは垂水から西明石位の距離であり、そんな短い路線でも事業として採算が取れるのは如何に東京の人口が多いかを物語っており愕いてしまいます。10年間東京で暮らした愚息に聞いたら朝晩は結構満員だったそうですよ。(^^)皆様も一度この悲しい恋の歌を聴かれ昔の良き時代の郷愁に浸られたら如何ですか?
それにしても“池上線”は其処が東京にあるからヒットするのであって、例えば阪急の宝塚線とか京都線では歌の題名にとして全く相応しくなく、30数年前は未だ日本の何処彼処に東京願望が立ち籠めていたからでしょう。(^^)
恋の歌を聴いて何時も思うのですが、過ぎ去った恋に対し女性は立ち直りが早く、男は何時までも未練を引き摺っているとよく謂われます。
今風に謂うと女性は過去の恋をover writeするが、男はsave as another fileすると何かで読みました。女性は新しい恋や新しい生活で過去の全てを上書きして清算してしまうが、男は保存したファイルを取り出して何時までも未練たらしく過去を振り返っているからでしょうか。
此のことは人類の生活に於いて女性の持てる資質が環境への適応度の圧倒的に高く逞しいことを意味しているのでしょう。(;;)男ってダメですね(;;)
先日の新聞記事ですが中二の少年が大阪市の児童相談所に入所した翌日相談所の指導員から顔や腹を蹴られる暴行を受け指導員は傷害罪で書類送検されたとか…(;;)児童相談所はまるでヤクザか警察ですね(;;)家では親に虐められ助けてくれる筈の相談所がこんなことではこの少年居る場所がありませんが、相談所に連れて来られるのはよくよくのことですから、殆どの児童が親にいびられ捻くれて人との付き合いが苦手で反抗的な子供だと思いましたが、親に折檻されて相談所に来る児童が捻くれているのは当然であり、その辺りを相談所が子供とじっくりと向かい合い、児童が心を開くように時間を掛けて子供の悩みを聞きながら心を解(ほぐ)して補導するのが彼等の本来の仕事であるのに、あろうことか指導員がたった一日でキレてどうしますか!お役所の悪いところは“不適材不適所”とでも言ったら良いのか、人事異動に於いて職員の能力や特性が全く考慮されることなく、場当たり的に配転されることにあります。2年前にも学校からの申し入れ全くを無視して放置し、そのため中三の少年を餓死寸前までに追い込んだ岸和田の児童相談所が社会問題になりましたが、あの時の図体ばかりでかい女性所長がその後懲戒されたなど聞いていませんから、児童相談所そのものが全く役立たずで本来の機能を果たさず、税金のムダ遣いであるように感じられます。体罰が目的なら児童相談所など解体して警察に任せたらどうですか?
兵庫県選出の鴻池祥肇官房副長官が政治家には久し振りである女性問題で職を辞しました。何でも政府がインフルエンザ騒ぎの渦中であるGW期間中に伊豆熱海方面へ女性同伴で旅行をし、然も切符は公務でもないのに国会議員の特権である無料JRパスが用いられたとか…(;;)情報源は週刊新潮ですが、以前にも此の女性を議員宿舎に泊めたことを同誌に暴露されて居ましたから、続けて監視されていたに違いなくそれにも気付かずウカウカ温泉旅行などされるとは鴻池先生も手抜かりでしたね。
此の先生は先年“お天道様は見てござる”なる本を書いて居られますが、ゴーストライターが書いたにせよ題名まで失念されるなんてこれ又皮肉な話でしたよね。(^^)この本が再版されるとは思いませんが、若し第二版を出されるのなら“週刊新潮は見てござる”に改題された方が良いでしょうか。(^^)
カナダで新型インフルに感染した大阪寝屋川高校の生徒が足止め解除で帰阪し、家族から“お帰り”と再会を喜び合った同じ日に神戸高校で渡航歴のない発病者3名のニュースには仰天しました。世の中って皮肉なものですね。此から少し宛伝播蔓延すると考えられますが、免疫力の問題ならもっと年少のものから発症するでしょうから一番頑健であるべき世代の発病が解せません。世界経済に暗雲が立ち籠めた折でもあり、明日からの株式市場が案じられますね(;;)
福岡県で行われたヴァーナルレディースはさくら選手初日68で3位発進と好スタートを切りましたが、最終日雨と風に調子を乱し6位タイとは不本意な成績でした。(;;)
来週は連続トップテンツアー新記録(9試合目)を目指して頑張って下さいね。(^^)